JPH0681773A - 油圧ショベル用ポンプの電子制御hpc装置 - Google Patents

油圧ショベル用ポンプの電子制御hpc装置

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Publication number
JPH0681773A
JPH0681773A JP23464592A JP23464592A JPH0681773A JP H0681773 A JPH0681773 A JP H0681773A JP 23464592 A JP23464592 A JP 23464592A JP 23464592 A JP23464592 A JP 23464592A JP H0681773 A JPH0681773 A JP H0681773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
flow rate
hpc
pressure
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP23464592A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Tanaka
雅之 田中
Naoyuki Moriya
直行 守屋
Kazunori Yoshino
和憲 吉野
Makoto Iga
眞 伊賀
Nobuyuki Kobayashi
伸行 小林
Manabu Tamura
学 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Publication date
Application filed by Caterpillar Mitsubishi Ltd, Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd filed Critical Caterpillar Mitsubishi Ltd
Priority to JP23464592A priority Critical patent/JPH0681773A/ja
Publication of JPH0681773A publication Critical patent/JPH0681773A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はポンプ吐出圧がシステムのリリーフ圧
に近づいても、安定した作動で、HPC状態を保持する
ことができる制御装置を提供することを目的とする。 【構成】本発明装置はポンプ4と、圧力センサー5とコ
ントローラ2を具備し、コントローラ2は操作レバー1
と圧力センサー5からの信号を入力し、選択手段15に
より操作レバー1の操作量から決まるポンプ要求流量q
l と、HPC機能から決まるポンプ要求流量qHPC の最
小化を選択して、ポンプに流量信号を出力し、ポンプ吐
出圧が設定圧1以上の状態が設定時間以上続く場合に
は、ポンプに対する要求流量を最小にしてHPC状態に
し、ポンプ吐出圧が設定圧2以下の状態が、設定時間以
上続く場合には、HPC状態を解除することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高圧カット機能を有する
油圧ショベル用ポンプの電子制御HPC装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ポンプの吐出圧がシステムのリリーフ圧
に近づいたときエネルギーロスを減らすために、従来は
ポンプの吐出圧が上昇すると、ポンプの流量指令値を減
少させる機能をもつ油圧回路により高圧カット機能(Hi
gh Pressure Cut 機能、以下HPC機能という)を実現
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
は、図5に示すようにわずかな圧力変動で、流量を最大
値(A)から最小値(B)まで変化させていたため、ゲ
インが非常に高くなり不安定であった。又、リリーフ弁
の設定圧がHPCの設定圧に近接しており、わずかな調
整のずれでHPC弁が働かずリリーフ弁のみが働くこと
があった。HPC弁とリリーフ弁が相互作用で発振する
こともあった。本発明はこれらの問題を解決する装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る油圧ショベ
ル用ポンプの電子制御HPC装置は、流量を電子制御で
きるポンプ4と、該ポンプの吐出圧を検出する圧力セン
サー5とコントローラ2を具備し、
【0005】前記コントローラ2は演算手段11,51
と1次遅れ手段12,52と選択手段15とを備えると
ともに、操作レバー1と圧力センサー5からの信号を入
力し、選択手段15により操作レバー1の操作量から決
まるポンプ要求流量(ql )と、HPC機能から決まる
ポンプ要求流量(qHPC )の最小値を選択して、ポンプ
4の斜板角アクチュエータ6にポンプ流量指令信号を出
力する装置において、圧力センサー5で検出したポンプ
吐出圧が設定圧1以上の状態が設定時間以上続く場合に
は、ポンプに対する要求流量(qHPC )を最小にしてH
PC状態にし、ポンプ吐出圧が設定圧2以下の状態が、
設定時間以上続く場合には、ポンプに対する要求流量
(qHPC )を最大にしてHPC状態を解除し、操作レバ
ーから決まる要求流量(ql )に従って、ポンプ流量が
決まることを特徴とする。
【0006】
【作用】ポンプの吐出圧を圧力センサーで検出し、その
圧力が設定圧1以上であればコントローラ2の中のタイ
マーT1を起動する。設定圧1以上の圧力が設定時間以
上続けばポンプ要求流量(qHPC )を最小にし、HPC
状態にする。
【0007】ポンプ吐出圧が設定圧2以下になればコン
トローラ2の中のタイマーT2を起動する。設定圧2以
下の圧力が設定時間以上続けばポンプ要求流量(qHPC
)を最大にもどし、HPC状態を解除する。そのため
ポンプを安定に作動させることができる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例をポンプが1台の場合を例に
して、図1〜図4に示す。
【0009】図1はポンプが1台の場合の実施例の構成
図、図2はコントローラの説明図、図3は第1実施例の
演算部アルゴリズムのフローチャートを示し、図4は第
1実施例のタイムチャートを示す。
【0010】図1の油圧ポンプ4はコントローラ2によ
りコントロールされる。コントローラ2はタイマーT1
およびタイマーT2(図示省略)を内蔵し、操作レバー
1からの要求流量信号を入力するとともに、圧力センサ
ー5からポンプ吐出圧の信号を入力し、演算結果を一次
遅れ手段と選択手段を経由してポンプ4の斜板角アクチ
ュエータ6へポンプ流量制御信号として出力する。
【0011】そして、圧力センサー5で検出したポンプ
吐出圧が設定圧1以上であれば、タイマーT1を起動す
る。(S10)。設定圧1以上の圧力が、設定時間以上
続けば、ポンプに対する要求流量(qHPC )を最小に
し、HPC状態にする(S20,S30,S31,S3
2)。
【0012】HPC状態になった後、ポンプの吐出圧が
設定圧2以下になれば、タイマーT2を起動する(S4
0)。設定圧2以下の圧力が設定時間以上続けば、ポン
プに対する要求流量(qHPC )を最大にもどし、HPC
状態を解除する(S50,S60,S61,S62)。
【0013】選択手段15は、操作レバー1の操作量か
ら決まるポンプに対する要求流量(ql )と、HPC演
算から決まるポンプに対する要求流量(qHPC )の最小
値を選択する。図3の演算部のアルゴリズムに示すよう
に、ポンプに対する要求流量は1次遅れ手段を通してい
るので、流量はなめらかに変化する。
【0014】そして、図4のタイムチャートの中央部分
に示すように、ポンプの吐出圧が短時間低下しても、設
定時間以下であれば、HPC状態の解除にはならず、ポ
ンプに対する要求流量は最小値を保持する。
【0015】従来の油圧回路によるHPCの場合ではこ
のような場合に、一瞬HPC解除となり、それによりエ
ネルギー損失を出していたが、本発明によると、無駄な
流量を出さず安定に作動させることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
【0017】(1)図4のタイムチャートに示すよう
に、油圧ポンプの吐出圧が短時間低下しても、設定時間
以下であれば、HPC状態は解除にはならず、ポンプに
対する要求流量は最小値を保持することができる。
【0018】(2)従来の油圧回路によるHPC状態の
制御方法では、このような場合に、一瞬HPC状態は解
除になっていたが、本発明によればHPC状態は解除に
はならない。この差異により本発明によれば、従来の方
法よりも、無駄な流量を出さずに安定した作動を行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例が適用される制御部分の基本構
成を示すブロック図。
【図2】図1のコントローラの説明図。
【図3】図1に示す制御部分を構成するコントローラで
行われる演算手段51における処理の内容を示すフロー
チャート。
【図4】図1に示す制御部分を構成するコントローラに
おける処理の内容を示す特性図。
【図5】従来の制御方法によるHPC機能を示す図。
【符号の説明】
1…操作レバー、2…コントローラ、3…エンジン、4
…ポンプ、5…圧力センサー、6…斜板角アクチュエー
タ、11,51…演算手段、12,52…1次遅れ手
段、15…選択手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊賀 眞 東京都港区北青山1丁目2番3号 新キャ タピラー三菱株式会社内 (72)発明者 小林 伸行 東京都港区北青山1丁目2番3号 新キャ タピラー三菱株式会社内 (72)発明者 田村 学 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流量を電子制御できるポンプ(4)と、
    該ポンプの吐出圧を検出する圧力センサー(5)とコン
    トローラ(2)を具備し、前記コントローラ(2)は演
    算手段(11,51)と1次遅れ手段(12,52)と
    選択手段(15)とを備えるとともに、操作レバー
    (1)と圧力センサー(5)からの信号を入力し、選択
    手段(15)により操作レバー(1)の操作量から決ま
    るポンプ要求流量(ql )と、HPC機能から決まるポ
    ンプ要求流量(qHPC )の最小値を選択して、ポンプ
    (4)の斜板角アクチュエータ(6)にポンプ流量指令
    信号を出力する装置において、圧力センサー(5)で検
    出したポンプ吐出圧が設定圧1以上の状態が設定時間以
    上続く場合には、ポンプに対する要求流量(qHPC )を
    最小にしてHPC状態にし、ポンプ吐出圧が設定圧2以
    下の状態が、設定時間以上続く場合には、ポンプに対す
    る要求流量(qHPC )を最大にしてHPC状態を解除
    し、操作レバーから決まる要求流量(ql )に従って、
    ポンプ流量が決まることを特徴とする油圧ショベル用ポ
    ンプの電子制御HPC装置。
JP23464592A 1992-09-02 1992-09-02 油圧ショベル用ポンプの電子制御hpc装置 Withdrawn JPH0681773A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23464592A JPH0681773A (ja) 1992-09-02 1992-09-02 油圧ショベル用ポンプの電子制御hpc装置

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JP23464592A JPH0681773A (ja) 1992-09-02 1992-09-02 油圧ショベル用ポンプの電子制御hpc装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0681773A true JPH0681773A (ja) 1994-03-22

Family

ID=16974274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23464592A Withdrawn JPH0681773A (ja) 1992-09-02 1992-09-02 油圧ショベル用ポンプの電子制御hpc装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0681773A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6202411B1 (en) 1998-07-31 2001-03-20 Kobe Steel, Ltd. Flow rate control device in a hydraulic excavator
JP2015218692A (ja) * 2014-05-21 2015-12-07 豊興工業株式会社 インバータ制御油圧ユニット
US12018460B2 (en) 2019-03-29 2024-06-25 Sumitomo Construction Machinery Co., Ltd. Excavator

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6202411B1 (en) 1998-07-31 2001-03-20 Kobe Steel, Ltd. Flow rate control device in a hydraulic excavator
JP2015218692A (ja) * 2014-05-21 2015-12-07 豊興工業株式会社 インバータ制御油圧ユニット
US12018460B2 (en) 2019-03-29 2024-06-25 Sumitomo Construction Machinery Co., Ltd. Excavator

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991102