JP4667083B2 - 油圧制御装置 - Google Patents
油圧制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4667083B2 JP4667083B2 JP2005066350A JP2005066350A JP4667083B2 JP 4667083 B2 JP4667083 B2 JP 4667083B2 JP 2005066350 A JP2005066350 A JP 2005066350A JP 2005066350 A JP2005066350 A JP 2005066350A JP 4667083 B2 JP4667083 B2 JP 4667083B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pilot pressure
- pressure
- pump discharge
- output
- variable displacement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 56
- 239000013642 negative control Substances 0.000 claims description 46
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 13
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 10
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 37
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 28
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 12
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000008569 process Effects 0.000 description 4
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 3
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 3
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 101100524646 Toxoplasma gondii ROM6 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000006399 behavior Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000011065 in-situ storage Methods 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Operation Control Of Excavators (AREA)
Description
図10では制御弁112aのスプールがニュートラル位置にある状態を示しており、この状態では、ピストン部材111aの右端部に形成された大径の受圧面を内嵌した油室113a内の作動油の出入りが禁止されるため、ピストン部材111aがロック状態となって傾転盤106aの傾きが現位置に保持され、可変容量ポンプ102aのポンプ吐出量が現在の状態に維持される。
また、制御弁112aのスプールが図10中で右側にシフトした場合には、ピストン部材111aの右端部に形成された大径の受圧面を内嵌した油室113a内の作動油の出入りが許容されると共に、ピストン部材111aの左端部に形成された小径の受圧面を内嵌した油室114a内に可変容量ポンプ102aから送出される作動油が流入し、ピストン部材111aが図10中で右方にシフトし、傾転盤106aがクロックワイズ方向に揺動して可変容量ポンプ102aにおけるポンプ吐出量が増大する。
更に、制御弁112aのスプールが図10中で左側にシフトした場合には、油室113aおよび油室114aの双方に可変容量ポンプ102aから送出される作動油が流入するが、ピストン部材111aの両端部に形成された受圧面の大小関係からピストン部材111aが図10中で左方にシフトし、傾転盤106aがカウンタークロックワイズ方向に揺動して可変容量ポンプ102aにおけるポンプ吐出量が減少する。
つまり、パワーシフト制御部104aのアクチュエータを構成するピストン部材115aには併せて3つの受圧面が形成されており、その内の一つが可変容量ポンプ102aから送出される作動油の圧力を受け、また、他の一つが可変容量ポンプ102bから送出される作動油の圧力を受けて、ピストン部材115a更には制御弁112aのスプールを図10中で左方にシフトさせ、ピストン部材111aを図10中で左方に移動させて傾転盤106aをカウンタークロックワイズ方向に揺動させて可変容量ポンプ102aのポンプ吐出量を制限することによりポンプ吐出圧力の増大に応じてポンプ吐出量を減少させて、可変容量ポンプ102aの出力、すなわち、ポンプ吐出圧力とポンプ吐出量の積算値を設定値の近傍に保持すると共に、ピストン部材115aにおける更に別の受圧面にパイロット圧調整弁108から供給される出力選択用のパイロット圧力をオーバーライドして印加することで、可変容量ポンプ102aの出力設定値それ自体をシフトさせる構造である。この際、パイロット圧調整弁108から供給される出力選択用のパイロット圧力の大きさは、エンジン回転数等の情報に基いてパイロット圧調整弁108を制御するコントローラ109によって自動的に演算され、目標エンジン回転数と実エンジン回転数の差等に応じたパワーシフトがなされる。
パワーシフト制御部104aによるパワーシフトの一例を図11に示す。図11中のf0はパイロット圧調整弁108から供給される出力選択用のパイロット圧力を最小とした場合、つまり、制限を行わない最大出力時のポンプ吐出圧力Pとポンプ吐出量Qの関係を表す関数、また、fmaxはパイロット圧調整弁108から供給される出力選択用のパイロット圧力を最大とした場合、要するに、最大のパワーシフトを行った最小出力時のポンプ吐出圧力Pとポンプ吐出量Qの関係を表す関数である。傾転盤106aを操作するピストン部材111aは図10中の左右方向に連続的に位置を変化させることが可能であるため、可変容量ポンプ102aの出力の設定値は図11中の区間Xの範囲で任意に選択可能であるが、パワーシフトの限度はピストン部材115aの3つの受圧面の大きさやピストン部材115aおよび制御弁112aにおける原位置復帰バネの弾性力の大きさ等が複雑に関連して決まるため、パワーシフトの範囲を無制限に広げるといったことは困難である。
ネガティブコントロール制御部105aによる吐出量制御の一例を図12に示す。図12中のgは流量調整用のパイロット圧力Rとポンプ吐出量Qの関係を表す関数であり、パイロット圧力RがRS以下の状態、つまり、コントロールバルブ群103のセンタバイパスからタンクラインへの戻り油が少なくなりパイロット圧力Rが下がれば、ポンプ吐出量Qの制限は解除され、パイロット圧力RがRLの状態、即ち、センタバイパスからタンクラインへの戻り油が増し、パイロット圧力Rが上昇すれば、ポンプ吐出量Qが最大限に規制される。
可変容量ポンプのポンプ吐出圧力の変化に従動させて前記可変容量ポンプのポンプ吐出量を調整することで前記可変容量ポンプの出力を設定値に保持すると共に、出力選択用のパイロット圧力を受けて前記可変容量ポンプのポンプ吐出量を調整することで前記可変容量ポンプの出力の設定値を変更するパワーシフト制御部と、
コントロールバルブのセンタバイパスからタンクラインへの戻り油の圧力と電磁制御式のパイロット圧調整弁から供給される出力選択用のパイロット圧力のうち高圧側の圧力を流量調整用のパイロット圧力の候補として選択するパイロット圧力選択手段と、
前記パイロット圧力選択手段によって候補として選択された圧力を流量調整用のパイロット圧力として出力する作動状態と、コントロールバルブのセンタバイパスからタンクラインへの戻り油の圧力を流量調整用のパイロット圧力として出力する非作動状態の何れかに前記パイロット圧力選択手段の作動状態を切り替える切替手段と、
前記パイロット圧力選択手段から出力される流量調整用のパイロット圧力の上昇に応じて前記可変容量ポンプのポンプ吐出量を減少させる方向で前記可変容量ポンプのポンプ吐出量を調整するネガティブコントロール制御部と、
前記可変容量ポンプのポンプ吐出圧力を検出する圧力センサと、
パワーシフト制御部を利用した通常のパワーシフト制御の範囲を超えて低出力側にシフトされたポンプ吐出圧力とポンプ吐出量の関係を表す関数として、前記可変容量ポンプのポンプ吐出圧力と此のポンプ吐出圧力に対応するポンプ吐出量を満たすために前記ネガティブコントロール制御部が必要とする流量調整用のパイロット圧力との関係を記憶した不揮発性の記憶手段と、
前記可変容量ポンプを駆動するエンジンのトルク出力が減少する低回転域のエンジン回転数に基いて設定された閾値とエンジン回転数の現在値とを比較し、エンジン回転数の現在値が前記閾値を下回らなければ前記切替手段により前記パイロット圧力選択手段を非作動状態とする一方、エンジン回転数の現在値が前記閾値を下回ると前記切替手段により前記パイロット圧力選択手段を作動状態とすると共に前記圧力センサで検出されたポンプ吐出圧力に基いて前記不揮発性の記憶手段から流量調整用のパイロット圧力を求め、求められた流量調整用のパイロット圧力が出力されるように前記パイロット圧調整弁を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする構成を有する。
これに対し、可変容量ポンプを駆動するエンジンのトルク出力が減少する低回転域のエンジン回転数に基いて設定された閾値をエンジン回転数の現在値が下回る状況下では、切替手段によってパイロット圧力選択手段が作動状態に切り替えられ、出力選択用のパイロット圧力とコントロールバルブのセンタバイパスからタンクラインへの戻り油の圧力のうち高圧側の圧力が選択されてネガティブコントロール制御部に流量調整用のパイロット圧力として供給されるようになる。
エンジン回転数の現在値が閾値を下回った状況下では、パイロット圧調整弁から供給される出力選択用のパイロット圧力が必然的に高くなり、結果として、出力選択用のパイロット圧力がコントロールバルブのセンタバイパスからタンクラインへの戻り油の圧力を上回ることとなり、パイロット圧力選択手段は、出力選択用のパイロット圧力をネガティブコントロール制御部に流量調整用のパイロット圧力として供給することになる。
このように、パイロット圧力選択手段が作動状態となっている場合には、制御手段は、出力選択用の通常のパイロット圧力に代えて、ポンプ吐出圧力を検出する圧力センサで検出された圧力に基づいて不揮発性の記憶手段から流量調整用のパイロット圧力を求め、パイロット圧調整弁から供給されるパイロット圧力が、不揮発性の記憶手段から求められた流量調整用のパイロット圧力となるようにパイロット圧調整弁を制御する。そして、このパイロット圧力がパイロット圧調整弁からパイロット圧力選択手段を介してネガティブコントロール制御部に供給される。
不揮発性の記憶手段には、所望するポンプ吐出圧力とポンプ吐出量の関係を表す関数、具体的には、パワーシフト制御部を利用した通常のパワーシフト制御の範囲を超えて低出力側にシフトされたポンプ吐出圧力とポンプ吐出量の関係が、ポンプ吐出圧力と該ポンプ吐出圧力に対応するポンプ吐出量を満たすためにネガティブコントロール制御部が必要とする流量調整用のパイロット圧力の関係として記憶されているので、圧力センサで検出されたポンプ吐出圧力の現在値に対応する流量調整用のパイロット圧力を不揮発性の記憶手段から求めてネガティブコントロール制御部に供給することにより、パワーシフト制御部のみを利用した通常のパワーシフト制御の範囲を超えたパワーシフトを実現することができる。
このため、可変容量ポンプのパワーシフトの範囲を従来に比べて低出力側つまり可変容量ポンプを駆動するエンジンのトルク出力が減少する領域に広げることが可能となる。
具体的には、シャトル弁2aの一方の入力ポートが、コントロールバルブ群103におけるセンタバイパスからの戻り油を流量調整用のパイロット圧力として検出するための絞り弁116aに接続される一方、シャトル弁2aの他方の入力ポートは、切替弁3aを介してパイロット圧調整弁108に接離可能に接続され、切替弁3aが作動して図1中で左方にシフトした場合、つまり、シャトル弁2aの他方の入力ポートがパイロット圧調整弁108に接続された場合においてのみ、パイロット圧調整弁108から供給される出力選択用のパイロット圧力と絞り弁116aから供給される流量調整用のパイロット圧力の大小関係がシャトル弁2aにより比較されて、相対的に高圧のパイロット圧力がネガティブコントロール制御部105aに供給される。
また、図1に示されるように切替弁3aが非作動となっている状況下では、比較対象の圧力が大気圧となる結果、シャトル弁2aは、絞り弁116aから供給される流量調整用のパイロット圧力を高圧側のパイロット圧力として定常的に選択するため、実質的な油圧回路の構成は、図10に示した従来装置と同等となる。
従って、シャトル弁2aは、出力選択用のパイロット圧力と流量調整用のパイロット圧力のうち高圧側のパイロット圧力を選択してネガティブコントロール制御部105aにパイロット圧力として供給するパイロット圧力選択手段であり、また、切替弁3aは、シャトル弁2aを作動状態、つまり、高圧側のパイロット圧力を選択する状態と、非作動状態、要するに、流量調整用のパイロット圧力を定常的に選択し続ける状態とに切り替えるための切替手段である。
シャトル弁2b,切替弁3bの構成および機能は、シャトル弁2a,切替弁3aと同様である。
このとき、例えば、関数fi上の点fi,jにおける出力を実現するためには、理論上、ポンプ吐出圧力をPi,jとし、かつ、ポンプ吐出量をQi,jとすればよいが、このような出力状態はパワーシフト制御部104a,104bによるパワーシフトを適用した通常のパワーシフトの区間Xでは不可能である。しかし、ポンプ吐出圧力Pi,jに対応して必要とされるポンプ吐出量Qi,jは、図5に示されるネガティブコントロール制御部105a,105bを利用したポンプ吐出量制御の範囲内にあるので、ネガティブコントロール制御部105a,105bに対するパイロット圧力をRi,jとすることによって、fi,jにおける出力の実現に必要とされるポンプ吐出量Qi,jを実現することが可能とある。
これと同様に、図4中の関数fi上の点fi,j=fi,0〜fi,mの全てが再現されればよいわけであるから、例えば、図6に示されるようにして、j=0〜mの全てについてポンプ吐出圧力Pi,jと該ポンプ吐出圧力Pi,jを実現するために必要とされるネガティブコントロール制御部105a,105bに対するパイロット圧力Ri,jの関係を求め、不揮発性の記憶手段として機能するROM6にファイルとして記憶させた後、圧力センサ4a,4bによってポンプ吐出圧力の総和の現在値Pを検出し、該現在値Pと略一致するポンプ吐出圧力Pi,jを図6のようなファイルから検索し、このポンプ吐出圧力Pi,jに対応するパイロット圧力Ri,jがネガティブコントロール制御部105a,105bに印加されるようにパイロット圧調整弁108に印加する電流つまりパイロット圧調整弁108から供給されるパイロット圧力を比例制御すればよいことになる。
なお、関数fiの分割数であるmの値が有限である場合、つまり、ポンプ吐出圧力Pi,jとポンプ吐出圧力Pi,j+1が不連続となる場合には、ポンプ吐出圧力の現在値Pがファイルに記憶された何れかのポンプ吐出圧力Pi,jと完全に一致するとは限らないので、通常は、ポンプ吐出圧力の現在値Pを挟む前後のポンプ吐出圧力Pi,jおよびPi,j+1と此れらに対応するパイロット圧力Ri,jおよびRi,j+1を図6のようなファイルから求めた上で、更に、比例配分の処理を行ってポンプ吐出圧力の現在値Pに厳密に対応するパイロット圧力Rを求めるようにする。
具体的には、R=Ri,j+〔(P−Pi,j)/(Pi,j+1−Pi,j)〕・(Ri,j+1−Ri,j)の演算式を利用して比例配分を実行することでパイロット圧力Rを求めるようにすればよい。
あるいは、関数fiと関数g自体を不揮発性の記憶手段としてのROM6に記憶させておき、関数fiにポンプ吐出圧力の現在値Pを代入して必要とされるポンプ吐出量Qを求め、更に、ポンプ吐出量Qを関数gに代入してパイロット圧力Rを求めるようにしても構わない。
例えば、図6に示されるようなファイルと比べてパイロット圧力Ri,jの値が大きめのファイルを図6のファイルと並列的に設け、閾値RS’<閾値RSの条件の下、RS’<Rn≦RSの状況下で図6のファイルを選択し、更に、Rn<RS’の状況下で他方のファイルを選択するようにすれば、エンジン101の回転数Rnに応じて2段階のパワーシフトが可能である。
図7に示される例では、ポンプ吐出圧力PがPmid以下の際にポンプ吐出量Qが定常的にQmax’となるように制限する必要があるので、図5の特性から明らかなように、図8に示されるようなファイルにおいて、Pi,jの項がPmid以下となる区間に対応するRi,0〜Ri,jの項に全てRmax’の値を記憶させることになる。
従って、この実施形態においては図1に示した実施形態のようなシャトル弁2a,2bは必要なく、先端側部材118aと基部側部材119aからなるピストン部材117a’と油室200a、および、先端側部材118bと基部側部材119bからなるピストン部材117b’と油室200bによってパイロット圧力選択手段が構成されることになる。
また、これとは逆に、出力選択用のパイロット圧力が流量調整用のパイロット圧力よりも大きければ、実質的なパイロット圧力選択手段として機能する基部側部材119aが図9中で左側に移動して先端側部材118aと当接し、基部側部材119aと先端側部材118aとの間の油を両者間から排除した状態、要するに、基部側部材119aを図9中で右側に押し返そうとする力を排除した状態で、出力選択用のパイロット圧力つまり相対的に高圧のパイロット圧力により、先端側部材118aが基部側部材119aもろとも図9中で左方に押されて移動することになる。
ネガティブコントロール制御部105b’における基部側部材119bと先端側部材118bおよび切替弁3bの動作については、各要素の移動の方向性が異なるのみで、実質的な作用に関しては前記と全く同様である。
1’ 油圧制御装置
2a,2b シャトル弁(パイロット圧力選択手段)
3a,3b 切替弁(切替手段)
4a,4b 圧力センサ
5 CPU(制御手段)
6 ROM(不揮発性の記憶手段)
7 RAM
8 入力回路
9 回転センサ
10 波形成形回路
11 タイマカウンタ
12 出力回路
101 エンジン
102a,102b 可変容量ポンプ
103 コントロールバルブ群
104a,104b パワーシフト制御部
105a,105b ネガティブコントロール制御部
105a’,105b’ ネガティブコントロール制御部
106a,106b 傾転盤
107a,107b 調整手段
108 パイロット圧調整弁
109,109’ コントローラ
110 制御用ポンプ
111a,111b ピストン部材
112a,112b 制御弁
113a,113b 油室
114a,114b 油室
115a,115b ピストン部材
116a,116b ネガティブコントロール圧力発生手段
117a,117b ピストン部材
117a’,117b’ ピストン部材
118a,118b 先端側部材
119a,119b 基部側部材
200a,200b 油室
Claims (1)
- 可変容量ポンプのポンプ吐出圧力の変化に従動させて前記可変容量ポンプのポンプ吐出量を調整することで前記可変容量ポンプの出力を設定値に保持すると共に、出力選択用のパイロット圧力を受けて前記可変容量ポンプのポンプ吐出量を調整することで前記可変容量ポンプの出力の設定値を変更するパワーシフト制御部と、
コントロールバルブのセンタバイパスからタンクラインへの戻り油の圧力と電磁制御式のパイロット圧調整弁から供給される出力選択用のパイロット圧力のうち高圧側の圧力を流量調整用のパイロット圧力の候補として選択するパイロット圧力選択手段と、
前記パイロット圧力選択手段によって候補として選択された圧力を流量調整用のパイロット圧力として出力する作動状態と、コントロールバルブのセンタバイパスからタンクラインへの戻り油の圧力を流量調整用のパイロット圧力として出力する非作動状態の何れかに前記パイロット圧力選択手段の作動状態を切り替える切替手段と、
前記パイロット圧力選択手段から出力される流量調整用のパイロット圧力の上昇に応じて前記可変容量ポンプのポンプ吐出量を減少させる方向で前記可変容量ポンプのポンプ吐出量を調整するネガティブコントロール制御部と、
前記可変容量ポンプのポンプ吐出圧力を検出する圧力センサと、
パワーシフト制御部を利用した通常のパワーシフト制御の範囲を超えて低出力側にシフトされたポンプ吐出圧力とポンプ吐出量の関係を表す関数として、前記可変容量ポンプのポンプ吐出圧力と此のポンプ吐出圧力に対応するポンプ吐出量を満たすために前記ネガティブコントロール制御部が必要とする流量調整用のパイロット圧力との関係を記憶した不揮発性の記憶手段と、
前記可変容量ポンプを駆動するエンジンのトルク出力が減少する低回転域のエンジン回転数に基いて設定された閾値とエンジン回転数の現在値とを比較し、エンジン回転数の現在値が前記閾値を下回らなければ前記切替手段により前記パイロット圧力選択手段を非作動状態とする一方、エンジン回転数の現在値が前記閾値を下回ると前記切替手段により前記パイロット圧力選択手段を作動状態とすると共に前記圧力センサで検出されたポンプ吐出圧力に基いて前記不揮発性の記憶手段から流量調整用のパイロット圧力を求め、求められた流量調整用のパイロット圧力が出力されるように前記パイロット圧調整弁を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする油圧制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005066350A JP4667083B2 (ja) | 2005-03-09 | 2005-03-09 | 油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005066350A JP4667083B2 (ja) | 2005-03-09 | 2005-03-09 | 油圧制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006250219A JP2006250219A (ja) | 2006-09-21 |
JP4667083B2 true JP4667083B2 (ja) | 2011-04-06 |
Family
ID=37090943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005066350A Active JP4667083B2 (ja) | 2005-03-09 | 2005-03-09 | 油圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4667083B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5015880B2 (ja) * | 2008-08-25 | 2012-08-29 | 住友建機株式会社 | 建設機械のポンプ制御回路 |
EP2613060A4 (en) * | 2010-09-02 | 2014-12-03 | Volvo Constr Equip Ab | HYDRAULIC CIRCUIT FOR CONSTRUCTION EQUIPMENT |
JP6368495B2 (ja) * | 2014-01-29 | 2018-08-01 | 株式会社小松製作所 | 作業車両及びその制御方法 |
JP6285755B2 (ja) * | 2014-03-03 | 2018-02-28 | 株式会社加藤製作所 | 作業車の油圧制御装置 |
US11280357B1 (en) * | 2018-12-26 | 2022-03-22 | Linde Hydraulics (China) Co., Ltd. | Hydraulic variable pump set and excavator |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0564506U (ja) * | 1992-02-12 | 1993-08-27 | 住友建機株式会社 | 建設機械の油圧回路 |
JP2000154803A (ja) * | 1998-11-20 | 2000-06-06 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧建設機械のエンジンラグダウン防止装置 |
JP2001254681A (ja) * | 2000-03-13 | 2001-09-21 | Kato Works Co Ltd | 可変容量ポンプの入力トルク制御回路 |
JP2001280256A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-10 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | ポンプ制御方法およびポンプ制御装置 |
JP2005163913A (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械のエンジンラグダウン抑制装置 |
JP2006017195A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Sumitomo (Shi) Construction Machinery Manufacturing Co Ltd | 建設機械の制御装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6226587U (ja) * | 1985-08-01 | 1987-02-18 | ||
JPH0633905A (ja) * | 1992-07-17 | 1994-02-08 | Yutani Heavy Ind Ltd | 特殊作業機用油圧回路 |
JPH07119703A (ja) * | 1993-10-28 | 1995-05-09 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械の油圧駆動装置 |
JPH1096251A (ja) * | 1996-09-24 | 1998-04-14 | Sumitomo Constr Mach Co Ltd | 建設機械の油圧ポンプの制御方法及び同装置 |
JPH10141110A (ja) * | 1996-10-30 | 1998-05-26 | Samsung Heavy Ind Co Ltd | 油圧式建設機械のエンジン−ポンプ制御方法 |
-
2005
- 2005-03-09 JP JP2005066350A patent/JP4667083B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0564506U (ja) * | 1992-02-12 | 1993-08-27 | 住友建機株式会社 | 建設機械の油圧回路 |
JP2000154803A (ja) * | 1998-11-20 | 2000-06-06 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧建設機械のエンジンラグダウン防止装置 |
JP2001254681A (ja) * | 2000-03-13 | 2001-09-21 | Kato Works Co Ltd | 可変容量ポンプの入力トルク制御回路 |
JP2001280256A (ja) * | 2000-03-31 | 2001-10-10 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | ポンプ制御方法およびポンプ制御装置 |
JP2005163913A (ja) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械のエンジンラグダウン抑制装置 |
JP2006017195A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Sumitomo (Shi) Construction Machinery Manufacturing Co Ltd | 建設機械の制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006250219A (ja) | 2006-09-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9546468B2 (en) | Hydraulic system of construction machine | |
JP4410640B2 (ja) | 作業車両のエンジンの負荷制御装置 | |
US10773590B2 (en) | Work vehicle | |
JP4667083B2 (ja) | 油圧制御装置 | |
WO1992013144A1 (en) | Hydraulic control system in hydraulic construction machine | |
US6922989B2 (en) | Plural pressure oil energies selective recovery apparatus and selective recovery method therefor | |
US6915631B2 (en) | Forward/backward switching control apparatus for hydraulic drive vehicle, and control method therefor | |
CN110325747B (zh) | 作业机械 | |
JP4247986B2 (ja) | 車両のステアリング制御装置 | |
JP3497877B2 (ja) | 油圧作業機の油圧駆動装置 | |
JP2011157931A (ja) | エンジンの制御装置 | |
JP4884124B2 (ja) | 建設機械の油圧制御回路 | |
US7308789B2 (en) | Hydraulic cylinder suspension method | |
JP3520301B2 (ja) | 油圧作業機のエンジン回転数の制御方法 | |
JP2005061298A (ja) | 建設機械 | |
JP2002054576A (ja) | 建設機械の油圧制御装置 | |
KR102054519B1 (ko) | 건설기계의 유압시스템 | |
JP2009275776A (ja) | 流体圧アクチュエータ制御回路 | |
JP2003184805A (ja) | 上部旋回式作業車両 | |
JP2000035005A (ja) | 油圧駆動機械の制御装置 | |
JP2004084907A (ja) | 油圧ポンプ制御方法 | |
JP6619939B2 (ja) | 液圧駆動システム | |
KR101833063B1 (ko) | 건설기계 | |
JP3241062B2 (ja) | 作業機のポンプ流量制御装置 | |
JP3308073B2 (ja) | 油圧建設機械の原動機回転数制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070727 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090930 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091006 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100518 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100630 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101214 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4667083 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |