JPH0681658A - 燃焼室への送入チャージの選択的制御手段を有する2サイクルエンジン - Google Patents
燃焼室への送入チャージの選択的制御手段を有する2サイクルエンジンInfo
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- JPH0681658A JPH0681658A JP4110909A JP11090992A JPH0681658A JP H0681658 A JPH0681658 A JP H0681658A JP 4110909 A JP4110909 A JP 4110909A JP 11090992 A JP11090992 A JP 11090992A JP H0681658 A JPH0681658 A JP H0681658A
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- F02B25/14—Engines characterised by using fresh charge for scavenging cylinders using reverse-flow scavenging, e.g. with both outlet and inlet ports arranged near bottom of piston stroke
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- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
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- F01L7/00—Rotary or oscillatory slide valve-gear or valve arrangements
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
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- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B2275/00—Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
- F02B2275/14—Direct injection into combustion chamber
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D9/00—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
- F02D9/02—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits concerning induction conduits
- F02D2009/0201—Arrangements; Control features; Details thereof
- F02D2009/0291—Throttle control device for throttle being disposed in a two-stroke engine transfer passage
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
- Supercharger (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 2サイクルエンジンの給気装置に関し、シリ
ンダー内の空気力学的制御をより良く行える給気制御装
置を提供する。 【構成】 シリンダと、加圧下でシリンダにチャージを
供給する手段21と、シリンダの壁部に設けた少なくと
も2つの吸入口20とからなる2サイクルエンジンであ
って、さらにエンジンの作動パラメータの少なくとも1
つに応じて、吸入口の流路断面を選択的に閉鎖するため
の手段30を含むことを特徴とする2サイクルエンジ
ン。選択的閉鎖手段は、たとえば吸入口20に対向して
設けられ、少なくとも2つの貫通開口部32を有する回
転プラグ30などで構成することができる。
ンダー内の空気力学的制御をより良く行える給気制御装
置を提供する。 【構成】 シリンダと、加圧下でシリンダにチャージを
供給する手段21と、シリンダの壁部に設けた少なくと
も2つの吸入口20とからなる2サイクルエンジンであ
って、さらにエンジンの作動パラメータの少なくとも1
つに応じて、吸入口の流路断面を選択的に閉鎖するため
の手段30を含むことを特徴とする2サイクルエンジ
ン。選択的閉鎖手段は、たとえば吸入口20に対向して
設けられ、少なくとも2つの貫通開口部32を有する回
転プラグ30などで構成することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの作動条件に
応じて1つまたは数個の吸入口を介して送入されるチャ
ージを選択的に制御することができる2サイクル内燃機
関に関する。本発明によれば、吸入ダクトはエンジンの
作動条件に応じて相互に異なる「絞込み」になってい
る。本発明による送入チャージの選択的制御は、以下に
定義する横断掃気型2サイクルエンジンで行うのが好ま
しい。本制御は送入されたチャージが燃料を含まない場
合に適用することができ、その場合は燃料は別の吸入口
を介して送入される。シリンダへの空気または混合炭素
化合物供給に必要な圧力源として、エンジンの外部に設
けたコンプレッサ、送風機、その他の加圧した体積、あ
るいはポンプハウジングなどの内部圧力源を用いること
ができる。
応じて1つまたは数個の吸入口を介して送入されるチャ
ージを選択的に制御することができる2サイクル内燃機
関に関する。本発明によれば、吸入ダクトはエンジンの
作動条件に応じて相互に異なる「絞込み」になってい
る。本発明による送入チャージの選択的制御は、以下に
定義する横断掃気型2サイクルエンジンで行うのが好ま
しい。本制御は送入されたチャージが燃料を含まない場
合に適用することができ、その場合は燃料は別の吸入口
を介して送入される。シリンダへの空気または混合炭素
化合物供給に必要な圧力源として、エンジンの外部に設
けたコンプレッサ、送風機、その他の加圧した体積、あ
るいはポンプハウジングなどの内部圧力源を用いること
ができる。
【0002】
【従来の技術】従来、2サイクルエンジンは、エンジン
上部に設けた少なくとも1つのシリンダと、エンジン下
部で、その主な機能からポンプハウジングと呼ばれる部
分とからなり、ポンプハウジングは「輸送管」として知
られる1つまたは数個の特定の導管を介してシリンダに
新しく気体を送り込む。気体の供給は輸送口、または開
口部を介して行う。シリンダ内で往復運動をするピスト
ンはハウジング内に気体を吸入し、シリンダ内で圧縮す
る働きをする。普通、新しい気体は調節弁などを設けた
開口部を介してポンプハウジングのレベルで吸入され
る。ピストンがシリンダ上部に移動することにより、気
体が新たにポンプハウジングに吸入され、ピストンが逆
方向に移動することにより、気体が圧縮され、ピストン
によって輸送口が開口されると、気体は所定の圧力を受
けてシリンダ内に噴射されて、シリンダ内の古い気体が
新しい気体によって掃気される。排気は輸送口とわずか
に高さを変えてシリンダ内部に設けた排気用の開口部を
通って排出される。「新鮮な気体」という場合、一般に
炭素化合物であるとないとを問わず、何らかの混合気を
指す。
上部に設けた少なくとも1つのシリンダと、エンジン下
部で、その主な機能からポンプハウジングと呼ばれる部
分とからなり、ポンプハウジングは「輸送管」として知
られる1つまたは数個の特定の導管を介してシリンダに
新しく気体を送り込む。気体の供給は輸送口、または開
口部を介して行う。シリンダ内で往復運動をするピスト
ンはハウジング内に気体を吸入し、シリンダ内で圧縮す
る働きをする。普通、新しい気体は調節弁などを設けた
開口部を介してポンプハウジングのレベルで吸入され
る。ピストンがシリンダ上部に移動することにより、気
体が新たにポンプハウジングに吸入され、ピストンが逆
方向に移動することにより、気体が圧縮され、ピストン
によって輸送口が開口されると、気体は所定の圧力を受
けてシリンダ内に噴射されて、シリンダ内の古い気体が
新しい気体によって掃気される。排気は輸送口とわずか
に高さを変えてシリンダ内部に設けた排気用の開口部を
通って排出される。「新鮮な気体」という場合、一般に
炭素化合物であるとないとを問わず、何らかの混合気を
指す。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】燃料混合気を供給す
る2サイクルエンジンの最大の難点は、前段の排気サイ
クルと次段の吸気サイクルが同時に生じ、炭化水素が燃
焼しないうちに、送入された混合気体の大半がそのまま
排気されてしまうことである。
る2サイクルエンジンの最大の難点は、前段の排気サイ
クルと次段の吸気サイクルが同時に生じ、炭化水素が燃
焼しないうちに、送入された混合気体の大半がそのまま
排気されてしまうことである。
【0004】その結果、4サイクルエンジンの場合に比
べ、大気汚染が10倍から20倍もの高値になり、深刻
な問題が生じる。同じ理由から、4サイクルエンジンよ
りも燃料消費量が50から100%多い。排気とともに
失われる未燃焼燃料を少なくするための研究が、これま
で数多く行われてきた。
べ、大気汚染が10倍から20倍もの高値になり、深刻
な問題が生じる。同じ理由から、4サイクルエンジンよ
りも燃料消費量が50から100%多い。排気とともに
失われる未燃焼燃料を少なくするための研究が、これま
で数多く行われてきた。
【0005】提案された改善策の基本概念は、たとえば
排気口がほとんど閉じるのを待って、燃料を供給するこ
とにおかれている。しかし、燃料供給を遅らせると、供
給と気化を極めて短時間(エンジン速度が高い場合は約
2から3ミリ秒)に行わねばならず、問題がおこる。
排気口がほとんど閉じるのを待って、燃料を供給するこ
とにおかれている。しかし、燃料供給を遅らせると、供
給と気化を極めて短時間(エンジン速度が高い場合は約
2から3ミリ秒)に行わねばならず、問題がおこる。
【0006】「液体燃料直接噴射」方式の2サイクルエ
ンジンの場合は、新鮮な気体には燃料が含まれていな
い。液体燃料は外部の機械的なコンプレッサまたはポン
プハウジングそのものなど、内部に設けた圧縮源を用い
て圧縮させることができる。
ンジンの場合は、新鮮な気体には燃料が含まれていな
い。液体燃料は外部の機械的なコンプレッサまたはポン
プハウジングそのものなど、内部に設けた圧縮源を用い
て圧縮させることができる。
【0007】次いで燃料を、一般に30バール以上の高
圧下で、直接燃焼室に噴射する。2サイクルエンジンに
おける燃料供給を遅らせることが可能な方式の1つで
は、混合気を空気ブラストによって噴射させる原理が採
用されている。この場合、圧縮空気を用いて燃料をシリ
ンダ内に噴射し、急激に気化させる。圧力源を得るには
いくつかの方法がある。米国特許第4、693、224号には、
加圧下の燃料を一定量収容する特定の圧縮室から燃焼室
に混合気を噴射する方法が開示されている。
圧下で、直接燃焼室に噴射する。2サイクルエンジンに
おける燃料供給を遅らせることが可能な方式の1つで
は、混合気を空気ブラストによって噴射させる原理が採
用されている。この場合、圧縮空気を用いて燃料をシリ
ンダ内に噴射し、急激に気化させる。圧力源を得るには
いくつかの方法がある。米国特許第4、693、224号には、
加圧下の燃料を一定量収容する特定の圧縮室から燃焼室
に混合気を噴射する方法が開示されている。
【0008】また別の方法として、本出願人は、仏特許
出願第2、496、757号において、ポンプハウジング内の新
鮮な気体の圧力を利用して、シリンダに燃料を空気ブラ
スト噴射することを提案した。したがって液体燃料を配
分する手段が、ポンプハウジングからの輸送管に直接連
結されている。この場合、空気がポンプハウジングで圧
縮され、少なくとも1つの特定の管を通って配分手段に
送られることにより、極めて短時間で燃料が噴射される
ことになる。非常に微細な燃料の滴は直ちに気化して燃
焼室に送られる。
出願第2、496、757号において、ポンプハウジング内の新
鮮な気体の圧力を利用して、シリンダに燃料を空気ブラ
スト噴射することを提案した。したがって液体燃料を配
分する手段が、ポンプハウジングからの輸送管に直接連
結されている。この場合、空気がポンプハウジングで圧
縮され、少なくとも1つの特定の管を通って配分手段に
送られることにより、極めて短時間で燃料が噴射される
ことになる。非常に微細な燃料の滴は直ちに気化して燃
焼室に送られる。
【0009】上記のことはすべて、チャージが送入され
2サイクルエンジンの燃焼室に送り込まれるその方法が
極めて重要であり、そのため、できるだけ厳密な制御を
行って最適の方法を採らねばならないことを意味してい
る。すなわち、エンジン効率はシリンダへの燃料噴射
と、この燃料と新しい空気の混合を左右する内部での空
気力学によってほぼ決まる。
2サイクルエンジンの燃焼室に送り込まれるその方法が
極めて重要であり、そのため、できるだけ厳密な制御を
行って最適の方法を採らねばならないことを意味してい
る。すなわち、エンジン効率はシリンダへの燃料噴射
と、この燃料と新しい空気の混合を左右する内部での空
気力学によってほぼ決まる。
【0010】そのため本出願人は、シリンダ内部に送り
込まれる新鮮な気体の流れを制限する部分を、輸送管内
部のシリンダに近い位置に1ヶ所または数ヶ所設けたこ
とを特徴とする特許を出願した。(仏特許出願第2、649、
157号)。
込まれる新鮮な気体の流れを制限する部分を、輸送管内
部のシリンダに近い位置に1ヶ所または数ヶ所設けたこ
とを特徴とする特許を出願した。(仏特許出願第2、649、
157号)。
【0011】
【問題を解決する手段】本発明は、内部でピストンが運
動するシリンダと、加圧したチャージをシリンダに供給
する手段と、シリンダ壁部に設けた少なくとも2つの吸
入口とからなる横断掃気型エンジンに関し、該吸入口を
チャージ吸入手段と協動させることを特徴とするもので
あり、したがってその目的は、この種の制御手段を大幅
に改善することにある。本発明によれば、エンジンはチ
ャージを燃焼室に供給するための手段の流路断面を、エ
ンジンの作動パラメータの少なくとも1つに応じて、選
択的にふさぐための手段を含む。
動するシリンダと、加圧したチャージをシリンダに供給
する手段と、シリンダ壁部に設けた少なくとも2つの吸
入口とからなる横断掃気型エンジンに関し、該吸入口を
チャージ吸入手段と協動させることを特徴とするもので
あり、したがってその目的は、この種の制御手段を大幅
に改善することにある。本発明によれば、エンジンはチ
ャージを燃焼室に供給するための手段の流路断面を、エ
ンジンの作動パラメータの少なくとも1つに応じて、選
択的にふさぐための手段を含む。
【0012】かかる装置の利点は、エンジンシリンダ内
部での空気力学的制御をよりよく行う点にある。この手
段は、たとえば、シリンダ軸にほぼ垂直に設けた軸を中
心に回転運動し、少なくとも1つの延長部を有する部分
から成る。流路断面を選択的に閉鎖するための手段はま
た、本発明の範囲を逸脱することなく、数個の貫通開口
部からなる回転プラグで構成することができるもので、
該プラグはシリンダ内の吸入口に対向して設ける。
部での空気力学的制御をよりよく行う点にある。この手
段は、たとえば、シリンダ軸にほぼ垂直に設けた軸を中
心に回転運動し、少なくとも1つの延長部を有する部分
から成る。流路断面を選択的に閉鎖するための手段はま
た、本発明の範囲を逸脱することなく、数個の貫通開口
部からなる回転プラグで構成することができるもので、
該プラグはシリンダ内の吸入口に対向して設ける。
【0013】本発明の一実施例によれば、回転プラグに
は断面の異なる貫通口が両側に2つずつ、合計4つ設け
られている。本発明の範囲を逸脱することなく、回転プ
ラグを互いに近接する3つの貫通開口部で構成すること
もできる。送入したチャージは、燃料を含んでも含まな
くてもよい。圧力源として、ポンプハウジング、あるい
はコンプレッサなどのエンジン外部に設けた圧力源、そ
の他公知の手段を用いることができる。
は断面の異なる貫通口が両側に2つずつ、合計4つ設け
られている。本発明の範囲を逸脱することなく、回転プ
ラグを互いに近接する3つの貫通開口部で構成すること
もできる。送入したチャージは、燃料を含んでも含まな
くてもよい。圧力源として、ポンプハウジング、あるい
はコンプレッサなどのエンジン外部に設けた圧力源、そ
の他公知の手段を用いることができる。
【0014】上記の特長により、エンジンの作動パラメ
ータの1つまたはそれ以上、特にエンジンの速度と負荷
に応じて、シリンダ内部の空気力学的運動を完全に制御
することができるようになる。
ータの1つまたはそれ以上、特にエンジンの速度と負荷
に応じて、シリンダ内部の空気力学的運動を完全に制御
することができるようになる。
【0015】
【好ましい実施例の説明】本発明のその他の特長、利点
は、以下に非制限的な例として挙げる実施例の説明と、
添付図面からより明らかになる。本発明は、好ましくは
「横断掃気型エンジン」として知られる2サイクルエン
ジンに関する。第1図は、かかるエンジンの従来例を示
す。吸入口20がシリンダの片側のみに配置され、すべ
ての排気口3がシリンダのもう一方の側にまとまって配
置され、これら2組の開口部がシリンダの軸対称面の両
側にほぼ対称をなして配置されていることから、この掃
気は横断掃気と呼ばれる。
は、以下に非制限的な例として挙げる実施例の説明と、
添付図面からより明らかになる。本発明は、好ましくは
「横断掃気型エンジン」として知られる2サイクルエン
ジンに関する。第1図は、かかるエンジンの従来例を示
す。吸入口20がシリンダの片側のみに配置され、すべ
ての排気口3がシリンダのもう一方の側にまとまって配
置され、これら2組の開口部がシリンダの軸対称面の両
側にほぼ対称をなして配置されていることから、この掃
気は横断掃気と呼ばれる。
【0016】第1図のエンジンの場合、掃気気体はポン
プハウジングから送られるが、他の圧力源からのもので
もよく、その結果矢印11で示す軌跡を描く。
プハウジングから送られるが、他の圧力源からのもので
もよく、その結果矢印11で示す軌跡を描く。
【0017】第2図はこの種の2サイクルエンジンに本
発明を適用する場合を示す。本発明によれば、選択的閉
鎖手段30が、シリンダの吸入ダクト21中に設けられ
ている。この手段30は排気管の軸1に垂直な軸31を
もつ回転プラグ形状とすることができる。プラグ30に
は、用途に合わせた形状および/または配置の貫通口3
2を少なくとも1つ具備する。したがって、プラグ30
には第3、4図に示すような貫通口32を設けることが
できる。
発明を適用する場合を示す。本発明によれば、選択的閉
鎖手段30が、シリンダの吸入ダクト21中に設けられ
ている。この手段30は排気管の軸1に垂直な軸31を
もつ回転プラグ形状とすることができる。プラグ30に
は、用途に合わせた形状および/または配置の貫通口3
2を少なくとも1つ具備する。したがって、プラグ30
には第3、4図に示すような貫通口32を設けることが
できる。
【0018】第3図では、断面の大きな開口部が2つプ
ラグの片側に配置され、断面の小さい開口部が2つプラ
グのもう一方の側に設けられている。この形状により、
気体は燃焼室で渦巻き運動を起こす。この渦巻き運動は
シリンダの軸対称面に対して対称でないため、直接噴射
方式のエンジンにおいて興味深い現象をおこす。事実、
このほぼ螺旋状の運動は燃焼室に直接送入された液体燃
料を混合し気化させるのを助け、その結果、燃焼条件が
改善される。
ラグの片側に配置され、断面の小さい開口部が2つプラ
グのもう一方の側に設けられている。この形状により、
気体は燃焼室で渦巻き運動を起こす。この渦巻き運動は
シリンダの軸対称面に対して対称でないため、直接噴射
方式のエンジンにおいて興味深い現象をおこす。事実、
このほぼ螺旋状の運動は燃焼室に直接送入された液体燃
料を混合し気化させるのを助け、その結果、燃焼条件が
改善される。
【0019】第4図は、横断掃気型エンジンに特に適し
た回転プラグ30の一例を示す。第4図に示すプラグ3
0は、大きな貫通口が中央部に、小さい開口部が中央開
口部の両側の周辺部に、それぞれ設けられている。この
配置によって、許容される流量が小さい場合にも、一般
に点火プラグが配置されている排気管の軸の周囲に向け
て吸入ガスを集中噴射できる。このことは、中心部にあ
る吸入口を閉鎖する前に、まず周辺の吸入口を閉鎖する
ことで達成される。このように、チャージの流量が小さ
くても燃焼領域の掃気が最適に行える。
た回転プラグ30の一例を示す。第4図に示すプラグ3
0は、大きな貫通口が中央部に、小さい開口部が中央開
口部の両側の周辺部に、それぞれ設けられている。この
配置によって、許容される流量が小さい場合にも、一般
に点火プラグが配置されている排気管の軸の周囲に向け
て吸入ガスを集中噴射できる。このことは、中心部にあ
る吸入口を閉鎖する前に、まず周辺の吸入口を閉鎖する
ことで達成される。このように、チャージの流量が小さ
くても燃焼領域の掃気が最適に行える。
【0020】上記のいずれの場合にも、プラグを通る気
体の流れ、すなわち、燃焼室に流入するガスは、エンジ
ンの負荷やエンジンの速度、その他エンジンの作動パラ
メータに応じて調節される。プラグ30がその軸31を
中心に回転することにより、通過するガスの流れを変え
ることができる。したがって、第4図に示すようなプラ
グ30では、特定の回転運動によって横方向の開口部へ
の流れを阻止し、ガスがすべて中央の開口部を流れるよ
うに導くことができる。
体の流れ、すなわち、燃焼室に流入するガスは、エンジ
ンの負荷やエンジンの速度、その他エンジンの作動パラ
メータに応じて調節される。プラグ30がその軸31を
中心に回転することにより、通過するガスの流れを変え
ることができる。したがって、第4図に示すようなプラ
グ30では、特定の回転運動によって横方向の開口部へ
の流れを阻止し、ガスがすべて中央の開口部を流れるよ
うに導くことができる。
【0021】上記の横断掃気型エンジンでは、ポンプハ
ウジングその他の手段を介してチャージを加圧すること
も当然可能である。さらに、選択的な断面減少手段と組
み合わせて、吸入口の開口角時間を少なくする手段を設
けることもできる。
ウジングその他の手段を介してチャージを加圧すること
も当然可能である。さらに、選択的な断面減少手段と組
み合わせて、吸入口の開口角時間を少なくする手段を設
けることもできる。
【0022】該手段60は、第5図に一例を断面図で示
すように、軸61を中心に回転自在である。この軸61
は排気管の軸1に垂直であってよく、また吸入管21の
直線部分に相当する。該手段60は吸入口20に近い位
置にあり、吸入口の口または分岐部の数だけ延長部62
が設けられている。延長部62はそれぞれ、軸61を中
心とする手段60の回転角に応じて吸入口20を多かれ
少なかれ部分的に覆っている。この回転は2つのスラス
ト、すなわち口20の上部によって規定されるスラスト
63と、シリンダブロックによって規定されるスラスト
64、によって限定するのが好ましい。第5図におい
て、手段60が吸入口20の大部分を開口する位置
(a)は実線で、手段60が口20を最大限閉口してい
る状態の位置(b)は点線で示す。
すように、軸61を中心に回転自在である。この軸61
は排気管の軸1に垂直であってよく、また吸入管21の
直線部分に相当する。該手段60は吸入口20に近い位
置にあり、吸入口の口または分岐部の数だけ延長部62
が設けられている。延長部62はそれぞれ、軸61を中
心とする手段60の回転角に応じて吸入口20を多かれ
少なかれ部分的に覆っている。この回転は2つのスラス
ト、すなわち口20の上部によって規定されるスラスト
63と、シリンダブロックによって規定されるスラスト
64、によって限定するのが好ましい。第5図におい
て、手段60が吸入口20の大部分を開口する位置
(a)は実線で、手段60が口20を最大限閉口してい
る状態の位置(b)は点線で示す。
【0023】手段60は、吸入口20の断面積を変える
ことにより、吸入管の開口時間の変更を可能にする。さ
らに、吸入口(または、その分岐部)にそれぞれ変化を
つけることにより、燃焼室におけるガスの空気力学的条
件を所定のものにすることができる。
ことにより、吸入管の開口時間の変更を可能にする。さ
らに、吸入口(または、その分岐部)にそれぞれ変化を
つけることにより、燃焼室におけるガスの空気力学的条
件を所定のものにすることができる。
【0024】第6図は、前図に垂直な断面図で吸入口2
0の開口が変化する様子を示すが、手段60の「高い」
位置(a)は線71に対応し、手段60の「低い」位置
(b)はカーブ72によって規定される。「低い」位置
(b)では、閉鎖時間が輸送管20の点によって異なる
ことになる。吸入管の軸から最も遠い地点、例えばA、
Eは、軸により近い地点B、C、Dに比べ口20の閉鎖
されている断面積が広い。この差は、各点の変位半径が
異なるために生じる。このようにして手段60によっ
て、開口角時間を減らすことと組み合わせて選択的に断
面積を減らすことが可能になる。
0の開口が変化する様子を示すが、手段60の「高い」
位置(a)は線71に対応し、手段60の「低い」位置
(b)はカーブ72によって規定される。「低い」位置
(b)では、閉鎖時間が輸送管20の点によって異なる
ことになる。吸入管の軸から最も遠い地点、例えばA、
Eは、軸により近い地点B、C、Dに比べ口20の閉鎖
されている断面積が広い。この差は、各点の変位半径が
異なるために生じる。このようにして手段60によっ
て、開口角時間を減らすことと組み合わせて選択的に断
面積を減らすことが可能になる。
【0025】第7、8、9図に示す本発明の他の実施例
によれば、吸入口20の高さで吸入管21が3つに分か
れ、この分岐管が排気軸1を含むシリンダの対称軸面に
対して、非対称に配置されている場合に、同じような閉
鎖手段を用いることができる。吸入口20をこのように
配置することにより、手段60が高い位置にあるとき、
すなわ吸入口20が全開の時、例えば第7図に矢印80
で示すような、たとえば螺旋状の非対称の動きが生じ
る。前述のように、こうした動きは液体燃料を直接噴射
する場合、特に全開状態でチャージを高くした時、非常
に好都合になる。
によれば、吸入口20の高さで吸入管21が3つに分か
れ、この分岐管が排気軸1を含むシリンダの対称軸面に
対して、非対称に配置されている場合に、同じような閉
鎖手段を用いることができる。吸入口20をこのように
配置することにより、手段60が高い位置にあるとき、
すなわ吸入口20が全開の時、例えば第7図に矢印80
で示すような、たとえば螺旋状の非対称の動きが生じ
る。前述のように、こうした動きは液体燃料を直接噴射
する場合、特に全開状態でチャージを高くした時、非常
に好都合になる。
【0026】手段60が閉鎖状態が最大になる点にある
時(第8図のカーブ92)、この動きをより対称的な動
きにすることもできる。事実、手段60がこの「低い」
位置にあるとき、周辺にある吸入口20はほぼ閉鎖され
た状態にあり、そのため、燃料室にチャージが大量に流
入できるのは、対称軸1の両側にある吸入口のうち2つ
に限られる。これら2つの口も、手段(60)がどの位
置にあろうと(手段60により)同様に閉鎖することが
望ましい。 第9図に、閉鎖手段60が低位置にある
ときの燃焼ゾーンでのガスの動きを矢印100で示す。
これにより、掃気が対称に行われる。
時(第8図のカーブ92)、この動きをより対称的な動
きにすることもできる。事実、手段60がこの「低い」
位置にあるとき、周辺にある吸入口20はほぼ閉鎖され
た状態にあり、そのため、燃料室にチャージが大量に流
入できるのは、対称軸1の両側にある吸入口のうち2つ
に限られる。これら2つの口も、手段(60)がどの位
置にあろうと(手段60により)同様に閉鎖することが
望ましい。 第9図に、閉鎖手段60が低位置にある
ときの燃焼ゾーンでのガスの動きを矢印100で示す。
これにより、掃気が対称に行われる。
【0027】低チャージ時には延長部を選択的に低位置
に設定するのが好ましく、高チャージに調節する場合は
全開状態になる高位置を選択する。当該技術分野の熟練
者であれば、開口角時間ならびに燃焼室内部でのガスの
内部空気力学にとって、手段60の断面形状(プロフィ
ール)が重要であることが理解されよう。
に設定するのが好ましく、高チャージに調節する場合は
全開状態になる高位置を選択する。当該技術分野の熟練
者であれば、開口角時間ならびに燃焼室内部でのガスの
内部空気力学にとって、手段60の断面形状(プロフィ
ール)が重要であることが理解されよう。
【0028】エンジンの作動パラメータの少なくとも1
つに合わせて手段60の回転を制御するには、公知の手
段を用いればよい。ループ掃気型エンジンの場合のよう
に、圧力源はポンプハウジング、その他の手段で構成す
ることができる。熟練技術者にとって、本発明の範囲を
逸脱することなく、上記の非限定的な実施例から種々の
変形や修正が可能であることは容易に理解できよう。
つに合わせて手段60の回転を制御するには、公知の手
段を用いればよい。ループ掃気型エンジンの場合のよう
に、圧力源はポンプハウジング、その他の手段で構成す
ることができる。熟練技術者にとって、本発明の範囲を
逸脱することなく、上記の非限定的な実施例から種々の
変形や修正が可能であることは容易に理解できよう。
【図1】ポンプハウジングの圧力により送入をうける従
来の横断掃気型2サイクルエンジンの縦方向切欠き図。
来の横断掃気型2サイクルエンジンの縦方向切欠き図。
【図2】図1の線A−Aに沿った、本発明による2サイ
クルエンジンの断面図。
クルエンジンの断面図。
【図3、図4】本発明の回転プラグの実施例のいくつか
を示す図。
を示す図。
【図5】断面積と開口角時間を制御するための追加シス
テムを装備した、本発明によるエンジンの部分縦断面
図。
テムを装備した、本発明によるエンジンの部分縦断面
図。
【図6】図5の断面の軸に垂直な軸に沿った縦断面であ
って、追加制御システムの前面を示す図。
って、追加制御システムの前面を示す図。
【図7】本発明による他の実施例であって、口が全開状
態にある場合の燃焼室内部でのガスの動きを示す概略斜
視図。
態にある場合の燃焼室内部でのガスの動きを示す概略斜
視図。
【図8】図6に示したものと同様、本発明の追加制御シ
ステムの他の実施例を示す横断面図。
ステムの他の実施例を示す横断面図。
【図9】図8に示したものと同様、本発明の実施例を示
す概略斜視図であるが、吸入口が最も閉鎖された状態を
示す図。
す概略斜視図であるが、吸入口が最も閉鎖された状態を
示す図。
フロントページの続き (72)発明者 ガエタン モニエ 92500 フランス国 リュエーユ マルメ ゾン リュー デュ ドクトール ギオニ ス 100番 (72)発明者 ティエリィー コーリュー 78150 フランス国 ロ シェネ アブニ ュー ジャーン・レジェ 88番
Claims (12)
- 【請求項1】 内部でピストンが運動するシリンダと、
該シリンダに加圧下のチャージを送入するための手段
(6、8;21)と、該シリンダの壁部に設けた少なく
とも2つの吸入口(20)からなる横断掃気型2サイク
ルエンジン、該吸入口が該チャージ供給手段と協動し、
さらに、エンジンの作動パラメータの少なくとも1つに
応じて、該吸入口(20)の少なくとも2つの流路断面
を異なる大きさに閉鎖するための手段(3、60)から
なることを、特徴とする横断掃気型2サイクルエンジ
ン。 - 【請求項2】 該吸入口を選択的に閉鎖する手段が、す
くなくとも2つの貫通開口部(32)からなる少なくと
も1つの回転閉鎖部材(30)であって、該部材が前記
吸入口(20)に対向して設けることを特徴とする、特
許請求の範囲第1項に記載の2サイクルエンジン。 - 【請求項3】 該回転閉鎖部材(30)が2つずつ断面
積の異なる4つの貫通開口部であることを特徴とする、
特許請求の範囲第2項に記載の2サイクルエンジン。 - 【請求項4】 断面積の大きい2つの開口部が互いに並
んで配置されていることを特徴とする、特許請求の範囲
第3項に記載の2サイクルエンジン。 - 【請求項5】 断面積の大きい2つの開口部が回転閉鎖
部材(30)の中央部分に配置されていることを特徴と
する、特許請求の範囲第3または4項のいずれかに記載
の2サイクルエンジン。 - 【請求項6】 閉鎖部材(30)が互いに接近して、か
つガスの排気(1)に対して非対称的に配置された3つ
の開口部であることを特徴とする、特許請求の範囲第1
または2項のいずれかに記載の2サイクルエンジン。 - 【請求項7】 流路断面を選択的に閉鎖するための手段
が、チャージを供給するための管(21)の直線部分に
属し軸(61)を中心に運動する少なくとも1つの部
(60)であって、該部(60)には吸入口(20)近
くに位置する延長部(62)が少なくとも1つ設けら
れ、該手段(60)の回転によって口の開口角時間を調
節することができ、またエンジンの作動パラメータの少
なくとも1つに応じて、該口(21)の少なくとも2つ
を異なる大きさに閉鎖することができることを特徴とす
る、特許請求の範囲第1項に記載の2サイクルエンジ
ン。 - 【請求項8】 該手段(60)が2つの位置(a、b)
間を移動することにより、燃焼室内部におけるチャージ
の空気力学を所定の状態にすることができることを特徴
とする、特許請求の範囲第7項に記載の2サイクルエン
ジン。 - 【請求項9】 該チャージが燃料を含むことを特徴とす
る、特許請求の範囲のいずれかに記載の2サイクルエン
ジン。 - 【請求項10】 該チャージが基本的には空気からなる
ことを特徴とする、特許請求の範囲のいずれかに記載の
2サイクルエンジン。 - 【請求項11】 加圧下のチャージの供給源を構成する
ポンプハウジングからなることを特徴とする、特許請求
の範囲のいずれかに記載の2サイクルエンジン。 - 【請求項12】 加圧下のチャージの供給源として用い
るための外部手段からなることを特徴とする、特許請求
の範囲第1乃至10項のいずれかに記載の2サイクルエ
ンジン。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR91/04.006 | 1991-04-03 | ||
FR9104006A FR2674906A1 (fr) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | Moteur a deux temps a controle selectif de la charge introduite dans la chambre de combustion. |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0681658A true JPH0681658A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=9411391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4110909A Pending JPH0681658A (ja) | 1991-04-03 | 1992-04-03 | 燃焼室への送入チャージの選択的制御手段を有する2サイクルエンジン |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5285753A (ja) |
EP (1) | EP0507648B1 (ja) |
JP (1) | JPH0681658A (ja) |
DE (1) | DE69200532T2 (ja) |
FR (1) | FR2674906A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4303496A1 (de) * | 1993-02-06 | 1994-08-11 | Christian Bartsch | Zweitakt-Brennkraftmaschine |
US6079379A (en) | 1998-04-23 | 2000-06-27 | Design & Manufacturing Solutions, Inc. | Pneumatically controlled compressed air assisted fuel injection system |
US6273037B1 (en) | 1998-08-21 | 2001-08-14 | Design & Manufacturing Solutions, Inc. | Compressed air assisted fuel injection system |
US6293235B1 (en) | 1998-08-21 | 2001-09-25 | Design & Manufacturing Solutions, Inc. | Compressed air assisted fuel injection system with variable effective reflection length |
GB2453593A (en) * | 2007-10-12 | 2009-04-15 | Gordon Mcnally | Turbo valve gas seal system for i.c. engine rotary valve |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2675789A (en) * | 1954-04-20 | Internal-combustion engine | ||
US2473164A (en) * | 1949-06-14 | Two-cycle engine | ||
US2113979A (en) * | 1934-12-01 | 1938-04-12 | Whitworth & Co | Scavenging of two-stroke internal combustion engines |
DE932639C (de) * | 1934-12-02 | 1955-09-05 | Daimler Benz Ag | Zweitaktbrennkraftmaschine |
US2110754A (en) * | 1935-11-30 | 1938-03-08 | Alston Charles Henry Thomas | Combustion engine |
US2214047A (en) * | 1938-11-14 | 1940-09-10 | John F Tulloch | Throttle control in internal combustion engine |
DE865233C (de) * | 1940-06-21 | 1953-02-02 | Auto Union A G | Gemischverdichtende Zweitaktbrennkraftmaschine |
US2474879A (en) * | 1945-10-02 | 1949-07-05 | Edward A Winfield | Internal-combustion engine |
US2440726A (en) * | 1945-10-15 | 1948-05-04 | Karl K Probst | Internal-combustion engine |
US2797672A (en) * | 1953-10-23 | 1957-07-02 | Technical Engineering Service | Two-stroke-cycle internal combustion engine |
JPS58101207A (ja) * | 1981-12-11 | 1983-06-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 2サイクル内燃機関の掃気管制装置 |
JPS58178822A (ja) * | 1982-04-13 | 1983-10-19 | Nippon Clean Engine Res | 2サイクル内燃機関 |
JPS6235019A (ja) * | 1985-08-06 | 1987-02-16 | Yamaha Motor Co Ltd | 2サイクルエンジンの吸気装置 |
JPS63309717A (ja) * | 1987-06-12 | 1988-12-16 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 2サイクルエンジンの吸気部の構造 |
DE3933105A1 (de) * | 1988-10-13 | 1990-04-19 | Volkswagen Ag | Zweitakt-brennkraftmaschine mit einer ladungswechselsteuerung nach art einer rueckschiebesteuerung |
JPH02169818A (ja) * | 1988-12-21 | 1990-06-29 | Fuji Heavy Ind Ltd | 2サイクルエンジン |
IT1229378B (it) * | 1989-05-30 | 1991-08-08 | Cagiva Motor | Dispositivo per la variazione della direzione di afflusso di combustibile in un cilindro di un motore, in particolare a due tempi per motocicli. |
US4919088A (en) * | 1989-06-21 | 1990-04-24 | General Motors Corporation | Two cycle engine scavenging heat control |
GB9012349D0 (en) * | 1990-06-02 | 1990-07-25 | Jaguar Cars | Two stroke engines |
-
1991
- 1991-04-03 FR FR9104006A patent/FR2674906A1/fr active Granted
-
1992
- 1992-03-20 DE DE69200532T patent/DE69200532T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-03-20 EP EP92400763A patent/EP0507648B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-03 US US07/863,030 patent/US5285753A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-04-03 JP JP4110909A patent/JPH0681658A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69200532D1 (de) | 1994-11-24 |
EP0507648B1 (fr) | 1994-10-19 |
FR2674906B1 (ja) | 1995-01-13 |
DE69200532T2 (de) | 1995-02-23 |
US5285753A (en) | 1994-02-15 |
FR2674906A1 (fr) | 1992-10-09 |
EP0507648A1 (fr) | 1992-10-07 |
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