JPH0681494U - 物干し器具 - Google Patents

物干し器具

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JPH0681494U
JPH0681494U JP2296393U JP2296393U JPH0681494U JP H0681494 U JPH0681494 U JP H0681494U JP 2296393 U JP2296393 U JP 2296393U JP 2296393 U JP2296393 U JP 2296393U JP H0681494 U JPH0681494 U JP H0681494U
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JP2296393U
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Inventor
本 康 男 岩
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タイヨー産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不使用時、物干し竿を支持する第1の支持棒
及び第2の支持棒の突出量の低減化を図った物干し器具
を提供することを目的としている。 【構成】 物干し器具5は、物干し竿20(21)を保持す
る第1の保持部13(14)を有して物干し竿20(21)を支
持するための第1の支持棒7と、物干し竿20(21)を保
持する第2の保持部14(14' )を有して物干し竿20(2
1)を支持するための第2の支持棒7’と、該第1、第
2の支持棒7、7’の一端側をそれぞれ相手部材に係止
すると共に第1、第2の支持棒7、7’と前記相手部材
との連結部に第1、第2の支持棒7、7’を前記相手部
材から略水平方向に且つ平行に所定量突出した使用位置
と第1、第2の支持棒7’を前を前記使用位置から前記
相手部材を中心として略水平方向に略90度回動した格
納位置とに移動自在な調整手段8、8’を設けたもので
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、洗濯物を天日で乾燥する際に使用する物干し器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の物干し具100 は、図11に示すように、フェンス101 の室内側に取り付け られ、複数の構成片102 をピン103 で連結した一対の支持棒104 を有し(便宜上 一方のみを示す。)、一対の支持棒104 の一端側をフェンス101 に連結してフェ ンス101 から略水平方向に所定量突出すると共に互いに平行に維持している。
【0003】 一対の支持棒104 は構成片102 の作動によって略水平方向(矢印方向)に伸縮 自在である。つまり、使用時には、一対の支持棒104 を伸長して突出量を増加し 、保持具105 、106 で、物干し竿107 、108 を保持する。一方、不使用時には、 一対の支持棒104 を縮小して突出量を低減させている。
【0004】 このように、不使用時に一対の支持棒104 による突出量の低減化を図っている のは、狭いベランダ上の人の通行をスムーズにしたり、フェンス101 付近に植木 鉢等の物を置くことを可能にする等他の目的に有効にスペースを活用することが できるようにするためである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のものにあっては、一対の支持棒を突出方向に折り畳んで その突出量の減少化を図っているが、その量はまだ大きいという問題点があった 。
【0006】 本考案は、前記した従来の問題点を除去した物干し器具を提供することを目的 としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の物干し器具おいては、物干し竿を保持す る第1の保持部を有して前記物干し竿を支持するための第1の支持棒と、前記物 干し竿を保持する第2の保持部を有して前記物干し竿を支持するための第2の支 持棒と、該第1、第2の支持棒の一端側をそれぞれ相手部材に係止すると共に前 記第1、第2の支持棒と前記相手部材との連結部に前記第1、第2の支持棒を前 記相手部材から略水平方向に且つ平行に所定量突出した使用位置と前記第1、第 2の支持棒を前記使用位置から前記相手部材を中心として略水平方向に略90度 回動した格納位置とに移動自在な調整手段を設けたものである。
【0008】 又、本考案の物干し器具おいては、物干し竿を保持する第1の保持部を有して 前記物干し竿を支持するための第1の支持棒と、前記物干し竿を保持する第2の 保持部を有して前記物干し竿を支持するための第2の支持棒と、該第1、第2の 支持棒の一端側をそれぞれ相手部材に係止すると共に前記第1、第2の支持棒と 前記相手部材との連結部に前記第1、第2の支持棒を前記相手部材から略水平方 向に且つ平行に所定量突出した使用位置と前記第1、第2の支持棒を前記使用位 置から前記相手部材を中心として略水平方向に略90度回動した格納位置とに移 動自在な調整手段を設け、該第1の保持部は、前記第1の支持棒より立設した第 1の立設部と、前記第1の支持棒の第1の立設部より自由端側であって前記第1 の支持棒と略直角方向に張り出す第1の張り出し部と、この第1の張り出し部に 連接して立上がる第1の立上がり部と、この第1の立上がり部と前記第1の立設 部を接続する第1の連接部とよりなり、前記第2の保持部は、前記第2の支持棒 より立設した第2の立設部と、前記第2の支持棒の第2の立設部より自由端側で あって前記第2の支持棒と略直角方向に張り出す第2の張り出し部と、この第2 の張り出し部に連接して立上がる第2の立上がり部と、この第2の立上がり部と 前記第2の立設部を接続する第2の連接部とよりなり、前記第1の張り出し部と 前記第2の張り出し部が同じ側に張り出しているものである。
【0009】 又、本考案の物干し器具おいては、物干し竿を保持する第1の保持部及び第3 の保持部を有して前記物干し竿を支持するための第1の支持棒と、前記物干し竿 を保持する第2の保持部及び第4の保持部を有して前記物干し竿を支持するため の第2の支持棒と、該第1、第2の支持棒の一端側をそれぞれ相手部材に係止す ると共に前記第1、第2の支持棒と前記相手部材との連結部に前記第1、第2の 支持棒を前記相手部材から略水平方向に且つ平行に所定量突出した使用位置と前 記第1、第2の支持棒を前記使用位置から前記相手部材を中心として略水平方向 に略90度回動した格納位置とに移動自在な調整手段を設け、該第1の保持部は 、前記第1の支持棒より立設した第1の立設部と、前記第1の支持棒の第1の立 設部より自由端側であって前記第1の支持棒と略直角方向に張り出す第1の張り 出し部と、この第1の張り出し部に連接して立上がる第1の立上がり部と、この 第1の立上がり部と前記第1の立設部を接続する第1の連接部とよりなり、前記 第2の保持部は、前記第2の支持棒より立設した第2の立設部と、前記第2の支 持棒の第2の立設部より自由端側であって前記第2の支持棒と略直角方向に張り 出す第2の張り出し部と、この第2の張り出し部に連接して立上がる第2の立上 がり部と、この第2の立上がり部と前記第2の立設部を接続する第2の連接部と よりなり、前記第3の保持部は、前記第3の支持棒より立設した第3の立設部と 、前記第1の支持棒の第3の立設部より自由端側であって前記第1の支持棒と略 直角方向に張り出す第3の張り出し部と、この第3の張り出し部に連接して立上 がる第3の立上がり部と、この第3の立上がり部と前記第3の立設部を接続する 第3の連接部とよりなり、前記第4の保持部は、前記第2の支持棒より立設した 第4の立設部と、前記第2の支持棒の第4の立設部より自由端側であって前記第 2の支持棒と略直角方向に張り出す第4の張り出し部と、この第4の張り出し部 に連接して立上がる第4の立上がり部と、この第4の立上がり部と前記第4の立 設部を接続する第4の連接部とよりなり、前記第1の保持部と前記第2の保持部 を同じ高さに位置させると共に前記第3の保持具と前記第4の保持具を同じ高さ に位置させ、又、前記第1の保持部と前記第3の保持具を異なる高さに位置させ ると共に前記第1の張り出し部と前記第2の張り出し部と前記第3の張り出し部 と前記第4の張り出し部が共に同じ側に張り出しているものである。
【0010】
【作用】
上記のように構成された物干し器具にあっては、調整手段により、第1、第2 の支持棒を相手部材から略水平方向に且つ平行に所定量突出した使用位置と第1 、第2の支持棒を前記使用位置から前記相手部材を中心として略水平方向に略9 0度回動した格納位置とに移動することができる。
【0011】 又、物干し竿を手で持ち上げて第1、第2の支持棒を回動させるように作用さ せると、物干し竿が第1の連接部及び第2の連接部に当接して第1、第2の保持 部が第1、第2の支持棒と共に回動する。
【0012】
【実施例】
図1は、本考案の斜視図であり、1はベランダで、ベランダ1上には手すり2 、棚3からなるフェンス4が設けられている。フェンス4の内側、即ち、室内側 には物干し器具5が設けられている。
【0013】 物干し器具5は、略垂直に配置した一対の相手部材としての第1の支柱6及び 第2の支柱6’を有する。
【0014】 第1の支柱6及び第2の支柱6’は、横断面が略円形で、略同径に設定されて いると共にブラケット7a、7'a を用いてフェンス4に係止されている。
【0015】 又、二本の支柱(第1の支柱6及び第2の支柱6’)は、略同径、略同寸法に 設定されている。二本の支持棒(第1の支持棒7及び第2の支持棒7’)は、略 同じ高さに略水平に配置されていると共に二本の支持棒(第1の支持棒7及び第 2の支持棒7’)の一端側はそれぞれ支柱(第1の支柱6及び第2の支柱6’) に接続されている。そして、二本の支持棒7、7’と支柱6、6’とは調整手段 、例えば、T字形の筒継手8、8’によって連結されている。
【0016】 筒継手8、8’は、図2、図3に示すように垂直部9、9’と水平部10、1 0’とを有し、水平部10、10’内に第1の支持棒7、第2の支持棒7’を固 定している。垂直部9、9’内には第1の支柱6、第2の支柱6’が挿入され、 垂直部9、9’の内径は、筒継手8、8’が第1の支柱6、第2の支柱6’に沿 って上下方向に昇降自在でしかも、図2のように第1の支柱6、第2の支柱6’ に対して相対回転自在な値に設定されている。
【0017】 又、垂直部9、9’の下端面には、水平部10、10’の真下に相当する位置 と、真下を基準とする両側の略90度の位置に切欠き11、11’が設けられて いる。
【0018】 一方、支柱(第1の支柱6及び第2の支柱6’)であって筒継手8、8’より も下方には、室内側へ設けて突出したストッパ12、12’を略同じ高さに設け てある。ストッパ12、12’は切欠き11、11’内へと没入できる寸法に設 定してある。切欠き11、11’とストッパ12、12’とによりロック手段を 構成している。
【0019】 上記構成により、図1、図2、図4、図6に示すように、ストッパ12、12 ’を切欠き11、11’に没入すると、その係合力で筒継手8、8’の回転が規 制され、結果的に第1の支持棒7、第2の支持棒7’が当該位置に位置決めされ 係止される。
【0020】 一方、図3に示すように、筒継手8、8’を上昇させてストッパ12、12’ を切欠き11、11’から退出させると前記係合力が解除され、結果的に第1の 支持棒7、第2の支持棒7’は、第1の支柱6、第2の支柱6’を中心として略 水平方向に回転自在となる。
【0021】 さらに、二本の支持棒(第1の支持棒7及び第2の支持棒7’)には、それぞ れ軸心方向の対応する位置の異なる高さに第1の保持部13(第2の保持部13 ’)、第3の保持部14(第4の保持部14’)が固定されている。
【0022】 第1の支持棒7(第2の支持棒7’)の上部に設けた第1の保持部13(第2 の保持部13’)は、第1の支持棒7(第2の支持棒7’)より立設した第1の 立設部15(第2の立設部15’)と、第1の支持棒7(第2の支持棒7’)の 第1の立設部15(第2の立設部15’)より自由端側であって第1の支持棒7 (第2の支持棒7’)と略直角方向に張り出す第1の張り出し部19(第2の張 り出し部19’)と、この第1の張り出し部19(第2の張り出し部19’)に 連接して立上がる第1の立上がり部18(第2の立上がり部18’)と、この第 1の立上がり部18(第2の立上がり部18’)と第1の立設部15(第2の立 設部15’)を接続する第1の連接部16(第2の連接部16’)とよりなり、 第1の張り出し部19と第2の張り出し部19’が同じ側(図示では、左)に張 り出している。
【0023】 こうして、第1の立設部15(第2の立設部15’)と第1の連接部16(第 2の連接部16’)と第1の支持棒7(第2の支持棒7’)とにより囲まれた空 間A(A’)を形成している。
【0024】 又、第1の支持棒7(第2の支持棒7’)の下部に設けた第3の保持部13’ (第4の保持部13’’’)は、第1の支持棒7(第2の支持棒7’)より立設 した第3の立設部15’’(第4の立設部15’’’)と、第1の支持棒7(第 2の支持棒7’)の第3の立設部15’’(第4の立設部15’’’)より自由 端側であって第1の支持棒7(第2の支持棒7’)と略直角方向に張り出す第3 の張り出し部19’’(第4の張り出し部19’’’)と、この第3の張り出し 部19’’(第4の張り出し部19’’’)に連接して立上がる第3の立上がり 部18’’(第4の立上がり部18’’’)と、この第3の立上がり部18’’ (第4の立上がり部18’’’)と第3の立設部15’’(第4の立設部15’ ’’)を接続する第3の連接部16’’(第4の連接部16’’’)とよりなり 、第3の張り出し部19’’と第4の張り出し部19’’’が同じ側(図示では 、左)に張り出している。
【0025】 こうして、第3の立設部15’’(第4の立設部15’’’)と第3の連接部 16’’(第4の連接部16’’’)と第1の支持棒7(第2の支持棒7’)と により囲まれた空間B(B’)を形成している。
【0026】 第1の保持部13(第2の保持部13’)と第3の保持部14(第4の保持部 14’)とは、物干し竿20が略水平方向に移動自在な寸法に設定してある。
【0027】 第1の支持棒7(第2の支持棒7’)の下部に設けた第3の保持部14(第4 の保持部14’)は第3の立設部15’’(第4の立設部15’’’)、第3の 立上がり部18’’(第4の立上がり部18’’’)が下方へ伸びている点以外 は、第1の保持部13(第2の保持部13’)と同様に構成してある。
【0028】 上記構成において、使用時には図1、図2、図4に示すように二本の支持棒( 第1の支持棒7、第2の支持棒7’)を、支柱(第1の支柱6及び第2の支柱6 ’)同士を結ぶ線分(図示せず)に対して略直交する方向に突出した使用位置に 停止し、ストッパ12(12’)と切欠き11(11’)との係合により第1の 支持棒7(第2の支持棒7’)を位置決め固定する。
【0029】 このように、二本の支持棒(第1の支持棒7、第2の支持棒7’)が使用位置 にある際には、物干し竿20,21は第1の保持部13(第2の保持部13’) 、第3の保持部14(第4の保持部14’)によって支持されている。そして、 そのまま物干し竿20を持ち上げると、物干し竿20は第1の保持部13(第2 の保持部13’)の第1の連接部16(第2の連接部16’)に接触し、物干し 竿21は支持棒(第1の支持棒7、第2の支持棒7’)に接触するため、支持棒 (第1の支持棒7、第2の支持棒7’)も一緒に持ち上がる。
【0030】 すると、支持棒(第1の支持棒7、第2の支持棒7’)と一緒に筒継手8、8 ’も上昇して前記係合力が解除され、支持棒(第1の支持棒7、第2の支持棒7 ’)が回転自在な状態となる。更に、物干し竿20,21に対して支柱(第1の 支柱6及び第2の支柱6’)側、具体的には、図2の支柱(第1の支柱6及び第 2の支柱6’)の向かって右側へ向けて略水平に押圧力を加えると、押圧力は第 1の保持部13(第2の保持部13’)、第3の保持部14(第4の保持部14 ’)を介して支持棒(第1の支持棒7、第2の支持棒7’)に伝達されると共に 物干し竿20,21は、略水平方向に移動する。
【0031】 その結果、二本の支持棒(第1の支持棒7、第2の支持棒7’)は、支柱(第 1の支柱6及び第2の支柱6’)を中心として略水平方向(同じ方向に)に回動 し、図6に示すように格納位置へ移動し、略一直線上となる。ここで、物干し竿 20,21を下げると筒継手8、8’が下降し、再びストッパ12、12’が切 欠き11、11’内に没入し、支持棒(第1の支持棒7、第2の支持棒7’)が 格納位置に位置決め固定される。
【0032】 このように、支持棒(第1の支持棒7、第2の支持棒7’)を格納位置へ移動 すれば、支持棒(第1の支持棒7、第2の支持棒7’)は、支柱(第1の支柱6 及び第2の支柱6’)同士を結ぶ線分と略面一となる。
【0033】 従って、不使用時における支持棒(第1の支持棒7、第2の支持棒7’)の突 出方向の占有領域を略完全に除去することができる。
【0034】 又、ロック手段により支持棒(第1の支持棒7、第2の支持棒7’)を使用位 置,格納位置にそれぞれ固定できるため、支持棒(第1の支持棒7、第2の支持 棒7’)が不用意にガタつくこともない。
【0035】 なお、上記実施例において、第1の保持部13(第2の保持部13’)、第3 の保持部14(第4の保持部14’)は、支持棒(第1の支持棒7、第2の支持 棒7’)を格納位置まで回動した場合でも、物干し竿20、21が脱落しないよ うな間隔に配置してあることは勿論である。
【0036】 又、第1の保持部13(第2の保持部13’)、第3の保持部14(第4の保 持部14’)はいずれか一方のみを設けても良いし、支持棒を第1の支持棒7と 第2の支持棒7’と二本設けたが、三本以上設けても良い。
【0037】 次に、図7、図8記載のものを使って、第二実施例を説明する。
【0038】 本実施例では第1の保持部13、第2の保持部13’(第3の保持部14、第 4の保持部14’)の第1の連接部16、第2の連接部16’(第3の連接部1 6’’、第4の連接部16’’’)が内側、即ち、第1の保持部13、第2の保 持部13’同士、第3の保持部14、第4の保持部14’同士で互いに近接する 内側に張り出している点が第一実施例と相違している。
【0039】 この第二実施例では、使用位置で第一実施例と同様にして固定を解除した後、 二本の支持棒(第1の支持棒7、第2の支持棒7’)を掴んで互いに逆の方向、 即ち外側に回転することにより、図8記載のように格納位置に到達する。本実施 例でも第一実施例と同様の効果を得られる。
【0040】 次に、図9は第三実施例であり、便宜上一本の第2の支持棒7’の構成を示し ている。第2の支持棒7’には軸心方向に沿って異なる高さに金具22,23を 設けてある。第2の支持棒7’の上部に設けた金具22は、第2の支持棒7’の 軸心に対して略垂直に設けた回転軸24と、該回転軸24から略水平方向に外側 へ放射状に設けた三本の基部25と、複数の基部25の自由端から略垂直に上方 へ伸び、かつ内側へ屈曲した形状のフック26とを有し、各フック26の内側の 空間を各支持部Dとしてある。支持部Dの寸法は物干し竿が略水平方向に移動自 在な値に設定してある。
【0041】 又、第2の支持棒7’の下部に設けた金具23は、第2の支持棒7’の軸心に 対して略垂直に設けた回転軸27と、該回転軸24から略水平方向に外側へ放射 状に張り出し、かつ上方へ屈曲したフック28とを有し、各フック26の上側の 空間を各支持部Eとしてある。そのほかは第一実施例と同様に構成してある。
【0042】 そして、二本の支持棒(第1の支持棒7、第2の支持棒7’)が使用位置にあ る際には、物干し竿20,21は金具22,23のフック26,28のうちのい ずれかの支持部D,Eによって支持されている。そして、金具11に支持されて いる物干し竿20を持ち上げると、物干し竿20はフック26に接触するため、 支持棒(第1の支持棒7、第2の支持棒7’)も一緒に持ち上がる。
【0043】 すると、支持棒(第1の支持棒7、第2の支持棒7’)と一緒に筒継手8’も 上昇し、第一実施例と同様の作用で位置決め固定が解除される。つぎに、物干し 竿20に対して第2の支柱6’側へ向けて略水平に押圧力を加えると、押圧力は 金具22を介して第2の支持棒7’に伝達される。
【0044】 その結果、金具22,23は第2の支持棒7’に対して回転軸24,27を中 心として略水平方向に相対回転するとともに、第2の支持棒7’は第2の支柱6 ’を中心として略水平方向に回転し、格納位置へ移動する。
【0045】 ここで、物干し竿20,21を下げると筒継手8’が下降し、再び第2の支持 棒7’は位置決め固定される。このように、第三実施例でも第一実施例と同様の 効果を得られる。
【0046】 又、本実施例ではフック26同士、フック28同士の形状が全て同一であるた め、び第2の支持棒7’の支持棒7をいずれの方向にも回転できるという別の効 果を得られる。
【0047】 図10は第四実施例を示している。図示しない一本の支持棒の上部には金具2 9、32を設けてある。金具29は図示しない支持棒の上部に対して略垂直に設 けた回転軸30と、回転軸30の上端に設けた略U字形の保持部31とを有する 。保持部31の間隔Fは物干し竿21の外径の二倍以上に設定してあり、物干し 竿21は保持部31内において略水平方向に移動自在となっている。
【0048】 又、他方の金具32は、図示しない支持棒の上部に対して略垂直に設けた回転 軸33と、回転軸33の上端に放射状に外側へ向けて張り出した略L字形の複数 の保持部34を有する。物干し竿20は各保持部34上を略水平方向に移動自在 である。その他の構成は第一実施例と同様である。
【0049】 本実施例においても、使用位置で物干し竿20,21を支柱6側へ略水平方向 に押すと、第三実施例と同様の作用により金具29,32が回転し、第1の支柱 6が格納位置へと移動することとなる。従って、第一実施例と同様の効果を得ら れる。又、第1の支持棒7をいずれの方向にも回転できる点も第三実施例と同様 である。
【0050】
【考案の効果】
本考案の物干し器具は、物干し竿を保持する第1の保持部を有して前記物干し 竿を支持するための第1の支持棒と、前記物干し竿を保持する第2の保持部を有 して前記物干し竿を支持するための第2の支持棒と、該第1、第2の支持棒の一 端側をそれぞれ相手部材に係止すると共に前記第1、第2の支持棒と前記相手部 材との連結部に前記第1、第2の支持棒を前記相手部材から略水平方向に且つ平 行に所定量突出した使用位置と前記第1、第2の支持棒を前記使用位置から前記 相手部材を中心として略水平方向に略90度回動した格納位置とに移動自在な調 整手段を設けたものであるから、第1、第2の支持棒を使用位置から相手部材を 中心として略水平方向に略90度回動した格納位置に移動すれば良く、突出量の 低減化を図ることができる。
【0051】 又、本考案の物干し器具おいては、物干し竿を保持する第1の保持部を有して 前記物干し竿を支持するための第1の支持棒と、前記物干し竿を保持する第2の 保持部を有して前記物干し竿を支持するための第2の支持棒と、該第1、第2の 支持棒の一端側をそれぞれ相手部材に係止すると共に前記第1、第2の支持棒と 前記相手部材との連結部に前記第1、第2の支持棒を前記相手部材から略水平方 向に且つ平行に所定量突出した使用位置と前記第1、第2の支持棒を前記使用位 置から前記相手部材を中心として略水平方向に略90度回動した格納位置とに移 動自在な調整手段を設け、該第1の保持部は、前記第1の支持棒より立設した第 1の立設部と、前記第1の支持棒の第1の立設部より自由端側であって前記第1 の支持棒と略直角方向に張り出す第1の張り出し部と、この第1の張り出し部に 連接して立上がる第1の立上がり部と、この第1の立上がり部と前記第1の立設 部を接続する第1の連接部とよりなり、前記第2の保持部は、前記第2の支持棒 より立設した第2の立設部と、前記第2の支持棒の第2の立設部より自由端側で あって前記第2の支持棒と略直角方向に張り出す第2の張り出し部と、この第2 の張り出し部に連接して立上がる第2の立上がり部と、この第2の立上がり部と 前記第2の立設部を接続する第2の連接部とよりなり、前記第1の張り出し部と 前記第2の張り出し部が同じ側に張り出しているから、第1、第2の支持棒を使 用位置から相手部材を中心として略水平方向に略90度回動した格納位置に移動 すれば良く、突出量の低減化を図ることができると共に物干し竿を持ち上げるこ とにより、容易に第1、第2の支持棒を使用位置から格納位置に移動することが できる。
【0052】 又、本考案の物干し器具おいては、物干し竿を保持する第1の保持部及び第3 の保持部を有して前記物干し竿を支持するための第1の支持棒と、前記物干し竿 を保持する第2の保持部及び第4の保持部を有して前記物干し竿を支持するため の第2の支持棒と、該第1、第2の支持棒の一端側をそれぞれ相手部材に係止す ると共に前記第1、第2の支持棒と前記相手部材との連結部に前記第1、第2の 支持棒を前記相手部材から略水平方向に且つ平行に所定量突出した使用位置と前 記第1、第2の支持棒を前記使用位置から前記相手部材を中心として略水平方向 に略90度回動した格納位置とに移動自在な調整手段を設け、該第1の保持部は 、前記第1の支持棒より立設した第1の立設部と、前記第1の支持棒の第1の立 設部より自由端側であって前記第1の支持棒と略直角方向に張り出す第1の張り 出し部と、この第1の張り出し部に連接して立上がる第1の立上がり部と、この 第1の立上がり部と前記第1の立設部を接続する第1の連接部とよりなり、前記 第2の保持部は、前記第2の支持棒より立設した第2の立設部と、前記第2の支 持棒の第2の立設部より自由端側であって前記第2の支持棒と略直角方向に張り 出す第2の張り出し部と、この第2の張り出し部に連接して立上がる第2の立上 がり部と、この第2の立上がり部と前記第2の立設部を接続する第2の連接部と よりなり、前記第3の保持部は、前記第3の支持棒より立設した第3の立設部と 、前記第1の支持棒の第3の立設部より自由端側であって前記第1の支持棒と略 直角方向に張り出す第3の張り出し部と、この第3の張り出し部に連接して立上 がる第3の立上がり部と、この第3の立上がり部と前記第3の立設部を接続する 第3の連接部とよりなり、前記第4の保持部は、前記第2の支持棒より立設した 第4の立設部と、前記第2の支持棒の第4の立設部より自由端側であって前記第 2の支持棒と略直角方向に張り出す第4の張り出し部と、この第4の張り出し部 に連接して立上がる第4の立上がり部と、この第4の立上がり部と前記第4の立 設部を接続する第4の連接部とよりなり、前記第1の保持部と前記第2の保持部 を同じ高さに位置させると共に前記第3の保持具と前記第4の保持具を同じ高さ に位置させ、又、前記第1の保持部と前記第3の保持具を異なる高さに位置させ ると共に前記第1の張り出し部と前記第2の張り出し部と前記第3の張り出し部 と前記第4の張り出し部が共に同じ側に張り出しているから、第1、第2の支持 棒を使用位置から相手部材を中心として略水平方向に略90度回動した格納位置 に移動すれば良く、突出量の低減化を図ることができると共に物干し竿を持ち上 げることにより、容易に第1、第2の支持棒を使用位置から格納位置に移動する ことができ、更に、物干しを2本支持しても、格納する場合、1本の物干しと変 わりがなく突出量の低減化を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の物干し器具の使用状態の概
略的な斜視図を示したもので、第1の支持棒及び第2の
支持棒を突出して物干し竿を支持した状態を示すもので
ある。
【図2】図1記載の本考案の要部を拡大した概略的な斜
視図である。
【図3】図1記載の第1の支柱と第1の支持棒との連結
状態の概略的な側面図である。
【図4】図1記載の物干し竿を支持した状態の概略的側
面図である。
【図5】図1記載の物干し竿を支持した状態の概略的正
面図である。
【図6】図1記載の第1、第2の支持棒を回動して格納
位置とした状態の概略的な斜視図である。
【図7】本考案の他の実施例を示すもので、使用状態の
概略的な斜視図である。
【図8】図7記載の物干し竿をの第1、第2の支持棒を
回動して格納位置とした状態の概略的な斜視図である。
【図9】本考案の他の実施例を示すもので、使用状態の
概略的な斜視図である。
【図10】本考案の他の実施例を示すもので、使用状態
の概略的な斜視図である。
【図11】従来の物干し器具の概略的側面図である。
【符号の説明】
5 物干し器具 7 第1の支持棒 7’第2の支持棒 8 調整手段 8’調整手段 20 物干し竿 21 物干し竿

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物干し竿を保持する第1の保持部を有し
    て前記物干し竿を支持するための第1の支持棒と、前記
    物干し竿を保持する第2の保持部を有して前記物干し竿
    を支持するための第2の支持棒と、該第1、第2の支持
    棒の一端側をそれぞれ相手部材に係止すると共に前記第
    1、第2の支持棒と前記相手部材との連結部に前記第
    1、第2の支持棒を前記相手部材から略水平方向に且つ
    平行に所定量突出した使用位置と前記第1、第2の支持
    棒を前記使用位置から前記相手部材を中心として略水平
    方向に略90度回動した格納位置とに移動自在な調整手
    段を設けたことを特徴とする物干し器具。
  2. 【請求項2】 物干し竿を保持する第1の保持部を有し
    て前記物干し竿を支持するための第1の支持棒と、前記
    物干し竿を保持する第2の保持部を有して前記物干し竿
    を支持するための第2の支持棒と、該第1、第2の支持
    棒の一端側をそれぞれ相手部材に係止すると共に前記第
    1、第2の支持棒と前記相手部材との連結部に前記第
    1、第2の支持棒を前記相手部材から略水平方向に且つ
    平行に所定量突出した使用位置と前記第1、第2の支持
    棒を前記使用位置から前記相手部材を中心として略水平
    方向に略90度回動した格納位置とに移動自在な調整手
    段を設け、該第1の保持部は、前記第1の支持棒より立
    設した第1の立設部と、前記第1の支持棒の第1の立設
    部より自由端側であって前記第1の支持棒と略直角方向
    に張り出す第1の張り出し部と、この第1の張り出し部
    に連接して立上がる第1の立上がり部と、この第1の立
    上がり部と前記第1の立設部を接続する第1の連接部と
    よりなり、前記第2の保持部は、前記第2の支持棒より
    立設した第2の立設部と、前記第2の支持棒の第2の立
    設部より自由端側であって前記第2の支持棒と略直角方
    向に張り出す第2の張り出し部と、この第2の張り出し
    部に連接して立上がる第2の立上がり部と、この第2の
    立上がり部と前記第2の立設部を接続する第2の連接部
    とよりなり、前記第1の張り出し部と前記第2の張り出
    し部が同じ側に張り出していることを特徴とする物干し
    器具。
  3. 【請求項3】 物干し竿を保持する第1の保持部及び第
    3の保持部を有して前記物干し竿を支持するための第1
    の支持棒と、前記物干し竿を保持する第2の保持部及び
    第4の保持部を有して前記物干し竿を支持するための第
    2の支持棒と、該第1、第2の支持棒の一端側をそれぞ
    れ相手部材に係止すると共に前記第1、第2の支持棒と
    前記相手部材との連結部に前記第1、第2の支持棒を前
    記相手部材から略水平方向に且つ平行に所定量突出した
    使用位置と前記第1、第2の支持棒を前記使用位置から
    前記相手部材を中心として略水平方向に略90度回動し
    た格納位置とに移動自在な調整手段を設け、該第1の保
    持部は、前記第1の支持棒より立設した第1の立設部
    と、前記第1の支持棒の第1の立設部より自由端側であ
    って前記第1の支持棒と略直角方向に張り出す第1の張
    り出し部と、この第1の張り出し部に連接して立上がる
    第1の立上がり部と、この第1の立上がり部と前記第1
    の立設部を接続する第1の連接部とよりなり、前記第2
    の保持部は、前記第2の支持棒より立設した第2の立設
    部と、前記第2の支持棒の第2の立設部より自由端側で
    あって前記第2の支持棒と略直角方向に張り出す第2の
    張り出し部と、この第2の張り出し部に連接して立上が
    る第2の立上がり部と、この第2の立上がり部と前記第
    2の立設部を接続する第2の連接部とよりなり、前記第
    3の保持部は、前記第3の支持棒より立設した第3の立
    設部と、前記第1の支持棒の第3の立設部より自由端側
    であって前記第1の支持棒と略直角方向に張り出す第3
    の張り出し部と、この第3の張り出し部に連接して立上
    がる第3の立上がり部と、この第3の立上がり部と前記
    第3の立設部を接続する第3の連接部とよりなり、前記
    第4の保持部は、前記第2の支持棒より立設した第4の
    立設部と、前記第2の支持棒の第4の立設部より自由端
    側であって前記第2の支持棒と略直角方向に張り出す第
    4の張り出し部と、この第4の張り出し部に連接して立
    上がる第4の立上がり部と、この第4の立上がり部と前
    記第4の立設部を接続する第4の連接部とよりなり、前
    記第1の保持部と前記第2の保持部を同じ高さに位置さ
    せると共に前記第3の保持具と前記第4の保持具を同じ
    高さに位置させ、又、前記第1の保持部と前記第3の保
    持具を異なる高さに位置させると共に前記第1の張り出
    し部と前記第2の張り出し部と前記第3の張り出し部と
    前記第4の張り出し部が共に同じ側に張り出しているこ
    とを特徴とする物干し器具。
JP2296393U 1993-04-30 1993-04-30 物干し器具 Pending JPH0681494U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5934793B2 (ja) * 1976-04-22 1984-08-24 サンリツ工業株式会社 電気カミソリ用外刃

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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