JPH0681488A - ブロック塀改装工法及び改装用パネル - Google Patents

ブロック塀改装工法及び改装用パネル

Info

Publication number
JPH0681488A
JPH0681488A JP26260991A JP26260991A JPH0681488A JP H0681488 A JPH0681488 A JP H0681488A JP 26260991 A JP26260991 A JP 26260991A JP 26260991 A JP26260991 A JP 26260991A JP H0681488 A JPH0681488 A JP H0681488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corner
panel
block wall
top plate
covering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26260991A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0692704B2 (ja
Inventor
Hiroshi Tachibana
浩 橘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP26260991A priority Critical patent/JPH0692704B2/ja
Publication of JPH0681488A publication Critical patent/JPH0681488A/ja
Publication of JPH0692704B2 publication Critical patent/JPH0692704B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fencing (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 古くなったブロック塀の改装方法及び改装用
パネルを提供する。 【構成】 ブロック塀の頂面2及び側面18に被載して
被覆する被覆本体パネル1及び棟天板3,5と、ブロッ
ク塀の両端コ−ナ−を被覆するコ−ナ−被覆パネル13
をもってブロック塀16の全体を被覆すると共にこれら
各パネルをブロック塀16に止着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建設後相当の年数経過に
より自然の風雨にさらされたため、又はなんらかの原因
でブロック塀の表面が汚れ或は損傷したり、塀の強度補
強を要する場合等の改装方法及び改装用パネルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来ブロック塀が汚染、破損又は建設後
多くの年数を経てその強度が弱体化した場合などはその
情況程度に応じて塀にモルタルを塗るとか、ペンキ塗装
するとか或はタイルや石材を張り、更には塀に胴縁を取
り付け波板や化粧板などを取り付けて汚染或は破損部を
遮へいし且つ補強工事を施すなどの手段を講じていた。
【0003】モルタル塗装においては、モルタルを造っ
て塗装し乾燥するまでの手間と多くの時間を要し、ペン
キ塗装の場合は各個ブロック間の目地が必ず浮き出し、
又生地がコンクリ−トであるから仕上りに難点があり、
ペンキも大量に必要とし手間と時間も多く必要とするわ
りには塀強度の補強には効果がないという難点がある。
【0004】又胴縁を取り付けこれに波板や化粧板等を
取り付けて改装する場合は多くの人手と時間を要するば
かりでなく経費的にもマイナス効果である。
【0005】以上のような従来の技術では手間と時間が
かかるばかりでなく経費も増大し仕上りにも難点があ
り、塀の強度補強にはあまり効果がないという問題点が
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の工法は多くの場合工期が天候に左右され易
いこと、改装後の仕上りが均一を欠くこと、工事に手間
と時間がかかりすぎ非能率的であり、且つ全体的に非経
済的であること、などである
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するため、ブロック塀の両側面と頂面を、ブロック塀
の両サイドから天板と腰板とをT字形に一体に形成した
被覆本体パネルをもって、又ブロック塀の両端部分は天
板と腰板とを一体に形成したサイドコ−ナ−被覆パネル
でもってそれぞれ被覆し、ブロック塀の頂面を両側から
被覆している天板の対向線部は当該部に棟天板を被載す
ることによって被覆し、又サイドコ−ナ−被覆パネルの
対向線部はコ−ナ−中央被覆パネルで被覆し、この被覆
本体パネルと棟天板による被覆をブロック塀の長さだけ
連続して施工し、その両端部はコ−ナ−被覆パネルでも
って被覆し、当該各被覆パネルを適宜の個所でブロック
塀に止着することを特徴とする手段を採用して、ブロッ
ク塀全体を最小の人手と時間で改装可能にすると共に工
事全体の質の均一化とブロック塀の強度補強という目的
を実現した。
【0008】
【実施例】図面は本発明における改装用パネルの1実施
例であって、図1は被覆本体パネル6及び棟天板15並
びにコ−ナ−被覆パネル14の斜視図で、9はコ−ナ−
中央被覆パネル、13はサイドコ−ナ−被覆パネルであ
る。
【0009】被覆本体パネル6はブロック塀16の立上
り両面18を覆う腰板1とブロック塀16の頂面を覆う
天板5からなり、天板5は、腰板1の頂部にブロック塀
16の頂面2に被載する被載部3とブロック塀16の外
側に軒のようにはみ出すよう軒部4とを形成して一体に
構成してある。なお被載部3の巾はブロック塀頂面2の
最大2分の1巾以下とする。腰板1の高さHは、ブロッ
ク塀16の建設の高さが略々数種に統一されているから
それよりもやや長い程度に製作しておいて腰板1の下部
が幾分地中に入るようにすることが望ましい。この実施
例においては腰板1と天板5とを成形加工により一体と
して構成した場合を示しているが、個々に製作して組み
合せてもよいこと勿論である。
【0010】腰板1の外側面には成形加工の際型で模様
を附してもよく、又製作材料の種類を問うものではない
から、腰板1の表面に防水性プリント材を使用して模様
を附してもよい。
【0011】製作材料を金属、非鉄金属、合成樹脂とし
た場合は成形加工が極めて容易であり、勿論コンクリ−
ト成形も簡単である。
【0012】コ−ナ−被覆パネル14は、コ−ナ−中央
被覆パネル9とサイドコ−ナ−被覆パネル13とから構
成されるが、サイドコ−ナ−被覆パネル13は、ブロッ
ク塀16の立上り端面20の最大2分1巾以下の巾を有
する腰板2枚(10)を横断面L字状に成形又は組合せ等
により一体として設けその頂部には、サイドコ−ナ−腰
板10の巾を横巾とし縦巾は被覆本体パネル6の天板5
と同じ巾を有するサイドコ−ナ−天板12を軒部11を
形成して一体として構成する。従って軒部11の突出巾
は軒部4と同一長となり、勿論天板5の巾とサイドコ−
ナ−天板12の巾とは同一となるよう構成される。
【0013】コ−ナ−中央被覆パネル9は中央コ−ナ−
腰板7と当該腰板7の頂部に逆さL字形に一体として設
けた被覆天板8とからなり、被載天板8はサイドコ−ナ
−天板12上に被載されるように構成されている。従っ
て中央コ−ナ−腰板7は両サイドコ−ナ−腰板10の対
向線部19を被載し、被載天板8は両サイドコ−ナ−天
板12の対向線部21に被載されるように構成されてい
る。棟天板15は、天板5の長さと同一の長さを有しそ
の巾は被載天板8の巾と同一の巾を有して形成され、天
板5の対向線部17を隠蔽して載置される。
【0014】以上のような構成を有するものであるが、
次に作用について説明する。図面は実施例を示すもの
で、図1は被覆本体パネル6及び棟天板15並びにコ−
ナ−被覆パネル14の斜視説明図でブロック塀16を改
装する場合、ブロック塀16の端部両側にサイドコ−ナ
−被覆パネル13を被覆するとサイドコ−ナ−腰板10
の一方はブロック塀16の端面20のそれぞれ2分の1
以下を、又一体として断面L字形に形成された他方の腰
板10はブロック塀16の両側面18の一部を被覆する
と共にサイドコ−ナ−天板12もブロック塀16の頂面
2を左右側から少なくとも2分の1以下ずつ被覆する。
【0015】この際ブロック塀16の端面20及び頂面
2においてサイドコ−ナ−腰板10及びサイドコ−ナ−
天板12のそれぞれによって生ずる対向線部19、21
のうちサイドコ−ナ−腰板10の対向線部19は中央コ
−ナ−腰板7をもって、サイドコ−ナ−天板12の対向
線部21は被載天板8をもって被載する。
【0016】次に被覆本体パネル6をもって、その天板
5をブロック塀頂面2の両側からこれを載置すると、天
板5は頂面2の両側からその2分の1以下ずつを被覆
し、腰板1はブロック塀16の両側面18を被覆した状
態で被覆本体パネル6はブロック塀16に被載される。
次いで天板5の対向線部17上にはこれを被覆するよう
に棟天板15を被載する。なお、被覆本体パネル6の一
端部(腰板1及び天板5の一端部)はサイドコ−ナ−被
覆パネル13の端部(サイドコ−ナ−天板12、サイド
コ−ナ−腰板10の端部)に密接し、又棟天板15の一
端は被載天板8の一端に密接させる。
【0017】被覆本体パネル6と棟天板15を前記のよ
うにして連続してブロック塀16に被載し、ブロック塀
16の他端部にはコ−ナ−被覆パネル14を被載し、次
いで、コ−ナ−被覆パネル14及び被覆本体パネル6並
びに棟天板15をそれぞれ設けてあるビス穴22からブ
ロック塀16にビス止めする。23はビスである。な
お、各対向線部17、19、21が接線状でなく巾を有
するときは当該部をモルタル24などをもって埋め、又
棟天板15やコ−ナ−中央被覆パネル9を被載するとき
接着剤を使用してもよい。本発明は以上のような構成と
作用を有するから、ブロックそのものがJIS規格によ
って製造されており、又ブロック塀16の高さ(ブロッ
クの重ね段数)も或程度一定しているから各パネルや天
板の製作はこれらの大きさに合せて複数種製作しておく
と施工に極めて便利で、コンクリ−ト製、合成樹脂製、
金属又は非鉄金属製にしても成形加工が容易で、成形加
工の際適宜の模様も附すことができるなどの利点があ
り、既設のブロック塀にペンキ塗布やモルタル塗りのと
きのような人手や時間そして多額の費用を要するという
こともなく、又仕上りも極めてきれいで新品に近く見
え、更にあまり天候に左右されることなく作業ができる
ので能率的であり、更に古いブロック塀の改装であるか
ら塀の補強には大きな効を奏し、又棟天板15、天板
5、被載天板8、中央コ−ナ−腰板7等は雨水の滲透を
防止するからブロック塀の老朽化特に自然の風化促進を
防止してその耐用年数を延長するという効をも奏するも
のである。又軒部4及び軒部11が形成され、被載天板
8棟天板15は改装塀の仕上り意匠に美的要素をも附加
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】被覆本体パネル、棟天板、コ−ナ−被覆パネル
の実施例でその斜視説明図、
【図2】棟天板とコ−ナ−中央被覆パネルを被載する以
前の施工状態を示す斜視説明図。
【図3】ブロック塀の一端部(コ−ナ−)及び塀側面の
一部に改装工事を行った状態を示す斜視説明図。
【図4】図3におけるA−A′線部断面図
【符号の説明】
1 腰板(被覆本体パネルの) 2 ブロック塀頂面 3 被載部(天板の) 4 軒部(天板の) 5 天板(被覆本体パネルの) 6 被覆本体パネル 7 中央コ−ナ−腰板 8 被載天板 9 コ−ナ−中央被覆パネル 10 サイドコ−ナ−腰板 11 軒部(サイドコ−ナ−天板の) 12 サイドコ−ナ−天板 13 サイドコ−ナ−被覆パネル 14 コ−ナ−被覆パネル 15 棟天板 16 ブロック塀 17 対向線部(天板5、5の) 18 ブロック塀側面 19 腰板の対向線部 20 ブロック塀端面 21 サイドコ−ナ−天板の対向線部 22 ビス穴 23 ビス 24 モルタル W 被覆本体パネル腰板の巾 H 被覆本体パネル腰板の高さ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック塀の長手方向両側面及び頂面
    を、両側面から被覆本体パネルをもって連続被覆すると
    共に、塀両端部分はコ−ナ−被覆パネルをもってこれを
    被覆し、両被覆パネルをブロック塀に適宜止着してなる
    ことを特徴とするブロック塀改装工法。
  2. 【請求項2】 適宜の巾Wと高さHを有する腰板1の頂
    部に、ブロック塀の頂面2に載置被覆する被載部3と軒
    部4を形成する如く天板5を略々T字形に一体として構
    成してなる被覆本体パネル6と、 他方中央コ−ナ−腰板7の頂部に被載天板8を逆さL字
    形に一体として形成したコ−ナ−中央被覆パネル9と、
    横断面L字形に形成したサイドコ−ナ−腰板10の頂部に
    軒部11を形成してサイドコ−ナ−天板12を一体とし
    て構成したサイドコ−ナ−被覆パネル13とからなるコ
    −ナ−被覆パネル14と、更に棟天板15とからなり、被
    覆本体パネル6をもってブロック塀16の両側面18と
    頂面2を連続被覆すると共にコ−ナ−被覆パネル14を
    もってブロック塀16の両端部サイドを被覆し、更に棟
    天板15をもって相対する両被載部3、3の対向線部1
    7上に被載し、他方コ−ナ−中央被覆パネル9をもって
    サイドコ−ナ−被覆パネル13の対向線部19を被載
    し、被覆本体パネル6及びコ−ナ−被覆パネル14並び
    に棟天板15をそれぞれブロック塀16に止着可能なる
    よう構成したことを特徴とするブロック塀改装用パネ
    ル。
  3. 【請求項3】 被覆本体パネル及びコ−ナ−被覆パネル
    並び棟天板を合成樹脂又は金属或は非鉄金属をもって成
    型してなることを特徴とする前記請求項2記載のブロッ
    ク塀改装用パネル。
JP26260991A 1991-09-17 1991-09-17 ブロック塀改装工法及び改装用パネル Expired - Lifetime JPH0692704B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26260991A JPH0692704B2 (ja) 1991-09-17 1991-09-17 ブロック塀改装工法及び改装用パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26260991A JPH0692704B2 (ja) 1991-09-17 1991-09-17 ブロック塀改装工法及び改装用パネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0681488A true JPH0681488A (ja) 1994-03-22
JPH0692704B2 JPH0692704B2 (ja) 1994-11-16

Family

ID=17378170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26260991A Expired - Lifetime JPH0692704B2 (ja) 1991-09-17 1991-09-17 ブロック塀改装工法及び改装用パネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0692704B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4894478B2 (ja) * 2006-11-24 2012-03-14 東京電力株式会社 外壁パネルの補修方法及びパネル補強金物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0692704B2 (ja) 1994-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6609341B2 (en) Contoured stucco reveal
US5526629A (en) Composite building panel
US11180922B2 (en) Bead stop for a wall having in interior cement board layer
KR100274218B1 (ko) 건축물 내, 외장용 칼라록 단열판재와 그의 제조 및 시공방법
US11629503B2 (en) Bead stop for a wall having interior cement board layer
JPH04323457A (ja) タイル支持具、タイル貼り壁構造及びタイル貼り帳壁
US3449880A (en) Masonry blocks
CN109763573B (zh) 一种止水坎及其施工方法
JPH0681488A (ja) ブロック塀改装工法及び改装用パネル
CN105888201A (zh) 一种墙面开设装饰线槽的方法和结构
US6966160B2 (en) Plant-on trim elements and methods
JP2889142B2 (ja) 改修用外壁材の固定方法
US2762105A (en) Sectional concrete forms
DE19841294A1 (de) Verputzelement als Verputzhilfe
CN217840083U (zh) 一种铜条嵌边混凝土设备基础
JPH06173371A (ja) 建造物の外壁
JP3479058B2 (ja) 組み立て式塀及びその施工方法
JP2703789B2 (ja) 外壁構造
KR100255876B1 (ko) 패널을 이용한 주택건축물의 내측벽 시공방법
KR950009615B1 (ko) 건물용 조립식마감패널
JPH01125457A (ja) Alc外壁のカバ−構造
JPH10159303A (ja) タイルの取付構造
JPS61225461A (ja) 外壁改修工法
JPS63251525A (ja) 吹き付け工法における目地の施工方法
JPS6152296B2 (ja)