JPH0692704B2 - ブロック塀改装工法及び改装用パネル - Google Patents

ブロック塀改装工法及び改装用パネル

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JPH0692704B2
JPH0692704B2 JP26260991A JP26260991A JPH0692704B2 JP H0692704 B2 JPH0692704 B2 JP H0692704B2 JP 26260991 A JP26260991 A JP 26260991A JP 26260991 A JP26260991 A JP 26260991A JP H0692704 B2 JPH0692704 B2 JP H0692704B2
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浩 橘
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浩 橘
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建設後相当の年数経過に
より自然の風雨にさらされたため、又はなんらかの原因
でブロック塀の表面が汚れ或は損傷したり、塀の強度補
強を要する場合等の改装方法及び改装用パネルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来ブロック塀が汚染、破損又は建設後
多くの年数を経てその強度が弱体化した場合などはその
情況程度に応じて塀にモルタルを塗るとか、ペンキ塗装
するとか或はタイルや石材を張り、更には塀に胴縁を取
り付け波板や化粧板などを取り付けて汚染或は破損部を
遮へいし且つ補強工事を施すなどの手段を講じていた。
【0003】モルタル塗装においては、モルタルを造っ
て塗装し乾燥するまでの手間と多くの時間を要し、ペン
キ塗装の場合は各個ブロック間の目地が必ず浮き出し、
又生地がコンクリ−トであるから仕上りに難点があり、
ペンキも大量に必要とし手間と時間も多く必要とするわ
りには塀強度の補強には効果がないという難点がある。
【0004】又胴縁を取り付けこれに波板や化粧板等を
取り付けて改装する場合は多くの人手と時間を要するば
かりでなく経費的にもマイナス効果である。
【0005】以上のような従来の技術では手間と時間が
かかるばかりでなく経費も増大し仕上りにも難点があ
り、塀の強度補強にはあまり効果がないという問題点が
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の工法は多くの場合工期が天候に左右され易
いこと、改装後の仕上りが均一を欠くこと、工事に手間
と時間がかかりすぎ非能率的であり、且つ全体的に非経
済的であること、などである
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するため、ブロック塀の両側面と頂面を、ブロック塀
の両サイドから天板と腰板とをT字形に一体に形成した
被覆本体パネルをもって、又ブロック塀の両端部分は天
板と腰板とを一体に形成したサイドコ−ナ−被覆パネル
でもってそれぞれ被覆し、ブロック塀の頂面を両側から
被覆している天板の対向線部は当該部に棟天板を被載す
ることによって被覆し、又サイドコ−ナ−被覆パネルの
対向線部はコ−ナ−中央被覆パネルで被覆し、この被覆
本体パネルと棟天板による被覆をブロック塀の長さだけ
連続して施工し、その両端部はコ−ナ−被覆パネルでも
って被覆し、当該各被覆パネルを適宜の個所でブロック
塀に止着することを特徴とする手段を採用して、ブロッ
ク塀全体を最小の人手と時間で改装可能にすると共に工
事全体の質の均一化とブロック塀の強度補強という目的
を実現した。
【0008】
【実施例】図面は本発明における改装用パネルの1実施
例であって、図1は被覆本体パネル6及び棟天板15並
びにコ−ナ−被覆パネル14の斜視図で、9はコ−ナ−
中央被覆パネル、13はサイドコ−ナ−被覆パネルであ
る。
【0009】被覆本体パネル6はブロック塀16の立上
り両面18を覆う腰板1とブロック塀16の頂面を覆う
天板5からなり、天板5は、腰板1の頂部にブロック塀
16の頂面2に被載する被載部3とブロック塀16の外
側に軒のようにはみ出すよう軒部4とを形成して一体に
構成してある。なお被載部3の巾はブロック塀頂面2の
最大2分の1巾以下とする。腰板1の高さHは、ブロッ
ク塀16の建設の高さが略々数種に統一されているから
それよりもやや長い程度に製作しておいて腰板1の下部
が幾分地中に入るようにすることが望ましい。この実施
例においては腰板1と天板5とを成形加工により一体と
して構成した場合を示しているが、個々に製作して組み
合せてもよいこと勿論である。
【0010】腰板1の外側面には成形加工の際型で模様
を附してもよく、又製作材料の種類を問うものではない
から、腰板1の表面に防水性プリント材を使用して模様
を附してもよい。
【0011】製作材料を金属、非鉄金属、合成樹脂とし
た場合は成形加工が極めて容易であり、勿論コンクリ−
ト成形も簡単である。
【0012】コ−ナ−被覆パネル14は、コ−ナ−中央
被覆パネル9とサイドコ−ナ−被覆パネル13とから構
成されるが、サイドコ−ナ−被覆パネル13は、ブロッ
ク塀16の立上り端面20の最大2分1巾以下の巾を有
する腰板2枚(10)を横断面L字状に成形又は組合せ等
により一体として設けその頂部には、サイドコ−ナ−腰
板10の巾を横巾とし縦巾は被覆本体パネル6の天板5
と同じ巾を有するサイドコ−ナ−天板12を軒部11を
形成して一体として構成する。従って軒部11の突出巾
は軒部4と同一長となり、勿論天板5の巾とサイドコ−
ナ−天板12の巾とは同一となるよう構成される。
【0013】コ−ナ−中央被覆パネル9は中央コ−ナ−
腰板7と当該腰板7の頂部に逆さL字形に一体として設
けた被覆天板8とからなり、被載天板8はサイドコ−ナ
−天板12上に被載されるように構成されている。従っ
て中央コ−ナ−腰板7は両サイドコ−ナ−腰板10の対
向線部19を被載し、被載天板8は両サイドコ−ナ−天
板12の対向線部21に被載されるように構成されてい
る。棟天板15は、天板5の長さと同一の長さを有しそ
の巾は被載天板8の巾と同一の巾を有して形成され、天
板5の対向線部17を隠蔽して載置される。
【0014】以上のような構成を有するものであるが、
次に作用について説明する。図面は実施例を示すもの
で、図1は被覆本体パネル6及び棟天板15並びにコ−
ナ−被覆パネル14の斜視説明図でブロック塀16を改
装する場合、ブロック塀16の端部両側にサイドコ−ナ
−被覆パネル13を被覆するとサイドコ−ナ−腰板10
の一方はブロック塀16の端面20のそれぞれ2分の1
以下を、又一体として断面L字形に形成された他方の腰
板10はブロック塀16の両側面18の一部を被覆する
と共にサイドコ−ナ−天板12もブロック塀16の頂面
2を左右側から少なくとも2分の1以下ずつ被覆する。
【0015】この際ブロック塀16の端面20及び頂面
2においてサイドコ−ナ−腰板10及びサイドコ−ナ−
天板12のそれぞれによって生ずる対向線部19、21
のうちサイドコ−ナ−腰板10の対向線部19は中央コ
−ナ−腰板7をもって、サイドコ−ナ−天板12の対向
線部21は被載天板8をもって被載する。
【0016】次に被覆本体パネル6をもって、その天板
5をブロック塀頂面2の両側からこれを載置すると、天
板5は頂面2の両側からその2分の1以下ずつを被覆
し、腰板1はブロック塀16の両側面18を被覆した状
態で被覆本体パネル6はブロック塀16に被載される。
次いで天板5の対向線部17上にはこれを被覆するよう
に棟天板15を被載する。なお、被覆本体パネル6の一
端部(腰板1及び天板5の一端部)はサイドコ−ナ−被
覆パネル13の端部(サイドコ−ナ−天板12、サイド
コ−ナ−腰板10の端部)に密接し、又棟天板15の一
端は被載天板8の一端に密接させる。
【0017】被覆本体パネル6と棟天板15を前記のよ
うにして連続してブロック塀16に被載し、ブロック塀
16の他端部にはコ−ナ−被覆パネル14を被載し、次
いで、コ−ナ−被覆パネル14及び被覆本体パネル6並
びに棟天板15をそれぞれ設けてあるビス穴22からブ
ロック塀16にビス止めする。23はビスである。な
お、各対向線部17、19、21が接線状でなく巾を有
するときは当該部をモルタル24などをもって埋め、又
棟天板15やコ−ナ−中央被覆パネル9を被載するとき
接着剤を使用してもよい。本発明は以上のような構成と
作用を有するから、ブロックそのものがJIS規格によ
って製造されており、又ブロック塀16の高さ(ブロッ
クの重ね段数)も或程度一定しているから各パネルや天
板の製作はこれらの大きさに合せて複数種製作しておく
と施工に極めて便利で、コンクリ−ト製、合成樹脂製、
金属又は非鉄金属製にしても成形加工が容易で、成形加
工の際適宜の模様も附すことができるなどの利点があ
り、既設のブロック塀にペンキ塗布やモルタル塗りのと
きのような人手や時間そして多額の費用を要するという
こともなく、又仕上りも極めてきれいで新品に近く見
え、更にあまり天候に左右されることなく作業ができる
ので能率的であり、更に古いブロック塀の改装であるか
ら塀の補強には大きな効を奏し、又棟天板15、天板
5、被載天板8、中央コ−ナ−腰板7等は雨水の滲透を
防止するからブロック塀の老朽化特に自然の風化促進を
防止してその耐用年数を延長するという効をも奏するも
のである。又軒部4及び軒部11が形成され、被載天板
8棟天板15は改装塀の仕上り意匠に美的要素をも附加
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】被覆本体パネル、棟天板、コ−ナ−被覆パネル
の実施例でその斜視説明図、
【図2】棟天板とコ−ナ−中央被覆パネルを被載する以
前の施工状態を示す斜視説明図。
【図3】ブロック塀の一端部(コ−ナ−)及び塀側面の
一部に改装工事を行った状態を示す斜視説明図。
【図4】図3におけるA−A′線部断面図
【符号の説明】
1 腰板(被覆本体パネルの) 2 ブロック塀頂面 3 被載部(天板の) 4 軒部(天板の) 5 天板(被覆本体パネルの) 6 被覆本体パネル 7 中央コ−ナ−腰板 8 被載天板 9 コ−ナ−中央被覆パネル 10 サイドコ−ナ−腰板 11 軒部(サイドコ−ナ−天板の) 12 サイドコ−ナ−天板 13 サイドコ−ナ−被覆パネル 14 コ−ナ−被覆パネル 15 棟天板 16 ブロック塀 17 対向線部(天板5、5の) 18 ブロック塀側面 19 腰板の対向線部 20 ブロック塀端面 21 サイドコ−ナ−天板の対向線部 22 ビス穴 23 ビス 24 モルタル W 被覆本体パネル腰板の巾 H 被覆本体パネル腰板の高さ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック塀の長手方向両側面及び頂面
    を、両側面から被覆本体パネルをもって連続被覆すると
    共に、塀両端部分はコ−ナ−被覆パネルをもってこれを
    被覆し、両被覆パネルをブロック塀に適宜止着してなる
    ことを特徴とするブロック塀改装工法。
  2. 【請求項2】 適宜の巾Wと高さHを有する腰板1の頂
    部に、ブロック塀の頂面2に載置被覆する被載部3と軒
    部4を形成する如く天板5を略々T字形に一体として構
    成してなる被覆本体パネル6と、 他方中央コ−ナ−腰板7の頂部に被載天板8を逆さL字
    形に一体として形成したコ−ナ−中央被覆パネル9と、
    横断面L字形に形成したサイドコ−ナ−腰板10の頂部に
    軒部11を形成してサイドコ−ナ−天板12を一体とし
    て構成したサイドコ−ナ−被覆パネル13とからなるコ
    −ナ−被覆パネル14と、更に棟天板15とからなり、被
    覆本体パネル6をもってブロック塀16の両側面18と
    頂面2を連続被覆すると共にコ−ナ−被覆パネル14を
    もってブロック塀16の両端部サイドを被覆し、更に棟
    天板15をもって相対する両被載部3、3の対向線部1
    7上に被載し、他方コ−ナ−中央被覆パネル9をもって
    サイドコ−ナ−被覆パネル13の対向線部19を被載
    し、被覆本体パネル6及びコ−ナ−被覆パネル14並び
    に棟天板15をそれぞれブロック塀16に止着可能なる
    よう構成したことを特徴とするブロック塀改装用パネ
    ル。
  3. 【請求項3】 被覆本体パネル及びコ−ナ−被覆パネル
    並び棟天板を合成樹脂又は金属或は非鉄金属をもって成
    型してなることを特徴とする前記請求項2記載のブロッ
    ク塀改装用パネル。
JP26260991A 1991-09-17 1991-09-17 ブロック塀改装工法及び改装用パネル Expired - Lifetime JPH0692704B2 (ja)

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JPH0681488A JPH0681488A (ja) 1994-03-22
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008127931A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Tokyo Electric Power Co Inc:The 外壁パネルの補修方法及びパネル補強金物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008127931A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Tokyo Electric Power Co Inc:The 外壁パネルの補修方法及びパネル補強金物

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