JPH0681400B2 - ワイヤリングハ−ネス相互接続装置及びその組み立て方法 - Google Patents

ワイヤリングハ−ネス相互接続装置及びその組み立て方法

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JPH0681400B2
JPH0681400B2 JP13835985A JP13835985A JPH0681400B2 JP H0681400 B2 JPH0681400 B2 JP H0681400B2 JP 13835985 A JP13835985 A JP 13835985A JP 13835985 A JP13835985 A JP 13835985A JP H0681400 B2 JPH0681400 B2 JP H0681400B2
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wiring harness
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branch conductive
conductive path
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正邦 春日井
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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【発明の詳細な説明】 (1)発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等の内部配線に供するワイヤリングハ
ーネス中の各分岐回路を、導電性の金属板より打ち抜か
れ、パターン化された帯状の分岐導電路に代替せしめ、
これら分岐導電路の夫々を、ヒューズ、リレー及びワイ
ヤリングハーネス端末に形成されるコネクタ等の取付口
が形設された絶縁ケース内に収容し、上記分岐導電路の
夫々に、上記コネクタを、上記取付口を介して接続させ
ることにより、上記ワイヤリングハーネス内の各分岐回
路を絶縁ケース中に集中配線せしめるようにしたワイヤ
リングハーネス相互接続装置及びその組み立て方法に関
する。
(従来の技術) 従来の此種相互接続装置は、第2に示すとおり、ローケ
ース(a)とアッパーケース(b)とよりなる絶縁ケー
ス(c)内に、導電性の金属板より打ち抜かれてパター
ン化された後、曲げ加工が施され、各端末が折り曲げら
れて端子部(d)となった帯状の分岐導電路群(e)と
これら分岐導電路群(e)を敷設してなる薄板状の絶縁
板((f)とが適宜数層組み合わせ収容されており、ロ
アーケース(a)及び若しくはアッパーケース(b)に
は、ヒューズ、リレー及びワイヤリングハーネスのコネ
クタ等の取付口(g),(g)′,,,が設けられてい
る。
尚、最下層に位置する分岐導電路群は、ロアーケース
(a)に敷設されることもある。
絶縁板(f)の夫々に敷設される上記分岐導電路群
(e)の各分岐導電路(e1)(e1)′は一枚の絶縁板
(f)に対し、一層の導電性金属板より、一面の金型に
て同時打ち抜きされて形成されたものが採用されてい
る。
これは、此種相互接続装置の組立てにおいて、一層の導
電性金属板より打ち抜かれ且つ曲げ加工された分岐導電
路群(e)を、そのパターンのまま、一枚の絶縁板に移
しかえて、当該絶縁板に固定する方法が採用されてお
り、もし一枚の絶縁板に対し、二層の導電性金属板より
取った各分岐導電路群を移しとるとなると、上記組立方
法における工数が倍となり、且つ導電性金属板の打ち抜
き用金型が2つ必要となるからである。
一方、各分岐導電路の端子部となる端末は、各分岐導電
路(e1)(e1)′がパターン化される方向、即ち分岐導
電路の取り廻し方向に対し、垂直方向へ立ち上がってお
り、この端子部(d)の立ち上がる方向に位置する絶縁
板(f)には穿口(h)が形成されている。
かくして、絶縁板(f)間に介在する分岐導電路(e1)
(e1)′は、各絶縁板(f)に穿設された穿口(h)を
介して、ロアーケース(a)若しくはアッパーケース
(b)へと延び、当該部分に形設された取付口(g)
(g)′,,,に臨んでいる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上記の如く構成されたワイヤリングハーネス
の相互接続装置において、上記取付口に対し、二つの分
岐導電路から伸びる端子部の夫々が、その平面部相互が
対峙した状態で臨むとき、上記2つの分岐導電路を1枚
の導電性金属板から打ち抜くことは、分岐導電路の折り
曲げ加工前の状態を想定すれば理解出来るように、折り
曲げ加工前の状態において端子部となる部分が重合する
ことになる為、不可能であった。
したがって、端子部の平面部相互が対峙するごとく2つ
の分岐導電路を組み合わすには2つの異なった導電性金
属板の夫々より、分岐導電路を打ち抜きし、且つ曲げ加
工した後、これら分岐導電路の夫々を第3図に図示する
如く2つの異なった絶縁板(f)に敷設させ、分岐導電
路(e1)を挟装した状態で、絶縁板(f)を積み重ねる
さい、下層に位置する一の分岐導電路の端子部(d)
を、他方の導電路を敷設してなる上方に位置した絶縁板
の穿口(h)に挿通させ、端子部(d)の平面部相互を
対峙させる方法が採用されている。
以上のことから、従来の此種ワイヤリングハーネス相互
接続装置にあっては、その組立てにおいて、導電性金属
板から分岐導電路群を打ち抜くに要する金型を極力少な
くする為に、またこれら分岐導電路を絶縁板に固定する
工程に要する工数を極力少なくする為に、絶縁ケース内
に収容される分岐導電路を、極力少ない層数の導電性金
属から形成することが至向されているのであるが、絶縁
ケース上に形成されるリレー、ヒューズ並びにワイヤリ
ングハーネス端末のコネクタ等の取付口に臨んで、端子
部の平面相互が対峙するく組み合わされる一対の分岐導
電路は、2層の導電性金属板に分けて形成しなければな
らず、これが為に導電性金属板の層数を増やさなければ
ならないという不合理性があった。
(2)発明の構成 (問題点を解決する為の手段) 本発明は、上述した不合理性を解決する為に、取付口に
臨んで端子部の平面部相互が対峙して立設する少なくと
も一組の分岐導電路の一方若しくは両方の絶縁板に接す
る部分、即ち絶縁板上において取り廻される部分に、端
子部を互い違いの状態から対峙状態に移動させるための
曲げ加工を施すようにしたのである。
(作用) かくすることにより、分岐導電路の取り廻し部分に対し
て垂直方向へ立設する端子部の位置は、上記取り廻し部
の曲げしろ分だけ曲げ加工された部分の方へ移動するこ
とになり、一層の導電性金属板より、一面の金型にて、
上記組となる分岐導電路の夫々を打ち抜き形成すること
が出来る。
(実施例) 第1図(イ)(ロ)(ハ)は、一層の導電性金属板か
ら、端子部の平面部相互が対峙する如く組み合わされる
分岐導電路を形成する過程を示す斜視図である。
まず、一面の金型にて同時に一層の導電性金属板(図示
せず)から、分岐導電路(1)(2)(3)(4)を打
ち抜いて、これら分岐導電路(1)(2)(3)(4)
に端子部形成素(1a)(2a)(3a)(4a)と取り廻し部
(1b)(2b)(3b)(4b)とを構成し、相対向する端子
部形成素相互を、相手方端子部形成素の側方へ臨ませて
おき、各端子部形成素相互が互い違いにすれ違う形態と
しておく。
[第1図(イ)参照] 次に上記4つの分岐導電路(1)(2)(3)(4))
の各端子部形成素(1a)(2a)(3a)(4a)を取り廻し
部(1b)(2b)(3b)(4b)の取り廻し方向に対して、
垂直方向へ立設して平面部が互い違いに並ぶ端子部(1
A)(2A)(3A)(4A)とし、[第1図(ロ)参照] その後、分岐導電路(1)(4)の各取り廻し部(1b)
(4b)における部分(1x)(4x)に曲げ加工を施し、当
該部分から端子部にかけての全体を第1図(ロ)におい
て示した矢線(Y)(Z)の方向へ、その曲げしろ分だ
け移動させ、端子部(1A)及び(4A)の立設位置をその
平面部が端子部(2A)及び(3A)の平面部に対峙すると
ころへと移動させる。[第1図(ハ)参照] 平面部同志が対峙しあった端子部は、図示しないが、ワ
イヤリングハーネス相互接続装置が組みつけられた状態
において、ヒューズ、リレー及びコネクタ等の取付口に
のぞむことになる。
本発明にあっては、上記工程より形成される分岐導電路
を少なくとも一組相互接続装置に含む。
(3)発明の効果 上述したごとき組み立て方法と構造よりなるワイヤリン
グハーネス相互接続装置を提供する本発明にあっては、
ワイヤリングハーネス相互接続装置の絶縁ケースに形成
されるリレー、ヒューズ並びにワイヤリングハーネス端
末のコネクタ等用の取付口に臨んで、端子部の平面部相
互が対峙して組み合わされる分岐導電路の夫々を、一層
の導電性金属板から形成することが出来るため、導電性
金属板の層数を極力少なくして、ワイヤリングハーネス
相互接続装置を組み立てることができ、導電性金属板か
ら分岐導電路を打ち抜く為の金型数をも少なくすること
が出来ると共に組み立て工数も少なくなる等の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)〜(ハ)は一層の導電性金属板から、端子
部の平面部相互が対峙する如く組み合わされる分岐導電
路を形成する過程を示す斜視図、第2図は従来のワイヤ
リングハーネス相互接続装置の分解した状態を示す斜視
図、第3図は従来のワイヤリングハーネスの一部を分解
した状態で示す斜視図である。 (1)(2)(3)(4)……分岐導電路 (1a)(2a)(3a)(4a)……端子部形成素 (1b)(2b)(3b)(4b)……取り廻し部 (1A)(2A)(3A)(4A)……端子部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車等の内部配線に供するワイヤリング
    ハーネス内の各分岐回路を導電性の金属板より打ち抜か
    れ、パターン化された帯状の分岐導電路に代替せしめ、
    これら分岐導電路の夫々を、ヒューズ、リレー及びワイ
    ヤリングハーネス端末に形成されるコネクタ等の取付口
    が形成された絶縁ケース内に収容し、上記分岐導電路の
    夫々に、上記コネクタを上記取付口を介して接続させる
    ことにより、上記ワイヤリングハーネス内の各分岐回路
    を絶縁ケース内に集中配線せしめるようにしたワイヤリ
    ングハーネスの相互接続装置において、上記ヒューズ、
    リレー及びコネクタ等に接続される分岐導電路の端末
    が、当該分岐導電路の取り廻し方向に対して垂直方向へ
    且つ上記取付口に臨んだ端子部として立設形成され、当
    該端子部の平面部が対峙する少なくとも一組の分岐導電
    路が一層の導電性金属板より、一面の金型にて同時打ち
    抜きされて形成され、当該一組の分岐導電路の一方もし
    くは両方が、その取り廻し部分において、前記端子部の
    平面部を互い違いの状態から対峙状態に移動させるため
    に曲げられた曲げ加工部分を含んでなることを特徴とす
    るワイヤリングハーネスの相互接続装置。
  2. 【請求項2】自動車等の内部配線に供するワイヤリング
    ハーネス内の各分岐回路を導電性の金属板より打ち抜か
    れ、パターン化された帯状の分岐導電路に代替せしめ、
    これら分岐導電路の夫々を、ヒューズ、リレー及びワイ
    ヤリングハーネス端末に形成されるコネクタ等の取付口
    が形設された絶縁ケース内に収容し、上記分岐導電路の
    夫々に、上記コネクタを上記取付口を介して接続させる
    ことにより、上記ワイヤリングハーネス内の各分岐回路
    を絶縁ケース内に集中配線せしめるようにしたワイヤリ
    ングハーネスの相互接続装置の組立方法において、一層
    の導電性金属板より、一面の金型にて同時打ち抜きされ
    た各分岐導電路の端末を、当該分岐導電路の取り廻し方
    向に対し、垂直方向へ立設して平面部が互い違いに並ぶ
    端子部とした後、当該分岐導電路の取り廻し部分に前記
    端子部を互い違いの状態から対峙状態に移動させるため
    の曲げ加工を施すことにより、上記端子部の立設位置を
    移動させ、端子部の平面部相互が対峙する少なくとも一
    組の分岐導電路を一層の導電性金属板から構成するよう
    にしたことを特徴とするワイヤリングハーネス相互接続
    装置の組立方法。
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JPH037011A (ja) * 1989-06-05 1991-01-14 Yazaki Corp ブスバーと絶縁板の組付構造
JPH0973928A (ja) * 1995-09-06 1997-03-18 Yazaki Corp 接続回路用導体およびその製造方法並びに電気接続装置

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