JPH068138A - 砥石とロータリードレッサの接触検出方法 - Google Patents

砥石とロータリードレッサの接触検出方法

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JPH068138A
JPH068138A JP17257492A JP17257492A JPH068138A JP H068138 A JPH068138 A JP H068138A JP 17257492 A JP17257492 A JP 17257492A JP 17257492 A JP17257492 A JP 17257492A JP H068138 A JPH068138 A JP H068138A
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JP
Japan
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contact
dresser
rotary dresser
rotary
ultrasonic vibration
Prior art date
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Pending
Application number
JP17257492A
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English (en)
Inventor
Hiromichi Sekizawa
弘道 関沢
Minoru Okiyokota
稔 沖横田
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 砥石とロータリードレッサの接触を確実に検
出できるようにする。 【構成】 砥石1とロータリードレッサ2の接触によっ
て発生する超音波振動を、ロータリードレッサ2の回転
軸3にボール16を介して接触させた検出板13に伝播
させ、これを同検出板13に取り付けた圧電素子18で
検出する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ロータリードレッサ
で砥石を整形するさいの両者の接触を確実に検出する方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の検出方法としては、たと
えば、実公昭64−278号公報に開示されているもの
がある。
【0003】これは、図2に示すように、回転する砥石
21とロータリードレッサ22の接触によって発生する
超音波振動を、ロータリードレッサ22との間の僅かな
間隙に液体を介在させて配置した検出板23に伝播さ
せ、これを同検出板23に取り付けたアコスティックエ
ミッションセンサ(以下、AEセンサという)24で検
出する方法である。
【0004】なお、図中、25は砥石21の回転軸、2
6はハウジングで、ロータリードレッサ22の回転軸2
7を支持する軸受と上記検出板23が取り付けられてい
る。28はロータリードレッサ22と検出板23の間の
間隙に上記流体を注入するパイプである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の検出方法は、上
述のようにロータリードレッサ22に発生する超音波振
動を、ロータリードレッサ22と検出板23の間隙に形
成した液膜を介して検出板23に伝播させるので、この
液膜に、研削液を使用すれば、新たな液体供給源を必要
とせず、有利である。しかし、研削液中の研削粉によっ
て研削液の供給経路のパイプ28が詰まって液膜が形成
されないため、砥石21とロータリードレッサ22の接
触を確実に検出できないおそれがあった。また、安定な
液膜を得るためには、実開平1−143348号公報に
示されるように、断面がL字状の面積の広い液膜形成路
を設ける必要がある。
【0006】この発明は、このような従来の問題点を解
決するためになされたもので、砥石とロータリードレッ
サの接触を確実に検出することができる接触検出方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明が提供する砥石
とロータリードレッサの接触検出方法は、両者の接触に
よって発生する超音波振動を、ロータリードレッサの回
転軸に直接またはボールを介して接触させた検出部材に
伝播させ、これを同部材に取り付けたセンサで検出する
方法である。
【0008】
【作用】砥石とロータリードレッサの接触によってロー
タリードレッサに発生する超音波振動の伝播経路は、ロ
ータリードレッサの回転軸から直接検出部材へ、または
ボールを経て検出部材へと、全て固体で構成されている
ので常に安定している。。このため、ロータリードレッ
サから検出部材への超音波振動の伝播は確実に行われ、
砥石とロータリードレッサの接触を確実に検出すること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明する。
【0010】(実施例1)図1は、実施例1の接触検出
方法の実施に使用した砥石整形装置を示す。
【0011】図において、1は砥石、2は砥石1を整形
するためのロータリードレッサ、3はロータリードレッ
サ2の回転軸、4は回転軸3を支持する転がり軸受、5
は転がり軸受4を支持するハウジングである。6はモー
タで、7はその駆動軸である。8はモータ6の駆動力を
ロータリードレッサ2に伝達するベルトで、回転軸3の
プーリ9と駆動軸7のプーリ10との間に張架されてい
る。11はロータリードレッサ2の回転数を設定する回
転数設定部、12はインバータである。
【0012】13は砥石整形装置のフレーム14にばね
15を介して取り付けた検出板(この発明にいう検出部
材)、16はロータリードレッサ2の回転軸3の端部に
設けたくぼみ17と前記検出板13の間に介在させた鋼
製のボールである。このボール16は、ばね15によっ
てロータリードレッサ2側へ付勢された検出板13によ
って、同検出板13とくぼみ17の間に、落下しないよ
うに保持されている。ここにいうくぼみ17は、ボール
16の振れをできる限り小さくするために、回転軸3の
軸心上に頂点を有する円錐形にしてある。ボール16を
使用する理由は、三者16,2,13の摩擦によるノイ
ズを小さくするためである。
【0013】18は検出板13に固定したAEセンサ
で、この実施例では圧電素子である。19はAEセンサ
18からの出力信号(接触信号)を増幅する増幅器であ
る。
【0014】次に、上記砥石成形装置における砥石1と
ロータリードレッサ2の接触の検出要領について説明す
る。
【0015】まず、回転数設定部11によってロータリ
ードレッサ2の回転数を砥石1の整形に必要な回転数に
設定してモータ6を駆動し、ロータリードレッサ2を回
転させる。そして、砥石整形装置を移動させてロータリ
ードレッサ2を同じく回転させた砥石1に接触させる。
【0016】両者1,2の接触によって発生する超音波
振動は、ロータリードレッサ2とその回転軸3からボー
ル16,検出板13へと伝播する。すると、圧電素子1
8は検出板13に伝播した超音波振動を検出し、これを
接触信号として出力し、増幅器19がこれを増幅する。
【0017】このように、実施例においては、砥石1と
ロータリードレッサ2の接触によって発生する超音波振
動を、ロータリードレッサ2の回転軸3にボール16を
介して接触させた検出板13に伝播させ、これを検出板
13に固定した圧電素子18で検出するようにした。す
なわち、上記超音波振動は、固体であるボールを経て検
出板13に伝播されるようにした。
【0018】このため、超音波振動の検出板13への伝
播経路は全て固体で構成されるので、常に安定した状態
にあり、ロータリドレッサ2から検出板13への超音波
振動の伝播は確実に行われる。したがって、実施例の検
出方法によれば、砥石1とロータリードレッサ2の接触
を確実に検出することができる。
【0019】(実施例2)実施例1における検出の過程
においては、ロータリードレッサ2の回転に伴って転が
り軸受4に発生したノイズも、回転軸3からボール1
6,検出板13へと伝播し、圧電素子18がこれを検出
する。しかし、ロータリードレッサ2が高速回転する場
合にはノイズが大きくてS/N比が小さいので、ノイズ
が砥石1とロータリードレッサ2の接触を検出する上で
支障となることがある。
【0020】したがって、上記ノイズをできるだけ小さ
くしてS/N比をできるだけ大きくすることは、砥石1
とロータリードレッサ2の接触をより確実に検出する上
で望ましい。
【0021】実施例2の接触検出方法は、このような観
点から、両者1,2の接触をより確実に検出できるよう
にしたもので、実施例1におけるロータリードレッサ2
の回転数を、接触検出時に下げる方法である。この場
合、下げ過ぎると、ロータリードレッサ2が傷つくの
で、傷つかない程度まで下げる。なお、回転数の設定
は、回転数設定部11によって行う。
【0022】このようにすると、転がり軸受4に発生す
るノイズーは小さくなり、S/N比が充分に大きくな
る。その結果、砥石1とロータリードレッサ2の接触を
より確実に検出することができる。
【0023】接触検出終了後に、回転数設定部11は砥
石1の整形に必要な回転数にロータリードレッサ1の回
転数を設定し、その回転数で砥石1の整形を行う。
【0024】なお、上記実施例1と実施例2では、ボー
ル16を回転軸3と検出板13の間に回転自在に介在さ
せたが、回転軸3に溶接で固定するようにしてもよい。
また、回転軸3と検出板13はピボット玉軸受のような
接触にしてもよい。さらに、回転軸3と検出板13の間
にボール16を介在させないで、両者3,13を直接接
触させることもできる。たとえば、検出板13を回転軸
3の外周面に接触させる方法を採ってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、請求項1に記載の構成としたので、砥石とロータリ
ードレッサの接触を確実に検出できる、という効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の実施に使用した砥石整形装置の構成
【図2】 従来例の実施に使用した砥石整形装置の構成
【符号の説明】
1 砥石 2 ロータリードレッサ 3 回転軸 13 検出板 16 ボール 18 AEセンサ(圧電素子)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砥石とロータリードレッサの接触によっ
    て発生する超音波振動を、ロータリードレッサの回転軸
    に直接またはボールを介して接触させた検出部材に伝播
    させ、これを同部材に取り付けたセンサで検出すること
    を特徴とする砥石とロータリードレッサの接触検出方
    法。
JP17257492A 1992-06-30 1992-06-30 砥石とロータリードレッサの接触検出方法 Pending JPH068138A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17257492A JPH068138A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 砥石とロータリードレッサの接触検出方法

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JP17257492A JPH068138A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 砥石とロータリードレッサの接触検出方法

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ID=15944362

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JP17257492A Pending JPH068138A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 砥石とロータリードレッサの接触検出方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6361410B1 (en) 1999-01-18 2002-03-26 Nsk Ltd. Grinding apparatus for forming grooves on a workpiece and a method for dressing a grindstone used in the apparatus
US6884151B2 (en) 1999-01-18 2005-04-26 Nsk Ltd. Method and apparatus for forming grooves on a workpiece and for dressing a grindstone used in the groove formation
US7899572B2 (en) * 2005-07-25 2011-03-01 Rollomatic Sa Method and device for measuring the geometry of a cutting edge to be chamfered

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US6884151B2 (en) 1999-01-18 2005-04-26 Nsk Ltd. Method and apparatus for forming grooves on a workpiece and for dressing a grindstone used in the groove formation
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Effective date: 20010605