JPH0545974Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0545974Y2 JPH0545974Y2 JP1986094558U JP9455886U JPH0545974Y2 JP H0545974 Y2 JPH0545974 Y2 JP H0545974Y2 JP 1986094558 U JP1986094558 U JP 1986094558U JP 9455886 U JP9455886 U JP 9455886U JP H0545974 Y2 JPH0545974 Y2 JP H0545974Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- ultrasonic
- fixed shaft
- ultrasonic probe
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000523 sample Substances 0.000 claims description 22
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 7
- 239000005062 Polybutadiene Substances 0.000 claims description 6
- 229920002857 polybutadiene Polymers 0.000 claims description 6
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 6
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は、タイヤ型超音波探触子に関するも
のである。
のである。
従来、連続的に移動する鋼板内に存在する疵を
検出するには、例えば、タイヤ型超音波探触子が
用いられる。この探触子は、第6図に示すよう
に、固定軸1と、固定軸1に取り付けられた超音
波振動子2と、超音波振動子2を囲むように固定
軸1にシールベアリング3を介して回転自在に取
り付けられたタイヤ4とからなつている。そし
て、タイヤ4と超音波振動子2間の間〓には、シ
リコンオイル等の伝達媒質5が充填されている。
検出するには、例えば、タイヤ型超音波探触子が
用いられる。この探触子は、第6図に示すよう
に、固定軸1と、固定軸1に取り付けられた超音
波振動子2と、超音波振動子2を囲むように固定
軸1にシールベアリング3を介して回転自在に取
り付けられたタイヤ4とからなつている。そし
て、タイヤ4と超音波振動子2間の間〓には、シ
リコンオイル等の伝達媒質5が充填されている。
このように構成されている、従来のタイヤ型超
音波探触子においては、連続的に移動する鋼板6
の上面に接触媒質7を介してタイヤ4が接触する
ように探触子を設置し、超音波振動子2から超音
波を鋼板6に向けて発射させ、そして、その反射
波によつて鋼板6内に存在する疵を探傷する。
音波探触子においては、連続的に移動する鋼板6
の上面に接触媒質7を介してタイヤ4が接触する
ように探触子を設置し、超音波振動子2から超音
波を鋼板6に向けて発射させ、そして、その反射
波によつて鋼板6内に存在する疵を探傷する。
しかし、上述した従来のタイヤ型超音波探触子
には、次のような問題があつた。即ち、超音波振
動子2から発射された超音波は、伝達媒質5およ
びタイヤ4によつて減衰する結果、探傷精度が低
下する。しかも、タイヤ4は変形しやすいので探
傷中に超音波の入射角が変動し、これによつて探
傷精度が低下する。
には、次のような問題があつた。即ち、超音波振
動子2から発射された超音波は、伝達媒質5およ
びタイヤ4によつて減衰する結果、探傷精度が低
下する。しかも、タイヤ4は変形しやすいので探
傷中に超音波の入射角が変動し、これによつて探
傷精度が低下する。
この考案の目的は、超音波振動子から発射され
る超音波の減衰が小さく、しかも、タイヤが変形
しにくく、この結果、疵の探傷を高精度で行なえ
るタイヤ型超音波探触子を提供することにある。
る超音波の減衰が小さく、しかも、タイヤが変形
しにくく、この結果、疵の探傷を高精度で行なえ
るタイヤ型超音波探触子を提供することにある。
この考案は、固定軸と、前記固定軸にこれと同
心円状に間隔をあけて回転自在に取り付けられた
タイヤと、前記固定軸に前記タイヤの内面に向け
て固定された超音波振動子とからなり、前記タイ
ヤと前記超音波振動子間の間隔には超音波伝達媒
質が充填されているタイヤ型超音波探触子におい
て、前記タイヤはブタジエンゴムによつて作ら
れ、前記タイヤは、前記固定軸にシールベアリン
グを介して回転自在に取り付けられた2枚の回転
板間に固定され、、前記タイヤの内周面には前記
回転板間に横架された複数本の補強材が当てがわ
れ、そして、前記超音波振動子は、前記固定軸に
互いに内側に向けて1対設けられていることに特
徴を有するものである。
心円状に間隔をあけて回転自在に取り付けられた
タイヤと、前記固定軸に前記タイヤの内面に向け
て固定された超音波振動子とからなり、前記タイ
ヤと前記超音波振動子間の間隔には超音波伝達媒
質が充填されているタイヤ型超音波探触子におい
て、前記タイヤはブタジエンゴムによつて作ら
れ、前記タイヤは、前記固定軸にシールベアリン
グを介して回転自在に取り付けられた2枚の回転
板間に固定され、、前記タイヤの内周面には前記
回転板間に横架された複数本の補強材が当てがわ
れ、そして、前記超音波振動子は、前記固定軸に
互いに内側に向けて1対設けられていることに特
徴を有するものである。
次に、この考案のタイヤ型超音波探触子の一実
施態様を図面を参照しながら説明する。
施態様を図面を参照しながら説明する。
第1図は、この考案のタイヤ型超音波探触子の
一実施態様を示す断面図、第2図は、第1図のA
−A線断面図である。
一実施態様を示す断面図、第2図は、第1図のA
−A線断面図である。
第1および2図において、1対の回転板8は、
固定軸9にシールベアリング10を介して間隔を
あけて回転自在に取り付けられている。タイヤ1
1は超音波の減衰が小さいブタジエンゴムによつ
て作られており、1対の回転板8間に取り付けら
れている。タイヤ11の内周面と固定軸9との間
に形成された間〓内には、固定軸9中に形成され
た通路12を通してシリコンオイル等の超音波伝
達媒質が給排出されるようになつている。
固定軸9にシールベアリング10を介して間隔を
あけて回転自在に取り付けられている。タイヤ1
1は超音波の減衰が小さいブタジエンゴムによつ
て作られており、1対の回転板8間に取り付けら
れている。タイヤ11の内周面と固定軸9との間
に形成された間〓内には、固定軸9中に形成され
た通路12を通してシリコンオイル等の超音波伝
達媒質が給排出されるようになつている。
固定軸9には1対の超音波振動子13A,13
Bが互いにその先端を内側に向けて固定されてい
る。一端が1対の超音波振動子13A,13Bに
接続された信号ケーブル14の他端は、固定軸9
に形成された孔15を通つて探傷器本体(図示せ
ず)に接続されている。
Bが互いにその先端を内側に向けて固定されてい
る。一端が1対の超音波振動子13A,13Bに
接続された信号ケーブル14の他端は、固定軸9
に形成された孔15を通つて探傷器本体(図示せ
ず)に接続されている。
1対の回転板8間には複数本の補強材16が固
定されている。複数本の補強材16はタイヤ11
の内周面に当てがわれており、これによつて、タ
イヤ11の変形が防止される。
定されている。複数本の補強材16はタイヤ11
の内周面に当てがわれており、これによつて、タ
イヤ11の変形が防止される。
上述した、この考案のタイヤ型超音波探触子に
より、例えばパイプラインの管端溶接部内に存在
する疵を探傷するには、上述したタイヤ型超音波
探触子をパイプライン内を移動可能なピグに取り
付け、ピグの移動によつてタイヤ型超音波探触子
が管端溶接部に接近したときにタイヤ型超音波探
触子の一方の超音波振動子13Aから超音波を管
端溶接部に向けて発射して管端溶接部内の疵を上
流側から探傷し、この後、ピグの移動によつてタ
イヤ型超音波探触子が管端溶接部を通過した直後
に、他方の超音波振動子13Bから超音波を管端
溶接部に向けて発射して管端溶接部内の疵を下流
側から探傷する。なお、この場合、タイヤ11を
ブタジエンゴム製とすることによつて管内面に従
来のように接触媒質を塗布する必要はない。
より、例えばパイプラインの管端溶接部内に存在
する疵を探傷するには、上述したタイヤ型超音波
探触子をパイプライン内を移動可能なピグに取り
付け、ピグの移動によつてタイヤ型超音波探触子
が管端溶接部に接近したときにタイヤ型超音波探
触子の一方の超音波振動子13Aから超音波を管
端溶接部に向けて発射して管端溶接部内の疵を上
流側から探傷し、この後、ピグの移動によつてタ
イヤ型超音波探触子が管端溶接部を通過した直後
に、他方の超音波振動子13Bから超音波を管端
溶接部に向けて発射して管端溶接部内の疵を下流
側から探傷する。なお、この場合、タイヤ11を
ブタジエンゴム製とすることによつて管内面に従
来のように接触媒質を塗布する必要はない。
超音波はその減衰が小さいブタジエンゴム製タ
イヤ11を伝播すること、および、タイヤ11は
補強材16によつて転動中変形しにくく、このた
めに入射角が変動しないことによつて、管端溶接
部内に存在する疵は高精度で探傷される。しか
も、管端溶接部内の疵は、1対の超音波振動子に
よつてその上流および下流側から探傷される。
イヤ11を伝播すること、および、タイヤ11は
補強材16によつて転動中変形しにくく、このた
めに入射角が変動しないことによつて、管端溶接
部内に存在する疵は高精度で探傷される。しか
も、管端溶接部内の疵は、1対の超音波振動子に
よつてその上流および下流側から探傷される。
超音波振動子13A,13Bから発射された超
音波の伝達媒質5中の伝播距離が短かくなれば、
それだけ超音波の減衰が小さくなる。これには第
3および第4図に示すように、固定軸9に固定さ
れたブタジエンゴム製の保持材17中に、1対の
超音波振動子13A,13Bを互いにその先端を
内側に向けて埋設すれば良い。この場合、保持材
17において超音波が伝播しない部分は、第5図
に示すように除去しても良い。
音波の伝達媒質5中の伝播距離が短かくなれば、
それだけ超音波の減衰が小さくなる。これには第
3および第4図に示すように、固定軸9に固定さ
れたブタジエンゴム製の保持材17中に、1対の
超音波振動子13A,13Bを互いにその先端を
内側に向けて埋設すれば良い。この場合、保持材
17において超音波が伝播しない部分は、第5図
に示すように除去しても良い。
以上説明したように、この考案によれば、超音
波の減衰が小さく、しかも、タイヤが変形しにく
いので、鋼板等中に存在する疵の探傷を高精度で
行なえるといつたきわめて有用な効果がもたらさ
れる。
波の減衰が小さく、しかも、タイヤが変形しにく
いので、鋼板等中に存在する疵の探傷を高精度で
行なえるといつたきわめて有用な効果がもたらさ
れる。
第1図は、この考案のタイヤ型超音波探触子の
一実施態様を示す断面図、第2図は、第1図のA
−A線断面図、第3図は、この考案のタイヤ型超
音波探触子の他の実施態様を示す断面図、第4図
は、第3図のA−A線断面図、第5図は、この考
案のタイヤ型超音波探触子の更に別の実施態様を
示す断面図、第6図は、従来のタイヤ型超音波探
触子の断面図である。 1……固定軸、2……超音波振動子、3……シ
ールベアリング、4……タイヤ、5……伝達媒
質、6……鋼板、7……接触媒質、8……回転
板、9……固定軸、10……シールベアリング、
11……タイヤ、12……通路、13A,13B
……超音波振動子、14……信号ケーブル、15
……孔、16……補強材、17……保持材。
一実施態様を示す断面図、第2図は、第1図のA
−A線断面図、第3図は、この考案のタイヤ型超
音波探触子の他の実施態様を示す断面図、第4図
は、第3図のA−A線断面図、第5図は、この考
案のタイヤ型超音波探触子の更に別の実施態様を
示す断面図、第6図は、従来のタイヤ型超音波探
触子の断面図である。 1……固定軸、2……超音波振動子、3……シ
ールベアリング、4……タイヤ、5……伝達媒
質、6……鋼板、7……接触媒質、8……回転
板、9……固定軸、10……シールベアリング、
11……タイヤ、12……通路、13A,13B
……超音波振動子、14……信号ケーブル、15
……孔、16……補強材、17……保持材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 固定軸と、前記固定軸にこれと同心円状に間隔
をあけて回転自在に取り付けられたタイヤと、前
記固定軸に前記タイヤの内面に向けて固定された
超音波振動子とからなり、前記タイヤと前記超音
波振動子間の間〓には超音波伝達媒質が充填され
ているタイヤ型超音波探触子において、 前記タイヤはブタジエンゴムによつて作られ、
前記タイヤは、前記固定軸にシールベアリングを
介して回転自在に取り付けられた2枚の回転板間
に固定され、前記タイヤの内周面には前記回転板
間に横架された複数本の補強材が当てがわれ、そ
して、前記超音波振動子は、前記固定軸に互いに
その先端を内側に向けて1対設けられていること
を特徴とするタイヤ型超音波探触子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986094558U JPH0545974Y2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986094558U JPH0545974Y2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS632155U JPS632155U (ja) | 1988-01-08 |
JPH0545974Y2 true JPH0545974Y2 (ja) | 1993-11-30 |
Family
ID=30958143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986094558U Expired - Lifetime JPH0545974Y2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0545974Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020056724A (ja) * | 2018-10-03 | 2020-04-09 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 超音波検査装置および超音波検査方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5446086A (en) * | 1977-08-23 | 1979-04-11 | British Gasu Corp | Wheel type tester for supersonic test |
-
1986
- 1986-06-23 JP JP1986094558U patent/JPH0545974Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5446086A (en) * | 1977-08-23 | 1979-04-11 | British Gasu Corp | Wheel type tester for supersonic test |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020056724A (ja) * | 2018-10-03 | 2020-04-09 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 超音波検査装置および超音波検査方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS632155U (ja) | 1988-01-08 |
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