JPH0612531Y2 - タイヤ型超音波センサー保持機構 - Google Patents
タイヤ型超音波センサー保持機構Info
- Publication number
- JPH0612531Y2 JPH0612531Y2 JP12480788U JP12480788U JPH0612531Y2 JP H0612531 Y2 JPH0612531 Y2 JP H0612531Y2 JP 12480788 U JP12480788 U JP 12480788U JP 12480788 U JP12480788 U JP 12480788U JP H0612531 Y2 JPH0612531 Y2 JP H0612531Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- type ultrasonic
- steel pipe
- ultrasonic sensor
- tire type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/04—Wave modes and trajectories
- G01N2291/044—Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、パイプライン内を走行し、パイプラインを
構成する鋼管の疵、腐食による減肉、鋼管溶接部の欠陥
等を検出するためのタイヤ型超音波探傷装置における、
タイヤ型超音波センサーの保持機構に関するものであ
る。
構成する鋼管の疵、腐食による減肉、鋼管溶接部の欠陥
等を検出するためのタイヤ型超音波探傷装置における、
タイヤ型超音波センサーの保持機構に関するものであ
る。
既設のパイプラインを構成する鋼管の疵、腐食による減
肉、鋼管溶接部の欠陥等を検出するための装置として、
パイプライン内を走行する通常ピグと称されている検査
カプセル本体に、斜角探触子を内蔵するタイヤ型超音波
センサーが取り付けられたタイヤ型超音波探傷装置が知
られている。
肉、鋼管溶接部の欠陥等を検出するための装置として、
パイプライン内を走行する通常ピグと称されている検査
カプセル本体に、斜角探触子を内蔵するタイヤ型超音波
センサーが取り付けられたタイヤ型超音波探傷装置が知
られている。
第４図は、従来のタイヤ型超音波探傷装置の既略側面図
である。第４図に示すように、従来の装置は、前後にス
クレーパーカツプ３が取り付けられた検査カプセル本体
２と、検査カプセル本体２の周方向に所定間隔をあけ、
アーム５によつて取り付けられたタイヤ型超音波センサ
ー４とからなつている。タイヤ型超音波センサー４は、
斜角探触子（図示せず）を内蔵し、そのタイヤ4aが鋼管
１の内面に接触し、検査カプセル本体２の走行によつて
管軸方向に回転する。
である。第４図に示すように、従来の装置は、前後にス
クレーパーカツプ３が取り付けられた検査カプセル本体
２と、検査カプセル本体２の周方向に所定間隔をあけ、
アーム５によつて取り付けられたタイヤ型超音波センサ
ー４とからなつている。タイヤ型超音波センサー４は、
斜角探触子（図示せず）を内蔵し、そのタイヤ4aが鋼管
１の内面に接触し、検査カプセル本体２の走行によつて
管軸方向に回転する。
タイヤ型超音波センサー４を、鋼管１の内面に接触させ
ながら、検査カプセル本体２２を矢印に示すように走行
させる。そして、タイヤ型超音波センサー４から鋼管１
の内面に向け超音波を発信しそしてその反射エコーを受
信することにより、鋼管１の疵、腐食による減肉、鋼管
溶接部の欠陥等が検出される。
ながら、検査カプセル本体２２を矢印に示すように走行
させる。そして、タイヤ型超音波センサー４から鋼管１
の内面に向け超音波を発信しそしてその反射エコーを受
信することにより、鋼管１の疵、腐食による減肉、鋼管
溶接部の欠陥等が検出される。
上述のような構造のタイヤ型超音波探傷装置において、
タイヤ型超音波センサー４は、鋼管１の内面に対し一定
角度に保持されていないと適確な検出を行なうことがで
きない。
タイヤ型超音波センサー４は、鋼管１の内面に対し一定
角度に保持されていないと適確な検出を行なうことがで
きない。
しかしながら、第５図に示すように、鋼管１内を走行す
る検査カプセル本体２が、管軸方向に傾く場合がある。
検査カプセル本体２が管軸方向に傾くと、タイヤ型超音
波センサ４も、鋼管１の内面に対し、傾いて接触するよ
うになる。
る検査カプセル本体２が、管軸方向に傾く場合がある。
検査カプセル本体２が管軸方向に傾くと、タイヤ型超音
波センサ４も、鋼管１の内面に対し、傾いて接触するよ
うになる。
この結果、タイヤ型超音波センサー４を鋼管１の内面に
一定角度に保持することができず、その検出精度が劣化
する問題が生ずる。
一定角度に保持することができず、その検出精度が劣化
する問題が生ずる。
従つて、この考案の目的は、鋼管内を走行する検査カプ
セル本体が管軸方向に傾いても、常にタイヤ型超音波セ
ンサーを鋼管の内面に対し一定角度に保持し、これによ
つて、鋼管の疵、腐食による減肉、鋼管溶接部の欠陥等
を、精度高く適確に検出することができるタイヤ型超音
波センサー保持機構を提供することにある。
セル本体が管軸方向に傾いても、常にタイヤ型超音波セ
ンサーを鋼管の内面に対し一定角度に保持し、これによ
つて、鋼管の疵、腐食による減肉、鋼管溶接部の欠陥等
を、精度高く適確に検出することができるタイヤ型超音
波センサー保持機構を提供することにある。
この考案のタイヤ型超音波センサー保持機構は、検査す
べき鋼管内を走行する検査カプセル本体にその一端が回
動可能に軸支された第１アームと、前記第１アームの他
端にその一端が回動可能に軸支された第２アームと、前
記第２アームの前記第１アームとの軸支部分の固定軸に
取り付けられた超音波探触子および前記固定軸のまわり
を回転するタイヤからなるタイヤ型超音波センサーと、
前記第２アームの他端に取り付けられたローラと、前記
第１アームと前記検査カプセル本体との軸支部分に取り
付けられた、前記第１アームを前記鋼管の内面に押すよ
うに作動する第１バネ機構と、前記第１アームと前記第
２アームとの軸支部分に取り付けられた、前記第１アー
ムと前記第２アームとの角度を１８０°に近くなる方向
に作動する第２バネ機構とからなることに特徴を有する
ものである。
べき鋼管内を走行する検査カプセル本体にその一端が回
動可能に軸支された第１アームと、前記第１アームの他
端にその一端が回動可能に軸支された第２アームと、前
記第２アームの前記第１アームとの軸支部分の固定軸に
取り付けられた超音波探触子および前記固定軸のまわり
を回転するタイヤからなるタイヤ型超音波センサーと、
前記第２アームの他端に取り付けられたローラと、前記
第１アームと前記検査カプセル本体との軸支部分に取り
付けられた、前記第１アームを前記鋼管の内面に押すよ
うに作動する第１バネ機構と、前記第１アームと前記第
２アームとの軸支部分に取り付けられた、前記第１アー
ムと前記第２アームとの角度を１８０°に近くなる方向
に作動する第２バネ機構とからなることに特徴を有する
ものである。
次に、この考案を、図面を参照しながら説明する。
第１図はこの考案の装置の一実施態様を示す概略断面
図、第２図はその部分拡大側面図、第３図は第２図のＡ
−Ａ線矢視図である。図面に示すように、この考案にお
いても、タイヤ型超音波探傷装置が、検査すべき鋼管１
内を走行する、前後にスクレーパーカツプ３が取り付け
られた検査カプセル本体２と、検査カプセル本体２の周
方向に所定間隔をあけて取り付けられた、鋼管１の内面
に接触する複数個のタイヤ型超音波センサー４とからな
ることは、従来と同様である。
図、第２図はその部分拡大側面図、第３図は第２図のＡ
−Ａ線矢視図である。図面に示すように、この考案にお
いても、タイヤ型超音波探傷装置が、検査すべき鋼管１
内を走行する、前後にスクレーパーカツプ３が取り付け
られた検査カプセル本体２と、検査カプセル本体２の周
方向に所定間隔をあけて取り付けられた、鋼管１の内面
に接触する複数個のタイヤ型超音波センサー４とからな
ることは、従来と同様である。
この考案においては、タイヤ型超音波センサー４は、次
に述べるような機構によつて、検査カプセル本体２に保
持されている。
に述べるような機構によつて、検査カプセル本体２に保
持されている。
即ち、検査カプセル本体２の周方向に所定間隔をあけて
設けられた軸受枠６の各々の両側には、互いに平行な２
本のアームからなる１対の第１アーム７の一端が、軸８
によつて回動可能に軸支されている。１対の第１アーム
７の他端の内側には、互いに平行な２本のアームからな
る１対の第２アーム９の一端が、前記一端に取り付けら
れた固定軸１０によつて、回動可能に軸支されている。
設けられた軸受枠６の各々の両側には、互いに平行な２
本のアームからなる１対の第１アーム７の一端が、軸８
によつて回動可能に軸支されている。１対の第１アーム
７の他端の内側には、互いに平行な２本のアームからな
る１対の第２アーム９の一端が、前記一端に取り付けら
れた固定軸１０によつて、回動可能に軸支されている。
第２アーム９の固定軸１０には、１対の第１アーム７、
および、１対の第２アーム９間に位置するタイヤ型超音
波センサー４が取り付けられている。タイヤ型超音波セ
ンサー４は、鋼管１の内面に接触し、固定軸１０のまわ
りを管軸方向に回転可能なタイヤ4aと、固定軸１０に鋼
管１の内面に向けて取り付けられた超音波探触子4bとか
らなつている。
および、１対の第２アーム９間に位置するタイヤ型超音
波センサー４が取り付けられている。タイヤ型超音波セ
ンサー４は、鋼管１の内面に接触し、固定軸１０のまわ
りを管軸方向に回転可能なタイヤ4aと、固定軸１０に鋼
管１の内面に向けて取り付けられた超音波探触子4bとか
らなつている。
第２アーム９の他端には、鋼管１の内面に接触し、管軸
方向に回転可能なローラ１１が、Ｌ形金具１２により上
下位置調節可能に取り付けられている。
方向に回転可能なローラ１１が、Ｌ形金具１２により上
下位置調節可能に取り付けられている。
検査カプセル本体２の軸受枠６と、第１アーム７の一端
とを軸支する軸８には、第１バネ機構としての第１コイ
ルバネ１３が取り付けられている。第１コイルバネ１３
の端部13aは、１対の第１アーム７の各々の下面に当接
されている。このような第１コイルバネ１３は、第１ア
ーム７を鋼管１の内面に押し付けるように作動する。
とを軸支する軸８には、第１バネ機構としての第１コイ
ルバネ１３が取り付けられている。第１コイルバネ１３
の端部13aは、１対の第１アーム７の各々の下面に当接
されている。このような第１コイルバネ１３は、第１ア
ーム７を鋼管１の内面に押し付けるように作動する。
第１アーム７と第２アーム９とを軸着する固定軸１０に
は、第２バネ機構としての第２コイルバネ１４が取り付
けられている。第２コイルバネ１４の一端部14aは、１
対の第１アーム７の各々の下面に当接し、第２コイルバ
ネ１４の他端部14bは、１対の第２アーム９の各々の下
面に当接されている。このような第２コイルバネ１４
は、第１アーム７と第２アーム９との角度が１８０°に
近くなる方向になるように作動する。
は、第２バネ機構としての第２コイルバネ１４が取り付
けられている。第２コイルバネ１４の一端部14aは、１
対の第１アーム７の各々の下面に当接し、第２コイルバ
ネ１４の他端部14bは、１対の第２アーム９の各々の下
面に当接されている。このような第２コイルバネ１４
は、第１アーム７と第２アーム９との角度が１８０°に
近くなる方向になるように作動する。
第１アーム７の第２アーム９側に近い上面にはバンパ１
５が、そして、第２アーム９の上面にはバンパ１６が取
り付けられている。バンパ１５および１６は、走行時、
鋼管１内に障害物があつたときに、第１アーム７および
第２アーム９を保護する。１７は、第１コイルバネ１３
によつて押される第１アーム７を一定範囲で抑止するた
めのストツパである。
５が、そして、第２アーム９の上面にはバンパ１６が取
り付けられている。バンパ１５および１６は、走行時、
鋼管１内に障害物があつたときに、第１アーム７および
第２アーム９を保護する。１７は、第１コイルバネ１３
によつて押される第１アーム７を一定範囲で抑止するた
めのストツパである。
この考案は、上述のように構成されているので、第１ア
ーム７と第２アーム９との軸着部に取り付けられたタイ
ヤ型超音波センサー４は、第１アーム７と検査カプセル
本体２との軸着部、および、第１アーム７と第２アーム
９との軸着部の各々に取り付けられた第１コイルバネ１
３および第２コイルバネ１４によつて、第２アーム９に
取り付けられたローラ１１と共に、常に鋼管１の内面に
押し付けられる。
ーム７と第２アーム９との軸着部に取り付けられたタイ
ヤ型超音波センサー４は、第１アーム７と検査カプセル
本体２との軸着部、および、第１アーム７と第２アーム
９との軸着部の各々に取り付けられた第１コイルバネ１
３および第２コイルバネ１４によつて、第２アーム９に
取り付けられたローラ１１と共に、常に鋼管１の内面に
押し付けられる。
従つて、検査カプセル本体２が鋼管１内を走行中に管軸
方向に傾斜しても、タイヤ型超音波センサー４を常に鋼
管１の内面に対し一定角度に保持することができる。
方向に傾斜しても、タイヤ型超音波センサー４を常に鋼
管１の内面に対し一定角度に保持することができる。
以上述べたように、この考案によれば、鋼管内を走行す
る検査カプセル本体が管軸方向に傾斜しても、常にタイ
ヤ型超音波センサーを鋼管内面に対し一定角度に保持す
ることができ、これによつて、鋼管の疵、腐食による減
肉、鋼管溶接部の欠陥等を、精度高く適確に検出するこ
とができる、工業上有用な効果がもたらされる。
る検査カプセル本体が管軸方向に傾斜しても、常にタイ
ヤ型超音波センサーを鋼管内面に対し一定角度に保持す
ることができ、これによつて、鋼管の疵、腐食による減
肉、鋼管溶接部の欠陥等を、精度高く適確に検出するこ
とができる、工業上有用な効果がもたらされる。
第１図はこの考案の一実施態様を示す概略側面図、第２
図はその部分拡大側面図、第３図は第２図のＡ−Ａ線断
面図、第４図および第５図は従来の装置の概略側面図で
ある。図面において、 １…鋼管、２…検査カプセル本体、 ３…スクレーパーカツプ、 ４…タイヤ型超音波センサー、4a…タイヤ、 4b…超音波探触子、５…アーム、 ６…軸受枠、７…第１アーム、 ８…軸、９…第２アーム、 10…固定軸、11…ローラ、 12…Ｌ型金具、13…第１コイルバネ、 14…第２コイルバネ、 15,16…バンパ、17…ストツパ。
図はその部分拡大側面図、第３図は第２図のＡ−Ａ線断
面図、第４図および第５図は従来の装置の概略側面図で
ある。図面において、 １…鋼管、２…検査カプセル本体、 ３…スクレーパーカツプ、 ４…タイヤ型超音波センサー、4a…タイヤ、 4b…超音波探触子、５…アーム、 ６…軸受枠、７…第１アーム、 ８…軸、９…第２アーム、 10…固定軸、11…ローラ、 12…Ｌ型金具、13…第１コイルバネ、 14…第２コイルバネ、 15,16…バンパ、17…ストツパ。
フロントページの続き (72)考案者 森本 匡 東京都千代田区丸の内１丁目１番２号 日 本鋼管株式会社内 (72)考案者 増田 尚隆 東京都千代田区内幸町１丁目１番３号 東 京電力株式会社内 (72)考案者 川西 直規 大阪府大阪市東区平野町５丁目１番地 大 阪瓦斯株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−79352（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】検査すべき鋼管内を走行する検査カプセル
本体にその一端が回動可能に軸支された第１アームと、
前記第１アームの他端にその一端が回動可能に軸支され
た第２アームと、前記第２アームの前記第１アームとの
軸支部分の固定軸に取り付けられた超音波探触子および
前記固定軸のまわりを回転するタイヤからなるタイヤ型
超音波センサーと、前記第２アームの他端に取り付けら
れたローラと、前記第１アームと前記検査カプセル本体
との軸支部分に取り付けられた、前記第１アームを前記
鋼管の内面に押すように作動する第１バネ機構と、前記
第１アームと前記第２アームとの軸支部分に取り付けら
れた、前記第１アームと前記第２アームとの角度を１８
０°に近くなる方向に作動する第２バネ機構とからなる
ことを特徴とするタイヤ型超音波センサー保持機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12480788U JPH0612531Y2 (ja) | 1988-09-24 | 1988-09-24 | タイヤ型超音波センサー保持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12480788U JPH0612531Y2 (ja) | 1988-09-24 | 1988-09-24 | タイヤ型超音波センサー保持機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0245457U JPH0245457U (ja) | 1990-03-28 |
| JPH0612531Y2 true JPH0612531Y2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=31374858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12480788U Expired - Lifetime JPH0612531Y2 (ja) | 1988-09-24 | 1988-09-24 | タイヤ型超音波センサー保持機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612531Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-24 JP JP12480788U patent/JPH0612531Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0245457U (ja) | 1990-03-28 |
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