JPH0681239U - 自動灌水装置 - Google Patents

自動灌水装置

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JPH0681239U
JPH0681239U JP2356593U JP2356593U JPH0681239U JP H0681239 U JPH0681239 U JP H0681239U JP 2356593 U JP2356593 U JP 2356593U JP 2356593 U JP2356593 U JP 2356593U JP H0681239 U JPH0681239 U JP H0681239U
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JP
Japan
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water
gutter
trolley
pump
irrigation system
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Pending
Application number
JP2356593U
Other languages
English (en)
Inventor
三雄 和泉
Original Assignee
スナオ電気株式会社
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Publication date
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Priority to JP2356593U priority Critical patent/JPH0681239U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻取り式のホース等を用いることなく、広範
囲に亘って均一に灌水できるようにする。 【構成】 ポンプ14を作動させつつ台車8aが樋1に沿っ
て自走すると、樋1内の水5が吸水管12より吸み上げら
れて場所を変えながら散水ノズル13から植物2に散水す
る。従って、多数の散水ノズル13を設けることなく、広
範囲にしかも均一に散水することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、地面に植えられた植物等に散水する自動灌水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の灌水装置としては、例えば図3及び図4に示すようなものがある。 図3に示すものは、苗(101)を植えた地面(102)に、所定の間隔をもって複数の ノズル(103)を設けたパイプ(104)を敷設し、パイプ(104)をバルブ(105)を介して に水道(106)に接続して、水道(106)の水圧によりパイプ(104)に流れた水をノズ ル(103)から噴出させて、苗(101)に散水するようになっている。
【0003】 図4に示すものは、苗(101)を植えた地面(102)にレール(111)を敷設して、水 道ホース(112)を繋いだ灌水ロボット(113)をレール(111)に沿って自走させるよ うにするとともに、水道ホース(112)を巻き解しながら灌水ロボット(113)に設け た散水ノズル(114)から苗(101)に散水するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の従来の装置は、敷設したパイプ(104)の周囲にしか散水 できず、広範囲に散水したい場合には、パイプを多数列敷設しなければならず、 また、パイプ(104)が長くなればなる程、水圧変化が大となり、均一に散水する のが困難であり、さらにノズル(103)が砂により目詰りするおそれがある等の問 題点がある。
【0005】 後者の従来の装置は、水を引き込む水道ホース(112)を灌水場所に引きずりな がら散水しなければならないため、水道ホース(112)が邪魔になるとともに、水 道ホースによりの苗(101)が傷められたり、また台車の到達距離が制限され、広 範囲に亘って灌水することができないという問題点がある。
【0006】 本考案は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、巻取り式のホース 等を用いることなく、広範囲に亘って均一に灌水することができるようにした自 動灌水装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案の自動灌水装置は、樋に沿って自走するよう にした台車にポンプを設け、該ポンプにより、台車から樋内に垂下する吸水管よ り樋内の水を吸い上げて、台車に装着した散水ノズルより散水するようにしたこ とを特徴としている。
【0008】
【作用】
ポンプを作動させつつ台車が樋に沿って自走すると、樋内の水が吸水管より吸 み上げられて場所を変えながら散水ノズルから苗に散水する。従って、多数の散 水ノズルを設けることなく、広範囲にしかも均一に散水することができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を、図1及び図2を参照して説明する。 (1)は、苗等の植物(2)が植えられた大型のビニールハウス内の地面(G)に敷 設された横断面略U字状の樋で、その両側部には、断面L字状の案内レール(1a) が一体的に形成されている。
【0010】 樋(1)の一端部には、電磁弁(3)により蛇口が開閉制御されて、水道からの水 を樋(1)内に放出する放水口(4)が設置されている。放水口(4)から放出された 水(5)は、樋(1)内に沿って、灌水する場所まで流れる。樋(1)の上方は、塵等 が入らないように、ゴム等の弾性変形可能な左右1対の舌片(6)により隠蔽され ている。
【0011】 電磁弁(3)は、樋(1)内に設けられた水位検出センサー(7)により開閉制御さ れる。水位検出センサー(7)は、上、中、下センサー部(7a)(7b)(7c)を有し て、樋(1)内の水位が下センサー部(7c)と中センサー部(7b)との間にあるとき は、コントローラー(3a)により電磁弁(3)を開放制御して、放水口(4)から水 を放出し、樋(1)内に水を流し込み、また、水位が中センサー部(7b)と上セン サー部(7a)との間にあるときは、電磁弁(3)を閉じて、放水口(4)からの放水 を停止させるようになっている。
【0012】 (8)は、樋(1)に沿って所望の灌水場所まで自走するようにした灌水ロボット で、図2において箱状の台車(8a)の右方には、樋(1)の両側部の案内レール(1 a)上を転動する内外1対の駆動輪(9)が、また、左方には、前後1対の従動輪(1 0)が回動可能に枢支されている。台車(8a)には、駆動輪(9)を駆動するモータ( 11)と、下端が樋(1)内に水没するように台車(8a)より垂下し、台車(8a)の移動 にともない樋内(1)を移動可能な吸水管(12)と、苗(2)に散水する下向きの散水 ノズル(13)と、吸水管(12)から樋(1)内の水を吸い上げて、吸い上げた水を散水 ノズル(13)から散水させるポンプ(14)と、モータ(11)とポンプ(14)の作動用のバ ッテリー(15)とが搭載されている。なお、散水ノズル(13)は、例えば台車(8a)の 両側に複数個ずつ配設するなど、必要に応じて増設するのがよく、また噴水方向 を上向きとしてもよい。さらに散水ノズル(13)を公知のスプリンクラーとすれば 、より広範囲の散水が可能となる。
【0013】 苗(2)に散水する場合は、台車(8a)に設けた電源スイッチ(8b)をオン操作し て、モータ(11)及びポンプ(14)を起動させると、駆動輪(9)により、灌水ロボッ ト(8)が樋(1)に沿って自走し、場所を変えながら吸水管(12)から樋(1)内の水 (5)を吸い上げて、散水ノズル(13)から苗(2)に散水する。従って、広範囲に亘 って、均一かつ迅速に適量の水を散水することができる。
【0014】 散水に伴って、樋(1)内の水位が水位検出センサー(7)の下センサー部(7c) と中センサー部(7b)との間に変位すると、コントローラ(3a)により電磁弁(3) が開放制御され、水が樋(1)内に放水され、水位が水位検出センサー(7)の中セ ンサー部(7b)と上センサー部(7a)との間に達すると、電磁弁(3)が遮断制御さ れ、放水が停止される。
【0015】 なお、上述の実施例においては、モータ(11)及びポンプ(14)の作動用の電源を 、台車(8a)に設置したバッテリー(15)としたが、このバッテリー(15)に換えて 、樋(1)に沿って、外部電源に接続された導電板を設置するとともに、台車(8a )に導電板に接触しながら台車(8a)とともに移動可能なブラシを設けて、このブ ラシと導電板とを介して外部電源をモータ(11)及びポンプ(14)に供給するように しても良い。この場合は、灌水ロボット(8)の重量を軽減することができる。 また、モータ(11)及びポンプ(14)のオン、オフ操作は、無線等の遠隔装置によ り行い得るようにしても良い。
【0016】
【考案の効果】
以上のように、本考案によると、台車を樋に沿って走行させつつ、台車に設け たポンプにより、樋内の水を吸い上げて、散水ノズルより散水するようにしたの で、従来のように巻取りホース等を設けることなく、広範囲に、しかも均一に散 水することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の概略斜視図である。
【図2】同じく概略縦断面図である。
【図3】従来技術の概略図である。
【図4】他の従来技術の概略図である。
【符号の説明】
(1)樋 (1a)案内レール (2)植物 (3)電磁弁 (4)放水口 (5)水 (7)水位検出センサー (8)灌水ロボット (9)駆動輪 (11)モータ(駆動源) (12)吸水管 (13)散水ノズル (14)ポンプ (G)地面

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樋に沿って自走するようにした台車にポ
    ンプを設け、該ポンプにより、台車から樋内に垂下する
    吸水管より樋内の水を吸い上げて、台車に装着した散水
    ノズルより散水するようにしたことを特徴とする自動灌
    水装置。
  2. 【請求項2】 樋と平行に、台車の走行用車輪を案内す
    るレールを設けたことを特徴とする請求項1記載の自動
    灌水装置。
  3. 【請求項3】 散水ノズルをスプリンクラーとしたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の自動灌水装置。
  4. 【請求項4】 台車走行用の駆動手段とポンプとに給電
    するバッテリーを台車に装着したことを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載の自動灌水装置。
  5. 【請求項5】 樋と平行に配設した導電板と、台車に装
    着され、台車の走行に伴って、前記導電板に接続して摺
    動するブラシとを介して、地上に設置した電源より台車
    上の走行用駆動手段とポンプとに給電するようにした請
    求項1〜3のいずれかに記載の自動灌水装置。
JP2356593U 1993-05-07 1993-05-07 自動灌水装置 Pending JPH0681239U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2356593U JPH0681239U (ja) 1993-05-07 1993-05-07 自動灌水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2356593U JPH0681239U (ja) 1993-05-07 1993-05-07 自動灌水装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0681239U true JPH0681239U (ja) 1994-11-22

Family

ID=12114058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2356593U Pending JPH0681239U (ja) 1993-05-07 1993-05-07 自動灌水装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101640117B1 (ko) * 2015-11-17 2016-07-15 서림건설주식회사 심층수 분사형 수질개선 장치
KR101867297B1 (ko) * 2017-09-06 2018-06-14 명인종 물분사장치
CN111837737A (zh) * 2020-07-31 2020-10-30 重庆电子工程职业学院 一种基于物联网的智慧农业用节水灌溉系统

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS533466A (en) * 1976-06-30 1978-01-13 Matsushita Electric Works Ltd Method of manufacture of decorative laminate

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