JPH03405Y2 - - Google Patents

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JPH03405Y2
JPH03405Y2 JP1986119752U JP11975286U JPH03405Y2 JP H03405 Y2 JPH03405 Y2 JP H03405Y2 JP 1986119752 U JP1986119752 U JP 1986119752U JP 11975286 U JP11975286 U JP 11975286U JP H03405 Y2 JPH03405 Y2 JP H03405Y2
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JP
Japan
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agent
mucus
nozzle body
main body
road
Prior art date
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Expired
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JP1986119752U
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English (en)
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JPS6327513U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、道路脇の路肩近傍に沿つて帯状にコ
ールタール等の粘液剤を撒布する粘液剤撒布機に
関するものである。
「従来の技術」 道路脇の路肩近傍には、歩道との区画を形成す
るため、或いは車輪が路肩から落ちるのを防止す
るため、更には雨水が濫りに道路脇に流れてしま
うのを防止するため、高さ幅の小さいブロツクを
帯状に敷設することが行れれている。
このブロツクは、通常はコンクリート製であつ
て路面の所定箇所に埋設されるが、更にはアスフ
アルト等の歴青質の混合物を盛り固めて形成した
構成のものも存している。
そして、特にこのアスフアルト等の歴青質の混
合物をブロツクとして敷設する場合の前段階とし
ては、路面に接着剤としての粘液剤を、道路脇の
路肩近傍に沿つて帯状に撒布することが行われて
いる。
「考案が解決しようとする問題点」 この粘液剤の撒布は、所定の刷毛等により帯状
に塗布するのが一般であるが、路面に沿つて長い
間隔を行うものであるから極めて手間がかかつて
非能率的であり、人件費がかかつて不経済とな
り、正確に帯状に塗布できず、しかもムラが生じ
てしまうと云つた問題点があつた。
また、上記した粘液剤はコールタール等を主成
分とする乳剤であり、粘液ではあるものの流れ易
いので、塗布後に路面の中央部に流れ出てきてし
まつて汚したり、車両のタイヤ等を傷め、更には
流出してしまうと相対的に塗布量が少なくなるの
で、上記混合物をブロツクとして敷設する場合の
固定に確実性が失われると云つた欠点、不都合が
ある。
この問題点を解決するための粘液剤撒布機を、
本出願人は本出願と同日付けで提案したが、更に
はこの粘液剤撒布機を確実に且つ正確に走行させ
ることが要求される。
即ち、上記した道路は当然ながら直線的ではな
く、曲折するものであるから、そのカーブに沿つ
て走行を制御しなければならない。
このような場合の装置の走行を車輪を介して行
う場合、四輪の車輪を固定する手段か、或いはこ
の四輪の車輪を、車輪軸に対して定められた角度
の軸の周りを自由に旋回できる所謂キヤスター構
造にするかの何れかであつた。しかしながら、前
者の場合はカーブに沿つた走行制御が困難であ
り、後者の場合は逆にキヤスターが回転し過ぎて
しまつて制御がきかない問題点が生じた。
本考案は、上述した従来の欠点、不都合を解消
するべく考案された粘液剤撒布機であつて、工事
が簡単で仕上りの体裁が良く、粘液剤を確実に撒
布でき更には装置自体の制御が簡単となるように
することを目的とする。
「問題を解決するための手段」 以下、本考案の構成を、本考案の実施例を示す
図面に基づいて説明する。
本考案の粘液剤撒布機は、道路脇の路肩近傍に
沿つて帯状にコールタール等の粘液剤を撒布する
ものであつて、走行が可能な本体1の側端下端
に、前記した粘液剤が噴出されるノズル体10を
突設すると共に、このノズル体10よりも内側及
び後側の部分に、下端が路面にほぼ接する姿勢の
ガイド片11,12を垂下設した構成である。
本体1は、前端両側に前輪6を回転自在に固定
すると共に、後端中央部に車輪軸に対して定めら
れた角度の軸の周りを自由に旋回できるキヤスタ
ー構造の後輪8を装着することによつて、少なく
とも前進動が可能であり、従つてノズル体10の
後側に位置するガイド片12とは、この本体1の
前進方向に対して後側と云う意味である。
「作用」 上述した構成にあつて、本考案の粘液剤撒布機
の本体1を、そのノズル体10を道路の所定側端
に位置させた姿勢で、道路の一方側端に沿つて走
行させれば、ノズル体10ら噴出される粘液剤
は、路面の所定位置に確実に吹き付けることがで
き、路面をなぞる状態で移動する内側のガイド片
11によつて噴出された粘液剤が路面の中央方向
に流れるのを防止し、また、路面をなぞる状態で
移動する後側のガイド片12によつて、吹き付け
られた粘液剤をムラなく路面に塗布することがで
きることになる。
即ち、後側のガイド片12は吹き付けられた粘
液剤を塗り直すための刷毛としての機能を果すの
である。
また、本体1を走行させる場合、ノズル体10
からの粘液剤の噴出方向が側方から覗いて視認で
きるように、ノズル体10は本体1の側端に配置
している。
更には、本体1の前端両側に前輪6が回転自在
に固定され、後端中央部にキヤスター構造の後輪
8が装着されているので、本体1の走行時に於け
る方向転換はキヤスター構造の後輪8のみで制御
できることになり、ふらついた状態となることは
ない。
「実施例」 本体1は、粘液剤の収納タンク2と、水を収納
するタンク3とを有しており、粘液剤タンク2は
連結管13を介して前記ノズル体10に連通し、
連結管13の途中に配置されたポンプ4によつて
粘液剤は圧送されてノズル体10から噴出される
ようになつている。
ノズル体10は、本体1の一方の側端下端に配
置されているが、この位置で上下動自在となつて
いて噴出開口端と路面との間の間隔を調整するこ
とができるようになつており、粘液剤の噴出範囲
が制御される。
また、ガイド片11,12は可撓性を有するゴ
ム材等が使用されるが、特に後側のガイド片12
は噴出された粘液剤をならす機能を果すものであ
るから、刷毛状のものが望ましい。
本体1は前述したように前輪6と後輪8とを有
していて、円滑な走行が可能であり、この走行手
段としては、所定の動力を用いることも考えられ
るが、微妙な制御をしながらゆつくりとした前進
を図るにはむしろ人力の方が望ましく、従つて本
体1の後端には手押し用のハンドル9が設けられ
ている。
尚、前述したように、ノズル体10からの粘液
剤の噴出状態が視認できるように、ノズル体10
は本体1の側端に配置しているが、この位置は、
撒布された粘液剤が、走行する本体1の後輪8に
よつて或いは作業運転者によつて踏まれることの
ないようにすることも配慮されて設定され、ま
た、前記したポンプ4は、本体1に内蔵された動
力源5によつて駆動する。
次に、図示実施例では、前述したように本体1
に粘液剤の収納タンク2と水を収納するタンク3
とを設けている。
粘液剤は、コールタール等を主成分とする乳剤
であるから、使用後は、ノズル体10と連結管1
3との間が詰まり易い問題点を有している。従つ
て、使用後の連結管13内を清浄するべく、タン
ク3の水をノズル体10と連結管13との間に圧
送するのである。
第4図は、その具体的な手段を示すものにし
て、ポンプ4に接続される連結管13の端部に、
粘液剤収納タンク2と連通する粘液剤連通管14
と水収納タンク3と連通する水連通管15とを連
設し、夫々粘液剤連通管14と水連通管15とに
コツク16を設けたものであり、粘液剤を噴出さ
せる場合には粘液剤連通管14のコツク16のみ
を開き、水を噴出させる場合には水連通管15の
コツク16のみを開くようにしたものである。
「効果」 本考案は、以上説明したような構成となつてお
り、作用する。
従つて、道路脇の路肩近傍に沿つて帯状にコー
ルタール等の粘液剤を撒布するに際して、極めて
確実に平均して、はみ出ることなく撒布塗布する
ことができ、手作業によるものではないので作業
効率が飛躍的に向上し、作業人数を最小限に抑え
ることが可能であつて経済的であり、粘液剤が路
面に流れ出ることもないので美観を確保すること
ができ、アスフアルト等の歴青質の混合物を盛り
固めて形成するブロツクの敷設が確実且つ容易と
なり、更には本体を道路のカーブに沿つて確実に
制御しながら走行させることが可能である等、多
くの優れた作用効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の正面断面図である。第2図
は、平面断面図である。第3図は、ノズル部分の
拡大側面図である。第4図は連通管部分の拡大正
面図である。 符号の説明、1;本体、2;粘液剤タンク、
3;水タンク、4;ポンプ、10;ノズル体、1
1;内側ガイド、12;外側ガイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 道路脇の路肩近傍に沿つて帯状にコールタール
    等の粘液剤を撒布する撒布機であつて、前端両側
    に前輪6を回転自在に固定すると共に、後端中央
    部にキヤスター構造の後輪8を装着して走行可能
    とした本体1の側端下端に、前記粘液剤が噴出さ
    れるノズル体10を突設すると共に、該ノズル体
    10よりも内側及び後側の部分に、下端が路面に
    ほぼ接する姿勢のガイド片11,12を垂下設し
    て成る粘液剤撒布機。
JP1986119752U 1986-08-06 1986-08-06 Expired JPH03405Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986119752U JPH03405Y2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986119752U JPH03405Y2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6327513U JPS6327513U (ja) 1988-02-23
JPH03405Y2 true JPH03405Y2 (ja) 1991-01-09

Family

ID=31007415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986119752U Expired JPH03405Y2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06

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JPS6327513U (ja) 1988-02-23

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