JPH0681075B2 - 自動車電話における電力線搬送波方式のマイクロフォンシステム - Google Patents
自動車電話における電力線搬送波方式のマイクロフォンシステムInfo
- Publication number
- JPH0681075B2 JPH0681075B2 JP62209741A JP20974187A JPH0681075B2 JP H0681075 B2 JPH0681075 B2 JP H0681075B2 JP 62209741 A JP62209741 A JP 62209741A JP 20974187 A JP20974187 A JP 20974187A JP H0681075 B2 JPH0681075 B2 JP H0681075B2
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は自動車電話における電力線搬送波方式のマイ
クロフォンシステムに関するものである。
クロフォンシステムに関するものである。
(従来の技術) 自動車電話において電力線搬送波方式のマイクロフォン
システムが提案されている。これは、例えばステアリン
グホイールのパッド部にマイクロフォンと押しボタンダ
イヤル等の操作スイッチを備えたマイク発信機が設けら
れるとともに、トランクに電力供給装置(バッテリー)
が接続されたマイク受信機が設けられている。そして、
受信機及びマイク発信機はともに電力供給装置(バッテ
リー)から電力線を介して接続されていて、その電力線
を利用してマイクロフォンの音声信号と操作スイッチ
(「0」〜「9」のダイヤル番号等)に対応したスイッ
チ信号を増幅して搬送波に変調をかけその搬送波を当該
電力線に重畳して受信機側に送出させている。マイク受
信機側は電力線から搬送波を分離してその搬送波を復調
して音声信号及びスイッチ信号を取り出し、その信号形
態によりどの操作スイッチが操作されたか検出するもの
である。
システムが提案されている。これは、例えばステアリン
グホイールのパッド部にマイクロフォンと押しボタンダ
イヤル等の操作スイッチを備えたマイク発信機が設けら
れるとともに、トランクに電力供給装置(バッテリー)
が接続されたマイク受信機が設けられている。そして、
受信機及びマイク発信機はともに電力供給装置(バッテ
リー)から電力線を介して接続されていて、その電力線
を利用してマイクロフォンの音声信号と操作スイッチ
(「0」〜「9」のダイヤル番号等)に対応したスイッ
チ信号を増幅して搬送波に変調をかけその搬送波を当該
電力線に重畳して受信機側に送出させている。マイク受
信機側は電力線から搬送波を分離してその搬送波を復調
して音声信号及びスイッチ信号を取り出し、その信号形
態によりどの操作スイッチが操作されたか検出するもの
である。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、これと同じシステムを採用した2台の車両が
隣接した位置にいると、一方のシステムから搬送波を送
出した場合、電力線からの搬送波の輻射は避けられず、
他方のシステムの電力線がアンテナの機能として輻射し
た搬送波を受信してしまい、その各スイッチの操作に伴
うスイッチ信号を復調し誤動作する虞がある。
隣接した位置にいると、一方のシステムから搬送波を送
出した場合、電力線からの搬送波の輻射は避けられず、
他方のシステムの電力線がアンテナの機能として輻射し
た搬送波を受信してしまい、その各スイッチの操作に伴
うスイッチ信号を復調し誤動作する虞がある。
又、スイッチ操作に伴うスイッチ操作音がスピーカから
出力されると、このスイッチ操作音がマイクロフォンに
拾われそのまま搬送波に乗ってしまい、正規なスイッチ
信号と識別できず誤動作する虞があった。
出力されると、このスイッチ操作音がマイクロフォンに
拾われそのまま搬送波に乗ってしまい、正規なスイッチ
信号と識別できず誤動作する虞があった。
(発明の目的) この発明の目的は上記問題点を解消し、隣接する同一シ
ステムによる輻射受信やマイクロフォン入力よるスイッ
チ信号と同一音による誤動作を防止することができる自
動車電話における電力線搬送波方式のマイクロフォンシ
ステムを提供することにある。
ステムによる輻射受信やマイクロフォン入力よるスイッ
チ信号と同一音による誤動作を防止することができる自
動車電話における電力線搬送波方式のマイクロフォンシ
ステムを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) この発明は上記目的を達成すべく、マイク発信機に備え
たマイクロフォンの音声信号及び操作スイッチのスイッ
チ信号を変調し、同信号を電力線にてマイク受信機に搬
送するようにした自動車電話における電力線搬送波方式
のマイクロフォンシステムにおいて、 前記マイク発信機に設けられ、前記操作スイッチが操作
されたとき電力線に流れる電流を変化させる電流変化手
段と、前記マイク受信機に設けられ、電力線に流れる電
流値を検出しその電流検知に基づいて前記電流変化手段
による電力線の電流変化を検出する電流変化検出手段
と、前記マイク受信機に設けられ、電力線の搬送波の復
調に基づき操作スイッチの操作を検出するスイッチ操作
検出手段と、前記スイッチ操作検出手段が操作スイッチ
の操作を検出するとともに前記電流変化検出手段が電力
線の電流変化を検出したとき操作スイッチが操作された
と判定しスイッチ検出信号を出力するスイッチ操作判定
処理手段とを設けた自動車電話における電力線搬送波方
式のマイクロフォンシステムをその要旨とするものであ
る。
たマイクロフォンの音声信号及び操作スイッチのスイッ
チ信号を変調し、同信号を電力線にてマイク受信機に搬
送するようにした自動車電話における電力線搬送波方式
のマイクロフォンシステムにおいて、 前記マイク発信機に設けられ、前記操作スイッチが操作
されたとき電力線に流れる電流を変化させる電流変化手
段と、前記マイク受信機に設けられ、電力線に流れる電
流値を検出しその電流検知に基づいて前記電流変化手段
による電力線の電流変化を検出する電流変化検出手段
と、前記マイク受信機に設けられ、電力線の搬送波の復
調に基づき操作スイッチの操作を検出するスイッチ操作
検出手段と、前記スイッチ操作検出手段が操作スイッチ
の操作を検出するとともに前記電流変化検出手段が電力
線の電流変化を検出したとき操作スイッチが操作された
と判定しスイッチ検出信号を出力するスイッチ操作判定
処理手段とを設けた自動車電話における電力線搬送波方
式のマイクロフォンシステムをその要旨とするものであ
る。
(作用) 操作スイッチが操作されると、電流変化手段は電力線に
流れる電流を変化させ、電流変化検出手段は電力線に流
れる電流値を検出しその電流検知に基づいて前記電流変
化手段による電力線の電流変化を検出する。又、スイッ
チ操作検出手段は電力線の搬送波の復調に基づき操作ス
イッチの操作を検出し、スイッチ操作判定処理手段はス
イッチ操作検出手段が操作スイッチの操作を検出すると
ともに電流変化検出手段が電力線の電流変化を検出した
とき操作スイッチが操作されたと判定しスイッチ検出信
号を出力する。
流れる電流を変化させ、電流変化検出手段は電力線に流
れる電流値を検出しその電流検知に基づいて前記電流変
化手段による電力線の電流変化を検出する。又、スイッ
チ操作検出手段は電力線の搬送波の復調に基づき操作ス
イッチの操作を検出し、スイッチ操作判定処理手段はス
イッチ操作検出手段が操作スイッチの操作を検出すると
ともに電流変化検出手段が電力線の電流変化を検出した
とき操作スイッチが操作されたと判定しスイッチ検出信
号を出力する。
その結果、仮に、操作スイッチが操作されていないにも
拘らず、電力線にスイッチ信号が搬送されたとしても、
スイッチ操作判定処理手段はスイッチ操作検出手段によ
り操作スイッチの操作が検出されても電流変化検出手段
により電流変化が検出されないのでスイッチ検出信号を
出力しない。
拘らず、電力線にスイッチ信号が搬送されたとしても、
スイッチ操作判定処理手段はスイッチ操作検出手段によ
り操作スイッチの操作が検出されても電流変化検出手段
により電流変化が検出されないのでスイッチ検出信号を
出力しない。
(実施例) 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って説
明する。
明する。
第2図に示すように、ステアリングホイール1のパッド
部2には操作スイッチとしての押しボタン式の短縮ダイ
ヤル3及びマイクロフォン4を備えたマイク発信機5が
配設されている。そのマイクロフォン4は第1図に示す
ように増幅器6を介して加算器7に接続され、加算器7
は増幅されたマイクロフォン4からの音声信号を入力す
る。又、前記各押しボタン式短縮ダイヤル3の操作に連
動して駆動するスイッチ8a〜8dにはスイッチ信号発生器
9が接続され、このスイッチ信号発生器9は短縮ダイヤ
ル番号に応じた信号を発生させ前記加算器7に出力す
る。この出力する短縮ダイヤル信号は、本実施例では低
群と高群の2種類の多重周波数信号(DTMF)によって送
出する方式を採用している。又、スイッチ信号発生器9
は押しボタン式短縮ダイヤル3が押されている間、電流
変化手段としての電流増加回路10に駆動信号を出力す
る。
部2には操作スイッチとしての押しボタン式の短縮ダイ
ヤル3及びマイクロフォン4を備えたマイク発信機5が
配設されている。そのマイクロフォン4は第1図に示す
ように増幅器6を介して加算器7に接続され、加算器7
は増幅されたマイクロフォン4からの音声信号を入力す
る。又、前記各押しボタン式短縮ダイヤル3の操作に連
動して駆動するスイッチ8a〜8dにはスイッチ信号発生器
9が接続され、このスイッチ信号発生器9は短縮ダイヤ
ル番号に応じた信号を発生させ前記加算器7に出力す
る。この出力する短縮ダイヤル信号は、本実施例では低
群と高群の2種類の多重周波数信号(DTMF)によって送
出する方式を採用している。又、スイッチ信号発生器9
は押しボタン式短縮ダイヤル3が押されている間、電流
変化手段としての電流増加回路10に駆動信号を出力す
る。
加算器7は増幅器6からの音声信号とスイッチ信号発生
器9からのスイッチ信号を加算処理して出力する。その
加算器7の信号を入力する発信変調回路11は入力した信
号を搬送波に変調し、緩衝増幅器12を介して電力線13に
重畳させる。前記電流増加回路10は内部に可変抵抗を内
蔵しており、スイッチ信号発生器9から駆動信号の入力
にて搬送波分離回路14を介して接続された電力線13に対
しその抵抗値を減少させるようになっている。
器9からのスイッチ信号を加算処理して出力する。その
加算器7の信号を入力する発信変調回路11は入力した信
号を搬送波に変調し、緩衝増幅器12を介して電力線13に
重畳させる。前記電流増加回路10は内部に可変抵抗を内
蔵しており、スイッチ信号発生器9から駆動信号の入力
にて搬送波分離回路14を介して接続された電力線13に対
しその抵抗値を減少させるようになっている。
又、トランクに設けられるマイク受信機15と前記マイク
発信機5とはスリップリング16を介して電力線13が結ば
れており、マイク受信機15の電力線13は搬送波分離回路
17を介して電流変化検出手段としての電流検出回路18に
接続されている。そして、この電流検出回路18を介して
電力線13にて各機器に電力を供給するバッテリー(図示
しない)が接続されている。よって、バッテリーの電力
は電流検出回路18→搬送波分離回路17→スリップリング
16→搬送波分離回路14→電流増加回路10に供給され、こ
の電流増加回路10において前述したようにその抵抗が減
少させられると電力線13に流れる電流が通常の使用状態
より増加する。電流検出回路18は電力線13に流れる電流
値を検出するとともにその検出値が所定値以上か否を検
知し所定値以上の時に信号をスイッチ操作判定処理手段
としての判定回路19に出力するようになっている。
発信機5とはスリップリング16を介して電力線13が結ば
れており、マイク受信機15の電力線13は搬送波分離回路
17を介して電流変化検出手段としての電流検出回路18に
接続されている。そして、この電流検出回路18を介して
電力線13にて各機器に電力を供給するバッテリー(図示
しない)が接続されている。よって、バッテリーの電力
は電流検出回路18→搬送波分離回路17→スリップリング
16→搬送波分離回路14→電流増加回路10に供給され、こ
の電流増加回路10において前述したようにその抵抗が減
少させられると電力線13に流れる電流が通常の使用状態
より増加する。電流検出回路18は電力線13に流れる電流
値を検出するとともにその検出値が所定値以上か否を検
知し所定値以上の時に信号をスイッチ操作判定処理手段
としての判定回路19に出力するようになっている。
又、マイク受信機15において、電力線13はスイッチ操作
検出手段を構成する受信復調回路20に接続され、同回路
20はマイク発信機5からの搬送波を復調する。その復調
された信号を入力するスイッチ操作検出手段を構成する
スイッチ信号識別回路21はその入力する信号から押しボ
タン式短縮ダイヤル3の操作によるスイッチ信号を識別
するとともにそのダイヤル番号に対応するスイッチ信号
を出力する。
検出手段を構成する受信復調回路20に接続され、同回路
20はマイク発信機5からの搬送波を復調する。その復調
された信号を入力するスイッチ操作検出手段を構成する
スイッチ信号識別回路21はその入力する信号から押しボ
タン式短縮ダイヤル3の操作によるスイッチ信号を識別
するとともにそのダイヤル番号に対応するスイッチ信号
を出力する。
判定回路19は前記スイッチ識別回路21からのスイッチ信
号を入力するとともに電流検出回路18からの信号を入力
し、スイッチ識別回路21からのスイッチ信号を入力した
とき、電流検出回路18からの信号を入力している否かを
検知する。そして、判定回路19はスイッチ識別回路21か
らスイッチ信号を入力したとき、電流検出回路18からの
信号を入力しているとスイッチ識別回路21からのスイッ
チ信号をスイッチ検出信号として出力するが、電流検出
回路18から信号の入力がないとスイッチ検出信号を出力
しない。
号を入力するとともに電流検出回路18からの信号を入力
し、スイッチ識別回路21からのスイッチ信号を入力した
とき、電流検出回路18からの信号を入力している否かを
検知する。そして、判定回路19はスイッチ識別回路21か
らスイッチ信号を入力したとき、電流検出回路18からの
信号を入力しているとスイッチ識別回路21からのスイッ
チ信号をスイッチ検出信号として出力するが、電流検出
回路18から信号の入力がないとスイッチ検出信号を出力
しない。
次に、このような構成した自動車電話における電力線搬
送波方式のマイクロフォンシステムの作用を第3図に示
すタイムチャート図に基づいて説明する。
送波方式のマイクロフォンシステムの作用を第3図に示
すタイムチャート図に基づいて説明する。
押しボタン式短縮ダイヤル3のいずれか1つが押される
と、スイッチ信号発生器9にてそのダイヤル番号に応じ
た信号が発生されるとともに電流増加回路10に駆動信号
が出力される。ダイヤル番号に応じて発生されたスイッ
チ信号は、加算器7を通って発信変調回路11に出力され
同回路11にて搬送波に変調がかけられる。搬送波は緩衝
増幅器12を通って電力線13にてマイク発信器5からマイ
ク受信機15に転送される。
と、スイッチ信号発生器9にてそのダイヤル番号に応じ
た信号が発生されるとともに電流増加回路10に駆動信号
が出力される。ダイヤル番号に応じて発生されたスイッ
チ信号は、加算器7を通って発信変調回路11に出力され
同回路11にて搬送波に変調がかけられる。搬送波は緩衝
増幅器12を通って電力線13にてマイク発信器5からマイ
ク受信機15に転送される。
又、同時に、スイッチ信号発生器9で出力された駆動信
号にて電流増加回路10が作動し、同回路10の駆動により
押しボタン式短縮ダイヤル3が押されている間、抵抗が
減少され通常消費電流より予め定められた範囲の電流が
増加される。
号にて電流増加回路10が作動し、同回路10の駆動により
押しボタン式短縮ダイヤル3が押されている間、抵抗が
減少され通常消費電流より予め定められた範囲の電流が
増加される。
マイク受信機15に入力された搬送波は受信復調回路20に
てスイッチ信号が復調され、その復調されたスイッチ信
号はスイッチ信号識別回路21に入力される。そして、ス
イッチ信号識別回路21にてスイッチ信号がどのダイヤル
番号に対応するものなのか識別され、その識別されたス
イッチ信号が判定回路19の一方の入力端子に入力され
る。又、電力線13を流れる電流は電流検出回路18にて定
められた電流値以上であるかが判定され、所定電流以上
であれば電流検出回路18から検出信号が判定回路19の他
方の入力端子に出力される。判定回路19は電流検出回路
18から検出信号を入力するとともにスイッチ信号識別回
路21からスイッチ信号を入力すると、正規の信号とみな
し次段の処理回路にスイッチ検出信号を出力する。又、
スイッチ信号識別回路21から判定回路19にスイッチ信号
があったときに電流検出回路18からの検出信号がないと
きには判定回路19は正規の信号とはみなさず誤った信号
として次段の処理回路へのスイッチ検出信号の出力は行
なわない。
てスイッチ信号が復調され、その復調されたスイッチ信
号はスイッチ信号識別回路21に入力される。そして、ス
イッチ信号識別回路21にてスイッチ信号がどのダイヤル
番号に対応するものなのか識別され、その識別されたス
イッチ信号が判定回路19の一方の入力端子に入力され
る。又、電力線13を流れる電流は電流検出回路18にて定
められた電流値以上であるかが判定され、所定電流以上
であれば電流検出回路18から検出信号が判定回路19の他
方の入力端子に出力される。判定回路19は電流検出回路
18から検出信号を入力するとともにスイッチ信号識別回
路21からスイッチ信号を入力すると、正規の信号とみな
し次段の処理回路にスイッチ検出信号を出力する。又、
スイッチ信号識別回路21から判定回路19にスイッチ信号
があったときに電流検出回路18からの検出信号がないと
きには判定回路19は正規の信号とはみなさず誤った信号
として次段の処理回路へのスイッチ検出信号の出力は行
なわない。
よって、近くに同様のシステムを備えた車両が位置し、
その輻射する搬送波を電力線13が拾ったとしても、判定
回路19にはスイッチ信号識別回路21からはスイッチ信号
を入力するが電流検出回路18からの検出信号を入力しな
いので、同判定回路19からはスイッチ信号が出力されな
い。
その輻射する搬送波を電力線13が拾ったとしても、判定
回路19にはスイッチ信号識別回路21からはスイッチ信号
を入力するが電流検出回路18からの検出信号を入力しな
いので、同判定回路19からはスイッチ信号が出力されな
い。
尚、本実施例では第3図においてスイッチ信号識別回路
21及び判定回路19の駆動タイミングは押しボタンダイヤ
ルの操作に対し遅れ△T1,△T2を持たせている。
21及び判定回路19の駆動タイミングは押しボタンダイヤ
ルの操作に対し遅れ△T1,△T2を持たせている。
又、マイクロフォン4が音声を入力すると、その音声信
号が増幅器6にて増幅され、発信変調回路11で搬送波に
て変調されて、電力線13にてマイク発信機5からマイク
受信機15に搬送され、マイク受信機15の受信復調回路20
にて復調されて再び音声信号に戻される。
号が増幅器6にて増幅され、発信変調回路11で搬送波に
て変調されて、電力線13にてマイク発信機5からマイク
受信機15に搬送され、マイク受信機15の受信復調回路20
にて復調されて再び音声信号に戻される。
この場合、復調した音声信号がスピーカ(図示しない)
に出力され、その音をマイクロフォン4が拾ったとして
も、スイッチ信号識別回路21にて検出されたスイッチ信
号が判定回路19に入力される時には電流増加回路10の駆
動は停止され電力線13を流れる電流は通常値となってい
るので電流検出回路18から検出信号が出力されず判定回
路19からはスイッチ検出信号が出力されない。
に出力され、その音をマイクロフォン4が拾ったとして
も、スイッチ信号識別回路21にて検出されたスイッチ信
号が判定回路19に入力される時には電流増加回路10の駆
動は停止され電力線13を流れる電流は通常値となってい
るので電流検出回路18から検出信号が出力されず判定回
路19からはスイッチ検出信号が出力されない。
このように本実施例においては、従来の電力線搬送波方
式のマイクロフォンシステムの問題点である隣接同一シ
ステムからの輻射による誤動作やマイクロフォンからの
スイッチ信号と同一の音が入力された場合の誤動作も防
ぐことができる。
式のマイクロフォンシステムの問題点である隣接同一シ
ステムからの輻射による誤動作やマイクロフォンからの
スイッチ信号と同一の音が入力された場合の誤動作も防
ぐことができる。
尚、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば上記実施例では押しボタン式短縮ダイヤル3が押
されている間は電流増加回路10を駆動(電力線13の電流
増加動作)させたが、押しボタン式短縮ダイヤル3が押
された後一定時間だけ電流増加回路10を駆動させてもよ
い。又、電流検出回路18においては上記実施例で所定の
電流以上になったときに検出信号を出力したが定められ
た範囲の電流値となったとき電流検出回路18から判定回
路19に検出信号を出力するようにしてもよい。
例えば上記実施例では押しボタン式短縮ダイヤル3が押
されている間は電流増加回路10を駆動(電力線13の電流
増加動作)させたが、押しボタン式短縮ダイヤル3が押
された後一定時間だけ電流増加回路10を駆動させてもよ
い。又、電流検出回路18においては上記実施例で所定の
電流以上になったときに検出信号を出力したが定められ
た範囲の電流値となったとき電流検出回路18から判定回
路19に検出信号を出力するようにしてもよい。
発明の効果 以上詳述したようにこの発明によれば、隣接する同一シ
ステムによる輻射受信やマイクロフォン入力によるスイ
ッチ信号と同一音による誤動作を防止することができる
優れた効果を発揮する。
ステムによる輻射受信やマイクロフォン入力によるスイ
ッチ信号と同一音による誤動作を防止することができる
優れた効果を発揮する。
第1図はこの発明を具体化した自動車電話における電力
線搬送波方式のマイクロフォンシステムの電気的構成を
示す図、第2図はそのシステムにおけるステアリングホ
イールの斜視図、第3図は各信号出力及び駆動のタイミ
ングを示すタイムチャート図である。 3は操作スイッチとしての押しボタン式短縮ダイヤル、
4はマイクロフォン、5はマイク発信機、10は電流変化
手段としての電流増加回路、13は電力線、15はマイク受
信機、18は電流変化検出手段としての電流検出回路、19
はスイッチ操作判定処理手段を構成する判定回路、20は
スイッチ操作検出手段を構成する受信復調回路、21はス
イッチ操作検出手段を構成するスイッチ信号識別回路。
線搬送波方式のマイクロフォンシステムの電気的構成を
示す図、第2図はそのシステムにおけるステアリングホ
イールの斜視図、第3図は各信号出力及び駆動のタイミ
ングを示すタイムチャート図である。 3は操作スイッチとしての押しボタン式短縮ダイヤル、
4はマイクロフォン、5はマイク発信機、10は電流変化
手段としての電流増加回路、13は電力線、15はマイク受
信機、18は電流変化検出手段としての電流検出回路、19
はスイッチ操作判定処理手段を構成する判定回路、20は
スイッチ操作検出手段を構成する受信復調回路、21はス
イッチ操作検出手段を構成するスイッチ信号識別回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細井 俊宏 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 山本 琢生 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 石原 伸幸 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−33547(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】マイク発信機に備えたマイクロフォンの音
声信号及び操作スイッチのスイッチ信号を変調し、同信
号を電力線にてマイク受信機に搬送するようにした自動
車電話における電力線搬送波方式のマイクロフォンシス
テムにおいて、 前記マイク発信機に設けられ、前記操作スイッチが操作
されたとき電力線に流れる電流を変化させる電流変化手
段と、 前記マイク受信機に設けられ、電力線に流れる電流値を
検出しその電流検知に基づいて前記電流変化手段による
電力線の電流変化を検出する電流変化検出手段と、 前記マイク受信機に設けられ、電力線の搬送波の復調に
基づき操作スイッチの操作を検出するスイッチ操作検出
手段と、 前記スイッチ操作検出手段が操作スイッチの操作を検出
するとともに前記電流変化検出手段が電力線の電流変化
を検出したとき操作スイッチが操作されたと判定しスイ
ッチ検出信号を出力するスイッチ操作判定処理手段と を設けたことを特徴とする自動車電話における電力線搬
送波方式のマイクロフォンシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62209741A JPH0681075B2 (ja) | 1987-08-24 | 1987-08-24 | 自動車電話における電力線搬送波方式のマイクロフォンシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62209741A JPH0681075B2 (ja) | 1987-08-24 | 1987-08-24 | 自動車電話における電力線搬送波方式のマイクロフォンシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6451833A JPS6451833A (en) | 1989-02-28 |
JPH0681075B2 true JPH0681075B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=16577870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62209741A Expired - Fee Related JPH0681075B2 (ja) | 1987-08-24 | 1987-08-24 | 自動車電話における電力線搬送波方式のマイクロフォンシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0681075B2 (ja) |
-
1987
- 1987-08-24 JP JP62209741A patent/JPH0681075B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6451833A (en) | 1989-02-28 |
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