JPH068057U - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

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Publication number
JPH068057U
JPH068057U JP4887092U JP4887092U JPH068057U JP H068057 U JPH068057 U JP H068057U JP 4887092 U JP4887092 U JP 4887092U JP 4887092 U JP4887092 U JP 4887092U JP H068057 U JPH068057 U JP H068057U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire frame
clip
cushion body
vehicle seat
engaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4887092U
Other languages
English (en)
Inventor
直人 醍醐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
INTERNATIONAL TEST & ENGINEERING SERVICES CO., LTD.
Original Assignee
INTERNATIONAL TEST & ENGINEERING SERVICES CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by INTERNATIONAL TEST & ENGINEERING SERVICES CO., LTD. filed Critical INTERNATIONAL TEST & ENGINEERING SERVICES CO., LTD.
Priority to JP4887092U priority Critical patent/JPH068057U/ja
Publication of JPH068057U publication Critical patent/JPH068057U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤーフレーム12の簡単な改良により、
クリップ4による止め付けが確実となって、クッション
体1の水平回転方向のズレやガタが少なくなる車両用シ
ートを提供することにある。 【構成】 クッション体1の底部にワイヤーフレーム1
2を有し、このワイヤーフレーム12を車体パネル3上
の複数のクリップ4に係合することで設置される構成
で、且つワイヤーフレーム12のクリップ係合部12a
の両端に折曲部12b,12cを形成したことを特徴と
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワゴンタイプ車やトラック等の運転席の隣に補助席用シートなどと して設置される車両用シートに関し、特にクッション体の底部にワイヤーフレー ムを有し、このワイヤーフレームを車体パネル上の複数のクリップに係合するこ とで設置される車両用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ワゴンタイプ車やトラック等では、運転室の真下にエンジンルームが あるので、このエンジンルームの上側のカバーを兼用する車体パネル上に一人掛 けの補助席(アシスタント)用シートが脱着式に設置されている。
【0003】 そのシートの構成を図3及び図4により簡単に説明すると、クッション体1の 底部周囲に長方枠状に配するワイヤーフレーム2が設けられている。このワイヤ ーフレーム2はクッション体1のパッド成形型内にインサートしてパッドを一体 発泡成形することにより装着されている。また、そのクッション体1の底面及び ワイヤーフレーム2はエンジンルームカバーを兼ねる車体パネル3の上面に対応 する段付き形状とされている。
【0004】 その車体パネル3の上面四箇所にはそれぞれクリップ4が装着されている。こ れら各クリップ4は図4に示す如く一体成形品で、下部に車体パネル3の取付穴 に差し込み掛止する山形突起4aを有すると共に、上側に前記ワイヤーフレーム 2を押し込み係合できる係合溝4b並びに左右の抑え爪4c,4cを有した構成 である。
【0005】 こうした車体パネル3上面にクッション体1を載置することで、この底面部の ワイヤーフレーム2の四箇所部が前記各クリップ4の係合溝4bに係合して、該 クッション体1が車体パネル3上に脱着可能に止め付けられている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前述した従来のシートでは、クッション体1のワイヤーフレーム2 の四箇所部がそれぞれクリップ4の係合溝4bに係合するが、そのワイヤーフレ ーム2の各クリップ係合部2aとこの両端側が直線棒状的で、各クリップ4の係 合溝4bに対し図3の矢印で示す如く軸線方向に摺動自在であることから、クッ ション体1が車体パネル3上にて水平回転方向にズレ動き易く、シートの向きが 変わったりガタが生じたりする不都合があった。
【0007】 本考案は前記事情に鑑みなされ、その目的とするところは、ワイヤーフレーム の簡単な改良により、クリップによる止め付けが確実となって、クッション体の 水平回転方向のズレやガタが少なくなる車両用シートを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の車両用シートは、前記目的を達成するために、クッション体の底部に ワイヤーフレームを有し、このワイヤーフレームを車体パネル上の複数のクリッ プに係合することで設置される構成で、且つ前記ワイヤーフレームのクリップ係 合部の両端に折曲部を形成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】
前記構成の車両用シートによれば、クッション体を車体パネル上に載置して、 該クッション体底部のワイヤーフレームを車体パネル上の複数のクリップに係合 させると、そのワイヤーフレームの各クリップ係合部の両側に折曲部が存在する ので、その折曲部が各クリップに対する軸線方向の摺動を規制して、クッション 体の水平回転方向のズレ動きやガタが減少し、クッション体が安定状態に止め付 け設置されるようになる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の車両用シートの一実施例を図1及び図2により説明する。なお 、図中前述の図3及び図4で示した構成と重複するものには同一符号を付して説 明の簡略化を図る。
【0011】 クッション体1のパッド一体発泡成形により底面部に装着されたワイヤーフレ ーム12は、全体的には従来同様に長方枠状をなし、エンジンルームカバーを兼 ねる車体パネル3の上面四隅部にそれぞれ装着したクリップ4の係合溝4bに係 合して止め付けられる。
【0012】 ここで、このワイヤーフレーム12の各クリップ係合部(前記四隅部のクリッ プ4の係合溝4bに係合する部分)12aが、図示の如く各々の両側に折曲部1 2b,12b或いは12b,12cを有している。つまり、図1の左辺側の前後 のクリップ係合部12aの両端には、それぞれ図2に示す如く垂直面上でL字形 に立ち上がってから水平となる略クランク形状の折曲部12b,12bが形成さ れている。また、図1の前後辺の右端側のクリップ係合部12aは、この右端に 前記同様の略クランク形状の折曲部12bが形成され、左端に水平面上で直角に 折曲する折曲部12cが形成されている。なお、この折曲部12cは長方枠状の ワイヤーフレーム12の二つの隅角部である。また、前記左辺側の前後のクリッ プ係合部12a両端のクリップ係合部12aの両端の折曲部12bと12bは、 図2(a)に示す如くクリップ4の両端に値し微小間隙tを存する状態に相互間 隔が寸法設定されている。前後辺の右端側のクリップ係合部12a両端の折曲部 12bと12cにおいても同様である。
【0013】 こうした構成の車両用シートであれば、クッション体1を車体パネル3上に載 置して、該クッション体1底部のワイヤーフレーム12の各クリップ係合部12 aを車体パネル3上の四隅のクリップ4の係合溝4aに係合させると、そのワイ ヤーフレーム12の各クリップ係合部12aの両側に折曲部12bと12b或い は12bと12cが各クリップ4を微小間隙tを存して挟み込むように存在する ので、各クリップ係合部12aがクリップ4に対し軸線方向に摺動しようとする と、その折曲部12bや12cが該クリップ4の端部に当たり、それ以上の摺動 を規制するようになる。これにてクッション体1の水平回転方向のズレ動きやガ タが大幅に減少し、クッション体1が安定状態に止め付け設置されるようになる 。
【0014】 なお、前記ワイヤーフレーム12のクリップ係合部12aの両端の折曲部12 b,12b或いは12b,12cは、図示の折曲向き以外に該ワイヤーフレーム 1の内外方向に折曲するなど、各種変更しても良い。
【0015】
【考案の効果】
本考案の車両用シートは前述の如く構成したので、クッション体底部のワイヤ ーフレームの簡単な改良により、車体パネル上のクリップによる止め付けが確実 となって、クッション体の水平回転方向のズレやガタを大幅に減少できて、シー トクッションを安定状態に止めつけ設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車両用シートの一実施例を示す概略的
分解斜視図。
【図2】(a)は同上実施例のワイヤーフレームのクリ
ップ係合部を含む一部分とクリップとの分解斜視図、
(b)は同部分の係合状態の側面図。
【図3】従来例を示す車両用シートの設置状態の斜視
図。
【図4】(a)は同上従来例のワイヤーフレームの一部
分とクリップとの関係を示す斜視図、(b)は同部分の
係合状態の側面図。
【符号の説明】
1…クッション体、3…車体パネル、4…クリップ、1
2…ワイヤーフレーム、12a…クリップ係合部、12
b,12c…折曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クッション体の底部にワイヤーフレーム
    を有し、このワイヤーフレームを車体パネル上の複数の
    クリップに係合することで設置される車両用シートにお
    いて、前記ワイヤーフレームのクリップ係合部の両端に
    折曲部を形成したことを特徴とする車両用シート。
JP4887092U 1992-07-13 1992-07-13 車両用シート Pending JPH068057U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4887092U JPH068057U (ja) 1992-07-13 1992-07-13 車両用シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4887092U JPH068057U (ja) 1992-07-13 1992-07-13 車両用シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH068057U true JPH068057U (ja) 1994-02-01

Family

ID=12815327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4887092U Pending JPH068057U (ja) 1992-07-13 1992-07-13 車両用シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH068057U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016097855A (ja) * 2014-11-25 2016-05-30 株式会社タチエス シートクッション組付け構造及び車両用シート

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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