JPH0680574U - 電気ハンマの防振ハンドル - Google Patents

電気ハンマの防振ハンドル

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Publication number
JPH0680574U
JPH0680574U JP2150193U JP2150193U JPH0680574U JP H0680574 U JPH0680574 U JP H0680574U JP 2150193 U JP2150193 U JP 2150193U JP 2150193 U JP2150193 U JP 2150193U JP H0680574 U JPH0680574 U JP H0680574U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
elastic body
vibration
tool body
supporting member
Prior art date
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Pending
Application number
JP2150193U
Other languages
English (en)
Inventor
睦生 原田
新喜 大津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
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Publication of JPH0680574U publication Critical patent/JPH0680574U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、電気ハンマの防振ハンドルに関す
るものであり、その目的は、装置の簡略化・小形化を図
り安価で効果の大きい防振ハンドルを提供することであ
る。 【構成】 工具本体1は、弾性体支持部材6が一体に設
けられ、ハンドル2には弾性体支持部材5がボルト7で
固定されている。弾性体支持部材5,6には多段同一角
傾斜面を内壁及び側面にそれぞれ形成してあり、該傾斜
面は互いに平行な隙間を持って対向している。また丸棒
状弾性体4は前記傾斜面の傾斜角基点側及び開放側にそ
れぞれ位置する凹所に圧入されトランザトリ・ユニット
機構を成している。工具本体1の振動及び作業者のハン
ドル2押付けにより弾性体4は前記傾斜面間でころがり
圧縮し非線形なバネ特性により防振をはたしている。さ
らにハンドル2のこじりによる左右動も弾性体4で受け
られる構造となっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は工具本体の軸方向に強い振動が発生する電気ハンマの防振ハンドルに 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来電気ハンマの工具本体の軸方向にほぼ直交する軸方向の上下にそれぞれ工 具本体とハンドルとの連結部が弾性体を介在させて形成されている防振ハンドル は特開昭48−89069号に記載のように、一端面が開口した弾性体支持部材 が、前記工具本体の側面水平方向から見て、コ字形となるよう工具本体側に取付 けられ形成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のトランザトリ・ユニット方式を応用した電気ハンマの防振装置は電気ハ ンマ特有のハンドルのこじりによる左右動のガイドを行なう部品を弾性体支持部 材以外に設けなければならなく、部品点数が多くなるという問題があった。本考 案の目的は、弾性体(ゴム)の硬度を下げて、バネ定数を小さくしても本体操作 荷重に影響を及ぼさず、弾性体のころがり圧縮変形による非線形な変位特性を示 すトランザトリ・ユニットの特有をそのまま生かし、装置の簡略化・小形化を図 り安価で効果の大きい防振ハンドルを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、一端面が開口した弾性体支持部材を工具本体の軸方向と直交する 軸方向から見てコ字形となるようハンドル側に取付け、すなわち、特開昭48− 89069号と逆の構成で装置全体を90°回転させてやり、前記コ字形弾性体 支持部材の両内壁に設けられた多段傾斜面と平行に隙間をもって対向するもう一 方の弾性体支持部材を工具本体と一体化することにより達成される。
【0005】
【作用】
上記のように構成された電気ハンマの防振ハンドルは、弾性体が2つの弾性体 支持部材の相互の傾斜面ですべりもなくころがり圧縮を受けて非線形の変位特性 を示す。また前記弾性体支持部材の相互の傾斜面及び丸棒状弾性体で左右動のガ イドをも兼ねることができる。
【0006】
【実施例】
以下本考案の電気ハンマの防振ハンドルの一実施例を図1、図2により示す。 ハンドル2は工具本体1の軸方向と直交する軸方向位置の上下部で丸棒状弾性体 4による連結部3において工具本体1に連結されている。工具本体1には弾性体 支持部材6が一体に設けられ、ハンドル2には弾性体支持部材5がボルト7で固 定されている、弾性体支持部材5・6には多段同一角傾斜面を内壁及び側面にそ れぞれ形成してあり、該傾斜面は互いに平行な隙間を持って対向している。また 丸棒状弾性体4は前記傾斜面の傾斜角基点側及び開放側間に位置する凹所に圧入 されトランザトリ・ユニット機構を成している。工具本体1の振動は剛性の低い 弾性体4の前記弾性体支持部材傾斜面間でのころがり圧縮による非線形なバネ特 性により、ハンドル2に対して良好に絶縁されている。また前記相互の傾斜面と 弾性体4によりハンドル2の左右動のガイドをも兼ねさせてある。
【0007】
【考案の効果】
本考案によれば、工具本体とハンドルとを連結する連結部をトランザトリ・ユ ニット機構にしたので、弾性体のバネ定数を小さくしても非線形な変位特性を示 すために本体操作荷重にも制限を受けることなく、より大きな防振効果が得られ 弾性体のセット時圧縮により電気ハンマの本体の打撃開始荷重から平均押付荷重 内での防振効果が得られる様、操作荷重の調整ができハンドルの操作性の向上も 図れる。また弾性体支持部材の相互の傾斜面及び丸棒状弾性体で左右動のガイド をも兼ねることができるため、ハンドルのこじりによるグラツキ等を防止するガ イド部品も不要となり装置の簡略化・小形化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案になる電気ハンマの防振ハンドルの一
実施例を示す図2のA−A断面図である。
【図2】 本考案になる電気ハンマの防振ハンドルの取
付状態を示した要部側面図である。
【符号の説明】
1は工具体、2はハンドル、3は連結部、4は弾性体、
5及び6は弾性体支持部材、7はボルトである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具本体の軸方向とほぼ直交する軸方向
    位置に該工具本体とハンドルとを連結する連結部が形成
    され、該連結部が前記工具本体及び該ハンドルにそれぞ
    れ固定された弾性体支持部材間の前記直交する軸周囲に
    弾性体を介在させ形成される電動工具において、前記両
    弾性体支持部材の一方の弾性体支持部材を前記直交する
    軸方向から見て山形の多段同一角傾斜面を有する板状に
    前記工具本体に一体に形成し、他方を前記弾性体支持部
    材傾斜面に平行に隙間を持って多段同一角傾斜面を有す
    る一端面が、開口した遊嵌合コ字形に形成し前記ハンド
    ルを固定するとともに、前記両弾性体支持部材の傾斜角
    基点側及び開放側に位置する凹所に丸棒状弾性体を圧入
    介在して成るトランザトリ・ユニット方式としたことを
    特徴とする電気ハンマの防振ハンドル。
JP2150193U 1993-04-23 1993-04-23 電気ハンマの防振ハンドル Pending JPH0680574U (ja)

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JPH0680574U true JPH0680574U (ja) 1994-11-15

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JP2150193U Pending JPH0680574U (ja) 1993-04-23 1993-04-23 電気ハンマの防振ハンドル

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990713