JPH0680389B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH0680389B2
JPH0680389B2 JP63035676A JP3567688A JPH0680389B2 JP H0680389 B2 JPH0680389 B2 JP H0680389B2 JP 63035676 A JP63035676 A JP 63035676A JP 3567688 A JP3567688 A JP 3567688A JP H0680389 B2 JPH0680389 B2 JP H0680389B2
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container
refrigerator
door
rollers
pair
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貞雄 藤原
守 里見
義英 佐藤
宏 木部
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は引出し式扉を備えた冷蔵庫に関する。
(ロ)従来の技術 従来此種引出し式扉を備えた冷蔵庫はその後側に枠によ
って第一容器を支持し、扉と連動して引き出せる様にし
ている。又、この第一容器内の食品整理のために、これ
よりも小さい第二容器を設け、この第二容器を第一容器
内で移動自在としていた。
しかし乍ら従来はこれを左右に移動できる様にしていた
ため、第二容器の側方に背の高い食品があると移動でき
なくなる不都合があり、これを解消するため例えば実公
昭61−1348号公報、実開昭59−182088号公報及び実公昭
61−19424号公報に示される如く、第二容器を前後に移
動できる様にしていた。
(ハ)発明が解決しようとする課題 前記実公昭61−1348号公報では第二容器を第一容器に対
して前後に移動できるため、他の食品の存在によって移
動を阻害されないものであるが、扉を引き出し、第一容
器を引き出した状態で第二容器を後方へ移動せしめる
と、第二容器の後部の支持がなされないため、第二容器
が庫内に脱落してしまう問題があり、この関係から第二
容器の移動範囲は第一容器の移動範囲の半分程度になっ
てしまう。また、実開昭59−182088号公報では、第二容
器の後部を支持する部分がないため、第二容器を第一容
器の左右フランジの奥行寸法に対して一部の寸法だけし
か摺動させることができず、必然的に第二容器の移動範
囲が第一容器の移動範囲よりも小さくなる一方、この第
二容器では第一容器の内部を上下に仕切れないので複数
の温度帯域を形成できない。さらに、実公昭61−19424
号公報に記載の第二容器は、野菜室の天井(即ち仕切部
材の下面)に設けたガイドレールに前後移動可能に支持
されることから、第二容器に重量のかさむ食品を入れた
場合、第二容器の荷重で仕切部材が撓んだり変形したり
して第二容器が出し入れできなくなる不具合があった。
そこで本発明では、第二容器で第一容器の内部を大容量
の上部区域と小容量の下部区域に仕切るとともに、第二
容器の摺動性を向上しつつ第一容器の引き出し可能範囲
と略同じ範囲で第二容器を前後方向に移動自在に支持さ
せた冷蔵庫を提供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、冷蔵庫前面に引き出し自在に装着した引き出
し式扉と、この扉に連動して引き出される第一容器及び
この第一容器内に配置した第二容器と、前記第一容器上
方に位置する冷蔵庫開口の縁部に左右に架設した仕切前
部材と、冷蔵庫内側壁に前後方向に設けた第一支持レー
ルとを備えた冷蔵庫において、前記第一容器の奥行寸法
と同じ寸法で前記第一容器の上部に前後方向に設けた一
対のガイドレールと、前記第一容器の前後壁に設けた前
後一対の切欠部と、冷蔵庫背壁と前記仕切前部材に架設
した第二支持レールと、前記第二容器の前部に位置し前
記両ガイドレールに支持される左右一対の第一ローラ
と、前記第二容器の後部に位置し前記第一及び第二支持
レールに支持される左右一対の第二ローラと、前記両ガ
イドレールの前部に設けられ第二容器で第一容器の上面
開口を閉塞した状態で前記第一ローラの前後移動を規制
する係止部とから成り、前記第二容器は、その高さ寸法
が前記第一容器の底面から第二容器の底面までの高さ寸
法よりも大きく設定され、且つ、前記第一容器の前記両
ガイドレールより下方の部分を上下に仕切るとともに、
前記第一容器の引き出し可能範囲と略同じ範囲で前後方
向に移動自在に支持される冷蔵庫を提供するものであ
る。
(ホ)作用 本発明によれば、第一容器に前後一対の切欠部を形成し
て第二容器の前後寸法を第一容器と同じにすると共に、
第二容器の高さ寸法を第一容器の底面から第二容器の底
面までの高さ寸法より大きくして第二容器の容量を従来
よりも大きくすることによって、頻繁に出し入れする食
品は上方の第二容器に、それ以外の食品は下方の第一容
器にそれぞれ分けて収納でき食品の整理が行いやすくな
る。また、第二容器で第一容器内を完全に上下に仕切り
且つ第一容器のガイドレールの前部には第一ローラの前
後移動を規制する係止部を設けたので、扉を開けて第二
容器に食品を出し入れするときに容量の大きな第二容器
を第一容器と共に引き出すことができこの第二容器によ
り第一容器の下部領域へ外気が入らなくしてこの下部領
域の温度上昇を抑制できる。さらに第二容器の第一及び
第二ローラをそれぞれ第一容器のガイドレール及び本体
の支持レールで支持したので、レールにかかる荷重を4
つに分散することができ第二容器の摺動性の向上はもと
より、扉を引き出した状態で第二容器を押し込んでも第
二容器が脱落する不具合はなく、扉を出し入れする際の
容器の荷重が従来よりも多くのローラに分散されて扉を
出し入れする際の操作性も向上する。
(ハ)実施例 次に図面において実施例を説明する。第1図は冷蔵庫
(1)の正面図を示す。冷蔵庫(1)の正面開口は上下
にそれぞれ一組ずつの観音開き式の扉(2),(3)及
び(4),(5)により閉塞され、更に最下段は引き出
し式扉(6)にて閉塞される。更に扉(2),(3)と
(4),(5)間にはコントロールボックス(7)が突
設されている。
第2図は扉(2),(3),(4)及び(5)を除く冷
蔵庫(1)の正面図を示し、第3図及び第4図は第2図
のA−A線断面図及びB−B線断面図をそれぞれ示す。
前方に開口する外箱(8)とそれに組込まれた内箱
(9)間には断熱材(10)が現場発泡方式にて充填さ
れ、断熱箱体(11)が構成されている。この断熱箱体
(11)内は断熱性の仕切壁(12)によって上下に区画さ
れ、相互に断熱され且つ空気循環において独立した上部
室と下部室とが形成され、この上部室は更に断熱性の区
画壁(13)にて左右に区画され、第1の冷凍室(14)と
第2の冷凍室(15)とが形成されている。前記上部室背
部には左右全幅に渡る区画板(16)によって上下方向の
冷却室(17)が形成され、ここに冷凍室用冷却器(18)
が縦設され、更にその上方で区画壁(13)の後方に位置
して主送風機(19)が配置される。区画板(16)には第
2の冷凍室(15)背方に位置して上下に吹出口(20)及
び(21)が形成され、又、第1の冷凍室(14)背方に位
置して、区画壁(13)の側部に吹出口(22)と下方に製
氷用吹出口(23)が形成されている。冷凍室用冷却器
(18)と区画板(16)間には主送風機(19)前方と吹出
口(20),(21),(22)及び(23)を連通するダクト
(24)を形成する断熱板(25)が設けられる。主送風機
(19)はプロペラファンであり、回転して冷凍室用冷却
器(18)と熱交換した冷気を吸引して前方のダクト(2
4)に吐出し、吹出口(20),(21),(22)及び(2
3)より吹出し、両室(14),(15)を循環した冷気は
仕切壁(12)前部の吸込口(27)から吸引される。
ダクト(24)は吹出口(22)から更に後側方に延在さ
れ、その終端に補助送風機(28)が設けられると共に、
その前方の区画板(16)には補助吹出口(29)が形成さ
れる。補助送風機(28)と区画板(16)間には更に製氷
用吹出口(23)に連通するダクト(30)が形成される。
補助送風機(28)はプロペラファンであり、回転して主
送風機(19)から吹出された冷気を強制的に吸引し、補
助吹出口(29)及び製氷用吹出口(23)から第1の冷凍
室(14)内に大量の冷気を吹出し、第1の冷凍室(14)
内の強力な冷却を行う。
第1の冷凍室(14)内は製氷用吹出口(23)に対応して
取付けられた仕切板(32)によって上下に区画され(第
2図では外されている。)、その下方を製氷皿(33)を
収容する製氷室(34)とされる。仕切板(32)は内部中
空であり、その内部空間(35)は吹出口(23)に連通す
ると共に、下面に奥方から前方に渡って多数の吐出口
(36)が形成され、それによって下方の製氷皿(33)上
方から吹出口(23)から冷気を略均一に吹付ける様に構
成している。この仕切板(32)上面は冷凍食品の載置に
用いる。
仕切壁(12)下方の下部室は冷蔵室(38)とされ、更に
その上部は断熱性の仕切板(39)と内扉(40)によって
氷温室(41)が形成される。氷温室(41)背方の冷蔵室
(38)上部には区画板(42)により冷却室(43)が構成
され、その内部に冷蔵室用冷却器(44)が縦設される。
冷蔵室用冷却器(44)上方には送風機(45)が取付けら
れ、その前方の区画板(42)には氷温室(41)上方に延
在する延出部(42a)が形成されている。冷蔵室用冷却
器(44)と区画板(42)間には送風機(45)前方の空間
から冷却器(44)両側を下方に延在して冷蔵室(38)に
開口するダクト(47)を作る断熱板(48)が設けられ
る。送風機(45)はプロペラファンであり、回転して冷
蔵室用冷却器(44)と熱交換した冷気を吸引し、前方に
吹出して延出部(42a)に形成した複数の吐出口(49)
から氷温室(41)内に空気を吹出すと共に、ダクト(4
7)によって冷蔵室(38)にも冷気を供給する。氷温室
(41)を冷却した冷気は区画板(42)に形成した吸込口
(50)から、又、冷蔵室(38)を冷却した冷気は仕切板
(39)下面に形成され、区画板(42)から延在すると共
に、吸込口(51)を複数形成された吸込ダクト(52)内
を通って冷却室(43)に帰還する。
冷蔵室(38)下部は更に冷蔵室(38)開口縁に左右に架
設した仕切前部材(54)とそれに前部を支持された仕切
板(53)によって区画され、その下方に扉(6)裏面に
取付けた一対の枠(55)にて支持された第一容器として
の上方開口の容器(56)が収容されている。(58)は容
器(56)内に設けた第二容器としての小容器である。
(60)は断熱箱体(11)下部に形成した機械室であり、
機械室(60)内後部に設けた基台(61)に第1のコンプ
レッサ(62)と第2のコンプレッサ(63)が並設され
る。両コンプレッサ(62),(63)前方の機械室(60)
内には第1の蒸発皿用コンデンサ(64)と第2の蒸発皿
用コンデンサ(65)が上下二重に配設され、第1の蒸発
皿用コンデンサ(64)上に蒸発皿(66)が載置される。
機械室(60)の天壁(67)はコンプレッサ(62),(6
3)を収容するために高く傾斜しているが、第1のコン
プレッサ(62)に対応する位置の天壁(67)には凹所
(68)が形成される。第1のコンプレッサ(62)は第1
の蒸発皿用コンデンサ(64)と冷凍室用冷却器(18)を
含む第1の冷媒回路を構成し、第2のコンプレッサ(6
3)は第2の蒸発皿コンデンサ(65)と冷蔵室用冷却器
(44)を含む第2の冷媒回路を構成する。
第5図は前記第1の冷媒回路及び第2の冷媒回路の断熱
箱体(11)への組み込み構造を示す外箱(8)の透視図
である。第1のコンプレッサ(62)の吐出側(D1)から吐
出された高温高圧冷媒は第1の蒸発皿用コンデンサ(6
4)に流入し、奥方から手前に蛇行して流れる内に放熱
し、一旦吸込側(S1)から第1のコンプレッサ(62)に戻
って潤滑油を冷却した後、再び吐出側(D2)から出て外箱
(8)左側面前部の断熱材(10)側に配設したコンデン
サパイプ(100)に流入し、次に外箱(8)開口縁、区
画壁(13)前部、仕切壁(12)前部及び仕切前(54)前
部に連続して配設した結露防止パイプ(101)に流入
し、更に外箱(8)右側面前部の断熱材(10)側に配設
したコンデンサパイプ(69)を流れた後、キャピラリチ
ューブ(70)を通って冷凍室用冷却器(18)に流入し、
吸込パイプ(71)から第1のコンプレッサ(62)の吸込
側(S2)に帰還する。このコンデンサパイプ(100),(6
9)及び結露防止パイプ(101)で第1の冷媒回路(以下
(72)とする。)の第1のコンデンサ(73)を構成す
る。第1の冷媒回路(72)には冷媒R502(沸点−46℃)
が充填され、それによって冷凍室用冷却器(18)の温度
は−40℃以下とできるため、第1及び第2の冷凍室(1
4),(15)は−30℃以下のきわめて低い温度まで冷却
可能となる。
一方、第2のコンプレッサ(62)の吐出側(D3)から吐出
された高温高圧冷媒は第2の蒸発皿用コンデンサ(65)
に流入し手前側から奥方へ蛇行状に流れた後、外箱
(8)の右側面後部の断熱材(10)側に配設したコンデ
ンサパイプ(75)に流入し、外箱(8)後縁部の断熱材
(10)側を通るコンデンサパイプ(76)を流れて外箱
(8)左側面後部の断熱材(10)側に配設したコンデサ
パイプ(77)を流れた後、キャピラリチューブ(78)を
通って冷蔵室用冷却器(44)に流入し、吸込パイプ(7
9)から第2のコンプレッサ(63)の吸込側(S3)に帰還
する。このコンデンサパイプ(75),(76)及び(77)
により第2の冷媒回路(以下(80)とする。)の第2の
コンデンサ(81)を構成する。第2の冷媒回路(80)に
は冷媒R12(沸点−30℃)が充填され、それによって冷
蔵室用冷却器(44)の温度は−15℃程となる。それによ
って氷温室(41)を−1℃等の氷温貯蔵温度に、又、冷
蔵室(38)を+6℃等の冷蔵温度に冷却可能となる。
次に第6図は仕切前部材(54)を除く両容器(56),
(58)前端部の縦断平面図、第7図は扉(4),
(5),(6)と両容器(56),(58)を除く冷蔵庫
(1)下部の斜視図、第8図は扉(6)の後方斜視図、
第9図は両容器(56),(58)の斜視図である。両容器
(56)及び(58)は合成樹脂の一体成形にて成り、容器
(56)は一体に成形された仕切部(83)にてその内部を
左右に仕切られ、更に右側は前後壁を中途の切欠部(8
4),(85)にて切欠かれ、左側を第一の野菜室(8
6)、右側の切欠部(84),(85)下方を第三の野菜室
(87)とされる。この容器(56)は開口縁を枠(55)に
支持されて扉(6)に着脱自在に取付けられ、又、左右
の枠(55),(55)は容器(56)の切欠部(85)を避け
て後枠(55A)にて結合される。この枠(55),(55)
の後端にはローラ(R1),(R1)が取付けられ、又、内箱
(9)の側壁前部にはローラ(R2),(R2)が取付けられ
る。更にこのローラ(R2),(R2)後方の内箱(9)両側壁
には断面コ字状の一対のレール(88),(88)が前後方
向に取付けられ、ローラ(R1),(R1)はレール(88),
(88)に滑動自在に係合し、枠(55),(55)はローラ
(R2),(R2)に滑動自在に支持されることによって扉
(6)及び容器(56)は引き出し自在に断熱箱体(11)
に取付けられる。
小容器(58)は両側壁前端に外方へ突出した前支持部と
してのローラ(R3),(R3)を有し、更に開口縁フランジ両
側後端に後支持部としてのローラ(R4),(R4)を取付けら
れている。一方、容器(56)の側壁(56A)上端及び仕
切部(83)の上部右面には前後方向に一対のガイドレー
ル(89),(89)形成され、又、内箱(9)右側壁のレ
ール(88)上方には内箱(9)の突部(9A)にて間隔を
維持された第一支持レール(90)が前後方向に取付けら
れている。更に容器(56)の仕切部(83)上方左側には
仕切板(53)下方において、後取付け部(92A)と前取
付け部(92B)を内箱(9)の背壁と仕切前部材(54)
に取付けられてそれらの間に前後方向に架設した第二支
持レール(92)が設けられる。(93)はガイドレール
(89),(89)前部に形成した係止部であり、小容器
(58)のローラ(R4),(R4)が両支持レール(90),(9
2)にそれぞれ第9図中矢印の如く前後に滑動自在に係
合し、ローラ(R3),(R3)がガイドレール(89),(89)
にそれぞれ滑動自在に支持される。第3図の如く扉
(6)が閉じた状態でローラ(R3),(R3)は係止部(93)
前方に位置し、小容器(58)は側壁(56A)と仕切部(8
3)間の切欠部(84),(85)上方に位置し、内部を第
二の野菜室(94)とされる。
この状態で容器(56),(58)内は仕切板(53)周囲か
ら降下する冷気によって間接的に冷却される。又、各野
菜室(86),(94)及び(87)には種類別及び高さ別に
野菜を区別して収容できる。
次に第3図の状態から扉(6)を引き出すと容器(56)
が共に引き出され、更にローラ(R3),(R3)が係止部(9
3)に係止されて小容器(58)も同時に引き出される。
この状態で第一及び第二の野菜室(86),(94)は上方
に開放され、食品の納出を行える。次に第三の野菜室
(87)内の食品の納出を行う時は、この状態から更に小
容器(58)を断熱箱体(11)内へ押すと、ローラ(R3),
(R3)が係止部(93)を乗り越えるので小容器(58)は切
欠部(84)を通過して後方の断熱箱体(11)内へ押し込
まれる。この時、ローラ(R4),(R4)は両支持レール(9
0),(92)上を後方に滑動して支持されているので小
容器(58)後部が断熱箱体(11)内に脱落することがな
い。又、小容器(58)前部もローラ(R3),(R3)がガイド
レール(89),(89)上を滑動して支持されているの
で、小容器(58)の移動は円滑に行われる。更に第一支
持レール(90)は内箱(9)に、第二支持レール(92)
は内箱(9)、仕切前部材(54)間に取付けられている
ので、小容器(58)のみが押し込まれた状態での小容器
(58)の略全体の荷重を強固に受け止めることができ、
例えば上方の仕切板(53)で支持する場合には、その荷
重によって仕切板(53)が下方へ変形する事故が生ずる
が、本発明では斯かる問題も解消される。
この状態で第三の野菜室(87)は上方に開放され、その
内部の食品の納出が行える。又、扉(6)を閉じて行け
ば、ローラ(R4),(R4)は支持レール(90),(92)後端
に当接して小容器(58)は静止しており、容器(56)の
みが後方に移動して、やがて第3図の状態に収納され
る。
(ト)発明の効果 本発明によれば、第一容器に前後一対の切欠部を形成し
第二容器の前後寸法を第一容器と同じにすると共に、第
二容器の高さ寸法を第一容器の底面から第二容器の底面
までの高さ寸法より大きくすることによって第二容器の
容量を従来よりも大きくすることができるので、頻繁に
出し入れする食品は上方の第二容器に、それ以外の食品
は下方の第一容器にそれぞれ分けて収納でき食品の整理
が行いやすくなる。また、第二容器で第一容器内を完全
に上下に仕切り且つ第一容器のガイドレールの前部には
第一ローラの前後移動を規制する係止部を設けたので、
扉を開けて第二容器に食品を出し入れするときに容量の
大きな第二容器を第一容器と共に引き出すことができこ
の第二容器により第一容器の下部領域へ外気が入らなく
してこの下部領域の温度上昇を抑制できる。さらに第二
容器の第一及び第二ローラをそれぞれ第一容器のガイド
レール及び本体の支持レールで支持したので、レールに
かかる荷重を4つに分散することができ第二容器の摺動
性の向上はもとより、扉を引き出した状態で第二容器を
押し込んでも第二容器が脱落する不具合はなく、扉を出
し入れする際の容器の荷重が従来よりも多くのローラに
分散されて扉を出し入れする際の操作性も向上する。
特に支持レールは庫内側壁と、背壁及び仕切前部材間に
架設して設けているので第二容器の荷重を有効に受け止
められ、他の部材の変形等を引き起こさない。
【図面の簡単な説明】
第1図は冷蔵庫の正面図、第2図は一部扉を除く冷蔵庫
の正面図、第3図及び第4図はそれぞれ第2図のA−A
線断面図及びB−B線断面図、第5図は外箱の透視図、
第6図は仕切前部材を除く両容器前端部の縦断正面図、
第7図は扉と両容器を除く冷蔵庫下部の斜視図、第8図
は扉の後方斜視図、第9図は両容器の斜視図である。 (1)……冷蔵庫、(6)……扉、(8)……外箱、
(9)……内箱、(11)……断熱箱体、(55)……枠、
(56)……容器、(58)……小容器、(89),(89)…
…ガイドレール、(90)……第一支持レール、(92)…
…第二支持レール、(R1),(R1),(R2),(R2),(R3),(R
3),(R4),(R4)……ローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 義英 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 木部 宏 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−182088(JP,U) 実公 昭61−19424(JP,Y2) 実公 昭61−1348(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷蔵庫前面に引き出し自在に装着した引き
    出し式扉と、この扉に連動して引き出される第一容器及
    びこの第一容器内に配置した第二容器と、前記第一容器
    上方に位置する冷蔵庫開口の縁部に左右に架設した仕切
    前部材と、冷蔵庫内側壁に前後方向に設けた第一支持レ
    ールとを備えた冷蔵庫において、前記第一容器の奥行寸
    法と同じ寸法で前記第一容器の上部に前後方向に設けた
    一対のガイドレールと、前記第一容器の前後壁に設けた
    前後一対の切欠部と、冷蔵庫背壁と前記仕切前部材に架
    設した第二支持レールと、前記第二容器の前部に位置し
    前記両ガイドレールに支持される左右一対の第一ローラ
    と、前記第二容器の後部に位置し前記第一及び第二支持
    レールに支持される左右一対の第二ローラと、前記両ガ
    イドレールの前部に設けられ第二容器で第一容器の上面
    開口を閉塞した状態で前記第一ローラの前後移動を規制
    する係止部とから成り、前記第二容器は、その高さ寸法
    が前記第一容器の底面から第二容器の底面までの高さ寸
    法よりも大きく設定され、且つ、前記第一容器の前記両
    ガイドレールより下方の部分を上下に仕切るとともに、
    前記第一容器の引き出し可能範囲と略同じ範囲で前後方
    向に移動自在に支持されることを特徴とする冷蔵庫。
JP63035676A 1988-02-18 1988-02-18 冷蔵庫 Expired - Lifetime JPH0680389B2 (ja)

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