JPH0680274U - コネクタの抜け止め構造 - Google Patents

コネクタの抜け止め構造

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JPH0680274U
JPH0680274U JP2613193U JP2613193U JPH0680274U JP H0680274 U JPH0680274 U JP H0680274U JP 2613193 U JP2613193 U JP 2613193U JP 2613193 U JP2613193 U JP 2613193U JP H0680274 U JPH0680274 U JP H0680274U
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clamp
connectors
connector
printed circuit
retaining structure
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Application number
JP2613193U
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English (en)
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利英 井波
彬 岡本
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Azbil Corp
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Azbil Corp
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でコネクタの緩み、抜けを確実に
防止する。 【構成】 クランプ50をプリント基板31上に回転軸
57によって回転自在に配設する。プリント基板31に
2つのコネクタ32、33の雄型コネクタ32a、33
aをそれぞれ配設する。クランプ50に2つの抜け防止
面54、55を形成する。これらの抜け防止面54、5
5は、一方がクランプ50の回転方向を向き、他方が反
回転方向を向くように設けられ、前記雄型コネクタ32
a、33aに接続される雌型コネクタ32b、33bの
反差込み側面にそれぞれ近接もしくは当接することで、
コネクタ32、33が外れるのを防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たとえば測定管内を流れる導電性流体の流量を測定する電磁流量計 等においてテープ電線からなる信号リード線、励磁線と基板とをコネクタを介し て接続する時に採用して好適なコネクタの抜け止め構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
電磁誘導原理を利用して測定管内を流れる導電性流体の流量を測定する電磁流 量計(実公平2−28411号公報等)は、流体中で発生した信号である起電力 を、この流れと直交する方向に設けられた電極によって取り出すようにしている 。図5〜図7はこのような電磁流量計の従来例を示す斜視図、断面図および要部 平面図で、1は両端にフランジ1a、1bを一体に有して流路配管の途中に設け られたステンレス鋼等の非磁性体からなる測定管、3A、3Bは測定間の外周に 対向して配設され被測定流体2の流れ方向と直角に磁界を形成する一対の鞍型励 磁コイル、4A、4Bは磁界および流体の流れ方向の双方と直交するよう測定管 1の中央部に貫通して取り付けられ内端が管路5内に臨む一対の電極、6A、6 Bは同じく測定管1の外周に設けられたインナーコアおよびアウターコア、7は 変換器、8は電気的絶縁性と耐食性を持たせるため測定管1の内壁に内張りされ たフッ素樹脂等の絶縁材料からなるライニング材、10A、10Bは電極4A、 4Bの信号リード線、11はアウターコア6Bに固定されたレセプタクル(図7 では省略)、12は励磁コイル3A、3Bのリード線で、これらによって電磁流 量計を形成している。信号リード線10A、10Bは、それぞれシールド編組線 13A、13Bによってシールドされて測定管1の外周に略1/4周這わされて レセプタクル11を経由して変換器7に接続されている。このため、信号リード 線10A、10Bの途中はレセプタクル11の端子に圧着または半田接続されて いる。同様に、励磁コイル3A、3Bのリード線12もシールド編組線によって シールドされ、レセプタクル11の端子に圧着または半田付けによって接続され ている。
【0003】 このような構成において、励磁コイル3A、3Bに通電してこれらを励磁する と、測定管1内の導電性流体を横切ってその流れと直交する磁界が発生する。す ると、電磁誘導現象により磁界の方向と流れの方向とに互いに直角な方向に、流 速に比例した起電力が流体中に生じ、これを電極4A、4Bによって取出し、増 幅、記録したり、指示計器に伝送することで流体の流量、平均流速を測定したり 、流量の定値制御を行なう。
【0004】 また、最近では信号リード線と励磁コイルのリード線をテープ電線とし、これ を端子部にコネクタを介して接続することにより、シールド編組線13A、13 Bを必要とせず、信号リード線と励磁コイルのリード線の交差によって生じる9 0°ノイズの低減を図るようにしたものが提案されている。 テープ電線は、一般にフレキシブルプリントケーブルまたはフレキシブルプリ ント基板と呼ばれるもので、表裏面に励磁コイル3A、3Bの配線パターンと電 極4A、4Bの信号線パターンが形成されたベースフィルムと、ベースフィルム の表裏面をそれぞれ覆うカバーフィルムと、カバーフィルムの表裏面にそれぞれ 形成されたシールド線パターンと、シールド線パターンを覆うオーバーレイフィ ルムとで7層構造に形成したもので、厚みが0.6mm程度と薄く、コイルスペ ースの増大が図れ、信号リード線と励磁コイルのリード線を同時に配線できると いう利点を有している。特に、コイルスペースの増大は、磁束密度の増大、すな わち信号起電力の増大になり、より安定した出力を得ることができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記したコネクタ式テープ電線においては、配管振動によりコネク タ同士の接続が緩んだり、外れたりするという問題があった。また、テープ電線 においてはシールド線パターンが設けられているので、比較的大きな剛性を有し 、そのため、設置箇所、スペース等の関係により電磁流量計の端子部を回転させ てその向きを変えると、信号線パターンが曲げられ、その復元力によってコネク タが外れるという問題があった。
【0006】 したがって、本考案は上記したような従来の問題点に鑑みてなされたもので、 その目的とするところは、簡単な構成でコネクタの緩み、抜けを確実に防止し得 るようにしたコネクタの抜け止め構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るコネクタの抜け止め構造は上記目的を達成するため、基板に隣接 して配設され互いに接続された少なくとも2組のコネクタの抜け止め構造におい て、各組の一方のコネクタの反差込み側にそれぞれ当接する少なくとも2つの抜 け防止面を有するクランプを備え、このクランプは抜け防止面の中間に回転軸を 有し、前記少なくとも2つの抜け防止面はその一方がクランプの回転方向を向き 、他方が反回転方向を向いているものである。
【0008】
【作用】
本考案において、少なくとも2つの抜け防止面は、その一方がクランプの回転 方向を向き、他方が反回転方向を向くように設けれて各コネクタの反差込み側面 にそれぞれ当接することで、クランプのいずれの方向への回転をも防止し、コネ クタの外れを防止する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案に係るコネクタの抜け止め構造を電磁流量計に適用した場合の端 子部の断面図、図2は図1のA矢視図、図3は抜け止め構造の分解斜視図である 。なお、図中、図5〜図7と同一構成部品のものに対しては同一符号をもって説 明する。これらの図において、20は測定管本体で、この測定管本体20は図5 および図6に示した従来装置と同様に構成されるもので、外ケース21の内部に 測定管(図示せず)を収納してなり、信号リード線と励磁コイルのリード線がフ レキシブルプリント基板からなるテープ電線22、23とされ、測定管の管壁に 突設した端子取付部24内を通って端子部30内に導かれ、プリント基板31に コネクタ32、33を介してそれぞれ接続されている。
【0010】 前記端子部30は、前記端子取付部24に複数個の締めボルト34によって固 定された耐圧防爆型のハウジング35を備えている。ハウジング35は、測定管 本体20の設置箇所、スペース等により、端子取付部24に対しその向きを90 °ずつ4方向に変えて取り付けられるようになっている。ハウジング35は、そ の前面および底面が開放し、前面開口部には蓋体36がOリング37を介して嵌 合し、背面開口部は前記端子取付部24の内部と連通している。ハウジング35 の周壁部には内外を連通させる外部コード接続孔38が形成されており、この接 続孔38にはコンジット39がシール部材40を介して螺合接続されている。ハ ウジング35の内部はターミナルブロック42によって前後2つの室、すなわち 端子室44と回路室45とに画成されている。ターミナルブロック42は樹脂製 で、インサート成形により端子46と一体に形成されている。端子46はターミ ナルブロック42を貫通して設けられ、端子室44に突出する前端部に外部コー ド(図示せず)が接続されるようになっている。ターミナルブロック42の裏面 、すなわち回路室45側面には前記プリント基板31が配設されており、前記端 子46が電気的に接続されている。
【0011】 さて、前記テープ電線22、23とプリント基板31を電気的に接続する前記 コネクタ32、33は、それぞれ雄型コネクタ32a、33a、雌型コネクタ3 2b、33bとからなり、例えば雄型コネクタ32a、33aが前記プリント基 板31にそれぞれ同方向を向いて固定され、雌型コネクタ32b、33bの抜け をクランプ50によって防止されている。プリント基板31は、図3に示すよう に左右方向に長い板状に形成されて両端部がコネクタ取付部31a、31bとさ れ、一側面中央部にクランプ取付部31cが一体に延設されることに平面視T字 型を呈し、コネクタ取付部31a、31b上に各コネクタ32、33の雄型コネ クタ32a、33aが設置固定されている。クランプ50は、同じく左右方向に 長い板状に形成されて両端部がテープ電線押え部50a、50bを形成し、一側 面中央部に重合部50cが一体に延設されることに平面視T字型を呈し、かつテ ープ電線押え部50a、50bの重合部50c側側面が雌型コネクタの32b、 33bの抜け防止面54、55をそれぞれ形成している。このような構成からな るクランプ50は、各コネクタ32、33の雌型コネクタ32b、33bを雄型 コネクタ32a、33aに接続した後、重合部50cがプリント基板31のクラ ンプ取付部31cに重ね合わされ、回転軸57によって回転可能に連結される。 回転軸57は、リベット等の適宜な連結部材から2つの抜け防止面54、55の 中間に位置している。この場合、2つの抜け防止面54、55は、テープ電線押 え部50a、50bの両側面のうちクランプ50の回転方向に対してその一方が 回転方向の側面に、他方が反回転方向の側面にそれぞれ設けられている。このク ランプ50をプリント基板31に取り付けた状態において、各テープ電線22、 23はクランプ50のテープ電線押え部50a、50bの下を通り、各抜け防止 面54、55が雌型コネクタ32b、33bの反差込み側面に近接対向、もしく は当接することで、雌型コネクタ32b、33bの反差込み方向の移動を規制防 止する。なお、雄型コネクタ32a、33aはプリント基板31の電気回路に接 続される。
【0012】 かくしてこのような構成においては、クランプ50の抜け防止面54、55に よって雌型コネクタ32b、33bの反差込み方向の移動を規制防止しているの で、端子部30を回転させても、コネクタ32、33がテープ電線22、23の 剛性によって外れるのを確実に防止することができる。
【0013】 図4(A)、(B)、(C)はそれぞれクランプ50の他の実施例を示す平面 図である。(A)はクランプ50を平面視L字型とした例、(B)は平面視クラ ンク型とした例、(C)は平面視コ字状とした例である。なお、上記実施例と同 一構成部分については同一符号をもって示し、その説明を省略する。この他、ク ランプ50の形状としては種々変更が可能であり、また必要に応じて抜け防止面 を増やせば2つ以上のコネクタに対しても適用し得ることは勿論である。
【0014】 なお、上記実施例は電磁流量計のテープ電線22、23に適用した場合につい て説明したが、本考案はこれに何等特定されるものではなく、各種電気機器のフ レキシブルプリント基板に対して実施し得るものである。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るコネクタの抜け止め構造によれば、回転自在 なクランプにコネクタの反差込み側に当接する少なくとも2つの抜け防止面を、 その一方がクランプ回転方向を向き他方が反回転方向を向ように設けたので、振 動、テープ電線の剛性等によってコネクタが外れるのを確実に防止することがで き、接続の信頼性を向上させることができる。また、クランプの構造も簡単で、 製作が容易であるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るコネクタの抜け止め構造を採用し
た電磁流量計の一実施例を示す端子部の断面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】抜け止め構造の斜視図である。
【図4】(A)、(B)、(C)はそれぞれ抜け止め構
造の他の実施例を示す平面図である。
【図5】電磁流量計の従来例を示す概略斜視図である。
【図6】要部断面図である。
【図7】要部平面図である。
【符号の説明】
1 測定管 3A、3B 励磁コイル 4A、4B 電極 7 変換器 11 レセプタクル 12 リード線 20 測定管本体 22、23 テープ電線 30 端子部 31 基板 32、33 コネクタ 35 ハウジング 50 クランプ 54、55 抜け防止面 57 回転軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に隣接して配設され互いに接続され
    た少なくとも2組のコネクタの抜け止め構造において、 各組の一方のコネクタの反差込み側にそれぞれ当接する
    少なくとも2つの抜け防止面を有するクランプを備え、
    このクランプは抜け防止面の中間に回転軸を有し、前記
    少なくとも2つの抜け防止面はその一方がクランプの回
    転方向を向き、他方が反回転方向を向いていることを特
    徴とするコネクタの抜け止め構造。
JP2613193U 1993-04-22 1993-04-22 コネクタの抜け止め構造 Pending JPH0680274U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2613193U JPH0680274U (ja) 1993-04-22 1993-04-22 コネクタの抜け止め構造

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JP2613193U JPH0680274U (ja) 1993-04-22 1993-04-22 コネクタの抜け止め構造

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JPH0680274U true JPH0680274U (ja) 1994-11-08

Family

ID=12185012

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JP2613193U Pending JPH0680274U (ja) 1993-04-22 1993-04-22 コネクタの抜け止め構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005174561A (ja) * 2003-12-05 2005-06-30 Pi R & D Co Ltd 絶縁電線及び絶縁コイル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005174561A (ja) * 2003-12-05 2005-06-30 Pi R & D Co Ltd 絶縁電線及び絶縁コイル
JP4594615B2 (ja) * 2003-12-05 2010-12-08 株式会社ピーアイ技術研究所 絶縁電線及び絶縁コイル

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