JPH0537211Y2 - - Google Patents

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JPH0537211Y2
JPH0537211Y2 JP17010987U JP17010987U JPH0537211Y2 JP H0537211 Y2 JPH0537211 Y2 JP H0537211Y2 JP 17010987 U JP17010987 U JP 17010987U JP 17010987 U JP17010987 U JP 17010987U JP H0537211 Y2 JPH0537211 Y2 JP H0537211Y2
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JP
Japan
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measuring tube
metallized
coil unit
fluid
case
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は測定管内を流れる被測定流体の流量を
電気的に測定する電磁流量計に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
電磁流量計は、測定管内を流れる被測定流体を
導体としてとらえ、この流動導体に磁界を与える
ことにより電圧を発生させ、この電圧を電極で検
出して流量測定を行うものであつて、従来例えば
特開昭56−124823号公報に開示されているものは
次のように構成されている。すなわち、被測定流
体が内部を流れるセラミツク製測定管の外周凹陥
部内には、励磁コイル等からなる磁束発生装置
が、磁束発生方向を電極の軸線方向ならびに流体
の流れ方向と直交させて収納させており、また、
測定管の両側開口端面にガスケツトを介して固着
されたアースリングは、内孔を流体に接液されて
いるとともに、アースリングと流量計ケースとの
間は、埋込み端子を介してリード線で電気的に導
通されている。このように構成されていることに
より、励磁コイルを励磁し、測定管内を導電性流
体が流れると、磁界方向と流体の流れ方向とにそ
れぞれ直交する電極間には、平均流量に比例した
起電力が発生するので、これを電気信号に変換し
て測定することによつて流量が得られる。また、
流体とケースとがアースリングとリード線および
埋込み端子を介して短絡されていることにより、
被測定流体と計器全体とが同じ基準電位を保持す
るので、電極による起電力の取出しが精度よく行
われる。
さらに、実開昭61−96320号公報に開示されて
いるものは、セラミツク製測定管の両端面に導電
材を焼付けて流体に接液させ、この導電材とケー
スとをリード線で接続することにより流体と計器
全体とを同電位に保持させるようにしたものであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕 しかしながら、このような従来の電磁流量計に
おいては、アースリングや導電材とケースとがリ
ード線のはんだ付けなどによつて接続されている
ので、配管の振動によりリード線とケースや埋込
み端子との接続部がゆるんだり断線したりあるい
ははんだ付け部が破損したりすることがあつて信
頼性に欠けるという問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
このような問題点を解決するために本考案にお
いては、一部を接液させてセラミツク製測定管の
両開口端面に形成した各メタライズ部とそれぞれ
連通するメタライズ部を、測定管の外周両端部に
形成して、この外周両端部に金属製リングを嵌合
固着し、これら両金属リングに支持部材を介して
接続したコイルユニツトと、流量計ケースとを、
このコイルユニツトに固定したレセプタクルを介
して導通させた。
〔作用〕
被測定流体と流量計全体とは、測定管両端面と
周面とのメタライズ部を経て測定管外周面の金属
リングおよびコイルユニツトとレセプタクルとで
短絡されるので、互いに同電位を保持する。
〔実施例〕
第1図ないし第3図は本考案に係る電磁流量計
の実施例を示し、第1図はその縦断面図、第2図
は測定管の平面図、第4図は同じく側面図であ
る。図において、管路と接合される両側開口端面
1a,1bを有する測定管1は、Al2O3等のセラ
ミツクにより円筒状に形成されており、その外周
面を円周方向に4等分する箇所には、互いに対向
する一対の方形状電極装着面1cと、互いに対向
する一対のコイル装着用凹陥部1dとが、互いに
直交して形成されている。両側の電極装着面1c
に設けられた電極孔には、一対の電極2が挿入固
定されており、その挿入端は、測定管1の内孔を
流れる導電性流体に接液されている。測定管1の
外周両端部には金属製のリング3が焼嵌め固定さ
れていて、測定管1は、プロセス固定部側に支持
された金属製の計器ケース4の中心孔4aに、こ
のリング3を介して嵌着固定されており、その嵌
合面には、シール部材としてのOリング5がOリ
ング構内に位置して介挿されている。
測定管1の両側開口端面1a,1bには、セラ
ミツク面に金属のメタライズ加工が施されて第3
図に示すように環状部と半径部とからなるメタラ
イズ部6が内周縁を被測定流体に接液させて形成
されており、またリング4が焼嵌めされた測定管
1の外周両端部には、メタライズ部6と連通する
帯状メタライズ部7が形成されている。メタライ
ズ部6,7の材質は、Mo−MnまたはWxなどの
電気部品用のメタライズ材に、NiメツキやAuメ
ツキなどを施したものであつて、耐食性を要する
場合には、接液部のみPtメタライズ加工または
Auメタライズ加工が施される。
前記両側のリング3には、励磁コイル8とアウ
ターコア9およびこれにねじ止めされたインナー
コア10とからなるコイルユニツト11が、支持
部材としてのブラケツト12を介して固定支持さ
れており、インナーコア10には、レセプラクル
13がアウタコア9を挟んでねじ止めされてい
る。14はケース4のプラグ孔4bに挿入されて
レセプラクル13に着脱自在に係合されたプラグ
であつて、その内孔に嵌着されたパイプ15には
止めねじ16が挿入されており、インナーコア1
0に設けたねじ孔17に止めねじ16を螺入する
ことにより、プラグ14とレセプラクル13とが
固定されている。パイプ15の上端部には圧着端
子18が止めねじ16で共締めされており、この
圧着端子18と図示しないケース側端子箱内のア
ース端子とは、リード線19で接続されている。
こうすることにより、被測定流体とケースとはメ
タライズ部6,7、リング3、ブラケツト12、
コイルユニツト11、インナーコア10、止めね
じ16、圧着端子18の径路で導通されるように
構成されている。
以上のように構成された電磁流量計の動作を説
明する。励磁コイル8を励磁し、測定管1内を導
電性流体が流れると、励磁コイル8の磁界方向と
流体の流れ方向とにそれぞれ直交する電極2間に
は、平均流量に比例した起電力が発生するので、
これがリード線を経て検出器に導かれ、電気信号
に変換されて流量が測定される。
この場合、導電性流体とケースとがメタライズ
部6,7、リング3、ブラケツト12、コイルユ
ニツト11、インナーコア10、止めねじ16、
圧着端子18によつて電気的に導通されているの
で、流量計全体が流体と同じ基準電位を保持し、
電極2による起電力の取出しが精度よく行われ
る。
なお、本実施例では帯状メタライズ部7を測定
管1周面の円周方向2箇所に設けた例を示した
が、1箇所だけでもよく、この場合には、メタラ
イズ部6の半径部も片側だけでよい。また、メタ
ライズ部6を端面1a,1bの一部だけではなく
て全面に設けてもよい。さらに、メタライズ部7
は測定管1の両端外周の全周にわたつて設けても
よく、これによつて焼嵌め部に段が付かないから
シール性が高める。
〔考案の効果〕
以上の説明により明らかなように本考案によれ
ば電磁流量計において、一部を接液させてセラミ
ツク製測定管の両開口端面に形成した各のメタラ
イズ部とそれぞれ連通するメタライズ部を、測定
管の外周両端部に形成して、この外周両端部に金
属製リングを嵌合固着し、これら両金属リングに
支持部材を介して接続したコイルユニツトと、流
量計ケースとを、このコイルユニツトに固定した
レセプタクルを介して導通させたことにより、被
測定流体と流量計全体とは、測定管両端のメタラ
イズ部とこれに続く帯状のメタライズ部および金
属リング、支持部材、コイルユニツト、インナコ
ア、止めねじ、圧着端子径路を経て電気導通され
るので、リード線による導通のように断線したり
するおそれがなく安定した導通が得られ信頼性が
向上する。また、部品点数と組立工数が少なく安
価に提供できるとともに、測定管の交換が容易で
作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案に係る電磁流量計
の実施例を示し、第1図はその縦断面図、第2図
は測定管の平面図、第3図は同じく側面図であ
る。 1……測定管、1a,1b……開口端面、3…
…計器ケース、4……リング、6,7……メタラ
イズ部、8……励磁コイル、11……コイルユニ
ツト、12……ブラケツト、13……レセプタク
ル、14……プラグ、16……止めねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一部が接液するメタライズ部をセラミツク製測
    定管の両開口端面に形成して、これら各メタライ
    ズ部とそれぞれ連通するメタライズ部を前記測定
    管の外周両端部に形成し、この外周両端部に金属
    製リングを嵌合固着するとともに、これら両金属
    リングに支持部材を介してコイルユニツトを接続
    し、このコイルユニツトと流量計ケースとをこの
    コイルユニツトに固定したレセプタクルを介して
    導通させたことを特徴とする電磁流量計。
JP17010987U 1987-11-09 1987-11-09 Expired - Lifetime JPH0537211Y2 (ja)

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JP17010987U JPH0537211Y2 (ja) 1987-11-09 1987-11-09

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JP17010987U JPH0537211Y2 (ja) 1987-11-09 1987-11-09

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Publication Number Publication Date
JPH0175826U JPH0175826U (ja) 1989-05-23
JPH0537211Y2 true JPH0537211Y2 (ja) 1993-09-21

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