JPH0680011A - 自動車用外気導入構造 - Google Patents

自動車用外気導入構造

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Publication number
JPH0680011A
JPH0680011A JP4233557A JP23355792A JPH0680011A JP H0680011 A JPH0680011 A JP H0680011A JP 4233557 A JP4233557 A JP 4233557A JP 23355792 A JP23355792 A JP 23355792A JP H0680011 A JPH0680011 A JP H0680011A
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JP
Japan
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air
outside air
ventilation duct
automobile
rain hose
Prior art date
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Pending
Application number
JP4233557A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Chiba
千葉隆利
Shigeru Kobayashi
茂 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kansei Corp filed Critical Kansei Corp
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Priority to FR9310402A priority patent/FR2697780B1/fr
Priority to US08/113,639 priority patent/US5368620A/en
Priority to DE4329330A priority patent/DE4329330C2/de
Publication of JPH0680011A publication Critical patent/JPH0680011A/ja
Priority to US08/325,511 priority patent/US5501716A/en
Priority to US08/325,519 priority patent/US5454859A/en
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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】自動車用外気導入構造においてエアボックス内
への水分の侵入を回避し、またフィルタ上面(吸気面)
と通路壁との間隔を拡張させ通気抵抗を小ならしめる。 【構成】前車輪の上部に形成されている左右両側フェン
ダの内側でダクト状の車体補強体のフードリッジレイン
ホース11とフロントガラスの下側に設けられているカ
ウルトップ18の裏側に設けられているエアボックス1
6とが吸気口19を介してコの字状に連結され、吸気口
19とレインホース11との連結部に起立壁20が設け
られレインホース11の先端から導入れる外気中の水分
は起立壁20で遮断され、水分は排水口21から排水さ
れるので立上りダクトの必要なく、吸気ファン4の吸込
口に設けた防塵フィルタ6とカウルトップ18の間で形
成される通気路巾を大巾に拡張し得て、通気抵抗を減ず
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のフロント部か
ら、外気を室内へ導入するための自動車用外気導入構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のフロント部、すなわち、カウル
トップ部に外気取入口を設け、この外気取入口より吸気
される外気を、インストルメント内部に設備したフィル
タユニットを経て清浄化し、この清浄化エアーを車室内
に放出する構造の従来の自動車用外気導入構造として、
図1に示す如き構造のものがある。以下この従来の外気
導入構造(自動車用空気清浄器)の概略について説明す
る。
【0003】1は、カウルトップ2の裏側に設けられて
いるエアボックスであり、前記カウルトップ2には、エ
アボックス1内に外気を取入れるための外気取入口3が
設けられている。またエアボックス1には、インテーク
ケース4に通じるカウル内ダクト5が設けられており、
このダクト5の上側開口部に集塵フィルタ6が着脱可能
に被着されている。またこの集塵フィルタ6の下側に位
置されるインテークケース4内にはブロアファン7が内
装されている。
【0004】そこでかかる構造の空気清浄器において、
ブロアファン7を駆動すると、外気取入口3から吸い込
まれた外気は、集塵フィルタ6を通過して、清浄化さ
れ、この清浄化エアーが車室内に送り込まれるものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる構造
の外気導入構造にあっては、上記外気取入口3から侵入
された水分がインテークケース4内(車室内)に流入さ
れることがないようにするための手段としてダクト5に
よる立上り(L)を設けており、このダクト5上に高さ
(L1)の集塵フィルタ6を取付け、さらにその集塵フ
ィルタ6の上面とカウルトップ2の内面との間に通風路
8を設けて、その通気路8を経たエアーを集塵フィルタ
6の上面より吸引して集塵するものである。
【0006】従って上記集塵フィルタ6を通過するエア
ー量は、上記通気路8の路幅(L2)に左右されるもの
であって、路幅(L2)が狭まければ通路抵抗が大とな
って充分な清浄化エアーが得られ難くなる。そこで単位
時間あたりの清浄化エアー量を増大させようとするなら
ば上記通気路8の路幅(L2)を拡張することが考えら
れるが、この場合はエアボックス1の口径(高さ)が大
型化されてしまうという問題点が生じる。また前記通気
路8の路幅(L2)を拡張するために集塵フイルタ6の
高さ(L1)を低くすることも考えられるが、集塵フィ
ルタ6を薄く形成すれば、集塵能力が低下するという問
題点が生じる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる従来の問
題点に着目してなされたもので、エアボックス内への外
気供給口を車体に設けられているフードリッジレインホ
ースの空間を利用して、そのエアボックス内への水分の
侵入を回避し、これにより従来例においてエアボックス
内で立上り構成されていたダクトを省き、ひいてはフィ
ルタ上面(吸気面)と通気路壁との間隔を拡張せしめ
て、フィルタの吸気側における通気抵抗を小ならしめ、
清浄化エアーを効率よく得ることができる自動車用の外
気導入構造を提供することにある。
【0008】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
【0009】実施例I 図2乃至図4において、11は自動車のエンジンルーム
内に構成されているフードリッジレインホースであっ
て、該フードリッジレインホース11は、図4の部分図
で示す如く前車輪12の上部に形成されている左右両側
フェンダー13の内側でダクト形状に構成されている車
体補強体である。14はフード(ボンネット)、15は
サイドメンバーを示す。
【0010】16はフロントガラス17の下側に設けら
れているカウルトップ18の裏側に設けられているエア
ボックスであって、このエアボックス16の両側に設け
られている吸気口19は前記夫々のフードリッジレイン
ホース11の内部空間に接続されている。また上記吸気
口19と、フードリッジレインホース11との間には起
立壁20が設けられていて、フードリッジレインホース
11内に吸入されてきた水分は、その起立壁20により
遮えぎられて、エアボックス16内へ侵入されないよう
に構成されている。また上記のフードリッジレインホー
ス11のエアボックス接続部には、排水口21が穿設さ
れまたフードリッジレインホース11の吸気口には塵埃
除去のための金網22が設けられているものである。な
お4はインテークケース、6は集塵フィルタ、7はブロ
アファンを示す。
【0011】このように、本実施例にあっては、自動車
のエンジンルーム内に形成されて水分の侵入のおそれの
ないフードリッジレインホース11を、エアボックス1
6の吸気口9に接続し、そのフードリッジレインホース
11の内部空間をエア供給路として利用したものである
から、そのエアボックス16内に水分が侵入されること
がなく、従って従来例において設けられていた防水用立
上りダクト5を設ける必要がなくなり、換言すればその
ダクト5を省くことができるので防塵フィルタ6とカウ
ルトップ18内面との間で形成される通気路幅(L2)
を大幅に拡張せしめることができ、これによって通気抵
抗が減少して清浄化エアーの多量供給が可能となる。
【0012】また例えば洗車時等においてフードリッジ
レインホース11内に水分が侵入されたとしても該水分
は排水口21より排出できるので、エアボックス16内
に吸入されることはない。
【0013】またフードリッジレインホース11内に防
塵用金網22を設けていることでエアボックス16内へ
の塵埃侵入も有効に阻止できる。
【0014】実施例II 図5乃至図7において、本実施例では、フードリッジレ
インホース11の吸気側端部の下面に、起立片23を有
する第1の排水口24を設け、またそのフードリッジレ
インホース11のエアボックス16接続側端部にそのフ
ードリッジレインホースの下面よりも低い位置に第2の
排水口25を設けたものである。
【0015】従ってこの実施例によれば、例えば洗車時
等において、フードリッジレインホース11内に侵入さ
れた水分は起立片23により遮えぎられて第1の排水口
24より排水される。例えその第1の排水口24より排
水されなかった水が生じたとしても、第2の排水口25
から有効に排除される。
【0016】またこの第2の排水口25の高さ位置を、
フードリッジレインホース11の下面よりも低い位置に
設けたことにより、そのフードリッジレインホース11
と、エアボックス16との接続部に形成されているエア
ボックスサイドパネル26に形成されている防水用の立
上り壁20の高さを低く形成することができるので、そ
のエアボックスサイドパネル26の通気開口面積を拡張
することもでき、これによってエアボックス16内に供
給されるエアーの通気抵抗が減少し、清浄化エアーの車
室内取入れが円滑にできる。
【0017】実施例III 図8及び図9において、本実施例は上記第1の実施例に
示す外気取入構造において、そのエアーボックス16の
内部に、コロナ放電電極27と、集塵電極板28を有す
る電気集塵装置29を内装し、この電気集塵装置29を
通過した除塵エアーを活性炭フィルタ30を経て脱臭処
理して室内へ供給する構造のものである。
【0018】従って、この実施例においても、エアボッ
クス16内に水分が侵入されることがないので、その電
気集塵装置29及び活性炭フィルタの耐久性、信頼性が
向上されるという特長が得られる。
【0019】
【発明の効果】このように本発明は、車両用外気導入構
造において、フェンダー内通風ダクト11とカウル部通
風ダクト16と上記フェンダー内通風ダクト11とカウ
ル部通風ダクトとの連通口19よりなる自動車用外気導
入構造であるから、これによれば、車に設備されている
エアボックス内に供給される外気は、水分の侵入が有効
に回避できるフェンダー内通風ダクトを利用して吸気す
ることができるので、エアボックス内への水分の侵入が
防止でき、これにより車室内への清浄化エアーの取入れ
が円滑であり、しかもエアボックス内に組込まれるフィ
ルタ、集塵装置等の耐久性、信頼性が大幅に向上される
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の外気取入構造を示した構造説明図。
【図2】本発明第1実施例の外気取入構造を示した外観
的構造説明図。
【図3】本発明第1実施例の外気取入構造を示した内部
的構造説明図。
【図4】本発明第1実施例の外気取入構造を示した要部
構造説明図。
【図5】本発明第2実施例の外気取入構造を示した外観
的構造説明図。
【図6】図5における要部拡大斜視図。
【図7】本発明第2実施例の外気取入構造を示した内部
的構造説明図。
【図8】本発明第3実施例の外気取入構造を示した外観
的構造説明図。
【図9】本発明第3実施例の外気取入構造を示した内部
的構造説明図。
【符号の説明】
11…フードリッジレインホース 12…前車輪 13…フェンダー 14…フード 15…サイドメンバー 16…エアボック
ス 17…フロントガラス 18…カウルトッ
プ 19…吸気口 20…起立壁 21…排水口 22…金網 23…起立片 24…第1の排水
口 25…第2の排水口 26…エアボック
スサイドパネル 27…コロナ放電電極 28…集塵電極板 29…集塵装置 30…活性炭フィ
ルタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用外気導入構造において、フェンダ
    ー内通風ダクト(11)とカウル部通風ダクト(16)
    と上記フェンダー内通風ダクト(11)とカウル部通風
    ダクトとの連通口(19)よりなることを特徴とする自
    動車用外気導入構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の外気導入構造において、
    フェンダー内通風ダクト(11)をフードリッジとフー
    ドリッジレインフォースよりなる閉断面で構成したこと
    を特徴とする自動車用外気導入構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のフェンダー内通風ダクト
    (11)に排水口(21)を設けたことを特徴とする自
    動車用外気導入構造。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のフェンダー内通風ダクト
    入口に防塵用の網(22)を設けたことを特徴とする自
    動車用外気導入構造。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のカウル部通風ダクト(1
    6)内又はフェンダー内通風ダクト(11)に集塵装置
    (29)または、脱臭装置(30)またはその両方を備
    えたことを特徴とする自動車用外気導入構造。
JP4233557A 1992-09-01 1992-09-01 自動車用外気導入構造 Pending JPH0680011A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4233557A JPH0680011A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 自動車用外気導入構造
FR9310402A FR2697780B1 (fr) 1992-09-01 1993-08-31 Dispositif d'epuration d'air pour vehicule automobile.
US08/113,639 US5368620A (en) 1992-09-01 1993-08-31 Device for cleaning surrounding air fed to passenger compartment of motor vehicle
DE4329330A DE4329330C2 (de) 1992-09-01 1993-08-31 Luftreinigungsvorrichtung für ein Motorfahrzeug
US08/325,511 US5501716A (en) 1992-09-01 1994-10-19 Device for cleaning surrounding air fed to passenger compartment of motor vehicle
US08/325,519 US5454859A (en) 1992-09-01 1994-10-19 Device for cleaning surrounding air fed to passenger compartment of motor vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4233557A JPH0680011A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 自動車用外気導入構造

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JPH0680011A true JPH0680011A (ja) 1994-03-22

Family

ID=16956936

Family Applications (1)

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JP4233557A Pending JPH0680011A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 自動車用外気導入構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH0680011A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3832016A1 (de) * 1987-09-21 1989-03-30 Vaillant Joh Gmbh & Co Verfahren und vorrichtung zur verbrennung fluessiger oder gasfoermiger brennstoffe
JP2013512767A (ja) * 2009-12-02 2013-04-18 マン ウント フンメル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング フィルタ要素およびフィルタ要素を製造するための方法
CN105480052A (zh) * 2016-01-14 2016-04-13 合肥天鹅制冷科技有限公司 防化学、细菌污染特种车辆的空调冷凝水排放机构

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