JPH0679951B2 - 紙幣集積機構 - Google Patents
紙幣集積機構Info
- Publication number
- JPH0679951B2 JPH0679951B2 JP22717287A JP22717287A JPH0679951B2 JP H0679951 B2 JPH0679951 B2 JP H0679951B2 JP 22717287 A JP22717287 A JP 22717287A JP 22717287 A JP22717287 A JP 22717287A JP H0679951 B2 JPH0679951 B2 JP H0679951B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stacking
- banknote
- banknotes
- operation lever
- bill
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は現金自動処理装置などに用いられる紙幣集積機
構に関する。
構に関する。
従来の紙幣集積機構は、第５図に示すように、搬送ロー
ラ1aおよび1b、放射状羽根構造体２、搬送ガイド３、集
積ベース４および集積ガイド５から構成された自然落下
集積方式や、第７図に示すような前記自然落下集積方式
に加えて紙幣バックアップ８、紙幣バックアップスプリ
ング９を持ち、紙幣の重みにより紙幣高さを制御するバ
イアス集積方式などが採用されている。
ラ1aおよび1b、放射状羽根構造体２、搬送ガイド３、集
積ベース４および集積ガイド５から構成された自然落下
集積方式や、第７図に示すような前記自然落下集積方式
に加えて紙幣バックアップ８、紙幣バックアップスプリ
ング９を持ち、紙幣の重みにより紙幣高さを制御するバ
イアス集積方式などが採用されている。
上述した従来の紙幣集積機構のうち第５図に示す自然落
下方式は、集積ガイド５によって紙幣の方向を制御し、
放射状羽根構造体２にて紙幣後端を制御する構造となっ
ているが、水平集積のため紙幣先端の方向制御ができ
ず、第６図のように集積ベース４内の空間に紙幣が自由
に集積する可能性がある。第６図のように集積された紙
幣は放射状羽根構造体２により紙幣後端の制御ができ
ず、連続集積の場合には落下しない紙幣の後端に次の紙
幣が衝突して集積不良を引き起こすという欠点がある。
下方式は、集積ガイド５によって紙幣の方向を制御し、
放射状羽根構造体２にて紙幣後端を制御する構造となっ
ているが、水平集積のため紙幣先端の方向制御ができ
ず、第６図のように集積ベース４内の空間に紙幣が自由
に集積する可能性がある。第６図のように集積された紙
幣は放射状羽根構造体２により紙幣後端の制御ができ
ず、連続集積の場合には落下しない紙幣の後端に次の紙
幣が衝突して集積不良を引き起こすという欠点がある。
また、この欠点を解決するため第７図のように紙幣バッ
クアップ８を設け紙幣の遊ぶスペースをなくす方法があ
るが、第８図のように集積紙幣10に紙幣先端がもぐり込
み紙幣後端を放射状羽根構造体２により制御できず同様
の集積不良を引き起こすという欠点がある。
クアップ８を設け紙幣の遊ぶスペースをなくす方法があ
るが、第８図のように集積紙幣10に紙幣先端がもぐり込
み紙幣後端を放射状羽根構造体２により制御できず同様
の集積不良を引き起こすという欠点がある。
本発明によれば、紙幣を１枚ずつ集積ベース上部に繰り
出し自然落下を利用して集積ベースの上に集積する紙幣
集積機構であって、集積ベース上部の紙幣繰り出し方向
に位置し集積ベース上部へ繰り出された紙幣の先端を載
せる回転可能な動作レバーと、先端が動作レバー上に載
った紙幣の後端を叩いて落下させる放射状羽根構造体と
を含み、動作レバーは、紙幣の先端を所定量推積すると
その重みによって回転し紙幣を自然落下させることを特
徴とする紙幣集積機構が得られる。
出し自然落下を利用して集積ベースの上に集積する紙幣
集積機構であって、集積ベース上部の紙幣繰り出し方向
に位置し集積ベース上部へ繰り出された紙幣の先端を載
せる回転可能な動作レバーと、先端が動作レバー上に載
った紙幣の後端を叩いて落下させる放射状羽根構造体と
を含み、動作レバーは、紙幣の先端を所定量推積すると
その重みによって回転し紙幣を自然落下させることを特
徴とする紙幣集積機構が得られる。
次に本発明について図面を参照して詳細に説明する。
第１図は本発明の一実施例であり、第２図〜第４図は紙
幣の搬送状況を示す図である。この集積機構は、図５に
示す前述した自然落下方式の機構に加え、紙幣後端を放
射状羽根構造体２の回転軌跡内に位置させるための動作
レバー６を有する。動作レバー６は、集積ベース４の上
部の紙幣繰り出し方向に位置し、搬送ローラ1a,1bによ
って集積ベース４の上部へ繰り出された紙幣４の先端を
載せ、紙幣の重みによって回転動作する。搬送時には第
２図に示すように紙幣先端が動作レバー６の上に位置
し、紙幣後端を放射状羽根構造体２の軌跡内に確実に作
用させ、放射状羽根構造体２の回転により第３図のよう
に集積させる。紙幣先端が動作レバー６の上にある程度
載ると、スプリング７が動作レバー６を維持する力がそ
の重みに負けて、動作レバー６は第４図に示すように矢
印方向に作動する。これにより紙幣は集積ベース４に集
積する。
幣の搬送状況を示す図である。この集積機構は、図５に
示す前述した自然落下方式の機構に加え、紙幣後端を放
射状羽根構造体２の回転軌跡内に位置させるための動作
レバー６を有する。動作レバー６は、集積ベース４の上
部の紙幣繰り出し方向に位置し、搬送ローラ1a,1bによ
って集積ベース４の上部へ繰り出された紙幣４の先端を
載せ、紙幣の重みによって回転動作する。搬送時には第
２図に示すように紙幣先端が動作レバー６の上に位置
し、紙幣後端を放射状羽根構造体２の軌跡内に確実に作
用させ、放射状羽根構造体２の回転により第３図のよう
に集積させる。紙幣先端が動作レバー６の上にある程度
載ると、スプリング７が動作レバー６を維持する力がそ
の重みに負けて、動作レバー６は第４図に示すように矢
印方向に作動する。これにより紙幣は集積ベース４に集
積する。
以上説明したように、本発明は集積ベース上部の紙幣繰
り出し方向に位置する回転可能な動作レバーの上に集積
ベース上部へ繰り出された紙幣の先端が載り、放射状羽
根構造体が紙幣の後端を落下させ、さらに動作レバー上
に先端が所定量載った紙幣がその自重で動作レバーを動
作させて集積ベース上に紙幣を落下させるので、紙幣後
端の位置を確実に放射状羽根構造体の軌跡内に抑えかつ
集積済の紙幣に先端がもぐり込むのを防止し集積の安定
化を計れる効果がある。
り出し方向に位置する回転可能な動作レバーの上に集積
ベース上部へ繰り出された紙幣の先端が載り、放射状羽
根構造体が紙幣の後端を落下させ、さらに動作レバー上
に先端が所定量載った紙幣がその自重で動作レバーを動
作させて集積ベース上に紙幣を落下させるので、紙幣後
端の位置を確実に放射状羽根構造体の軌跡内に抑えかつ
集積済の紙幣に先端がもぐり込むのを防止し集積の安定
化を計れる効果がある。
第１図は本発明の一実施例の側面図、第２図〜第４図は
本発明の一実施例の動作を説明するための側面図、第５
図〜第８図は従来機構の側面図である。 1aおよび1b……搬送ローラ、２……放射状羽根構造体、
３……搬送ガイド、４……集積ベース、５……集積ガイ
ド、６……動作レバー、７……スプリング、８……紙幣
バックアップ、９……紙幣バックアップスプリング、10
……紙幣。
本発明の一実施例の動作を説明するための側面図、第５
図〜第８図は従来機構の側面図である。 1aおよび1b……搬送ローラ、２……放射状羽根構造体、
３……搬送ガイド、４……集積ベース、５……集積ガイ
ド、６……動作レバー、７……スプリング、８……紙幣
バックアップ、９……紙幣バックアップスプリング、10
……紙幣。
Claims (1)
- 【請求項１】紙幣を１枚ずつ集積ベース上部に繰り出し
自然落下を利用して集積ベースの上に集積する紙幣集積
機構において、 前記集積ベース上部の前記紙幣の繰り出し方向に位置し
前記集積ベース上部へ繰り出された前記紙幣の先端を載
せる回転可能な動作レバーと、先端が前記動作レバー上
に載った前記紙幣の後端を叩いて落下させる放射状羽根
構造体とを含み、前記動作レバーは、前記紙幣の先端を
所定量推積するとその重みによって回転し前記紙幣を自
然落下させることを特徴とする紙幣集積機構
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22717287A JPH0679951B2 (ja) | 1987-09-09 | 1987-09-09 | 紙幣集積機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22717287A JPH0679951B2 (ja) | 1987-09-09 | 1987-09-09 | 紙幣集積機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6469449A JPS6469449A (en) | 1989-03-15 |
| JPH0679951B2 true JPH0679951B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=16856612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22717287A Expired - Lifetime JPH0679951B2 (ja) | 1987-09-09 | 1987-09-09 | 紙幣集積機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0679951B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3267382B2 (ja) * | 1993-05-17 | 2002-03-18 | 理想科学工業株式会社 | 薄葉体積載受容装置 |
| DE19813662A1 (de) * | 1998-03-27 | 1999-09-30 | Eastman Kodak Co | Vorrichtung zum Zuführen, Ablegen und Ausrichten von Blättern in einem Stapelbehälter |
| JP4760629B2 (ja) * | 2006-09-07 | 2011-08-31 | 沖電気工業株式会社 | 紙葉類取扱装置 |
-
1987
- 1987-09-09 JP JP22717287A patent/JPH0679951B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6469449A (en) | 1989-03-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |