JPH0679950B2 - ワインダーにおける巻取り用コアー自動挿入装置 - Google Patents
ワインダーにおける巻取り用コアー自動挿入装置Info
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- JPH0679950B2 JPH0679950B2 JP1011059A JP1105989A JPH0679950B2 JP H0679950 B2 JPH0679950 B2 JP H0679950B2 JP 1011059 A JP1011059 A JP 1011059A JP 1105989 A JP1105989 A JP 1105989A JP H0679950 B2 JPH0679950 B2 JP H0679950B2
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- Japan
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- winding
- cores
- winding cores
- winder
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/50—Auxiliary process performed during handling process
- B65H2301/51—Modifying a characteristic of handled material
- B65H2301/513—Modifying electric properties
- B65H2301/5133—Removing electrostatic charge
Landscapes
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
- Winding Of Webs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、紙、フィルム、軟質シート類等の帯状体をス
リッターにて所定巾にスリッティングしながら、巻取り
用コアーに巻き直していくワインダーにおける巻取り用
コアー自動挿入装置に関するものである。
リッターにて所定巾にスリッティングしながら、巻取り
用コアーに巻き直していくワインダーにおける巻取り用
コアー自動挿入装置に関するものである。
従来の技術 従来、このようなワインダーにおいては、ワインダーの
巻取りドラム間に所望の長さの巻取り用コアーを人手に
て直接に1本1本挿入していくか、または、巻取りドラ
ム間の手前に設けられたコアー投入装置に人手にて所望
の長さの巻取り用コアーを1本1本挿入して予め必要な
巻取り用コアーの整列体を準備しておき、そのコアー投
入装置を用いてそこに準備された巻取り用コアーの整列
体を巻取りドラム間へと納めるかしている。
巻取りドラム間に所望の長さの巻取り用コアーを人手に
て直接に1本1本挿入していくか、または、巻取りドラ
ム間の手前に設けられたコアー投入装置に人手にて所望
の長さの巻取り用コアーを1本1本挿入して予め必要な
巻取り用コアーの整列体を準備しておき、そのコアー投
入装置を用いてそこに準備された巻取り用コアーの整列
体を巻取りドラム間へと納めるかしている。
また、前述したような完全に人手による巻取り用コアー
の挿入方法を一歩進めた半自動的なコアー挿入方法とし
て、従来、スリッター巾に合はした長さの巻取り用コア
ー順番に人手で何組かコアー整列場所に並べておいて、
順次それらを巻取りドラム間の方へ搬送してコアー挿入
位置に押し込むような方式と、一定の長さのものを何本
か一列に人手にていちいちコアー整列場所に揃えたもの
を横に並べ順次搬送してコアー挿入位置に押し込むよう
な方式があった。
の挿入方法を一歩進めた半自動的なコアー挿入方法とし
て、従来、スリッター巾に合はした長さの巻取り用コア
ー順番に人手で何組かコアー整列場所に並べておいて、
順次それらを巻取りドラム間の方へ搬送してコアー挿入
位置に押し込むような方式と、一定の長さのものを何本
か一列に人手にていちいちコアー整列場所に揃えたもの
を横に並べ順次搬送してコアー挿入位置に押し込むよう
な方式があった。
発明が解決しようとする課題 このようなワインダーにおいては、種々な巾の帯状体が
取り扱われ、例えば、原紙巻取りの巾が変わったり、ス
リットされる巾が変わり、仕上がり合計巾も変わる。そ
の度に巻取り用コアーの寸法あるいは挿入位置でのコア
ーの順序も変えねばならない。従って、従来の完全に手
動式のコアー挿入方法では、その度にいちいち作業者が
判断して所望の長さの巻取り用コアーを挿入していかな
ければならず、時間もかかり非常に不便であるばかりで
なく、往々にしてその順序を間違えてしまい、スリット
巾に合わない長さの巻取り用コアーの配列となってしま
うことがあった。そして、適当でない巻取り用コアーを
間違って挿入しても、そのことを事前に知ることが難し
く、スリッティングミスや巻き直しミス等の問題を起こ
すことが多かった。巻取り用コアーの挿入に時間を要す
ることは、ワインダー作業全体の時間が長くなることで
あり、作業者はワインダー作業に追われることになり、
抄紙機の生産能力の低下につながることも、しばしばで
あった。また、従来の半自動式のコアー挿入方式でも、
コアー整列場所での所望の長さの巻取り用コアーの配列
作業は人手によっているので、スリッティング巾の変更
のたびに、作業者が判断してそのコアーの配列を変えね
ばならず、面倒であり、間違え易いことに変わりなく、
その上、コアー整列場所のために広い設置場所が必要と
なっていた。
取り扱われ、例えば、原紙巻取りの巾が変わったり、ス
リットされる巾が変わり、仕上がり合計巾も変わる。そ
の度に巻取り用コアーの寸法あるいは挿入位置でのコア
ーの順序も変えねばならない。従って、従来の完全に手
動式のコアー挿入方法では、その度にいちいち作業者が
判断して所望の長さの巻取り用コアーを挿入していかな
ければならず、時間もかかり非常に不便であるばかりで
なく、往々にしてその順序を間違えてしまい、スリット
巾に合わない長さの巻取り用コアーの配列となってしま
うことがあった。そして、適当でない巻取り用コアーを
間違って挿入しても、そのことを事前に知ることが難し
く、スリッティングミスや巻き直しミス等の問題を起こ
すことが多かった。巻取り用コアーの挿入に時間を要す
ることは、ワインダー作業全体の時間が長くなることで
あり、作業者はワインダー作業に追われることになり、
抄紙機の生産能力の低下につながることも、しばしばで
あった。また、従来の半自動式のコアー挿入方式でも、
コアー整列場所での所望の長さの巻取り用コアーの配列
作業は人手によっているので、スリッティング巾の変更
のたびに、作業者が判断してそのコアーの配列を変えね
ばならず、面倒であり、間違え易いことに変わりなく、
その上、コアー整列場所のために広い設置場所が必要と
なっていた。
本発明の目的は、このような従来の問題点を解消しうる
ワインダーにおける巻取り用コアー自動挿入装置を提供
することである。
ワインダーにおける巻取り用コアー自動挿入装置を提供
することである。
課題を解決するための手段 本発明によれば、帯状体をスリッターにて所定寸法にス
リッティングしながら、コアーチャッキング装置にてチ
ャッキングされた前記所定寸法にそれぞれ対応する長さ
を有する巻取り用コアーに幕き直していくワインダーに
おける巻取り用コアー自動挿入装置であって、前記ワイ
ンダーの前記コアーチャッキング装置によるチャッキン
グ位置の手前に設けられ前記巻取り用コアーを整列させ
た状態にて前記チャッキング位置へと投入するためのコ
アー投入装置と、それぞれ長さの異なる巻取り用コアー
を収納し該収納された巻取り用コアーを1つ1つ排出し
うる複数のストックヤードと、前記複数のストックヤー
ドの下方を通して延長し各ストックヤードから排出され
た巻取り用コアーを受けて前記コアー投入装置の方へ搬
送するコンベヤー装置を含み、前記コアー投入装置へ前
記整列させた状態に巻取り用コアーを納めるためのコア
ー搬送配列手段と、コアー排出搬送配列制御手段とを備
えており、前記複数のストックヤードの各々は、所定の
同一長さの巻取り用コアーの多数本を積み重ねた状態に
て収容するコアー収容容器を備えており、該収容容器の
底部には、内部に収容された巻取り用コアーが前記コア
ー搬送配列手段の前記コンベヤー装置上へと自重にて落
下しうるようにするコアー排出口が設けられており、前
記収容容器の内部には、前記コアー排出口の方へと巻取
り用コアーを導くガイド底部壁と、前記コアー排出口と
前記ガイド底部壁との間に配置されて前記ガイド底部壁
にそって導かれてくる巻取り用コアーを1つずつ前記コ
アー排出口から落下させるようにするためのコアー排出
手段と、前記ガイド底部壁の上に配置された傾斜手段と
が設けられており、前記傾斜手段は、前記ガイド底部壁
に対して、前記コアー排出手段が設けられた側とは反対
の側に向かって下り傾斜となるように配置されていて、
その上に積み重ねられた巻取り用コアーがその下り傾斜
端部から自重により順番に前記ガイド底部壁の上へと送
られるようにし、前記コアー排出搬送配列制御手段は、
前記ワインダーの前記コアーチャッキング装置による前
記チャッキング位置へと投入すべき長さ寸法を有する巻
取り用コアーを示す信号に順次応答して、前記複数のス
トックヤードのうちの、その長さ寸法の巻取り用コアー
を収容したストックヤードの前記コアー排出手段を制御
して、そのストックヤードの前記コアー排出口から前記
コアー搬送配列手段の前記コンベヤー装置の上へと順次
落下させるようにし、且つ前記コアー搬送配列手段を制
御して、前記コンベヤー装置の上に落下された巻取り用
コアーを、順次、前記コアー投入装置のところまで搬送
させてそのコアー投入装置内へ納めて配列させるように
することを特徴とする。
リッティングしながら、コアーチャッキング装置にてチ
ャッキングされた前記所定寸法にそれぞれ対応する長さ
を有する巻取り用コアーに幕き直していくワインダーに
おける巻取り用コアー自動挿入装置であって、前記ワイ
ンダーの前記コアーチャッキング装置によるチャッキン
グ位置の手前に設けられ前記巻取り用コアーを整列させ
た状態にて前記チャッキング位置へと投入するためのコ
アー投入装置と、それぞれ長さの異なる巻取り用コアー
を収納し該収納された巻取り用コアーを1つ1つ排出し
うる複数のストックヤードと、前記複数のストックヤー
ドの下方を通して延長し各ストックヤードから排出され
た巻取り用コアーを受けて前記コアー投入装置の方へ搬
送するコンベヤー装置を含み、前記コアー投入装置へ前
記整列させた状態に巻取り用コアーを納めるためのコア
ー搬送配列手段と、コアー排出搬送配列制御手段とを備
えており、前記複数のストックヤードの各々は、所定の
同一長さの巻取り用コアーの多数本を積み重ねた状態に
て収容するコアー収容容器を備えており、該収容容器の
底部には、内部に収容された巻取り用コアーが前記コア
ー搬送配列手段の前記コンベヤー装置上へと自重にて落
下しうるようにするコアー排出口が設けられており、前
記収容容器の内部には、前記コアー排出口の方へと巻取
り用コアーを導くガイド底部壁と、前記コアー排出口と
前記ガイド底部壁との間に配置されて前記ガイド底部壁
にそって導かれてくる巻取り用コアーを1つずつ前記コ
アー排出口から落下させるようにするためのコアー排出
手段と、前記ガイド底部壁の上に配置された傾斜手段と
が設けられており、前記傾斜手段は、前記ガイド底部壁
に対して、前記コアー排出手段が設けられた側とは反対
の側に向かって下り傾斜となるように配置されていて、
その上に積み重ねられた巻取り用コアーがその下り傾斜
端部から自重により順番に前記ガイド底部壁の上へと送
られるようにし、前記コアー排出搬送配列制御手段は、
前記ワインダーの前記コアーチャッキング装置による前
記チャッキング位置へと投入すべき長さ寸法を有する巻
取り用コアーを示す信号に順次応答して、前記複数のス
トックヤードのうちの、その長さ寸法の巻取り用コアー
を収容したストックヤードの前記コアー排出手段を制御
して、そのストックヤードの前記コアー排出口から前記
コアー搬送配列手段の前記コンベヤー装置の上へと順次
落下させるようにし、且つ前記コアー搬送配列手段を制
御して、前記コンベヤー装置の上に落下された巻取り用
コアーを、順次、前記コアー投入装置のところまで搬送
させてそのコアー投入装置内へ納めて配列させるように
することを特徴とする。
実施例 次に、添付図面に基づいて、本発明の実施例について本
発明をより詳細に説明する。
発明をより詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例としての巻取り用コアー自
動挿入装置を適用したワインダーの構成を概略的に示す
斜視図である。この第1図のワインダーにおいては、ス
タンド11、12に回転しうるように支持されたシャフト13
に装着された原紙巻取り1からローラー21、22、23を通
して引き出される原紙2は、トリミング用スリッター3
1、32およびスリッティング用スリッター刃33、34、35
からなるスリッターにて、所望巾の紙巾2a、2b、2c、2d
にスリッティングされて、一対の巻取りドラム41、42の
間上にて回転される巻取り用コアー3a、3b、3c、3dの周
りに、参照符号5a、5b、5c、5dで示すような巻取りロー
ルとして巻き直されていく。なお、参照符号2′は、ト
リミングされていく紙片を示している。
動挿入装置を適用したワインダーの構成を概略的に示す
斜視図である。この第1図のワインダーにおいては、ス
タンド11、12に回転しうるように支持されたシャフト13
に装着された原紙巻取り1からローラー21、22、23を通
して引き出される原紙2は、トリミング用スリッター3
1、32およびスリッティング用スリッター刃33、34、35
からなるスリッターにて、所望巾の紙巾2a、2b、2c、2d
にスリッティングされて、一対の巻取りドラム41、42の
間上にて回転される巻取り用コアー3a、3b、3c、3dの周
りに、参照符号5a、5b、5c、5dで示すような巻取りロー
ルとして巻き直されていく。なお、参照符号2′は、ト
リミングされていく紙片を示している。
巻取り用コアー3a、3b、3c、3dは、コアー投入装置4
に、後述する本発明の巻取り用コアー自動挿入装置によ
って、参照符号4a、4b、4c、4dで示すように、揃えらえ
てから、巻取りドラム41、42の間上に挿入される。この
ように挿入された巻取り用コアー3a、3b、3c、3dは、コ
アーチャッキング装置46、47によりチャッキングされ、
チャッキング装置46、47は、スライドレール43、44に支
持されており、巻取り用コアー3a、3b、3c、3dの周りに
巻き取られて、巻取りロールが大きくなるにつれて各ス
ライドレール43、44に沿って上方に徐々に上昇してい
く。
に、後述する本発明の巻取り用コアー自動挿入装置によ
って、参照符号4a、4b、4c、4dで示すように、揃えらえ
てから、巻取りドラム41、42の間上に挿入される。この
ように挿入された巻取り用コアー3a、3b、3c、3dは、コ
アーチャッキング装置46、47によりチャッキングされ、
チャッキング装置46、47は、スライドレール43、44に支
持されており、巻取り用コアー3a、3b、3c、3dの周りに
巻き取られて、巻取りロールが大きくなるにつれて各ス
ライドレール43、44に沿って上方に徐々に上昇してい
く。
本発明のこの巻取り用コアー自動挿入装置は、それぞれ
異なる長さの巻取り用コアーを無造作に積み重ねて収納
した複数のストックヤード100、101、102、103を備えて
いる。これらのストックヤードから、後述するように設
定された順序にて排出される巻取り用コアーは、コンベ
ヤー装置200の上に落下され、コアー受け装置300に運ば
れる。コアー受け装置300上の巻取り用コアーは、リフ
ター装置400により、リフトされ、突出装置500に転がり
込む。この実施例では、コンベヤー装置200、コアー受
け装置300、リフター装置400および突出装置500によっ
て、コアー搬送配列手段が構成されている。
異なる長さの巻取り用コアーを無造作に積み重ねて収納
した複数のストックヤード100、101、102、103を備えて
いる。これらのストックヤードから、後述するように設
定された順序にて排出される巻取り用コアーは、コンベ
ヤー装置200の上に落下され、コアー受け装置300に運ば
れる。コアー受け装置300上の巻取り用コアーは、リフ
ター装置400により、リフトされ、突出装置500に転がり
込む。この実施例では、コンベヤー装置200、コアー受
け装置300、リフター装置400および突出装置500によっ
て、コアー搬送配列手段が構成されている。
突出装置500に転がり込んできた巻取り用コアーは、ロ
ットレスシリンダー503及び504のプッシャー金物(第8
図参照)により、コアー投入装置4に押し込まれる。こ
のようなコアーの押し込みが終了した後、ロットレスシ
リンダー503は、後退し、その後退完了信号により、次
の指定されたストックヤードのコアーが落下し、以後、
順次同じ作動を繰り返し、所望の長さのコアーを所望の
順序でコアー投入装置に配列して配列させる。第1図で
は、4本のコアーを整列配列させるものとして示してい
るが、この本数は任意である。
ットレスシリンダー503及び504のプッシャー金物(第8
図参照)により、コアー投入装置4に押し込まれる。こ
のようなコアーの押し込みが終了した後、ロットレスシ
リンダー503は、後退し、その後退完了信号により、次
の指定されたストックヤードのコアーが落下し、以後、
順次同じ作動を繰り返し、所望の長さのコアーを所望の
順序でコアー投入装置に配列して配列させる。第1図で
は、4本のコアーを整列配列させるものとして示してい
るが、この本数は任意である。
次に、第2図(A)は、コアー搬送配列手段の構成を概
略的に示す側面図であり、第2図(B)は、その部分平
面図である。第2図(A)に示されるように、突出装置
500は、シャフトプーラーの設置してあるワインダーの
場合に、シャフトの引き抜きおよび挿入時に干渉しない
ように、参照符号500Aにて示す位置又はリフター側まで
退避し、コアー挿入時には、実線で示す位置に移動し
て、挿入供給作業を行えるようにしている。
略的に示す側面図であり、第2図(B)は、その部分平
面図である。第2図(A)に示されるように、突出装置
500は、シャフトプーラーの設置してあるワインダーの
場合に、シャフトの引き抜きおよび挿入時に干渉しない
ように、参照符号500Aにて示す位置又はリフター側まで
退避し、コアー挿入時には、実線で示す位置に移動し
て、挿入供給作業を行えるようにしている。
第3図(A)は、ストックヤード100〜103のうちの一つ
のストックヤードを示す正面図、第3図(B)は、その
平面図、第3図(C)は、その左側面図、第3図(D)
は、その右側面図である。また、第4図は、第3図に示
したストックヤードの内部構成を分かり易く示した概略
斜視図であり、第5図は、第4図に示したストックヤー
ドの底部近くに設けられるコアー落下装置の構造を示す
概略斜視図であり、第5A図および第5B図は、コアー排出
装置によるコアーの落下原理を説明するための概略図で
ある。これら図に示されるように、各ストックヤードに
は、軸104および105がベヤリング115、117および116、1
18に支持され(中間でもベヤリングに支持されているが
図示していない)、軸104、105には、複数のローラー10
6a、106b、106c、107a、107b、107c等が固定され、且つ
複数のプーリー108a、108b、108c、109a、109b、109c等
が固定されている。そして、これら軸104および105は、
複数のベルト110a、110b、110cによりコアーを回転させ
る構造とされている。これらの構成部分は、板113の上
に設置されている。また、これらローラー、プーリー、
ベルト等の数は、任意であり、その数は、最大コアー長
によって適当に決定される。
のストックヤードを示す正面図、第3図(B)は、その
平面図、第3図(C)は、その左側面図、第3図(D)
は、その右側面図である。また、第4図は、第3図に示
したストックヤードの内部構成を分かり易く示した概略
斜視図であり、第5図は、第4図に示したストックヤー
ドの底部近くに設けられるコアー落下装置の構造を示す
概略斜視図であり、第5A図および第5B図は、コアー排出
装置によるコアーの落下原理を説明するための概略図で
ある。これら図に示されるように、各ストックヤードに
は、軸104および105がベヤリング115、117および116、1
18に支持され(中間でもベヤリングに支持されているが
図示していない)、軸104、105には、複数のローラー10
6a、106b、106c、107a、107b、107c等が固定され、且つ
複数のプーリー108a、108b、108c、109a、109b、109c等
が固定されている。そして、これら軸104および105は、
複数のベルト110a、110b、110cによりコアーを回転させ
る構造とされている。これらの構成部分は、板113の上
に設置されている。また、これらローラー、プーリー、
ベルト等の数は、任意であり、その数は、最大コアー長
によって適当に決定される。
ローラー106a、b、cおよび107a、b、cは、低いとこ
ろでベルト表面に近く、高いところは10〜30mm(コアー
の直径により変わる)ベルトより高い1個以上の突起を
設けたローラーか、偏心ローラーとする。また、軸104
および105は、高さが異なり、図では、軸104の方が高
く、傾斜している。軸104および105は、チェーンホイー
ル119および120とチェーン121により同時駆動され、ブ
ラケット126に支持されたギヤードモータ125およびチェ
ーンホイール122、123およびチェーン124により、高い
方向(矢印180の如く)に回転される(第4図の斜視図
では、分かり易く軸104を駆動し、ギヤードモータ位置
も第3図と異なっている)。これらのローラー106a、
b、c及び107a、b、cの突起又は偏心、ベルト110a、
b、cおよび図示された矢印の回転方向は、第2図のス
トックヤード102の如くコアー数が多数ある場合に、コ
アー重量によりコアーとコアーが張り合いブリッジ状態
となって、コアーが排出装置150のところまで移動でき
ないようになってしまうのを防止するに工夫されたもの
である。すなわち、このような装置構成としたことによ
り、コアーを1つ落下して排出する毎に、ブリッジ状態
を崩して、コアーの下方への移動を容易とすることがで
きる。
ろでベルト表面に近く、高いところは10〜30mm(コアー
の直径により変わる)ベルトより高い1個以上の突起を
設けたローラーか、偏心ローラーとする。また、軸104
および105は、高さが異なり、図では、軸104の方が高
く、傾斜している。軸104および105は、チェーンホイー
ル119および120とチェーン121により同時駆動され、ブ
ラケット126に支持されたギヤードモータ125およびチェ
ーンホイール122、123およびチェーン124により、高い
方向(矢印180の如く)に回転される(第4図の斜視図
では、分かり易く軸104を駆動し、ギヤードモータ位置
も第3図と異なっている)。これらのローラー106a、
b、c及び107a、b、cの突起又は偏心、ベルト110a、
b、cおよび図示された矢印の回転方向は、第2図のス
トックヤード102の如くコアー数が多数ある場合に、コ
アー重量によりコアーとコアーが張り合いブリッジ状態
となって、コアーが排出装置150のところまで移動でき
ないようになってしまうのを防止するに工夫されたもの
である。すなわち、このような装置構成としたことによ
り、コアーを1つ落下して排出する毎に、ブリッジ状態
を崩して、コアーの下方への移動を容易とすることがで
きる。
板145は、数個のスプリング146によって支えられ、第2
図のストックヤード101の如くコアーがガイド板上に一
列以下の数の場合に、ベルトによりコアーが傾斜面を逆
に上がるのを防止し、落下方向に転がるべく、ベルト高
さより高くなるようなスプリング強度の装置とされてい
る。第2図のストックヤード101に収納されているより
も多くのコアーが収納される場合には、コアー重量によ
り板145が下がり、ベルト面にコアー重量が加わる構造
となっている。また、長いコアーを挿入する場合に、ベ
ルトに損傷を与えない構造とされている。
図のストックヤード101の如くコアーがガイド板上に一
列以下の数の場合に、ベルトによりコアーが傾斜面を逆
に上がるのを防止し、落下方向に転がるべく、ベルト高
さより高くなるようなスプリング強度の装置とされてい
る。第2図のストックヤード101に収納されているより
も多くのコアーが収納される場合には、コアー重量によ
り板145が下がり、ベルト面にコアー重量が加わる構造
となっている。また、長いコアーを挿入する場合に、ベ
ルトに損傷を与えない構造とされている。
第5図は、ストックヤードの底部近くに設けられるコア
ー排出装置150を詳細に示しており、このコアー排出装
置150は、半円に近い(90゜〜180゜の範囲内でコアーの
直径により変わる)落下金物とし、この落下金物150の
内径は、コアー外径より若干大きくし、軸金物151、152
を有し、ベヤリング153、154により支持され、スムーズ
に回転できるようになっている。軸152の端部に、レバ
ー式アーム155を固定し、その先端にエヤーシリンダ157
を取り付け、落下金物150および軸151、152を70゜から1
40゜(コアーの直径により変わる)の範囲内で回転させ
る。落下前は、第5A図の動作図のように、コアーP1を受
けた状態であり、コアーP2が次に接している。落下時に
は、第5B図に示すように、落下金物150は、エヤーシリ
ンダの作動により回転し、落下金物150の先端158は、次
のコアーP2のストッパーとなり、コアーP1は落下して、
ストックヤードから排出される。なお、排出装置150が
作動し、コアーの落下終了後に偏心ローラー106a、b、
c、107a、b、cおよびプーリー108a、b、c、109a、
b、cが固定された軸104、105およびベルト108a、b、
cが矢印180の方向に回転し、コアーブリッジ状態をこ
わして停止するか、または、コアー排出装置150の作動
前後に渡り前記軸104、105等を回し、コアーのブリッジ
をこわしつつコアー落下させ、停止させる等コアー落下
を確実にする構造とする。さらに、ストックヤードの底
部の壁には、リミットスイッチ160、161が設けられてお
り、コアーがストックヤード内に5本(リミットスイッ
チの位置により変更可)以上あるときは、板161を押
え、5本以下になると、板161は開放となり、警報を発
し、残余のコアーの少ないことを作業者に知らせること
ができるようになっている。
ー排出装置150を詳細に示しており、このコアー排出装
置150は、半円に近い(90゜〜180゜の範囲内でコアーの
直径により変わる)落下金物とし、この落下金物150の
内径は、コアー外径より若干大きくし、軸金物151、152
を有し、ベヤリング153、154により支持され、スムーズ
に回転できるようになっている。軸152の端部に、レバ
ー式アーム155を固定し、その先端にエヤーシリンダ157
を取り付け、落下金物150および軸151、152を70゜から1
40゜(コアーの直径により変わる)の範囲内で回転させ
る。落下前は、第5A図の動作図のように、コアーP1を受
けた状態であり、コアーP2が次に接している。落下時に
は、第5B図に示すように、落下金物150は、エヤーシリ
ンダの作動により回転し、落下金物150の先端158は、次
のコアーP2のストッパーとなり、コアーP1は落下して、
ストックヤードから排出される。なお、排出装置150が
作動し、コアーの落下終了後に偏心ローラー106a、b、
c、107a、b、cおよびプーリー108a、b、c、109a、
b、cが固定された軸104、105およびベルト108a、b、
cが矢印180の方向に回転し、コアーブリッジ状態をこ
わして停止するか、または、コアー排出装置150の作動
前後に渡り前記軸104、105等を回し、コアーのブリッジ
をこわしつつコアー落下させ、停止させる等コアー落下
を確実にする構造とする。さらに、ストックヤードの底
部の壁には、リミットスイッチ160、161が設けられてお
り、コアーがストックヤード内に5本(リミットスイッ
チの位置により変更可)以上あるときは、板161を押
え、5本以下になると、板161は開放となり、警報を発
し、残余のコアーの少ないことを作業者に知らせること
ができるようになっている。
第4図によく示されているストックヤード内に設けられ
た波型金物114は、コアーのブリッジ状態が発生しない
ように傾斜をつけ、コアーのスムーズな移動を助けるた
めのものであり、第3図(B)によく示されているプレ
ート130は、異なる長さのコアーを挿入した場合に、コ
アー落下位置を略一定にするためにコアー長さにより位
置調節を行えるようにするためのものである。このプレ
ート130は、シャフト133に取り付けられた移動金物138
に取り付けられている。プレート130を移動させるため
には、固定金物139をゆるめ、ハンドル135を回すことに
より、プレート130は、チェーンホイール134、136およ
びチェーン137により移動される。調整後は、金物139で
固定する。なお、プレート130には、ローラー131、ロー
ラー支持金物132が取り付けられ、プレート130の移動を
スムーズに行える構造となっている。また、第3図
(B)において、参照符号140は、ベルトテンション装
置を示している。
た波型金物114は、コアーのブリッジ状態が発生しない
ように傾斜をつけ、コアーのスムーズな移動を助けるた
めのものであり、第3図(B)によく示されているプレ
ート130は、異なる長さのコアーを挿入した場合に、コ
アー落下位置を略一定にするためにコアー長さにより位
置調節を行えるようにするためのものである。このプレ
ート130は、シャフト133に取り付けられた移動金物138
に取り付けられている。プレート130を移動させるため
には、固定金物139をゆるめ、ハンドル135を回すことに
より、プレート130は、チェーンホイール134、136およ
びチェーン137により移動される。調整後は、金物139で
固定する。なお、プレート130には、ローラー131、ロー
ラー支持金物132が取り付けられ、プレート130の移動を
スムーズに行える構造となっている。また、第3図
(B)において、参照符号140は、ベルトテンション装
置を示している。
第6図は、コアーストックヤードより落下排出されてく
るコアーを搬送するためのコンベヤー装置200の構造の
詳細を示しており、第6図(A)は、その平面図、第6
図(B)は、その側面図、第6図(C)は、その正面
図、第6図(D)は、その部分詳細図である。これら図
に示されるように、このコンベヤー装置200は、ソール
プレート250、251、252の上に設けられたスタンド210、
211、213、214、215、ステー216、217、218および横フ
レーム219、220等各一対により組み立てられ(反対側は
符号省略)、さらに、特殊チェーンホイール280、281お
よび282、283にローラー202およびアタッチメント203付
のチェーン(反対側の符号省略)を2組を組み合わせ、
上部は、ガイドレール240、241、下部は、ガイドレール
242、243上を走行させるようにしている。アタッチメン
ト203にバー204を取り付け、コアーの傷まないようにゴ
ム板205を張っている。その上、落下したコアーがコン
ベヤーの進行方向に対し逆回転をし逆方向に転がるのを
防止するために、バー数本毎に軟質ゴムまたはスポンジ
製の堰201を取り付けている。なお、バーのたわみを防
ぐために、中央部で3個のローラー291およびローラー
支持金物290を設けた構造の装置を、適当数設ける。
るコアーを搬送するためのコンベヤー装置200の構造の
詳細を示しており、第6図(A)は、その平面図、第6
図(B)は、その側面図、第6図(C)は、その正面
図、第6図(D)は、その部分詳細図である。これら図
に示されるように、このコンベヤー装置200は、ソール
プレート250、251、252の上に設けられたスタンド210、
211、213、214、215、ステー216、217、218および横フ
レーム219、220等各一対により組み立てられ(反対側は
符号省略)、さらに、特殊チェーンホイール280、281お
よび282、283にローラー202およびアタッチメント203付
のチェーン(反対側の符号省略)を2組を組み合わせ、
上部は、ガイドレール240、241、下部は、ガイドレール
242、243上を走行させるようにしている。アタッチメン
ト203にバー204を取り付け、コアーの傷まないようにゴ
ム板205を張っている。その上、落下したコアーがコン
ベヤーの進行方向に対し逆回転をし逆方向に転がるのを
防止するために、バー数本毎に軟質ゴムまたはスポンジ
製の堰201を取り付けている。なお、バーのたわみを防
ぐために、中央部で3個のローラー291およびローラー
支持金物290を設けた構造の装置を、適当数設ける。
特殊コンベヤーは、ギヤードモータ230、チェーンホイ
ール231、232およびローラーチェーン233によりコアー
の搬送中のみ駆動される。また、コアーストックヤード
から排除すべきコアーがある時は、反対にコンベヤーを
動かし、自動及び手動で該コアーの入ったストックヤー
ドのみコアーを排出さるようにすることもできる。ま
た、参照符号246、247は、チェーンのテンション装置を
示し、参照符号237は、安全カバーを示している。
ール231、232およびローラーチェーン233によりコアー
の搬送中のみ駆動される。また、コアーストックヤード
から排除すべきコアーがある時は、反対にコンベヤーを
動かし、自動及び手動で該コアーの入ったストックヤー
ドのみコアーを排出さるようにすることもできる。ま
た、参照符号246、247は、チェーンのテンション装置を
示し、参照符号237は、安全カバーを示している。
第7図は、第2図のコアー受け装置300およびリフター
装置400の構造の詳細を示す図であり、第7図(A)
は、その平面図、第7図(B)は、その側面図である。
これら図に示されるように、コアー受け装置300は、コ
ンベヤー装置200によって送られてきたコアーを次工程
に移すためにそのコアーを一旦受け取る装置であり、L
型のバケット金物301が支持スタンド302に取り付けられ
ている。これらバケット金物301は、リフター装置400の
コアー持上げバケット451、452がその間を通過できるよ
うに、適当な間隔のピッチで多数個(この数は最長コア
ーの長さによる)横フレーム303に取り付けられてい
る。また、横フレーム303は、プレート304、305によ
り、第6図に示すコンベヤー装置200のフレーム210、21
0aに固定されている。L型のバケット金物301のコアー
受け側は、落下時にコアーに与える衝撃を緩和するため
軟質ゴムを張り付けている。リフター装置400は、コア
ー受け装置300に落下したコアーをリフトする装置であ
り、バケット451、452がバケット金物301に対応した数
設けられており、適当な巾と適当なピッチで、バケット
金物301に干渉しないように、バー441、442に取り付け
られている。このリフター装置400においては、一対の
フレーム401、401a、一対の補強板402に、ステー403、4
04で組み込まれたフレームに、軸411をベアリング413、
414で支持し、軸412もベアリング415、416で支持し、軸
411には、特殊チェーンホイール431、432を固定し、軸4
12には、特殊チェーンホイール433、434を固定し、アタ
ッチメント付チェーン435、436を取り付け、これらチェ
ーンの張りは、アジャストボルト438で調整可能とす
る。チェーン435、436のアタッチメントに、バー441、4
42(図では2本であるが、作業速度により3本又は4本
にする場合もある)を取り付け、そのバー441、442にコ
アーをリフトする適当な巾のバケット451、452を適当な
ピッチにて取り付け、バケット金物301の間を通過さ
せ、バケット金物301よりコアーをリフトし、ブラケッ
ト482に支えられた板480上にコアーを転がすように構成
されている。板480は、コアー用バケット451または452
が通過できるように適当なピッチで適当な間隔の切欠き
を設けておき、バケット451、452の通過に干渉しない構
造とされている。また、ローラーチェーンは、両側に各
一対設けられたブラケット463、464に取り付けられたガ
イド板461および462によりガイドされる。リフター装置
400の駆動は、ブラケット471に取り付けられたギヤード
モーター472によりチェーンホイール473、474およびロ
ーラーチェーン475により軸411をコアーの搬送時のみ回
転させることにより行われる。なお、第7図において、
参照符号481は、コアーの通過を検知するための検知器
を器を示している。
装置400の構造の詳細を示す図であり、第7図(A)
は、その平面図、第7図(B)は、その側面図である。
これら図に示されるように、コアー受け装置300は、コ
ンベヤー装置200によって送られてきたコアーを次工程
に移すためにそのコアーを一旦受け取る装置であり、L
型のバケット金物301が支持スタンド302に取り付けられ
ている。これらバケット金物301は、リフター装置400の
コアー持上げバケット451、452がその間を通過できるよ
うに、適当な間隔のピッチで多数個(この数は最長コア
ーの長さによる)横フレーム303に取り付けられてい
る。また、横フレーム303は、プレート304、305によ
り、第6図に示すコンベヤー装置200のフレーム210、21
0aに固定されている。L型のバケット金物301のコアー
受け側は、落下時にコアーに与える衝撃を緩和するため
軟質ゴムを張り付けている。リフター装置400は、コア
ー受け装置300に落下したコアーをリフトする装置であ
り、バケット451、452がバケット金物301に対応した数
設けられており、適当な巾と適当なピッチで、バケット
金物301に干渉しないように、バー441、442に取り付け
られている。このリフター装置400においては、一対の
フレーム401、401a、一対の補強板402に、ステー403、4
04で組み込まれたフレームに、軸411をベアリング413、
414で支持し、軸412もベアリング415、416で支持し、軸
411には、特殊チェーンホイール431、432を固定し、軸4
12には、特殊チェーンホイール433、434を固定し、アタ
ッチメント付チェーン435、436を取り付け、これらチェ
ーンの張りは、アジャストボルト438で調整可能とす
る。チェーン435、436のアタッチメントに、バー441、4
42(図では2本であるが、作業速度により3本又は4本
にする場合もある)を取り付け、そのバー441、442にコ
アーをリフトする適当な巾のバケット451、452を適当な
ピッチにて取り付け、バケット金物301の間を通過さ
せ、バケット金物301よりコアーをリフトし、ブラケッ
ト482に支えられた板480上にコアーを転がすように構成
されている。板480は、コアー用バケット451または452
が通過できるように適当なピッチで適当な間隔の切欠き
を設けておき、バケット451、452の通過に干渉しない構
造とされている。また、ローラーチェーンは、両側に各
一対設けられたブラケット463、464に取り付けられたガ
イド板461および462によりガイドされる。リフター装置
400の駆動は、ブラケット471に取り付けられたギヤード
モーター472によりチェーンホイール473、474およびロ
ーラーチェーン475により軸411をコアーの搬送時のみ回
転させることにより行われる。なお、第7図において、
参照符号481は、コアーの通過を検知するための検知器
を器を示している。
第8図は、第2図の巻取り用コアー自動挿入装置におけ
るコアー突出装置500の詳細を示す図であり、第8図
(A)は、その平面図、第8図(B)は、その側面図、
第8図(C)は、その部分正面図である。これら図に示
されるように、このコアー突出装置500は、固定された
1対のスタンド501a、501bの上に、ビーム502が設けら
れ、その上部に最大長さのコアー3を押し出すに必要な
長さのロッドレスシリンダー503が取り付けられている
(ロッドレスシリンダーの代わりにチェーンによる方法
もある)。さらに、ピストンマウント(移動金物)505
に、コアー押し出し用のプッシャー504が設けられてい
る。このプッシャー504は、調節可能となっており、コ
アーの突っ込む位置を調整可能にしている。案内板506
は、コアーの転がり落ちを案内するための板であり、数
個の金物507にて支持されている。板509は、コアーが転
がり落ちないようにするストッパーの役目を果たすもの
であり、数個の金物508にて支持されている。板509、51
0の勾配がコアーのガイドレールとなっている。コアー
の押出し動作は、コアーリフター案内板上のコアー検出
器481(リミットスイッチまたは光電管)の信号で、コ
アーの転がってきたことを確認後、タイマーにより少し
遅らせて、プッシャー504を移動させ、板510、509をガ
イドとして、ロッドレスシリンダー等の装置により、コ
アー投入装置4(第1図参照)の所定の位置に押し込
み、先端の検出器(オートセンサー、リミットスイッ
チ、光電管等、以下検出器と称する)511の信号により
押し込み完了を検知し、プッシャー504を後退させ、そ
の退避位置に停止させる。そして、退避位置検出器512
の信号により退避確認をして、次の長さのコアーを搬送
するように指定されたストックヤード100〜103のうちの
いずれかのストックヤードにコアー落下の信号を送り、
前述したのと同様の工程を経て、このコアー突出装置50
0に送り込まれたコアーを、プッシャー504でコアー投入
装置4の所定位置へ押し込んでいく。このような動作を
繰り返して、最終コアーの押し込み後、全動作を停止す
る。
るコアー突出装置500の詳細を示す図であり、第8図
(A)は、その平面図、第8図(B)は、その側面図、
第8図(C)は、その部分正面図である。これら図に示
されるように、このコアー突出装置500は、固定された
1対のスタンド501a、501bの上に、ビーム502が設けら
れ、その上部に最大長さのコアー3を押し出すに必要な
長さのロッドレスシリンダー503が取り付けられている
(ロッドレスシリンダーの代わりにチェーンによる方法
もある)。さらに、ピストンマウント(移動金物)505
に、コアー押し出し用のプッシャー504が設けられてい
る。このプッシャー504は、調節可能となっており、コ
アーの突っ込む位置を調整可能にしている。案内板506
は、コアーの転がり落ちを案内するための板であり、数
個の金物507にて支持されている。板509は、コアーが転
がり落ちないようにするストッパーの役目を果たすもの
であり、数個の金物508にて支持されている。板509、51
0の勾配がコアーのガイドレールとなっている。コアー
の押出し動作は、コアーリフター案内板上のコアー検出
器481(リミットスイッチまたは光電管)の信号で、コ
アーの転がってきたことを確認後、タイマーにより少し
遅らせて、プッシャー504を移動させ、板510、509をガ
イドとして、ロッドレスシリンダー等の装置により、コ
アー投入装置4(第1図参照)の所定の位置に押し込
み、先端の検出器(オートセンサー、リミットスイッ
チ、光電管等、以下検出器と称する)511の信号により
押し込み完了を検知し、プッシャー504を後退させ、そ
の退避位置に停止させる。そして、退避位置検出器512
の信号により退避確認をして、次の長さのコアーを搬送
するように指定されたストックヤード100〜103のうちの
いずれかのストックヤードにコアー落下の信号を送り、
前述したのと同様の工程を経て、このコアー突出装置50
0に送り込まれたコアーを、プッシャー504でコアー投入
装置4の所定位置へ押し込んでいく。このような動作を
繰り返して、最終コアーの押し込み後、全動作を停止す
る。
第9図および第10図は、第2図の巻取り用コアー自動挿
入装置の動作を制御するための操作盤面を示す概略図で
ある。第9図の操作盤には、警報用ランプ601、602、60
3、604、605が設けられており、警報用ランプ601は、コ
アー挿入順序設定ミスを表示するものであり、警報用ラ
ンプ602は、サイクルタイムオーバーを表示するもので
あり、警報用ランプ603は、モーターオーバーロードを
表示するものである。さらに、操作盤には、表示ランプ
606、607、608、609が設けられており、これらランプ
は、第5図に示された各コアーストックヤードにおける
リミットスイッチ160および161によるコアー不足警報を
表示するものである。さらに、操作盤には、デジタルス
イッチ615、616、617、618が設けられており、これらス
イッチは、コアーストックヤード内のコアー長さ寸法を
設定するものであり、操作盤内あるいはストックヤード
等に設けられてよい、また、これらスイッチは、NCスリ
ッターのある場合には、そのNCスリッター内の操作盤に
設けることもできる。また、操作盤には、電光表示器61
1、612、613、614が設けられており、デジタルスイッチ
615〜618で設定されたコアー長さを表示するものであ
る。操作盤には、巻取り巾寸法設定器626、627、628、6
29、630、631も設けられており、これら設定器は、ワイ
ンダーにて巻き取られる各々の巻取り巾の寸法(巻取り
巾はコアー寸法と同じ)を設定するためのもので、操作
側あるいは駆動側から所望する寸法を所望する順序で入
力するためのものである。第9図に示した例では、スリ
ッター数7組で、6丁取りまで可能であるが、もし、3
丁取り〜5丁取りの場合は、基準側から必要個数のみ設
定し、他は0とする。NCスリッターのある場合には、NC
スリッターの設定器からの通信により、本操作盤での設
定は、不必要となり、これら設定器626〜631は、電光表
示器に変わる。また、これら設定器626〜631でNCスリッ
ターを制御することも可能である。
入装置の動作を制御するための操作盤面を示す概略図で
ある。第9図の操作盤には、警報用ランプ601、602、60
3、604、605が設けられており、警報用ランプ601は、コ
アー挿入順序設定ミスを表示するものであり、警報用ラ
ンプ602は、サイクルタイムオーバーを表示するもので
あり、警報用ランプ603は、モーターオーバーロードを
表示するものである。さらに、操作盤には、表示ランプ
606、607、608、609が設けられており、これらランプ
は、第5図に示された各コアーストックヤードにおける
リミットスイッチ160および161によるコアー不足警報を
表示するものである。さらに、操作盤には、デジタルス
イッチ615、616、617、618が設けられており、これらス
イッチは、コアーストックヤード内のコアー長さ寸法を
設定するものであり、操作盤内あるいはストックヤード
等に設けられてよい、また、これらスイッチは、NCスリ
ッターのある場合には、そのNCスリッター内の操作盤に
設けることもできる。また、操作盤には、電光表示器61
1、612、613、614が設けられており、デジタルスイッチ
615〜618で設定されたコアー長さを表示するものであ
る。操作盤には、巻取り巾寸法設定器626、627、628、6
29、630、631も設けられており、これら設定器は、ワイ
ンダーにて巻き取られる各々の巻取り巾の寸法(巻取り
巾はコアー寸法と同じ)を設定するためのもので、操作
側あるいは駆動側から所望する寸法を所望する順序で入
力するためのものである。第9図に示した例では、スリ
ッター数7組で、6丁取りまで可能であるが、もし、3
丁取り〜5丁取りの場合は、基準側から必要個数のみ設
定し、他は0とする。NCスリッターのある場合には、NC
スリッターの設定器からの通信により、本操作盤での設
定は、不必要となり、これら設定器626〜631は、電光表
示器に変わる。また、これら設定器626〜631でNCスリッ
ターを制御することも可能である。
さらにまた、第9図の操作盤には、ストックヤードの指
定設定器620、621、622、623、624、625が設けられてお
り、これら設定器は、指定されたストックヤードから、
基準側(操作側あるいは駆動側)から設定器に入力され
た順に順序よくコアーを落下させるためのものである。
これもまたNCスリッターからの通信で自動設定が可能で
あり、別に演算部を設ければ自動指定ができる。3丁取
り〜5丁取り等で使用しない設定器は0とする。また、
操作盤に設けられたセレクトスイッチ640は、本コアー
自動挿入装置を自動運転か、手動運転(各装置の単独運
転)かを選択するためのものであり、自動運転可の照光
式押釦641は、自動運転の条件が整ったことを示すため
のものである。さらに、操作盤には、自動運転停止の押
釦642、自動運転中の表示ランプ643、電源入れの照光式
押釦644、電源切れの押釦645が設けられている。照光式
押釦650、651、652、653は、各ストックヤードから単独
にコアーを落とすためのもので、これを押すことにより
対応するストックヤードから1本毎にコアーを落下させ
ることができる。セレクトスイッチ654は、単独(押す
度に作動して1本落とす)あるいは連続(1回押せばコ
アーが無くなるまで連続してコアーを落とす)かを選択
するためのものである。停止釦部655は、前述の連続運
転を停止させるためのものであり、照光式押釦660は、
搬送コンベヤーのみを正転運転させるためのものであ
り、照光式押釦662は、搬送コンベヤーのみを逆転運転
させるためのものであり、コアーストックヤードから不
要のコアーを排出させる場合等に使用するものである。
停止押釦661は、前述の照光式押釦660、照光式押釦662
による動作を停止させるのに使用するものである。照光
式押釦663は、リフター装置のみを単独運転させるため
のものであり、押釦664は、リフター装置を停止させる
ためのものである。照光式押釦668は、コアーを押し込
むための単独運転用のものであり、照光式押釦669は、
押込み金物を後退させるためのものである。照光式押釦
666および667は、シャフトレス式の場合は不要のもので
あり、セミシャフト式の場合に、シャフトプーラーと干
渉させないためにコアー突出装置を単独に作動させるた
めのものであり、照光式押釦666は前進用であり、照光
式押釦667は退避用である。ブザー671は、警報用ランプ
601〜605およびストックヤードコアー不足警報ランプ60
6〜609に関連付けられたもので、それら異常警報を発す
るためのものである。参照符号672は、ブザーストップ
を示している。押釦670は、非常停止のためのものであ
り、自動運転、単独運転の何れにかかわらず押すと急停
止させることができるものである。表示器673は、本装
置の個々の工程進行状況を番号にて表示するもので、シ
ャフトレス式の場合、30分割され、セミシャフト式の場
合、36分割されて表示する。1サイクルの工程が終了す
れば0に戻り、もし、途中で停止した場合には、どの工
程で停止したかが分かる。リセット押釦674は、表示器6
73をリセットさせるためのものである。
定設定器620、621、622、623、624、625が設けられてお
り、これら設定器は、指定されたストックヤードから、
基準側(操作側あるいは駆動側)から設定器に入力され
た順に順序よくコアーを落下させるためのものである。
これもまたNCスリッターからの通信で自動設定が可能で
あり、別に演算部を設ければ自動指定ができる。3丁取
り〜5丁取り等で使用しない設定器は0とする。また、
操作盤に設けられたセレクトスイッチ640は、本コアー
自動挿入装置を自動運転か、手動運転(各装置の単独運
転)かを選択するためのものであり、自動運転可の照光
式押釦641は、自動運転の条件が整ったことを示すため
のものである。さらに、操作盤には、自動運転停止の押
釦642、自動運転中の表示ランプ643、電源入れの照光式
押釦644、電源切れの押釦645が設けられている。照光式
押釦650、651、652、653は、各ストックヤードから単独
にコアーを落とすためのもので、これを押すことにより
対応するストックヤードから1本毎にコアーを落下させ
ることができる。セレクトスイッチ654は、単独(押す
度に作動して1本落とす)あるいは連続(1回押せばコ
アーが無くなるまで連続してコアーを落とす)かを選択
するためのものである。停止釦部655は、前述の連続運
転を停止させるためのものであり、照光式押釦660は、
搬送コンベヤーのみを正転運転させるためのものであ
り、照光式押釦662は、搬送コンベヤーのみを逆転運転
させるためのものであり、コアーストックヤードから不
要のコアーを排出させる場合等に使用するものである。
停止押釦661は、前述の照光式押釦660、照光式押釦662
による動作を停止させるのに使用するものである。照光
式押釦663は、リフター装置のみを単独運転させるため
のものであり、押釦664は、リフター装置を停止させる
ためのものである。照光式押釦668は、コアーを押し込
むための単独運転用のものであり、照光式押釦669は、
押込み金物を後退させるためのものである。照光式押釦
666および667は、シャフトレス式の場合は不要のもので
あり、セミシャフト式の場合に、シャフトプーラーと干
渉させないためにコアー突出装置を単独に作動させるた
めのものであり、照光式押釦666は前進用であり、照光
式押釦667は退避用である。ブザー671は、警報用ランプ
601〜605およびストックヤードコアー不足警報ランプ60
6〜609に関連付けられたもので、それら異常警報を発す
るためのものである。参照符号672は、ブザーストップ
を示している。押釦670は、非常停止のためのものであ
り、自動運転、単独運転の何れにかかわらず押すと急停
止させることができるものである。表示器673は、本装
置の個々の工程進行状況を番号にて表示するもので、シ
ャフトレス式の場合、30分割され、セミシャフト式の場
合、36分割されて表示する。1サイクルの工程が終了す
れば0に戻り、もし、途中で停止した場合には、どの工
程で停止したかが分かる。リセット押釦674は、表示器6
73をリセットさせるためのものである。
第10図の操作盤は、製品の取卸数を管理するためのもの
であり、生産希望取卸数をデジタルスイッチ681に設定
すると、表示部680にその設定された数が表示される。
そして、1サイクル終了し、所望の数のコアーが第1図
のコアー投入装置4に整列された時に、その表示は、1
つづつ減算されていく。警報表示部682は、終了または
終了近しの警報を出すか、機械を自動停止させる数を設
定するためのもので、設定された残余の数(0もある)
でブザーを鳴らすとか、機械を停止させるためのもので
ある。取卸数の変更が生じた場合は、デジタルスイッチ
681に新希望数を加算した数を設定し、カウンターリセ
ット押釦683を押すと、表示部680の表示は新希望数に変
わり、新数から減算を始める。ブザー689は、警報表示
部682に設定された数になった時に作業者に知らせるた
めのものであり、押釦685は、非常停止のためのもので
ある。
であり、生産希望取卸数をデジタルスイッチ681に設定
すると、表示部680にその設定された数が表示される。
そして、1サイクル終了し、所望の数のコアーが第1図
のコアー投入装置4に整列された時に、その表示は、1
つづつ減算されていく。警報表示部682は、終了または
終了近しの警報を出すか、機械を自動停止させる数を設
定するためのもので、設定された残余の数(0もある)
でブザーを鳴らすとか、機械を停止させるためのもので
ある。取卸数の変更が生じた場合は、デジタルスイッチ
681に新希望数を加算した数を設定し、カウンターリセ
ット押釦683を押すと、表示部680の表示は新希望数に変
わり、新数から減算を始める。ブザー689は、警報表示
部682に設定された数になった時に作業者に知らせるた
めのものであり、押釦685は、非常停止のためのもので
ある。
前述したような制御のための制御装置は、操作盤内に組
み込むか、別個に制御盤を設けてもよい。また、前述し
たような操作は、CRT方式でも行えるし、NCスリッター
のCRTでの操作も可能な構造とすることができる。
み込むか、別個に制御盤を設けてもよい。また、前述し
たような操作は、CRT方式でも行えるし、NCスリッター
のCRTでの操作も可能な構造とすることができる。
第11図は、第1図に示した本発明のコアー自動挿入装置
の実施例とは別の実施例を示す概略斜視図である。この
第11図に示す実施例では、セミシャフト式で、シャフト
プーラー装置700Aが備えられ、この場合には、所望数の
コアーを所望順序通りシャフト突出装置900Aに全数揃
え、全数のコアーを同時にコアー投入装置4の所定位置
へ挿入しうるようにしているものである。
の実施例とは別の実施例を示す概略斜視図である。この
第11図に示す実施例では、セミシャフト式で、シャフト
プーラー装置700Aが備えられ、この場合には、所望数の
コアーを所望順序通りシャフト突出装置900Aに全数揃
え、全数のコアーを同時にコアー投入装置4の所定位置
へ挿入しうるようにしているものである。
第11図においては、第1図に示した装置の構成部分に対
応する部分には、同じ参照符号に文字Aを付して示すだ
けで(1A〜400Aまで)、それら構成部分については、こ
こでは繰り返し詳述しない。この第11図の実施例では、
シャフトプーラー700Aにより、セミシャフトまたはシャ
フト800A(以後、シャフト式もセミシャフトと称する)
を、コアーに巻き直された帯状体の巻取りより引き抜い
たり、また、参照符号5Aa、5Ab、5Ac、5Adで示すように
並べられたコアーに挿入する作業を行なう。シャフトプ
ーラー700Aは、ビーム705A上にシャフト引抜き金物701
A、移動金物702Aが連結され、移動金物702Aは、モータ
ーによりチェーンを経て移動させられる。従って、シャ
フト引抜き金物701Aにてシャフト800Aを捕らえ、引き抜
いたり、またはコアー内にセミシャフトを挿入する。ま
た、セミシャフト800Aを引き抜く場合は、帯状体は、コ
アーに巻き直され直径が大きくなり、帯状体中心のセミ
シャフト位置は高く、コアーにセミシャフト800Aを挿入
する高さは、参照符号5Aa〜5Adに示すような位置のた
め、シャフトプーラー700Aは、フレーム706A、707Aに沿
って上、下に昇降する。従って、コアーの押込み位置
と、セミシャフトの挿入位置が同場所のため、シャフト
プーラー700Aが下降してきた時、コアー突出装置を固定
しておくと衝突するため、コアー突出装置900Aは、前
進、退避して干渉を避ける構造とされている。
応する部分には、同じ参照符号に文字Aを付して示すだ
けで(1A〜400Aまで)、それら構成部分については、こ
こでは繰り返し詳述しない。この第11図の実施例では、
シャフトプーラー700Aにより、セミシャフトまたはシャ
フト800A(以後、シャフト式もセミシャフトと称する)
を、コアーに巻き直された帯状体の巻取りより引き抜い
たり、また、参照符号5Aa、5Ab、5Ac、5Adで示すように
並べられたコアーに挿入する作業を行なう。シャフトプ
ーラー700Aは、ビーム705A上にシャフト引抜き金物701
A、移動金物702Aが連結され、移動金物702Aは、モータ
ーによりチェーンを経て移動させられる。従って、シャ
フト引抜き金物701Aにてシャフト800Aを捕らえ、引き抜
いたり、またはコアー内にセミシャフトを挿入する。ま
た、セミシャフト800Aを引き抜く場合は、帯状体は、コ
アーに巻き直され直径が大きくなり、帯状体中心のセミ
シャフト位置は高く、コアーにセミシャフト800Aを挿入
する高さは、参照符号5Aa〜5Adに示すような位置のた
め、シャフトプーラー700Aは、フレーム706A、707Aに沿
って上、下に昇降する。従って、コアーの押込み位置
と、セミシャフトの挿入位置が同場所のため、シャフト
プーラー700Aが下降してきた時、コアー突出装置を固定
しておくと衝突するため、コアー突出装置900Aは、前
進、退避して干渉を避ける構造とされている。
このようにしてセミシャフトを挿入されたコアー5Aa〜5
Adは、シリンダー装置803Aにより、レール805A、806Aの
上を転がり、コアー挿入金物4内に、参照符号4Aa、4A
b、4Ac、4Adにて示すように納められる。第1図のよう
な1本毎にコアーをコアー投入装置4へ押し込む装置に
おいても、シャフトプーラーを備えたセミシャフト式の
場合には、第2図に参照符号500Aにて示すように、前
進、退避のできる構造とする。
Adは、シリンダー装置803Aにより、レール805A、806Aの
上を転がり、コアー挿入金物4内に、参照符号4Aa、4A
b、4Ac、4Adにて示すように納められる。第1図のよう
な1本毎にコアーをコアー投入装置4へ押し込む装置に
おいても、シャフトプーラーを備えたセミシャフト式の
場合には、第2図に参照符号500Aにて示すように、前
進、退避のできる構造とする。
第12図は、第11図の装置における突出装置900Aの構造の
詳細を示す図であり、第12図(A)は、その平面図、第
12図(B)は、その正面図、第12図(C)は、その右側
面図、第12図(D)は、その部分左側面図である。これ
ら図に示されるように、この突出装置900Aは、2個の固
定されたフレーム902の上部に、リニヤレール906を両側
に取り付け、ブラケット969に支持されたエヤーシリン
ダー903を内蔵している。参照符号904、908は、ストッ
パーを示している。エヤーシリンダー903の代わりに、
電動式とすることもできる。2個のスタンド901は、リ
ニヤベヤリング905が各々取り付けられ、フレーム902上
をスムーズに移動できる構造とし、下部には、ブラケッ
ト907を設け、シリンダー903の先端903Aと結び、シリン
ダーの作動により、前進、退避を行えるようにしてい
る。横フレーム930、932は、所望のコアーの全数より長
く、数個のプレート935および936、937により結合され
ている。その横フレーム930および932には、中凹みのロ
ーラー910が多数取り付けられ、各ローラー910は、横フ
レーム930および932に設けられたベヤリング913にて支
持され、駆動側軸には、チェーンホイール912が固定さ
れ、互いにチェーン914にて回転し得る構造とし、フレ
ーム901に取り付けられたブラケット940にギヤードモー
ター941を設け、チェーンホイール942、943およびチェ
ーン945を経て駆動される。チェーン945の張りを作り出
すために、テンション装置946が設けられている。な
お、図示していないが、多くのチェーン914にも、テン
ション装置946と同様なテンション装置が設けられてい
て、動力の伝達を確実にする構造となっている。横フレ
ーム930には、ブラケット924、925、926により、ロッド
レスシリンダー920が取り付けられる(シリンダースト
ロークは、コアー全数の長さより長いものとする)。ロ
ッドレスレスシリンダー920には、ピストンマウント921
およびプッシャー金物922が設けられ、プッシャー金物9
22は、位置調整の可能な構造とされている。横フレーム
932には、1本の最大長さのコアーが充分転がるガイド
板931が取り付き、その先端は、第7図に示されるリフ
ターバケット451、452が通過できるように切り欠いた構
造としている。なお、第7図におけるコアー検出器481
を参照符号970で示す位置に取り付け、コアーが通過し
てローラー910上に乗ってから、次の指定されたストッ
クヤードからコアーを落とすような構造としている。
詳細を示す図であり、第12図(A)は、その平面図、第
12図(B)は、その正面図、第12図(C)は、その右側
面図、第12図(D)は、その部分左側面図である。これ
ら図に示されるように、この突出装置900Aは、2個の固
定されたフレーム902の上部に、リニヤレール906を両側
に取り付け、ブラケット969に支持されたエヤーシリン
ダー903を内蔵している。参照符号904、908は、ストッ
パーを示している。エヤーシリンダー903の代わりに、
電動式とすることもできる。2個のスタンド901は、リ
ニヤベヤリング905が各々取り付けられ、フレーム902上
をスムーズに移動できる構造とし、下部には、ブラケッ
ト907を設け、シリンダー903の先端903Aと結び、シリン
ダーの作動により、前進、退避を行えるようにしてい
る。横フレーム930、932は、所望のコアーの全数より長
く、数個のプレート935および936、937により結合され
ている。その横フレーム930および932には、中凹みのロ
ーラー910が多数取り付けられ、各ローラー910は、横フ
レーム930および932に設けられたベヤリング913にて支
持され、駆動側軸には、チェーンホイール912が固定さ
れ、互いにチェーン914にて回転し得る構造とし、フレ
ーム901に取り付けられたブラケット940にギヤードモー
ター941を設け、チェーンホイール942、943およびチェ
ーン945を経て駆動される。チェーン945の張りを作り出
すために、テンション装置946が設けられている。な
お、図示していないが、多くのチェーン914にも、テン
ション装置946と同様なテンション装置が設けられてい
て、動力の伝達を確実にする構造となっている。横フレ
ーム930には、ブラケット924、925、926により、ロッド
レスシリンダー920が取り付けられる(シリンダースト
ロークは、コアー全数の長さより長いものとする)。ロ
ッドレスレスシリンダー920には、ピストンマウント921
およびプッシャー金物922が設けられ、プッシャー金物9
22は、位置調整の可能な構造とされている。横フレーム
932には、1本の最大長さのコアーが充分転がるガイド
板931が取り付き、その先端は、第7図に示されるリフ
ターバケット451、452が通過できるように切り欠いた構
造としている。なお、第7図におけるコアー検出器481
を参照符号970で示す位置に取り付け、コアーが通過し
てローラー910上に乗ってから、次の指定されたストッ
クヤードからコアーを落とすような構造としている。
横フレーム932のワインダー側先端には、トッパー金物9
50が設けられ、ブラケット952に取り付けられたシリン
ダー951により開閉される。参照符号950は、開の状態を
示し、参照符号953は、閉の状態を示している。指定さ
れたストックヤード100A〜103Aより落下したコアーは、
コンベヤー装置200Aからコアー受け装置400Aのリフター
を経て、バケット451または452からガイド板931上を転
がり、ローラー910上に落下する。コアーが検出器970に
てその通過を確認されると、ローラー910は、回転し、
落下されたコアーは、ストッパー950の方向に運ばれ
る。その時、ストッパー950は、閉953の状態で、運ばれ
て来たコアーは、ストップされる。また、検出器970の
検知により、次の指定されたコアーが落下し、同様に、
ローラー910上に落ち、運ばれ、先に運ばれたコアーに
当たって止まる。このような動作を、順次必要本数だけ
繰り返し、所望の全数がコアー突出装置に揃った時、ス
トッパー950は、開状態となり、ロッドレスシリンダー9
20が作動し、プッシャー金物922でコアー突出装置上の
全数のコアーを押し出し、参照符号5Aa〜5Adに示すよう
な位置に並べられ、第11図におけるシャフトプーラー70
0Aの作動により、セミシャフト800Aがそれらコアー5Aa
〜5Ad内に挿入される。
50が設けられ、ブラケット952に取り付けられたシリン
ダー951により開閉される。参照符号950は、開の状態を
示し、参照符号953は、閉の状態を示している。指定さ
れたストックヤード100A〜103Aより落下したコアーは、
コンベヤー装置200Aからコアー受け装置400Aのリフター
を経て、バケット451または452からガイド板931上を転
がり、ローラー910上に落下する。コアーが検出器970に
てその通過を確認されると、ローラー910は、回転し、
落下されたコアーは、ストッパー950の方向に運ばれ
る。その時、ストッパー950は、閉953の状態で、運ばれ
て来たコアーは、ストップされる。また、検出器970の
検知により、次の指定されたコアーが落下し、同様に、
ローラー910上に落ち、運ばれ、先に運ばれたコアーに
当たって止まる。このような動作を、順次必要本数だけ
繰り返し、所望の全数がコアー突出装置に揃った時、ス
トッパー950は、開状態となり、ロッドレスシリンダー9
20が作動し、プッシャー金物922でコアー突出装置上の
全数のコアーを押し出し、参照符号5Aa〜5Adに示すよう
な位置に並べられ、第11図におけるシャフトプーラー70
0Aの作動により、セミシャフト800Aがそれらコアー5Aa
〜5Ad内に挿入される。
第13図は、第5図、第5A図および第5B図に示したコアー
落下排出装置150の別の実施例を示す概略図である。こ
の実施例のコアー落下排出装置においては、第5A図およ
び第5B図に示す板159と同様の板159に、長いストッパー
金物1302および1304を通すための孔が設けられている。
この装置におけるコアー落下排出動作について説明する
に、第13図に示すように、コアーP1をストッパー金物13
02にて停止しておくと、次のコアーP2は、コアーP1に接
して同様に停止される。ストッパー金物1302は、エヤー
シリンダー1301に結合されており、ストッパー金物1304
は、エヤーシリンダー1303に結合されている。先ず、シ
リンダー1301を作動させて、ストッパー1302を参照符号
1305にて示す位置まで下げると、コアーP1は、落下す
る。その時、コアーP2は、ストッパー金物1304で停止さ
せられる。次に、シリンダー1301を作動させ、ストッパ
ー1302を元の実線で示す位置へと戻し、その後、シリン
ダー1303の作動により、ストッパー1304を、参照符号13
06で示す位置まで下げると、コアーP2は、第13図におい
て示されるコアーP1の位置にまで転がり、第13図の状態
でコアーP2の次に接していたコアーがそのコアーP2の位
置に来て停止することになる。停止後、シリンダー1303
の作動により、ストッパー1304を第13図に実線で示す位
置に上昇させる。このような動作を繰り返すことによ
り、コアーを1つ1つ落下排出させることができる。
落下排出装置150の別の実施例を示す概略図である。こ
の実施例のコアー落下排出装置においては、第5A図およ
び第5B図に示す板159と同様の板159に、長いストッパー
金物1302および1304を通すための孔が設けられている。
この装置におけるコアー落下排出動作について説明する
に、第13図に示すように、コアーP1をストッパー金物13
02にて停止しておくと、次のコアーP2は、コアーP1に接
して同様に停止される。ストッパー金物1302は、エヤー
シリンダー1301に結合されており、ストッパー金物1304
は、エヤーシリンダー1303に結合されている。先ず、シ
リンダー1301を作動させて、ストッパー1302を参照符号
1305にて示す位置まで下げると、コアーP1は、落下す
る。その時、コアーP2は、ストッパー金物1304で停止さ
せられる。次に、シリンダー1301を作動させ、ストッパ
ー1302を元の実線で示す位置へと戻し、その後、シリン
ダー1303の作動により、ストッパー1304を、参照符号13
06で示す位置まで下げると、コアーP2は、第13図におい
て示されるコアーP1の位置にまで転がり、第13図の状態
でコアーP2の次に接していたコアーがそのコアーP2の位
置に来て停止することになる。停止後、シリンダー1303
の作動により、ストッパー1304を第13図に実線で示す位
置に上昇させる。このような動作を繰り返すことによ
り、コアーを1つ1つ落下排出させることができる。
第5図、第5A図および第5B図に示したコアー落下排出装
置150のさらに別の実施例としては、第5図に示した金
物150の如き金物を、3個または4個を互いに背中合わ
せに組み合わせたようなものを設け、その組合せ体を1/
3または1/4回転さる毎に、1つのコアーを落下排出させ
るようにした装置も考えられる。すなわち、第5A図およ
び第5B図に示された板159のような板のコアー落下排出
先端近くに、穴を設けて、前述の組合せ体の各金物の上
部がその穴よりのぞくようにする。そして、その組合せ
体を、エヤーシリンダーおよびラチェット式レバーを使
用またはギヤードモーターにて、1/3または1/4回転させ
ながら、各金物の上部に乗ったコアーを1つづつ送りだ
すようにして落下排出させていくことができるように構
成する。
置150のさらに別の実施例としては、第5図に示した金
物150の如き金物を、3個または4個を互いに背中合わ
せに組み合わせたようなものを設け、その組合せ体を1/
3または1/4回転さる毎に、1つのコアーを落下排出させ
るようにした装置も考えられる。すなわち、第5A図およ
び第5B図に示された板159のような板のコアー落下排出
先端近くに、穴を設けて、前述の組合せ体の各金物の上
部がその穴よりのぞくようにする。そして、その組合せ
体を、エヤーシリンダーおよびラチェット式レバーを使
用またはギヤードモーターにて、1/3または1/4回転させ
ながら、各金物の上部に乗ったコアーを1つづつ送りだ
すようにして落下排出させていくことができるように構
成する。
第14図は、第7図に示したコアーリフター装置401〜482
の別の実施例を示す概略側面図である。第7図のコアー
リフター装置は、特殊チェーンを使用した実施例であっ
たが、この第14図の実施例では、ロッドレスシリンダー
を使用している。この実施例では、左右1対のフレーム
1401および1402に、それぞれロッドレスシリンダー1403
および1404がブラケット1408、1409および1410、1411に
て、取り付けられ、特殊ピストンマウント1405Aおよび1
405Bにバー1412が取り付けられ、このバー1412には、バ
ケット1413が、第7図のものと同様に取り付けられてい
る。バケット1413は、検出器1420にて、下部位置を検出
し、その信号によりコアーストックヤードからコアーを
落下させるようにし、落下させられたコアーは、コンベ
ヤー装置200(第2図参照)を経て、コアー受け金物301
に落下する。落下したコアーは、バケット301の1つに
取り付けられた検出器により確認され、その後、ピスト
ンマウント1405A、1405Bは上昇させられ、リフトを開始
し、そして、検出器1421により上端が検知され、ピスト
ンマウントは、参照符号1406、1407で示す位置で、バケ
ットは、参照符号1414で示す位置で停止し、同時にエヤ
ーシリンダー1416にて、参照符号1415にて示すように回
転し、コアーを板1417の上に転がし乗せる。検出器481B
にて発生されるコアー通過の信号により、ピストンマウ
ントおよびバケットは、参照符号1414にて示す位置から
参照符号1413にて示す位置まで下降させられ、検知器14
20の検知信号により、次の指定されたストックヤードよ
りコアーの落下を行わせる。このような動作の繰り返し
て、所望数のコアーをリフトし、下部位置1413にて、次
回作業まで停止待機する。
の別の実施例を示す概略側面図である。第7図のコアー
リフター装置は、特殊チェーンを使用した実施例であっ
たが、この第14図の実施例では、ロッドレスシリンダー
を使用している。この実施例では、左右1対のフレーム
1401および1402に、それぞれロッドレスシリンダー1403
および1404がブラケット1408、1409および1410、1411に
て、取り付けられ、特殊ピストンマウント1405Aおよび1
405Bにバー1412が取り付けられ、このバー1412には、バ
ケット1413が、第7図のものと同様に取り付けられてい
る。バケット1413は、検出器1420にて、下部位置を検出
し、その信号によりコアーストックヤードからコアーを
落下させるようにし、落下させられたコアーは、コンベ
ヤー装置200(第2図参照)を経て、コアー受け金物301
に落下する。落下したコアーは、バケット301の1つに
取り付けられた検出器により確認され、その後、ピスト
ンマウント1405A、1405Bは上昇させられ、リフトを開始
し、そして、検出器1421により上端が検知され、ピスト
ンマウントは、参照符号1406、1407で示す位置で、バケ
ットは、参照符号1414で示す位置で停止し、同時にエヤ
ーシリンダー1416にて、参照符号1415にて示すように回
転し、コアーを板1417の上に転がし乗せる。検出器481B
にて発生されるコアー通過の信号により、ピストンマウ
ントおよびバケットは、参照符号1414にて示す位置から
参照符号1413にて示す位置まで下降させられ、検知器14
20の検知信号により、次の指定されたストックヤードよ
りコアーの落下を行わせる。このような動作の繰り返し
て、所望数のコアーをリフトし、下部位置1413にて、次
回作業まで停止待機する。
前述した実施例は、巻取りロール4巻の例であったが、
本発明は、同様にして当然1巻以上数巻のものに適用で
きるものである。
本発明は、同様にして当然1巻以上数巻のものに適用で
きるものである。
発明の効果 前述したような本発明の巻取り用コアー自動挿入装置に
よれば、ワインダーにおいてスリッティングすべき帯状
体の巾寸法が種々変わっても、非常に簡単に巻取り用コ
アー挿入を行なうことができるので、ワインダー作業が
簡単となり、ミスも最小限に抑えることができる。その
上、スリッターの自動位置決め(NCスリッター)とオン
ラインも可能で巻取り用コアーの自動挿入、スリッター
の自動位置決めと合わせて、ワインダー作業をさらに簡
単なものとすることができる。
よれば、ワインダーにおいてスリッティングすべき帯状
体の巾寸法が種々変わっても、非常に簡単に巻取り用コ
アー挿入を行なうことができるので、ワインダー作業が
簡単となり、ミスも最小限に抑えることができる。その
上、スリッターの自動位置決め(NCスリッター)とオン
ラインも可能で巻取り用コアーの自動挿入、スリッター
の自動位置決めと合わせて、ワインダー作業をさらに簡
単なものとすることができる。
第1図は、本発明の一実施例としての巻取り用コアー自
動挿入装置を適用したワインダーの構成を概略的に示す
斜視図、第2図(A)は、コアー搬送配列手段の構成を
概略的に示す側面図、第2図(B)は、その部分平面
図、第3図(A)は、ストックヤードのうちの一つのス
トックヤードを示す正面図、第3図(B)は、その平面
図、第3図(C)は、その左側面図、第3図(D)は、
その右側面図、第4図は、第3図に示したストックヤー
ドの内部構成を分かり易く示した概略斜視図、第5図
は、第4図に示したストックヤードの底部近くに設けら
れるコアー落下装置の構造を示す概略斜視図、第5A図お
よび第5B図は、コアー排出装置によるコアーの落下原理
を説明するための概略図、第6図(A)は、コアースト
ックヤードより落下排出されてくるコアーを搬送するた
めのコンベヤー装置の構造の詳細を示す平面図、第6図
(B)は、その側面図、第6図(C)は、その正面図、
第6図(D)は、その部分詳細図、第7図(A)は、第
2図のコアー受け装置およびリフター装置の構造の詳細
を示す平面図、第7図(B)は、その側面図、第8図
(A)は、第2図の巻取り用コアー自動挿入装置におけ
るコアー突出装置の詳細を示す平面図、第8図(B)
は、その側面図、第8図(C)は、その部分正面図、第
9図および第10図は、第2図の巻取り用コアー自動挿入
装置の動作を制御するための操作盤面を示す概略図、第
11図は、第1図に示した本発明のコアー自動挿入装置の
実施例とは別の実施例を示す概略斜視図、第12図(A)
は、第11図の装置における突出装置の構造の詳細を示す
平面図、第12図(B)は、その正面図、第12図(C)
は、その右側面図、第12図(D)は、その部分左側面
図、第13図は、第5図、第5A図および第5B図に示したコ
アー落下排出装置の別の実施例を示す概略図、第14図
は、第7図に示したコアーリフター装置の別の実施例を
示す概略側面図である。 1……原紙巻取り、2……原紙、 2a、2b、2c、2d……紙巾、 31、32……トリミング用スリッター、 33、34、35……スリッティング用スリッタ刃、 3a、3b、3c、3d……巻取り用コアー、 4……コアー投入装置、 41、42……巻取りドラム、 46、47……チャッキング装置、 100、101、102、103……コアーストックヤード、 P1、P2……巻取り用コアー、 120……コアー排出装置、 150……コアー落下排出金物、 200……コンベヤー装置、 300……コアー受け装置、 400……リフター装置、 500……コアー突出装置。
動挿入装置を適用したワインダーの構成を概略的に示す
斜視図、第2図(A)は、コアー搬送配列手段の構成を
概略的に示す側面図、第2図(B)は、その部分平面
図、第3図(A)は、ストックヤードのうちの一つのス
トックヤードを示す正面図、第3図(B)は、その平面
図、第3図(C)は、その左側面図、第3図(D)は、
その右側面図、第4図は、第3図に示したストックヤー
ドの内部構成を分かり易く示した概略斜視図、第5図
は、第4図に示したストックヤードの底部近くに設けら
れるコアー落下装置の構造を示す概略斜視図、第5A図お
よび第5B図は、コアー排出装置によるコアーの落下原理
を説明するための概略図、第6図(A)は、コアースト
ックヤードより落下排出されてくるコアーを搬送するた
めのコンベヤー装置の構造の詳細を示す平面図、第6図
(B)は、その側面図、第6図(C)は、その正面図、
第6図(D)は、その部分詳細図、第7図(A)は、第
2図のコアー受け装置およびリフター装置の構造の詳細
を示す平面図、第7図(B)は、その側面図、第8図
(A)は、第2図の巻取り用コアー自動挿入装置におけ
るコアー突出装置の詳細を示す平面図、第8図(B)
は、その側面図、第8図(C)は、その部分正面図、第
9図および第10図は、第2図の巻取り用コアー自動挿入
装置の動作を制御するための操作盤面を示す概略図、第
11図は、第1図に示した本発明のコアー自動挿入装置の
実施例とは別の実施例を示す概略斜視図、第12図(A)
は、第11図の装置における突出装置の構造の詳細を示す
平面図、第12図(B)は、その正面図、第12図(C)
は、その右側面図、第12図(D)は、その部分左側面
図、第13図は、第5図、第5A図および第5B図に示したコ
アー落下排出装置の別の実施例を示す概略図、第14図
は、第7図に示したコアーリフター装置の別の実施例を
示す概略側面図である。 1……原紙巻取り、2……原紙、 2a、2b、2c、2d……紙巾、 31、32……トリミング用スリッター、 33、34、35……スリッティング用スリッタ刃、 3a、3b、3c、3d……巻取り用コアー、 4……コアー投入装置、 41、42……巻取りドラム、 46、47……チャッキング装置、 100、101、102、103……コアーストックヤード、 P1、P2……巻取り用コアー、 120……コアー排出装置、 150……コアー落下排出金物、 200……コンベヤー装置、 300……コアー受け装置、 400……リフター装置、 500……コアー突出装置。
Claims (1)
- 【請求項1】帯状体(2)をスリッター(31〜35)にて
所定寸法にスリッティングしながら、コアーチャッキン
グ装置(46、47)にてチャッキングされた前記所定寸法
にそれぞれ対応する長さを有する巻取り用コアー(3a、
3b、3c、3d)に巻き直していくワインダーにおける巻取
り用コアー自動挿入装置であって、前記ワインダーの前
記コアーチャッキング装置によるチャッキング位置の手
前に設けられ前記巻取り用コアーを整列させた状態にて
前記チャッキング位置へと投入するためのコアー投入装
置(4)と、それぞれ長さの異なる巻取り用コアーを収
納し該収納された巻取り用コアーを1つ1つ排出しうる
複数のストックヤード(100〜103;100A〜103A)と、前
記複数のストックヤードの下方を通して延長し各ストッ
クヤードから排出された巻取り用コアーを受けて前記コ
アー投入装置の方へ搬送するコンベヤー装置(200;200
A)を含み、前記コアー投入装置へ前記整列させた状態
に巻取り用コアーを納めるためのコアー搬送配列手段
(200、300、400、500;200A、300A、400A、700A、900
A)と、コアー排出搬送配列制御手段(第9図、第10図;
615〜618、620〜625、626〜631、640、641)とを備えて
おり、前記複数のストックヤードの各々は、所定の同一
長さの巻取り用コアーの多数本を積み重ねた状態にて収
容するコアー収容容器を備えており、該収容容器の底部
には、内部に収容された巻取り用コアーが前記コアー搬
送配列手段の前記コンベヤー装置上へと自重にて落下し
うるようにするコアー排出口が設けられており、前記収
容容器の内部には、前記コアー排出口の方へと巻取り用
コアーを導くガイド底部壁(159)と、前記コアー排出
口と前記ガイド底部壁との間に配置されて前記ガイド底
部壁にそって導かれてくる巻取り用コアーを1つずつ前
記コアー排出口から落下させるようにするためのコアー
排出手段(150、157;1301、1302、1303、1304)と、前
記ガイド底部壁の上に配置された傾斜手段(145、110a
〜110c)とが設けられており、前記傾斜手段は、前記ガ
イド底部壁に対して、前記コアー排出手段が設けられた
側とは反対の側に向かって下り傾斜となるように配置さ
れていて、その上に積み重ねられた巻取り用コアーがそ
の下り傾斜端部から自重により順番に前記ガイド底部壁
の上へと送られるようにし、前記コアー排出搬送配列制
御手段は、前記ワインダーの前記コアーチャッキング装
置による前記チャッキング位置へと投入すべき長さ寸法
を有する巻取り用コアーを示す信号に順次応答して、前
記複数のストックヤードのうちの、その長さ寸法の巻取
り用コアーを収容したストックヤードの前記コアー排出
手段を制御して、そのストックヤードの前記コアー排出
口から前記コアー搬送配列手段の前記コンベヤー装置の
上へと順次落下させるようにし、且つ前記コアー搬送配
列手段を制御して、前記コンベヤー装置の上に落下され
た巻取り用コアーを、順次、前記コアー投入装置のとこ
ろまで搬送させてそのコアー投入装置内へ納めて配列さ
せるようにすることを特徴とする巻取り用コアー自動挿
入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1011059A JPH0679950B2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | ワインダーにおける巻取り用コアー自動挿入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1011059A JPH0679950B2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | ワインダーにおける巻取り用コアー自動挿入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02193847A JPH02193847A (ja) | 1990-07-31 |
JPH0679950B2 true JPH0679950B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=11767442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1011059A Expired - Fee Related JPH0679950B2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | ワインダーにおける巻取り用コアー自動挿入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0679950B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0815968B2 (ja) * | 1991-12-19 | 1996-02-21 | 株式会社不二鉄工所 | ウェブ自動巻取機における巻芯管整列・供給装置 |
US7255301B2 (en) | 2004-03-01 | 2007-08-14 | Andritz Tissue Inc. | Reel spool storage and loading device and method |
CN107253631B (zh) * | 2017-06-15 | 2023-05-09 | 无锡市欧尔马机床设备厂 | 用来为绕膜机提供纸管的装置 |
CN114108298B (zh) * | 2021-12-10 | 2024-10-01 | 瑞法诺(苏州)机械科技有限公司 | 共用拔轴式布料分切设备 |
CN118289551B (zh) * | 2024-05-15 | 2024-09-10 | 广东广彩标签有限公司 | 一种自动换带的不干胶标签成卷胶带绕装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6296248A (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-02 | Toray Ind Inc | コア位置決め装置 |
JPH0784281B2 (ja) * | 1986-06-02 | 1995-09-13 | 株式会社片岡機械製作所 | スリツタ−巻取機における巻取支持体の取幅変更装置 |
-
1989
- 1989-01-20 JP JP1011059A patent/JPH0679950B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02193847A (ja) | 1990-07-31 |
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |