JPH0679895A - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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JPH0679895A
JPH0679895A JP25899492A JP25899492A JPH0679895A JP H0679895 A JPH0679895 A JP H0679895A JP 25899492 A JP25899492 A JP 25899492A JP 25899492 A JP25899492 A JP 25899492A JP H0679895 A JPH0679895 A JP H0679895A
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thermal
thermal head
conductor
thermal recording
chip
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中山昌治
Koichi Takahashi
高橋浩一
Hideki Iikawa
飯川秀樹
Susumu Owada
進 大和田
Takeshi Toyosawa
武 豊澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で、かつ信頼性の高い大判のサーマルヘ
ッドを提供する。 【構成】 サーマルヘッドの熱記録素子をいくつかのグ
ループに分け、該グループ毎に当該グループに属するリ
ード導体の全体の幅を外方に向けてせばまる導体パター
ンとして構成し、所定個の導体パターン毎にプリント基
板を対応させる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サーマルヘッドに関
するもので、サーマルヘッドの信頼性の向上及び低コス
ト化を計るものである。
【0002】
【従来の技術】A1またはそれ以上の記録幅を有するサ
ーマルヘッドを製造する場合、従来の方法においては、
まず図4に示すように長尺のアルミナ基板5を用意し、
このアルミナ基板5上に発熱抵抗体51、導体パターン
52を形成する。次いで、このアルミナ基板5を放熱作
用を有するアルミベース2に取り付けた後、配線基板と
してのプリント基板3を導体パターン52に対応して取
り付ける。この従来例においては、プリント基板3とし
て、あらかじめ電気回路としてのチップ状IC4が必要
な数だけ取り付けられている。導体パターン52と対応
するIC4とは、ワイヤボンディング等により接続され
る。上記プリント基板3には、図示してはいないが外部
から制御信号及び電力を得るためコネクタが取り付けら
れているので、制御信号として記録信号を入力すること
により所望の熱記録素子を発熱させることができ、記録
幅の広い所望の記録を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
大きな記録幅を有するサーマルヘッドにあっては、上述
したように製造していたので、次のような2つの問題点
があった。第1の問題点はサーマルヘッド基板であるア
ルミナ基板5とプリント基板3のそれぞれの熱膨張率が
大きく異なる故の問題であり、第2の問題点はプリント
基板3を長尺に製造する必要がある故の問題である。
【0004】第1の問題点においては、アルミナ基板5
(熱膨張率が小さい)とプリント基板3(一般的に熱膨
張率が大きい)との熱膨張の違いにより、このサーマル
ヘッド1の動作中、プリント基板3が全体にわたって伸
縮するため、このプリント基板3のチップ状IC4とア
ルミナ基板5の接続(ワイヤボンディング)にストレス
が頻繁に与えられることになる。したがって、断線等の
不都合を防止するため、従来においては種々の対策が講
じられその分サーマルヘッド価格の上昇をまねいてい
た。
【0005】第2の問題点においては、従来の装置にお
いては、プリント基板3をアルミナ基板5とほぼ同一の
長さで作成していたので、大型のサーマルヘッドを製造
する場合特別のプリント基板3を準備する必要があるた
めその分高価なものとなってしまう欠点があった。この
発明は、これらの点について改善するためになしたもの
で、安価かつ信頼性の高いサーマルヘッドを提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
【0007】このため、この発明においては、列状に配
置された多数の熱記録素子と、該熱記録素子に電流を供
給するため上記熱記録素子の配列方向の上側及び下側に
それと交わる方向に延びるとともにいずれかの熱記録素
子に接続するよう形成された多数の導体からなる上側及
び下側導体パターンと、該熱記録素子を記録信号に応じ
て選択的に作用させて所望の記録を行うため上記上側ま
たは下側導体パターンに選択的に電流を供給するチップ
状に形成された電気回路群と、外部からの制御信号また
は電力を上記チップ状電気回路群に供給するための複数
の配線基板とを有したサーマルヘッドにおいて、上記多
数の熱記録素子を所定数毎にグループづけし、上記上側
または下側導体パターンの少なくとも一方の導体パター
ンについて、上記それぞれのグループに属する熱記録素
子に接続する複数の導体グループの全体の幅寸法をそれ
ぞれ外側に向けて狭くなるようにパターン化し、上記複
数の導体グループの1つまたは複数に対応する配線基板
を設け、上記それぞれのパターンに属する導体を上記チ
ップ状に形成された電気回路を介して、対応する配線基
板に接続するようにした。
【作用】
【0008】1つまたは複数の導体グループ毎にプリン
ト基板としての配線基板を設けたので、配線基板は所定
長さのものを複数用いれば良く、熱膨張の影響が累積す
ることがなくワイヤボンディング等の接続に対するスト
レスを大きく低下させることができる。さらに、所定長
さのプリント基板に統一することができるので、部品の
標準化を実施でき総合的に安価にすることができる。
【実施例】
【0009】図1〜図3は本発明の第1の実施例に関わ
るサーマルヘッドの構成を示すそれぞれ説明図で、図1
はその正面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1
のサーマルヘッドの製造方法を説明する模式図である。
これらの図面において、1はサーマルヘッド、2は放熱
板を兼用するアルミベース、31〜36はプリント基
板、4は制御回路IC、5はアルミナ基板、51は発熱
抵抗体、521は上側導体パターン、522は下側導体
パターンである。
【0010】図1を参照する。アルミナ基板5上には、
1本の発熱抵抗体51がその長手方向に形成されてい
る。そして、この発熱抵抗体51に対して交互に接触交
差するように上方及び下方にリード導体群が形成されて
いる。この実施例に関わるサーマルヘッドは、これらの
交互に接触交差するリード導体群の隣合うリード導体に
挟まれた発熱抵抗体51の部分が一つの熱記録素子を形
成する。したがって、これらのサーマルヘッド1におい
ては、多数の熱記録素子が列状に配置されたものとなっ
ている。この実施例に関わるサーマルヘッド1では、こ
れらの多数の熱記録素子に関して所定数毎にグループづ
けを行っている。そして、これらの各グループに属する
熱記録素子に接続するリード導体群については外方に向
けてその全体の幅が狭くなるようにパターン化してい
る。ここでは、このようにパターン化した各リード導体
群について、それぞれ上側導体パターン及び下側導体パ
ターンと呼ぶことにする。したがって、図1に示すサー
マルヘッド1には、上側導体パターン521と下側導体
パターン522が各々3個存在している。
【0011】各上側及び下側導体パターンにたいして、
プリント基板31〜36がそれぞれ対応配置されてい
る。これらのプリント基板31〜36にはそれぞれ制御
回路IC4が搭載されており、対応する各導体パターン
のリード導体とワイヤボンディングによる接続が施され
ている。
【0012】図1のA−A線に沿って切断した断面図で
ある図2を参照する。アルミベース2の中央上面にアル
ミナ基板5が搭載されている。そして、このアルミナ基
板5に近接してプリント基板31及び34が設けられ、
それらに取り付けられたIC4と各リード導体とがワイ
ヤボンディング53により接続されている。プリント基
板31及び34のそれぞれには、コネクタ61及び64
がそれぞれ取り付けられている。これらのコネクタ61
及び64は外部との信号授受及び電力供給などに使用さ
れる。
【0013】図3を参照する。この第1の実施例におい
ては、アルミベース2の上面にアルミナ基板5とプリン
ト基板31〜36のそれぞれを取り付けるための装着部
形状がそれぞれ形成されている。そして、図3に示すよ
うに、アルミナ基板5とコネクタ61〜63が取り付け
られたプリント基板31〜36を取り付ける。
【0014】図5は、この発明の第2の実施例を示すサ
ーマルヘッドの正面図でいわゆるエッジ型サーマルヘッ
ドと呼ばれるものである。このサーマルヘッド1はアル
ミナ基板5の上方片部及び左右片部に共通電極523が
設けられている。発熱抵抗体51の上方の上側導体パタ
ーン521は、従来と同様に共通電極523と接続され
るよう形成され、下方の下側導体パターン522のみが
先に説明した構造を有している。この構造のサーマルヘ
ッド1においては、先に説明したサーマルヘッド1と異
なり上側導体パターン521の隣合うリード導体の間に
ある発熱抵抗体51部分が熱抵抗素子となるものではあ
るが、同じく多数の熱抵抗素子が列状に形成されてい
る。これらの多数の熱抵抗素子に関して所定数個毎にグ
ループづけし、このグループに属する下側リード導体群
についてその全体の幅を外方に向けて狭めるようにパタ
ーン化する。これらの個々の下側導体パターン522の
1つまたは複数毎にプリント基板34、35及び36を
設けている。先に説明したと同様にこれらのプリント基
板34、35及び36がそのコネクタを介して外部と信
号の授受を行う。
【0015】なお、この第2の実施例においては、電気
回路としてのチップ状IC4がアルミナ基板5の下端に
取り付けられている。したがって、各プリント基板には
導体パターンのみが形成されプリント基板の各導体とア
ルミナ基板5状のIC4とがワイヤボンディングされ
る。
【0016】上述のサーマルヘッドにおいて、熱抵抗素
子を所定数毎にグループづけするにあたり、例えばA4
サイズ等の規格化された大きさに対応する個数毎にグル
ープづけしこれらに対応するプリント基板の大きさをこ
れら規格化された大きさに対応するよう構成すればさら
に好都合であり、安価な規格品を使用することができる
利点がある。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多数の列状に形成された熱記録素子を所定数毎にグルー
プづけしこれらグループに属するリード導体群をその全
体の幅が外方に向けてせばまるようにパターン化して形
成した導体パターン構成をとり、さらに、これら導体パ
ターンの1つまたは複数に対して配線基板を設けるよう
に構成したので、熱膨張率が異なる材料を使用した場合
においても、配線基板については短いものを使用するこ
とができるので、熱膨張による影響を累積させることが
なくサーマルヘッドの接続部に対するストレスを緩和さ
せることができる。 また、配線基板を規格化された大
きさのものを使用できるようにすることも容易であるの
で、サーマルヘッドの価格を低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の第1実施例に関するサーマ
ルヘッドの正面図である。
【図2】図2は、図1に示すサーマルヘッドのA−A断
面図である。
【図3】図3は、図1に示すサーマルヘッドの製造方法
を模式的に示す説明図である。
【図4】図4は、従来のサーマルヘッドの構成を示す正
面図である。
【図5】図5は、本発明の第2実施例を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1:サーマルヘッド 2:アルミベース 3:プリント基板 4:IC 5:アルミナ基板 6:コネクタ
フロントページの続き (72)発明者 大和田 進 神奈川県横浜市戸塚区品濃町503番10号 グラフテック株式会社内 (72)発明者 豊澤 武 神奈川県横浜市戸塚区品濃町503番10号 グラフテック株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】列状に配置された多数の熱記録素子と、該
    熱記録素子に電流を供給するため上記熱記録素子の配列
    方向の上側及び下側にそれと交わる方向に延びるととも
    にいずれかの熱記録素子に接続するよう形成された多数
    の導体からなる上側及び下側導体パターンと、該熱記録
    素子を記録信号に応じて選択的に作用させて所望の記録
    を行うため上記上側または下側導体パターンに選択的に
    電流を供給するチップ状に形成された電気回路群と、外
    部からの制御信号または電力を上記チップ状電気回路群
    に供給するための複数の配線基板とを有したサーマルヘ
    ッドにおいて、 上記多数の熱記録素子を所定数毎にグループづけし、 上記上側または下側導体パターンの少なくとも一方の導
    体パターンについて、上記それぞれのグループに属する
    熱記録素子に接続する複数の導体グループの全体の幅寸
    法をそれぞれ外側に向けて狭くなるようにパターン化
    し、 上記複数の導体グループの1つまたは複数に対応する配
    線基板を設け、 上記それぞれのパターンに属する導体を上記チップ状に
    形成された電気回路を介して、対応する配線基板に接続
    するようにしたサーマルヘッド。
  2. 【請求項2】上記熱記録素子のグループづけをA4サイ
    ズ等の規格化された大きさに対応したものとし、上記配
    線基板の大きさをそれと同等な大きさとして、配線基板
    の標準化を行ったことを特徴とする請求項1のサーマル
    ヘッド。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5914743A (en) * 1993-07-09 1999-06-22 Rohm Co., Ltd. Thermal head
US6390228B2 (en) 2000-04-25 2002-05-21 Showa Corporation Hydraulic power steering apparatus for vehicle
JP2012066496A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Toshiba Hokuto Electronics Corp サーマルプリントヘッド

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JP2012066496A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Toshiba Hokuto Electronics Corp サーマルプリントヘッド

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