JPH06793B2 - E―2―メチル―α,β―不飽和アルデヒドの合成方法 - Google Patents

E―2―メチル―α,β―不飽和アルデヒドの合成方法

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JPH06793B2
JPH06793B2 JP1127977A JP12797789A JPH06793B2 JP H06793 B2 JPH06793 B2 JP H06793B2 JP 1127977 A JP1127977 A JP 1127977A JP 12797789 A JP12797789 A JP 12797789A JP H06793 B2 JPH06793 B2 JP H06793B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、紫外線吸収剤として有用であり、且つFK−
506免疫抑制剤の合成中間体としても有用であるE−
2−メチル−α,β−不飽和アルデヒドの製造方法に係
る。
新規の23員トリシクロ−マクロイドFK−506が、
極めて最近、タナカ、クロダおよび共同研究者により単
離されそして確認され〔ジャーナル オブ アメリカン
ケミカル ソサィエティ(JACS)、第109巻、
第5031頁、1987年、およびヨーロッパ特許公告
第0184162号参照〕、これが特殊な免疫抑制活性を有す
ることが明らかになった。このような薬剤の骨髄および
臓器移植に潜在的な有用性と、その特殊な構造式とか
ら、この分野で多くの研究者にFK−506の完全合成
への努力を始めさせる目標となっている。
FK−506の合成に対する我々の努力に関連して、我
々はアルデヒド1(次の図式I参照)のE−2−メチル
−α,β−不飽和アルデヒドへの効果的な変換を必要
とした。この合成経路における合成法に関しては、アス
キン,ディー(Askin,D.);ボランテ,アール.ピー(Vol
ante,R.P.);レーマー,アール.エー.(Reamer,R.
A.);リアン,ケー.エム.(Ryan,K.M.);シンカイ,ア
イ.(Shinkai,I.):テトラヘドロン レターズ(Tetrahe
dron Lett.)1988年、第29巻、第277頁:ミル
ズ,エス.(Mills,S.);デスモンド,アール.(Desmon
d,R.);レーマー,アール.エー.(Reamer,R.A.);ボラ
ンテ,アール.ピー.(Volante,R.P.);シンカイ,ア
イ.(Shinkai,I.):テトラヘドロン レターズ(Tetrahe
dron Lett.)1988年、第29巻、第281頁を参照
されたい。
数回の合成試験の失敗の後に、我々はコーレイ(Corey)
および共同研究者の方法をシュレッシンガー(Schlessin
ger)および共同研究者の方法で改良した方法に、注意を
向けた。この方法は、図式IIに示すように、リチオ−シ
リルイミン(Iithio-sylylimine)を使用している。
この反応剤の詳細については、次の文献を参照された
い:コーレイ,イー.ジェー.(Corey,E.J.);エンダー
ズ,ディー.(Enders,D.);ボック,エム.シー.(Boc
k,M.G.)テトラヘドロンレターズ(Tetrahedron Lett.)1
976年7;シュレッシンガー,アール.エッチ.(Sch
lessinger,R.H.);ポス,エム.エー.(Poss,M.A.);リ
チャードソン,エス.(Richardson,S.);リン,ピー.
(Lin,P.)テトラヘドロン レターズ(Tetrahedron Let
t.)1985年、第26巻、第2391頁;マイヤー
ズ,エー.アイ.(Meyers,A.I.);ローソン,ジェー.
ピー.(Lawson,J.P.);ウォーカー,ディー.ジー.(Wa
lker,D.G.);リンダーマン,アール.ジェー.(Linderm
an,R.J.)ジャーナル オブ オルガニック ケミストリ
ー(J.Org.Chem.)1984年、第54巻、第5111
頁;ドヴィット,ピー.ピー.(Dewit,P.P.)レクエーイ
トラバーイ シミーク(Rec.Trav.Chim.)1984年、
第103巻、第369頁;タカハシ・ティー;クタムラ
・ケー;ツジ ジェーテトラヘドロン レターズ(Tetra
hedron Lett.)1983年、第24巻、第4695頁;
ダーギニ,エフ.(Derguini,F.);コールドウェル,シ
ー.ジー.(Caldwell,C.G.);モットー.エム.ジー.
(Motto,M.G.);バロー・ネール,ブィ.(Balogh-Nair,
V.);ナカニシ・ケー・ジャーナル オブ アメリカン
ケミカル ソサィエティ(J.Am.Chem.Soc.)1983
年、第105巻、第646頁。しかしながら、我々はこ
の方法の使用では、E異性体とZ異性体、即ち(E)と
(Z)との比率が、予想できないように大きく2:1か
ら10:1までの範囲で変化することを見出した。
当該技術で望まれ求められているのは、のE異性体が
予想できる好ましいE/Z異性体比率で且つ高収率で合
成できる容易に利用し得る出発原料を用い得る一般的な
合成法である。
我々は、バルキーなアルキル基、例えばシクロヘキシル
基をイミノ窒素上に含有しているに類似のシリルイミ
ンを使用いて、イミンIIが好収率で高純度に得られるこ
とを見出した。更に、我々は、このシリルアミンIIのリ
チウム塩、即ちIIaをアルデヒドIとの縮合工程で使用
することによって、イミン縮合物III(Z)とIV(E)との比
較的純粋な混合物が得られることができることを見出し
た。我々は、また驚くべきことに、この混合物を無水ト
ルフルオロ酢酸と接触させ、続いて加水分解することに
よって、高収率でEアルデヒド異性体VIを得ることがで
きることを見出した。
本発明は、次の各工程を含む方法を提供する: a次の構造式のアルデヒドIを、 イミンリチウム塩IIaと、不活性有機溶媒中で、−80
℃から−20℃でイミンIIIおよびIVの混合物を生成さ
せるのに十分な時間反応させる。
前記式中において、アルデヒドI中のPはトリオルガノ
シリル保護基であり、イミンリチウム塩IIa中のR1
2、R3はそれぞれ独立的にC1−C4直鎖または分枝ア
ルキルまたはフェニルから選ばれ、R4はC3−C8二級
または三級アルキル、フェニルまたは置換フェニルであ
る); b工程(a)からのイミンIIIおよびIVの混合物を−10℃
から+25℃の温度で無水トリフルオロ酢酸と接触させ
て、イミンIII(Z)をイミンIV(E)に実質的に変化する;
そして c工程(b)から得られた混合物を−5℃から+25℃の
温度で水と接触させて、EアルデヒドVIを生成する: また次の各工程を含む方法も提供する: aイミンIIIとIVとの混合物(ここにおいて、R4がC3
−C8二級または三級アルキル、フェニルまたは置換フ
ェニルである)を、−10℃から+25℃の温度で無水
トリフルオロ酢酸と十分な時間接触させて、実質的にイ
ミンIII(Z)をイミンIV(E)に変換する:そして b工程(a)から得られた混合物を、−5℃から+25℃
の温度で水と接触させて次式の化合物を生成する。
本発明の方法は、次の工程図の例示によって容易に理解
されることができる。
上記の工程図(フローシート)を参照しながら、出発原
料Iはミルズ(Mills)および共同研究者の方法によって
製造させる〔ミルズ,エス.(Mills,S.):デスモンド,
アール(Desmond,R.):ボランテ,アール.ピー.(Volan
te,R.P.);シンカイ,アイ.(Shinkai,I.)テトラヘドロ
ン レターズ(Tetrahedron Lett.)1988年、第29
巻、第281頁〕。この目的のために参考文献としてこ
こに組み入れる。
ここで用いられているPの記号は、以下の例で示されて
いるように、当該技術でよく知られている通常のシリル
ヒドロキシ保護基であり、以下に例示文献を示す。即
ち、米国特許第4,616,007号;ジェー.エフ.ダブリュ
ー.マックオミー((J.F.W.McOmie),“有機化学におけ
る保護基(Protective Groups in Organic Chemistr
y)”、プレナム プレス(Plenum Press)、ロンドン(Lon
don)、ニューヨーク(Mew York)、1973年;ティー.
ダブリュー.グリーン(T.W.Greene)、“有機合成におけ
る保護基(Protective Groups in Organic Synthesi
s)”、ウィリー(Wiley)、ニューヨーク(Mew York)、1
981年;“ペプチド(The Peptides)”,シュレーダー
(Schroeder)およびラブケ(Lubke),アカデミック プレ
ス(Academic Press),ロンドン(London)、ニューヨーク
(Mew York)、1965年;およびハウベン−バイル(Hou
ben-Weyl)、“有機化学の各種方法(Methoden der Organ
ischen Chemie)”、第15/1巻、ゲオルグ ティーメ
(Georg Thieme)出版、シュテュットガルト(Stuttgar
t)、1974年等であり、これらのすべてをこの特別の
目的のための参考文献としてここに組み入れる。またこ
れらの参考文献は、これら保護基の付加、使用法および
除去についての通常行なわれる方法をも記述している。
P記号のすべての保護基は、図示されたフローシートに
おいて、当該技術における通常のトリオルガノシリル基
であるシリルヒドロキシ保護基として図示されたフロー
シートにおいて実施可能であり、ここにおいて、“オル
ガノ”という用語は、C2−C6−アルキル、C6−C8
アリールおよびC3−C10−アラルキル、またはこれら
の混合物を意味する。代表例には、トリエチルシリル、
t−ブチルジメチルシリル、ベンジルジメチルシリル、
フェニルジエチルシリル、ジフェニルメチルシリル、ト
リイソプロピルシリル、トリフェニルシリルなどがあ
る。好ましいには、トリイソプロピルシリルである。
Iとして本方法において使用可能な原料の範囲には、次
の化合物が含まれる: ここにおいて、Rは (a)C1−C10アルキル置換アルキル; (b)C6シクロアルキルおよび置換C6シクロアルキルで
次の構造式を有している: ここにおいて、nは1−5であり、Xは独立的にF、C
l、Br、H、OH、OMe、OEt、C1−C6アルキ
ルから選ばれる; (c)更に、RはC5シクロアルキルおよび置換C5シクロ
アルキルで次の構造式を有している。
ここにおいてNは1−4であり、Xは上述のとおりであ
る; (d)更に、RはC6芳香族および置換C6芳香族で次の構
造式を有している: ここにおいて、nは1−5であり、Xは上述のとおりで
ある。
イミン(II)は上述のシュレッシンガー(Schlessinger)お
よび共同研究者による方法によって製造される。これを
この目的のための参照文献としてここに組み入れる。こ
の場合の出発原料であるイミンはR4置換基、すなわち
3−C8二級または三級アルキル、たとえばシクロヘキ
シル、シクロペンチル(これらはアルキル置換されるこ
とができる)、テキシル(thexyl)、t−ペンチル、t−
ヘキシル;フェニルまたは置換フェニル例えば2−アル
キルフェニル、即ちo−トリル、および2,6−ジアル
キルフェニル、例えば2,6−ジメチルフェニルであ
り、特に好ましいのはシクロヘキシルである。IIaは、
例えばN−R4アルキル プロピオンアルデヒドイミンV
IIを、上記のオルガノリチウム反応剤、例えばn−ブチ
ルリチウム、sec−ブチルリチウム、またはt−ブチ
ルリチウムと、−78℃で不活性溶剤、例えば、ヘキサ
ン、テトラヒドロフラン、エチルエーテル中で不活性雰
囲気下において反応し、続いてトリオルガノシリルクロ
リド、例えばトリエチルシリルクロリド、トリメチルシ
リルクロリド、t−ブチルジメチルシリルクロリド、ト
リイソプロピルシリルクロリド、トリフェニルシリルク
ロリド等のいずれかで処理する。好ましいにはトリエチ
ルシリルクロリドである。IIaは、例えばIIを、オルガ
ノリチウム反応剤、即ちn−ブチルリチウム、sec−
ブチルリチウム、またはt−ブチルリチウム、好ましく
はsec−ブチルリチウムと、−78℃で不活性溶剤、
例えばヘキサン、テトラヒドロフラン、エチルエーテル
中で不活性雰囲気下において反応しその場で製造するこ
とができる。
一般的に、IIIとIVとの混合物を生成させるためのIとI
Iaの反応は、イミンIIのリチウム塩の不活性な無水の
有機溶媒、例えばヘキサン、シクロヘキサンなどの環式
または非環式炭化水素溶剤中の溶液に無水の不活性溶
剤、例えばテトラヒドロフラン中のアルデヒドIの溶液
を、約−78℃から0℃の温度で不活性雰囲気、例えば
乾燥窒素雰囲気下で添加し、十分な時間攪拌してIIIとI
Vとの混合物を生成させる。
リチウム化剤はオルガノリチウムであり、ここで“オル
ガノ”という用語はR5がC1−C6アルキル、またはア
リールリチウムである例えばn−ブチルリチウム、se
c−ブチルリチウム、メチルリチウム、イソプロピルリ
チウム、フェニルリチウムなどであり、好ましくはn−
ブチルリチウムおよびsec−ブチルリチウムである。
イミンは置換基R1、R2、R3を含み、これらの置換基
1、R2、R3はそれぞれ独立的に、C1−C4アルキ
ル、C6−C8−シクロアルキル、C6−C8−アリール、
7−C10−アラルキル基またはそれらの混合から選ば
れる。得られたSiR123基は、トリエチルシリ
ル、トリイソプロピルシリル、シクロヘキシルジメチル
シリル、ジイソプロピルシクロヘキシルシリルなどであ
り、好ましくはトリエチルシリルである。
イミンII混合物のリチウム塩を一定時間−80℃から−
30℃で攪拌し、次に無水の不活性な溶剤、例えばテト
ラヒドロフラン中のアルデヒドIの溶液を加えるが、こ
の際のリチウムイミン塩:アルデヒドIのモル比は、好
ましくは12:1になる量比である。上記溶液は−78
℃から−20℃で短時間、例えば1時間または十分な時
間攪拌を続けられてIIIおよびIVを生成し、次に約同容
量の水を加えることで反応を停止する。III/IV混合物
の単離および精製は、例えば酢酸エチルで抽出し、次に
抽出液を水洗し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空濃
縮することによって実施することができる。この方法を
実施するには、通常の装置を使用することができる。
次にIII/IVの濃縮混合物をトリフルオロ酢酸を使用し
て異性化して、IVの濃度を最大にしIIIの存在量を最小
にする。工程(a)からのIII/IV混合物を乾燥して不活性
な溶剤、例えばテトラヒドロフラン(THF)、塩化メ
チレン、ヘキサン、ジエチルエーテルなどの溶剤に溶解
し、次にトリフルオロ酢酸を添加するが、好ましくはII
I/IVの溶液に、0℃から25℃の温度範囲の低温にお
いて不活性雰囲気中、例えば窒素、アルゴンなどの不活
性雰囲気下で滴下する。ここに得られる中間体Vを、次
に水を加えて処理し、反応混合物を低温、例えば0℃か
ら25℃で10−12時間攪拌する。次にこの溶液を塩
基水溶液で処理して酸を中和し、生成した生成物VIを適
当な水と混溶しない溶剤、例えば酢酸エチル、塩化メチ
レン、クロロホルムなどの溶剤を使用して抽出する。
アルデヒドVIの収率は、一般的に、原料Iに基ずいて8
0乃至95%の範囲であり、粗アルデヒドVIは通常の方
法で精製される。
次の実施例は本発明を説明するためのものであり、本発
明の範囲を限定するものと考えられてはならない。
実施例1 プロピオンアルデヒドの361mL(5.0mol)に、0℃に
おいてN2雰囲気下で、シクロヘキシルアミンの572
mL(5.0mol)を1.5時間をかけて添加した。この反応は
初めは非常な発熱反応であって、最初のシクロヘキシル
アミンの20mLを添加することで9℃から20℃まで
温度上昇するが、しかし15分後には、残りの添加に対
して18℃で安定してくる。
添加完了したところで氷浴を取脱し、反応混合物を30
−45分間熟成する。この間に室温にまで温められる。
この反応混合物を冷却して再び0℃に戻し、粉砕KOH
粒250gを加え、層分離が生成した。次に粗生成物
を、新しいKOH粒を含むフラスコ中に傾斜分離して投
入し、一晩0℃−5℃において保存した。粗生成物を、
新しいKOHを含む蒸留フラスコに移し、真空蒸留(2
−4mmHg)して、プロピオンアルデヒドN−シクロヘキ
シルイミの622g(89.4%)得た。この方法
は、R4が変っているすべてのプロピオンアルデヒドイ
ミンを製造するのに用いることができる。 H NMR(300 MHz,CDCl3,(CH3)4Si):δ7.62(t,1H,J=4.
9)、2.90(t of t,1H,J=10.5,J=4.2)、2.23(q of d,2H,J=
7.5,J=4.9)、1.82-1.14(m,10H)、1.03(t,3H,J=7.5)。
実施例2 2Lの乾燥テトラヒドロフラン中のジイソプロピルアミ
ンの215mL(1.53mol)の−78℃溶液に、窒
素雰囲気下で、n−ブチルリチウムの1.55Mヘキサン
溶液の935mL(1.45mol)を30分間かけて加
えた。ここに得られた混合物を更に30分間攪拌して添
加が完了した。−78℃においてこの溶液に、反応内部
温度を−60℃よりも低温に維持しながら、プロピオン
アルデヒドN−シクロヘキシルイミンの192.2g
(1.38mol)を、10分間をかけて加えた。残留イ
ミンを同容量の乾燥テトラヒドロフランで洗い流し、得
られた混合物を−78℃から−70℃の温度範囲で2時
間攪拌した。この溶液に、クロロトリエチルシランの2
34mL(1.39mol)を、10分間をかけて加え
た。得られた混合物を15分間−75℃で攪拌した。外
部の冷却浴を取脱し、反応混合物を1.25時間かけて−
10℃まで温めた。H NMRによる分析が反応完結を示
した。500mLのH2Oをゆっくりと添加して反応を
停止してから、0℃−3℃で2時間攪拌した。この反応
混合物を、700mLのヘキサンを含む分液濾斗に移し
て分層分離した。水層を300mLのヘキサンで抽出し
て、有機層を集めてNa2SOa4上で乾燥し、真空濃縮
て、粗シリルイミンの350.8gを黄色油として得
た。この粗生成物を真空分別蒸留(沸点84°−86℃
/0.1mmHg)して、88%収率で生成物を無色油とし
て得た。蒸留物のH NMRは目的生成物と一致してい
て、少量の末同定不純物(5.95ppm)は、これに続く
反応を妨害しなかった。 H NMR(300 MHz,CDCl3,(CH3)4Si):δ7.65(d,1H,J=6.
7)、2.87(tt,1H,J=10.6,4.1)、2.03(pentet,1H,J=7.
0)、1.82-1.20(m,10H)、1.16(d,3H,J=7.0)、0.96(t,9H,
J=7.8)、0.60(q,6H,J=7.9)。
この方法は、本発明で処理するSiR123のすべて
の誘導体を製造するのに用いることができる。
実施例3 ヒドロキシラクトンの80.1g(0.563mol)を
560mLの乾燥塩化メチレンに溶解した溶液に、窒素
雰囲気下で、131mL(1.125mol)の2,6−ル
チジンを加えた。得られた混合物を0℃に冷却し、次に
151mL(0.563mol)のトリイソプロピルシリル
フレート〔triisopropylsilyl triflate (TIPSOTF)〕
を30分間にかけて滴下処理した。次に反応物を室温ま
で温め、2時間攪拌した。この反応混合物をヘキサンの
2Lを含む分液濾斗に移し、500mLの冷5%のHC
C86Bで洗浄した。有機層を、500mLのH2Oお
よび500mLの塩水で2回洗浄した。この有機層を硫
酸ナトリウム上で乾燥して真空濃縮し、166.4g(9
8.9%粗収率)のTIPSラクトンを黄色油として得
た。粗生成物は、更に精製することなしに、次の反応に
使用された。 H NMR(300 MHz,CDCl3,(CH3)4Si):δ4.60(t,1H,J=5.
3)、4.20(m,1H)、2.58(m,1H)、2.45(d,1H,J=11.6)、2.2
2-2.12(m,1H)、1.92-1.73(m,4H)、1.07(s,1H)。
実施例4 ワインレブ(Weinreb)のアルミニウム N−メトキシア
ミド反応剤の製法 117g(1.13mol)のN,0−ジメチルヒドロキシ
ルアミン塩酸塩を650mLの乾燥トルエン中に懸濁し
た0℃の懸濁液に、窒素雰囲気下で、2Mトリメチルア
ルミニウム/トルエン溶液の565mL(1.13mol)
を滴下した。得られた混合物を室温まで加温し、1時間
乾燥し、生成した無色透明溶液を−20℃に冷却した。
このアルミニウムN−メトキシN−メチルアミドの溶液
に、166.4g(0.557mol)のTIPS−保護ラク
トンを500mLの乾燥テトラヒドロフランに溶解し
た溶液を滴下した。得られた混合物を室温まで加温し、
3時間攪拌した。反応物を、カニューレ(cannula)を通
して1Lの氷冷攪拌した5%HC水溶液中に移し、次
に、その混合物を酢酸エチルの2Lで抽出した。酢酸エ
チル抽出液を2LのH2O、500mLの塩水で洗浄
し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、500mLまで真空
濃縮して、濃厚スラリーを得た。0℃で一晩熟成した後
に、生成物を濾取し、得られた塊状物を冷ヘキサンで洗
浄し、風乾して、融点89℃−92℃の白色固体147.
2gを得た。2回目の析出物が15.7gあり、9の合計
収量は162.9g(81.3%)となった。H NMR
は、目的の生成物と一致していた。 H NMR(300 MHz,CDCl3,(CH3)4Si);δ3.70(s,3H,)、
3.67-3.60(m,1H)、3.53-3.46(m,1H)、3.35(m,1H)、3.19
(s,3H)、2.88(m,1H)、2.13-1.95(m,2H)、1.89-1.79(m,1
H)、1.68-1.36(m,3H)、1.08(s,21H,)、13C NMR(300MHz,
CDCl3):δ176.0、75.4、73.5、61.3、36.9、32.4、30.
7、25.6、18.0、17.9、12.4。
IR(CHCAl3)2940、2865、1640、1460、1380、1200、111
0、1070 cm-1
実施例5 195.1g(0.95mol)の2,6−ジ−t−ブチル−
4−メチルピリジンを1Lの乾燥塩化メチレンに溶解し
た溶液に、窒素雰囲気下で、100g(0.61mol)の
トルフルオロメタンスルホン酸メチルを添加した。得ら
れた反応混合物を室温で2時間攪拌した。次に、154.
7g(0.43mol)のヒドロキシアミドを750mL
乾燥塩化メチレンに溶解した溶液を、カニューレを通し
て室温でピリジン−メチルトリフレートに加え、得られ
た混合物を31.5時間攪拌した。HPLCによる分析で
は、反応が99.5%完了していることが明らかとなっ
た。50mLのMeOHを用いて反応を停止し、得られ
た混合物を5時間室温で攪拌した。この反応物を攪拌し
ながら真空濃縮して500mLにし、次に800mLの
ヘキサンで希釈した。生成固体を濾別し、そのケーキを
2回500mLづつの塩化メチレンで洗浄いた。濾液を
3回500mLづつの10%HCで洗浄し、次に50
0mLのH2Oを洗浄した。これらの洗浄水を集め、1
回500mLのヘキサンで抽出した。全部の有機層を集
めて500mLの3%NaHCOで洗浄し、硫酸ナト
リウム上で乾燥し、真空濃縮して、162.5g(101
%粗収率)の生成物10を淡黄色油として得た。
NMRおよびLC(液体クロマトグラフィー)による分
析が、目的生成物と一致した。 H NMR(300 MHz,CDCl3,(CH3)4Si):δ3.70(s,3H,)、
3.60(m,1H)、3.37(s,3H)、3.17(s,3H)、3.00(m,1H)、2.
71(app t,1H)、2.17(app dq,1H)、2.01(m,1H)、1.73(m,
1H)、1.67-1.37(m,3H,)、1.07(s,21H)、13C NMR
(75MHz,CDCl3,(CH3)4Si):δ175.5、84.1、74.4、6
1.3、57.0、37.7、33.7、32.0、31.9、26.8、17.9、17.
8、12.6、12.4、12.0。
IR(film)2950、2870、1670、1465、1110 cm-1
実施例6 100.0g(0.268mol)のアミド10を1075m
Lの乾燥テトラヒドフランに溶解した−78℃の溶液に
窒素雰囲気下で、1.5Mのジイソブチルアルミニウムヒ
ドリッド/トルエン溶液の196mL(0.294mol)
を滴加した。得られた混合物を1.5時間−78℃で攪拌
し、カニューレを通して1Lの10%HC、氷および
1Lのヘキサンの攪拌されている混合物中に移した。こ
の混合物を分液濾斗に移して分層分離し、水層を1Lづ
つの酢酸エチルで2回抽出した。有機層を集めて硫酸ナ
トリウム上で乾燥し、セライトの薄層を通して濾過し、
真空濃縮してアルデヒドを透明な黄色油として79.8
g(94.8%粗収率)得た。 H NMR(300 MHz,CDCl3,Me4Si):δ9.67(s,1H,)、3.7
6(m,1H)、3.35(s,3H)、3.16(m,1H)、2.3-2.2(m,2H)、2.
0-1.85(m,2H)、1.8-1.55(m,2H)、1.44(m,1H)、1.07(s,2
1H)。 C NMR(75MHz,CDCl3,Me4Si):δ203.8、81.2、70.8、5
7.0、46.1、29.0、26.9、20.7、18.0、12.3。
IR(film)2950、2870、1725、1460、1110 cm-1
実施例7 不飽和アルデヒド2:テトラヒドロフラン(THF)の
2mL中の0.366g(1.44mmol)のイミンの−7
8℃の溶液に、窒素雰囲気下で、1.3Mのsec−ブチ
ルリチウム/シクロヘキサン溶液の1.02mL(1.33mmo
l)を滴下した。この反応物を−78℃で30分間攪拌
し、次に0.349g(1.11mmol)のアルデヒドを1
mLのTHFに溶解した溶液で処理した。この混合物
を、−20℃まで加温し、1時間攪拌した。2mLの水
を添加して反応を停止し、得られた混合物を20mLづ
つの酢酸エチルで2回抽出した。一緒にした有機抽出液
を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、真空濃縮
した。トリフルオロ酢酸異性化方法は、残渣を5mLの
THFに溶解し、この溶液を0℃で窒素雰囲気下におい
てトリフルオロ酢酸の0.10mL(1.323mmol)を滴下
してトリフルオロ酢酸で処理することによって行なっ
た。1時間後に、0℃で2mLの水を添加し、混合物を
0℃で12時間攪拌した。反応物を炭酸水素ナトリウム
飽和水溶液中に注入し、25mLの酢酸エチルで抽出し
た。有機層を塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥
し、真空濃縮した。残渣を7%酢酸エチル/ヘキサンで
のフラッシュクロマトグラフィーで精製して、0.329
g(84%)の不飽和アルデヒド(E)を得た。化学
名:E−2−メチル−3−1R,3R,4R−(3′−
メトキシ−4′−トリイソプロピルシリルオキシ−1′
−シクロヘキシル)プロペナール。 H NMR(300 MHz,CDCl3,(CH3)4Si):δ9.38(s,1H,)、
δ6.31(d,1H,J=9.5)、δ3.65(m,1H)、δ3.39(s,3H)、δ
3.06(m,1H)、δ2.60(m,1H)、δ2.12-1.97(m,2H)、δ1.7
7(s,3H)、δ1.76-1.11(m,4H)、δ1.08(s,21H)、13C NMR
(300MHz,CDCl3):δ195.5、157.4、137.9、83.6、74.
1、57.5、35.8、34.3、33.1、29.2、18.1、12.6、9.3。
IR(film)2935、2865、1690、1640、1455、1380、1140、
1110、1080cm-1
実施例8 前記のトリフルオロ酢酸異性化操作が多くの基質につい
て繰返えされ、実施例7に記載されたN−シクロヘキシ
ル−イミンのsec−ブチルリチウム塩の使用と連結
された時には、E−メチル−α,β−不飽和アルデヒド
の再現性のある良好な収量が優れた選択性で達成される
ことができる(次表参照)。表に例示されている方法A
は前記の方法と同じであり、方法Bは加水分解に蓚酸が
使用された以外では同様である。
不飽和カルボニル化合物を異性化する他の方法が知られ
ているけれども、本発明のこの特別な方式〔プロトコー
ル(protocol)〕は、平衡関係にある種が(恐らく)嵩
高なプロトン化イミンVであって、その元になるアルデ
ヒドよりも大きな立体障害の傾向を有している特別な利
点を持っている。更に、我々はZアルデヒド2(Z)が標
準的な脱水条件下でイミンIIIおよびIVに転換されるこ
とができ、次に通常の異性化条件を適用すれば、EがZ
に対して高比率である製品(IV/III)を得ることがで
きる。
UV:λmaxEtOH=230nm(Emax=18,50
0)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラルフ ピー,ヴオランテ アメリカ合衆国,08520 ニユージヤーシ イ,イースト ウインザー,ホーソーン レーン 22 (72)発明者 新開 一朗 アメリカ合衆国,07090 ニユージヤーシ イ,ウエストフイールド,プロスペクト ストリート 1101

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の各工程を含むことを特徴とする方法: a)式 (式中、Pはトリオルガノシリル保護基である)のアル
    デヒドIを、式 (式中、R1、R2、R3はそれぞれ独立的にC1−C4
    鎖または分枝アルキルまたはフェニルであり、R4はC3
    −C8二級または三級アルキル、フェニルまたは置換フ
    ェニルである)のイミンリチウム塩と不活性有機溶剤
    中、−80℃から−20℃で十分な時間接触させてイミ
    ンIIIおよびIVを生成させ; b)工程(a)からのイミンIIIおよびIVの混合物を無水ト
    リフルオロ酢酸と−10℃から+25℃の温度で十分な
    時間接触させて、イミンIII(Z)をイミンIV(E)に変化
    し; そして c)工程(b)から得られた混合物を0℃から+25℃の
    温度で水と接触させて、アルデヒドVI を生じることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】工程(a)の反応温度が−80℃から−60
    ℃の範囲であり、工程(b)の反応温度が−5℃から+5
    ℃の範囲にあり、工程(c)の反応温度が0℃から+5℃
    の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】Pが、トリイソプロピルシリル、トリエチ
    ルシリル、t−ブチルジメチルシリル、トリフェニルシ
    リル、トリベンジルシリル、またはt−ブチルジフェニ
    ルシリルから選ばれることを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】Pがトリイソプロピルシリルであることを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】R1、R2、R3がそれぞれ独立的にメチ
    ル、エチル、イソプロピル、t−ブチル、フェニルまた
    はベンジルから選ばれることを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  6. 【請求項6】R1、R2、R3がすべてエチルであること
    を特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】R4がシクロペンチル、シクロヘキシル、
    テキシル、t−ペンチル、t−ヘキシル、フェニル、o
    −トリルまたは2,6−ジメチルフェニルであることを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】R4がシクロヘキシルであることを特徴と
    する請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】a)R4がC3−C8二級または三級アルキ
    ルであるイミンIIIとIVとの混合物を、無水トリフルオ
    ロ酢酸と−10℃から+25℃の温度で十分な時間接触
    させて本質的にイミンIII(Z)をイミンIV(E)に変換し;
    そして b)(a)工程から得られた混合物を、−5℃から+25
    ℃の温度で水と接触させて次式のVI化合物を得る 工程を含むことを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】(a)工程の温度が、−10℃から+25
    ℃の範囲であり、(b)工程の温度が−5℃から+25℃
    の範囲であることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】Pがトリイソプロピルシリル、トリエチ
    ルシリル、t−ブチルジメチルシリル、トリフェニルシ
    リル、トリベンジルシリル、またはt−ブチルジフェニ
    ルシリルから選ばれることを特徴とする請求項9に記載
    の方法。
  12. 【請求項12】Pがトリイソプロピルシリルであること
    を特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】R1、R2、R3がそれぞれ独立的にメチ
    ル、エチル、イソプロピル、t−ブチル、フェニルまた
    はベンジルから選ばれることを特徴とする請求項9に記
    載の方法。
  14. 【請求項14】R1、R2、R3がすべてエチルであるこ
    とを特徴とする請求項9に記載の方法。
  15. 【請求項15】R4がシクロペンチル、シクロヘキシ
    ル、テキシル、t−ペンチル、t−ヘキシル、フェニ
    ル、o−トリルまたは2,6−ジメチルフェニルである
    ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  16. 【請求項16】R4がシクロヘキシルであることを特徴
    とする請求項15に記載の方法。
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