JPH0679324U - 歯ブラシ - Google Patents

歯ブラシ

Info

Publication number
JPH0679324U
JPH0679324U JP2652293U JP2652293U JPH0679324U JP H0679324 U JPH0679324 U JP H0679324U JP 2652293 U JP2652293 U JP 2652293U JP 2652293 U JP2652293 U JP 2652293U JP H0679324 U JPH0679324 U JP H0679324U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
head portion
toothbrush
brush
handle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2652293U
Other languages
English (en)
Inventor
眞吾 鈴木
等 鳥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP2652293U priority Critical patent/JPH0679324U/ja
Publication of JPH0679324U publication Critical patent/JPH0679324U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 刷毛が疲労した場合に刷毛の廻りのみを交換
して繰り返し使用できる歯ブラシを簡単な構造で達成し
て安価に提供する。 【構成】 刷毛32が植毛された植毛台30をハンドル
20のヘッド部22に着脱交換可能に備えた歯ブラシ1
0であって、植毛台30に嵌合凹部33を形成するとと
もに、ヘッド部22に嵌合凹部33と嵌合可能な嵌合突
起23および嵌合突起23と同芯状の中空孔24を形成
し、ヘッド部22に植毛台30が装着された状態では中
空孔24に固定部材40を挿通して嵌合突起23を拡径
させ、植毛第30をヘッド部22に強固に固定できるよ
うにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、歯ブラシ、特に、刷毛が植毛された植毛台をハンドルに着脱可能 に備え、刷毛が疲労した場合等に植毛台のみを取り替えることができるようにし た歯ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】
歯ブラシは、刷毛がへたり等を生じると刷毛の毛先が広がり、適正な歯磨きが 困難となる。このため、歯ブラシは、刷毛がへたりを生じた時が寿命と判断され 、交換が推奨される。ところが、歯ブラシの交換に際しては、刷毛のみならず、 ハンドルを含めた全体を交換しなければならず、交換に際して樹脂等の廃棄部分 が多く、経済的な観点、また、省資源の観点から改善が要望されていた。
【0003】 そこで、従来、経済性等の向上を図るため、刷毛が植毛されたヘッド部を交換 できる歯ブラシが提案されている。この歯ブラシは、刷毛が植毛されたヘッド部 をハンドル部から首部で再結合可能に分離し、刷毛がへたり等を生じた場合には ヘッド部のみを交換して再び使用できるようにしたものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、歯ブラシは、歯磨き時において、首部に柔軟性が求められ、ま た、首部には軸方向の力のみならず回転方向の力も作用する。このため、上述し たような首部で分離した従来の歯ブラシにあっては、首部を柔軟性を維持しつつ 上記各力に耐えうる構造にすることが不可欠であり、首部の構造が複雑化し、ま た、製造コストも増大するという問題があった。 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、刷毛を交換できる歯ブラシを 簡単な構造、かつ安価に提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため、本考案は、ハンドル部に連続するヘッド部に刷毛が 植毛された植毛台を着脱交換可能に設けた歯ブラシであって、前記植毛台の裏面 に少なくとも1つの嵌合凹部を形成するとともに、前記ヘッド部の表面に前記植 毛台が嵌入可能な嵌入凹部を形成し、該嵌入凹部の底面に中空孔および該中空孔 に達するスリットが形成された嵌合突起を前記嵌合凹部と嵌合可能に突設し、前 記中空孔に前記ヘッド部の裏面側から挿通して前記嵌合突起を拡径可能な固定部 材を設けた。
【0006】
【作用】
本考案の歯ブラシによれば、刷毛が植毛された複数の植毛台を用意し、この植 毛台をハンドルのヘッド部の嵌入凹部に取り付けて使用し、刷毛が疲労した場合 等には植毛台を交換する。そして、嵌合凹部にハンドルヘッド部の嵌合突起を嵌 合させた後に固定部材を嵌合突起の中空孔に挿通させることで植毛台をハンドル のヘッド部に強固に固定でき、また、固定部材を引き抜くことで植毛台を取り外 せ、簡単な構造で植毛台のハンドルのヘッド部への着脱が容易に行える。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。 図1から図9は本考案の一実施例にかかる歯ブラシを示し、図1が要部の正断 面図、図2が要部の分解正面図、図3がハンドルヘッド部の平面図、図4が同ヘ ッド部の裏面図、図5が同ヘッド部の正面図、図6が同ヘッド部の嵌合突起の拡 大平面図、図7が同嵌合突起の他の態様の拡大平面図、図8および図9が着脱状 態を説明するための一部拡大断面図である。
【0008】 図1および図2において、10は全体としての歯ブラシであり、歯ブラシ10 はハンドル20、植毛台30および固定部材40を有する。ハンドル20は、図 示しないハンドル部に首部21を介してヘッド部22が連続し、これらハンドル 部、首部21およびヘッド部22がポリプロピレン等の樹脂で一体に成形されて いる。周知のように、ハンドル部は握りやすい形状に、また、首部22は適度な 柔軟性を有する形状に形成される。
【0009】 図3、図4および図5に詳示されるように、ヘッド部22は表面側(図1,2 中で上方側)に植毛台30を装着可能に深凹部(嵌入凹部)22aが形成され、 裏面側に浅凹部22bが固定部材40が嵌着可能に形成されている。このヘッド 部22には、表面側の深凹部22aの底面にハンドル長手方向に配列されて略円 柱状の3つの嵌合突起23が一体に突設され、裏面側の浅凹部22bの幅方向両 側壁にそれぞれ部分円弧状の切欠22cが形成されている。嵌合突起23は軟質 プラスチックあるいはゴム弾性を有するエラストマ等により二色成形等でヘッド 部22と一体に成形される。切欠22cは、図5に詳示するように、固定部材4 0の装着の際の把持を容易にするため底面が浅凹部22bの底面よりも深く切り 欠かれている。 なお、切欠22cは、図11と図12に示すように、浅凹部22bの長手方向 の両側縁に形成することも可能である。
【0010】 嵌合突起23にはそれぞれ、図6および図8にも示すように、先端部に面取り 23aが、この面取り23aの下縁に環状の突条23bが、先端から基端に向か い所定の範囲にわたってスリット23cが形成されている。後述するように、こ の嵌合突起23は、植毛台30の嵌合凹部と嵌合した状態で突条23bが条溝と 嵌合し、また、中空孔に固定部材40が挿入するとスリット23cの間隔を増大 させて拡径する。 なお、嵌合突起23は、図7に示すように、中心部に後述する中空孔と連続す る小径の孔23dを形成することも可能である。
【0011】 また、ヘッド部22には、一端が上記スリット23cに連続し他端が浅凹部2 2bの底面に開口する3つの中空孔24が嵌合突起23と同芯状に形成されてい る。図8および図9に示すように、中空孔24はそれぞれ、球状の大小2つの膨 径部24a,24bを小膨径部24bをスリット23cに連続させて形成され、 これら大膨径部24aと小膨径部24bとがくびれ部24cにより区画される。 大膨径部24は固定部材40の後述するロック部が遊合可能な大きさ、小膨径部 24bはロック部が嵌合可能な大きさを有し、後述するように、小膨径部24b に固定部材40のロック部が嵌合すると嵌合突起23はスリット23cが拡大し て拡径する。
【0012】 植毛台30は、基台31に刷毛32を植毛して構成され、ヘッド部22に着脱 可能に設けられる。基台31は、上述した深凹部22aに嵌合可能な略直方体形 状を有し、表面(図5中、下面)に上記刷毛32が植毛され、裏面に開口する3 つの嵌合凹部33が上述した嵌合突起23に対応して形成される。嵌合凹部33 は、嵌合突起23と対応した円筒形状を有して底部にテーパ面33aが形成され 、このテーパ面33aの縁部に環状の条溝33bが上述した突条23bと嵌合可 能に形成されている。 なお、詳細な説明は割愛するが、刷毛32の植毛は毛束に束ねて融着し、この 毛束をインサート成形等で一体に固着することでおこなわれる。
【0013】 固定部材40は、図2に示されるように、矩形平板状のプレート41の一面に 3つのロックピン42を上述した中空孔24に対応して一体に形成して構成され 、金属あるいは硬質プラスチック等からプレスあるいは射出成形等で成形される 。ロックピン42は、先端に球状のロック部42aが上述した中空孔24の膨径 部24a,24bに挿入可能に形成されている。この固定部材40は、ロック部 42aを中空孔24の大膨径部24aに遊合させて保持され(図8参照)、また 、上述したように、ロック部42aが小膨径部24bに嵌入されると嵌合突起2 3を拡径させる。
【0015】 この実施例にあっては、固定部材40をハンドル20のヘッド部22に予め組 み付け、この状態で植毛台30をヘッド部22に交換可能に取り付けて使用され る。そして、固定部材40をヘッド部22に取り付けた状態では、固定部材40 がロック部42aを中空孔24の大膨径部24aに遊合させた状態でヘッド部2 2に保持される(図8参照)。
【0016】 ここで、植毛台30を取り付ける場合は、先ず、基台31を嵌合凹部33に嵌 合突起23が嵌入するように深凹部22aに嵌合させる。続いて、図8の矢印に 示すように、固定部材40をヘッド部22に向けて押し付けロック部42aを中 空孔24の小膨径部24bに嵌合させる。このため、固定部材40はプレート4 1が浅凹部22bに嵌着し、また、嵌合突起23が拡径し(図9参照)、植毛台 30が強固にヘッド部22に固定される。そして、この状態で使用し、歯磨きを 行う。
【0017】 また、植毛台30の刷毛32が疲労して植毛台30を取り外す場合は、先ず、 固定部材40を図9中矢印に示すように引き出し、ロック部42aを小膨径部2 4bから離脱させて大膨径部24aに遊合させ、この状態で植毛台30を深凹部 22aから引き出す。ここで、ヘッド部22には浅凹部22bの側壁に切欠22 cが形成されているため固定部材40を確実に把持でき引き出しも容易である。 そして、固定部材40をロック部42aが小膨径部24bから離脱するように引 き出すことで嵌合突起23が自身の弾性でスリット23cの幅寸法を元の値にす るように縮径し、植毛台30の取出も容易に行える。この後、再び植毛台30を 取り付ける場合は、上述したようにして植毛台30をヘッド部22に取り付ける 。
【0018】 図10にはこの考案の他の実施例を示す。 この実施例は、ヘッド部22の深凹部22aの底面に長手方向2列に6つの嵌 合突起23を形成し、また、この6つの嵌合突起23に対応して植毛台30に6 つの嵌合凹部23を、固定部材40に6つのピン42を形成したものである。 なお、その他の構成は上述した実施例と同一であり、同一の部分には同一の番 号を付してその説明は省略する。
【0019】 この実施例にあっても、植毛台30が着脱交換可能にヘッド部22に取り付け ることができ、また、植毛台30は固定部材40によりヘッド部22に強固に固 定される。したがって、繰り返し使用でき、また、支障無く歯磨きを行える。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案にかかる歯ブラシによれば、植毛台は嵌合凹部に ハンドルヘッド部の嵌合突起を嵌合させた後に固定部材を嵌合突起の中空孔に挿 通させることでハンドルのヘッド部に強固に固定され、固定部材を中空孔から引 き出すことで植毛台を取り外せるため、簡単な構造で植毛台の交換が行え、コス トを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例にかかる歯ブラシの正断面
図である。
【図2】同歯ブラシの分解状態のかかる歯ブラシの正断
面図である。
【図3】同歯ブラシのハンドルのヘッド部廻りの平面図
である。
【図4】同ハンドルのヘッド部廻りの底面図である。
【図5】同ハンドルのヘッド部廻りの正面図である。
【図6】同ハンドルのヘッド部の一部拡大平面図であ
る。
【図7】同ハンドルのヘッド部の他の態様を表す一部拡
大平面図である。
【図8】同歯ブラシの作用を説明するための一部拡大正
断面図である。
【図9】同歯ブラシの作用を説明するための図8と異な
る状態の一部拡大正断面図である。
【図10】この考案の他の実施例にかかる歯ブラシのハ
ンドルのヘッド部廻りの平面図である。
【図11】同歯ブラシのハンドルのヘッド部廻りの他の
態様を表す平面図である。
【図12】同歯ブラシのハンドルのヘッド部廻りの側面
図である。
【符号の説明】
10 歯ブラシ 20 ハンドル 21 首部 22 ヘッド部 22a 深凹部(嵌入凹部) 22b 浅凹部 22c 切欠 23 嵌合突起 23c スリット 24 中空孔 24a 大膨径部 24b 小膨径部 24c くびれ部 30 植毛台 31 基台 32 刷毛 33 嵌合凹部 40 固定部材 41 基台 42 ロックピン 42a ロック部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル部に連続するヘッド部に刷毛が
    植毛された植毛台を着脱交換可能に設けた歯ブラシであ
    って、前記植毛台の裏面に少なくとも1つの嵌合凹部を
    形成するとともに、前記ヘッド部の表面に前記植毛台が
    嵌入可能な嵌入凹部を形成し、該嵌入凹部の底面に中空
    孔および該中空孔に達するスリットが形成された嵌合突
    起を前記嵌合凹部と嵌合可能に突設し、前記中空孔に前
    記ヘッド部の裏面側から挿通して前記嵌合突起を拡径可
    能な固定部材を設けたことを特徴とする歯ブラシ。
JP2652293U 1993-04-23 1993-04-23 歯ブラシ Pending JPH0679324U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2652293U JPH0679324U (ja) 1993-04-23 1993-04-23 歯ブラシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2652293U JPH0679324U (ja) 1993-04-23 1993-04-23 歯ブラシ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0679324U true JPH0679324U (ja) 1994-11-08

Family

ID=12195818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2652293U Pending JPH0679324U (ja) 1993-04-23 1993-04-23 歯ブラシ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0679324U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101302833B1 (ko) * 2012-02-20 2013-09-02 이한기 칫솔 및 그 제조방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101302833B1 (ko) * 2012-02-20 2013-09-02 이한기 칫솔 및 그 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW200524555A (en) Flexible toothbrush head
TW201635948A (zh) 具有多組件握柄之口腔保健用具(一)
CN209995583U (zh) 染发刷
EP1106103B1 (en) Hairbrush having a brush seat provided with slidable bristles thereto
KR101666983B1 (ko) 탄성을 갖는 헤어브러시 몸체
JPH0679324U (ja) 歯ブラシ
JP3114890U (ja) マスカラ除去具
JP4056646B2 (ja) 染毛用櫛
JP4515714B2 (ja) 歯ブラシ
KR200334690Y1 (ko) 헤어브러쉬용 빗살패드 및 빗살
CN107708484B (zh) 刷子的制造方法及刷子
JP3096084U (ja) 着脱式歯ブラシ
KR100603807B1 (ko) 속눈썹 성형구
JP2022543181A (ja) 歯ブラシ及び歯ブラシヘッド取付け及び/又は取外し装置
US11700934B2 (en) Toothbrush with replacement toothbrush heads stored in handle
KR200171064Y1 (ko) 착탈식헤드부를구비한칫솔
US20060236483A1 (en) Toothbrush
JP3524306B2 (ja) 歯ブラシハンドルおよびその射出成形金型
JP2000106949A (ja) 歯ブラシ
JPH09327333A (ja) ヘアブラシ
JP2017131333A (ja) ユニット交換式歯ブラシ
JP3163855U (ja) ブラシ
JP3221071U (ja) 歯ブラシ
JPH0350734Y2 (ja)
JP3015976U (ja) ヘアーブラシ