JP3015976U - ヘアーブラシ - Google Patents

ヘアーブラシ

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JP3015976U
JP3015976U JP1995003776U JP377695U JP3015976U JP 3015976 U JP3015976 U JP 3015976U JP 1995003776 U JP1995003776 U JP 1995003776U JP 377695 U JP377695 U JP 377695U JP 3015976 U JP3015976 U JP 3015976U
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hair removal
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奉文 高田
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奉文 高田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 永続使用が可能でしかも機械的手段に頼らず
簡単確実且つ迅速にブラシに絡まった毛髪類を取り除く
ヘアーブラシを提供することを目的とする。 【構成】 ブラシ基板の両側にブラシピンを多数本それ
ぞれ反対向きに植設してそのブラシ基板の両側にブラシ
部を形成し、上記ブラシ部の一方の側のブラシピンのそ
れぞれに挿通可能な貫通孔を有する毛髪除去板と、反対
側のブラシピンのそれぞれに挿通可能な貫通孔を有する
毛髪除去板とを有し、その一方の側の毛髪除去板をブラ
シピンの基部まで押し下げ且つ反対側の毛髪除去板をそ
の反対側のブラシピンの先端に位置する状態でこれら両
方の毛髪除去板を一体形成し、該一体形成の毛髪除去板
のそれぞれを両側のブラシの基部及び先端の範囲内で往
復動させてブラシ部に絡まった抜け毛などを除去するよ
うに構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ヘアーブラシに関し、就中、毛髪をときほぐす粗とぎのヘアーブラ シに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ヘアーブラシは櫛と同様に毛髪を整えるものであるが我が国においては櫛は古 来より用いられているが、ヘアーブラシは明治以降に用いられるようになったも のである。 ところで、現今におけるヘアーブラシは、多くの種類があり、例えば、形状に は平型、回転型、半回転型などがあり、用途的にも粗とぎ用、或いはヘアードラ イヤー用及び仕上げ用などのブラシがある。 本考案は主として平型、粗とぎ用のヘアーブラシに係る。この種のヘアーブラ シに於いてはブラシに抜け毛などが絡まって不衛生になるところから、その抜け 毛を除去(掃除)する為に従来幾多の考案がなされている。 例えば、実開平4−38723号、実開平4−45428号、実開平5−53 524号、実開平5−68330号、及び実開平6−38666号公開公報によ れば、ブラシに絡まり付着した毛髪を除去するため、それぞれ有効な考案が提供 されている。
【0003】 しかしながら、それでもなお上記従来提案のヘアーブラシでは、ブラシに絡ま り付着した毛髪の除去に際していまだ期待にそえない点があった。 即ち、実開平4−38723号にあってはブラシ本体の表裏両面を使用するこ とができるもののカバーの脱着などにおいて煩わしさが有るのみならずブラシピ ンの強度に問題がある。また実開平5−68330号にあっても両面使用による ものであるが横スライド方式であるため実際の使用操作において難点がある。ま た実開平4−45428号、実開平5−53524号、及び実開平6−3866 6号公開公報における先行技術はブラシ本体片面の毛髪除去手段であり本考案と は異なる技術思想である。即ち実開平4−45428号にあってはブラシの柄の 基部に軸を設け該軸を支点として毛髪除去板を開閉するものであるためブラシピ ンと毛髪除去板との嵌め会わせに問題点が残る。また実開平5−53524号に あっては使い捨ての粘着積層材を利用したものであるため永続使用に問題がある 。また実開平6−38666号にあってはバネのような付勢手段としての機械的 要素を考案としているので構造が複雑となる。
【0004】 そこで、本願考案者は、永続使用が可能でしかも機械的手段に頼らず簡単確実 且つ迅速にブラシに絡まった毛髪類を取り除くヘアーブラシを提供することを目 的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ブラシ基板の両側にブラシピンを多数本それぞれ反対向きに植設し てそのブラシ基板の両側にブラシ部を形成し、上記ブラシ部の一方の側のブラシ ピンのそれぞれに挿通可能な貫通孔を有する毛髪除去板と、反対側のブラシピン のそれぞれに挿通可能な貫通孔を有する毛髪除去板とを有し、その一方の側の毛 髪除去板をブラシピンの基部まで押し下げ且つ反対側の毛髪除去板をその反対側 のブラシピンの先端に位置する状態で両方の毛髪除去板を一体形成し、該一体形 成の毛髪除去板を上記両側のブラシの基部及び先端の範囲内で往復動させてブラ シ部に絡まった抜け毛などを除去するようにしたヘアーブラシである。
【0006】 又、本考案は、ブラシ基板の両側にブラシピンを多数本それぞれ反対向きに植 設してそのブラシ基板の両側にブラシ部を形成し、上記ブラシ部の一方の側のブ ラシピンのそれぞれに挿通可能な貫通孔を有する毛髪除去板と、反対側のブラシ ピンのそれぞれに挿通可能な貫通孔を有する毛髪除去板とを有し、その一方の側 の毛髪除去板をブラシピンの基部まで押し下げ且つ反対側の毛髪除去板をその反 対側のブラシピンの先端に位置する状態でこれら両方の毛髪除去板を一体形成し 、該一体形成の毛髪除去板を上記両側のブラシの基部及び先端の範囲内で往復動 させてブラシ部に絡まった抜け毛などを除去するようにしたヘアーブラシに於い て、上記それぞれのブラシピンは若干先細りの形状となし、これらのピンを挿通 する貫通孔の内径を上記挿通ピンの基部外径と等しくするか若干小さく形成して なるヘアーブラシである。
【0007】 又、本考案は、ブラシ基板の両側にブラシピンを多数本それぞれ反対向きに植 設してそのブラシ基板の両側にブラシ部を形成し、上記ブラシ部の一方の側のブ ラシピンのそれぞれに挿通可能な貫通孔を有する毛髪除去板と、反対側のブラシ ピンのそれぞれに挿通可能な貫通孔を有する毛髪除去板とを有し、その一方の側 の毛髪除去板をブラシピンの基部まで押し下げ且つ反対側の毛髪除去板をその反 対側のブラシピンの先端に位置する状態でこれら両方の毛髪除去板を一体形成し 、該一体形成の毛髪除去板を上記両側のブラシの基部及び先端の範囲内で往復動 させてブラシ部に絡まった抜け毛などを除去するようにしたヘアーブラシに於い て、上記両側のブラシに於けるそのブラシピンの植設間隔を一方は粗に他方は密 に植設したヘアーブラシである。
【0008】
【作用】
上記構成による作用を以下に述べる。即ち、ブラシ基板の両側にブラシピンを 多数本それぞれ反対向きに植設してそのブラシ基板の両側にブラシ部を形成し、 上記ブラシ部の一方の側のブラシピンのそれぞれに挿通可能な貫通孔を有する毛 髪除去板と、反対側のブラシピンのそれぞれに挿通可能な貫通孔を有する毛髪除 去板とを有し、その一方の側の毛髪除去板をブラシピンの基部まで押し下げ且つ 反対側の毛髪除去板をその反対側のブラシピンの先端に位置する状態にしてこれ ら両方の毛髪除去板を一体形成し、該一体形成の毛髪除去板を上記両側のブラシ の基部及び先端の範囲内で往復動させてブラシ部に絡まった抜け毛などを除去す るようにしたヘアーブラシにおいては、一方の毛髪除去板をブラシピンの基部即 ちブラシ基板まで押し下げると他方の毛髪除去板は必然的に反対側のブラシピン の先端に位置する状態となるのでその状態を保待して使用する。そして使用によ って抜け毛が多数のブラシピン相互間に絡まった場合上記押し下げていた方の毛 髪除去板を今度は押し上げブラシピンの先端まで移動させることにより絡まって いた抜け毛はその毛髪除去板に押されて移動し、該絡まっていた抜け毛はブラシ ピンの先端から外部へ取り除かれる。この際反対側の毛髪除去板は必然的にブラ シ基板まで押し下げられているので今度は該反対側のブラシを使用することがで きる。
【0009】 そして上記それぞれのブラシピンを若干先細りの形状となし、これらのピンを 挿通する貫通孔の内径を上記挿通ピンの基部外径と等しいか若干小さく形成した 場合にはいずれのブラシ側に毛髪除去板を押し下げた場合でも密接嵌合固定状態 となり毛髪除去板が遊動することがない。
【0010】 また、上記両側のブラシに於けるそのブラシピンの植設間隔を一方は粗に他方 は密に植設した場合には粗とぎを二段階的に行うことができる。
【0011】
【実施例】
次に図面を参照しながら、本考案の実施例を説明する。図1は本考案のヘアー ブラシの斜視図、図2は分解斜視図、図3は本考案に係るヘアーブラシの正面図 、図4は同ブラシの平面図、図5は同ブラシの左側面図、図6は図4におけるA −A線縦断面図、図7は図4におけるB−B線横断面図、図8は作用状態縦断面 図、図9は同じく作用状態横断面図である。 図において、1はブラシ基板、2は柄、3はブラシピン、4は一方の毛髪除去 板、5は貫通孔、6は他方の毛髪除去板、7は貫通孔である。 ブラシ基板1及び柄2はポリプロピレン、ABS樹脂、AS樹脂などの熱可塑 性合成樹脂を使用して作成される。即ちこれら合成樹脂の原料ペレットに染料が 加えられ、熱で柔らかくしたしたものが金型に注入されて形成される。ブラシピ ン3としてはナイロンやポリエステルなどの通常の合成樹脂が使用され、既存の 植え込み手段によって上記ブラシ基板1の両側に植設される。該ブラシピン3は 本実施例では若干先細りの円錐形に形成されている。毛髪除去板4及び毛髪除去 板6は上記ブラシ基板1及び柄2と同様の合成樹脂によって分割可能箱型に形成 され、ブラシピン3の数に対応する数の貫通孔5、6が穿設されている。そして 該貫通孔5、6の内径は上記ブラシピン3の基部の外径と等しい径か又は若干小 さい径で穿設されている。該毛髪除去板4を上記ブラシ基板1の一方のブラシピ ン3に挿通すると共に他方の毛髪除去板6を基板1の他方のブラシピン3に挿通 してこれら毛髪除去板4と毛髪除去板6とを互いに抱き合わせ嵌合することによ り箱8が形成される。そして該箱8内部に上記ブラシ基板1が内在されブラシピ ンの基部及び先端部の範囲内で箱8は往復移動可能となる。この移動に際しては ブラシピン3のそれぞれが移動ガイドの役目を果たすが図例ではブラシ基板1に ガイド突起9、9が設けられ、箱8にガイド溝12が形成されている。図例では 箱8は嵌合片10及び嵌合溝11を介して分割可能箱型に形成されているが接着 材により抱き合わせ面を接合してもよい。そして箱8の移動がストップする状態 、つまり毛髪除去板4及び毛髪除去板6いずれかの板がブラシ基板1に当接した 状態のときに他方の毛髪除去板の貫通孔5または6内にブラシピン3の先端が隠 れるように形成されている。尚、図中符号13は毛髪除去板4、6の移動操作片 である。
【0012】 図例ではブラシ基板1両側のブラシピン3の植設間隔は同一間隔となっている が一方を粗、他方を密に植設しても良く、この場合は毛髪除去板の貫通孔も当然 粗と密になる。
【0013】 本考案は、上記のような構成からなり、次ぎに本考案ヘアーブラシの使用方法 について述べる。即ち、ブラシを両手で持ち指を両側のガイド溝12に入れて移 動操作片13を押すと図7に示すように毛髪除去板6をブラシピン3の基部まで 移動させることができる。そしてブラシ基板1に毛髪除去板6を当接させると他 方の毛髪除去板4は反対側のブラシピン3の先端部まで必然的に移動し固定され る。固定される理由はブラシピン3の基部外径と貫通孔7の内径とが等しいか僅 かに貫通孔7の内径を小さくしてあるのでその嵌合接触により箱8とブラシ基板 1とが相対的に固定された状態となる。この状態では片方にブラシ部が形成され 、他方のブラシ部は箱8内部に隠れる。そして使用によって抜け毛がブラシピン 3に絡まった場合、今度は上記箱8を同じ要領で反対側に移動させ固定させると 絡まっていた抜け毛はその毛髪除去板6に押されて移動しブラシピン3の先端か ら外部へ取り除かれるものである。しかして今度はその固定状態のままで反対側 のブラシを使用することができる。これを交互に行って抜け毛などの除去を行う ものである。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、手指によって毛髪除去板を移動させるだけで 簡単に抜け毛その他のゴミを除去できるものである。 また、永続使用が可能でしかも機械的手段に頼らず簡単確実且つ迅速にブラシ に絡まった毛髪類を取り除くことが可能なヘアーブラシである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るヘアーブラシの斜視図
【図2】本考案に係るヘアーブラシの分解斜視図
【図3】本考案に係るヘアーブラシの正面図
【図4】同ブラシの平面図
【図5】同ブラシの左側面図
【図6】図4におけるA−A線縦断面図
【図7】図4におけるB−B線横断面図
【図8】作用状態縦断面図
【図9】作用状態横断面図
【符号の説明】
1 ブラシ基板 2 柄 3 ブラシピン 4 一方の毛髪除去板 5 貫通孔 6 他方の毛髪除去板 7 貫通孔 8 箱 9 ガイド突起9、9 10 嵌合片 11 嵌合溝 12 ガイド溝

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラシ基板の両側にブラシピンを多数本そ
    れぞれ反対向きに植設してそのブラシ基板の両側にブラ
    シ部を形成し、上記ブラシ部の一方の側のブラシピンの
    それぞれに挿通可能な貫通孔を有する毛髪除去板と、反
    対側のブラシピンのそれぞれに挿通可能な貫通孔を有す
    る毛髪除去板とを有し、その一方の側の毛髪除去板をブ
    ラシピンの基部まで押し下げ且つ反対側の毛髪除去板を
    その反対側のブラシピンの先端に位置する状態でこれら
    両方の毛髪除去板を一体形成し、該一体形成の毛髪除去
    板のそれぞれを両側のブラシの基部及び先端の範囲内で
    往復動させてブラシ部に絡まった抜け毛などを除去する
    ようにしたことを特徴とするヘアーブラシ。
  2. 【請求項2】それぞれのブラシピンは若干先細りの形状
    となし、これらのピンを挿通する貫通孔の内径を上記ブ
    ラシピンの基部外径と等しくするか若干小さくしてなる
    請求項1記載のヘアーブラシ。
  3. 【請求項3】上記両側のブラシに於けるそのブラシピン
    の植設間隔を一方は粗に他方は密に植設したものである
    請求項1又は請求項2記載のヘアーブラシ。
JP1995003776U 1995-03-20 1995-03-20 ヘアーブラシ Expired - Lifetime JP3015976U (ja)

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