JPH0679185B2 - 湿式複写機の転写装置 - Google Patents
湿式複写機の転写装置Info
- Publication number
- JPH0679185B2 JPH0679185B2 JP23472185A JP23472185A JPH0679185B2 JP H0679185 B2 JPH0679185 B2 JP H0679185B2 JP 23472185 A JP23472185 A JP 23472185A JP 23472185 A JP23472185 A JP 23472185A JP H0679185 B2 JPH0679185 B2 JP H0679185B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- guide plate
- photosensitive drum
- transfer device
- paper
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は湿式複写機の転写装置に関するものである。
［従来技術］ 従来、サイド現像方式を採用している湿式複写機では、
第３図に示すように感光体ドラム１の最下部が転写チャ
ージャ２のケーシングよりドラム回転方向で上流側であ
る場合、入口ガイド板３が固定式のため、ガイド板の現
像液による液ヌレ、液ダレ等からの汚染を回避するた
め、感光体ドラム１とガイド板３とのギャップがある程
度必要とされてきた。
第３図に示すように感光体ドラム１の最下部が転写チャ
ージャ２のケーシングよりドラム回転方向で上流側であ
る場合、入口ガイド板３が固定式のため、ガイド板の現
像液による液ヌレ、液ダレ等からの汚染を回避するた
め、感光体ドラム１とガイド板３とのギャップがある程
度必要とされてきた。
しかしながら、第４図に示すように、ギャップｓが大き
いと、転写紙の腰の強さにより、ガイド板３先端に転写
紙４あるときでも、転写紙が直線状になろうとして感光
体ドラムに密着せず、転写不良となることがあり、ま
た、転写紙後端部がガイド板３先端より落ちたときに、
後端が未転写のまま転写チャージャを通過し、転写紙が
感光体ドラムを抜けるときに再転写される事態が生じ
る。
いと、転写紙の腰の強さにより、ガイド板３先端に転写
紙４あるときでも、転写紙が直線状になろうとして感光
体ドラムに密着せず、転写不良となることがあり、ま
た、転写紙後端部がガイド板３先端より落ちたときに、
後端が未転写のまま転写チャージャを通過し、転写紙が
感光体ドラムを抜けるときに再転写される事態が生じ
る。
このような事態を防ぐために、ガイド板３の先端を感光
体ドラムに近づけようとすると、サイド現像方式による
場合は、前述したように、液ヌレ、液ダレによりガイド
板先端が汚れる。
体ドラムに近づけようとすると、サイド現像方式による
場合は、前述したように、液ヌレ、液ダレによりガイド
板先端が汚れる。
［目的］ 本発明は、湿式複写機の転写工程における転写紙後端転
写不良を防止し、良好な転写を可能とした転写装置を提
供しようとするものである。
写不良を防止し、良好な転写を可能とした転写装置を提
供しようとするものである。
［構成］ 本発明は、転写ガイド板の他に補助ガイド板を設けて、
転写時には感光体ドラムにその先端を近接させ、待機時
には離間させておくことにより、従来の欠点を解消しよ
うとするもので、以下、本発明による実施例を図面によ
り説明する。
転写時には感光体ドラムにその先端を近接させ、待機時
には離間させておくことにより、従来の欠点を解消しよ
うとするもので、以下、本発明による実施例を図面によ
り説明する。
第１図は本発明による転写装置の構成を示す側断面図
で、（ａ）は転写時、（ｂ）は待機時の状態を示し、第
２図（ａ）（ｂ）（ｃ）はそれぞれ補助ガイド板の先端
形状を示す断面図、である。
で、（ａ）は転写時、（ｂ）は待機時の状態を示し、第
２図（ａ）（ｂ）（ｃ）はそれぞれ補助ガイド板の先端
形状を示す断面図、である。
第１図において、給紙部より搬送されてくる転写紙４
は、レジストローラ５により先端を揃えられ、転写ガイ
ド板３とその上面のガイド板３′により案内され、トナ
ー像を形成された感光体ドラム１に到達し、これに対面
する転写チャージャ２により転写力を受けて転写紙が感
光体ドラムに密着しトナー像を転写され、第３図に示す
ように、分離ベルト、ターンローラ、コロにより感光体
ドラムより分離されるのであるが、本発明においては、
図示のように、転写ガイド板３の直後に補助ガイド板６
を新たに設け、コピー作業時には、第１図（ａ）のよう
に、補助ガイド板６の先端6aを感光体ドラム１表面に、
そのギャップｓ′が従来の場合のギャップｓより狭くな
るよう近接させ、転写紙４が感光体ドラム１表面に密着
し易くなるよう案内するとともに、転写紙後端が補助ガ
イド板６先端を通過した場合にも後端の乱れを最小限に
保つようにする。また、転写終了した待機時には、第１
図（ｂ）に示すように、補助ガイド板６を感光体ドラム
１表面より離間させ、ギャップを転写ガイド板３のギャ
ップｓ（2mm程度）とすることにより、感光体ドラムの
回転停止時に現像液がドラム表面をつたわり、ドラム下
部へ集中し、再回転時、その現像液の溜りが転写チャー
ジャを通過する際、ガイド板先端に付着し、液ヌレ等が
発生するという事態を防止することができる。
は、レジストローラ５により先端を揃えられ、転写ガイ
ド板３とその上面のガイド板３′により案内され、トナ
ー像を形成された感光体ドラム１に到達し、これに対面
する転写チャージャ２により転写力を受けて転写紙が感
光体ドラムに密着しトナー像を転写され、第３図に示す
ように、分離ベルト、ターンローラ、コロにより感光体
ドラムより分離されるのであるが、本発明においては、
図示のように、転写ガイド板３の直後に補助ガイド板６
を新たに設け、コピー作業時には、第１図（ａ）のよう
に、補助ガイド板６の先端6aを感光体ドラム１表面に、
そのギャップｓ′が従来の場合のギャップｓより狭くな
るよう近接させ、転写紙４が感光体ドラム１表面に密着
し易くなるよう案内するとともに、転写紙後端が補助ガ
イド板６先端を通過した場合にも後端の乱れを最小限に
保つようにする。また、転写終了した待機時には、第１
図（ｂ）に示すように、補助ガイド板６を感光体ドラム
１表面より離間させ、ギャップを転写ガイド板３のギャ
ップｓ（2mm程度）とすることにより、感光体ドラムの
回転停止時に現像液がドラム表面をつたわり、ドラム下
部へ集中し、再回転時、その現像液の溜りが転写チャー
ジャを通過する際、ガイド板先端に付着し、液ヌレ等が
発生するという事態を防止することができる。
第２図（ａ）（ｂ）（ｃ）は補助ガイド板６の先端形状
の具体例を示すもので、いずれも転写紙入口側は滑らか
なＲ形状になっており、（ｃ）図においては、マイラー
のような弾性部材をさらに追加したものとしている。
の具体例を示すもので、いずれも転写紙入口側は滑らか
なＲ形状になっており、（ｃ）図においては、マイラー
のような弾性部材をさらに追加したものとしている。
第１図（ａ）に示す状態では、ガイド板３は比較的大き
い間隙ｓを維持した状態となっているが、補助ガイド板
６が感光体ドラム１に近接して狭い間隙ｓ′に保持され
ているので、ガイド板３先端の汚れは発生せず、しか
も、補助ガイド板により搬送分離中の転写紙を出来る限
り感光体ドラムに寄せてガイドすることが可能となる。
また、第１図（ｂ）に示す転写紙が給紙されない状態の
時には、補助ガイド板６が感光体ドラム１表面より離間
して、通常の比較的大きい液ヌレ等の生じない間隙ｓ程
度になるよう引き込まれている。
い間隙ｓを維持した状態となっているが、補助ガイド板
６が感光体ドラム１に近接して狭い間隙ｓ′に保持され
ているので、ガイド板３先端の汚れは発生せず、しか
も、補助ガイド板により搬送分離中の転写紙を出来る限
り感光体ドラムに寄せてガイドすることが可能となる。
また、第１図（ｂ）に示す転写紙が給紙されない状態の
時には、補助ガイド板６が感光体ドラム１表面より離間
して、通常の比較的大きい液ヌレ等の生じない間隙ｓ程
度になるよう引き込まれている。
このような補助ガイド板６の変位は、適宜のソレノイド
等の吸引力を利用してスライドさせればよい。
等の吸引力を利用してスライドさせればよい。
［効果］ 以上説明したように、本発明によれば、コピー時（プリ
ントキーオン）のみガイド板を感光体ドラムに近づけ、
その他ではガイド板が感光体ドラムより2mm以上離れた
状態とすることができるため、液ヌレ、液ダレより回避
することができるばかりでなく、転写紙後端を感光体ド
ラム近くまで案内できるので、未転写部を最小限におさ
えることができる。
ントキーオン）のみガイド板を感光体ドラムに近づけ、
その他ではガイド板が感光体ドラムより2mm以上離れた
状態とすることができるため、液ヌレ、液ダレより回避
することができるばかりでなく、転写紙後端を感光体ド
ラム近くまで案内できるので、未転写部を最小限におさ
えることができる。
第１図は本発明による転写装置の構成を示す側断面図
で、（ａ）は転写時、（ｂ）は待機時の状態を示し、第
２図（ａ）（ｂ）（ｃ）はそれぞれ補助ガイト板の先端
形状を示す断面図、第３図は従来の転写装置の概略構成
を示す断面図、第４図は第３図における転写部を示す断
面図、である。 １……感光体ドラム、２……転写チャージャ、 ３……ガイド板、４……転写紙、 ５……レジストローラ、６……補助ガイド板。
で、（ａ）は転写時、（ｂ）は待機時の状態を示し、第
２図（ａ）（ｂ）（ｃ）はそれぞれ補助ガイト板の先端
形状を示す断面図、第３図は従来の転写装置の概略構成
を示す断面図、第４図は第３図における転写部を示す断
面図、である。 １……感光体ドラム、２……転写チャージャ、 ３……ガイド板、４……転写紙、 ５……レジストローラ、６……補助ガイド板。
Claims (1)
- 【請求項１】感光体ドラムの下部に設けた転写チャージ
ャの転写紙導入側において、転写ガイド板のドラム回転
方向下流側後方に、最初の転写紙導入時点で感光体ドラ
ムに近接し、最終転写紙通過排紙後、離間するよう構成
した補助ガイド板を設けたことを特徴とする湿式複写機
の転写装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23472185A JPH0679185B2 (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | 湿式複写機の転写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23472185A JPH0679185B2 (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | 湿式複写機の転写装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6294880A JPS6294880A (ja) | 1987-05-01 |
| JPH0679185B2 true JPH0679185B2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=16975332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23472185A Expired - Fee Related JPH0679185B2 (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | 湿式複写機の転写装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0679185B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4823152A (en) * | 1987-12-11 | 1989-04-18 | Moore Business Forms, Inc. | Transfer corona shield |
-
1985
- 1985-10-21 JP JP23472185A patent/JPH0679185B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6294880A (ja) | 1987-05-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |