JPH0679154B2 - 画像のトリミング範囲設定装置 - Google Patents

画像のトリミング範囲設定装置

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JPH0679154B2
JPH0679154B2 JP16987390A JP16987390A JPH0679154B2 JP H0679154 B2 JPH0679154 B2 JP H0679154B2 JP 16987390 A JP16987390 A JP 16987390A JP 16987390 A JP16987390 A JP 16987390A JP H0679154 B2 JPH0679154 B2 JP H0679154B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、スキャナで読取る原稿画像のトリミング範囲
を設定する装置に関するものである。
(従来の技術) カラー原画による印刷を行うためには,原画の特定の色
ごとに分解した複数の、例えば3種類、あるいは4種類
の分解版を作成する必要があり、そのため、この色の分
解を電気信号の状態で行うようにした、いわゆる色分解
用のスキャナが従来から用いられている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来のスキャナにおいては、セットされ
た原画から、その所定部分だけを任意に選択して画像信
号を読取り露光することが困難なため、印刷技法におい
て必要なトリミングのためには、スキャナで作成される
分解版とは別にトリミング用のマスク版を作成し、分解
版からトリミングを行う方法が従来から採用されてお
り、そのため、従来はトリミング用マスク版作成のため
の時間やコストが必要であるという問題があった。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたもので、スキャ
ナによって直接トリミングされた分解画像を得るための
トリミング範囲設定装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この目的達成のため本発明は、原稿の所定範囲を読取る
画像読取手段と、この画像読取手段が走査して読取った
原稿の画像信号を記憶するイメージメモリと、このイメ
ージメモリに記憶された画像信号を読出して画像表示を
行うモニタと、このモニタに表示された画像に重ねてト
リミングマークを表示して画像のトリミング範囲の座標
値を指定する座標値指定手段と、この座標値指定手段か
らのデータに基づいてスキャナの画像読取手段が読取る
原稿の範囲を算出する演算手段とを具備する画像のトリ
ミング範囲設定装置を提供する。
(作用) 本発明においては、画像読取手段が読取った原稿の画像
信号を一旦イメージメモリに記憶した後モニタに表示
し、表示された画像に対して座標値指定手段にて指定さ
れたトリミング範囲のデータに基づいて、演算手段がス
キャナの画像読取手段が読取る原稿の範囲を演算する。
そして、この演算手段からのデータはスキャナに与えら
れ、スキャナにおいては画像読取手段が自動的にトリミ
ングして画像を読取、トリミング済の色分解画像を得る
ことができる。
(実施例) 以下図面に基づいて本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の画像のトリミング範囲設定装置を組込
んだ装置の一実施例を示すブロック図であり、図におい
て、1は読取走査ドラム、2は露光走査ラム、3は読取
ヘッド、4は露光ヘッド、5は制御装置、6はドラム駆
動部、7は画像信号処理部、8はフイルム露光部、9は
一次元イメージセンサ、10はレンズ、11はステッピング
モータ、12はロータリーエタンコーダ、13はリニアーエ
ンコーダ、14はプリアンプ、15はピークホールド回路、
16はA/D(アナログ・デジタル変換器)、17は双方向バ
スドライバ、18はバッフアメモリ、19はアドレスカウン
タ、20はアドレスセレクタ、21はステッピングモータ・
ドライバ、22,23は入出力制御器、24はイメージメモ
リ、25はモニタ、26は座標値指定装置、27はゲートであ
る。なお、Fはトリミングすべき原画である。
読取走査ドラム1は後述するトリミング前走査時にはス
テッピングモータ11により所定の周期げ間欠駆動され、
読取り露光時(以下、これを主走査という)には露光走
査ドラム2と一緒にドラム駆動部6により所定の同期速
度で定速回転する。
読取ヘッド3と露光ヘッド4は図示していないヘッド駆
動機構により駆動され、主走査時に走査ドラム1,2の回
転に同期して図の矢印方向に所定の周期で間欠的に、あ
るいは所定の速度で連続的に移動して走査ドラム1,2の
表面を走査する。そして、このとき、読取ヘッド3で原
画Fから読取った画像信号Sは画像信号処理部7で所定
の処理を施された画像信号Sとなり、ゲート27で所定
の部分が抽出されてトリミング画像信号Sとなってか
らフイルム露光部8に供給され、露光ヘッド4で走査ド
ラム2に保持してある未露光フイルム(図示していな
い)の画像に露光を行い、色分解された製版用の露光フ
イルムを得る。従って、この主走査時の動作は、ゲート
27を開いた状態では通常のスキャナーの動作と同じであ
る。
一次元イメージセンサ(以下、ISという)9はCCD形一
次元固体撮像素子などからなり、所定のピッチで直線上
に配列した多数の光電変換素子と、これら光電変換素子
からの光電変換信号をクロックCによって順次読出す
信号転送部とを備え、レンズ10によって投映された原稿
Fの像から1ラインづつ画像信号の読取りを行って画像
信号Sを得る働きをする。
なお、ここで、信号SはIS9の1ラインごとの走査開
始信号であり、信号Eは同じく終了信号である。
ステッピングモータ11は前走査時に制御装置5からI/O2
2、ドライバ21を介して駆動制御され、IS9による1ライ
ンの画像信号Sの読取が完了するごとに、所定の回転
角だけ走査ドラム1を矢印の方向に回動させ、IS9によ
る原画Fの全域にわたる画像信号の読取りを行わせる働
きをする。
なお、上記において、IS9による1ラインの画像信号読
取り走査を以下では線走査、走査ドラム1の回動による
画像信号読取り走査を以下では面走査とそれぞれ呼ぶ。
ロータリーエンコーダ12は走査ドラム1の回転角位置を
検出し、それを表す位置信号Pを制御装置5に供給す
る働きをする。
リニアーエンコーダ13は読取ヘッド3の位置を検出し、
それを表す位置信号Pを制御装置5に供給する働きを
する。
ピークホールド回路15はプリアンプ14を介してIS9から
の画像信号Sを受け入れ、IS9の読取し用クロックC
に同期して画像信号Sのピーク値をホールドし、こ
れにより画像信号Sの各画素ごとのピーク値だけがA/
D16に供給されるように動作する。
双方向性バスドライバ17はA/D16は例えば4ビットのデ
イジタルデータに変換された画像信号をバッフアメモリ
18に供給し、バッフアメモリ18から画像信号が読出され
たときにはそれを制御装置5に供給する働きをする。
アドレスカウンタ19はクロックCをカウントし、その
カウントデータによりアドレスセレクタ20を動作させて
バッフアメモリ18に書込まれるべき画像信号の1ライン
分のアドレスを指定する働きをする。なお、アドレスセ
レクタ20は制御装置5からの読出しアドレスデータR
によって1ライン分の画像データをバッフアメモリ18か
ら読出す働きもする。
イメージメモリ24はバッフアメモリ18から読出した画像
信号データを蓄積し、原稿F全体の画像信号データを記
憶する働きをする。
モニタ25はイメージメモリ24に蓄積した画像信号により
原画Fの像を再生する働きをする。
座標指定装置26はキーボードスイッチ、ジョイステイッ
クなどの入力操作機構を供え、制御装置5によってモニ
タ25の画像映出面に再生されている、予め設定されたサ
イズの矩形のトリミングマークの位置を任意に動かすた
めの位置信号PXYを発生する働きをする。
ゲート27は画像信号Sのゲートが可能なアナログゲー
トからなり、制御装置5から供給されるゲート信号G
に応じて動作し、画像信号Sの一部を所定のタイミン
グで抜取ったトリミング画像信号Sを発生する働きを
する。
なお、制御装置5はソフトウエア或いはハードウエアと
して組込まれた種々のプログラムにより動作し、各種の
データ処理機能と他の機器に対する制御機能とをもつよ
ううに構成されているものである。
次に、第1図に示す装置の動作について説明する。
第1図に示す装置は、既に示したトリミング前走査とそ
れに続くトリミング操作、そしてトリミングされた画像
の露光を行う主走査の3種のモードで動作するもので、
まず、トリミングすべき原稿Fを操作ドラム1にセット
してからトリミング前走査に入る。
原稿Fの像はレンズ10によってIS9の光電変換部に結像
されるが、このとき、IS9はその直線状に配列されてい
る光電変換素子が走査ドラム1の回転軸と平行になるよ
うにし、かつ、原稿Fの読取倍率とレンズ10の焦点距離
とで決まる距離だけ走査ドラム1の面から離れた位置に
保持されている。
そこで、制御装置5はクロックCにタイミング同期し
て開始信号Sと終了信号EをIS9に供給して線走査
を行わせると共に、開始信号S又は終了信号Eに同
期して制御信号Dを発生し、I/D22、ドライバ21を介
してステッピングモータ11を駆動させ、走査ドラム1を
一定角度づつ回動させて面走査を行わせる。このとき、
制御信号5は走査ドラム1の回転角位置を表す信号P
をロータリーエンコーダ12から取込み、予め設定した原
稿拡大倍率にしたがって走査ドラム1の回転角位置を制
御し、正しい走査線により1ラインづつ面走査を行われ
るようにする。
この結果、IS9からは原稿Fの各画素ごとにクロックC
に同期して読出された画像信号Sが順次1ラインづ
つ取出されることになり、この信号Sがプリアンプ14
を介してピークホールド回路15で各画素ごとにピークホ
ールドされ、A/D16でデジタル化された後、双方向性バ
スドライバ17からバッフアメモリ18に供給される。そし
て、このとき、バッフアメモリ18の書込みアドレスはク
ロックCを入力とするアドレスカウンタ19のデータに
よりアドレスセレクタ20を介して制御されているから、
IS9からの画像信号Sは各画素ごとに異なったアドレ
スで1ライン分づつバッフアメモリ18に取込まれること
になる。
そこで、制御装置5はバッフアメモリ18に1ライン分の
画像信号が取込まれるごとに読出アドレスデータR
アドレスセレクタ20に供給し、バッフアメモリ18から1
ライン分の画像信号を読出し、予め設定してある原稿サ
イズ及び露光倍率に応じた適当な画素データの集まりと
して処理した上でI/O23を介してイメージメモリ24に転
送する。
従って、以上のトリミング前走査が原稿Fの全体につい
て完了したときには、イメージメモリ24に原稿Fの画像
情報が第2図に示すように、所定の数(M×N個)の画
素データとして記憶されることになる。この第2図にお
いて、P0を走査ドラム1の面上におけるトリミング前走
査開始点とすれば、このP0を原点とし、IS9による線走
査方向もx、走査ドラム1の回動による面走査方向をy
とする座標系が定義でき、IS9の光電変換素子の数をN
個とすれば1ライン当たりの画素数はN個となり、走査
ラインをM本とすれば全体の画素数は上述のようにM×
N個となる。このため、トリミング前走査によって読取
られた画像面上における任意の画素データの位置は、第
2図に示すように、走査ライン番号Iと各走査ライン内
における画素番号Jによって表すことができ、このうち
番号Iはロータリーエンコーダ12から得られる信号
、そして番号JはIS9の光電変換素子の任意の位置
にそれぞれ対応したものとなっている。
さて、こうしてトリミング前走査を完了したら、次にト
リミング操作に進み、制御装置5はイメージメモリ24か
ら読出したデータに基づいてモニタ25に原稿Fの画像
と、予め設定してあるサイズのトリミングマークを映出
させる。
ついで、オペレータにより座標値指定装置26が操作さ
れ、位置信号PXYによってモニタ25の画像映出面におけ
るトリミングマークを移動させ、前走査によって得た原
稿Fの画像面でのトリミングを行い、適当なトリミング
範囲の指定が行われる。この指定は例えばオペレータに
よる指定完了操作によって制御操作5に入力されるよう
になっている。
そこで、制御装置5は、そのとき入力されている位置信
号PXYによりトリミング範囲の基準点Pのライン番号
と画素番号Jを知り、それから第2図に示した座
標系における座標値X,Yを計算して記憶する。
この基準点P(X,Y)の算出が完了すると制御装
置5は主走査に切換わり、走査ドラム2に未露光フイル
ム(図示していない)が取付けられた後、ドラム駆動部
6により走査ドラム1,2の定速回転駆動が行われ、読取
ヘッド3からの画像信号Sが画像信号処理回路7からの
ゲート27を介してフイルム露光部8に供給され、露光ヘ
ッド4によりトリミング画像の露光が開始されるのであ
りる、このときの動作を以下に説明する。
まず、説明のため第3図に示すように走査ドラム1の面
上に適当な原点D0を取り、読取ヘッド3の送り方向を
X、走査ドラム1の回転方向と反対の方向、つまり面走
査方向をYとする座標系を定義し、これにより走査ドラ
ム1の面上における走査点の位置をXY座標で表示できる
ようにする。
そうすると、この走査点のX座標とY座標はリニヤーエ
ンコーダ13により得られる位置信号Pとロータリーエ
ンコーダ12からの位置信号Pにより直ちに検出するこ
とができ、トリミング走査の基準点Pを算出すること
ができる。
しかしながら、IS9は固定された状態で使用されること
が多いため、走査ドラム1の原点D0と前走査祖機の原点
P0とは一致せず、このため、第3図に示すように原点P0
は原点D0に対してオフセット(X0,Y0)をもっている。
したがって、トリミングの基準点PのXY座標系での座
標(X,Yで表されることになる。そこで、トリミング前走査時に
予め原点P0のXY座標系での位置座標(X0,Y0)を位置信
号PとPから求め、これを制御装置5に記憶してお
けば、式により基準点Pを容易に算出すすることが
できる。
そこで、制御装置5は主走査を開始すると、この基準点
の検出によりゲート信号Gを発生し、ゲート27を
所定のタイミングで動作させ、画像信号Sの一部を抜
取ってトリミング画像信号Sを抽出し、それを露光ヘ
ッド4により未露光フイルムに露光させ、トリミング分
解版が直ちに露光されるようにするのであるが、このと
きの動作を第3図及び第4図のタイミングチャートによ
って説明する。
第3図において、原稿Fのトリミング前走査部分をF0
トリミングマークによって指定された範囲、即ちトリミ
ング部をFとし、トリミングサイズをdx,dyとする。
そして、原稿Fはトリミング前走査部分F0の範囲を除い
て何も絵柄がないものとする。
そうすると、これを主走査して得られる画像信号S
例えば第4図のような波形になる。なおこの第4図で、
Lは走査ドラム1が1回転するに要する期間、つまり1
走査ライン期間である。
この状態で制御装置5は基準点Pを上述のようにして
検出したら、その時刻t0から走査点が距離dyだけ移動す
るのに必要な時間Tdyに等しい幅をもつパルスを1走査
ライン期間Lごとに発生してゲート信号Gとし、この
パルスの発生を走査点が基準点PからX方向に距離dx
だけ移動する時間Tdxに等しい時間の間だけ繰り返す。
この結果、ゲート27はゲート信号Gのパルスが現れる
ごとにオンして画像信号Sを通過させ、その一部が所
定のタイミングで抽出されたトリミング画像信号S
出力することになり、走査ドラム2の未露光フイルムに
はトリミングされた画像が直接露光されることになる。
なお、ゲート27がオフしているときの走査ドラム2の未
露光フイルムに対する露光状態をどのようにするかは、
トリミング版作成条件に応じて任意に定めればよく、例
えば未露光のままにしても、あるいは完全露光するよう
にしてもいずれでもよい。
したがって、上記実施例によれば、スキャナーによる色
分解動作において任意のトリミングが可能で直ちにトリ
ミングされた部分だけの露光が行える上、トリミング前
走査による画像信号の読取り動作が走査速度の極めて早
いIS9による線走査と、走査ドラム1の1回転以内の唯
1回の回動による面走査でよって完了するので、前走査
に要する時間を充分に短かくすることができる。
ところで、この実施例においては、トリミング前走査で
得た画像信号をモニタ25に再生し、その再生画像の画素
密度が低いとトリミングの精度も低下する。
しかしながら、例えばIS9として光電変換素子の数が比
較的少ない512個のものを用い、これにより10cm×8cmの
原稿を走査した場合についてみると、露光倍率が100%
のときに許されるトリミング範囲の誤差は、IS9の分解
ピッチが約0.2mmとなるため、±0.1mm以下に収まり、実
用上充分な精度を保つことができる。
また、同じIS9を用い、A4版(210×297)の短辺を走査
ドラム1の回転軸と平行にして走査した場合では、IS9
の分解ピッチが約0.41mm、したがってトリミング範囲の
誤差も±0.205mm以内となり、この場合でも充分な精度
が得られる。
一方、モニタ25としては白黒のもので充分であるから、
イメージメモリ24に必要な記憶容量は、モニタ25に再生
すべき画像の全画素数を512×512に定めたときには、1
画素について絵柄用に8階調ビット、トリミングマーク
用に1ビットを用いる程度でよいから、全体では128KBy
teもあれば充分であり、あまり大きな記憶容量のものを
使用しないで済む。
ここで、第1図に示す装置は、走査ドラム1、2を備え
た通常の製版用スキャナでトリミングを行うように構成
してあり、そのためトリミング前走査から主走査までの
動作を走査ドラム1が本体にセットされたままの状態で
行っているが、本発明はこのトリミング前走査機構だけ
を専用の装置として構成したものである。
したがって、本発明のような専用装置を使用して実施例
においては、トリミング前走査と主走査とが別個の装置
で行われることになるから、走査ドラムの任意の点を検
出するためのロータリーエンコーダやリニヤーエンコー
ダなどもそれぞれの装置ごとに必要になり、さらに両方
の装置間での走査位置の対応関係などについての別のデ
ータを主走査が行われる方の装置の制御装置に記憶させ
ておく必要があるが、トリミング前走査と主走査とが独
立に行えるから製版作業に融通性を与えることができ
る。
(発明の効果) 以上のように本発明においては、画像読取手段が読取っ
た原稿の画像信号を一旦イメージメモリに記憶した後モ
ニタに表示し、表示された画像に対して座標値指定手段
にて指定されたトリミング範囲のデータに基づいて、演
算手段がスキャナの画像読取手段にて読取られる原稿の
範囲を演算するため、この演算手段からのデータをスキ
ャナに与えることにより、スキャナにおいては画像読取
手段が自動的にトリミングして画像を読取ることがで
き、従来工程のようにカラー原稿の分解版をトリミング
する際にマスク版を作成する必要がなくなり、製版作業
におけるマスクフイルムの使用量が減り、また作業の迅
速化にも役立つのみならで、スキャナにおける原稿の読
取範囲の指定を色分解作業と独立して行うことができ、
スキャナの作業効率を高めることができる。さらに、本
発明の装置を大型磁気デイスク装置を備えたコンピュー
タレイアウトスキャナシステムに適用することにより、
入力画像としてトリミングされた画像のみのデータを取
込むことができ、保持データ量が減るので磁気デイスク
パックを有効に利用でき、このレイアウトスキャナシス
テムのみを用いて画像のトリミング処理を行う場合と比
較すると、本発明の装置の前準備装置として使用した方
がより容易に、かつ簡便にトリミングを行うことがで
き、システム構成を大がかりのものを必要としないので
安価で済むという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像のトリミング範囲設定装置を組込
んだ装置の一実施例を示すブロック図、第2図は原稿の
前走査部分のサンプリング点を示した模式図、第3図は
走査ドラム上の原稿の前走査部分およびトリミング部分
を示す模式図、第4図は画像信号とトリミング画像信号
とゲート信号の関係を示したタイミングチャートであ
る。 1、2……走査ドラム、3……読取ヘッド 4……露光ヘッド、5……制御装置 6……ドラム駆動部、7……画像信号処理部 8……フイルム露光部 9……一次元イメージセンサ(IS) 10……レンズ、11……ステッピングモータ 12……ロータリーエンコーダ 13……リニアーエンコーダ 14……プリアンプ 15……ピークホールド回路 16……A/D(アナログ・デジタル変換器) 17……双方向性バスドライバ 18……バッフアメモリ 19……アドレスカウンタ 20……アドレスセレクタ 21……ステッピングモータ・ドライバ 22、23……I/O(入出力制御器) 24……イメージメモリ、25……モニタ 26……座標指定装置、27……ゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の所定範囲を読取る画像読取手段と、 この画像読取手段が走査して読取った原稿の画像信号を
    記憶するイメージメモリと、 このイメージメモリに記憶された画像信号を読出して画
    像表示を行うモニタと、 このモニタに表示された画像に重ねてトリミングマーク
    を表示して画像のトリミング範囲の座標値を指定する座
    標値指定手段と、 この座標値指定手段からのデータに基づいてスキャナの
    画像読取手段が読取る原稿の範囲を算出する演算手段
    と、 を具備することを特徴とする画像のトリミング範囲設定
    装置。
JP16987390A 1990-06-29 1990-06-29 画像のトリミング範囲設定装置 Expired - Lifetime JPH0679154B2 (ja)

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