JPH0679139A - 排ガスの脱硝方法 - Google Patents
排ガスの脱硝方法Info
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- JPH0679139A JPH0679139A JP4233627A JP23362792A JPH0679139A JP H0679139 A JPH0679139 A JP H0679139A JP 4233627 A JP4233627 A JP 4233627A JP 23362792 A JP23362792 A JP 23362792A JP H0679139 A JPH0679139 A JP H0679139A
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- desorption
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- F01K23/02—Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled
- F01K23/06—Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled combustion heat from one cycle heating the fluid in another cycle
- F01K23/10—Plants characterised by more than one engine delivering power external to the plant, the engines being driven by different fluids the engine cycles being thermally coupled combustion heat from one cycle heating the fluid in another cycle with exhaust fluid of one cycle heating the fluid in another cycle
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/16—Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]
Abstract
(57)【要約】
【目的】 排ガス中のNOxの殆ど全量を除去し、また
NOx還元用のNH3 を排出せず有効に利用するように
する。 【構成】 NOxの還元脱硝反応器7の上流でNOxの
反応当量以上のNH3 を排ガスに添加して同反応器7で
NOxの殆ど全量を脱硝し、残存するNH3 を吸脱着装
置13,14で吸着してクリーンなガスを排出する。吸
脱着装置13,14で吸着したNH3 は脱着して還元反
応器7の上流の排ガス中へ戻して有効に利用する。
NOx還元用のNH3 を排出せず有効に利用するように
する。 【構成】 NOxの還元脱硝反応器7の上流でNOxの
反応当量以上のNH3 を排ガスに添加して同反応器7で
NOxの殆ど全量を脱硝し、残存するNH3 を吸脱着装
置13,14で吸着してクリーンなガスを排出する。吸
脱着装置13,14で吸着したNH3 は脱着して還元反
応器7の上流の排ガス中へ戻して有効に利用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種燃料を燃焼させる
ボイラ、ガスタービン、燃焼炉等から排出される排ガス
中のNOx を高効率に除去し、かつ、未反応のNH3 を
排出させることがないようにした排ガスの脱硝方法に関
する。
ボイラ、ガスタービン、燃焼炉等から排出される排ガス
中のNOx を高効率に除去し、かつ、未反応のNH3 を
排出させることがないようにした排ガスの脱硝方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】排ガス中のNOx の除去方法として、排
ガス中にNH3 (アンモニア)を添加し、触媒上で次式
の反応を生成させてN2 とH2 Oに分解する選択還元脱
硝方法(SCR法)が事業用大型火力発電用ボイラ排ガ
ス等に広く適用されている。
ガス中にNH3 (アンモニア)を添加し、触媒上で次式
の反応を生成させてN2 とH2 Oに分解する選択還元脱
硝方法(SCR法)が事業用大型火力発電用ボイラ排ガ
ス等に広く適用されている。
【0003】
【化1】
【0004】前記の脱硝方法は、今までは脱硝率が80
%程度のところで運用されてきたが、最近の排ガス規制
の強化に伴って、脱硝率90%〜100%という高効率
脱硝の要求がなされる状況にある。
%程度のところで運用されてきたが、最近の排ガス規制
の強化に伴って、脱硝率90%〜100%という高効率
脱硝の要求がなされる状況にある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】高効率な脱硝を行うた
めには前記の化1の式からも明らかなように、NH3 の
添加量をMOxに対して等モルに近く、又は等モル以上
にする必要がある。しかし、NH3 の添加量をNOx に
対して等モル以上にすると、NOx とは反応しない過剰
のNH3 が煙突から排出されることになり環境上好まし
くない。また、NOx 除去のためのNH3 の消費量が増
大することになり経済的にも好ましいこととは言えな
い。
めには前記の化1の式からも明らかなように、NH3 の
添加量をMOxに対して等モルに近く、又は等モル以上
にする必要がある。しかし、NH3 の添加量をNOx に
対して等モル以上にすると、NOx とは反応しない過剰
のNH3 が煙突から排出されることになり環境上好まし
くない。また、NOx 除去のためのNH3 の消費量が増
大することになり経済的にも好ましいこととは言えな
い。
【0006】本発明は、前記の問題点を解決し、排出さ
れる排ガス中のNOx 、NH3 をほとんどゼロにするこ
とが可能である煙ガスの脱硝方法を提供しようとするも
のである。
れる排ガス中のNOx 、NH3 をほとんどゼロにするこ
とが可能である煙ガスの脱硝方法を提供しようとするも
のである。
【0007】
(1)本発明の排ガスの脱硝方法は、NOx の還元脱硝
反応器の上流において排ガス中のNOx との反応当量以
上のNH3 を排ガスに添加して前記還元脱硝反応器にお
いて排ガス中のNOx をNH3 と反応させ、次いで排ガ
ス中に残存する未反応のNH3 を吸脱着装置において吸
着した上排ガスを排出し、吸脱着装置で吸着したNH3
を脱着した上前記還元脱硝反応器の上流の排ガス中に供
給することを特徴とする。 (2)また、本発明の排ガスの脱硝方法は、前記の本発
明(1)において、NH 3 の吸着剤が充填された2塔以
上の吸脱着装置を用い、NH3 の吸着、脱着及び吸着剤
の冷却の操作をガス流路の切換えによって行うことを特
徴とする。 (3)また、本発明の排ガスの脱硝方法は、前記の本発
明(1)において、吸脱着装置に充填された吸着剤を分
割されたNH3 の吸着ゾーン、NH3 の脱着ゾーン及び
吸着剤の冷却ゾーンを連続的又は間欠点に回転させて通
過させるようにしたことを特徴とする。 (4)また更に、本発明の排ガスの脱硝方法は、前記本
発明(1)において、吸脱着装置におけるNH3 の脱着
を高温の排ガスを用いて行うことを特徴とする。
反応器の上流において排ガス中のNOx との反応当量以
上のNH3 を排ガスに添加して前記還元脱硝反応器にお
いて排ガス中のNOx をNH3 と反応させ、次いで排ガ
ス中に残存する未反応のNH3 を吸脱着装置において吸
着した上排ガスを排出し、吸脱着装置で吸着したNH3
を脱着した上前記還元脱硝反応器の上流の排ガス中に供
給することを特徴とする。 (2)また、本発明の排ガスの脱硝方法は、前記の本発
明(1)において、NH 3 の吸着剤が充填された2塔以
上の吸脱着装置を用い、NH3 の吸着、脱着及び吸着剤
の冷却の操作をガス流路の切換えによって行うことを特
徴とする。 (3)また、本発明の排ガスの脱硝方法は、前記の本発
明(1)において、吸脱着装置に充填された吸着剤を分
割されたNH3 の吸着ゾーン、NH3 の脱着ゾーン及び
吸着剤の冷却ゾーンを連続的又は間欠点に回転させて通
過させるようにしたことを特徴とする。 (4)また更に、本発明の排ガスの脱硝方法は、前記本
発明(1)において、吸脱着装置におけるNH3 の脱着
を高温の排ガスを用いて行うことを特徴とする。
【0008】
【作用】前記本発明(1)においては、NOx の還元脱
硝反応器の上流において排ガス中のNOx との反応当量
以上のNH3 を排ガスに添加することによって、NOx
の還元脱硝反応器においては、排ガス中のNOx が充分
に、かつ、高効率に脱硝される。NOx の還元脱硝反応
器を出た排ガス中に残存するNH3 は吸脱着装置で吸着
される。従って、排ガスはNOx とNH3 が充分に除去
されたクリーンな状態で排出される。一方、吸脱着装置
で吸着されたNH3 は脱着されて前記NO x の還元脱硝
反応器の上流の排ガス中に供給され、これによってNH
3 が有効に利用される。
硝反応器の上流において排ガス中のNOx との反応当量
以上のNH3 を排ガスに添加することによって、NOx
の還元脱硝反応器においては、排ガス中のNOx が充分
に、かつ、高効率に脱硝される。NOx の還元脱硝反応
器を出た排ガス中に残存するNH3 は吸脱着装置で吸着
される。従って、排ガスはNOx とNH3 が充分に除去
されたクリーンな状態で排出される。一方、吸脱着装置
で吸着されたNH3 は脱着されて前記NO x の還元脱硝
反応器の上流の排ガス中に供給され、これによってNH
3 が有効に利用される。
【0009】前記本発明(2)においては、前記本発明
(1)の作用に加えて、NH3 の吸着剤が充填された2
塔以上の吸脱着装置が用いられ、そのNH3 の吸着、脱
着及び吸着剤の冷却の操作をガス流炉の切換えで行って
いるために、簡単な操作によって連続的にNOx の還元
脱硝反応器を出た排ガス中のNH3 を吸着、脱着するこ
とができる。
(1)の作用に加えて、NH3 の吸着剤が充填された2
塔以上の吸脱着装置が用いられ、そのNH3 の吸着、脱
着及び吸着剤の冷却の操作をガス流炉の切換えで行って
いるために、簡単な操作によって連続的にNOx の還元
脱硝反応器を出た排ガス中のNH3 を吸着、脱着するこ
とができる。
【0010】前記本発明(3)においては、前記本発明
(1)の作用に加えて、吸脱着装置に充填された吸着剤
を、分割されたNH3 の吸着ゾーン、NH3 の脱着ゾー
ン及び吸着剤の冷却ゾーンを連続的又は間欠点に回転さ
せて通過させることによって、簡単な装置によって連続
的にNH3 の吸着、脱着及び吸着剤の冷却を行うことが
できる。
(1)の作用に加えて、吸脱着装置に充填された吸着剤
を、分割されたNH3 の吸着ゾーン、NH3 の脱着ゾー
ン及び吸着剤の冷却ゾーンを連続的又は間欠点に回転さ
せて通過させることによって、簡単な装置によって連続
的にNH3 の吸着、脱着及び吸着剤の冷却を行うことが
できる。
【0011】前記本発明(4)においては、前記本発明
(1)の作用に加えて、高温の排ガスによって吸脱着装
置におけるNH3 の脱着を行っているために、他の熱源
を必要とせずに吸着されたNH3 の脱着が行われ、熱効
率を上げることができる。
(1)の作用に加えて、高温の排ガスによって吸脱着装
置におけるNH3 の脱着を行っているために、他の熱源
を必要とせずに吸着されたNH3 の脱着が行われ、熱効
率を上げることができる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を、図1によって説明す
る。本実施例は、ガスタービンコンバインドサイクルプ
ラントの排ガスの脱硝方法に係るものであり、燃焼空気
1はコンプレッサ2で圧縮されてガスタービン3へ供給
されて燃料を燃焼し、同ガスタービン3によって発電機
4が駆動される。前記ガスタービンの燃焼排ガスは、上
流側及び下流側の排熱回収ボイラ5,6へ順次導入さ
れ、排熱ボイラ6へ復水ライン11より供給される復水
を加熱し、更に同排熱ボイラ6から排熱ボイラ5へ供給
される復水を加熱して蒸発させ、蒸気を蒸気ライン12
より蒸気タービン9へ導入して発電機10を駆動する。
蒸気タービン9の復水は、復水ライン11より前記のよ
うに排熱ボイラ6次いで排熱ボイラ5へ循環するように
なっている。
る。本実施例は、ガスタービンコンバインドサイクルプ
ラントの排ガスの脱硝方法に係るものであり、燃焼空気
1はコンプレッサ2で圧縮されてガスタービン3へ供給
されて燃料を燃焼し、同ガスタービン3によって発電機
4が駆動される。前記ガスタービンの燃焼排ガスは、上
流側及び下流側の排熱回収ボイラ5,6へ順次導入さ
れ、排熱ボイラ6へ復水ライン11より供給される復水
を加熱し、更に同排熱ボイラ6から排熱ボイラ5へ供給
される復水を加熱して蒸発させ、蒸気を蒸気ライン12
より蒸気タービン9へ導入して発電機10を駆動する。
蒸気タービン9の復水は、復水ライン11より前記のよ
うに排熱ボイラ6次いで排熱ボイラ5へ循環するように
なっている。
【0013】前記排熱ボイラ5,6の間の燃焼排ガスの
流路には、NOx の還元脱硝を行う脱硝反応器7が設置
され、脱硝反応器7と排熱ボイラ5との間の燃焼排ガス
の流路には、アンモニア注入部8が設けられている。前
記脱硝反応器7内には、NO x の還元触媒が充填されて
おり、この触媒としては酸化チタンを担体としたバナジ
ウム、モリブデン、タングステン系等の触媒を使用する
使用することができる。
流路には、NOx の還元脱硝を行う脱硝反応器7が設置
され、脱硝反応器7と排熱ボイラ5との間の燃焼排ガス
の流路には、アンモニア注入部8が設けられている。前
記脱硝反応器7内には、NO x の還元触媒が充填されて
おり、この触媒としては酸化チタンを担体としたバナジ
ウム、モリブデン、タングステン系等の触媒を使用する
使用することができる。
【0014】前記下流側の排熱ボイラ6の下流には、2
塔のNH3 の吸着剤が充填された温度スイング式の吸脱
着装置13,14が設けられ、同吸脱着装置13,14
の一方には、排熱ボイラ6を出た燃焼排ガスが導入され
るようになっている。この吸脱着装置13又は14を出
た燃焼排ガスは煙突17から外部へ排出される。また、
燃焼排ガスが、前記上流側の排熱ボイラ5の上流からバ
イパスライン15を通って、排熱ボイラ6を出た燃焼排
ガスが供給されていない他方の吸脱着装置13又は14
へ供給された上バイパスライン15を通って排熱ボイラ
5の上流へ戻されるようになっている。更に、前記一方
の吸脱着装置13又は14を出た燃焼排ガスの1部は、
他方の吸脱着装置へ供給された上吸脱着装置の下流にお
いて煙突17へ至る燃焼排ガスの流路に戻されるように
なっており、16,16′はその循環ラインを示す。
塔のNH3 の吸着剤が充填された温度スイング式の吸脱
着装置13,14が設けられ、同吸脱着装置13,14
の一方には、排熱ボイラ6を出た燃焼排ガスが導入され
るようになっている。この吸脱着装置13又は14を出
た燃焼排ガスは煙突17から外部へ排出される。また、
燃焼排ガスが、前記上流側の排熱ボイラ5の上流からバ
イパスライン15を通って、排熱ボイラ6を出た燃焼排
ガスが供給されていない他方の吸脱着装置13又は14
へ供給された上バイパスライン15を通って排熱ボイラ
5の上流へ戻されるようになっている。更に、前記一方
の吸脱着装置13又は14を出た燃焼排ガスの1部は、
他方の吸脱着装置へ供給された上吸脱着装置の下流にお
いて煙突17へ至る燃焼排ガスの流路に戻されるように
なっており、16,16′はその循環ラインを示す。
【0015】前記の吸脱着装置13,14の一方への燃
焼排ガスの供給及び吸脱着装置の他方へのバイパスライ
ン15を介しての燃焼排ガスの供給と循環ライン16を
介しての燃焼排ガスの供給は、図示しない弁によるガス
流路の切換えによって行われる。これによって、一方の
吸脱着装置では、排熱ボイラを出た燃焼排ガス中のNH
3 を吸着する吸着工程が行われ、同時に、他方の吸脱着
装置では、吸着したNH3 がバイパスライン15を介し
て供給される高温の燃焼排ガスによって脱着される脱着
工程、ついで同燃焼排ガスによって昇温した吸着剤が循
環ライン16を介して供給される吸脱着装置の下流の低
温の燃焼排ガスによって冷却される吸着剤の冷却工程が
行われる。また、前記の各工程は、ガス流路の切換えに
よって、両吸脱着装置13,14において順次交互に、
かつ、連続的に行われるようになっている。なお、図1
においては、吸脱着装置13では吸着工程が行われ、吸
脱着装置14では脱着工程と吸着剤の冷却工程が行われ
ている状態を示している。
焼排ガスの供給及び吸脱着装置の他方へのバイパスライ
ン15を介しての燃焼排ガスの供給と循環ライン16を
介しての燃焼排ガスの供給は、図示しない弁によるガス
流路の切換えによって行われる。これによって、一方の
吸脱着装置では、排熱ボイラを出た燃焼排ガス中のNH
3 を吸着する吸着工程が行われ、同時に、他方の吸脱着
装置では、吸着したNH3 がバイパスライン15を介し
て供給される高温の燃焼排ガスによって脱着される脱着
工程、ついで同燃焼排ガスによって昇温した吸着剤が循
環ライン16を介して供給される吸脱着装置の下流の低
温の燃焼排ガスによって冷却される吸着剤の冷却工程が
行われる。また、前記の各工程は、ガス流路の切換えに
よって、両吸脱着装置13,14において順次交互に、
かつ、連続的に行われるようになっている。なお、図1
においては、吸脱着装置13では吸着工程が行われ、吸
脱着装置14では脱着工程と吸着剤の冷却工程が行われ
ている状態を示している。
【0016】前記吸脱着装置13,14に充填されるN
H3 の吸着剤としては、酸化チタン、アルミナ、シリカ
−アルミナ、ゼオライト、又は前記脱硝反応器7に触媒
として用いた材料を用いることができる。
H3 の吸着剤としては、酸化チタン、アルミナ、シリカ
−アルミナ、ゼオライト、又は前記脱硝反応器7に触媒
として用いた材料を用いることができる。
【0017】また、加熱器19で加熱された空気18を
バイパスライン15に供給し、この加熱された空気18
を単独で、又は排熱ボイラ5の上流からの燃焼排ガスと
共に吸脱着装置13又は14に供給するようにすること
もできる。加熱された空気18を単独で吸脱着装置13
又は14に供給する場合には、排熱ボイラ5の上流から
空気18の供給点までのバイパスライン15の部分は省
略される。
バイパスライン15に供給し、この加熱された空気18
を単独で、又は排熱ボイラ5の上流からの燃焼排ガスと
共に吸脱着装置13又は14に供給するようにすること
もできる。加熱された空気18を単独で吸脱着装置13
又は14に供給する場合には、排熱ボイラ5の上流から
空気18の供給点までのバイパスライン15の部分は省
略される。
【0018】本実施例では、ガスタービン3を出た約5
00°〜600℃程度の温度の燃焼排ガスは、排熱回収
ボイラ5で温度を下げた上、アンモニア注入部8におい
て含有するNOx との反応当量以上のNH3 /NOx の
モル比で1・2程度の量のNH3 が添加される。このN
Ox との反応当量以上のNH3 が添加された燃焼排ガス
は、脱硝反応器7において充填された触媒によって脱硝
され、含有するNOxの殆ど全量が除去されると共に、
燃焼排ガス中には過剰のNH3 が残留する。
00°〜600℃程度の温度の燃焼排ガスは、排熱回収
ボイラ5で温度を下げた上、アンモニア注入部8におい
て含有するNOx との反応当量以上のNH3 /NOx の
モル比で1・2程度の量のNH3 が添加される。このN
Ox との反応当量以上のNH3 が添加された燃焼排ガス
は、脱硝反応器7において充填された触媒によって脱硝
され、含有するNOxの殆ど全量が除去されると共に、
燃焼排ガス中には過剰のNH3 が残留する。
【0019】このNH3 が残留する燃焼排ガスは、排熱
回収ボイラ6で更に温度を下げて約100℃程度の温度
となって吸脱着装置13,14の一方へ導入され、同吸
脱着装置においてNH3 が吸着剤に吸着される。
回収ボイラ6で更に温度を下げて約100℃程度の温度
となって吸脱着装置13,14の一方へ導入され、同吸
脱着装置においてNH3 が吸着剤に吸着される。
【0020】このようにして、NOx の殆ど全量とNH
3 が除去されてクリーンになった燃焼排ガスは、煙突1
7から排出される。
3 が除去されてクリーンになった燃焼排ガスは、煙突1
7から排出される。
【0021】同時に、他方の吸脱着装置においては、バ
イパスライン15を介して排熱ボイラ5の上流から導入
された約300℃以上の高温の燃焼排ガス及び/又は加
熱器19によって加熱された高温の空気18が導入され
て、吸着剤に吸着されていたNH3 が脱着され、この脱
着されたNH3 はバイパスライン15を経て排熱ボイラ
5の上流へ戻される。従って、吸脱着装置13又は14
に吸着されたNH3 は、排熱ボイラ5の上流でガスター
ビン3を出た燃焼排ガスに添加され、アンモニア注入部
8で添加されたNH3 と共に脱硝反応器7へ入り、脱硝
反応に有効に利用される。
イパスライン15を介して排熱ボイラ5の上流から導入
された約300℃以上の高温の燃焼排ガス及び/又は加
熱器19によって加熱された高温の空気18が導入され
て、吸着剤に吸着されていたNH3 が脱着され、この脱
着されたNH3 はバイパスライン15を経て排熱ボイラ
5の上流へ戻される。従って、吸脱着装置13又は14
に吸着されたNH3 は、排熱ボイラ5の上流でガスター
ビン3を出た燃焼排ガスに添加され、アンモニア注入部
8で添加されたNH3 と共に脱硝反応器7へ入り、脱硝
反応に有効に利用される。
【0022】また、吸脱着装置13,14の一方が燃焼
排ガスの吸着を継続している時に、吸脱着装置13,1
4の他方では、流路が切換えられて循環ライン16を経
て吸脱着装置の一方を出た温度の低いクリーンな燃焼排
ガスが導入され、前記脱着工程で昇温した吸着剤が冷却
され、次の吸着工程に備えることとなる。吸脱着装置の
他方で吸着剤を冷却した前記燃焼排ガスは、循環ライン
16′を経て煙突17から排出される。
排ガスの吸着を継続している時に、吸脱着装置13,1
4の他方では、流路が切換えられて循環ライン16を経
て吸脱着装置の一方を出た温度の低いクリーンな燃焼排
ガスが導入され、前記脱着工程で昇温した吸着剤が冷却
され、次の吸着工程に備えることとなる。吸脱着装置の
他方で吸着剤を冷却した前記燃焼排ガスは、循環ライン
16′を経て煙突17から排出される。
【0023】前記の吸脱着装置13,14の一方におけ
る吸着剤の吸着が飽和に近づくと、流路が切換えられ
て、吸脱着装置の他方に排熱ボイラ6を出た燃焼排ガス
が導入されてNH3 の吸着が行われ、吸脱着装置の一方
においてNH3 の脱着と吸着剤の冷却が行われる。。
る吸着剤の吸着が飽和に近づくと、流路が切換えられ
て、吸脱着装置の他方に排熱ボイラ6を出た燃焼排ガス
が導入されてNH3 の吸着が行われ、吸脱着装置の一方
においてNH3 の脱着と吸着剤の冷却が行われる。。
【0024】このようにして、2塔の吸脱着装置で交互
にNH3 の吸着工程及びNH3 の脱着工程と冷却剤の冷
却工程が順次連続的に行われ、常に煙突から排出される
燃焼排ガスをクリーンな状態に維持することができる。
にNH3 の吸着工程及びNH3 の脱着工程と冷却剤の冷
却工程が順次連続的に行われ、常に煙突から排出される
燃焼排ガスをクリーンな状態に維持することができる。
【0025】本発明の第2の実施例を、図2によって説
明する。本実施例は、通常のボイラプラントの排ガスの
脱硝方法に係るものであり、空気予熱器21で予熱され
た燃焼空気21によって燃焼を行うボイラ22の燃焼排
ガスの脱硝を行うようにしたものである。
明する。本実施例は、通常のボイラプラントの排ガスの
脱硝方法に係るものであり、空気予熱器21で予熱され
た燃焼空気21によって燃焼を行うボイラ22の燃焼排
ガスの脱硝を行うようにしたものである。
【0026】ボイラ22の燃焼排ガスの流路に設けられ
たアンモニア注入部8、脱硝反応器7、2塔の吸脱着装
置13,14、バイパスライン15及び空気18の加熱
器19は、前記第1の実施例と異なるところはない。
たアンモニア注入部8、脱硝反応器7、2塔の吸脱着装
置13,14、バイパスライン15及び空気18の加熱
器19は、前記第1の実施例と異なるところはない。
【0027】本実施例では、脱硝反応器7と吸脱着装置
13,14との間の燃焼排ガスの流路に燃焼空気21の
空気予熱器25が設けられており、また、吸脱着装置1
3,14と煙突17との間に、電気集じん器28が設け
られている。また、電気集じん器28を出た低温の燃焼
排ガスをライン29を経て吸脱着装置13,14へ導入
して同吸脱着装置13,14の吸着剤を冷却するように
しており、吸着剤を冷却した燃焼排ガスをライン29′
を経て空気予熱器25へ入る燃焼空気21に合流させる
ようにしている。
13,14との間の燃焼排ガスの流路に燃焼空気21の
空気予熱器25が設けられており、また、吸脱着装置1
3,14と煙突17との間に、電気集じん器28が設け
られている。また、電気集じん器28を出た低温の燃焼
排ガスをライン29を経て吸脱着装置13,14へ導入
して同吸脱着装置13,14の吸着剤を冷却するように
しており、吸着剤を冷却した燃焼排ガスをライン29′
を経て空気予熱器25へ入る燃焼空気21に合流させる
ようにしている。
【0028】本実施例は、ボイラ出口の燃焼排ガスが約
350°〜450℃の温度を有している点において、前
記第1の実施例のガスタービンの燃焼排ガスと異なる
が、アンモニア注入部8でのNH3 の燃焼排ガスへの添
加、燃焼排ガスの脱硝反応器7における脱硝、吸脱着装
置13,14におけるNH3 の吸着・脱着と吸着剤の冷
却は、前記第1の実施例と異なるところはなく、NOx
とNH3 の殆ど全量を除去したクリーンな状態の燃焼排
ガスを煙突17より排出することができる。
350°〜450℃の温度を有している点において、前
記第1の実施例のガスタービンの燃焼排ガスと異なる
が、アンモニア注入部8でのNH3 の燃焼排ガスへの添
加、燃焼排ガスの脱硝反応器7における脱硝、吸脱着装
置13,14におけるNH3 の吸着・脱着と吸着剤の冷
却は、前記第1の実施例と異なるところはなく、NOx
とNH3 の殆ど全量を除去したクリーンな状態の燃焼排
ガスを煙突17より排出することができる。
【0029】本発明の第3の実施例を、図3によって説
明する。本実施例は、前記第1及び第2の実施例におけ
る2塔の吸脱着装置に代えて、回転型の吸脱着装置を用
いたものである。
明する。本実施例は、前記第1及び第2の実施例におけ
る2塔の吸脱着装置に代えて、回転型の吸脱着装置を用
いたものである。
【0030】この回転型の吸脱着装置は、固定された吸
着ゾーンA、脱着ゾーンB及び吸着剤の冷却ゾーンCを
扇形に形成し、この各ゾーンを連続的又は間欠点に回転
して通過するNH3 の吸着剤を充填した円形断面の筒体
30を設けている。前記吸着ゾーンAの上面には排熱ボ
イラ6又は空気予熱器25を出た燃焼排ガスの流路aが
接続され、その下面には煙突17への流路bが接続され
ている。前記脱着ゾーンBの下面と上面には、NH3 の
脱着を行うガスを導入し、かつ、NH3 と共にこれを排
出するバイパスライン15が接続されている。また、冷
却ゾーンCの下面には、吸着剤の冷却用のガスを供給す
る循環ライン16又はライン29が接続され、その上面
には循環ライン16′又はライン29′が接続されてい
る。
着ゾーンA、脱着ゾーンB及び吸着剤の冷却ゾーンCを
扇形に形成し、この各ゾーンを連続的又は間欠点に回転
して通過するNH3 の吸着剤を充填した円形断面の筒体
30を設けている。前記吸着ゾーンAの上面には排熱ボ
イラ6又は空気予熱器25を出た燃焼排ガスの流路aが
接続され、その下面には煙突17への流路bが接続され
ている。前記脱着ゾーンBの下面と上面には、NH3 の
脱着を行うガスを導入し、かつ、NH3 と共にこれを排
出するバイパスライン15が接続されている。また、冷
却ゾーンCの下面には、吸着剤の冷却用のガスを供給す
る循環ライン16又はライン29が接続され、その上面
には循環ライン16′又はライン29′が接続されてい
る。
【0031】本実施例では、筒体30の回転に伴って、
筒体30に充填された吸着剤は、順次吸着ゾーンA、脱
着ゾーンB及び冷却ゾーンCを通り、同時に、かつ、連
続的に、NH3 の吸着、NH3 の脱着及び吸着剤の冷却
を行うことができる。しかも、この吸脱着装置は流路を
切換える弁を必要とせず、簡単な装置で確実に前記各工
程を行うことができる。
筒体30に充填された吸着剤は、順次吸着ゾーンA、脱
着ゾーンB及び冷却ゾーンCを通り、同時に、かつ、連
続的に、NH3 の吸着、NH3 の脱着及び吸着剤の冷却
を行うことができる。しかも、この吸脱着装置は流路を
切換える弁を必要とせず、簡単な装置で確実に前記各工
程を行うことができる。
【0032】なお、前記の実施例では、NH3 の脱着装
置として温度スイング式のものを用いているが、圧力ス
イング式のものを用いるようにすることもできる。
置として温度スイング式のものを用いているが、圧力ス
イング式のものを用いるようにすることもできる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明は、NOx の還元剤としてのNH3 を無駄に使う
ことなく、排ガス中のNOx の殆ど全量を除去し、か
つ、NO x とNH3 を殆ど含まない排ガスを排出するよ
うにすることができる。
本発明は、NOx の還元剤としてのNH3 を無駄に使う
ことなく、排ガス中のNOx の殆ど全量を除去し、か
つ、NO x とNH3 を殆ど含まない排ガスを排出するよ
うにすることができる。
【0034】また、請求項2及び3に記載の本発明は、
前記請求項1に記載の本発明の効果に加えて、簡単な装
置によって、連続的に過剰のNH3 を除去し、排出され
る排ガスをクリーンな状態に保つことができる。
前記請求項1に記載の本発明の効果に加えて、簡単な装
置によって、連続的に過剰のNH3 を除去し、排出され
る排ガスをクリーンな状態に保つことができる。
【0035】また、請求項4に記載の本発明は、請求項
1に記載の本発明の効果に加えて、他に熱源を必要とす
ることなく、吸脱着装置におけるNH3 の脱着を行い、
プラントの熱効率を高めることができる。
1に記載の本発明の効果に加えて、他に熱源を必要とす
ることなく、吸脱着装置におけるNH3 の脱着を行い、
プラントの熱効率を高めることができる。
【図1】本発明の第1の実施例の系統図である。
【図2】本発明の第2の実施例の系統図である。
【図3】本発明の第3の実施例に用いられる回転型吸脱
着装置の説明図である。
着装置の説明図である。
3 ガスタービン 5,6 排熱ボイラ 7 脱硝反応器 9 蒸気タービン 13,14 吸脱着装置 15 バイパスライン 16,16′ 循環ライン 17 煙突 18 空気 19 加熱器 22 ボイラ 25 空気予熱器 28 電気集じん機 29,29′ ライン 30 筒体 A 吸着ゾーン B 脱着ゾーン C 冷却ゾーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 守井 淳 長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工業株式 会社長崎造船所内 (72)発明者 芹沢 暁 長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工業株式 会社長崎造船所内 (72)発明者 小林 敬古 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 NOx の還元脱硝反応器の上流において
排ガス中のNOx との反応当量以上のNH3 を排ガスに
添加して前記還元脱硝反応器において排ガス中のNOx
をNH3 と反応させ、次いで排ガス中に残存する未反応
のNH3 を吸脱着装置において吸着した上排ガスを排出
し、吸脱着装置で吸着したNH3 を脱着した上前記還元
脱硝反応器の上流の排ガス中に供給することを特徴とす
る排ガスの脱硝方法。 - 【請求項2】 NH3 の吸着剤が充填された2塔以上の
吸脱着装置を用い、NH3 の吸着、脱着及び吸着剤の冷
却の操作をガス流路の切換えによって行うことを特徴と
する請求項1に記載の排ガスの脱硝方法。 - 【請求項3】 吸脱着装置に充填された吸着剤を分割さ
れたNH3 の吸着ゾーン、NH3 の脱着ゾーン及び吸着
剤の冷却ゾーンを連続的又は間欠点に回転させて通過さ
せるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の排ガ
スの脱硝方法。 - 【請求項4】 吸脱着装置におけるNH3 の脱着を高温
の排ガスを用いて行うことを特徴とする請求項1に記載
の排ガスの脱硝方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23362792A JP3224605B2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 排ガスの脱硝方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23362792A JP3224605B2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 排ガスの脱硝方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0679139A true JPH0679139A (ja) | 1994-03-22 |
JP3224605B2 JP3224605B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=16958012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23362792A Expired - Fee Related JP3224605B2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 排ガスの脱硝方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3224605B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1353042A2 (en) | 2002-04-10 | 2003-10-15 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | A gas turbine single plant modifying method, a catalyst re-using method and a re-produced catalyst |
EP2864599A2 (en) * | 2012-03-29 | 2015-04-29 | Alstom Technology Ltd | Method for operating a combined cycle power plant and combined cycle power plant for using such method |
CN112403181A (zh) * | 2019-11-05 | 2021-02-26 | 中冶长天国际工程有限责任公司 | 一种烟气脱硫脱硝处理系统及方法 |
-
1992
- 1992-09-01 JP JP23362792A patent/JP3224605B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1353042A2 (en) | 2002-04-10 | 2003-10-15 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | A gas turbine single plant modifying method, a catalyst re-using method and a re-produced catalyst |
EP2864599A2 (en) * | 2012-03-29 | 2015-04-29 | Alstom Technology Ltd | Method for operating a combined cycle power plant and combined cycle power plant for using such method |
CN112403181A (zh) * | 2019-11-05 | 2021-02-26 | 中冶长天国际工程有限责任公司 | 一种烟气脱硫脱硝处理系统及方法 |
CN112403181B (zh) * | 2019-11-05 | 2023-03-28 | 中冶长天国际工程有限责任公司 | 一种烟气脱硫脱硝处理系统及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3224605B2 (ja) | 2001-11-05 |
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