JPH0679035B2 - 加速度試験機 - Google Patents

加速度試験機

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JPH0679035B2
JPH0679035B2 JP1160686A JP16068689A JPH0679035B2 JP H0679035 B2 JPH0679035 B2 JP H0679035B2 JP 1160686 A JP1160686 A JP 1160686A JP 16068689 A JP16068689 A JP 16068689A JP H0679035 B2 JPH0679035 B2 JP H0679035B2
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JP
Japan
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mover
track
free wheel
test
magnetic material
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JP1160686A
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JPH0326969A (ja
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勝 糠塚
博美 村田
良幸 神河
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SENSAA TEKUNOROJII KK
Shinko Electric Co Ltd
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SENSAA TEKUNOROJII KK
Shinko Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えばエアバック用センサの試験等に用い
られる加速度試験機の構造に関する。
〔従来の技術〕
自動車等に搭載されて車両衝突時の人命救助に用いられ
るエアバッグユニットにおいて、エアバッグの動作タイ
ミングを検知するための加速度センサを試験するための
加速度試験機の1つに、供試体をのせた供試台を有する
可動子側を電磁力で急速駆動して試験用の所望の衝突加
速度を得るソレノイド形のものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記可動子はこれを支える支台上を走行するので、車輪
と支台間、車輪軸受における摩擦損等の機械的損失があ
るが、上記電磁力で駆動する試験機では、可動子が磁界
中を出入りすることになるので、機械的損失に加うる
に、電磁力による損失があり、上記所定の衝突加速度を
得るためには、その分、所要電力を大きくしなくてはな
らず不経済になるという問題がある他、所要電力が大き
くなると、電源装置のスイッチング素子の容量も増え、
大形化するという問題があり、更に、可動子の円滑な移
動が阻害されるという問題があった。
この発明は上記問題を解消するためになされたもので、
従来に比して、効率良く所望の試験用衝突加速度を得る
ことができる加速度試験機を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記目的を達成するため、フイールドコイル
を装着したE形の固定子、この固定子の中央脚上に非磁
性体からなる自由輪を介在して走行可能に外嵌された空
心コイルである可動子、該可動子から伸び上記固定子側
から伸びる軌道に係合する自由輪を備えた供試台を有
し、この自由輪もしくは、上記軌道と供試台の両者が非
磁性体からなる構造とし、請求項2では、上記自由輪に
代えて、供試台と軌道とがスライド嵌合し、両者間に非
磁性体で作られたスライドベアリングが介在する構成と
したものである。
〔作用〕
この発明では、固定子側と可動子側との間に介在する自
由輪やスライドベアリング、またはこれらと係合する部
材が非磁性体からなる構成であるから、自由輪、スライ
ドベアリングの転動が磁気による制動作用を受けること
がない。
〔実施例〕
以下、この発明の1実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、1はE字形をなす固定子(フイールド
ヨーク)であって、磁性体で構成されており、フイール
ドコイル2が装着されている。フイールドコイル2内を
貫通して伸びる中央脚1Aからは軌道3が水平に伸び、こ
の軌道3の他端は中央脚1Aから所定距離隔てた位置にあ
る受け部4で支持されている。5は両端開口の筒状をな
す空心の可動子(アルミ製のアーマチュアコイル)であ
って、一端側の内周上部と内周下部に自由輪6U、6Dが取
着されており、他方端からは供試体(加速度センサ)8
やセンサ類を搭載するための供試台7が伸び,この供試
台7の下側に自由輪6Cが取着されている。この可動子5
は自由輪6Uと6Dを中央脚1Aの上面と下面に係合して中央
脚1Aに外嵌され、供試台7の自由輪6Cは軌道3の上面に
係合する。
ここで、軌道3、受け部4、自由輪6U、6D、6C、供試台
7は非磁性体で作られている。
この構成において、供試体8の試験を行うに際しては、
フイールドコイル2に界磁電流を供給して、図示しない
電源装置から可動子5に包短波形が、例えば第2図に示
すような加速波形(サイン状波)の電力を供給させる。
これにより、可動子5に対し、図示実線矢印方向に向く
推力が作用する。この推力を受けて可動子5が急速加速
され、中央脚1Aと軌道3上を走行し、所定の試験用衝突
加速度まで加速される。
フイールドヨーク1内には強磁界が生起しているので、
自由輪6U、6Dが磁性体であると、磁束が流れ、磁気力に
よって、その動きが制約を受けることになるが、本実施
例では、これらが非磁性体からなるので、この種の制約
を受けることがない。これは自由輪6Cについても同様で
あり、本実施例では、フイールドヨーク1と可動子5を
除く部材は全て非磁性体として磁気的に遮断しているの
で、漏れ磁束による影響は無い。
また、本実施例の可動子5は空心であるから、軽量であ
るという利点がある。
上記実施例では、自由輪6U、6D、6Cを使用しているが、
この自由輪6Cに代えて、第3図に示すように、供試台7
と軌道3とをスライド嵌合構造とし、両者間に非磁性体
からなるスライドベアリング9が介在する機構を用いれ
ば、動的摩擦を低減することができ、機械的損失が低減
される。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明した通り、固定子側と可動子側との
間に介在する自由輪やスライドベアリング、またはこれ
らと係合する部材が非磁性体からなる構成としたことに
より、自由輪、スライドベアリングの転動が磁気による
制動作用を受けることが無いので、動的損失が低減され
るので、従来に比して、所望の試験用衝撃加速度を効良
く得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す一部断面側面図、第2
図は上記実施例の固定子に供給される電流波形の1例を
示す図、第3図はこの発明の他の実施例の要部を示す正
面図である。 1……固定子、1A……中央脚、2……フイールドコイ
ル、3……軌道、4……受け部、5……可動子、7……
供試台、6U、6、6C……自由輪、9……スライドベアリ
ング。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】界磁電流を供給されるフイールドコイルを
    装着したE形の固定子、この固定子の中央脚上に非磁性
    体からなる自由輪を介在して走行可能に外嵌された空心
    コイルである可動子、該可動子から伸び上記固定子側か
    ら伸びる軌道に係合する自由輪を備えた供試台を有し、
    この自由輪もしくは、軌道と供試台の両者が非磁性体か
    らなり、供試体の試験に際して、上記可動子には所定加
    速波形の電力が供給されることを特徴とする加速度試験
    機。
  2. 【請求項2】供試台と軌道とがスライド嵌合し、両者間
    に非磁性体のスライドベアリングが介在していることを
    特徴とする請求項1記載の加速度試験機。
JP1160686A 1989-06-26 1989-06-26 加速度試験機 Expired - Lifetime JPH0679035B2 (ja)

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JP1160686A JPH0679035B2 (ja) 1989-06-26 1989-06-26 加速度試験機

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JPH0326969A JPH0326969A (ja) 1991-02-05
JPH0679035B2 true JPH0679035B2 (ja) 1994-10-05

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