JPH0678965A - スチーム吐出装置 - Google Patents
スチーム吐出装置Info
- Publication number
- JPH0678965A JPH0678965A JP23340392A JP23340392A JPH0678965A JP H0678965 A JPH0678965 A JP H0678965A JP 23340392 A JP23340392 A JP 23340392A JP 23340392 A JP23340392 A JP 23340392A JP H0678965 A JPH0678965 A JP H0678965A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- impeller
- bathroom
- air
- introduction passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スチームを使用したときに、浴室の床が高温
にさらされて変形や変色が生じないようにした、スチー
ム吐出装置を提供する。 【構成】 スチームの力で回転した第二の羽根車１３に
よって浴室内の空気が吸い込まれる。この空気とスチー
ムは混合して噴出口１９より噴き出す。これによって、
高温のスチームが直接床に当たることがなくなり、床の
温度が上昇することがなくなるとともに、噴き出し口よ
り出る流れは、流速が大きいため浴室内の空気が拡散さ
れ、浴室内の温度分布が均一になる。
にさらされて変形や変色が生じないようにした、スチー
ム吐出装置を提供する。 【構成】 スチームの力で回転した第二の羽根車１３に
よって浴室内の空気が吸い込まれる。この空気とスチー
ムは混合して噴出口１９より噴き出す。これによって、
高温のスチームが直接床に当たることがなくなり、床の
温度が上昇することがなくなるとともに、噴き出し口よ
り出る流れは、流速が大きいため浴室内の空気が拡散さ
れ、浴室内の温度分布が均一になる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室内に蒸気を送り、
浴室内をサウナルームにするスチーマのスチーム吐出装
置に関する。
浴室内をサウナルームにするスチーマのスチーム吐出装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の従来のスチーム吐出装置を図３
に示す。図において、スチーム吐出器１は浴室２の壁面
３に設けられ、スチーム導入管４によって導入されたス
チームを下方に吐出し、浴室内にスチームを充満させて
サウナルームにするものである。なお、５は浴室２の
床、６は浴槽である。
に示す。図において、スチーム吐出器１は浴室２の壁面
３に設けられ、スチーム導入管４によって導入されたス
チームを下方に吐出し、浴室内にスチームを充満させて
サウナルームにするものである。なお、５は浴室２の
床、６は浴槽である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スチーム吐出装置では浴室内の温度分布を均一にするた
めにスチーム吐出器１の吐出口を下方に向けてスチーム
を吐出していた。このため吐出器１の下方にある浴室２
の床５のＡの部分には高温のスチームが直接当たり、温
度が上昇するため、この部分は変形したり変色してしま
うという課題があった。
スチーム吐出装置では浴室内の温度分布を均一にするた
めにスチーム吐出器１の吐出口を下方に向けてスチーム
を吐出していた。このため吐出器１の下方にある浴室２
の床５のＡの部分には高温のスチームが直接当たり、温
度が上昇するため、この部分は変形したり変色してしま
うという課題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、第一のスチーム導入通路と、前記スチー
ム導入通路より噴出したスチームにより回転する第一の
羽根車と、前記第一の羽根車の回転力により回転する第
二の羽根車と、前記第二の羽根車の周囲に設けられ浴室
内の空気を吸入・吐出するためのエアガイド部と、前記
第一の羽根車を回転させたスチームを前記エアガイド部
に導入する第二の導入通路と、前記第二の導入通路を通
過したスチームを前記エアガイド部に噴出するスチーム
噴出口と、浴室内の空気を吸い込む吸込口と、吸い込ん
だ空気とスチームとの混合気を噴き出す噴出口とを有す
る構成にしたものである。
決するために、第一のスチーム導入通路と、前記スチー
ム導入通路より噴出したスチームにより回転する第一の
羽根車と、前記第一の羽根車の回転力により回転する第
二の羽根車と、前記第二の羽根車の周囲に設けられ浴室
内の空気を吸入・吐出するためのエアガイド部と、前記
第一の羽根車を回転させたスチームを前記エアガイド部
に導入する第二の導入通路と、前記第二の導入通路を通
過したスチームを前記エアガイド部に噴出するスチーム
噴出口と、浴室内の空気を吸い込む吸込口と、吸い込ん
だ空気とスチームとの混合気を噴き出す噴出口とを有す
る構成にしたものである。
【０００５】
【作用】上記構成により、本スチーム吐出装置の導入通
路に入ったスチームは第一の羽根車を回転させた後、こ
の第一の羽根車の回転力により回転する第二の羽根車の
回転による空気の流れに混入され、噴出口より噴き出す
場合に全体の温度が低下すると共に強い勢いで噴き出す
ことになる。これにより、高温のスチームが直接床に当
たることがなくなり、床の温度が上昇することがなくな
る。
路に入ったスチームは第一の羽根車を回転させた後、こ
の第一の羽根車の回転力により回転する第二の羽根車の
回転による空気の流れに混入され、噴出口より噴き出す
場合に全体の温度が低下すると共に強い勢いで噴き出す
ことになる。これにより、高温のスチームが直接床に当
たることがなくなり、床の温度が上昇することがなくな
る。
【０００６】
【実施例】本発明の一実施例を図１及び図２を用いて説
明する。図１において、８はスチーム吐出装置本体、９
はスチームの入口、１０は第一のスチーム導入通路、１
１はケーシングで、第一のスチーム導入通路より噴出し
たスチームにより回転する第一の羽根車１２を囲んでい
るものである。ここで第一のスチーム導入通路１０の出
口１０ａはスチームが第一の羽根車１２を回転させるよ
うに羽根車の端部に当たる方向を向いている。１３は第
一の羽根車の回転力により回転する第二の羽根車で接合
軸１４により第一の羽根車１２と連結されている。１５
は第二の羽根車の周囲に設けられ浴室内の空気を吸入・
吐出するためのエアガイド部、１６は第一の羽根車を回
転させたスチームを前記エアガイド部に導入する第二の
導入通路、１７は第二の導入通路を通過したスチームを
前記エアガイド部に噴出するスチーム噴出口、１８は浴
室内の空気を吸い込む吸込口、１９は吸い込んだ空気と
スチームとの混合気を噴き出す噴出口である。
明する。図１において、８はスチーム吐出装置本体、９
はスチームの入口、１０は第一のスチーム導入通路、１
１はケーシングで、第一のスチーム導入通路より噴出し
たスチームにより回転する第一の羽根車１２を囲んでい
るものである。ここで第一のスチーム導入通路１０の出
口１０ａはスチームが第一の羽根車１２を回転させるよ
うに羽根車の端部に当たる方向を向いている。１３は第
一の羽根車の回転力により回転する第二の羽根車で接合
軸１４により第一の羽根車１２と連結されている。１５
は第二の羽根車の周囲に設けられ浴室内の空気を吸入・
吐出するためのエアガイド部、１６は第一の羽根車を回
転させたスチームを前記エアガイド部に導入する第二の
導入通路、１７は第二の導入通路を通過したスチームを
前記エアガイド部に噴出するスチーム噴出口、１８は浴
室内の空気を吸い込む吸込口、１９は吸い込んだ空気と
スチームとの混合気を噴き出す噴出口である。
【０００７】上記構成において、Ａで示すスチームが外
部に設けられたスチーム発生装置より送られ、第一のス
チーム導入通路１０に入る。そして、スチーム導入通路
１０の出口１０ａより吹き出したスチームは、出口１０
ａがスチームが第一の羽根車１２を回転させるように羽
根車の端部に当たる方向を向いているので、図の矢印２
０の方向に第一の羽根車を回転させる。この結果、第二
の羽根車１３が接合軸１４を介して回転する。一方、第
一の羽根車１２を回転させたスチームは、Ｃに示すよう
に第二の導入通路１６に入り噴出口１７より矢印Ｄのよ
うに噴出する。また、第二の羽根車１３の回転により浴
室内の空気Ｆが吸込口１８より吸い込まれ、噴出口１９
より矢印Ｇのように噴き出される。このとき、矢印Ｄに
示すスチームがスチーム噴出口１７より噴き出すため、
空気ＧとスチームＥとは混合して低い温度になって噴き
出す。この結果、床に流れが当たった場合でも床の変形
や変色が発生しなくなる。また、噴出口より出る流れ
は、流速が大きいため浴室内の空気が拡散され、浴室内
の温度分布が均一になる。
部に設けられたスチーム発生装置より送られ、第一のス
チーム導入通路１０に入る。そして、スチーム導入通路
１０の出口１０ａより吹き出したスチームは、出口１０
ａがスチームが第一の羽根車１２を回転させるように羽
根車の端部に当たる方向を向いているので、図の矢印２
０の方向に第一の羽根車を回転させる。この結果、第二
の羽根車１３が接合軸１４を介して回転する。一方、第
一の羽根車１２を回転させたスチームは、Ｃに示すよう
に第二の導入通路１６に入り噴出口１７より矢印Ｄのよ
うに噴出する。また、第二の羽根車１３の回転により浴
室内の空気Ｆが吸込口１８より吸い込まれ、噴出口１９
より矢印Ｇのように噴き出される。このとき、矢印Ｄに
示すスチームがスチーム噴出口１７より噴き出すため、
空気ＧとスチームＥとは混合して低い温度になって噴き
出す。この結果、床に流れが当たった場合でも床の変形
や変色が発生しなくなる。また、噴出口より出る流れ
は、流速が大きいため浴室内の空気が拡散され、浴室内
の温度分布が均一になる。
【０００８】
【発明の効果】以上の説明から明らかのように、本発明
のスチーム吐出装置によれば次の効果が得られる。すな
わち、スチームの力で回転させた羽根車によって浴室内
の空気を吸い込み、この空気とスチームとを混合させて
噴き出すことにより、高温のスチームが直接床に当たる
ことがなくなり、床の温度が上昇することがなくなると
ともに、噴出口より出る流れは、流速が大きいため浴室
内の空気が拡散され、浴室内の温度分布が均一になる。
また、スチーム自身の力で羽根車を回転させるものであ
るため、電気等の動力が不要であり、したがって電気配
線が不要となるので工事も簡易になる。
のスチーム吐出装置によれば次の効果が得られる。すな
わち、スチームの力で回転させた羽根車によって浴室内
の空気を吸い込み、この空気とスチームとを混合させて
噴き出すことにより、高温のスチームが直接床に当たる
ことがなくなり、床の温度が上昇することがなくなると
ともに、噴出口より出る流れは、流速が大きいため浴室
内の空気が拡散され、浴室内の温度分布が均一になる。
また、スチーム自身の力で羽根車を回転させるものであ
るため、電気等の動力が不要であり、したがって電気配
線が不要となるので工事も簡易になる。
【図１】本発明の一実施例のスチーム吐出装置を示す外
観斜視図
観斜視図
【図２】同装置のスチームの流れ状態を示す外観斜視図
【図３】従来のスチーム吐出器を壁に取りつけた浴室を
示す外観斜視図
示す外観斜視図
【符号の説明】 ８ スチーム吐出装置本体 １０ 第一のスチーム導入通路 １２ 第一の羽根車 １３ 第二の羽根車 １５ エアガイド部 １６ 第二の導入通路 １７ スチーム噴出口 １８ 吸込口 １９ 噴出口
Claims (1)
- 【請求項１】 浴室の壁面等に設けられ第一のスチーム
導入通路と、前記スチーム導入通路より噴出したスチー
ムにより回転する第一の羽根車と、前記第一の羽根車の
回転力により回転する第二の羽根車と、前記第二の羽根
車の周囲に設けられ浴室内の空気を吸入・吐出するため
のエアガイド部と、前記第一の羽根車を回転させたスチ
ームを前記エアガイド部に導入する第二の導入通路と、
前記第二の導入通路を通過したスチームを前記エアガイ
ド部に噴出するスチーム噴出口と、浴室内の空気を吸い
込む吸込口と、吸い込んだ空気とスチームとの混合気を
噴き出す噴出口とを有するスチーム吐出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23340392A JPH0678965A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | スチーム吐出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23340392A JPH0678965A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | スチーム吐出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0678965A true JPH0678965A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=16954532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23340392A Pending JPH0678965A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | スチーム吐出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0678965A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996005468A1 (fr) * | 1994-08-09 | 1996-02-22 | Kenji Higashi | Generateur de vapeur |
| WO2003073976A1 (fr) * | 2002-03-01 | 2003-09-12 | Sera Corporation Inc. | Dispositif de production de brume |
| JP2005233575A (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-02 | Sera Corp:Kk | ミスト発生装置 |
-
1992
- 1992-09-01 JP JP23340392A patent/JPH0678965A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996005468A1 (fr) * | 1994-08-09 | 1996-02-22 | Kenji Higashi | Generateur de vapeur |
| AU685993B2 (en) * | 1994-08-09 | 1998-01-29 | Sera Corporation | Steam generator |
| US5713309A (en) * | 1994-08-09 | 1998-02-03 | Higashi; Kenji | Steam generator |
| WO2003073976A1 (fr) * | 2002-03-01 | 2003-09-12 | Sera Corporation Inc. | Dispositif de production de brume |
| JP2005233575A (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-02 | Sera Corp:Kk | ミスト発生装置 |
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