JPH11222890A - 水道用蛇口装置 - Google Patents

水道用蛇口装置

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JPH11222890A
JPH11222890A JP4107798A JP4107798A JPH11222890A JP H11222890 A JPH11222890 A JP H11222890A JP 4107798 A JP4107798 A JP 4107798A JP 4107798 A JP4107798 A JP 4107798A JP H11222890 A JPH11222890 A JP H11222890A
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JP
Japan
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water
port
pipe
air
mixing
Prior art date
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Pending
Application number
JP4107798A
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English (en)
Inventor
Yasunori Toribe
康則 鳥辺
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TOUGOU KK
Original Assignee
TOUGOU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水道水の活性化を効率的に実現する蛇口装置
を提供する。 【解決手段】 水道管の流量調整部(既存蛇口)に連結
される連結管11内に螺旋板13を内装した渦流部1
と、噴射ノズル22及び噴射ノズル先端口より径大にし
て且つノズル口に近接して外気導入口24を設けた混気
放出管23を、渦流部の連結管と同軸線上に形成した混
気部2と、混気部の混気放出管と同軸線上に形成した攪
拌室Bと攪拌室の先端部より少し後方位置の側面に放水
口を設けた放水部3とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道の既存の蛇口に装
着し、水道水を微粒子化(気泡水化)して供給する蛇口
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水道水に気泡を混入させ、高圧活性水と
して使用する技術は、実開平5−26151号公報に示
されているとおり公知である。前記技術は基本的に、水
を所定の通水路に噴射せしめ、通水路内に生ずる負圧に
よって外気を混入するもので、特公昭58−43116
号公報や同58−35099号公報に開示されている技
術手段をそのままシャワーヘッドに適用したにすぎない
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のシャ
ワーヘッドは、高圧水流のまま噴射を必要とするもので
あるが、通常の洗面、炊事、調理に使用する水道水にお
いては高圧噴射の必要がなく、逆に噴射が強すぎると扱
い難いものとなる。
【0004】炊事や調理には、多量の空気が混入すると
共に、各気泡や水の粒子が非常に細かい状態で混合して
いる状態が最適である。そこで本発明は、効率的に微粒
子状の水道水を得る蛇口装置を提案したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る水道蛇口装
置は、水道管の流量調整部に連結される連結管内に螺旋
板を内装した渦流部と、噴射ノズル及び噴射ノズル先端
口より径大にして且つノズル口に近接して外気導入口を
設けた混気放出管を、渦流部の連結管と同軸線上に形成
した混気部と、混気部の混気放出管と同軸線上に形成し
た攪拌室と攪拌室の先端部より少し後方位置の側面に放
水口を設けた放水部とで構成されることを特徴とするも
のである。
【0006】また特に前記装置に於いて、混気部の外気
導入口の口径をできるだけ小さくすると共に、放射状に
複数形成したり、混気放出管を混気室内に突出して設け
たり、放水口に、網目体を多段に形成した放水路と、放
水路の周囲を覆う周壁と、周壁の放水路基部に形成した
空気導入孔とを備えた水切り体を装着してなることを特
徴とするものである。
【0007】従って装置の流量調整部(既存の蛇口)に
渦流部の連結管を装着して装置を水道の蛇口に連結し、
蛇口を開放すると、水道水は渦流部の螺旋板によって螺
旋流になると共に、所謂水切りがなされ、水流中に負圧
部分が発生して水道水内の溶存気体が分離して気泡とな
る。更に噴射ノズルを通過することで混気放出管に高圧
水として噴射され、混気放出管内が負圧状態となる。そ
して外気が導入口から混気室に侵入し、噴射流に混合さ
れ、攪拌室に噴射され、攪拌室では混気噴射流が攪拌状
態となり微粒気泡並びに水の微粒子を多数含んだ水とな
って放出されることになる。
【0008】また空気導入口を小径にして複数形成する
ことで、混気放出管内での混気が効率的になされ、混気
放出管を攪拌室内に突出させることで、流量が少なくと
も充分な負圧形成容積を獲得することができる。更に放
出口に空気導入孔とを備えた水切り体を装着すること
で、放水口での更なる混気を実現できる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態について説
明する。実施形態に示した水道水の蛇口装置は、渦流部
1と混気部2と、放水部3から構成される。
【0010】渦流部1は、連結管11の一端に既存の蛇
口Aの放水口に連結可能な構造とした連結部12を設け
ると共に、連結管11内に螺旋板13を内装し、先端を
混気部2の入口部21と連結するものである。
【0011】混気部2は、入口部21、噴射ノズル22
及び混気放出管23を、前記に渦流部1の連結管11と
同軸線上に形成したもので、入口部21は前記の通り連
結管11と接続し、噴射ノズル22は、入口部21から
ノズル口に向かって口径を絞って形成し、混気放出管2
3内に高圧水を放出するようにしたものである。混気放
出管23は、ノズル口より大径の適宜長さの直線管体
(ラッパ管でも可)で、ノズル口に近接して外気導入口
24を設けてなる。この外気導入管24は、口径をでき
るだけ小さくすると共に、放射状に複数(3個)形成し
てなる。
【0012】放水部3は、前記混気放出管23を包み込
むと共に、混気放出管23の同軸線上に適宜な空間(攪
拌室B)を有するようにした放水部本体31と、放水部
本体31の攪拌室31の先端部より少し後方位置の側面
に設けた放水口部32からなり、放水口部32は本体3
1に開口した放水口33に、キャップ34と水切り体3
5を装着したものである。
【0013】前記の水切り体35は、網目体351を多
段に形成した放水路と、放水路の周囲を覆う周壁352
と、周壁352の放水路基部に形成した空気導入孔35
3とを備えたもので、周壁352とキャップ34の内周
壁面との間に空隙Cをあけてキャップ34に保持せし
め、放水口33に装着してなるものである。
【0014】而して既存の蛇口Aに渦流部1を装着して
使用するもので、蛇口Aを開放すると、水道水aは渦流
部1の螺旋板13によって螺旋流bとなる。螺旋流bに
なると、定常流と異なり、流速の相違による負圧箇所が
生じ、当該負圧部分で水道水内の溶存気体が分離して気
泡となり、更に所謂水切りがなされて水の一部が粒子状
となる。
【0015】次に前記の渦流bは、噴射ノズル22を通
過することで混気放出管23に高圧水として噴射cさ
れ、混気放出管23内が負圧状態となり、外気導入口2
4から外気dが混気放出管23内に侵入し、噴射流cに
混合して、攪拌室B内に噴射される。特に混気放出管2
3は適宜な長さを具備しているので、水の流量が少なく
とも攪拌室Bに混気水流eとして放出されもので、この
混気水流eは混気放出管内(混気室)で外気を微小な気
泡として取り入れると共に、水の微小粒子を多数含む状
態となる。そして更に攪拌室Bでは混気水流eが、攪拌
室Bの先端壁に衝突し、その戻り流fと衝突して攪拌流
gとなって放出口33から外部に放出されることにな
る。
【0016】さらに前記の放出に際しては、外気hが間
隙Cから侵入し、空気導入口353から攪拌流gに更に
空気が混合されることになる。そしてこの混合流は水切
り体35の網目体351を通過することで、気泡を多数
含んだ活性水iとして使用に供せられるものである。
【0017】
【発明の効果】水は、細かな気泡を含有させると、当然
各気泡の合併や気泡が弾けることで超音波を発生した
り、イオン化が促進され活性化し、種々の利点を発揮す
ることは従来より知られている通りである。本発明は、
特に外気混合前に渦流状態として外気混合がより促進で
きるようにしたものであり、また混気放流管を攪拌室に
突出させるようにして、全長を長くせずにコンパクトに
形成できると共に、少水量でも効果的な微小気泡の混合
を実現し、更に攪拌室の形成によって水の活性化を促進
し、放出部での更なる外気混合で多量の気泡を含む水道
水を提供できたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の各部の分解斜視図。
【図2】同水流状態の説明図(断面図)。
【図3】同装着状態の正面図。
【符号の説明】
1 渦流部 11 連結管 12 連結部 13 螺旋板 2 混気部 21 入口部 22 噴射ノズル 23 混気放出管 24 外気導入口 3 放水部 31 放水部本体 32 放水口部 33 放水口 34 キャップ 35 水切り体 351 網目体 352 周壁 353 空気導入孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道管の流量調整部に連結される連結管
    内に螺旋板を内装した渦流部と、噴射ノズル及び噴射ノ
    ズル先端口より径大にして且つノズル口に近接して外気
    導入口を設けた混気放出管を、渦流部の連結管と同軸線
    上に形成した混気部と、混気部の混気放出管と同軸線上
    に形成した攪拌室と攪拌室の先端部より少し後方位置の
    側面に放水口を設けた放水部とで構成されることを特徴
    とする水道蛇口装置。
  2. 【請求項2】 混気部の外気導入口の口径をできるだけ
    小さくすると共に、放射上に複数形成してなる請求項1
    記載の水道蛇口装置。
  3. 【請求項3】 攪拌室内に混気放出管を突出して設けて
    なる請求項1又は2記載の水道蛇口装置。
  4. 【請求項4】 放水口に、網目体を多段に形成した放水
    路と、放水路の周囲を覆う周壁と、周壁の放水路基部に
    形成した空気導入孔とを備えた水切り体を装着してなる
    請求項1乃至3記載の何れかの水道蛇口装置。
JP4107798A 1998-02-06 1998-02-06 水道用蛇口装置 Pending JPH11222890A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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