JP2014168621A - シャワーヘッドとシャワーヘッド用吐水ブロック - Google Patents

シャワーヘッドとシャワーヘッド用吐水ブロック Download PDF

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Abstract

【課題】空気導入孔がスケールなどで詰まった場合のメンテナンスが容易であり、シャワー機能を安定に維持可能なシャワーヘッドと、このシャワーヘッドに用いられる吐水ブロックを提供すること。
【解決手段】散水板3の板状の部分19を板厚方向に延びる複数の散水部18が設けられ、散水部は、上流側にベンチュリ管31を、下流側に管状の気泡粉砕部32を有し、かつ散水部の外部から空気を導入する空気導入路33を有し、ベンチュリ管と気泡粉砕部は直列に接続され、気泡粉砕部の上流端の内径がベンチュリ管の下流端の内径よりも小さく、気泡粉砕部の下流端が、散水板の表面27において散水孔28を形成し、空気導入路は、下流端においてベンチュリ管の減圧部に接続され、かつ空気導入路の上流端が、散水板の表面において空気導入孔29を形成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、微細気泡が混入した湯水を散水孔から吐出するシャワーヘッドと、このシャワーヘッドに用いられる吐水ブロックに関する。
湯水中に混入された直径50μm以下の微細気泡は、比表面積が大きいため、たとえば、人体の皮脂などの汚れを多く吸着して除去することができる。微細気泡は、その直径が小さくなるほど比表面積が増加するので、上記の洗浄機能の向上を図るためには、微細気泡の直径をできるだけ小さくすることが望まれる。
下記特許文献1には、湯水に空気を気泡として混入させ、気泡混入水を散水孔から吐出させるシャワー装置が記載されている。特許文献1に記載されたシャワー装置は、水を供給する給水部と、この給水部の下流側に設けられた絞り部と、この絞り部の下流側に設けられ、空気導入孔が形成された空気混入部と、この空気混入部で生成した気泡混入水を吐出する散水部とを備えている。絞り部は、給水部よりも流路断面積を減少させ、通過する水の流速を高める。空気混入部は、空気導入孔を有し、噴射される水流に空気を混入させて気泡混入水を生成する。散水部は、空気混入部で生成した気泡混入水を吐出する。
また、特許文献1に記載されたシャワー装置は、絞り部から空気混入部に噴射される水流をその噴射方向と交わる方向に振動させ、空気混入部に取り込まれる空気量を変動させて、散水部から吐出する気泡混入水の瞬間流量を大きく変動させ、脈動吐水を行う。
このため、特許文献1に記載されたシャワー装置は、コスト低減および小型化に有効な簡単な構成でありながら、使用者に対して、量感のある吐水を可能とするばかりでなく、吐水の瞬間流量が大きく変動するような刺激感を感じさせる吐水をも可能とする。
特開2012−5565号公報
特許文献1に記載されたシャワー装置は、使用者にとって心地よい刺激感のあるシャワー吐水を可能するものとして注目される一方で、他のシャワーヘッドと同様に、使用にともない、次第に空気導入孔がスケールなどで詰まるという問題が指摘される。空気導入孔がスケールなどで詰まると、シャワー機能が低下するため、シャワー装置を分解し、空気導入孔に溜まったスケールなどを除去する必要がある。
しかしながら、特許文献1に記載されたシャワー装置では、複数の空気導入孔は、本体を形成するシャワープレートの中央の凹部に収められた水噴射コマに形成された絞り突起部の全周にわたって形成されている。このため、空気導入孔に詰まったスケールなどを除去する清掃作業を行う際には、シャワー装置を一旦分解し、水噴射コマを取り外す必要がある。したがって、シャワー機能の復帰は、シャワー装置の分解、空気導入孔の清掃および再組立をともなうものであり、使用者にとって決して容易なものではなかった。このように、従来のシャワーヘッドについては、メンテナンス性の改善が急務とされる。
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、空気導入孔がスケールなどで詰まった場合のメンテナンスが容易であり、シャワー機能を安定に維持可能なシャワーヘッドと、このシャワーヘッドに用いられる吐水ブロックを提供することを課題としている。
上記の課題を解決するために、本発明のシャワーヘッドは、湯水の導入流路が形成されたヘッド本体と、板状の部分を有し、板状の部分を板厚方向に延びる複数の散水部が設けられた散水板と、ヘッド本体と散水板の板状の部分との間に形成され、導入流路と複数の散水部との両方と連通した湯水の吐出流路とを備えたシャワーヘッドであって、散水部は、上流側にベンチュリ管を、下流側に管状の気泡粉砕部を有し、かつ散水部の外部から空気を導入する空気導入路を有し、ベンチュリ管と気泡粉砕部は直列に接続され、気泡粉砕部の上流端の内径がベンチュリ管の下流端の内径よりも小さく、気泡粉砕部の下流端が、散水板の表面において散水孔を形成し、空気導入路は、下流端においてベンチュリ管の減圧部に接続され、かつ空気導入路の上流端が、散水板の表面において空気導入孔を形成していることを特徴としている。
このシャワーヘッドにおいては、ベンチュリ管、気泡粉砕部および空気導入路が一体に形成された吐水ブロックが、散水部の各一つに設けられていることが好ましい。
また、本発明のシャワーヘッド用吐水ブロックは、上流側にベンチュリ管を、下流側に管状の気泡粉砕部を有し、かつ外部から空気を導入する空気導入路を有し、ベンチュリ管と気泡粉砕部は直列に接続され、気泡粉砕部の上流端の内径がベンチュリ管の下流端の内径よりも小さく、気泡粉砕部の下流端が、表面において散水孔を形成し、空気導入路は、下流端においてベンチュリ管の減圧部に接続され、かつ空気導入路の上流端が、表面において空気導入孔を形成していることを特徴としている。
本発明のシャワーヘッドとシャワーヘッド用吐水ブロックによれば、空気導入孔がスケールなどで詰まった場合のメンテナンスが容易であり、シャワー機能が安定に維持可能となる。
本発明のシャワーヘッドの一実施形態を示した断面図である。 図1に示したシャワーヘッドの斜視図および要部拡大図である。 (a)(b)(c)は、それぞれ、図1に示したシャワーヘッドに採用された、本発明のシャワーヘッド用吐水ブロックの一実施形態を示した正面図、(a)のA−A断面図、(a)のB−B断面図である。
図1は、本発明のシャワーヘッドの一実施形態を示した断面図である。図2は、図1に示したシャワーヘッドの斜視図および要部拡大図である。
シャワーヘッド1は、ヘッド本体2と、散水板3と、吐出流路4とから形成されている。ヘッド本体2は、ともに円板状である基部5および重合部6を備えている。基部5は、やや厚さのある部材であり、その内部には、湯水を導入して重合部6へ送出する、断面が円形である第1導入流路7が形成されている。第1導入流路7は、基部5の側端部に入口8を、中心部に出口9を有し、略L字状に屈曲している。すなわち、第1導入流路7は、入口8から基部5の中心軸に向かってまっすぐ延び、中心軸付近で略L字状に屈曲し、屈曲部10を有している。第1導入流路7の入口8には、水栓金具に一端部が接続された通水用のホースの他端部の接続が可能になっている。
また、基部5では、その外周部に、複数の固定孔11が、基部5の厚さ方向に貫通して形成されている。固定孔11は、散水板3と基部5の結合に用いられるものであり、所定の間隔で基部5の外周部に配置されている。
重合部6は、基部5よりサイズがひとまわり小さく、ある程度厚さのある円板状の部材である。重合部6では、その内部に、湯水を導入して送出する、断面が円形である第2導入流路12が形成されている。第2導入流路12は、重合部6の中心軸に位置し、重合部6を表裏方向に貫通している。重合部6は、第2導入流路12の入口13を基部5の第1導入流路7の出口9に一致させて基部5と重合し、基部5とによりヘッド本体2を形成する。重合部6と基部5が重合する部分において、第1導入流路7の出口9と第2導入流路12の入口13が近接する部分には、Oリング14が介設され、基部5と重合部6の間の水密性が確保されている。
重合部6に形成された第2導入流路12は、出口15側に、出口15に向かうにしたがって内径が次第に拡大し、断面積が漸増する流路拡大部16を有している。流路拡大部16では、出口15に向かうにしたがって内面が外側に広がるように湾曲している。
ヘッド本体2では、第1導入流路7および第2導入流路12によって、湯水の導入流路17が形成されている。導入流路17内に導入され、導入流路17から流出する湯水が、散水板3に形成された散水部18から吐出される。
散水板3は、板状の部分として、薄くて平らな円板状の部分19を有している。円板状の部分19の中央部と外周部の間に複数の散水部18が形成されている。散水部18は、同心円上に配置され、円板状の部分19を板厚方向に延びている。散水板3における板状の部分は、必ずしも平板状である必要はなく、散水板3の表裏方向に多少湾曲した形状を有していてもよい。
また、散水板3では、その外周部に、厚みのある円筒状の胴部20が設けられている。胴部20は、散水板3において最も外周寄りに配置された散水部18の外側から散水板3の外周端にかけて配置されている。胴部20の内径は、ヘッド本体2の重合部6の外径に略一致している。また、胴部20では、複数の取付孔21が、胴部20の長さ方向に貫通し、かつ散水板3の厚さ方向に貫通して形成されている。取付孔21は、散水板3をヘッド本体2の基部5に取り付けるためのものである。取付孔21を基部5に形成された固定孔11と一致させて散水板3を基部5に重合させ、ネジなどの締結具を取付孔21から固定孔11に向けてねじ込むなどによって、散水板3は基部5と結合し、シャワーヘッド1が組み立てられる。シャワーヘッド1では、散水板3は、ヘッド本体2に形成された導入流路17の出口、すなわち、重合部6に形成された第2導入流路12の出口15の外側に配置される。
重合部6の基部5との重合は、たとえば、散水板3と基部5を結合する際に、散水板3の胴部20の内側に重合部6を嵌合させるなどによって、散水板3と基部5の結合と同時に実現可能である。もちろん、重合部6は、散水板3の取り付けに先立って基部5に重合させ、締結具を用いて固定しておくことも可能である。胴部20と重合部6の間にはOリング22が介設され、重合部6と胴部20の間の水密性が確保されている。また、胴部20が、ヘッド本体2の基部5と接触する部分にもOリング23が介設され、基部5と胴部20の間の水密性も確保されている。
このようにして組み立てられたシャワーヘッド1では、湯水の吐出流路4が、ヘッド本体2と散水板3の円板状の部分19との間に形成されている。具体的には、ヘッド本体2の重合部6と散水板3の円板状の部分19との間の隙間が、吐出流路4となっている。吐出流路4は、散水板3の円板状の部分19に対し平行に配置されて形成され、ヘッド本体2の導入流路17と散水板3の散水部18との両方と連通している。
散水板3の散水部18では、図2に拡大して示したように、円板状の部分19を表裏に貫通する円形の穴24が形成されている。穴24の内部には、円柱状の吐水ブロック25が取り付けられている。つまり、散水部18の各一つに対して一つの吐水ブロック25が設けられている。吐水ブロック25の表面26は、円板状の部分19の表面27と同一平面上に配置され、表面26には、散水孔28と空気導入孔29が形成されている。
図3(a)(b)(c)は、それぞれ、図1に示したシャワーヘッドに採用された、本発明のシャワーヘッド用吐水ブロックの一実施形態を示した正面図、図3(a)のA−A断面図、図3(a)のB−B断面図である。
吐水ブロック25では、表面26側が、図1および図2に示した散水部18から吐出する湯水の下流側に対応し、裏面30側が上流側に対応している。このような吐水ブロック25は、その上流側に、ベンチュリ管31を有し、下流側に管状の気泡粉砕部32を有している。また、吐水ブロック25は、外部から空気を導入する空気導入路33を有してもいる。このように、吐水ブロック25では、ベンチュリ管31、気泡粉砕部32および空気導入路33が一体に形成されている。
ベンチュリ管31は、上流端34を吐水ブロック25の裏面30と同一平面上に配置して外部に開放され、吐水ブロック25の長さ方向に延び、下流端35が、吐水ブロック25の長さ方向の略半部に配置されている。このようなベンチュリ管31は、上流端34側に、下流端35に向かって内径が急激に減少する縮径部36を有している。また、ベンチュリ管31は、その長さ方向の略半部から下流端35にかけて、縮径部36に連通し、下流端35に向かって内径が漸増する拡径部37を有している。縮径部36と拡径部37の間の部分は、縮径部36の最も下流側に位置する部分と同じ内径を有している。ベンチュリ管31は、縮径部36、拡径部37およびこれらの間の部分によって減圧部を形成している。なお、ベンチュリ管31については、縮径部36と拡径部37のみによって形成し、縮径部36と拡径部37の間の部分を省略することもできる。この場合、拡径部37は、縮径部36に連続して設けられる。
気泡粉砕部32は、上流端38をベンチュリ管31の下流端35に密接させて配置され、ベンチュリ管31と気泡粉砕部32は直列に接続され、互いに連通している。気泡粉砕部32の下流端39は、吐水ブロック25の表面26と同一平面上に配置され、散水孔28を形成している。このような気泡粉砕部32では、上流端38の内径が、ベンチュリ管31の下流端35の内径よりも小さくなっている。
空気導入路33は、上流端40が吐水ブロック25の表面26と同一平面上に配置されて外部に開放され、上流端40は空気導入孔29を形成している。また、空気導入路33は、吐水ブロック25の長さ方向に延び、下流端41側で略L字状に屈曲し、下流端41においてベンチュリ管31の上記のとおりの減圧部に接続されている。このようにして、空気導入路33は、ベンチュリ管31と連通している。
このようなシャワーヘッド1は、直径50μm以下の微細気泡を多数含んだ湯水を散水孔28から吐出することができる。シャワーヘッド1は、ヘッド本体2の基部5に形成された第1導入流路7の入口8に、水栓金具に一端部が接続された通水用のホースの他端部が接続される。ホースを通じて第1導入流路7内に導入された湯水は、屈曲部10において流れの向きを略直角方向に変え、出口9から流出し、入口13を通じて、基部6に形成された第2導入流路12内に導入される。第2導入流路12内に導入された湯水は、流路拡大部16を通過するとき、流路拡大部16の内面に沿って外側に広がって流れ、出口15から吐出流路4内に流出する。流路拡大部16は、その内面が外側に広がるように湾曲しているため、出口15から吐出流路4内に流出する湯水に渦などの乱流が発生するのが抑制される。
吐出流路4内に流出した湯水は、吐出流路4をその中心部から外周部に向かってほぼ放射状に流れ、散水部18へと向かう。散水部18に向かった湯水は、散水部18の各一つにおいて、吐水ブロック25のベンチュリ管31内に上流端34から流入する。ベンチュリ管31内を湯水が、減圧部を形成する縮径部36および拡径部37を順次流れるとき、水圧が変動する。このときの水圧変動にともなって減圧部では負圧が生じる。この負圧によって、散水板3の外部の空気が、空気導入孔29を通じて空気導入路33内に吸引される。吸引された空気は、空気導入路33の下流端41からベンチュリ管31の減圧部内に導入され、湯水中に気泡として取り込まれる。
このようにして空気が気泡として混入された湯水は、次いでベンチュリ管31の下流端35を経て気泡粉砕部32内に上流端38を通じて導入される。上記のとおり、気泡粉砕部32の上流端38の内径は、ベンチュリ管31の下流端35の内径よりも小さくなっているため、気泡が混入した湯水は、気泡粉砕部32の上流端38側の部分で加圧される。この加圧による水圧変動によって、湯水中に混入された気泡は細かく粉砕され、微細気泡が生成する。このようにして生成した微細気泡を含んだ湯水は、気泡粉砕部32の下流端39である散水孔28から散水部18の外部へと吐出される。微細気泡は、その径が散水孔28の内径に比べ非常に小さいので、散水孔28を容易に通り抜けることができる。シャワーヘッド1から吐出される微細気泡を多数含んだ湯水は、微細気泡が比表面積の大きいものであるので、高い洗浄機能などを有している。
シャワーヘッド1では、散水孔28に加え、空気導入孔29が散水板3の表面27に形成されているので、使用にともない、次第に空気導入孔29がスケールなどで詰まっても、スケールなどの除去のための清掃作業を行うことができる。この清掃作業に際して、シャワーヘッド1を分解および再組立する必要はなく、空気導入孔29に溜まったスケールなどを容易に除去することができる。清掃作業は、使用者でも容易に行うことができ、シャワーヘッド1はメンテナンス性に優れている。
また、散水部18では、吐水ブロック25は、嵌合などによって穴24の内部に取り付けることができ、しかも、その取り付けは、取外自在とすることもできる。このため、空気導入孔29がスケールなどで詰まった場合には、清掃作業のみならず、詰まった空気導入孔29を含む吐水ブロック25を新しいものに交換するという対応も可能となる。
また、空気導入孔29は、複数の散水部18の各一つに個別に設けられているため、たとえ2、3の空気導入孔29に詰まりが発生したとしても、シャワー機能が大幅に低下することはない。シャワーヘッド1のシャワー機能は安定に維持可能である。
また、空気の取り込みおよび微細気泡の生成は、各散水部18で行われるので、気泡として導入される空気と湯水は分離しにくく、シャワーヘッド1は、微細気泡が混入した湯水を安定して吐出することもできる。
なお、本発明は、以上の実施形態により限定されるものではない。ヘッド本体および散水板の形状および構造、散水部および吐水ブロックの形状および大きさなどの細部については様々な態様が可能である。
1 シャワーヘッド
2 ヘッド本体
3 散水板
4 吐出流路
17 導入流路
18 散水部
19 散水板の板状の部分としての円板状の部分
25 吐水ブロック
26 吐水ブロックの表面
27 散水板の表面
28 散水孔
29 空気導入孔
31 ベンチュリ管
32 気泡粉砕部
33 空気導入路
35 ベンチュリ管の下流端
36 ベンチュリ管の減圧部を形成する縮径部
37 ベンチュリ管の減圧部を形成する拡径部
38 気泡粉砕部の上流端
39 気泡粉砕部の下流端
40 空気導入路の上流端
41 空気導入路の下流端

Claims (3)

  1. 湯水の導入流路が形成されたヘッド本体と、
    板状の部分を有し、この板状の部分を板厚方向に延びる複数の散水部が設けられた散水板と、
    前記ヘッド本体と前記散水板の前記板状の部分との間に形成され、前記導入流路と前記複数の散水部との両方と連通した湯水の吐出流路と
    を備えたシャワーヘッドであって、
    前記散水部は、上流側にベンチュリ管を、下流側に管状の気泡粉砕部を有し、かつ前記散水部の外部から空気を導入する空気導入路を有し、
    前記ベンチュリ管と前記気泡粉砕部は直列に接続され、前記気泡粉砕部の上流端の内径が前記ベンチュリ管の下流端の内径よりも小さく、前記気泡粉砕部の下流端が、前記散水板の表面において散水孔を形成し、
    前記空気導入路は、その下流端において前記ベンチュリ管の減圧部に接続され、かつ前記空気導入路の上流端が、前記散水板の前記表面において空気導入孔を形成している
    ことを特徴とするシャワーヘッド。
  2. 前記ベンチュリ管、前記気泡粉砕部および前記空気導入路が一体に形成された吐水ブロックが、前記散水部の各一つに設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシャワーヘッド。
  3. 上流側にベンチュリ管を、下流側に管状の気泡粉砕部を有し、かつ外部から空気を導入する空気導入路を有し、
    前記ベンチュリ管と前記気泡粉砕部は直列に接続され、前記気泡粉砕部の上流端の内径が前記ベンチュリ管の下流端の内径よりも小さく、前記気泡粉砕部の下流端が、表面において散水孔を形成し、
    前記空気導入路は、その下流端において前記ベンチュリ管の減圧部に接続され、かつ前記空気導入路の上流端が、前記表面において空気導入孔を形成していることを特徴とするシャワーヘッド用吐水ブロック。
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