JPH0678959A - リカバリークリーンブース - Google Patents
リカバリークリーンブースInfo
- Publication number
- JPH0678959A JPH0678959A JP4232255A JP23225592A JPH0678959A JP H0678959 A JPH0678959 A JP H0678959A JP 4232255 A JP4232255 A JP 4232255A JP 23225592 A JP23225592 A JP 23225592A JP H0678959 A JPH0678959 A JP H0678959A
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- JP
- Japan
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- sheet
- clean air
- clean
- booth
- frame
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- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 フィルターを介したクリーンエアーの供給部
8と、このクリーンエアーの頭上もしくはその近傍から
の吹出し部7を有し、シート2によってクリーンエアー
空間3を囲み、シート2の所要位置には開閉自在で密閉
シールを装着した貫通孔20を配設し、かつ、折り畳み
自在なフレーム体4,5によりシート2を支持してなる
ことを特徴とする。また、より好適には、クリーンエア
ー供給部8と吹出し部7とはシートダクト11によって
連結する。 【効果】 極めて優れたクリーン度において、空気中エ
アロゾルの影響を効果的に取りのぞく。また、病院用設
備として、簡便な組立と、コンパクトな保存、運搬が可
能である。かつ、安価である。
8と、このクリーンエアーの頭上もしくはその近傍から
の吹出し部7を有し、シート2によってクリーンエアー
空間3を囲み、シート2の所要位置には開閉自在で密閉
シールを装着した貫通孔20を配設し、かつ、折り畳み
自在なフレーム体4,5によりシート2を支持してなる
ことを特徴とする。また、より好適には、クリーンエア
ー供給部8と吹出し部7とはシートダクト11によって
連結する。 【効果】 極めて優れたクリーン度において、空気中エ
アロゾルの影響を効果的に取りのぞく。また、病院用設
備として、簡便な組立と、コンパクトな保存、運搬が可
能である。かつ、安価である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リカバリークリーン
ブースに関するものである。さらに詳しくは、この発明
は、病院内でのさまざまな塵埃、病原微生物による影響
を排除して各種の治療、処置をより効果的なものとする
ことのできる、組立および縮拡大自在なリカバリークリ
ーンブースに関するものである。
ブースに関するものである。さらに詳しくは、この発明
は、病院内でのさまざまな塵埃、病原微生物による影響
を排除して各種の治療、処置をより効果的なものとする
ことのできる、組立および縮拡大自在なリカバリークリ
ーンブースに関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】近年の医療技術の進歩には著
しいものがあり、多くの難病が次々と克服されてきてい
る。このような状況の下で、最近、患者の予後を悪化さ
せる大きな原因として、日和見感染や院内感染が注目さ
れてきている。これらの感染についての検討が進むに従
い、その防御のためには、空気中に浮遊する様々な細
菌、真菌や塵埃を除去することが非常に有用であること
が認識されている。
しいものがあり、多くの難病が次々と克服されてきてい
る。このような状況の下で、最近、患者の予後を悪化さ
せる大きな原因として、日和見感染や院内感染が注目さ
れてきている。これらの感染についての検討が進むに従
い、その防御のためには、空気中に浮遊する様々な細
菌、真菌や塵埃を除去することが非常に有用であること
が認識されている。
【0003】また、院内においても家庭内と同様に、浮
遊アレルゲンの除去がアレルギー発作予防の上からも重
要な課題であると考えられている。このような空気中の
エアロゾルによる影響は、病院内で各種の治療、処置を
受けている患者にとって特に深刻なことから、一般家庭
等以上に注意が払われ、様々なエアークリーン化のため
の設備等が設置されているが、実際には、病院内にはさ
まざまな塵埃が浮遊し、個々の患者にとって簡便な手段
で、しかもより効果的にこれらの塵埃、病原微生物によ
る影響を排除することは難しい状況にある。エアロゾル
による影響を排除するためには、室内空気のクリーン度
を高め、いわゆるクリーンルーム的に環境を維持するこ
とが考えられる。しかしながら、このようなクリーンル
ーム化には多額の費用がかかり、たとえばこれまでにも
病院設備としては無菌ICUユニット等として周囲と区
分したクリーン域を設け、この区域にのみクリーンエア
ーを供給することが行われている。しかしながら、この
設備は、無菌状態の形成のためのもので、病院設備とし
て大がかりで、かつ、極めて高価なものである。このた
め、たとえば、ぜんそく、アトピー性皮膚炎等はもちろ
んのこと手術後の感染予防、未熟児出産集中管理、再生
不良貧血、熱傷等の各種の治療、処置を受けている個々
の患者に、随時、簡便、かつ効果的に使用することので
きるクリーンルームの汎用化は実現されていない。
遊アレルゲンの除去がアレルギー発作予防の上からも重
要な課題であると考えられている。このような空気中の
エアロゾルによる影響は、病院内で各種の治療、処置を
受けている患者にとって特に深刻なことから、一般家庭
等以上に注意が払われ、様々なエアークリーン化のため
の設備等が設置されているが、実際には、病院内にはさ
まざまな塵埃が浮遊し、個々の患者にとって簡便な手段
で、しかもより効果的にこれらの塵埃、病原微生物によ
る影響を排除することは難しい状況にある。エアロゾル
による影響を排除するためには、室内空気のクリーン度
を高め、いわゆるクリーンルーム的に環境を維持するこ
とが考えられる。しかしながら、このようなクリーンル
ーム化には多額の費用がかかり、たとえばこれまでにも
病院設備としては無菌ICUユニット等として周囲と区
分したクリーン域を設け、この区域にのみクリーンエア
ーを供給することが行われている。しかしながら、この
設備は、無菌状態の形成のためのもので、病院設備とし
て大がかりで、かつ、極めて高価なものである。このた
め、たとえば、ぜんそく、アトピー性皮膚炎等はもちろ
んのこと手術後の感染予防、未熟児出産集中管理、再生
不良貧血、熱傷等の各種の治療、処置を受けている個々
の患者に、随時、簡便、かつ効果的に使用することので
きるクリーンルームの汎用化は実現されていない。
【0004】この発明は、以上の通りの事情に鑑みてな
されたものであり、従来の方法、設備等の課題を解決
し、空気中のエアロゾルによる影響を抑え、多くの患者
に健康とやすらぎを与えることができ、病院内において
安価に、かつ簡便に使用することのできる新規なクリー
ン空間とそのためのエアー供給手段を提供することを目
的としている。
されたものであり、従来の方法、設備等の課題を解決
し、空気中のエアロゾルによる影響を抑え、多くの患者
に健康とやすらぎを与えることができ、病院内において
安価に、かつ簡便に使用することのできる新規なクリー
ン空間とそのためのエアー供給手段を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の通り
の課題を解決するものとして、フィルターを介したクリ
ーンエアーの供給部と、このクリーンエアーの頭上もし
くはその近傍からの吹出し部を有し、シートによってク
リーンエアー空間を囲み、このシートの所要位置には、
開閉自在で密閉シールを装着した貫通孔部を配設し、か
つ、折り畳み自在なフレーム体によりこのシートを支持
してなることを特徴とするリカバリークリーンブースを
提供する。
の課題を解決するものとして、フィルターを介したクリ
ーンエアーの供給部と、このクリーンエアーの頭上もし
くはその近傍からの吹出し部を有し、シートによってク
リーンエアー空間を囲み、このシートの所要位置には、
開閉自在で密閉シールを装着した貫通孔部を配設し、か
つ、折り畳み自在なフレーム体によりこのシートを支持
してなることを特徴とするリカバリークリーンブースを
提供する。
【0006】また、この発明は、前記密閉シールが対向
シールテープ材からなることや、より具体的には、ヒン
ジまたは差込み結合により縮拡大自在な軽量組立フレー
ム体等によってシートを支持してなること、フィルター
を介したクリーンエアー供給部と吹出し部とをシートダ
クトにより連結してなること、クリーンエアー空間を囲
むシートの出入口部をファスナー開閉、もしくはシート
重ね合わせ開閉構造とすること、さらにはそのシートの
任意の部分、もしくは全部を着脱自在および/または縮
拡大自在としてなること等をその態様としてもいる。ま
た、ベッド周囲へのこの発明のクリーンブースの設置
や、頭上へのクリーンエアーの吹出しを誘導する昇降自
在なクリーンエアー供給部の配設等もその態様としてい
る。
シールテープ材からなることや、より具体的には、ヒン
ジまたは差込み結合により縮拡大自在な軽量組立フレー
ム体等によってシートを支持してなること、フィルター
を介したクリーンエアー供給部と吹出し部とをシートダ
クトにより連結してなること、クリーンエアー空間を囲
むシートの出入口部をファスナー開閉、もしくはシート
重ね合わせ開閉構造とすること、さらにはそのシートの
任意の部分、もしくは全部を着脱自在および/または縮
拡大自在としてなること等をその態様としてもいる。ま
た、ベッド周囲へのこの発明のクリーンブースの設置
や、頭上へのクリーンエアーの吹出しを誘導する昇降自
在なクリーンエアー供給部の配設等もその態様としてい
る。
【0007】以下、その具体的構成について実施例とし
て説明する。
て説明する。
【0008】
【実施例】添付した図面の図1は、病院内のベッド
(1)の周囲をリカバリークリーンブースとしたこの発
明の基本態様を例示したものである。たとえばこの図1
に例示したように、この発明のリカバリークリーンブー
スは、ベッド(1)を囲むように、シート(2)によっ
て外部と区分されたクリーンエアー空間(3)を形成し
ている。
(1)の周囲をリカバリークリーンブースとしたこの発
明の基本態様を例示したものである。たとえばこの図1
に例示したように、この発明のリカバリークリーンブー
スは、ベッド(1)を囲むように、シート(2)によっ
て外部と区分されたクリーンエアー空間(3)を形成し
ている。
【0009】このシート(2)は、患者の心理的抵抗感
をやわらげるためにもその質感がソフトで、透明、ある
いは着色したものとし、組立および解体、そして折り畳
み自在な天井枠(4)、および支柱(5)からなる軽量
フレーム体によって支持させることができる。この軽量
フレーム体は、アルミニウム等の金属、樹脂等によって
構成することができる。クリーンエア空間(3)への出
入口部(6)は気密性の良い開閉用ファスナーによって
構成してもよいし、シート(2)の重ね合わせによって
構成してもよい。さらには、横移動、あるいは上下移動
のカーテン方式によって構成してもよい。
をやわらげるためにもその質感がソフトで、透明、ある
いは着色したものとし、組立および解体、そして折り畳
み自在な天井枠(4)、および支柱(5)からなる軽量
フレーム体によって支持させることができる。この軽量
フレーム体は、アルミニウム等の金属、樹脂等によって
構成することができる。クリーンエア空間(3)への出
入口部(6)は気密性の良い開閉用ファスナーによって
構成してもよいし、シート(2)の重ね合わせによって
構成してもよい。さらには、横移動、あるいは上下移動
のカーテン方式によって構成してもよい。
【0010】このクリーンエアー空間(3)には、たと
えば軽量フレーム体によって支持したシート(2)の所
定の位置に配置した吹出し部(7)より、外部のダーテ
ィーエアーを清浄化した後のクリーンエアーを供給す
る。HEPA等のフィルター装置を介してファンによっ
て送風することができるクリーンエアー供給部(8)
を、この吹出し部(7)に連結する。
えば軽量フレーム体によって支持したシート(2)の所
定の位置に配置した吹出し部(7)より、外部のダーテ
ィーエアーを清浄化した後のクリーンエアーを供給す
る。HEPA等のフィルター装置を介してファンによっ
て送風することができるクリーンエアー供給部(8)
を、この吹出し部(7)に連結する。
【0011】シート(2)については、たとえばベッド
(1)の頭部位置近傍等の適宜な位置で、開閉自在で密
閉シールを装着した貫通孔部(20)を配設する。この
貫通孔部(20)は、ナースコール用のリード線や酸素
マスク等を先端に装着したチューブを、その先端装着部
材を取りはずすことなく、そのままクリーンエアー空間
内に挿入することができるようにしたもので、かつ、挿
入後に、シール性を保つようにしている。
(1)の頭部位置近傍等の適宜な位置で、開閉自在で密
閉シールを装着した貫通孔部(20)を配設する。この
貫通孔部(20)は、ナースコール用のリード線や酸素
マスク等を先端に装着したチューブを、その先端装着部
材を取りはずすことなく、そのままクリーンエアー空間
内に挿入することができるようにしたもので、かつ、挿
入後に、シール性を保つようにしている。
【0012】また、この貫通孔部(20)は、ブース外
よりブース内の患者のケアおよび治療を行うために、人
の腕を通せる大きさとしてもよい。そして、その孔には
グローブを着脱自在に装着できるようにしてもよい。あ
るいはそのための貫通孔部(20)を複数配設してもよ
い。このような貫通孔部(20)を配設したシート
(2)は、その素材に特段の限定はなく、いわゆる帯電
防止、防煙、防ガス発生処理等を施した、塩ビシート、
ポリオレフィンシート、ナイロンシート、ポリエステル
シート、その他の合成樹脂シート、あるいは天然繊維、
合成繊維による織布シート、不織布の各種のものが使用
できる。
よりブース内の患者のケアおよび治療を行うために、人
の腕を通せる大きさとしてもよい。そして、その孔には
グローブを着脱自在に装着できるようにしてもよい。あ
るいはそのための貫通孔部(20)を複数配設してもよ
い。このような貫通孔部(20)を配設したシート
(2)は、その素材に特段の限定はなく、いわゆる帯電
防止、防煙、防ガス発生処理等を施した、塩ビシート、
ポリオレフィンシート、ナイロンシート、ポリエステル
シート、その他の合成樹脂シート、あるいは天然繊維、
合成繊維による織布シート、不織布の各種のものが使用
できる。
【0013】HEPA等のフィルターとしては、ULT
RA HEPA等も含み、この発明においては、HEP
Aフィルターの製造規格として0.3μmエアロゾル9
9.97%以上除去能力を持ったものを好ましく使用す
ることができる。この能力によって、クリーンエアー空
間(3)は外部のダーティーエアー(たとえば約100
万個/ft3 、0.3μm以上)をこのフィルター装置
を通すことによってクリーンエアー(約300個以下/
ft3 、0.3μm以上)として、クリーンエアー空間
(3)に供給することが可能である。 このような構成
のこの発明のリカバリークリーンブースについては、シ
ート(2)を支持する軽量フレーム体は、縮拡大および
組立・解体自在なものとするのが好ましい。たとえば図
2に例示したように、軽量フレーム体については、天井
枠(4)と支柱(5)によって構成し、このうちの天井
枠(4)については、複数に分画して、たとえば支持枠
(41)と折り畳み枠(42)とによって形成し、両者
をたとえばヒンジ(43)によって結合して折り畳み枠
(42)を図中の方向(A)に折り畳めるようにする。
また、折り畳み枠(42)については、単一体としても
よいし、枠材(421)(422)に分画し、横枠(4
41)(442)を設けて両者をヒンジ等によって結合
し、方向(B)、または方向(C)に折り畳めるように
してもよいし、枠材(421)(422)を、その連結
部(44)において差込み結合するようにしてもよい。
RA HEPA等も含み、この発明においては、HEP
Aフィルターの製造規格として0.3μmエアロゾル9
9.97%以上除去能力を持ったものを好ましく使用す
ることができる。この能力によって、クリーンエアー空
間(3)は外部のダーティーエアー(たとえば約100
万個/ft3 、0.3μm以上)をこのフィルター装置
を通すことによってクリーンエアー(約300個以下/
ft3 、0.3μm以上)として、クリーンエアー空間
(3)に供給することが可能である。 このような構成
のこの発明のリカバリークリーンブースについては、シ
ート(2)を支持する軽量フレーム体は、縮拡大および
組立・解体自在なものとするのが好ましい。たとえば図
2に例示したように、軽量フレーム体については、天井
枠(4)と支柱(5)によって構成し、このうちの天井
枠(4)については、複数に分画して、たとえば支持枠
(41)と折り畳み枠(42)とによって形成し、両者
をたとえばヒンジ(43)によって結合して折り畳み枠
(42)を図中の方向(A)に折り畳めるようにする。
また、折り畳み枠(42)については、単一体としても
よいし、枠材(421)(422)に分画し、横枠(4
41)(442)を設けて両者をヒンジ等によって結合
し、方向(B)、または方向(C)に折り畳めるように
してもよいし、枠材(421)(422)を、その連結
部(44)において差込み結合するようにしてもよい。
【0014】軽量フレーム体を構成する支柱(5)につ
いては、天井枠(4)の構成に応じて適宜な数と連結位
置で天井枠(4)を支えるようにすることができる。図
2の例においては、天井枠(4)の支持枠(41)に
は、2本の支柱が、また、折り畳み枠(42)には1本
の支柱が連結するようにしている。これらの支柱(5)
は、その連結部(51)において差込み結合してもよい
し、あるいはこのような分割なしの状態のものであって
もよい。下端部の脚部(52)は、ヒンジのワンタッチ
ロック(53)等によって開閉自在および固定可能とす
ることができる。支持枠(41)には、その連結部(5
4)に支柱(5)を差込み結合することができ、また折
り畳み枠(42)には、その連結部(55)においてヒ
ンジ(56)等によって連結し、支柱(5)を図中の方
向(D)に折り畳みできるようにしてもよい。
いては、天井枠(4)の構成に応じて適宜な数と連結位
置で天井枠(4)を支えるようにすることができる。図
2の例においては、天井枠(4)の支持枠(41)に
は、2本の支柱が、また、折り畳み枠(42)には1本
の支柱が連結するようにしている。これらの支柱(5)
は、その連結部(51)において差込み結合してもよい
し、あるいはこのような分割なしの状態のものであって
もよい。下端部の脚部(52)は、ヒンジのワンタッチ
ロック(53)等によって開閉自在および固定可能とす
ることができる。支持枠(41)には、その連結部(5
4)に支柱(5)を差込み結合することができ、また折
り畳み枠(42)には、その連結部(55)においてヒ
ンジ(56)等によって連結し、支柱(5)を図中の方
向(D)に折り畳みできるようにしてもよい。
【0015】たとえば、折り畳み枠(42)を折り畳
み、これに連結する支柱(5)がヒンジ(56)を介し
て折り畳まれて、結合部(57)において天井枠(4
1)の結合部(58)に係止する。もちろん、このよう
な支柱(5)の折り畳みを行うことなく、取りはずして
おいてもよい。図3は、また別の例を示したものであ
る。この例においては、図2および図3のように横枠
(441)(442)を設けることなく、連結部(4
4)において差込み結合している。また、脚部(52)
は、連結部(59)において支柱(5)に差込み結合で
きるようにしている。
み、これに連結する支柱(5)がヒンジ(56)を介し
て折り畳まれて、結合部(57)において天井枠(4
1)の結合部(58)に係止する。もちろん、このよう
な支柱(5)の折り畳みを行うことなく、取りはずして
おいてもよい。図3は、また別の例を示したものであ
る。この例においては、図2および図3のように横枠
(441)(442)を設けることなく、連結部(4
4)において差込み結合している。また、脚部(52)
は、連結部(59)において支柱(5)に差込み結合で
きるようにしている。
【0016】この例の場合にも、折り畳み枠(42)
は、方向(A)に折り畳み可能としており、結合部(6
1)(62)において係止できるようにしている。この
状態を例示したものが図4である。以上のいずれの例に
もこの発明の折り畳み自在なフレーム体を有するクリー
ンブースは限定されることはないが、折り畳み可能とし
ていることによって、保存時、運搬時にコンパクトに収
納、保存可能であって、むだなスペースを取ることもな
い。使用時には一人でも組立てることができる。なお、
フレーム体は折り畳み方式でなくともよい。設置スペー
スの余裕によって選択すればよい。
は、方向(A)に折り畳み可能としており、結合部(6
1)(62)において係止できるようにしている。この
状態を例示したものが図4である。以上のいずれの例に
もこの発明の折り畳み自在なフレーム体を有するクリー
ンブースは限定されることはないが、折り畳み可能とし
ていることによって、保存時、運搬時にコンパクトに収
納、保存可能であって、むだなスペースを取ることもな
い。使用時には一人でも組立てることができる。なお、
フレーム体は折り畳み方式でなくともよい。設置スペー
スの余裕によって選択すればよい。
【0017】このような軽量フレーム体への図1に例示
したようにシート(2)を取付けにあたっては、種々の
態様が採用される。たとえば図5に例示したように、天
井枠(4)をカーテンレール構造とし、シート(2)を
天井シート(21)とカーテンシート(22)とによっ
て構成し、天井シート(21)には、天井枠(4)に対
して外側垂下部(211)と内側垂下部(212)を配
設し、この両者の間に、カーテンシート(22)が配置
され、ライナーフック(9)にカーテンシート(22)
が取付けされるようにする。
したようにシート(2)を取付けにあたっては、種々の
態様が採用される。たとえば図5に例示したように、天
井枠(4)をカーテンレール構造とし、シート(2)を
天井シート(21)とカーテンシート(22)とによっ
て構成し、天井シート(21)には、天井枠(4)に対
して外側垂下部(211)と内側垂下部(212)を配
設し、この両者の間に、カーテンシート(22)が配置
され、ライナーフック(9)にカーテンシート(22)
が取付けされるようにする。
【0018】クリーンエア空間(3)は陽圧に保つた
め、天井シート(21)の内側垂下部(212)はカー
テンシート(22)に密着させることもできる。空気も
れをさらに抑止するものとして、たとえば図6に示した
ように、天井枠(4)に垂下片(401)を延設し、こ
の垂下片(401)がカーテンシート(22)に当接す
るようにしてもよい。
め、天井シート(21)の内側垂下部(212)はカー
テンシート(22)に密着させることもできる。空気も
れをさらに抑止するものとして、たとえば図6に示した
ように、天井枠(4)に垂下片(401)を延設し、こ
の垂下片(401)がカーテンシート(22)に当接す
るようにしてもよい。
【0019】あるいは、図7に例示したように、カーテ
ンシート(22)のライナーフック(9)への係止部よ
りもさらに上部にシート部が延び、このシート延長部
(402)が天井枠(4)に当接するようにしてもよ
い。いずれの場合でも、天井シート(21)は、フック
等の係止手段によって天井枠(4)に取付けるようにす
ることができる。
ンシート(22)のライナーフック(9)への係止部よ
りもさらに上部にシート部が延び、このシート延長部
(402)が天井枠(4)に当接するようにしてもよ
い。いずれの場合でも、天井シート(21)は、フック
等の係止手段によって天井枠(4)に取付けるようにす
ることができる。
【0020】このようなカーテン方式にすることによ
り、取付けおよび出入も容易となる。このような方式と
する場合、カーテンシート(22)は、ライナーフック
(9)としてコイルバネを有するものに取付けるように
してもよい。これにより、カーテンシート(22)はよ
り安定して取付け、および操作可能となす。もちろん、
カーテンシート(22)のライナーフック(9)への係
止方式に代えて、他の構造とすることも可能である。マ
ジックテープ(商標)等による貼着方式を採用してもよ
い。
り、取付けおよび出入も容易となる。このような方式と
する場合、カーテンシート(22)は、ライナーフック
(9)としてコイルバネを有するものに取付けるように
してもよい。これにより、カーテンシート(22)はよ
り安定して取付け、および操作可能となす。もちろん、
カーテンシート(22)のライナーフック(9)への係
止方式に代えて、他の構造とすることも可能である。マ
ジックテープ(商標)等による貼着方式を採用してもよ
い。
【0021】シート(2)、より具体的にはカーテンシ
ート(22)には、前記の通りの貫通孔(20)を設け
ることとするが、この場合には、たとえば図8に例示し
たように、カーテンシール(22)の所定部位に、ナー
スコールや酸素マスク等を挿入できるだけの大きさの領
域を設定し、ここに、左右に略中央部が開閉可能なフィ
ルム(201)を取り付け、その中央部には、マジック
テープ(商標)等の対向シールテープ(202)を装着
する。このような構造とすることで、ナースコールや酸
素マスク等をそのまま挿入するときは、図9に示したよ
うに、このフィルム(201)を開閉し、リード線やチ
ューブを貫通させた状態としては、図10のように、対
向シールテープ(202)によってリード線やチューブ
(203)を除いた部分をシールする。
ート(22)には、前記の通りの貫通孔(20)を設け
ることとするが、この場合には、たとえば図8に例示し
たように、カーテンシール(22)の所定部位に、ナー
スコールや酸素マスク等を挿入できるだけの大きさの領
域を設定し、ここに、左右に略中央部が開閉可能なフィ
ルム(201)を取り付け、その中央部には、マジック
テープ(商標)等の対向シールテープ(202)を装着
する。このような構造とすることで、ナースコールや酸
素マスク等をそのまま挿入するときは、図9に示したよ
うに、このフィルム(201)を開閉し、リード線やチ
ューブを貫通させた状態としては、図10のように、対
向シールテープ(202)によってリード線やチューブ
(203)を除いた部分をシールする。
【0022】このシールは完全とは言えないが、この発
明のリカバリークリーンブースにおいては、内部のクリ
ーンエアー空間を陽圧にするため、外気の流入はなく、
ほとんど問題は生じない。もちろん、以上の構造に限定
されることはない。貫通孔部(20)は、前記の通り、
人の腕が入る大きさとしてもよい。その場合には、ブー
ス外より内部に汚染を持ち込むことなく内部の患者のケ
ア、治療が可能になる。また、グローブを取付けること
により、より汚染防止に有効な手段もとり得る。
明のリカバリークリーンブースにおいては、内部のクリ
ーンエアー空間を陽圧にするため、外気の流入はなく、
ほとんど問題は生じない。もちろん、以上の構造に限定
されることはない。貫通孔部(20)は、前記の通り、
人の腕が入る大きさとしてもよい。その場合には、ブー
ス外より内部に汚染を持ち込むことなく内部の患者のケ
ア、治療が可能になる。また、グローブを取付けること
により、より汚染防止に有効な手段もとり得る。
【0023】また、クリーンエアーの吹出し部(7)と
供給部(8)との接続構造にも特に限定はなく、その配
置にも限定はない。クリーンエアー供給部(8)につい
ては、ファンとフィルター装置とを一体とし、また別体
として設けてもよい。フィルター装置は吹出し部(7)
にも配設してもよい。図11に例示したように、フィル
ター装置を内蔵したクリーンエアー供給部(8)と吹出
し部(6)とは樹脂製シートによるシートダクト(1
1)によって連結し、このシートダクト(11)は、シ
ート(2)とは別体として形成し、これに着脱自在とし
てもよいし、溶着等によって一体化固定しておいてもよ
い。
供給部(8)との接続構造にも特に限定はなく、その配
置にも限定はない。クリーンエアー供給部(8)につい
ては、ファンとフィルター装置とを一体とし、また別体
として設けてもよい。フィルター装置は吹出し部(7)
にも配設してもよい。図11に例示したように、フィル
ター装置を内蔵したクリーンエアー供給部(8)と吹出
し部(6)とは樹脂製シートによるシートダクト(1
1)によって連結し、このシートダクト(11)は、シ
ート(2)とは別体として形成し、これに着脱自在とし
てもよいし、溶着等によって一体化固定しておいてもよ
い。
【0024】別体とする場合には、図12にも例示した
ように、支持板(12)にシートダクト(11)をあら
かじめ取付けておき、支持板(12)の両端を天井枠
(4)に係止し、シートダクト(11)の端部供給口
(13)をカーテンシート(22)の内側から所定の孔
を貫通させて配置してもよいし、あるいは外付け方式に
よって配置してもよい。
ように、支持板(12)にシートダクト(11)をあら
かじめ取付けておき、支持板(12)の両端を天井枠
(4)に係止し、シートダクト(11)の端部供給口
(13)をカーテンシート(22)の内側から所定の孔
を貫通させて配置してもよいし、あるいは外付け方式に
よって配置してもよい。
【0025】前者内側配置の場合には、カーテンシート
(22)の孔は補強および密閉リング構造とするのが好
ましい。吹出し部(7)には、メッシュ状の分散板やフ
ィルター等を設けておいてもよい。また、風向きが調整
可能としてもよい。また、ベッド(1)を囲むようにシ
ート(2)によって外部と区分されたクリーンエアー空
間(3)には、図11および図12に例示したように、
前記吹出し部(7)として、たとえば透明樹脂等からな
るシートによって形成した伸縮もしくは昇降自在とした
クリーンエアー吹出し用の吹流し(10)を配設するこ
ともできる。
(22)の孔は補強および密閉リング構造とするのが好
ましい。吹出し部(7)には、メッシュ状の分散板やフ
ィルター等を設けておいてもよい。また、風向きが調整
可能としてもよい。また、ベッド(1)を囲むようにシ
ート(2)によって外部と区分されたクリーンエアー空
間(3)には、図11および図12に例示したように、
前記吹出し部(7)として、たとえば透明樹脂等からな
るシートによって形成した伸縮もしくは昇降自在とした
クリーンエアー吹出し用の吹流し(10)を配設するこ
ともできる。
【0026】この吹流し(10)によって、クリーンエ
アーを頭上部もしくはその近傍に優先的に誘導すること
ができる。このため、たとえばベッドカバーや布団の持
ち上げ、その落下によって発生する発塵をより短時間に
消去して清浄化することができる。シート(2)による
クリーンエアー空間(3)の出入口部は、図1にも示し
たように、重ね合わせ部による開閉や、あるいはファス
ナー(5)等による開閉構造とし、また、さらに任意の
着脱部を気密性の良好なファスナーや、マジックテープ
等による手段によってその一部あるいは全部を着脱自在
としてもよい。
アーを頭上部もしくはその近傍に優先的に誘導すること
ができる。このため、たとえばベッドカバーや布団の持
ち上げ、その落下によって発生する発塵をより短時間に
消去して清浄化することができる。シート(2)による
クリーンエアー空間(3)の出入口部は、図1にも示し
たように、重ね合わせ部による開閉や、あるいはファス
ナー(5)等による開閉構造とし、また、さらに任意の
着脱部を気密性の良好なファスナーや、マジックテープ
等による手段によってその一部あるいは全部を着脱自在
としてもよい。
【0027】巻き上げ、巻き取り方式、あるいは、スラ
イド方式(片開き、両開き)、あるいは、ベローズ折り
込み方式等によって、このシート(2)による所定のク
リーンエアー空間(3)の形式を自在としてもよい。な
お、この発明のクリーンブースにおいては、上記吹出し
部(7)からのクリーンエアーを、頭上もしくはその近
傍から足元下の流出口等への一方向流れとして、あるい
は多方向への拡散流れとして流通させる。この時、ブー
ス内の気圧を陽圧ともする。
イド方式(片開き、両開き)、あるいは、ベローズ折り
込み方式等によって、このシート(2)による所定のク
リーンエアー空間(3)の形式を自在としてもよい。な
お、この発明のクリーンブースにおいては、上記吹出し
部(7)からのクリーンエアーを、頭上もしくはその近
傍から足元下の流出口等への一方向流れとして、あるい
は多方向への拡散流れとして流通させる。この時、ブー
ス内の気圧を陽圧ともする。
【0028】クリーンエアーの風速は、たとえば0.1
m/sec以下程度とし、ブース内の圧力は0.1〜
0.5mmH2 O程度とすることができる。この条件に
よって、クリーンエアー空間(3)への外部のダーティ
ーエアーの逆流を防ぎ、内部のクリーン状態を維持する
ことができる。そして、内部の患者は、ほとんど風を感
じないようにすることができる。
m/sec以下程度とし、ブース内の圧力は0.1〜
0.5mmH2 O程度とすることができる。この条件に
よって、クリーンエアー空間(3)への外部のダーティ
ーエアーの逆流を防ぎ、内部のクリーン状態を維持する
ことができる。そして、内部の患者は、ほとんど風を感
じないようにすることができる。
【0029】このような風速、そして圧力条件について
は、自動的に、あるいは手動によって随時モード変更で
きる制御機構を設けることもできる。空調機能によって
コントロールすることもできる。また、ベッドに使用す
るカバーを、発塵を抑えるものとすることにより、さら
にブース内のクリーン度は良好に保たれる。
は、自動的に、あるいは手動によって随時モード変更で
きる制御機構を設けることもできる。空調機能によって
コントロールすることもできる。また、ベッドに使用す
るカバーを、発塵を抑えるものとすることにより、さら
にブース内のクリーン度は良好に保たれる。
【0030】患者の心理的抵抗感を緩和するために、シ
ート(2)とともに、さらにカーテンを取付け、外部の
視界を遮断することもできる。シート(2)そのものに
着色や模様を施してもよい。たとえば以上のようなクリ
ーンブースは、病院内において100Vの電源さえあれ
ば使用でき、一般家庭用の空気清浄器の10〜100倍
のクリーン度を保ち、しかも極めて安価なものとして提
供することができる。
ート(2)とともに、さらにカーテンを取付け、外部の
視界を遮断することもできる。シート(2)そのものに
着色や模様を施してもよい。たとえば以上のようなクリ
ーンブースは、病院内において100Vの電源さえあれ
ば使用でき、一般家庭用の空気清浄器の10〜100倍
のクリーン度を保ち、しかも極めて安価なものとして提
供することができる。
【0031】また、さらに、この発明のリカバリークリ
ーンブースについては、ファン等の工夫により、ブース
内外での騒音も超低レベルに抑えることもできる。たと
えば以上の通りのこの発明のクリーンブースについてさ
らにその清浄化効果をより具体的に説明すると、ベッド
周囲に設けたクリーンブースにおいては、たとえば0.
5μmの粒子は、この発明のクリーンブースを用いない
場合には、クラス10,000の水準を超えて清浄化さ
れることはほとんどないが、この発明のクリーンブース
では、クリーンエアーの供給吹出し速度を0.293m
/sとする場合は約6分間程度で、また、0.233m
/sとする場合には約9分間でクラス1000の清浄度
までクリーンにすることができる。HEPAに代わって
ULPAフィルターを用いる場合には、より清浄度の高
いものとすることも可能である。
ーンブースについては、ファン等の工夫により、ブース
内外での騒音も超低レベルに抑えることもできる。たと
えば以上の通りのこの発明のクリーンブースについてさ
らにその清浄化効果をより具体的に説明すると、ベッド
周囲に設けたクリーンブースにおいては、たとえば0.
5μmの粒子は、この発明のクリーンブースを用いない
場合には、クラス10,000の水準を超えて清浄化さ
れることはほとんどないが、この発明のクリーンブース
では、クリーンエアーの供給吹出し速度を0.293m
/sとする場合は約6分間程度で、また、0.233m
/sとする場合には約9分間でクラス1000の清浄度
までクリーンにすることができる。HEPAに代わって
ULPAフィルターを用いる場合には、より清浄度の高
いものとすることも可能である。
【0032】このように、この発明のリカバリークリー
ンブースは極めて優れた清浄化効果を実現する。いずれ
にしても、この発明は、その細部については様々な態様
が可能であることはいうまでもない。
ンブースは極めて優れた清浄化効果を実現する。いずれ
にしても、この発明は、その細部については様々な態様
が可能であることはいうまでもない。
【0033】
【発明の効果】この発明により、以上詳しく説明した通
り、極めて優れたクリーン度において空気中のエアロゾ
ルの影響を取りのぞくことのできる簡易な組立とコンパ
クトな保存、運搬が可能な、かつ安価なリカバリーの設
備としての病院用のリカバリークリーンブースが実現さ
れる。
り、極めて優れたクリーン度において空気中のエアロゾ
ルの影響を取りのぞくことのできる簡易な組立とコンパ
クトな保存、運搬が可能な、かつ安価なリカバリーの設
備としての病院用のリカバリークリーンブースが実現さ
れる。
【図1】この発明のリカバリークリーンブースの一例を
示した斜視図である。
示した斜視図である。
【図2】この発明の軽量フレーム体を例示した斜視図で
ある。
ある。
【図3】この発明のフレーム体の他の例を示した斜視図
である。
である。
【図4】図3のフレーム体の折り畳み状態を例示した斜
視図である。
視図である。
【図5】この発明のカーテンシートの取付け状態を例示
した断面図である。
した断面図である。
【図6】別の取付け状態を例示した断面図である。
【図7】さらに別の取付け状態を例示した断面図であ
る。
る。
【図8】シート貫通孔部の構造を示した斜視図である。
【図9】貫通孔部の開放時の状態を示した斜視図であ
る。
る。
【図10】貫通孔部のシール状態を示した斜視図である。
【図11】クリーンエア供給部と吹出し部を例示した断面
図である。
図である。
【図12】図11に対応する部分斜視図である。
1 ベッド 2 シート 20 貫通孔部 201 フィルム 202 対向シールテープ 203 リード線/チューブ 21 天井シート 22 カーテンシート 211 外側垂下部 212 内側垂下部 3 クリーンエアー空間 4 天井枠 41 支持枠 42 折り畳み枠 43 ヒンジ 44 連結部 421 枠材 422 枠材 441 横枠 442 横枠 401 垂下片 402 シート延長部 5 支柱 51 連結部 52 脚部 53 ヒンジ・ワンタッチロック 54 連結部 55 連結部 56 ヒンジ 57 結合部 58 結合部 59 連結部 6 出入口部 61 結合部 62 結合部 7 吹出し部 8 クリーンエアー供給部 9 ライナーフック 10 吹流し 11 シートダクト 12 支持板 13 供給口
フロントページの続き (72)発明者 斉藤 研一郎 埼玉県鳩ヶ谷市前田1251 はとがや南マン ション401
Claims (3)
- 【請求項1】 フィルターを介したクリーンエアーの供
給部と、このクリーンエアーの頭上もしくはその近傍か
らの吹出し部を有し、シートによってクリーンエアー空
間を囲み、シートの所要位置には、開閉自在で密閉シー
ルを装着した貫通孔部を配設し、かつ、折り畳み自在な
フレーム体によりこのシートを支持してなることを特徴
とするリカバリークリーンブース。 - 【請求項2】 請求項1のリカバリークリーンブースに
おいて、フレーム体をあらかじめ固定させてなるリカバ
リークリーンブース。 - 【請求項3】 請求項1のリカバリークリーンブースに
おいて、密閉シールが対向シールテープ材からなるリカ
バリークリーンブース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4232255A JPH0678959A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | リカバリークリーンブース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4232255A JPH0678959A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | リカバリークリーンブース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0678959A true JPH0678959A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=16936409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4232255A Pending JPH0678959A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | リカバリークリーンブース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0678959A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4808752A (en) * | 1985-08-05 | 1989-02-28 | Hoechst Aktiengesellschaft | Process for the preparation of 2-aminophenyl thioethers |
US6966937B2 (en) | 2002-10-22 | 2005-11-22 | Sanki Engineering Co., Ltd. | Patient isolation unit |
JP2005334423A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Kawasaki Engineering Co Ltd | 開口構造および圧力チャンバー |
JP2006015108A (ja) * | 2004-07-02 | 2006-01-19 | Kozo Kojima | 携帯組立て式酸素ルーム |
JP2008279284A (ja) * | 2008-08-26 | 2008-11-20 | Kozo Kojima | 組立て式酸素ルーム |
JP2008296057A (ja) * | 2008-09-17 | 2008-12-11 | Kozo Kojima | 組立て式酸素ルーム |
JP2011104132A (ja) * | 2009-11-18 | 2011-06-02 | Futek Inc | 高気圧保持装置 |
JP2011161103A (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-25 | Chieri Matsuzaki | 診察・診断用防護装置 |
JP2011177271A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Dainippon Printing Co Ltd | 簡易隔離ブース |
JP2013013587A (ja) * | 2011-07-05 | 2013-01-24 | Suminoe Textile Co Ltd | 防音カーテン |
JP2014054440A (ja) * | 2012-09-13 | 2014-03-27 | Hayashi Bussan Co Ltd | 院内感染防止用具 |
JP2022105235A (ja) * | 2020-12-31 | 2022-07-13 | 那須 正和 | シート状浄化気誘導具 |
KR102484841B1 (ko) * | 2022-08-22 | 2023-01-09 | 위니케어 주식회사 | 병상 연계 독립 공간 설비 |
KR20230140165A (ko) * | 2022-03-29 | 2023-10-06 | 주식회사 신호테크 | 시저 리프트 타입 고소작업대용 안전장치 |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP4232255A patent/JPH0678959A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4808752A (en) * | 1985-08-05 | 1989-02-28 | Hoechst Aktiengesellschaft | Process for the preparation of 2-aminophenyl thioethers |
US6966937B2 (en) | 2002-10-22 | 2005-11-22 | Sanki Engineering Co., Ltd. | Patient isolation unit |
JP2005334423A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Kawasaki Engineering Co Ltd | 開口構造および圧力チャンバー |
JP2006015108A (ja) * | 2004-07-02 | 2006-01-19 | Kozo Kojima | 携帯組立て式酸素ルーム |
JP2008279284A (ja) * | 2008-08-26 | 2008-11-20 | Kozo Kojima | 組立て式酸素ルーム |
JP2008296057A (ja) * | 2008-09-17 | 2008-12-11 | Kozo Kojima | 組立て式酸素ルーム |
JP2011104132A (ja) * | 2009-11-18 | 2011-06-02 | Futek Inc | 高気圧保持装置 |
JP2011161103A (ja) * | 2010-02-12 | 2011-08-25 | Chieri Matsuzaki | 診察・診断用防護装置 |
JP2011177271A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Dainippon Printing Co Ltd | 簡易隔離ブース |
JP2013013587A (ja) * | 2011-07-05 | 2013-01-24 | Suminoe Textile Co Ltd | 防音カーテン |
JP2014054440A (ja) * | 2012-09-13 | 2014-03-27 | Hayashi Bussan Co Ltd | 院内感染防止用具 |
JP2022105235A (ja) * | 2020-12-31 | 2022-07-13 | 那須 正和 | シート状浄化気誘導具 |
KR20230140165A (ko) * | 2022-03-29 | 2023-10-06 | 주식회사 신호테크 | 시저 리프트 타입 고소작업대용 안전장치 |
KR102484841B1 (ko) * | 2022-08-22 | 2023-01-09 | 위니케어 주식회사 | 병상 연계 독립 공간 설비 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040615 |