JPH05231686A - パーソナルクリーンブース - Google Patents

パーソナルクリーンブース

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JPH05231686A
JPH05231686A JP3778092A JP3778092A JPH05231686A JP H05231686 A JPH05231686 A JP H05231686A JP 3778092 A JP3778092 A JP 3778092A JP 3778092 A JP3778092 A JP 3778092A JP H05231686 A JPH05231686 A JP H05231686A
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JP
Japan
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sheet
clean
ceiling
curtain
clean air
Prior art date
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Pending
Application number
JP3778092A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Shinohara
克明 篠原
Kenichiro Saito
研一郎 斎藤
Minoru Tanaka
稔 田中
Shigeyuki Aoyama
滋之 青山
Masaki Hirota
政樹 広田
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Aoki Corp
Original Assignee
Aoki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 フィルターを介したクリーンエアーの供給部
7と、このクリーンエアーの頭上もしくはその近傍から
の吹出し部6を有し、フレーム体4,5によって支持し
たシート2によってクリーンエアー空間3を囲んだクリ
ーンブースにおいて、カーテンレール構造としたフレー
ム体天井枠4にカーテンシートを着脱および移動自在に
垂設してなることを特徴とする。また、より好適には、
クリーンエアー供給部8と吹出し部7とはシートダクト
11によって連結する。 【効果】 極めて優れたクリーン度において、アレルギ
ー疾患の原因となる空気中エアロゾルの影響を効果的に
取りのぞく。また、一般家庭用設備として、簡便な組立
と、コンパクトな保存、運搬が可能である。かつ、安価
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パーソナルクリーン
ブースに関するものである。さらに詳しくは、この発明
は、就寝中等において、花粉、タバコの煙、埃、ダニ等
の空気中のエアロゾルによるアレルギー反応を効果的に
抑えることのできる、組立および縮拡大自在な家庭用等
のクリーンブースに関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】近年、花粉、タバコの煙、ダ
ニ、埃等の空気中のエアロゾルによるアレルギー反応に
よって体調を崩し、健康な生活を損なわれているアレル
ギー患者の増大が社会的に大きな問題となっている。こ
のように空気中エアロゾルによるアレルギー疾患は、特
に幼児、老人、さらには他の疾患をこうむっている患者
にとっては深刻な影響を及ぼし、また、通常の成人にお
いてもこれらのアレルギー疾患は、日常生活に大きな支
障をもたらしている。鼻、眼のかゆみや痛み、せき、食
欲不振、不眠、自律神経の失調、うつ病質状態など様々
な症状としてアレルギー反応による影響があらわれてい
る。
【0003】このような状況において、薬剤の投与によ
る治療や、免疫増進効果をねらった様々な治療法が試み
られてきているが、決定的に有効とされる手段はいまだ
に見出されていないのが実情である。また、このような
治療とは別に、空気中のエアロゾルへの接触を抑えるた
めのマスク、メガネ等の使用や、さらには家庭内への空
気清浄器の設置などの方策も検討され、それらの防塵具
や装置が各種市販されている。
【0004】しかし、これらの従来の方策においては、
その空気中のエアロゾルの接触抑制効果は充分でなく、
たとえば就寝中などにおいて、エアロゾル防御をより効
果的に、しかも使用時の抵抗感も少なく、やさしく快適
に使用することのできるものは依然として実現されてい
ない。一方、当然にも、エアロゾルによる影響を排除す
るためには、室内空気のクリーン度を高め、いわゆるク
リーンルーム的に環境を維持することが考えられる。し
かしながら、このようなクリーンルーム化には多額の費
用がかかり、家庭等において使用するのは現実的ではな
い。たとえばこれまでにも病院設備としては無菌ICU
ユニット等として周囲と区分したクリーン域を設け、こ
の区域にのみクリーンエアーを供給することが行われて
いる。しかし、この設備は、無菌状態の形成のためのも
ので、病院設備として大がかりで、かつ、極めて高価な
ものである。このため、家庭等において気軽に使用でき
るものではない。
【0005】実際、これまでは、このようなクリーンル
ームの汎用化は実現されていない。その着想、そしてそ
の具体化すら試みられてきていない。この発明は、以上
の通りの事情に鑑みてなされたものであり、従来の方
法、設備等の課題を解決し、空気中のエアロゾルによる
アレルギー反応を抑え、多くの患者に健康とやすらぎを
与えることができ、家庭において安価に、かつ簡便に使
用することのできる新規なクリーン空間とそのためのエ
アー供給手段を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の通り
の課題を解決するものとして、フィルターを介したクリ
ーンエアーの供給部と、このクリーンエアーの頭上もし
くはその近傍からの吹出し部を有し、フレーム体によっ
て支持したシートによってクリーンエアー空間を囲んだ
クリーンブースにおいて、カーテンレール構造としたフ
レーム体天井枠にカーテンシートを着脱および移動自在
に垂設してなることを特徴とするパーソナルクリーンブ
ースを提供する。
【0007】また、この発明は、ヒンジまたは差込み結
合により縮拡大自在な軽量組立フレーム体等によってシ
ートを支持してなることや、フィルターを介したクリー
ンエアー供給部と吹出し部とをシートダクトにより連結
してなること、クリーンエアー空間を囲むシートの出入
口部をファスナー開閉、もしくはシート重ね合わせ開閉
構造とすること、さらにはそのシートの任意の部分、も
しくは全部を着脱自在および/または縮拡大自在として
なること等をその態様としてもいる。また、アレルギー
の発作は、就寝初期と、早朝の目ざめ前に激しいことか
ら、ベッド周囲へのこの発明のクリーンブースの設置
や、頭上へのクリーンエアーの吹出しを誘導する昇降自
在なクリーンエアー供給部の配設等もその態様としてい
る。
【0008】以下、その具体的構成について実施例とし
て説明する。
【0009】
【実施例】添付した図面の図1は、ベッド(1)の周囲
をパーソナルクリーンブースとしたこの発明の基本態様
を例示したものである。たとえばこの図1に例示したよ
うに、この発明のクリーンブースは、ベッド(1)を囲
むように、シート(2)によって外部と区分されたクリ
ーンエアー空間(3)を形成している。
【0010】このシート(2)は、使用者の心理的抵抗
感をやわらげるためにもその質感がソフトで、透明、あ
るいは着色したものとし、組立および解体、そして折り
畳み自在な天井枠(4)、および支柱(5)からなる軽
量フレーム体によって支持させることができる。この軽
量フレーム体は、アルミニウム等の金属、樹脂等によっ
て構成することができる。クリーンエア空間(3)への
出入口部(6)は、気密性の良い開閉用ファスナーによ
って構成してもよいし、シート(2)の重ね合わせによ
って構成してもよい。さらには、横移動、あるいは上下
移動のカーテン方式によって構成してもよい。
【0011】このクリーンエアー空間(3)には、たと
えば軽量フレーム体によって支持したシート(2)の所
定の位置に配置した吹出し部(7)より、外部のダーテ
ィーエアーを清浄化した後に供給する。HEPA等のフ
ィルター装置を介してファンによって送風することがで
きるクリーンエアー供給部(8)を、この吹出し部
(7)に連結する。
【0012】シート(2)については、その素材に特段
の限定はなく、いわゆる帯電防止、防煙、防ガス発生処
理等を施した、塩ビシート、ポリオレフィンシート、ナ
イロンシート、ポリエステルシート、その他の合成樹脂
シート、あるいは天然繊維、合成繊維による織布シー
ト、不織布の各種のものが使用できる。HEPA等のフ
ィルター装置としては、ULTRA HEPA等も含
み、この発明においては、0.3μmエアロゾル99.
97%除去の能力を持ったもの以上を好ましく使用する
ことができる。この能力によって、クリーンエアー空間
(3)外部のダーティーエアー(たとえば約100万個
/ft3 、0.5μm以上)をこのHEPAフィルター
装置を通すことによってクリーンエアー(約100個/
ft3 、0.5μm以上)として、クリーンエアー空間
(3)に供給する。
【0013】このような構成のこの発明のパーソナルク
リーンブースについては、シート(2)を支持する軽量
フレーム体は、縮拡大および組立・解体自在なものとす
るのが好ましい。たとえば図2に例示したように、軽量
フレーム体については、天井枠(4)と支柱(5)によ
って構成し、このうちの天井枠(4)については、複数
に分画して、たとえば支持枠(41)と折り畳み枠(4
2)とによって形成し、両者をたとえばヒンジ(43)
によって結合して折り畳み枠(42)を図中の方向
(A)に折り畳めるようにする。また、折り畳み枠(4
2)については、単一体としてもよいし、枠材(42
1)(422)に分画し、横枠(441)(442)を
設けて両者をヒンジ等によって結合し、方向(B)、ま
たは方向(C)に折り畳めるようにしてもよいし、枠材
(421)(422)を、その連結部(44)において
差込み結合するようにしてもよい。
【0014】軽量フレーム体を構成する支柱(5)につ
いては、天井枠(4)の構成に応じて適宜な数と連結位
置で天井枠(4)を支えるようにすることができる。図
2の例においては、天井枠(4)の支持枠(41)に
は、4本の支柱が、また、折り畳み枠(42)には1本
の支柱が連結するようにしている。これらの支柱(5)
は、その連結部(51)において差込み結合してもよい
し、あるいはこのような分割なしの状態のものであって
もよい。下端部の脚部(52)は、ヒンジのワンタッチ
ロック(53)等によって開閉自在および固定可能とす
ることができる。支持枠(41)には、その連結部(5
4)に支柱(5)を差込み結合することができ、また折
り畳み枠(42)には、その連結部(55)においてヒ
ンジ(56)等によって連結し、支柱(5)を図中の方
向(D)に折り畳みできるようにしてもよい。
【0015】図3は、図2に例示した軽量フレーム体の
保存、運搬時等における折り畳みの状態を例示したもの
である。折り畳み枠(42)が折り畳まれ、これに連結
する支柱(5)がヒンジ(56)を介して折り畳まれ
て、結合部(57)において天井枠(41)の結合部
(58)に係止されている状態を示している。もちろ
ん、このような支柱(5)の折り畳みを行うことなく、
取りはずしておいてもよい。
【0016】図4は、また別の例を示したものである。
この例においては、図2および図3のように横枠(44
1)(442)を設けることなく、連結部(44)にお
いて差込み結合している。また、脚部(52)は、連結
部(59)において支柱(5)に差込み結合できるよう
にしている。この例の場合にも、折り畳み枠(42)
は、方向(A)に折り畳み可能としており、結合部(6
1)(62)において係止できるようにしている。この
状態を例示したものが図5である。
【0017】以上のいずれの例にもこの発明の折り畳み
自在なフレーム体を有するクリーンブースは限定される
ことはないが、折り畳み可能としていることによって、
保存時、運搬時にコンパクトに収納、保存可能であっ
て、むだなスペースを取ることもない。使用時には一人
でも組立てることができる。このような軽量フレーム体
への図1に例示したようにシート(2)を取付けにあた
っては、種々の態様が採用される。たとえば図6に例示
したように、天井枠(4)をカーテンレール構造とし、
シート(2)を天井シート(21)とカーテンシート
(22)とによって構成し、天井シート(21)には、
天井枠(4)に対して外側垂下部(211)と内側垂下
部(212)を配設し、この両者の間に、カーテンシー
ト(22)が配置され、ライナーフック(9)にカーテ
ンシート(22)が取付けされるようにする。
【0018】クリーンエア空間(3)は陽圧に保つた
め、天井シート(21)の内側垂下部(212)はカー
テンシート(22)に密着させることができる。空気も
れをさらに抑止するものとして、たとえば図7に啓治し
たように、天井枠(4)に垂下片(401)を延設し、
この垂下片(401)がカーテンシート(22)に当接
するようにしてもよい。
【0019】あるいは、図8に例示したように、カーテ
ンシート(22)のライナーフック(9)えの係止部よ
りもさらに上部にシート部が延び、このシート延長部
(402)が天井枠(4)に当接するようにしてもよ
い。いずれの場合でも、天井シート(21)は、フック
等の係止手段によって天井枠(4)に取付けるようにす
ることができる。
【0020】しかもカーテン方式にすることにより、取
付けおよび出入も容易となる。このような方式とする場
合、図9に例示したように、カーテンシート(22)
は、ライナーフック(9)としてコイルバネ(91)を
有するものに取付けるようにしてもよい。これにより、
カーテンシート(22)はより安定して取付け、および
操作可能となす。
【0021】また、クリーンエアーの吹出し部(7)と
供給部(8)との接続構造にも特に限定はなく、その配
置にも限定はない。クリーンエアー供給部(8)につい
ては、ファンとフィルター装置とを一体とし、また別体
として設けてもよい。フィルター装置は吹出し部(7)
にも配設してもよい。図10に例示したように、フィル
ター装置を内蔵したクリーンエアー供給部(8)と吹出
し部(6)とは樹脂製シートによるシートダクト(1
1)によって連結し、このシートダクト(11)は、シ
ート(2)とは別体として形成し、これに着脱自在とし
てもよいし、溶着等によって一体化固定しておいてもよ
い。
【0022】別体とする場合には、図11にも例示した
ように、支持板(12)にシートダクト(11)をあら
かじめ取付けておき、支持板(12)の両端を天井枠
(4)に係止し、シートダクト(11)の端部供給口
(13)をカーテンシート(22)の内側から所定の孔
を貫通させて配置してもよいし、あるいは外付け方式に
よって配置してもよい。
【0023】前者内側配置の場合には、カーテンシート
(22)の孔は補強および密閉リング構造とするのが好
ましい。吹出し部(7)には、メッシュ状の分散板やフ
ィルター等を設けておいてもよい。シート(2)による
クリーンエアー空間(3)の出入口部は、図1にも示し
たように、重ね合わせ部による開閉や、あるいはファス
ナー(5)等による開閉構造とし、また、さらに任意の
着脱部を気密性の良好なファスナーや、マジックテープ
等による手段によってその一部あるいは全部を着脱自在
としてもよい。
【0024】巻き上げ、巻き取り方式、あるいは、スラ
イド方式(片開き、両開き)、あるいは、ベローズ折り
込み方式等によって、このシート(2)による所定のク
リーンエアー空間(3)の形式を自在としてもよい。な
お、この発明のクリーンブースにおいては、上記吹出し
部(7)からのクリーンエアーを、頭上もしくはその近
傍から足元下の流出口等への一方向流れとして、あるい
は多方向への拡散流れとして流通させる。この時、ブー
ス内の気圧を陽圧ともする。
【0025】クリーンエアーの風速は、たとえば就寝中
では0.1m/sec以下程度とし、ブース内の圧力は
0.1〜0.5mmH2 O程度とすることができる。こ
の条件によって、クリーンエアー空間(3)への外部の
ダーティーエアーの逆流を防ぎ、内部のクリーン状態を
維持することができる。このような風速、そして圧力条
件については、自動的に、あるいは手動によって随時モ
ード変更できる制御機構を設けることもできる。たとえ
ば、一般モード約30分で睡眠前にクリーン化し、おや
すみモードで睡眠中にクリーン状態を保つ。空調機能に
よってコントロールすることもできる。
【0026】また、ベッドに使用するカバーを、発塵を
抑えるものとすることにより、さらにブース内のクリー
ン度は良好に保たれる。使用者の心理的抵抗感を緩和す
るために、シート(2)とともに、さらにカーテンを取
付け、外部の視界を遮断することもできる。シート
(2)そのものに着色や模様を施してもよい。
【0027】たとえば以上のようなクリーンブースは、
どこの家庭においても100Vの電源さえあれば使用で
き、一般家庭用の空気清浄器の10〜100倍のクリー
ン度を保ち、しかも極めて安価なものとして提供するこ
とができる。もちろん、上記の例のように、ベッド
(1)に限定されることはなく、その他の家具、たとえ
ば勉強机、テーブル等の周囲にこの発明のクリーンブー
スを設置してもよい。そして、照明、その他の機能を高
度化することにより、家庭用として、随時組立設置可能
な、快適な空間として用いることができる。
【0028】床にふとんを敷く場合でもよい。この場合
には、床シートを配置し、固定してもよい。もちろん、
家庭の他、学校、その他の公共施設等にも随時セットで
きるようにしてもよい。また、さらに、この発明のパー
ソナルクリーンブースについては、ファン等の工夫によ
り、ブース内外での騒音も超低レベルに抑えることもで
きる。
【0029】ベッド(1)を囲むようにシート(2)に
よって外部と区分されたクリーンエアー空間(3)に
は、前記吹出し部(7)として、たとえば透明樹脂等か
らなるシートによって形成した伸縮もしくは昇降自在と
したクリーンエアー吹出し用の吹流し(10)を配設す
ることもできる。この吹流しによって、クリーンエアー
を頭上部もしくはその近傍に優先的に誘導することがで
きる。このため、たとえば就寝時の布団の持ち上げ、そ
の落下によって発生する発塵をより短時間に消去して清
浄化することができる。
【0030】たとえば以上の通りのこの発明のクリーン
ブースについてさらにその清浄化効果をより具体的に説
明すると、ベッド周囲に設けたクリーンブースにおいて
は、人が布団に出入する場合、0.5μmの粒子は、布
団に入る時には塵埃濃度(布団のそで口を30cm持ち
上げ落下させた場合の頭部での濃度)は急激に増加する
が、クリーンエアーの供給吹出し速度を0.293m/
sとする場合は約6分間程度で、また、0.233m/
sとする場合には約9分間でクラス1000の清浄度ま
でクリーンにすることができる。一方、この発明のクリ
ーンブースを用いない場合には、クラス10,000の
水準を超えて清浄化されることはほとんどない。
【0031】このように、この発明のクリーンブースは
極めて優れた清浄化効果を実現する。いずれにしても、
この発明は、その細部については様々な態様が可能であ
ることはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】この発明により、以上詳しく説明した通
り、極めて優れたクリーン度において空気中のエアロゾ
ルの影響を取りのぞくことのできる簡易な組立とコンパ
クトな保存、運搬が可能な、かつ安価なパーソナルの設
備としてのクリーンブースが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のクリーンブースの一例を示した斜視
図である。
【図2】この発明の軽量フレーム体を例示した斜視図で
ある。
【図3】この発明のフレーム体の折り畳み状態を例示し
た斜視図である。
【図4】この発明のフレーム体の他の例を示した斜視図
である。
【図5】図4のフレーム体の折り畳み状態を例示した斜
視図である。
【図6】この発明のカーテンシートの取付け状態を例示
した断面図である。
【図7】別の取付け状態を例示した断面図である。
【図8】さらに別の取付け状態を示した断面図である。
【図9】コイルバネを用いた取付け例を示した断面図で
ある。
【図10】クリーンエア供給部と吹出し部を例示した断面
図である。
【図11】図10に対応する部分斜視図である。
【符号の説明】
1 ベッド 2 シート 21 天井シート 22 カーテンシート 211 外側垂下部 212 内側垂下部 3 クリーンエアー空間 4 天井枠 41 支持枠 42 折り畳み枠 43 ヒンジ 44 連結部 421 枠材 422 枠材 441 横枠 442 横枠 401 垂下片 402 シート延長部 5 支柱 51 連結部 52 脚部 53 ヒンジ・ワンタッチロック 54 連結部 55 連結部 56 ヒンジ 57 結合部 58 結合部 59 連結部 61 結合部 62 結合部 6 出入口部 7 吹出し部 8 クリーンエアー供給部 9 ライナーフック 91 コイルバネ 10 マジックテープ 11 シートダクト 12 支持板 13 供給口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広田 政樹 神奈川県横須賀市浜見台1−3−2 株式 会社青木建設追浜寮0468−65−B11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルターを介したクリーンエアーの供
    給部と、このクリーンエアーの頭上もしくはその近傍か
    らの吹出し部を有し、フレーム体によって支持したシー
    トによってクリーンエアー空間を囲んだクリーンブース
    において、カーテンレール構造としたフレーム体天井枠
    にカーテンシートを着脱および移動自在に垂設してなる
    ことを特徴とするパーソナルクリーンブース。
  2. 【請求項2】 ヒンジまたは差込み結合により縮拡大自
    在な軽量組立フレーム体によりシートを支持してなる請
    求項1のパーソナルクリーンブース。
  3. 【請求項3】 フィルターを介したクリーンエア供給部
    と吹出し部とをシートダクトにより連結してなる請求項
    1または2のパーソナルクリーンブース。
  4. 【請求項4】 クリーンエアー空間を囲むシートの出入
    口部をファスナー開閉、もしくはシート重ね合わせ開閉
    構造としてなる請求項1、2または3のパーソナルクリ
    ーンブース。
  5. 【請求項5】 クリーンエアー空間を囲むシートの任意
    の部分を、もしくはその全部を着脱自在および/または
    縮拡大自在としてなる請求項1、2、3または4のパー
    ソナルクリーンブース。
  6. 【請求項6】 床シートを備え、その隅部を固定してな
    る請求項1、2、3、4または5のパーソナルクリーン
    ブース。
JP3778092A 1992-02-25 1992-02-25 パーソナルクリーンブース Pending JPH05231686A (ja)

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