JPH06787Y2 - 魚群探知機用送信回路 - Google Patents

魚群探知機用送信回路

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JPH06787Y2
JPH06787Y2 JP1984095071U JP9507184U JPH06787Y2 JP H06787 Y2 JPH06787 Y2 JP H06787Y2 JP 1984095071 U JP1984095071 U JP 1984095071U JP 9507184 U JP9507184 U JP 9507184U JP H06787 Y2 JPH06787 Y2 JP H06787Y2
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JP
Japan
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transmission
circuit
pulse signal
output
fish finder
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JP1984095071U
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猛博 小西
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Japan Radio Co Ltd
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Japan Radio Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の技術分野〉 本考案は,魚群探知機用送信回路に関する。
〈従来技術とその問題点〉 従来,この種の送信回路における実効出力は,送信繰り
返し周期が早くなければ,増大し,この増大に伴う消費
電力の増加分も無視できないところから,送信トランス
に対し送信電力用の電圧を供給するラインに電流制限抵
抗を設け,この抵抗により,前記消費電力の増加分を吸
収するようにしたものが提案されているが,送信繰り返
し周期を早くした場合,前記電流制限抵抗により過大な
熱が発生する問題が残っていた。そこで,本願出願人
は,先に実願昭56-119181号(実開昭58-26680号公報)
として,トランジスタ回路を使用して送信実効出力を送
信繰り返し周期に関係なく所定値に保持して,前記電流
制限抵抗が異常発熱しないようにした魚群探知機用送信
回路を提案した。これは,所定の送信実効出力値に対し
送信繰り返し周期が小さくなって送信実効出力が増大す
る際,送信出力低減設定値を基準として送信出力を制御
し送信実効出力を所定値に保持するように構成したもの
である。
しかしながら,この回路構成では,部品点数が多くな
り,価格的にも,構造的にも実用的なものとは言い難い
欠点があった。
〈考案の目的〉 本考案は,上述のような事情に鑑みなされたもので,パ
ワー・トランジスタと,周波数固定パルス幅変調方式
(以下,PWM方式という。)のスイッチング・レギュレ
ータ用集積回路(IC)とを組合せることにより,部品点数
を少なくして,しかも信頼度の向上を図った,安価な魚
群探知機用送信回路を提供することを目的とする。
〈考案の構成〉 上記目的を達成するために,本考案は,送信繰り返し周
期の可調整な魚群探知機の送信回路において,パワー・
トランジスタと,このトランジスタを外付けして成るス
イッチング・レギュレータ用ICとを有し,前記パワー
・トランジスタの駆動信号のパルス幅と振幅とにより,
超音波の送信出力を制御する手段と,前記パルス幅によ
る制御を自動で制御する手段と,また前記振幅による制
御を手動でプリセットする手段とを備え,これら自動に
よる制御と手動によるプリセットによって,送信用供給
電力を所定値に保持し得るように構成した。
〈考案の実施例〉 以下,図面を参照しながら,本考案の具体的実施例につ
いて,詳細に説明する。
第1図は本考案に係る魚群探知機用送信回路の一実施例
を示す回路図で,図中,1は,PWM(Pulse Width Modula
tion)方式スイッチング・レギュレータ用IC3の電圧
供給源,2は発振パルス幅制御用トリガ入力端子であ
る。前記PWM方式スイッチング・レギュレータ用IC3は,
基準電圧発生器31,発振器32,フリップフロップ33,コン
パレータ34,これらの後段に付加したNORゲート35,36,更
にその後段に付加したトランジスタTR1,TR2,それにエ
ラーアンプ37や電流制限アンプ38等を備えている。但
し、電流制限アンプ38は本実施例では使用していない。
4,5は,パワー・トランジスタTR3,TR4,TR5,TR6の駆動用
発振出力信号,6は送信用電源供給源,7は超音波送受
波器,8は,駆動用発振出力信号4,5の振幅を設定する
可変抵抗器(RV1),9は送信トランスである。
次に上記構成から成る送信回路の動作につき,第2図に
示す動作波形を参照しながら説明する。
PWM方式スイッチング・レギュレータ用IC3のスイッチ
ング周波数は,外付けの抵抗RV2,R2(6ピン)と
コンデンサC1(7ピン)によって決まる。そこで,先
ず,これらの抵抗RV2,R2及びコンデンサC1の定数によ
って定められた発振器32の出力は,ゲート回路35,36
入力されると共に,フリップフロップ33を介して1/2
の周波数に分周され,位相を分けるために矢張りゲート
回路35,36に入力される。そして,第2図示の送信トリ
ガ信号2’が低レベル"L"の区間のみ,ゲート35,36が開
かれ,第2図に示すような波形4′,5′の発振出力信号
4,5(第1図参照)が出力される。この発振出力信号4,5
の振幅(第2図示の波形4′,5′の振幅A,B)は,第
1図示の可変抵抗器(RV1)8を手動操作することによ
り,トランジスタTR1,TR2のコレクタ電圧が可変設定さ
れ,パワー・トランジスタTR3〜TR6の送信出力が
プリセットできる。即ち,この系をマニュアルの送信出
力制御回路として電圧の可変制御によってパワー・トラ
ンジスタTR3〜TR6の駆動用発振出力信号の振幅を変化さ
せ,前記パワー・トランジスタTR3〜TR6に流れる電流を
制御することにより,送信実効出力がプリセットされ
る。第2図示の発振出力信号4′,5′によって,パワー
・トランジスタTR3〜TR6がドライブされ,並列接続され
たTR3,TR5及びTR4,TR6と送信出力トランス9で構成され
るプッシュプル電力増幅回路において,TR3, TR5及びTR
4, TR6は発振出力4′,5′により交互にON−OFF動
作を行うことにより第1図示の超音波送受波器7の振動
子には,第2図示の波形7′の電流が流れる。もし超音
波の送信繰り返し周期がはやくなると,パワー・トラン
ジスタTR3〜TR6の送信出力が増大し,第1図示の
抵抗R1に流れる電流も多くなる。そこで,この抵抗R
1の両端の電圧降下をエラーアンプ37で増幅し,この
出力電圧をコンパレータ34に印加する。そいて,この
コンパレータ34において,前記エラーアンプ37の出
力電圧とコンデンサC1に流れる充電電流とが比較さ
れ,コンデンサC1に流れる鋸歯状波電流のうち,前記
エラーアンプ37の出力電圧を越えるもののみ増幅され
る。そして,増幅された信号はパルスとなってゲート3
5,36に入力される。そして,パワー・トランジスタ駆動
用発振出力信号4,5として帰還される信号は,第2図示
の波形4′,5″のようにパルス幅が制御されたものであ
り,超音波送受波器7に帰還される送信電流の波形は,
第2図示の波形7″のように少なくなる。このように帰
還動作を行う回路構成を要約すれば,第3図に示すよう
になる。即ち,第3図に示す回路において,ループゲイ
ンをGとすると共に,帰還回路の定数をβとすることに
より,次式の関係が成立する。
前記(1)式から電圧E2を求めると, となる。
従って,前記(2)式から,ループゲインGが充分大きい
とすれば,送信電力用の電圧E2はE2≒E1/βに近似され
る。即ち,電圧E2は,基準電圧E1が一定であれば,帰還
回路の定数βに依存することになる。
なお、第3図において、Gは送信回路のループゲインで
あり,第1図のエラーアンプ37,コンパレータ34,NOR
ゲート35,36,トランジスタTR1,TR2,パワートランジ
スタTR3, TR4,TR5,TR6で構成される。βは送信出力を
制御する帰還回路の定数であり,第1図のR1,R3,R4,
RV3で構成される。また、Eiはエラーアンプ37の,
間の電圧,E1はエラーアンプ37の入力の電圧,E2は送
信出力検出抵抗R1の送信トランス側の電圧をそれぞれ示
す。
この結果,本実施例の回路によれば,送信繰り返し周期
Tが早くなり1/Tが増大すると,送信出力Pが低減し,
送信実効出力値W=1/T×Pが一定となるよう制御され
る。つまり,送信繰り返し周期が早くなったり遅くなっ
たりして,発振出力信号4′,5′のパルス幅が変わり,
送信実効出力は制御されるが,上述のように,パワー・
トランジスタ駆動用信号4,5のパルス幅と振幅との両方
で前記送信実効出力の制御を行い,しかも振幅で制御す
る手動制御でプリセットし,パルス幅にて自動制御する
ことにより,送信実効出力(送信用供給電力)を所定値
に保持することができる。
〈考案の効果〉 以上詳述したところから明らかなように,本考案は,PW
M方式のスイッチング・レギュレータ用ICを魚群探知
機用送信回路として使用できるよう構成したものである
から,少ない部品点数で信頼度の高いシンプルな回路を
安価に提供することができる卓越した効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る魚群探知機用送信回路の一実施例
を示す回路図,第2図は第1図に示す回路の動作波形
図,第3図は第1図に示す回路の動作説明図である。 1…回路用電圧供給源,2…発振パルス幅制御用トリガ
入力端子,3…PWM方式のスイッチング・レギュレータ
用集積回路(IC),4,5…パワー・トランジスタ駆動用発
振出力信号,6…送信用電源供給源,7…超音波送受波
器,8…可変抵抗器(RV1),9…送信トランス,TR3〜TR
6…パワー・トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信繰り返し周期の可調整な魚群探知機の
    送信回路において,パワートランジスタ(TR3〜TR6)と,
    該パワートランジスタの出力で送信電圧電流を発生する
    回路(6,9)とを外付けして成るスイッチング・レギュレ
    ータ用集積回路(3)を有し,該集積回路(3)には、前記送
    信繰り返し周期の送信トリガ信号の入力中に前記パワー
    ・トランジスタ(TR3〜TR6)に供給する駆動パルス信号を
    発生する手段(RV2,R2,C1,32,33,35,36)と,前記パワー
    ・トランジスタ(TR3〜TR6)と送信用電源供給源(6)との
    間に挿入した抵抗(R1)に生ずる電圧降下の変動を検出す
    る手段(37)と,該電圧降下の変動に応じて前記パルス信
    号のパルス幅を制御する手段(34)とを備え,かつ前記駆
    動パルス信号を出力する手段(TR1,TR2)と電源(1)との間
    に挿入され可変抵抗を手動でプリセット制御し前記駆動
    パルス信号の振幅を制御する手段(8)を備えて前記駆動
    パルス信号のパルス幅による送信出力の制御を前記送信
    トリガ信号の繰り返し周期の変化に応じて自動で制御
    し,また手動による前記駆動パルス信号の振幅の制御で
    送信出力をプリセットするようにしたことを特徴とする
    魚群探知機用送信回路。
JP1984095071U 1984-06-25 1984-06-25 魚群探知機用送信回路 Expired - Lifetime JPH06787Y2 (ja)

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