JPH067873U - 流動体供給装置の残量検出機構 - Google Patents

流動体供給装置の残量検出機構

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JPH067873U
JPH067873U JP5214792U JP5214792U JPH067873U JP H067873 U JPH067873 U JP H067873U JP 5214792 U JP5214792 U JP 5214792U JP 5214792 U JP5214792 U JP 5214792U JP H067873 U JPH067873 U JP H067873U
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JP
Japan
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syringe
fluid
plunger
supply device
proximity sensor
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Pending
Application number
JP5214792U
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English (en)
Inventor
浩之 長谷川
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Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
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Publication date
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な装置構成により、加熱または保温を必
要とする不透明流動体の残量を的確に検出可能とする。 【構成】 シリンジ(3)に収納された流動体(17)
を所定温度に加熱保存するとともに圧縮空気によって加
圧して該シリンジの排出口(5)から外部に供給する流
動体供給装置の残量検出機構であって、前記シリンジ
(3)内に挿入され、前記流動体(17)の水準面の移
動に応じて移動するプランジャ(19)と、該プランジ
ャ(19)の位置を前記シリンジ外部から検出する近接
センサ(23)と、該近接センサ(23)の近傍を除き
前記シリンジ(3)外周部に配設された加熱用ヒータ
(27)とを備える。前記プランジャ(19)は例えば
金属部材で形成されあるいは金属部材(21)が付加さ
れ、かつ前記近接センサとして金属センサ(23)を用
いると好都合である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、流動体供給装置の残量検出機構に関し、例えばハイブリッドIC装 置の表面をコーティングするための樹脂を所定温度に加熱しかつ供給する装置に おいて該樹脂の使用残量を的確に検出できるようにする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ハイブリッドIC装置のような、いわゆるチップオンボード(COB )製品の製造プロセスには、半導体チップその他の部品が装着されたセラミック 基板の表面を樹脂でコーティングして表面保護を行なうための工程がある。この ようなコーティングに使用される樹脂は、例えば黒色の不透明流動体であり、例 えば50ccの容量のシリンジ、すなわち注射器、に充填されている。そして、 このような流動体樹脂は所定温度に加熱または保温されるとともに圧縮空気によ って加圧されてシリンジの排出口に設けられたニードルを通りセラミック基板上 の所定部分に塗布される。また、このようなチップコート樹脂のシリンジ内の残 量は肉眼や光学式センサで検査していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述のようなチップコート用樹脂は、通常黒色の不透明流動体であ るため、肉眼や光学式センサではその使用残量の検出を的確に行なうことは不可 能であった。このため、時としてシリンジが空になって時点で、シリンジ内に存 在する加圧された圧縮空気が樹脂とともに突出し、ハイブリッドIC装置などの 製品の所定以外の場所に樹脂が付着し、製品を不良にすることがあった。
【0004】 本考案の目的は、前述の従来の装置における問題点に鑑み、流動体を加熱保存 しかつ供給する装置の残量検出機構において、前記流動体が不透明なものであっ てもその残量を的確に検出できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案によれば、シリンジに収納された流動体を所 定温度に加熱保存するとともに圧縮空気によって加圧して該シリンジの排出口か ら外部に供給する流動体供給装置の残量検出機構が提供され、該残量検出機構は 、 前記シリンジ内に挿入され、前記流動体の水準面の移動に応じて移動するプラ ンジャと、該プランジャの位置を前記シリンジ外部から検出する近接センサと、 該近接センサ近傍を除き前記シリンジ外周部に配設された加熱用ヒータとを設け たことを特徴とする。
【0006】 また、前記プランジャは金属部材で形成するか、あるいは前記プランジャに金 属部材を付加し、前記近接センサは該金属部材の位置を検出する金属センサとす ると好都合である。
【0007】
【作用】
上記構成においては、前記プランジャは前記流動体の水準面上に位置し、外部 から供給される圧縮空気によって押圧されて前記流動体をシリンジの排出口から 外部に排出させる。そして、流動体の排出によって該流動体のシリンジ内の水準 面が移動すると、前記プランジャもこの移動に応じてシリンジ内を移動する。従 って、該プランジャの位置を前記シリンジ外部から近接センサによって検出する ことにより、シリンジ内の前記流動体の残量などを的確に知ることができる。そ して、前記プランジャを金属部材で形成しあるいは前記プランジャに金属部材を 付加しておき、前記近接センサとして金属センサを用いることにより、前記シリ ンジ外部からプランジャの位置を検出するよう構成でき、このような構成によっ て前記流動体が例えば黒色の不透明なものであっても的確に残量検出を行なうこ とができる。また、前記流動体を加熱するための加熱用ヒータはシリンジ外周部 の前記近接センサ近傍を除く部分に配設したから、流動体の加熱機構と残量検出 機構とを適切に併用することが可能になる。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の1実施例につき説明する。図1は、本考案の1 実施例に係わる流動体供給装置の残量検出機構を概略的に示す。同図の装置は、 ホルダ1内に縦方向に支持されたシリンジ3を具備する。シリンジ3の下部の排 出口5には液だれ防止弁7を介してニードル9が接続されている。また、ニード ル9はニードル固定用のキャップ11で位置決めされている。
【0009】 また、シリンジ3の上部は、取外し可能なアダプタ13によって塞がれており 、該アダプタ13は図示しない圧縮空気供給装置につながる空気導入用開口15 を有する。
【0010】 シリンジ3内には、例えば前述のチップコート樹脂17が収納されており、該 チップコート樹脂17の上部にはプランジャ19が載置されており、該プランジ ャ19はチップコート樹脂17の水準面の移動に従って移動する。プランジャ1 9の上部のシリンジ3内の空間には圧縮空気が供給されることになる。
【0011】 さらに、プランジャ19の円筒面の外側には例えばアルミテープのような、金 属条片21が巻回接着されている。また、ホルダ1には、金属センサ23が取付 けられており、プランジャ19に付加された金属条片21の近接を検出する。ま た、金属センサ23には警報回路25が接続されている。
【0012】 また、ホルダ1の外側にはシリンジ3内の樹脂を加熱するためのヒータ27が 設けられている。ヒータ27は、図2からも明らかなように、金属センサ23の 近傍を除きホルダ1の外周に沿って配設されている。これは、例えば、ヒータ2 7の長さをホルダ1の外円周の長さよりやや短くすることによって実現できる。 このような構造により、金属センサ23とヒータ27とをシリンジ3の外周部に 併存させることが可能になる。
【0013】 図1の装置においては、図示しない圧縮空気供給装置からアダプタ13の開口 15を介してシリンジ3内に供給される圧縮空気により、プランジャ19が下方 向に押圧され、該プランジャ19の下部にあるチップコート樹脂17を液だれ防 止弁5およびニードル9を介して外部に供給する。これによって、例えばハイブ リッドIC装置のセラミック基板上の所定部分をコーティングして表面保護用の 処理を行なうことができる。また、ヒータ27よりチップコート樹脂17は適切 な温度に保たれる。
【0014】 このような動作において、シリンジ3内のチップコート樹脂17が外部に排出 され、該チップコート樹脂17の残量が徐々に減少し、かつプランジャ19も降 下する。そして、チップコート樹脂17の残量が少なくなり、プランジャ19が 例えば図1に示す位置まで降下すると、金属センサ23がプランジャ19に巻回 された金属条片21の近接を検知し、所定の検出信号を警報回路25に入力する 。これにより、警報回路25は例えば図示しないブザーなどで警報音を発生し、 あるいは警報ライトを点滅させるなどの動作を行なう。さらに、製造ラインが自 動停止するように停止指令信号を出力することもできる。警報回路のそのような 動作は、例えば警報回路25にマイクロコンピュータを組込み、該マイクロコン ピュータがこのような動作を行なうようプログラムすることによって実現できる 。
【0015】 なお、上記実施例においては、プランジャ19の位置を検出する検出センサと して金属センサを用いたが、金属センサ以外のものを用いることもできる。例え ば、プランジャ19に磁性材料、あるいは磁石などを取付けておき、前記金属セ ンサ23のかわりに磁気センサを用いてもよい。さらに、近接センサを複数個設 けてシリンジ3内の樹脂の残量をより正確に知るようにすることもできる。
【0016】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、簡単な装置構成により流動体の加熱機構と残 量検出機構とを併存させることができ、しかも前記流動体がチップコート樹脂の ような例えば黒色かつ不透明の流動体であっても、その使用残量などを的確に検 出することが可能になる。従って、樹脂残量の限界点を超えた減少によりシリン ジ内の圧縮空気が樹脂と共に突出するなどの不都合も除去でき、製品不良の発生 が的確に防止できる。また、製造ラインの稼働率も向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例に係わる流動体供給装置の残
量検出機構の概略の構成を示す断面的説明図である。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 ホルダ 3 シリンジ 5 排出口 7 液だれ防止弁 9 ニードル 11 キャップ 13 アダプタ 15 空気導入用開口 17 チップコート樹脂 19 プランジャ 21 金属条片 23 金属センサ 25 警報回路 27 ヒータ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンジに収納された流動体を所定温度
    に加熱保存するとともに圧縮空気によって加圧して該シ
    リンジの排出口から外部に供給する流動体供給装置の残
    量検出機構であって、 前記シリンジ内に挿入され、前記流動体の水準面の移動
    に応じて移動するプランジャと、 該プランジャの位置を前記シリンジ外部から検出する近
    接センサと、 該近接センサ近傍を除き前記シリンジ外周部に配設され
    た加熱用ヒータと、 を具備することを特徴とする流動体供給装置の残量検出
    機構。
  2. 【請求項2】 前記プランジャは金属部材で形成されあ
    るいは前記プランジャには金属部材が付加されており、
    かつ前記近接センサは該金属部材の位置を検出する金属
    センサである請求項1に記載の流動体供給装置の残量検
    出機構。
JP5214792U 1992-07-01 1992-07-01 流動体供給装置の残量検出機構 Pending JPH067873U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007210081A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Shibata System Service:Kk 付着式ピンセット用移載システム
KR101364554B1 (ko) * 2013-12-03 2014-02-18 주식회사 위 Pur 제책용 접착제 용해장치

Cited By (3)

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JP2007210081A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Shibata System Service:Kk 付着式ピンセット用移載システム
JP4564457B2 (ja) * 2006-02-13 2010-10-20 有限会社シバタシステムサービス 付着式ピンセット用移載システム
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