JPH0678635A - 育苗ポットシート - Google Patents
育苗ポットシートInfo
- Publication number
- JPH0678635A JPH0678635A JP23666792A JP23666792A JPH0678635A JP H0678635 A JPH0678635 A JP H0678635A JP 23666792 A JP23666792 A JP 23666792A JP 23666792 A JP23666792 A JP 23666792A JP H0678635 A JPH0678635 A JP H0678635A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seedling
- pot
- nursery pot
- sheet
- reinforcing ribs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 縦横に並設した育苗用ポット部どうしを連結
する補強用リブを設けた育苗ポットシートにおいて、植
付け爪による育苗用ポット部の分離に際して育苗ポット
シートが所定分割線で確実に切断されるようにする。 【構成】 縦横に並設した育苗用ポット部１どうしを連
結する補強用リブ３を設けた育苗ポットシートにおい
て、補強用リブ３のうち縦方向に並ぶ育苗用ポット部１
を連結する部分３ａを、横方向に並ぶ育苗用ポット部１
を連結する部分３ｂよりも低強度に形成する。
する補強用リブを設けた育苗ポットシートにおいて、植
付け爪による育苗用ポット部の分離に際して育苗ポット
シートが所定分割線で確実に切断されるようにする。 【構成】 縦横に並設した育苗用ポット部１どうしを連
結する補強用リブ３を設けた育苗ポットシートにおい
て、補強用リブ３のうち縦方向に並ぶ育苗用ポット部１
を連結する部分３ａを、横方向に並ぶ育苗用ポット部１
を連結する部分３ｂよりも低強度に形成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、田植機で使用する中苗
あるいは成苗を縦横に整然と並ぶ状態で育成するために
育苗用ポット部を縦横に並設し、かつ、成育した苗を１
枚の連続苗として容易に取扱えるようにするために、縦
横に並設した育苗用ポット部どうしを補強用リブで連結
して強度アップを図った育苗ポットシートに関する。
あるいは成苗を縦横に整然と並ぶ状態で育成するために
育苗用ポット部を縦横に並設し、かつ、成育した苗を１
枚の連続苗として容易に取扱えるようにするために、縦
横に並設した育苗用ポット部どうしを補強用リブで連結
して強度アップを図った育苗ポットシートに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、図６に示すように、田植機での苗
送り方向、つまり縦方向に並ぶ育苗用ポット部１どうし
を連結する補強用リブ８、及び、田植機での苗載せ台往
復動方向、つまり横方向に並ぶ育苗用ポット部１どうし
を連結する補強用リブ９を、太さや高さが同一のほぼ同
じ強度に形成していた。
送り方向、つまり縦方向に並ぶ育苗用ポット部１どうし
を連結する補強用リブ８、及び、田植機での苗載せ台往
復動方向、つまり横方向に並ぶ育苗用ポット部１どうし
を連結する補強用リブ９を、太さや高さが同一のほぼ同
じ強度に形成していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図７に示すよ
うに、田植機の植付け爪７の先端に苗の葉部を通すため
の隙間１０があるために、縦方向に並ぶ育苗用ポット部
１どうしを連結する補強用リブ８が苗取り出しに際して
植付け爪７の移動軌跡から外れて切断作用を受けず、切
断されない補強用リブ８に起因して育苗ポットシートが
所定分割線で切断されない場合があり、育苗用ポット部
１の分離性向上の面から改良の余地があった。本発明の
目的は、植付け爪による育苗用ポット部の分離に際して
育苗ポットシートが所定分割線で確実に切断されるよう
にする点にある。
うに、田植機の植付け爪７の先端に苗の葉部を通すため
の隙間１０があるために、縦方向に並ぶ育苗用ポット部
１どうしを連結する補強用リブ８が苗取り出しに際して
植付け爪７の移動軌跡から外れて切断作用を受けず、切
断されない補強用リブ８に起因して育苗ポットシートが
所定分割線で切断されない場合があり、育苗用ポット部
１の分離性向上の面から改良の余地があった。本発明の
目的は、植付け爪による育苗用ポット部の分離に際して
育苗ポットシートが所定分割線で確実に切断されるよう
にする点にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、縦
横に並設した育苗用ポット部どうしを連結する補強用リ
ブを設けた育苗ポットシートにおいて、補強用リブのう
ち縦方向に並ぶ育苗用ポット部を連結する部分を、横方
向に並ぶ育苗用ポット部を連結する部分よりも低強度に
形成したことにある。
横に並設した育苗用ポット部どうしを連結する補強用リ
ブを設けた育苗ポットシートにおいて、補強用リブのう
ち縦方向に並ぶ育苗用ポット部を連結する部分を、横方
向に並ぶ育苗用ポット部を連結する部分よりも低強度に
形成したことにある。
【０００５】
【作用】つまり、縦方向に並ぶ育苗用ポット部を連結す
る補強用リブ部分を、横方向に並ぶ育苗用ポット部を連
結する補強用リブ部分よりも低強度にすると、田植機の
植付け爪により苗を取り出す時に、縦方向に並ぶ育苗用
ポット部を連結する補強用リブ部分が植付け爪で切断さ
れなくても、植付け爪による育苗用ポット部の分離に際
して縦方向に並ぶ育苗用ポット部を連結する補強用リブ
部分を確実に引きちぎって、育苗ポットシートを所定分
割線で良好に切断できる。
る補強用リブ部分を、横方向に並ぶ育苗用ポット部を連
結する補強用リブ部分よりも低強度にすると、田植機の
植付け爪により苗を取り出す時に、縦方向に並ぶ育苗用
ポット部を連結する補強用リブ部分が植付け爪で切断さ
れなくても、植付け爪による育苗用ポット部の分離に際
して縦方向に並ぶ育苗用ポット部を連結する補強用リブ
部分を確実に引きちぎって、育苗ポットシートを所定分
割線で良好に切断できる。
【０００６】
【発明の効果】その結果、縦横に並設した育苗用ポット
部どうしを補強用リブで連結して取扱を容易にしなが
ら、田植機の植付け爪による育苗用ポット部の良好な分
離を確実に実現できる、一段と優れた育苗ポットシート
を提供できるようになった。
部どうしを補強用リブで連結して取扱を容易にしなが
ら、田植機の植付け爪による育苗用ポット部の良好な分
離を確実に実現できる、一段と優れた育苗ポットシート
を提供できるようになった。
【０００７】
【実施例】図１及び図２に示すように、上狭まり形状で
下部がほぼ正方形に開口した多数の育苗用ポット部１
を、縦横に並べてかつ下部で一体に連結した状態で形成
し、育苗用ポット部１夫々の上部に発芽孔２を設け、育
苗用ポット部１に床土材とともに入れた種子を発芽孔２
から上方に成育させるためのパルプ材、その他適当な材
料から成る育苗用ポットシートを構成してある。縦横に
隣合う育苗用ポット部１どうしを連結する補強用リブ３
を設け、育苗用ポットシートの二次元方向での撓み強度
を増大して、育苗用ポットシートを容易に取扱えるよう
に構成してある。補強用リブ３のうち縦方向に並ぶ育苗
用ポット部１を連結する補強用リブ部分３ａを低強度の
小幅のものにするとともに、横方向に並ぶ育苗用ポット
部１を連結する補強用リブ部分３ｂを高い強度の広幅の
もににして、田植機の植付け爪による育苗用ポット部１
の分離に際して、育苗ポットシートが所定分割線で確実
に切断されるように構成してある。つまり、育苗用ポッ
トシートは図３及び図４に示すように田植機の苗載せ台
４に載せて使用されるものであり、苗載せ台４の苗受け
板５に沿っての往復動に伴って苗取り出し口６に臨む育
苗用ポット部１を一個づつ植付け爪７により分離させる
に際して、広幅で強度の高い補強用リブ部分３ｂのみが
植付け爪７で切断されて、他方の補強用リブ部分３ａが
植付け爪７で切断されなくても、植付け爪７による育苗
用ポット部１の分離に際して、小幅で強度の低い補強用
リブ部分３ａを比較的容易に引きちぎって、育苗ポット
シートを所定分割線で良好に切断できるのである。
下部がほぼ正方形に開口した多数の育苗用ポット部１
を、縦横に並べてかつ下部で一体に連結した状態で形成
し、育苗用ポット部１夫々の上部に発芽孔２を設け、育
苗用ポット部１に床土材とともに入れた種子を発芽孔２
から上方に成育させるためのパルプ材、その他適当な材
料から成る育苗用ポットシートを構成してある。縦横に
隣合う育苗用ポット部１どうしを連結する補強用リブ３
を設け、育苗用ポットシートの二次元方向での撓み強度
を増大して、育苗用ポットシートを容易に取扱えるよう
に構成してある。補強用リブ３のうち縦方向に並ぶ育苗
用ポット部１を連結する補強用リブ部分３ａを低強度の
小幅のものにするとともに、横方向に並ぶ育苗用ポット
部１を連結する補強用リブ部分３ｂを高い強度の広幅の
もににして、田植機の植付け爪による育苗用ポット部１
の分離に際して、育苗ポットシートが所定分割線で確実
に切断されるように構成してある。つまり、育苗用ポッ
トシートは図３及び図４に示すように田植機の苗載せ台
４に載せて使用されるものであり、苗載せ台４の苗受け
板５に沿っての往復動に伴って苗取り出し口６に臨む育
苗用ポット部１を一個づつ植付け爪７により分離させる
に際して、広幅で強度の高い補強用リブ部分３ｂのみが
植付け爪７で切断されて、他方の補強用リブ部分３ａが
植付け爪７で切断されなくても、植付け爪７による育苗
用ポット部１の分離に際して、小幅で強度の低い補強用
リブ部分３ａを比較的容易に引きちぎって、育苗ポット
シートを所定分割線で良好に切断できるのである。
【０００８】〔別実施例〕補強用リブ３を形成するに、
図５に示すように、両補強用リブ部分３ａおよび３ｂを
夫々同幅にするとともに、縦方向に並ぶ育苗用ポット部
１を連結する補強用リブ部分３ａをリブ高さが小さくて
強度の低いものに、かつ、横方向に並ぶ育苗用ポット部
１を連結する補強用リブ部分３ｂをリブ高さが大きくて
強度の高いものに形成してもよく、あるいは、図６に示
すように、縦方向に並ぶ育苗用ポット部１を連結する補
強用リブ部分３ａを小幅でリブ高さが小さいものに、か
つ、横方向に並ぶ育苗用ポット部１を連結する補強用リ
ブ部分３ｂを広幅でリブ高さが大きいものに形成しても
よく、要するに、補強用リブ３のうち縦方向に並ぶ育苗
用ポット部１を連結する部分３ａを、横方向に並ぶ育苗
用ポット部１を連結する部分３ｂよりも低い強度に形成
してあればよい。育苗用ポット部１の形状は適当に変更
できる。
図５に示すように、両補強用リブ部分３ａおよび３ｂを
夫々同幅にするとともに、縦方向に並ぶ育苗用ポット部
１を連結する補強用リブ部分３ａをリブ高さが小さくて
強度の低いものに、かつ、横方向に並ぶ育苗用ポット部
１を連結する補強用リブ部分３ｂをリブ高さが大きくて
強度の高いものに形成してもよく、あるいは、図６に示
すように、縦方向に並ぶ育苗用ポット部１を連結する補
強用リブ部分３ａを小幅でリブ高さが小さいものに、か
つ、横方向に並ぶ育苗用ポット部１を連結する補強用リ
ブ部分３ｂを広幅でリブ高さが大きいものに形成しても
よく、要するに、補強用リブ３のうち縦方向に並ぶ育苗
用ポット部１を連結する部分３ａを、横方向に並ぶ育苗
用ポット部１を連結する部分３ｂよりも低い強度に形成
してあればよい。育苗用ポット部１の形状は適当に変更
できる。
【０００９】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】育苗用ポットシートの部分平面図
【図２】育苗用ポットシートの部分断面図
【図３】育苗用ポットシートの使用状態を示す部分平面
図
図
【図４】育苗用ポットシートの使用状態を示す部分断面
図
図
【図５】育苗用ポットシートの別実施例を示す部分斜視
図
図
【図６】育苗用ポットシートの更に別の実施例を示す部
分斜視図
分斜視図
【図７】従来の育苗用ポットシートの使用状態を示す部
分平面図
分平面図
１ 育苗用ポット部 ３ 補強用リブ ３ａ，３ｂ 補強用リブ部分
Claims (1)
- 【請求項１】 縦横に並設した育苗用ポット部（１）ど
うしを連結する補強用リブ（３）を設けた育苗ポットシ
ートであって、前記補強用リブ（３）のうち縦方向に並
ぶ前記育苗用ポット部（１）を連結する部分（３ａ）
を、横方向に並ぶ前記育苗用ポット部（１）を連結する
部分（３ｂ）よりも低強度に形成してある育苗用ポット
シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23666792A JPH0678635A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 育苗ポットシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23666792A JPH0678635A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 育苗ポットシート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0678635A true JPH0678635A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=17004007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23666792A Pending JPH0678635A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 育苗ポットシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0678635A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101428703B1 (ko) * | 2013-02-01 | 2014-09-23 | 주식회사 신명 | 육묘상자 |
| CN104813866A (zh) * | 2015-05-12 | 2015-08-05 | 沃华农业科技（江苏）股份有限公司 | 一种能够与播种机配合使用的育苗盘 |
| JP7119249B1 (ja) * | 2021-11-19 | 2022-08-16 | 川田工業株式会社 | 緑化システムおよびその施工方法 |
-
1992
- 1992-09-04 JP JP23666792A patent/JPH0678635A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101428703B1 (ko) * | 2013-02-01 | 2014-09-23 | 주식회사 신명 | 육묘상자 |
| CN104813866A (zh) * | 2015-05-12 | 2015-08-05 | 沃华农业科技（江苏）股份有限公司 | 一种能够与播种机配合使用的育苗盘 |
| JP7119249B1 (ja) * | 2021-11-19 | 2022-08-16 | 川田工業株式会社 | 緑化システムおよびその施工方法 |
| WO2023089765A1 (ja) * | 2021-11-19 | 2023-05-25 | 川田工業株式会社 | 緑化システムおよびその施工方法 |
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