JPH0678549U - 扉錠におけるハンドル座の間隔調整機構 - Google Patents

扉錠におけるハンドル座の間隔調整機構

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JPH0678549U
JPH0678549U JP2413793U JP2413793U JPH0678549U JP H0678549 U JPH0678549 U JP H0678549U JP 2413793 U JP2413793 U JP 2413793U JP 2413793 U JP2413793 U JP 2413793U JP H0678549 U JPH0678549 U JP H0678549U
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健蔵 納口
徳太 並木
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技研金物株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアの厚みの如何に拘りなく扉錠を正しく取
付け得るようにすること。 【構成】 錠本体11と内外のハンドル座13、14と
の間に雌型座21と雄型座26とからなる間隔調整ユニ
ット20を介装し、雄型座26の接合面に設けた凸条2
8を雌型座21の接合面に設けた深さの異なる凹溝22
a〜dのいずれか1つの組に噛合わせることにより、内
外のハンドル座13、14の間隔をドア1の厚みに一致
させて、ドア1の外板に歪みを生じさせることなく扉錠
10をドア1に固定できるようにしたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ドアの厚みに応じて内外のハンドル座の間隔を調整できるようにし た扉錠におけるハンドル座の間隔調整機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
扉錠をドアに取付けるには、通常、図2に示したように、錠本体11より若干 大きめの取付け孔2をドア1の端面から面方向内方へ穿ち、そこへ錠本体11を 嵌込んだ上、ドア1の両面に内側ハンドル座14と外側ハンドル座13を当てて 締付け固定するようにしている。
【0003】 ところが一般に、ドア1には厚手のものと薄手のものがあり、薄手のドア1の 場合には、錠本体11の取付け孔2をドア1の端面から内方に穿つと、その部分 の前板3と後板4の肉厚が必要以上に薄くなり、その結果、内側ハンドル座14 と外側ハンドル座13をネジ8により締付けてゆくと、取付け孔2と錠本体11 との間の隙間に相当する分前板3と後板4内方に凹んでしまうといった不都合が 生じる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、 ドアの厚みの如何に拘りなく扉錠をドアに正しく装着することのできる新たなハ ンドル座の間隔調整機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案はこのような課題を達成するための扉錠におけるハンドル座 の間隔調整機構として、錠本体とハンドル座との間に介装する間隔調整機構を互 いに接合し合う2つの部材により構成するとともに、一方の部材の接合面に、少 なくとも3つの係合凸部を等角度間隔に配設し、他方の接合面には、これらの係 合凸部と係合する複数組の係合凹部群を互いに深さを異ならしめて配設し、係合 凸部をこれらの係合凹部群の1つの組に係合させることにより、ハンドル座の間 隔をドアの厚みに一致させるようにしたものである。
【0006】
【実施例】
そこで以下に図示した実施例について説明する。 図1、図2は本考案の一実施例をなす間隔調整機構を備えた扉錠を示したもの であり、また図3、図4はこの間隔調整機構を示したもので、はじめに、図1、 図2をもとにドア1への扉錠10の取付けと間隔調整機構の装着位置関係につい て説明する。
【0007】 図中符号11は、ドア1の端面から面方向内方へ穿った取付け孔2に嵌込まれ る錠本体で、この錠本体11は、この上にフロント12を当てがってネジ7によ りドア1に取付けられる。
【0008】 一方、ドア1の前板3と後板4に穿った丸孔5には、錠本体11の角孔11a に合わせて前後から外側ハンドル座13と内側ハンドル座14が当てがわれた上 、ネジ8により固定され、さらにこれらの上にはカバー15、16が被せられ、 一方の面からドアレバー17の角軸17aを挿通し、錠本体11の角孔11aを 通して他方の面に取付けたドアレバー18の角孔18aに嵌合させてネジ19に より固定するように構成されている。
【0009】 これに対して図中符号20は、ドア1の厚みに応じて内側ハンドル座14と外 側ハンドル座15の間隔を調整する本考案の特徴部分をなす間隔調整ユニットで 、この間隔調整ユニット20は、図3、図4に示したように、雌型座21と雄型 座26とによって構成されている。
【0010】 雌型座21は、図3に示したように、その一面に、16本の放射状の凹溝22 a〜d‥‥が削成されている。これらの凹溝22a〜d‥‥は、それぞれ90° の間隔をおいて第1の凹溝22aは深さが2.0mm、第2の凹溝22bは深さが 1.5mm、第3の凹溝22cは深さが1.0mm、第4の凹溝22dは深さが0. 5mmをなしていて、それぞれ雄型座26の一面に設けた4本の放射状の凸条28 ‥‥と噛合うように構成されている。
【0011】 これに対して雄型座26は、その一面に上述した凸条28‥‥が90゜の間隔 をおいて突出形成されていて、上述した各凹溝22a〜d‥‥群の選択された1 つの組に噛合うように構成されている。
【0012】 なお、図中符号23、27は、外側ハンドル座13に設けた位置決めピン13 aと係合して度決めされる雌型座21及び雄型座26の外周に形成された凹部を 示している。
【0013】 このように構成された実施例において、いま厚みが2Aのドア1に錠本体11 の厚みが2Bの扉錠10を取付けるには、図1に示したように、はじめに雄型座 26の凸条28を雌型座21の凹溝22a〜d‥‥のいずれか1つの組に噛合わ せるようにして重合し、両座21、26を合体させた調整ユニット20の厚みt が2A−2B/2となるように調整した上で、これらを錠本体11と内側ハンド ル座13、外側ハンドル座14とのそれぞれの間に介在させる。
【0014】 すなわち、厚み2Aが最も薄いドア1の場合には、雄型座26の凸条28を雌 型座21に設けた2.0mmの深さの凹溝22aに噛合わせ、また厚み2Aが最も 厚いドア1の場合には、凸条28を0.5mmの深さの凹溝22dに噛合わせるこ とにより、調整ユニット20の厚みtを1.0mmから3.0mmの範囲内で調整し 、錠本体11の厚み2Bと各調整ユニット20の厚みtの合計がドア1の肉厚2 Aとなるように調整して、これらの調整ユニット20を外側ハンドル座13と内 側ハンドル座14との間に介在させる。
【0015】 これにより、外側ハンドル座13と内側ハンドル座14をドア1の表裏面から ネジ8で締付けても、ドア1の前板3と後板4とに撓みを生じさせることなく扉 錠を強固に固定することができる。
【0016】 図5乃至図7は本考案の第2の実施例を示したものである。 このものは、外側ハンドル座33と内側ハンドル座34の各内面を雌型面21 となして、そこに、深さの異なる4種の凹溝32a〜dをそれぞれ120度の間 隔をおいて放射状に形成する一方、この雌型面21に重合する雄型座36には、 120°の間隔をおいて3本の凸条28‥‥を設け、これらを雌型面21の凹溝 32a〜dの任意の1組に噛み合わせることによって、ドア1の厚みに合わせる ようにしたものである。
【0017】 なお、この実施例では、ハンドル座13、14の各内面を雌型面21としたも のであるが、この面を雄型面とし、この面に接合する雄型座38を雌型座として 構成することもできる。
【0018】 また、上記したいずれかの実施例も放射状の凸条28、38と放射状の凹溝2 2a〜d、32a〜dを選択的に係合させるようにしたものであるが、これらの 凸条28、38を係合凸部とし、凹溝22a〜d、32a〜dを係合凸部として 構成することもできる。
【0019】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、錠本体とハンドル座との間に、間隔調整機 構を介在させて、その一方の部材に設けた係合凸部を他方の部材に設けた深さを 異にする係合凹部の1つの組に係合させるようにしたので、調整機構を構成する 2つの部材の角度を変えて接合させるだけで、内外一対のハンドル座の間隔をド アの厚みに正しく一致させることを可能となして、ドアの外板に歪み等を生じさ せることなく扉錠をドアに強固に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す扉錠の組付け断面図で
ある。
【図2】同上装置の分解斜視図である。
【図3】(a)(b)は雌型座の内面と側面を示した図
である。
【図4】(a)(b)は雄型座の内面と側面を示した図
である。
【図5】本考案の他の実施例を示す扉錠の組付け断面図
である。
【図6】(a)(b)は雌型座の内面と側面を示した図
である。
【図7】(a)(b)は雄型座の内面と側面を示した図
である。
【符号の説明】
1 ドア 11 錠本体 13 外側ハンドル座 14 内側ハンドル座 17、18 ハンドル 20 間隔調整ユニット 22a〜d、32a〜d 深さを異にする凹溝 28、38 凸条

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 錠本体とハンドル座との間に介装する間
    隔調整機構であって、該間隔調整機構を互いに接合し合
    う2つの部材により構成するとともに、該一方の部材の
    接合面に、少なくとも3つの係合凸部を等角度間隔に配
    設し、他方の接合面には、上記各係合凸部と係合する複
    数組の係合凹部群を互いに深さを異ならしめて配設した
    ことを特徴とする扉錠におけるハンドル座の間隔調整機
    構。
  2. 【請求項2】 上記間隔調整機構を互いに接合し合う雄
    型座と雌型座により構成するとともに、上記雄型座の接
    合面には上記係合凸部を、上記雌型座には上記係合凸部
    と係合する複数組の深さを異にする凹部群を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の扉錠におけるハンドル座の
    間隔調整機構。
  3. 【請求項3】 上記間隔調整機構を構成する互いに接合
    し合う部材の一方を上記ハンドル座の内面に一体的に形
    成し、他方を上記ハンドル座の内面に接合し合う部材と
    して形成したことを特徴とする請求項1記載の扉錠にお
    けるハンドル座の間隔調整機構。
JP2413793U 1993-04-12 1993-04-12 扉錠におけるハンドル座の間隔調整機構 Expired - Lifetime JPH0743382Y2 (ja)

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JP2413793U JPH0743382Y2 (ja) 1993-04-12 1993-04-12 扉錠におけるハンドル座の間隔調整機構

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JP2413793U JPH0743382Y2 (ja) 1993-04-12 1993-04-12 扉錠におけるハンドル座の間隔調整機構

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JPH0678549U true JPH0678549U (ja) 1994-11-04
JPH0743382Y2 JPH0743382Y2 (ja) 1995-10-09

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ID=12129937

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JP2413793U Expired - Lifetime JPH0743382Y2 (ja) 1993-04-12 1993-04-12 扉錠におけるハンドル座の間隔調整機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101368005B1 (ko) * 2012-06-14 2014-02-26 김명호 출입문 자물쇠의 간격조절기구

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KR101368005B1 (ko) * 2012-06-14 2014-02-26 김명호 출입문 자물쇠의 간격조절기구

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JPH0743382Y2 (ja) 1995-10-09

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