JPH0678388A - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置

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JPH0678388A
JPH0678388A JP25068092A JP25068092A JPH0678388A JP H0678388 A JPH0678388 A JP H0678388A JP 25068092 A JP25068092 A JP 25068092A JP 25068092 A JP25068092 A JP 25068092A JP H0678388 A JPH0678388 A JP H0678388A
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JP
Japan
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speaker
pitched
frame
tweeter
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP25068092A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Nozaki
悦令 野崎
Takemori Sasaki
健守 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH0678388A publication Critical patent/JPH0678388A/ja
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 離れた位置から高音用または中高音用スピー
カの向きを任意に変えることができるようにしたスピー
カ装置を提供することを目的とする。 [構成] 低音用スピーカ10のコーン13の内側に高
音用スピーカ18をフレーム26を介して回転可能に支
持し、モータ25、ウオーム24、およびウオームギヤ
23によってリモコンスイッチ40の操作に応じて回転
駆動できるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスピーカ装置に係り、と
くに低音用スピーカと高音用または中高音用スピーカと
を組合わせて成るスピーカ装置であって、車載用スピー
カとして用いて好適なスピーカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車の車内で音楽等を聴くため
に用いられる車載用スピーカ装置は、低音用スピーカと
高音用または中高音用スピーカとを組合わせて用いるよ
うにしていた。そしてこれら一対のスピーカはともに固
定されていたために、リスナの聴く位置によっては、ス
ピーカの指向性が常に最良の状態になるとは限らなかっ
た。
【0003】このような問題点に鑑みて、実開昭54−
103832号公報には、低音用スピーカのコーンの内
部に配されている高音用スピーカの方向を可変調整する
ようにしたコアキシャル型のスピーカ装置が提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】実開昭54−1038
32号公報によって提案されているコアキシャルタイプ
のスピーカ装置は、その高音用スピーカの方向を調整す
るために人間が手で該スピーカの角度調整を行なわなけ
ればならなかった。従ってこのスピーカから遠い位置で
運転をしている場合には、スビーカの指向性を任意に調
整することができないという問題があった。またリスナ
の聴く位置を変更した場合においても、それに応じて任
意に高音用スピーカの指向性を変更することを要し、そ
の操作が非常に面倒になっていた。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、とくに高音用または低音用スピーカの
指向性を離された位置から変更することができるように
したスピーカ装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、低音用ス
ピーカの前方であって前記低音用スピーカのコーンの最
外周よりも内側の領域に、該低音用スピーカの中心軸線
とほぼ直交する軸線を中心に回転可能に高音用または中
高音用スピーカを配し、しかも前記軸線を中心として前
記高音用または中高音用スピーカを回転させる駆動手段
を設けるようにしたことを特徴とするスピーカ装置に関
するものである。
【0007】また第2の発明は、上記第1の発明におい
て、前記高音用または中高音用スピーカと前記駆動手段
とが前記低音用スピーカのフレームまたは前記低音用ス
ピーカの前方に装着される保護用グリルに取付けられて
いることを特徴とするスピーカ装置に関するものであ
る。
【0008】
【作用】第1の発明によれば、リモコンスイッチあるい
はリモートコマンダ等を操作することによって、駆動手
段が高音用または中高音用スピーカを回転させることに
なり、これによってそのスピーカの向きを任意の方向に
可変調整することが可能になる。
【0009】また第2の発明は、上記高音用または中高
音用スピーカと駆動手段とが低音用スピーカのフレーム
または保護用グリルに取付けられるようにしたものであ
るから、特別な支持手段を設けることなく高音用または
中高音用スピーカの方向を可変調整できるように取付け
ることが可能になる。
【0010】
【実施例】図1および図2は本発明の一実施例に係るス
ピーカ装置を示している。このスピーカ装置は車載用ス
ピーカとして用いられるものである。低音用スピーカ1
0はその外周側がフレーム11から構成されるととも
に、フレーム11の後端側には駆動部ヨーク12が固着
されている。またフレーム11の内側には振動板を構成
するコーン13が配されるとともに、このコーン13の
中央部にはセンタキャップ14が取付けられている。
【0011】低音用スピーカ10のコーン13の内側に
は高音用スピーカ18が配されている。このスピーカ1
8の外周側がフレーム19から構成され、その後端部に
は駆動部ヨーク20が取付けられている。またフレーム
19の外周側の互いに180°ずれた位置には一対のブ
ラケット21が取付けられている。ブラケット21はそ
の断面がほぼL字状に構成されるとともに、このブラケ
ット21上に回転支軸22が植設されている。そして一
方の支軸22にはウオームギヤ23が固着されている。
ウオームギヤ23はウオーム24に噛合っている。ウオ
ーム24は直流モータ25の出力軸に固着されている。
【0012】上記高音用スピーカ18を支持するために
フレーム29が設けられている。フレーム29はワイヤ
を曲げて構成されており、その両端側には取付け板30
が取付けられている。そして取付け板30はビス31に
よって低音用スピーカ10のスピーカグリル32のフラ
ンジ33の部分に固着されるようになっている。
【0013】上記フレーム29には上記高音用スピーカ
18のブラケット21の外側に位置するように一対の軸
受け板35が固着されている。そして軸受け板35には
軸孔36が形成されており、これらの軸孔36が上記高
音用スピーカ18の両側に突出する回転支軸22を受入
れ、これによって高音用スピーカ18を低音用スピーカ
10の中心軸線と直交する軸線を中心として回転可能に
支持するようにしている。また一方の軸受け板35には
モータ取付け板37が連設されており、このモータ取付
け板37に上記直流モータ25が支持されている。
【0014】次に上記直流モータ25を離れた位置から
回転制御するためのリモコンスイッチ40について説明
すると、図2に示すようにこのリモコンスイッチ40は
プラス側の摺動板41とマイナス側の摺動板42とをそ
れぞれ備えている。また摺動板41、42はそれぞれ正
転用接点43、逆転用接点44、および停止用接点45
と選択的に接触するにようになっている。さらに摺動板
41、42は常時出力側接点46と接触するようになっ
ている。そして正転用接点43と逆転用接点44の両端
には電池47が接続されるようになっている。
【0015】以上のような構成において、リモコンスイ
ッチ40が図2に示す状態においては、摺動板41、4
2が停止用接点45に接触しているために、モータ25
には電源が投入されず、静止状態にある。従って高音用
スピーカ18は回転駆動されず、所定の方向を向いたま
まになっている。なおウオーム24とウオームギヤ23
とが高音用スピーカ18の回転を阻止しており、スピー
カ18はその角度で位置保持される。
【0016】リモコンスイッチ40の摺動板41、42
を左方に移動させると、これらの摺動板41、42が正
転用接点43に接触するために、電池47から正転用接
点43、摺動板41、42、および出力側接点46を通
してモータ25に正方向に電流が流れる。するとモータ
25によってウオーム24が駆動され、ウオームギヤ2
3がゆっくりと回転する。これによってこのウオームギ
ヤ23を固着している回転支軸22が回転される。すな
わち高音用スピーカ18は回転支軸22の軸線を中心と
して正方向にその向きを変えることになる。
【0017】リモコンスイッチ40の摺動板41、42
を図2において右方へ移動させると、これらの摺動板4
1、42が逆転用接点44と接触するために、上記正転
時とは逆方向に電流が流れることになり、直流モータ2
5が逆転する。従ってこの場合には高音用スピーカ18
は回転支軸22を中心として逆方向、すなわち上記の場
合とは反対方向に回転されることになる。しかもモータ
25の回転は、ウオーム24とウオームギヤ23とによ
って減速されて回転するために、ゆっくりと回転するこ
とになる。
【0018】このように離れた位置からであっても、リ
モコンスイッチ40によって高音用スピーカ18の向き
を任意に調整することが可能になる。
【0019】本実施例に係るスピーカ装置は、図2に示
すリモコンスイッチ40によってモータ25、ウオーム
24、ウオームギヤ23を介して回転させることがで
き、これによって高音用スピーカ18の回転支軸22を
中心としてスピーカ18を回転させ、このスピーカ18
をリスナの好みの角度に合わせることができる。従って
車両の内部の着座位置によって高音用スピーカ18を好
みの位置に簡単に調整することができる。しかもこのス
ピーカ装置は低音用スピーカ10のコーン13の内部に
高音用スピーカ18を配置するようにしたコアキシャル
スピーカなので、スペースをとらず、コンパクトに設置
することができる。
【0020】以上本発明を図示の一実施例につき述べた
が、本発明は上記実施例によって限定されることなく、
本発明の技術的思想に基いて各種の変更が可能である。
例えば上記実施例においては、高音用スピーカ18の方
向を変更するためにリモコンスイッチ40を利用するよ
うにしているが、リモートコマンダを用いて高音用スピ
ーカ18の方向を変更するようにしてもよい。また高音
用スピーカ18に代えて、中高音用スピーカを低音用ス
ピーカ10の内側に配し、その角度を調整するようにし
てもよい。また上記実施例においては、高音用スピーカ
18は低音用スピーカ10のグリル32を介して低音用
スピーカ10に取付けられているが、高音用スピーカ1
8を支持するフレーム26を低音用スピーカ10のフレ
ーム11の前端側のフランジの部分に取付けるようにし
てもよい。
【0021】
【発明の効果】第1の本発明は、低音用スピーカのコー
ンの内側にこの低音用スピーカの中心軸線とほぼ直交す
る軸線を中心として回転可能に高音用または中高音用ス
ピーカを配し、しかもこの高音用または中高音用スピー
カを駆動手段によって回転させるようにしたものであ
る。
【0022】従ってリモコンスイッチ等の遠隔操作手段
の操作によって高音用または中高音用スピーカを任意の
角度に回転させることが可能になり、リスナの位置に最
適な方向に高音用または中高音用スピーカを向けること
が可能になり、リスナの位置とスピーカの指向性とを一
致させることができる。しかもこのような操作を手で行
なうことなく、遠隔操作で行なうことが可能になる。
【0023】第2の発明は、高音用または中高音用スピ
ーカと駆動手段とを低音用スピーカのフレームまたはそ
の保護用グリルに取付けるようにしたものである。
【0024】従って高音用または中高音用スピーカと駆
動手段とを取付けるための特別な手段を必要とせず、ス
ピーカ装置をコンパクトに構成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るスピーカ装置の分解斜
視図である。
【図2】同縦断面図である。
【符号の説明】
10 低音用スピーカ 11 フレーム 12 駆動部ヨーク 13 コーン 14 センタキャップ 18 高音用スピーカ 19 フレーム 20 駆動部ヨーク 21 ブラケット 22 回転支軸 23 ウオームギヤ 24 ウオーム 25 直流モータ 29 フレーム 30 取付け板 31 ビス 32 スピーカグリル 33 フランジ 35 軸受け板 36 軸孔 37 モータ取付け板 40 リモコンスイッチ 41、42 摺動板 43 正転用接点 44 逆転用接点 45 停止用接点 46 出力側接点 47 電池

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低音用スピーカの前方であって前記低音
    用スピーカのコーンの最外周よりも内側の領域に、該低
    音用スピーカの中心軸線とほぼ直交する軸線を中心に回
    転可能に高音用または中高音用スピーカを配し、 しかも前記軸線を中心として前記高音用または中高音用
    スピーカを回転させる駆動手段を設けるようにしたこと
    を特徴とするスピーカ装置。
  2. 【請求項2】 前記高音用または中高音用スピーカと前
    記駆動手段とが前記低音用スピーカのフレームまたは前
    記低音用スピーカの前方に装着される保護用グリルに取
    付けられていることを特徴とする請求項1に記載のスピ
    ーカ装置。
JP25068092A 1992-08-25 1992-08-25 スピーカ装置 Pending JPH0678388A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25068092A JPH0678388A (ja) 1992-08-25 1992-08-25 スピーカ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP25068092A JPH0678388A (ja) 1992-08-25 1992-08-25 スピーカ装置

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Publication Number Publication Date
JPH0678388A true JPH0678388A (ja) 1994-03-18

Family

ID=17211453

Family Applications (1)

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JP25068092A Pending JPH0678388A (ja) 1992-08-25 1992-08-25 スピーカ装置

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JP (1) JPH0678388A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002019761A3 (en) * 2000-08-31 2002-12-27 Niles Audio Corp Pivoting and rotating loudspeaker assembly
KR100456310B1 (ko) * 2002-06-17 2004-11-09 주식회사 엠투시스 휴대용 단말기의 스피커장치
JP2013523002A (ja) * 2010-03-15 2013-06-13 ギヨン ソ, 同軸用音発生部カートリッジ及びこれを有する2ウェイイヤホン
JP2014218242A (ja) * 2013-05-03 2014-11-20 エーバーシュペッヒャー・エグゾースト・テクノロジー・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カーゲー 道路車両

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