JPH0677809U - エアフィルタ - Google Patents

エアフィルタ

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JPH0677809U
JPH0677809U JP2523393U JP2523393U JPH0677809U JP H0677809 U JPH0677809 U JP H0677809U JP 2523393 U JP2523393 U JP 2523393U JP 2523393 U JP2523393 U JP 2523393U JP H0677809 U JPH0677809 U JP H0677809U
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synthetic resin
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plate
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仁 新沼
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ろ材1が所定方向に波付けされたエアフィル
タパック2の波付け方向に平行な両端部に側板13を配
置し、これら側板13,13の両端部とともにエアフィ
ルタパック2の波付け方向に垂直な両端部を流動性の合
成樹脂層19に浸漬し、該流動性の合成樹脂層19を硬
化して合成樹脂板4として配置するようにしたエアフィ
ルタにおいて、前記側板13の前記合成樹脂板4と接す
る面に突起部17を設け、該突起部17を前記合成樹脂
板4に嵌入させるようにしたことを特徴とする。 【効果】 側板とエアフィルタパックと合成樹脂板とを
用途に応じて適当な接合強度で接着し得、接着性、シー
ル性の向上した耐久性に優れ、運搬や交換作業時に破損
のないエアフィルタが得られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、空気清浄装置に使用されるエアフィルタに関し、特にビルの空調に おける個別分散方式の空調システムに用いられる天井埋め込みダクト型等のエア コンディショナに使用するのに最適な軽量で交換作業時に取り扱いが容易である エアフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のエアフィルタは図1に示すように、ろ材1が所定方向に波付け されたエアフィルタパック2の波付け方向に平行な両端部に側板3を配置し、こ れら側板3,3の両端部とともにエアフィルタパック2の波付け方向に垂直な両 端部を流動性の合成樹脂層に浸漬し、該流動性の合成樹脂層を硬化して合成樹脂 板4として配置し、これら側板3,3と合成樹脂板4,4とでエアフィルタパッ ク2を気密に囲繞するようにしている。前記側板3は図2に示すように、エアフ ィルタパック2のろ材1の波付け方向に平行にろ材固定用爪5と、側板3の形状 補強用の折り曲げ部6とを有し、ろ材固定用爪5に波付けされたろ材1の波付け 方向に平行な両端部を挟んで固定し、また、ろ材1の波付け方向に垂直な両端部 は前記のとおり合成樹脂板4,4内に食い込ませて気密に固定されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のエアフィルタでは、側板3の合成樹脂板4に嵌入す る部分の形状が平板状で滑らかであるため、側板3と合成樹脂板4の接合強度が 弱く、シール性、耐久性に問題があり、エアフィルタの輸送時および交換時に破 損し易い等の問題もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のエアフィルタは上記問題点を解消するべく、ろ材が所定方向に波付け されたエアフィルタパックの波付け方向に平行な両端部に側板を配置し、これら 側板の両端部とともにエアフィルタパックの波付け方向に垂直な両端部を流動性 の合成樹脂層に浸漬し、該流動性の合成樹脂層を硬化して合成樹脂板として配置 するようにしたエアフィルタにおいて、前記側板の前記合成樹脂板と接する面に 突起部を設け、該突起部を前記合成樹脂板に嵌入させるようにしたことを特徴と する。 尚、前記突起部は切り起こし孔を備えた切り起こし片で構成することが好まし い。
【0005】
【作用】
合成樹脂層の硬化により、側板に形成された突起部が合成樹脂板内に嵌入され た状態で合成樹脂板が成形され、側板と合成樹脂板とは強固に接合される。 また、突起部を切り起こし孔を備えた切り起こし片で構成すれば、切り起こし 孔内にも合成樹脂が貫通した状態で合成樹脂層が硬化され、側板と合成樹脂板と の接合強度はより強固となる。
【0006】
【実施例】
以下、図面に従って本考案のエアフィルタの実施例を説明する。 本考案のエアフィルタは、従来のエアフィルタと同様、無機繊維や有機繊維等 汚染空気の清浄に有効なろ材1を波付け加工したエアフィルタパック2と、金属 や押し出し成形された樹脂製等の側板13,13と、合成樹脂板4,4から構成 される。
【0007】 図3及び図4に示すように、前記各側板13は、図2に示した従来のエアフィ ルタに使用されるものと同様、例えば薄手の鋼板を使用して、プレス加工により ろ材固定用爪15と形状補強用の折り曲げ部16を設けるとともに、さらに本考 案の特徴とするところに従って接着強度補強用に突起部17を設けた。この突起 部17は図示の実施例では切り欠いた折り曲げ片で構成し、切り欠き部18を介 して合成樹脂層19を構成する合成樹脂が側板13の外側へ回りこみ易くした。
【0008】 尚、側板13は材質によっては、形状補強用の折り曲げ部16は設ける必要が なく、また、エアフィルタパック2のろ材1と側板13の固定方法によっては、 ろ材固定用爪15も設ける必要がない。 また、必要に応じ、ろ材1と側板13の接合部をシールー材でシールするよう にしてもよい。
【0009】 図3は合成樹脂板4の形成工程を示すものであるが、合成樹脂層19は、例え ば二液性発泡ウレタン樹脂等の独立発泡の低発泡樹脂を使用し、所定形状の型枠 20にこの二液性発泡ウレタン樹脂を注入し、これにエアフィルタパック2を両 側に配置した側板13,13とともに浸漬した後、該合成樹脂層19を硬化して 合成樹脂板4を成形しエアフィルタを組み立てるもので、エアフィルタの組立方 法については従来のエアフィルタの組立方法と特にかわるものではない。
【0010】 尚、前記実施例の突起部17は下向きの折り曲げ片で構成し、エアフィルタの 解体時に側板13と合成樹脂板4を分離し易く構成したが、突起部17は切り起 こし片で構成するものに限られるものではなく、側板13と合成樹脂板4を分離 しにくくすることが必要な場合には、例えば図5に示すような側板13から垂直 に立ち上げた突起部17として構成しても、また図6に示すように鉤状の突起部 17として構成しても、或いは図7に示すように切り起こし孔21を備えた切り 起こし片による突起部17として構成してもよく、側板13と合成樹脂板4との 接合に必要な強度に合わせ、任意の形状を選択可能である。
【0011】
【考案の効果】
本考案によれば、側板とエアフィルタパックと合成樹脂板とを用途に応じて適 当な接合強度で接着し得、接着性、シール性の向上した耐久性に優れ、運搬や交 換作業時に破損のないエアフィルタが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のエアフィルタの正面図
【図2】従来のエアフィルタに用いられる側板とろ材の
接合状態を示す説明図
【図3】本考案エアフィルタの一実施例の組立状態を示
す斜視図
【図4】本考案エアフィルタの一実施例に用いられる側
板とろ材の接合状態を示す断面図
【図5】他実施例の側板とろ材の接合状態を示す断面図
【図6】その他の実施例の側板とろ材の接合状態を示す
断面図
【図7】更なる他の実施例の側板とろ材の接合状態を示
す断面図
【符号の説明】
1 ろ材 2 エアフィルタパック 3 側板 4 合成樹脂板 5 ろ材固定用爪 6 折り曲げ部 13 側板 15 ろ材固定用爪 16 折り曲げ部 17 突起部 18 切り欠き部 19 合成樹脂層 20 型枠 21 切り起こし孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ろ材が所定方向に波付けされたエアフィ
    ルタパックの波付け方向に平行な両端部に側板を配置
    し、これら側板の両端部とともにエアフィルタパックの
    波付け方向に垂直な両端部を流動性の合成樹脂層に浸漬
    し、該流動性の合成樹脂層を硬化して合成樹脂板として
    配置するようにしたエアフィルタにおいて、前記側板の
    前記合成樹脂板と接する面に突起部を設け、該突起部を
    前記合成樹脂板に嵌入させるようにしたことを特徴とす
    るエアフィルタ。
  2. 【請求項2】 前記突起部を切り起こし孔を備えた切り
    起こし片で構成したことを特徴とする請求項1記載のエ
    アフィルタ。
JP1993025233U 1993-04-17 1993-04-17 エアフィルタ Expired - Fee Related JP2600577Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001232129A (ja) * 2000-02-25 2001-08-28 Nippon Muki Co Ltd エアフィルタ及びその製造方法
JP2002306909A (ja) * 2001-04-11 2002-10-22 Tokyo Roki Co Ltd フィルタエレメント構造

Cited By (3)

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JP4664519B2 (ja) * 2001-04-11 2011-04-06 東京濾器株式会社 フィルタエレメント構造

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