JPH0677625A - 高解像度厚膜印刷方法 - Google Patents

高解像度厚膜印刷方法

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Publication number
JPH0677625A
JPH0677625A JP7859292A JP7859292A JPH0677625A JP H0677625 A JPH0677625 A JP H0677625A JP 7859292 A JP7859292 A JP 7859292A JP 7859292 A JP7859292 A JP 7859292A JP H0677625 A JPH0677625 A JP H0677625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
transfer roll
printed
distance
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP7859292A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Sasaki
一哉 佐々木
Hiroshi Tamemasa
博史 為政
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Tanaka Kikinzoku Kogyo KK filed Critical Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オフセット印刷法により、基板表面へ厚膜回
路を印刷するときに、ライン幅が太くなるのを防ぎ、解
像度を高く保ちながら印刷する方法を提供すること。 【構成】 1回目の印刷時は、転写ロールと被印刷基板
表面との距離を転写ロール表面に転移したペーストの厚
さと同じ値にして印刷し、2回目以降n回目の印刷時
は、転写ロールと被印刷基板表面との距離を下式dn
して複数回繰り返し重ね印刷することにより達成され
る。 ただしdn-1 は、n−1回目の印刷時の転写ロールと被
印刷基板表面との距離であり、Tn は、n回目の印刷
時、転写ロール上に転移したペーストの厚さである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工業材料として特にガ
ラス、セラミックス等の平滑基板表面にペーストの回路
を厚く、且つ解像度を高く保ちながら印刷する方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術とその問題点】ガラス、セラミックス等の
平滑基板表面にペーストの回路を印刷するためには、ス
クリーン印刷法が用いられていた。スクリーン印刷法に
より、ライン巾/スペース巾= 100μm/ 100μm以下
であるような微細な回路を印刷することは困難である。
また、スクリーン印刷法によっては大面積を有する回路
を印刷することも困難である。オフセット印刷法により
微細な回路を印刷することも試みられた。この場合に
は、基板表面に印刷されたペーストの厚さが大となるに
ともなって、被印刷回路のライン巾が太くなってしまう
ために、解像度が低下する欠点があった。
【0003】
【発明の目的】本発明は上記従来法の欠点を解決するた
めに成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は回路形成された
印刷用版上に存在するペーストを転写ロール表面に転移
させ、次いで、転写ロール表面に転移したペーストを基
板表面に転移させることから成る印刷法(オフセット印
刷法)を用いて、転写ロールと被印刷用基板表面との距
離を所望の値となるように適時変動させながら、複数回
繰り返し重ね印刷することにより成る。
【0005】本発明における、転写ロールと被印刷用基
板表面との距離の適性値とは、以下の値を示す。1回目
の印刷においては、転写ロール1と被印刷用基板2との
距離d1 は、転写ロール表面1aに転移したペースト3
の厚さと同じ値が適性値である。2回目以降n回目の繰
り返し重ね印刷を行う場合には、転写ロール1と被印刷
基板2との距離は、数1中dn で表される値が適正値で
あり、特に転写ロール表面1aに転移したペースト3
が、被印刷基板表面2aに存在する被印刷ペースト4の
表面4aと接する程度である場合が、好ましい。(図1
および図2)。つまり、印刷を繰り返し行う場合、2回
目の印刷時の転写ロール1と被印刷基板2との距離は1
回目の印刷時のその距離よりも大であり、3回目の印刷
時のその距離は2回目の印刷時のその距離よりも大であ
るように、n+1回目の印刷時にはn回目の印刷時より
も、n回目の印刷時にはn−1回の印刷終了時よりも、
転写ロール1と被印刷基板表面2aとの距離を増加させ
て印刷を行うことにより、従来法による欠点を解決する
ことが可能となる。
【0006】ただし、転写ロール1と被印刷基板表面2
aあるいは、被印刷基板表面2a上の被印刷ペースト4
との距離は、必ずしも転写ロール表面1aのペースト3
の厚さと厳密に一致する必要はなく、「ある程度」転写
ロール表面1aのペースト厚さよりも短くても良い。
「ある程度」とは、図3および図4に示したように転写
ロール表面1aのペースト3と、転写ロール1あるいは
被印刷基板2との接触面の幅aが、最初に転写ロール表
面1aに転移した時のペースト3の巾よりも広くならな
い程度を指す。これは、印刷用ペースト3の弾性率によ
り決定されるペースト固有の値である。以下、本発明に
係わる実施例を記載する。該実施例は本発明を限定する
ものではない。
【0007】
【実施例】ソーダライムガラス基板( 170mm× 200mm×
175mmt)上に、銀粉を含有するペーストによる微細回
路の印刷を行った。最初に、転写ロール表面に転移した
ペーストの厚さは10μmであった。そこで、転写ロール
と被印刷基板との距離を10μmとして印刷を開始した。
転写ロールと被印刷基板との距離を10μmとした状態
で、4回繰り返し重ね印刷を行った後、転写ロールと被
印刷基板との距離を18μmとした。この状態において、
再び4回の繰り返し重ね印刷を行った後、転写ロールと
被印刷基板との距離を26μmとした。以後同様に、4回
の繰り返し重ね印刷を行うごとに8μmずつ、転写ロー
ルと被印刷基板との距離を長くしながら、合計16回の繰
り返し重ね印刷を行った。結果として、基板表面に、ラ
イン巾/スペース巾=30μm/30μmである75μmの厚
さの回路をライン巾の太りを生じさせずに形成すること
ができた。
【0008】
【発明の効果】本発明による印刷方法は上記結果からも
明らかなように、従来法では実現困難である微細回路の
厚膜印刷を容易に実現できる、極めて有効な方法であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】1回目印刷時、転写ロールと被印刷基板の距離
を説明する断面図。
【図2】2回目以降の印刷時、転写ロールと被印刷基板
の距離を説明する断面図。
【図3】転写ロール上に転移した時のペーストの状態を
示す断面図。
【図4】印刷時、転写ロールと被印刷ペーストとの距離
が、転写ロール表面のペーストの厚さよりも短いが、許
容できる範囲にある状態を説明する断面図。
【符号の説明】
1 転写ロール 2 被印刷基板 3 転写ロール表面のペースト 4 被印刷ペースト a 接触面の幅

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オフセット印刷法により基板表面へ厚膜
    回路を印刷する方法において、転写ロールと被印刷基板
    表面との距離を適性値に保ちながら複数回繰り返し重ね
    印刷することを特徴とする高解像度厚膜印刷方法。
  2. 【請求項2】 上記適正値が、1回目の印刷時は転写ロ
    ール表面に転移したペーストの厚さと同じ値であり、2
    回目以降n回目の印刷時は、下記数1中dnで表される
    値であることを特徴とする請求項1に記載の高解像度厚
    膜印刷方法。 【数1】 (ただしdn-1 は、n−1回目の印刷時の転写ロールと
    被印刷基板表面との距離であり、Tn は、n回目の印刷
    時、転写ロール上に転移したペーストの厚さである。)
JP7859292A 1992-02-28 1992-02-28 高解像度厚膜印刷方法 Pending JPH0677625A (ja)

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JP7859292A JPH0677625A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 高解像度厚膜印刷方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009039907A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Mitsumura Printing Co Ltd 凸版反転印刷法にて形成された高アスペクト比印刷物およびその作成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009039907A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Mitsumura Printing Co Ltd 凸版反転印刷法にて形成された高アスペクト比印刷物およびその作成方法

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