JPH0676159B2 - プラスチツクフイルムストリツプ分配装置 - Google Patents
プラスチツクフイルムストリツプ分配装置Info
- Publication number
- JPH0676159B2 JPH0676159B2 JP62153589A JP15358987A JPH0676159B2 JP H0676159 B2 JPH0676159 B2 JP H0676159B2 JP 62153589 A JP62153589 A JP 62153589A JP 15358987 A JP15358987 A JP 15358987A JP H0676159 B2 JPH0676159 B2 JP H0676159B2
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- Japan
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- spool
- canister
- spindle
- rotation
- detent portion
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- Expired - Lifetime
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H23/00—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
- B65H23/04—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally
- B65H23/06—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally by retarding devices, e.g. acting on web-roll spindle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H16/00—Unwinding, paying-out webs
- B65H16/005—Dispensers, i.e. machines for unwinding only parts of web roll
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2402/00—Constructional details of the handling apparatus
- B65H2402/40—Details of frames, housings or mountings of the whole handling apparatus
- B65H2402/41—Portable or hand-held apparatus
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Unwinding Webs (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、プラスチツク材料、例えばテープの２枚のス
トリツプを前記２枚のストリツプの一方に異なる摩擦荷
重を加えて分配する分配装置に関する。
トリツプを前記２枚のストリツプの一方に異なる摩擦荷
重を加えて分配する分配装置に関する。
1984年８月21日に出願されかつ本発明の譲受人に譲渡さ
れた同時係属中の米国特許出願第642,814号明細書に開
示され、かつ特許請求の範囲に記載された化学分析装置
は、化学分析キユベツトを形成するために１対のリボン
状のプラスチツク材料のストリツプを使用している。こ
れらのプラスチツク材料のストリツプは、回転キユベツ
トを形成するホイール上に半径方向に重ね合わされて配
置されている。これらのストリツプは、キユベツト形成
ホイールが回転することにより前進するときに、該キユ
ベツト形成ホイール上に吸引される。
れた同時係属中の米国特許出願第642,814号明細書に開
示され、かつ特許請求の範囲に記載された化学分析装置
は、化学分析キユベツトを形成するために１対のリボン
状のプラスチツク材料のストリツプを使用している。こ
れらのプラスチツク材料のストリツプは、回転キユベツ
トを形成するホイール上に半径方向に重ね合わされて配
置されている。これらのストリツプは、キユベツト形成
ホイールが回転することにより前進するときに、該キユ
ベツト形成ホイール上に吸引される。
ストリツプのうちの内側のストリツプは、ホイールの周
囲に配置されたキユベツト成形用凹部に緊密に接触する
熱風ジエツトにより変形せしめられる。外側ストリツプ
は、内側ストリツプの変形した部分にわたつて、弦状に
緊張されている。成形用凹部の輪郭のまわりをヒートシ
ールしたときに、分析キユベツトは現場で費用に対して
最も効率のよい方法で形成される。
囲に配置されたキユベツト成形用凹部に緊密に接触する
熱風ジエツトにより変形せしめられる。外側ストリツプ
は、内側ストリツプの変形した部分にわたつて、弦状に
緊張されている。成形用凹部の輪郭のまわりをヒートシ
ールしたときに、分析キユベツトは現場で費用に対して
最も効率のよい方法で形成される。
キユベツトを形成するために使用されるプラスチツク材
料の内側および外側の両ストリツプのための供給スプー
ルを保持する分配装置を提供することが有利であると考
えられる。そのほかに、内側ストリツプを受け入れる成
形用凹部の端縁を横切つて外側ストリツプを密接した状
態に引きつけなければならないので、内側ストリツプの
分配に対して外側ストリツプの配分を遅らせ、それによ
り外側ストリツプのために所定の弦状の関係を形成可能
にするために、分配装置が外側ストリツプのスプールに
異なる摩擦荷重を加えるようになつていることが肝要で
ある。
料の内側および外側の両ストリツプのための供給スプー
ルを保持する分配装置を提供することが有利であると考
えられる。そのほかに、内側ストリツプを受け入れる成
形用凹部の端縁を横切つて外側ストリツプを密接した状
態に引きつけなければならないので、内側ストリツプの
分配に対して外側ストリツプの配分を遅らせ、それによ
り外側ストリツプのために所定の弦状の関係を形成可能
にするために、分配装置が外側ストリツプのスプールに
異なる摩擦荷重を加えるようになつていることが肝要で
ある。
本発明は、各々が別個のスプールに装着された２枚のプ
ラスチツクフイルム材料のストリツプを分配するフイル
ム分配装置を提供するものである。この分配装置は、ス
ピンドルに装着可能なキヤニスタを含む。このキヤニス
タは、スプールの一方がその軸線のまわりに惰性で回転
し、すなわち、自由に回転し、一方スプールのうちの第
２スプールが回転遅延機構により自由に回転することを
阻止するように両方のスプールを収納する中央ハブを備
えている。好ましい場合には、回転遅延部材は、スピン
ドル内に設けたみぞの内部に収納されかつ摩擦を発生す
る面を有するクリツプの形態に形成されている。この摩
擦発生面は、キヤニスタのボうに適当に配置されたスロ
ツトから突出して該摩擦発生面を選択された１枚のフイ
ルムストリツプを担持したスプールに押しつけることを
可能にする。このようにして、他方のプラスチツク材料
のストリツプと異なり、選択されたストリツプに異なる
抗力が加えられる。クリツプの一部は、みぞの側壁部に
衝接するので、スプールとの相互作用に起因するクリツ
プに加えられたいかなるトルクもスピンドルに伝達され
かつ該スピンドルにより吸収される。
ラスチツクフイルム材料のストリツプを分配するフイル
ム分配装置を提供するものである。この分配装置は、ス
ピンドルに装着可能なキヤニスタを含む。このキヤニス
タは、スプールの一方がその軸線のまわりに惰性で回転
し、すなわち、自由に回転し、一方スプールのうちの第
２スプールが回転遅延機構により自由に回転することを
阻止するように両方のスプールを収納する中央ハブを備
えている。好ましい場合には、回転遅延部材は、スピン
ドル内に設けたみぞの内部に収納されかつ摩擦を発生す
る面を有するクリツプの形態に形成されている。この摩
擦発生面は、キヤニスタのボうに適当に配置されたスロ
ツトから突出して該摩擦発生面を選択された１枚のフイ
ルムストリツプを担持したスプールに押しつけることを
可能にする。このようにして、他方のプラスチツク材料
のストリツプと異なり、選択されたストリツプに異なる
抗力が加えられる。クリツプの一部は、みぞの側壁部に
衝接するので、スプールとの相互作用に起因するクリツ
プに加えられたいかなるトルクもスピンドルに伝達され
かつ該スピンドルにより吸収される。
以下、本発明を本願の一部をなす添付図面に関して詳細
に説明する。
に説明する。
以下の詳細な説明全体を通じて、同一の参照番号は、す
べての図における同一の要素を示す。
べての図における同一の要素を示す。
第１図ないし第３図を参照すると、１対のプラスチツク
フイルムのスプール12A、12Bを支持しかつ前記スプール
の１個に回転遅延力を加えることができる分配装置が、
明瞭に示すために適当な部分を破断して、種々の図によ
り示されている。スプール12A、12Bの各々は、横方向突
出部Ｐを含む。横方向突出部Ｐは、半径方向の内面にア
ンダーカツトした部分Ｖを形成するために対向して配置
されている。スプール12A、12Bの各々は、プラスチツク
フイルム材料、例えば、デユポン社によりサーリン（SU
RLYN）という商標名で販売されているイオノーマ樹脂フ
イルム製のストリツプＡ、Ｂを担持している。分配装置
10は、円筒形側壁部17を有する全体として環状の基底部
分16からなるハウジング、すなわち、キヤニスタ14を含
む。分配装置10は、主として、ストリツプＡおよびＢが
透明な分析用キユベツトを構成する化学分析装置の環境
で使用されるので、ストリツプＡ、Ｂの光学的に完全無
欠の状態を維持しなければならない。ストリツプ材料が
塵埃にされされ、かき傷を生じまたはなんらかの光学的
に劣化を生ずる状態にさらされることを阻止するため
に、キヤニスタ14はカバー18により恒久的に閉ざされて
いる。
フイルムのスプール12A、12Bを支持しかつ前記スプール
の１個に回転遅延力を加えることができる分配装置が、
明瞭に示すために適当な部分を破断して、種々の図によ
り示されている。スプール12A、12Bの各々は、横方向突
出部Ｐを含む。横方向突出部Ｐは、半径方向の内面にア
ンダーカツトした部分Ｖを形成するために対向して配置
されている。スプール12A、12Bの各々は、プラスチツク
フイルム材料、例えば、デユポン社によりサーリン（SU
RLYN）という商標名で販売されているイオノーマ樹脂フ
イルム製のストリツプＡ、Ｂを担持している。分配装置
10は、円筒形側壁部17を有する全体として環状の基底部
分16からなるハウジング、すなわち、キヤニスタ14を含
む。分配装置10は、主として、ストリツプＡおよびＢが
透明な分析用キユベツトを構成する化学分析装置の環境
で使用されるので、ストリツプＡ、Ｂの光学的に完全無
欠の状態を維持しなければならない。ストリツプ材料が
塵埃にされされ、かき傷を生じまたはなんらかの光学的
に劣化を生ずる状態にさらされることを阻止するため
に、キヤニスタ14はカバー18により恒久的に閉ざされて
いる。
キヤニスタ14の内部には、軸線方向に延びる中央のボス
20が配置されている。ボス20には、以下に述べる目的の
ために、軸線方向に延びるテーパのついたスロツト24が
形成されている。キヤニスタ14の基底部分16の外周面17
には、導出スリツト28が形成されている。導出スリツト
28を通して、ボス20上にスプール12A、12Bにより支持さ
れたプラスチツクフイルムストリツプＡ、Ｂをキヤニス
タ14の内部から引き出すことができるようになつてい
る。ストリツプＡ、Ｂがキヤニスタ14から導出されると
きに、該ストリツプＡ、Ｂが引き裂かれたりかき傷を生
じたりすることを阻止するために、側壁部17には、半径
17R（第２図）の丸味をつけてある。
20が配置されている。ボス20には、以下に述べる目的の
ために、軸線方向に延びるテーパのついたスロツト24が
形成されている。キヤニスタ14の基底部分16の外周面17
には、導出スリツト28が形成されている。導出スリツト
28を通して、ボス20上にスプール12A、12Bにより支持さ
れたプラスチツクフイルムストリツプＡ、Ｂをキヤニス
タ14の内部から引き出すことができるようになつてい
る。ストリツプＡ、Ｂがキヤニスタ14から導出されると
きに、該ストリツプＡ、Ｂが引き裂かれたりかき傷を生
じたりすることを阻止するために、側壁部17には、半径
17R（第２図）の丸味をつけてある。
ボス20は、その他の構成部分を取りつけていない場合に
スプール12A、12Bの両方がボス20に対して自由に回転可
能であるようにスプール12A、12Bの両方を収納するサイ
ズに形成されている。ボス20は、キヤニスタ14の内部
に、任意の便利な方法で装着することができる。ボス20
は、キヤニスタ14の基底部分16と一体に形成されること
が好ましい。しかしながら、キヤニスタ14の内部に収納
されたスプール12A、12Bが回転運動するために支持され
るかぎり、ボス20を任意のその他の便利な態様で形成す
ることは、本発明で考慮された事項の範囲内に該当す
る。
スプール12A、12Bの両方がボス20に対して自由に回転可
能であるようにスプール12A、12Bの両方を収納するサイ
ズに形成されている。ボス20は、キヤニスタ14の内部
に、任意の便利な方法で装着することができる。ボス20
は、キヤニスタ14の基底部分16と一体に形成されること
が好ましい。しかしながら、キヤニスタ14の内部に収納
されたスプール12A、12Bが回転運動するために支持され
るかぎり、ボス20を任意のその他の便利な態様で形成す
ることは、本発明で考慮された事項の範囲内に該当す
る。
分配装置10は、さらに、スピンドル30を含む。キヤニス
タ14は、スピンドル30の装着されている。スピンドル30
には、ボス20の内側の成形用型を釈放するためのテーパ
度に合致するように、その全長にわたつて僅かなテーパ
をつけてある。特に、第２図および第３図を参照する
と、スピンドル30は、ボス20の内側に延在可能な細長い
円筒形の部材として示してある。スピンドル30の外面に
は、軸線方向に延びるみぞ32が形成されている。みぞ32
は、１対の実質的に平行な側壁部32Sおよび底面32Bによ
り形成されている。第１図では、みぞ32およびその内部
に収納された要素を明瞭に示すために、スピンドル30を
組み立てられた分配装置の内部の位置からＸ−Ｘ軸線の
まわりに約180゜回転して示してあることが理解できよ
う。みぞ32には、スピンドル30の半径方向に内方に延び
る穴34が連通している。
タ14は、スピンドル30の装着されている。スピンドル30
には、ボス20の内側の成形用型を釈放するためのテーパ
度に合致するように、その全長にわたつて僅かなテーパ
をつけてある。特に、第２図および第３図を参照する
と、スピンドル30は、ボス20の内側に延在可能な細長い
円筒形の部材として示してある。スピンドル30の外面に
は、軸線方向に延びるみぞ32が形成されている。みぞ32
は、１対の実質的に平行な側壁部32Sおよび底面32Bによ
り形成されている。第１図では、みぞ32およびその内部
に収納された要素を明瞭に示すために、スピンドル30を
組み立てられた分配装置の内部の位置からＸ−Ｘ軸線の
まわりに約180゜回転して示してあることが理解できよ
う。みぞ32には、スピンドル30の半径方向に内方に延び
る穴34が連通している。
クリツプ36の形態の一方のスプール12Aの回転を遅らせ
る装置が、任意の便利な装着装置、例えば、装着部材、
すなわち、ねじ38および40（第３図）によりみぞ30内に
装着されている。ねじ40の頭部40Hは、スピンドル30の
僅か上方に突出している。クリツプ36は、細長い摩擦発
生面36Fを有する金属製の部材である。クリツプ36は、
もどり止め部分36Dを含む。もどり止め部分36Dは、以下
に述べる目的のために、スピンドル30の表面上に所定距
離突出している。摩擦発生面36Fを穴34内に配置された
圧縮ばね44によりスプール12Aの下面に偏位させるため
に、クリツプ36の下面に半径方向に外向きの力を作用さ
せる。クリツプ36は、切欠きスロツト36Sを有し、かつ
ねじ38の頭部38Hにより自由に捕捉されていて、クリツ
プ36の端部を矢印46で示す方向にスプール12Aに向かい
または該スプールから離れるように移動可能なようにな
つていて、それによりクリツプ36によりスプール12Aに
作用する摩擦力の大きさをばね44の強さおよびスプール
12Aとクリツプ36の摩擦発生面36Fとの間の摩擦係数のみ
に依存させることができる。
る装置が、任意の便利な装着装置、例えば、装着部材、
すなわち、ねじ38および40（第３図）によりみぞ30内に
装着されている。ねじ40の頭部40Hは、スピンドル30の
僅か上方に突出している。クリツプ36は、細長い摩擦発
生面36Fを有する金属製の部材である。クリツプ36は、
もどり止め部分36Dを含む。もどり止め部分36Dは、以下
に述べる目的のために、スピンドル30の表面上に所定距
離突出している。摩擦発生面36Fを穴34内に配置された
圧縮ばね44によりスプール12Aの下面に偏位させるため
に、クリツプ36の下面に半径方向に外向きの力を作用さ
せる。クリツプ36は、切欠きスロツト36Sを有し、かつ
ねじ38の頭部38Hにより自由に捕捉されていて、クリツ
プ36の端部を矢印46で示す方向にスプール12Aに向かい
または該スプールから離れるように移動可能なようにな
つていて、それによりクリツプ36によりスプール12Aに
作用する摩擦力の大きさをばね44の強さおよびスプール
12Aとクリツプ36の摩擦発生面36Fとの間の摩擦係数のみ
に依存させることができる。
クリツプ36は、符号36C（第３図）で示す形状に形成さ
れ、かつみぞ32内に延びている。したがつて、クリツプ
36はみぞ32の内部に閉じ込められ、かつ符号48で示すよ
うに側壁部32Sと衝接している。クリツプ36をみぞ32の
側壁部32Sの一方または両方と衝接させることにより、
テープＡに作用する張力に応答してスプール12Aをボス2
0上で回転させるときにクリツプ36に作用するいかなる
トルクをも吸収することができる。このようにしてクリ
ツプ36に作用するいづれのトルクもスピンドル30に伝達
される。
れ、かつみぞ32内に延びている。したがつて、クリツプ
36はみぞ32の内部に閉じ込められ、かつ符号48で示すよ
うに側壁部32Sと衝接している。クリツプ36をみぞ32の
側壁部32Sの一方または両方と衝接させることにより、
テープＡに作用する張力に応答してスプール12Aをボス2
0上で回転させるときにクリツプ36に作用するいかなる
トルクをも吸収することができる。このようにしてクリ
ツプ36に作用するいづれのトルクもスピンドル30に伝達
される。
スプール12A、12B上に担持されたフイルム材料のストリ
ツプＡ、Ｂの各々の自由端部は、作動中、キヤニスタ14
の側壁部17に形成されたスリツト28を通して延びる。ス
ピンドル30は、任意の適当な位置に好都合に支持される
ことができる。キヤニスタ14は、スピンドル30に装着さ
れ、かつスロツト24の頂部にねじ40の頭部40Hを収納す
ることによりスピンドル30に対して角度をなして配置さ
れる。この操作により、キヤニスタの導出スロツト28が
適当な角度に位置決めされる。スロツト24のテーパ部分
は、ねじ40の頭部40Hを引き込む役目をする。キヤニス
タ14がスピンドル30上に適正に収納されたときに、ばね
負荷されたクリツプ36がボス20に対して軸線方向に配置
され、それによりもどり止め部分36Dがボス20に設けら
れたスロツト24を通しかつスプール12A、12Bの突出部Ｐ
の下方に形成されたアンダーカツトした部分Ｖの中に突
出する。この操作により、キヤニスタ14がスピンドル30
に固定される。したがつて、摩擦発生面36Fは、ボス20
のスロツト24上に配置されたスプール12Aの内面に摩擦
を発生する関係に配置される。摩擦発生面36Fとスプー
ル12Aとの間の摩擦発生界面は、スプール12Aの軸線方向
のほぼ全体にわたつて延びている。
ツプＡ、Ｂの各々の自由端部は、作動中、キヤニスタ14
の側壁部17に形成されたスリツト28を通して延びる。ス
ピンドル30は、任意の適当な位置に好都合に支持される
ことができる。キヤニスタ14は、スピンドル30に装着さ
れ、かつスロツト24の頂部にねじ40の頭部40Hを収納す
ることによりスピンドル30に対して角度をなして配置さ
れる。この操作により、キヤニスタの導出スロツト28が
適当な角度に位置決めされる。スロツト24のテーパ部分
は、ねじ40の頭部40Hを引き込む役目をする。キヤニス
タ14がスピンドル30上に適正に収納されたときに、ばね
負荷されたクリツプ36がボス20に対して軸線方向に配置
され、それによりもどり止め部分36Dがボス20に設けら
れたスロツト24を通しかつスプール12A、12Bの突出部Ｐ
の下方に形成されたアンダーカツトした部分Ｖの中に突
出する。この操作により、キヤニスタ14がスピンドル30
に固定される。したがつて、摩擦発生面36Fは、ボス20
のスロツト24上に配置されたスプール12Aの内面に摩擦
を発生する関係に配置される。摩擦発生面36Fとスプー
ル12Aとの間の摩擦発生界面は、スプール12Aの軸線方向
のほぼ全体にわたつて延びている。
その結果、プラスチツク材料Ａがスプール12A上に担持
されたプラスチツクフイルムストリツプＡの端部に張力
Ｔを作用することによりスロツト28を通してスプール12
Aから引き出されるときに、クリツプ36の摩擦発生面36F
は、該摩擦発生面と接触するスプール12Aに対して回転
遅延作用を生ずる。したがつて、スプール12Aは、惰性
走行回転作用を阻止され、かつ実際に異なる摩擦力を負
荷され、それによりスプール12A上のプラスチツク材料
ストリツプＡが巻き解けることを阻止するようになつて
いる。スプール12Bの惰性走行作用は影響をうけること
がない。
されたプラスチツクフイルムストリツプＡの端部に張力
Ｔを作用することによりスロツト28を通してスプール12
Aから引き出されるときに、クリツプ36の摩擦発生面36F
は、該摩擦発生面と接触するスプール12Aに対して回転
遅延作用を生ずる。したがつて、スプール12Aは、惰性
走行回転作用を阻止され、かつ実際に異なる摩擦力を負
荷され、それによりスプール12A上のプラスチツク材料
ストリツプＡが巻き解けることを阻止するようになつて
いる。スプール12Bの惰性走行作用は影響をうけること
がない。
回転遅延部材を前述したように設けた結果、スプール12
A上のプラスチツクフイルムストリツプＡの分配が阻止
される。本発明は、その他の代替的な構成によつても実
施できることを理解されたい。例えば、回転遅延部材
は、ボス20の内側以外のキヤニスタ14内の所定位置に配
置することができる。回転遅延部材は、例えば、キヤニ
スタと選択されたスプールの側との間の位置に装着する
ことができ、それによりその回転阻止作用を発生させる
ことができる。そのうえ、選択されたスプールの回転の
阻止は、選択されたスプールとの摩擦による相互作用以
外の作用により実施することができる。ばねを選択され
たスプールに適当に装着して、プラスチツク材料のスト
リツプがスプールから引き出されるときにスプールの回
転を阻止する増強された力を生じさせることができる。
A上のプラスチツクフイルムストリツプＡの分配が阻止
される。本発明は、その他の代替的な構成によつても実
施できることを理解されたい。例えば、回転遅延部材
は、ボス20の内側以外のキヤニスタ14内の所定位置に配
置することができる。回転遅延部材は、例えば、キヤニ
スタと選択されたスプールの側との間の位置に装着する
ことができ、それによりその回転阻止作用を発生させる
ことができる。そのうえ、選択されたスプールの回転の
阻止は、選択されたスプールとの摩擦による相互作用以
外の作用により実施することができる。ばねを選択され
たスプールに適当に装着して、プラスチツク材料のスト
リツプがスプールから引き出されるときにスプールの回
転を阻止する増強された力を生じさせることができる。
当業者は、前述した本発明の教旨に基づいて、種々の変
型、変更を実施することができる。これらの変型、変更
およびその他の変型、変更は、特許請求の範囲に記載し
た本発明の範囲内のものであると解釈すべきである。
型、変更を実施することができる。これらの変型、変更
およびその他の変型、変更は、特許請求の範囲に記載し
た本発明の範囲内のものであると解釈すべきである。
第１図は構造を明瞭に示すために諸部分を破断し、かつ
スピンドルを180゜回転させた位置で示した本発明によ
るフイルム分配装置の分解斜視図、 第２図は構造を明瞭に示すために諸部分を破断して示し
た第３図中の２−２線における組み立てられたフイルム
分配装置の端面断面図、かつ 第３図は第２図中の裁断線３−３におけるフイルム分配
装置の拡大側面断面図である。 10……フイルム分配装置、12A、12B……スプール、Ａ、
Ｂ……プラスチツクフイルムストリツプ、14……キヤニ
スタ、16……基底部、17……側壁部、20……ボス、24…
…スロツト、28……導出スリツト、30……スピンドル、
32……みぞ、32S……側壁部、32B……基底部、34……
穴、36……クリツプ、36F……摩擦発生面、36D……もど
り止め部分、38、40……ねじ、44……ばね。
スピンドルを180゜回転させた位置で示した本発明によ
るフイルム分配装置の分解斜視図、 第２図は構造を明瞭に示すために諸部分を破断して示し
た第３図中の２−２線における組み立てられたフイルム
分配装置の端面断面図、かつ 第３図は第２図中の裁断線３−３におけるフイルム分配
装置の拡大側面断面図である。 10……フイルム分配装置、12A、12B……スプール、Ａ、
Ｂ……プラスチツクフイルムストリツプ、14……キヤニ
スタ、16……基底部、17……側壁部、20……ボス、24…
…スロツト、28……導出スリツト、30……スピンドル、
32……みぞ、32S……側壁部、32B……基底部、34……
穴、36……クリツプ、36F……摩擦発生面、36D……もど
り止め部分、38、40……ねじ、44……ばね。
Claims (16)
- 【請求項１】１対の別個のスプールの各々に装着された
材料のストリップを分配する装置において、 軸線方向に隣り合って隔置されたスプールの両方を収納
するサイズの軸線方向寸法を有し、かつその内部に軸線
方向に延びるスロットを有し、該スロットが、選択され
た一方のスプールの一部を露出し、かつ他方のスプール
を露出しないように配置されているボスと、 前記ボス内に挿入可能であって、１対の側壁部及び基底
部により形成されている溝をその中に有しているスピン
ドルと、 前記スピンドルの溝の内部に装着され、かつ前記ボスの
スロットを通して突出して選択されたスプールと摩擦を
発生する関係に衝接してそれにより前記ボスに対する選
択されたスプールの回転を阻止することができる回転遅
延部材とからなり、 前記回転遅延部材の一部分が前記溝の側壁部と衝接しか
つ選択されたスプールの回転により回転遅延部材に作用
するいかなるトルクをも前記スピンドルに伝達するよう
に構成されていることを特徴とする材料のストリップを
分配する装置。 - 【請求項２】前記回転遅延部材が細長い摩擦発生面を有
し、該摩擦発生面が、選択されたスプールに摩擦抗力を
作用するようにスプールの軸線方向の寸法の全体にわた
って延びる前記選択されたスプールとの間の界面に沿っ
て前記スプールと係合するサイズに形成されていること
を特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の分配装置。 - 【請求項３】前記スピンドルが穴を有し、該穴内に偏位
ばねが配置され、該偏位ばねが前記回転遅延部材を前記
スプールに対して摩擦を発生する関係に偏位しているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の分配装
置。 - 【請求項４】前記スピンドルが穴を有し、該穴内に偏位
ばねが配置され、該偏位ばねが前記回転遅延部材を前記
スプールに対して摩擦を発生する関係に偏位しているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第２項に記載の分配装
置。 - 【請求項５】前記回転遅延部材が前記みぞの内部で前記
スプールに向かう方向または前記スプールから離れる方
向に移動可能であることを特徴とする特許請求の範囲第
１項に記載の分配装置。 - 【請求項６】前記回転遅延部材が前記みぞの内部で前記
スプールに向かう方向または前記スプールから離れる方
向に移動可能であることを特徴とする特許請求の範囲第
２項に記載の分配装置。 - 【請求項７】前記回転遅延部材が前記みぞの内部で前記
スプールに向かう方向または前記スプールから離れる方
向に移動可能であることを特徴とする特許請求の範囲第
３項に記載の分配装置。 - 【請求項８】前記回転遅延部材が前記みぞの内部で前記
スプールに向かう方向または前記スプールから離れる方
向に移動可能であることを特徴とする特許請求の範囲第
４項に記載の分配装置。 - 【請求項９】前記回転遅延部材がもどり止め部分を有
し、該もどり止め部分がキャニスタと係合してそれによ
り前記キャニスタを前記スピンドルに保持するようにな
っていることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載
の分配装置。 - 【請求項１０】前記回転遅延部材がもどり止め部分を有
し、該もどり止め部分がキャニスタと係合してそれによ
り前記キャニスタを前記スピンドルに保持するようにな
っていることを特徴とする特許請求の範囲第２項に記載
の分配装置。 - 【請求項１１】前記回転遅延部材がもどり止め部分を有
し、該もどり止め部分がキャニスタと係合してそれによ
り前記キャニスタを前記スピンドルに保持するようにな
っていることを特徴とする特許請求の範囲第３項に記載
の分配装置。 - 【請求項１２】前記回転遅延部材がもどり止め部分を有
し、該もどり止め部分がキャニスタと係合してそれによ
り前記キャニスタを前記スピンドルに保持するようにな
っていることを特徴とする特許請求の範囲第４項に記載
の分配装置。 - 【請求項１３】前記回転遅延部材がもどり止め部分を有
し、該もどり止め部分がキャニスタと係合してそれによ
り前記キャニスタを前記スピンドルに保持するようにな
っていることを特徴とする特許請求の範囲第５項に記載
の分配装置。 - 【請求項１４】前記回転遅延部材がもどり止め部分を有
し、該もどり止め部分がキャニスタと係合してそれによ
り前記キャニスタを前記スピンドルに保持するようにな
っていることを特徴とする特許請求の範囲第６項に記載
の分配装置。 - 【請求項１５】前記回転遅延部材がもどり止め部分を有
し、該もどり止め部分がキャニスタと係合してそれによ
り前記キャニスタを前記スピンドルに保持するようにな
っていることを特徴とする特許請求の範囲第７項に記載
の分配装置。 - 【請求項１６】前記回転遅延部材がもどり止め部分を有
し、該もどり止め部分がキャニスタと係合してそれによ
り前記キャニスタを前記スピンドルに保持するようにな
っていることを特徴とする特許請求の範囲第８項に記載
の分配装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/877,616 US4714210A (en) | 1986-06-23 | 1986-06-23 | Dispensing apparatus |
| US877616 | 1986-06-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS638151A JPS638151A (ja) | 1988-01-13 |
| JPH0676159B2 true JPH0676159B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62153589A Expired - Lifetime JPH0676159B2 (ja) | 1986-06-23 | 1987-06-22 | プラスチツクフイルムストリツプ分配装置 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4714210A (ja) |
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| JP (1) | JPH0676159B2 (ja) |
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| CA (1) | CA1271453A (ja) |
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