JPH0676124B2 - 往復曲走輸送可能なｕ型コンベアにおける曲走部の支持構造 - Google Patents
往復曲走輸送可能なｕ型コンベアにおける曲走部の支持構造Info
- Publication number
- JPH0676124B2 JPH0676124B2 JP62013808A JP1380887A JPH0676124B2 JP H0676124 B2 JPH0676124 B2 JP H0676124B2 JP 62013808 A JP62013808 A JP 62013808A JP 1380887 A JP1380887 A JP 1380887A JP H0676124 B2 JPH0676124 B2 JP H0676124B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- frame
- conveyor
- reciprocating
- vertical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G2201/00—Indexing codes relating to handling devices, e.g. conveyors, characterised by the type of product or load being conveyed or handled
- B65G2201/04—Bulk
Landscapes
- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 この発明は、往復輸送を可能にするためベルトの往復路
の夫々においてベルト両側が垂直に保形支持されてなる
Ｕ状コンベアにおいてコンベア中間部が傾斜したり又は
水平方向に曲走する場合にも高速且つ安定な輸送を可能
にするベルト支持構造に関するものである。
の夫々においてベルト両側が垂直に保形支持されてなる
Ｕ状コンベアにおいてコンベア中間部が傾斜したり又は
水平方向に曲走する場合にも高速且つ安定な輸送を可能
にするベルト支持構造に関するものである。
（従来技術） 従来Ｕ状コンベアと称するものは単なる平ベルトを用い
るものであり、往路側においてはキャリヤーローラによ
って下方及び側方から支持して断面湾曲状にし、復路側
においては平ベルト状として走行させるものであって水
平方向の曲走は不可能なものであった。
るものであり、往路側においてはキャリヤーローラによ
って下方及び側方から支持して断面湾曲状にし、復路側
においては平ベルト状として走行させるものであって水
平方向の曲走は不可能なものであった。
また、特公昭36−13964に提案されているようにベルト
の両側縁に突条を形成してこれをローラによって支持す
るＵ状コンベアもあるがこの輸送能力は極めて低いもの
である上、その構造上高速輸送には適しないものであっ
た。
の両側縁に突条を形成してこれをローラによって支持す
るＵ状コンベアもあるがこの輸送能力は極めて低いもの
である上、その構造上高速輸送には適しないものであっ
た。
更に、特開昭57−81009及び実開昭60−64914のようにベ
ルトを円筒状に形成するコンベアも提案されているが、
ローラの配設及びフレーム構造が複雑であるため実用性
に乏しい欠点がある。
ルトを円筒状に形成するコンベアも提案されているが、
ローラの配設及びフレーム構造が複雑であるため実用性
に乏しい欠点がある。
（目的） 本発明は、Ｕ型コンベアにおいて一本の長尺ベルトによ
り上下左右に曲走させることができ、ベルトを高速駆動
しても荷ずれが少なく更に走行中の蛇行を抑制できるベ
ルト支持構造を提供せんとするものである。
り上下左右に曲走させることができ、ベルトを高速駆動
しても荷ずれが少なく更に走行中の蛇行を抑制できるベ
ルト支持構造を提供せんとするものである。
（構成） 本発明は、ベルトの両側端縁に対称的に膨大部を形成し
た耳付コンベアベルトが該ベルトの往路と復路を構成す
る上下二段のフレーム内にＵ状を保って支承されてなる
往復曲走輸送可能なＵ型コンベアにおいて、曲走部にお
けるベルト耳案内ローラが前記フレームに対して位置調
節自在に固定されてベルト耳挟持装置として設けられる
と共に前記ベルト耳に連設するベルト両側垂直壁外側面
の全面に接するように巾方向及び上下位置を前記フレー
ムに対して可変できる一対の垂直ローラと前記Ｕ状ベル
トの底部に接する少なくとも１個の底部ローラを有する
ベルト支持装置を備え、ベルトの曲走状態に応じて前記
ベルト耳挟持装置と前記ベルト支持装置の配設間隔を可
変できるようにしたものである。
た耳付コンベアベルトが該ベルトの往路と復路を構成す
る上下二段のフレーム内にＵ状を保って支承されてなる
往復曲走輸送可能なＵ型コンベアにおいて、曲走部にお
けるベルト耳案内ローラが前記フレームに対して位置調
節自在に固定されてベルト耳挟持装置として設けられる
と共に前記ベルト耳に連設するベルト両側垂直壁外側面
の全面に接するように巾方向及び上下位置を前記フレー
ムに対して可変できる一対の垂直ローラと前記Ｕ状ベル
トの底部に接する少なくとも１個の底部ローラを有する
ベルト支持装置を備え、ベルトの曲走状態に応じて前記
ベルト耳挟持装置と前記ベルト支持装置の配設間隔を可
変できるようにしたものである。
（実施例） 第１図はフレームを除去した本発明コンベアの概念的平
面図であって、ホッパ31,32を第２図及び／又は第３図
のように配置することによって往路又は復路のみの単行
輸送と往復同時輸送が可能になる。
面図であって、ホッパ31,32を第２図及び／又は第３図
のように配置することによって往路又は復路のみの単行
輸送と往復同時輸送が可能になる。
図において１は耳付ベルト、２はベルト両側端縁に沿っ
て形成した膨大耳部、３は垂直壁、４は湾曲部である。
５は主としてパイプを連接して構成されるコンベアフレ
ームであって、往路を構成する上段フレーム６と復路を
構成する下段フレーム７とからなる。
て形成した膨大耳部、３は垂直壁、４は湾曲部である。
５は主としてパイプを連接して構成されるコンベアフレ
ームであって、往路を構成する上段フレーム６と復路を
構成する下段フレーム７とからなる。
上段フレームと下段フレームの構成は殆んど同一である
から以下は上段フレームについて説明する。
から以下は上段フレームについて説明する。
上段フレーム６は上部フレーム6A、左右側部フレーム6B
及び底部フレーム６とから構成されてベルト通路８を形
成する。
及び底部フレーム６とから構成されてベルト通路８を形
成する。
９はベルトの底部ローラであり従来のＵ状コンベアに用
いられていたものと同様である。
いられていたものと同様である。
10は上部フレーム6Aの下面に取付けられているベルト耳
挟持装置であって、２本一対の枢軸13の夫々に直径を異
にしてベルト耳部２を挟持する案内ローラ11と補助ロー
ラ12を夫々遊転自在に枢着して構成されている。なおロ
ーラ11と12は夫々異なった周速で自由に回転する。
挟持装置であって、２本一対の枢軸13の夫々に直径を異
にしてベルト耳部２を挟持する案内ローラ11と補助ロー
ラ12を夫々遊転自在に枢着して構成されている。なおロ
ーラ11と12は夫々異なった周速で自由に回転する。
左右一対のベルト耳挟持装置10はフレームの巾方向に位
置調節可能に取付けられている。
置調節可能に取付けられている。
14は、フレーム側部6B内面に設けられた垂直ローラであ
る。
る。
第４図は、コンベアが直線状であるときのローラ配設と
ベルトの状態を示すものであって、垂直ローラ14とベル
ト外側面3aは全面密着していなくてもよい。
ベルトの状態を示すものであって、垂直ローラ14とベル
ト外側面3aは全面密着していなくてもよい。
しかしながら曲走部においては第５図に示すように垂直
ローラ14はベルト外側面3aと密着するように配設される
必要がある。
ローラ14はベルト外側面3aと密着するように配設される
必要がある。
このため本発明における垂直ローラ14は、フレーム６に
直接取付けるのではなく、第７図に示すように巾方向の
位置調節用ボルト孔17を有するローラ保持枠15に回転自
在に枢着16されると共に前記保持枠15は、前記ボルト孔
17に対応する複数のボルト孔20を備えた支持枠18に取付
けられるように構成されている。
直接取付けるのではなく、第７図に示すように巾方向の
位置調節用ボルト孔17を有するローラ保持枠15に回転自
在に枢着16されると共に前記保持枠15は、前記ボルト孔
17に対応する複数のボルト孔20を備えた支持枠18に取付
けられるように構成されている。
更に、支持枠18は側部フレーム6Bに対してその上下位置
を調節できる固定用ボルト孔22を備えている。支持枠18
はフレーム側部に例えば取付プレート（図示せず）を介
して又はフレームパイプに対して直接に高さ位置変更可
能に固定21される。
を調節できる固定用ボルト孔22を備えている。支持枠18
はフレーム側部に例えば取付プレート（図示せず）を介
して又はフレームパイプに対して直接に高さ位置変更可
能に固定21される。
上記の構成によって曲走部における走行時のベルトの状
態を考慮して垂直ローラ14がベルト外側面3aに密着して
支持できる位置が容易に調節できるのである。
態を考慮して垂直ローラ14がベルト外側面3aに密着して
支持できる位置が容易に調節できるのである。
このように垂直ローラ14はコンベア走行路８に対して巾
方向及び上下方向に位置が調節されて固定21され、底部
ローラ９と共にベルト挟持装置23を構成するのである。
方向及び上下方向に位置が調節されて固定21され、底部
ローラ９と共にベルト挟持装置23を構成するのである。
尚、底部ローラ９は荷積状態に応じて配設すること勿論
である。
である。
本発明コンベアは、コンベアの直線部においては第４図
の如くベルトの変形量を少なくするためベルト側壁間隔
を大きくし且つベルト走行方向の各ローラの配設間隔
（ピッチ）を大きくして配設する（第１図参照）が、曲
走部においてはベルトの変形を防ぎ曲走を容易にするた
めと荷積の移動又は揺動を小さくするために第５図の如
く垂直ローラをベルト外側面に密着させると共にベルト
側壁間隔を狭くし且つ第１図のようにローラ配設ピッチ
を小さくして構成するのである。
の如くベルトの変形量を少なくするためベルト側壁間隔
を大きくし且つベルト走行方向の各ローラの配設間隔
（ピッチ）を大きくして配設する（第１図参照）が、曲
走部においてはベルトの変形を防ぎ曲走を容易にするた
めと荷積の移動又は揺動を小さくするために第５図の如
く垂直ローラをベルト外側面に密着させると共にベルト
側壁間隔を狭くし且つ第１図のようにローラ配設ピッチ
を小さくして構成するのである。
（効果） 本発明コンベアは平坦部又は直線部においてはベルト耳
挟持装置10の間隔及び垂直ローラ14の間隔を調整してベ
ルト側壁間隔を大きくするから荷積荷重が分散され高速
輸送しても安定性がよい。
挟持装置10の間隔及び垂直ローラ14の間隔を調整してベ
ルト側壁間隔を大きくするから荷積荷重が分散され高速
輸送しても安定性がよい。
更に、直線部においてはローラ配設ピッチを大きくとれ
るので建設費が低減され経済的である。
るので建設費が低減され経済的である。
而して、曲率の大きい場所においては第５図の如く垂直
ローラをベルト外側面に密着させると共にベルトの垂直
側壁間隔を狭くして走行させるものであって、その曲率
又は勾配に応じてベルト耳挟持装置10の間隔及び垂直ロ
ーラ14の間隔を調整すると共に垂直ローラの位置を必要
に応じて下方に修正してベルトの蛇行又は揺動を抑制し
高速安定輸送を図っているのである。
ローラをベルト外側面に密着させると共にベルトの垂直
側壁間隔を狭くして走行させるものであって、その曲率
又は勾配に応じてベルト耳挟持装置10の間隔及び垂直ロ
ーラ14の間隔を調整すると共に垂直ローラの位置を必要
に応じて下方に修正してベルトの蛇行又は揺動を抑制し
高速安定輸送を図っているのである。
尚、ベルト側壁間隔を狭くすることによって輸送物の荷
積容量は減少するが本発明コンベアにおいては従来のコ
ンベアの如く曲走部があることによって走行速度を制約
されないので高速走行が可能であるから全体の輸送量は
減少せず却って増大し輸送コストが低減されるのであ
る。
積容量は減少するが本発明コンベアにおいては従来のコ
ンベアの如く曲走部があることによって走行速度を制約
されないので高速走行が可能であるから全体の輸送量は
減少せず却って増大し輸送コストが低減されるのであ
る。
更に、本発明コンベアにおいては、下段フレームの復路
コンベアを利用して往復輸送することもできること勿論
である。
コンベアを利用して往復輸送することもできること勿論
である。
第１図は本発明装置の概要平面図、第２図は往路荷積み
の側面図、第３図は復路荷積みの側面図、第４図は直線
部の断面図、第５図は曲走部の断面図、第６図はベルト
耳挟持装置の断面図、第７図は垂直ローラ保持枠の側面
図、第８図は支持枠の断面図である。 ５……コンベアフレーム 10……ベルト耳挟持装置 14……垂直キャリヤーローラ
の側面図、第３図は復路荷積みの側面図、第４図は直線
部の断面図、第５図は曲走部の断面図、第６図はベルト
耳挟持装置の断面図、第７図は垂直ローラ保持枠の側面
図、第８図は支持枠の断面図である。 ５……コンベアフレーム 10……ベルト耳挟持装置 14……垂直キャリヤーローラ
Claims (1)
- 【請求項１】ベルトの両側端縁に対称的に膨大部を形成
した耳付コンベアベルトが該ベルトの往路と復路を構成
する上下二段のフレーム内にＵ状を保って支承されてな
る往復曲走輸送可能なＵ型コンベアにおいて、曲走部に
おけるベルト耳案内ローラが前記フレームに対して位置
調節自在に固定されてベルト耳挟持装置として設けられ
ると共に前記ベルト耳に連設するベルト両側垂直壁外側
面の全面に接するように巾方向及び上下位置を前記フレ
ームに対して可変するための保持枠及び支持枠を備えた
一対の垂直ローラと前記Ｕ状ベルトの底部に接する少な
くとも１個の底部ローラを有するベルト支持装置を備
え、ベルトの曲走状態に応じて前記ベルト耳挟持装置と
前記ベルト支持装置の配設間隔を可変して設けるように
したことを特徴とする往復曲走輸送可能なＵ型コンベア
における曲走部の支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62013808A JPH0676124B2 (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 | 往復曲走輸送可能なｕ型コンベアにおける曲走部の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62013808A JPH0676124B2 (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 | 往復曲走輸送可能なｕ型コンベアにおける曲走部の支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63185710A JPS63185710A (ja) | 1988-08-01 |
| JPH0676124B2 true JPH0676124B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=11843570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62013808A Expired - Lifetime JPH0676124B2 (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 | 往復曲走輸送可能なｕ型コンベアにおける曲走部の支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0676124B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL9400819A (nl) * | 1994-05-18 | 1996-01-02 | Barrages Services Int Bv | Een transporteur omvattende een eindloze band en een werkwijze voor het aanvoeren van materiaal van een eerste naar een tweede lokatie. |
| AUPQ401299A0 (en) * | 1999-11-12 | 1999-12-09 | Pietsch, Michael | Continous haulage system |
| CN114185283B (zh) * | 2021-09-14 | 2024-01-26 | 上海姚成轻工机械有限公司 | 一种乳品生产线清洗过程监控系统 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6025332B2 (ja) * | 1980-10-14 | 1985-06-18 | 内外建設工業株式会社 | 円筒形ベルトコンベア用スタンドフレ−ムと円筒形ベルトコンベア |
| JPS6064914U (ja) * | 1983-10-06 | 1985-05-08 | 住友重機械工業株式会社 | 円筒形コンベヤ |
-
1987
- 1987-01-23 JP JP62013808A patent/JPH0676124B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63185710A (ja) | 1988-08-01 |
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