JPH0676117B2 - 給油装置 - Google Patents
給油装置Info
- Publication number
- JPH0676117B2 JPH0676117B2 JP63076331A JP7633188A JPH0676117B2 JP H0676117 B2 JPH0676117 B2 JP H0676117B2 JP 63076331 A JP63076331 A JP 63076331A JP 7633188 A JP7633188 A JP 7633188A JP H0676117 B2 JPH0676117 B2 JP H0676117B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- oil supply
- refueling
- swivel joint
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ガソリンスタンド等の給油所に設置される給
油装置に関する。
油装置に関する。
［従来の技術］ 第５図はかかる装置の従来例を示し、全体を符号Ａで示
す給油装置のケーシング１の内部には、図示しない地下
タンクから油を汲み上げるポンプ装置、その駆動モー
タ、給油量を計量する流量計等の機器が収められ、ケー
シング１の正面には給油量を表示する表示器２が設けら
れている。
す給油装置のケーシング１の内部には、図示しない地下
タンクから油を汲み上げるポンプ装置、その駆動モー
タ、給油量を計量する流量計等の機器が収められ、ケー
シング１の正面には給油量を表示する表示器２が設けら
れている。
そのケーシング１の正面右上部には流量計に連結された
給油管３が突設されている。その給油管３は下向きに開
口され、その連結部４には給油ホース５が線回動自在に
取付けられている。そして、給油ホース５の端部に設け
られた給油ノズル６はケーシング１に設けられたノズル
掛け７に格納されるようになっている。
給油管３が突設されている。その給油管３は下向きに開
口され、その連結部４には給油ホース５が線回動自在に
取付けられている。そして、給油ホース５の端部に設け
られた給油ノズル６はケーシング１に設けられたノズル
掛け７に格納されるようになっている。
［発明が解決しようとする課題］ 上記の給油装置Ａにおいては、下向きに開口した給油管
３に給油ホース５が線回動自在に連結している。従っ
て、給油ホース５を横すなわち水平方向に引くと、給油
ホース５が鎖線で示すように曲がるので、給油中は強い
力で引き続ける必要がある。その結果、給油ホース５の
連結部４との近傍が傷み、また、給油ノズル６の屈く距
離が短く、給油範囲が狭い。
３に給油ホース５が線回動自在に連結している。従っ
て、給油ホース５を横すなわち水平方向に引くと、給油
ホース５が鎖線で示すように曲がるので、給油中は強い
力で引き続ける必要がある。その結果、給油ホース５の
連結部４との近傍が傷み、また、給油ノズル６の屈く距
離が短く、給油範囲が狭い。
その他の従来技術として、特開昭61−60500号公報には
給油ホースに自在継手を有する給油装置が示されてお
り、実願昭53−92428号（実開昭55−9909号）のマイク
ロフィルムには、流入管と流出管とが長手方向に垂直に
回動自在に連結している管路が示されている。そして、
特公昭55−42000号公報にはスイベルジョイントを用い
た技術が示されている。
給油ホースに自在継手を有する給油装置が示されてお
り、実願昭53−92428号（実開昭55−9909号）のマイク
ロフィルムには、流入管と流出管とが長手方向に垂直に
回動自在に連結している管路が示されている。そして、
特公昭55−42000号公報にはスイベルジョイントを用い
た技術が示されている。
しかし、これ等の技術はいずれも上述した従来技術の問
題点を解消するものではない。すなわち、給油管と給油
ホースとの接続部分の回動の自由度は、単一継手の自由
度にのみ依存するため限界があり、給油ホースの連結箇
所近傍が破損し易く、給油ノズルの屈く距離が短く、給
油範囲が狭い、という従来技術の問題点を解消するには
不十分である。
題点を解消するものではない。すなわち、給油管と給油
ホースとの接続部分の回動の自由度は、単一継手の自由
度にのみ依存するため限界があり、給油ホースの連結箇
所近傍が破損し易く、給油ノズルの屈く距離が短く、給
油範囲が狭い、という従来技術の問題点を解消するには
不十分である。
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みて提案され
たもので、給油管と給油ホースとの連結箇所における回
動の自由度を向上し、給油範囲を拡大すると共に、給油
ホースの傷みを防止することができる様な給油装置の提
供を目的としている。
たもので、給油管と給油ホースとの連結箇所における回
動の自由度を向上し、給油範囲を拡大すると共に、給油
ホースの傷みを防止することができる様な給油装置の提
供を目的としている。
［課題を解決するための手段］ 本発明の給油装置は、地下タンクから油を汲み上げるポ
ンプ装置及び給油量を計量する流量計を給油装置のケー
シング内に収納し、流量計に連結された給油管をケーシ
ングの上部に水平方向に開口し、該開口にＯ−リングに
よりシールされ且つ給油管の環状溝に係合するピンで抜
け止めされている第１のスイベルジョイントを介して流
入管を取り付け、該流入管を第１のスイベルジョイント
の回動軸の直交方向に開口し、該開口に取り付けられた
スイベル管にＯ−リングによりシールされ且つ環状溝に
係合するボールにより抜け止めされている第２のスイベ
ルジョイントを介して流出管に取り付け、該流出管を第
２のスイベルジョイントの回動軸の直交方向に開口し、
該開口にＯ−リングによりシールされ且つ環状溝に係合
するボールにより抜け止めされている第３のスイベルジ
ョイントを介して取付管に接続し、先端に給油ノズルを
設けた給油ホースを取付管に接続している。
ンプ装置及び給油量を計量する流量計を給油装置のケー
シング内に収納し、流量計に連結された給油管をケーシ
ングの上部に水平方向に開口し、該開口にＯ−リングに
よりシールされ且つ給油管の環状溝に係合するピンで抜
け止めされている第１のスイベルジョイントを介して流
入管を取り付け、該流入管を第１のスイベルジョイント
の回動軸の直交方向に開口し、該開口に取り付けられた
スイベル管にＯ−リングによりシールされ且つ環状溝に
係合するボールにより抜け止めされている第２のスイベ
ルジョイントを介して流出管に取り付け、該流出管を第
２のスイベルジョイントの回動軸の直交方向に開口し、
該開口にＯ−リングによりシールされ且つ環状溝に係合
するボールにより抜け止めされている第３のスイベルジ
ョイントを介して取付管に接続し、先端に給油ノズルを
設けた給油ホースを取付管に接続している。
上記給油管は給油装置のケーシング正面上部または側面
上部に水平に設けるのが好ましい。
上部に水平に設けるのが好ましい。
［作用］ 上記のように構成された本発明の給油装置によれば、第
１、第２及び第３のスイベルジョイントの回動軸を中心
に回動自在であり、その自由度が非常に大きくなる様に
構成されている。従って、流出管は給油管の軸心回りお
よび軸心に直交する軸心回りに回動でき、給油ホースは
流出管の軸心回りに回動できる。その結果、給油ホース
は、給油管の軸心に対し給油装置のケーシングに干渉す
る範囲を除いて、全方向に旋回することができる。その
ため、給油が可能な範囲（給油範囲）が拡大する。
１、第２及び第３のスイベルジョイントの回動軸を中心
に回動自在であり、その自由度が非常に大きくなる様に
構成されている。従って、流出管は給油管の軸心回りお
よび軸心に直交する軸心回りに回動でき、給油ホースは
流出管の軸心回りに回動できる。その結果、給油ホース
は、給油管の軸心に対し給油装置のケーシングに干渉す
る範囲を除いて、全方向に旋回することができる。その
ため、給油が可能な範囲（給油範囲）が拡大する。
［実施例］ 以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。
なお、これらの図面において第５図に対応する部分につ
いては、同じ符号を付して重複説明を省略する。
いては、同じ符号を付して重複説明を省略する。
第１図において、給油装置Ａのケーシング正面の右上部
には、給油ホース５が取付けられている。なお、給油ホ
ース５はケーシング１の側面上部に取付けてもよい。
には、給油ホース５が取付けられている。なお、給油ホ
ース５はケーシング１の側面上部に取付けてもよい。
第２図ないし第４図において、図示しないポンプ、流量
計に連結されている給油管３の端部は水平方向に開口さ
れ該端部には、流入管８が線回動自在に取付けられてお
り、Ｏ−リング19によりシールされ、内方に突設され給
油管３の環状溝3aに係合するピン９にり抜け止めされて
いる。この結果給油管３と流入管８とにより、両管が線
回動する第１のスイベルジョイント10が構成される。
計に連結されている給油管３の端部は水平方向に開口さ
れ該端部には、流入管８が線回動自在に取付けられてお
り、Ｏ−リング19によりシールされ、内方に突設され給
油管３の環状溝3aに係合するピン９にり抜け止めされて
いる。この結果給油管３と流入管８とにより、両管が線
回動する第１のスイベルジョイント10が構成される。
他方、給油ホース５の端部にホース取付金具16を介して
固設された取付管14には、流出管12が線回動自在に取付
けられており、Ｏ−リング19によりシールされ、管12、
14に形成された環状溝12a、14bに係合するボール20によ
り抜け止めされている。この結果、取付管14と流出管12
とにより両管が線回動する第３のスイベルジョイント15
が構成される。給油管３に線回動自在に取付けられた流
入管８と、給油ホース５に線回動自在に取付けられた流
出管12とは、以下の構成により両回動自在に連結されて
いる。
固設された取付管14には、流出管12が線回動自在に取付
けられており、Ｏ−リング19によりシールされ、管12、
14に形成された環状溝12a、14bに係合するボール20によ
り抜け止めされている。この結果、取付管14と流出管12
とにより両管が線回動する第３のスイベルジョイント15
が構成される。給油管３に線回動自在に取付けられた流
入管８と、給油ホース５に線回動自在に取付けられた流
出管12とは、以下の構成により両回動自在に連結されて
いる。
流入管８の流路は給油管３の軸心に直交するＬ字状に形
成され、その軸心に平行な部分8xには、スイベル管11が
給油管３の軸心に直角に螺合されている。流出管12の流
路は、給油ホース５すなわち取付管14の軸心に直交する
Ｌ字状に形成され、その軸心に平行な部分12Xには、ス
イベル管11が嵌入する嵌入部12Yが取付管14の軸心に直
角に形成されている。そして嵌入部12Yには、スイベル
管11が嵌入されており、Ｏ−リング19によりシールさ
れ、管11、12に形成された環状溝11a、12bに係合するボ
ール20により抜け止めされている。この結果、スイベル
管11と流出管12とにより流入管８と流出管12が面回動す
る第２のスイベルジョイント13が構成される。
成され、その軸心に平行な部分8xには、スイベル管11が
給油管３の軸心に直角に螺合されている。流出管12の流
路は、給油ホース５すなわち取付管14の軸心に直交する
Ｌ字状に形成され、その軸心に平行な部分12Xには、ス
イベル管11が嵌入する嵌入部12Yが取付管14の軸心に直
角に形成されている。そして嵌入部12Yには、スイベル
管11が嵌入されており、Ｏ−リング19によりシールさ
れ、管11、12に形成された環状溝11a、12bに係合するボ
ール20により抜け止めされている。この結果、スイベル
管11と流出管12とにより流入管８と流出管12が面回動す
る第２のスイベルジョイント13が構成される。
なお、図中の符号25は流入管８にスイベル管11を螺合す
るときに工具を嵌入する溝、17はアース線、18はアース
用ワッシャである。
るときに工具を嵌入する溝、17はアース線、18はアース
用ワッシャである。
［発明の効果］ 本発明は、以上説明したように、給油ホースと給油管と
は３個のスイベルジョイントにより線回動および面回動
自在に連結されているので、給油ホースはケーシングに
干渉しない範囲で全方向に自由に旋回し、その結果、給
油ホースの連結部の傷みを防止するとともに、給油範囲
を大巾に拡大することができる。
は３個のスイベルジョイントにより線回動および面回動
自在に連結されているので、給油ホースはケーシングに
干渉しない範囲で全方向に自由に旋回し、その結果、給
油ホースの連結部の傷みを防止するとともに、給油範囲
を大巾に拡大することができる。
第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は第１
図の要部の拡大図、第３図は第２図の側面図、第４図は
流入管および流出管がストレートな状態時の水平断面
図、第５図は従来装置を示す斜視図である。 ３……給油管、５……給油ホース、８……流入管、４…
…スイベルジョイント、10……第１のスイベルジョイン
ト、13……第２のスイベルジョイント、15……第３のス
イベルジョイント、11……スイベル管、 12……流出管、14……取付管、16……ホース取付金具
図の要部の拡大図、第３図は第２図の側面図、第４図は
流入管および流出管がストレートな状態時の水平断面
図、第５図は従来装置を示す斜視図である。 ３……給油管、５……給油ホース、８……流入管、４…
…スイベルジョイント、10……第１のスイベルジョイン
ト、13……第２のスイベルジョイント、15……第３のス
イベルジョイント、11……スイベル管、 12……流出管、14……取付管、16……ホース取付金具
Claims (1)
- 【請求項１】地下タンクから油を汲み上げるポンプ装置
及び給油量を計量する流量計を給油装置のケーシング内
に収納し、流量計に連結された給油管をケーシングの上
部に水平方向に開口し、該開口にＯ−リングによりシー
ルされ且つ給油管の環状溝に係合するピンで抜け止めさ
れている第１のスイベルジョイントを介して流入管を取
り付け、該流入管を第１のスイベルジョイントの回動軸
の直交方向に開口し、該開口に取り付けられたスイベル
管にＯ−リングによりシールされ且つ環状溝に係合する
ボールにより抜け止めされている第２のスイベルジョイ
ントを介して流出管に取り付け、該流出管を第２のスイ
ベルジョイントの回動軸の直交方向に開口し、該開口に
Ｏ−リングによりシールされ且つ環状溝に係合するボー
ルにより抜け止めされている第３のスイベルジョイント
を介して取付管に接続し、先端に給油ノズルを設けた給
油ホースを取付管に接続したことを特徴とする給油装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63076331A JPH0676117B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63076331A JPH0676117B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 給油装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01254599A JPH01254599A (ja) | 1989-10-11 |
| JPH0676117B2 true JPH0676117B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=13602369
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63076331A Expired - Fee Related JPH0676117B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 給油装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0676117B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2003230201A1 (en) * | 2003-04-10 | 2004-11-01 | Raffaele Bergamante | Hydraulic joint articulated device and use thereof with a heat radiator |
| CN109052303A (zh) * | 2018-10-16 | 2018-12-21 | 河南欧科机电设备有限公司 | 一种加油机胶管旋转接头 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS559909U (ja) * | 1978-07-04 | 1980-01-22 | ||
| JPS5542000A (en) * | 1979-09-17 | 1980-03-25 | Hokusei Alum Kk | Surface treating method for aluminum or aluminum alloy material |
| JPS6160500A (ja) * | 1984-08-23 | 1986-03-28 | 株式会社 東京タツノ | 給油装置 |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP63076331A patent/JPH0676117B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01254599A (ja) | 1989-10-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4776615A (en) | Vapor recovery apparatus with swiveled nozzle | |
| CN109611551B (zh) | 一种密封工装 | |
| US6004072A (en) | Self-orienting subsea flowline tapping arrangement | |
| JPH0676117B2 (ja) | 給油装置 | |
| US4575005A (en) | Hose arrangement for a car wash | |
| CN216105984U (zh) | 一种新型液压驱动鹤管 | |
| JPH0116759B2 (ja) | ||
| JPH0749319B2 (ja) | 表示計付給油ノズル | |
| JP2002174380A (ja) | 吸口直角エルボ | |
| JP2913498B2 (ja) | 給油装置 | |
| JP2859284B2 (ja) | 給油装置 | |
| JPH0414398Y2 (ja) | ||
| JPH0118560Y2 (ja) | ||
| JPS6034395A (ja) | 給油装置 | |
| CN219198906U (zh) | 一种天然气管道泄漏检测装置 | |
| JPH0741097A (ja) | 給油装置 | |
| JP3091438B2 (ja) | 消防自動車 | |
| JPS6315197Y2 (ja) | ||
| CN110917544B (zh) | 臂架结构和作业设备 | |
| JP3051988B2 (ja) | 給油装置 | |
| JPH04367499A (ja) | 給油装置 | |
| JPH0117960B2 (ja) | ||
| JPH0441118Y2 (ja) | ||
| JPH0660662U (ja) | 連結送水管 | |
| JPS62271898A (ja) | 回動管接手 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |