JPH0414398Y2 - - Google Patents

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JPH0414398Y2
JPH0414398Y2 JP6067986U JP6067986U JPH0414398Y2 JP H0414398 Y2 JPH0414398 Y2 JP H0414398Y2 JP 6067986 U JP6067986 U JP 6067986U JP 6067986 U JP6067986 U JP 6067986U JP H0414398 Y2 JPH0414398 Y2 JP H0414398Y2
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refueling
hose
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refueling hose
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は給油装置に関し、特に給油装置本体の
マスト部内にホース牽引機構を備えた給油装置の
改良に関する。
〔従来技術〕
従来、給油所敷地内に設置される給油装置に
は、給油装置本体にマスト部を立設し、給油待機
時には該マスト部の上端側に設けたホース牽引機
構によつて、先端側に給油ノズルを有し基端側が
可動式管継手を介して給油装置本体に設けた固定
配管に接続された給油ホースを逆「U」字状に吊
上げておくように構成した給油装置が知られてい
る。
この種給油装置のホース牽引機構は、ワイヤリ
ールと、該ワイヤリールの回転を制御するスプリ
ング・バランサと、該ワイヤリールに巻回され、
先端が給油ホースの途中に固着されたワイヤとか
ら大略構成されている。そして、給油作業時には
給油ノズルと共に給油ホースを引張ることによ
り、ワイヤリールに巻回されていたワイヤがスプ
リング・バランサのばね力に抗して繰り出され、
給油ホースが車輛等の給油対象の方向に伸びるよ
うになつている。
そのため、この種給油装置では、給油待機時に
は給油装置本体に接続された給油ホースが逆
「U」字状に吊上げられているため、車輛を給油
装置近傍の給油エリアに進入させ易く、給油作業
時には給油ノズルを給油口に挿入するため移動さ
せる際の給油ノズルの体感荷重を軽減することが
できる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した従来技術にあつては、
給油ホースの途中にはワイヤが固着されて吊上げ
られているために、この途中部分には給油ホース
の荷重が集中して掛かることとなり、この途中部
分の給油ホースが損傷を受け易いという欠点があ
つた。また、給油ホースの基端側は給油装置本体
に設けた固定配管にスイベル管継手、回動管継手
等の可動式管を介して接続されているだけである
ために、給油ホースの自重によつて可動式管継手
が回動し給油ホースの基端側が直立せず給油装置
本体の横方向に折曲つてしまい、この折曲つた箇
所が損傷し易いという欠点があつた。
更に、給油ホースの荷重はホース牽引機構のス
プリング・バランサによつてのみ支持しいている
ため、該スプリグの耐久性が損なわれるという欠
点もある。
本考案は上述した従来技術の欠点に鑑みなされ
たもので、ホース牽引機構によつて吊上げられる
給油ホースの途中に掛かる荷重を減少すると共
に、給油ホースの基端側が折曲らないようにし
て、給油ホースの損傷を防止し、併せて牽引機構
の耐久性を向上させることを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、本考案に係る給
油装置は、基端側が可動式管継手を介して固定配
管に接続され、先端側には給油ノズルが設けられ
た給油ホースと、先端が該給油ホースの途中に接
続されたワイヤを進退可能に収容することにより
該給油ホースを逆「U」字状に吊上げるホース牽
引機構とを備えている。
そして、本考案が採用する構成の特徴は、前記
可動式管継手は前記固定配管側に接続される固定
継手部と、前記給油ホースの基端側に接続され、
該固定継手部に対して回動可能なエルボ継手部と
からなり、かつ、該固定継手部とエルボ継手部と
には該給油ホースの基端側が該固定継手部に対し
て常時上向きに伸びるように該固定継手部に対し
て該エルボ継手部を弾性的に保持する姿勢保持手
段を設けたことにある。
〔作用〕
このように構成することにより、姿勢保持手段
の弾性力により、固定継手部に対してエルボ継手
を常時上向きの状態に保持することができ、エル
ボ継手に接続された給油ホースの基端側が横方向
に倒れたり、折曲力が掛かるのを防止できる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づき詳述す
る。
図において、1はホース牽引機構型の給油装
置、2は該ホース牽引機構型給油装置1を構成す
る本体部で、該本体部2内には一端が地下タンク
に接続され、途中にはポンプ及び流量計(いずれ
も図示せず)が接続された固定配管3が設けられ
ており、その他端3Aは第4図に示すように、該
本体部2を形成する側板2Aの開口4に臨む位置
に配設されている。5は前記本体部2の上側に設
けられた表示部で、該表示部5の前、後各面には
給油量を表示する給油量表示器6,6,……が設
けられている。そして、本実施例の牽引機構一体
型給油装置1では前記本体部2と表示部5とによ
り給油装置本体が構成されている。7は前記表示
部5の上方に突設されたマスト部で、該マスト部
7は本体部2の側板2A開口4より若干下側から
表示部5上方に向けて立設された断面略H状の支
柱7A,7Aと、該各支柱7Aの上端に架設され
た筺体状の屋根部7Bとから構成されており、該
各支柱7Aの前、後両側に形成された縦長の各凹
窪部はホース収納部8,8,……になつている。
9,9,……は前記各ホース収納部8内下側に
位置いて基端9A側が後述のスイベル管継手13
を介して前記固定配管3の他端3Aに接続された
給油ホースで、該各給油ホース9の先端側には給
油ノズル10が設けられており、該給油ノズル1
0は給油装置1の本体部2上端側に位置して前、
後各面に突設されたノズル収納部11,11,…
…に掛け外しするようになつている。
12,12,……は給油待機時に前記給油ホー
ス9を逆「U」字状に吊上げておくためのホース
牽引機構で、該ホース牽引機構12は前記マスト
部7の屋根部7B内に設けられたスプリング・バ
ランサ、ワイヤリール等からなる機構部(図示せ
ず)と、該屋根部7Bから進退可能なように該ワ
イヤリールに巻回され、先端は給油ホース9の途
中に支持輪12Aを介して固着されたワイヤ12
Bとから構成されている。
13,13は前述の如く固定配管3と給油ホー
ス9を回動可能に接続するためのスイベル管継手
で、該各スイベル管継手13は前記本体部2の側
板2A開口4に嵌入するようにして固定配管3の
他端3Aに螺着され、外周面には係止用突起14
Aが突設された固定継手部14と、該固定継手部
14に回動可能に嵌合され、外周にはホース接続
部15Aが径方向に突設されたエルボ継手部15
或いはベンド継手部(以下、エルボ継手部とい
う)とから構成されている。そして、該ホース接
続部15Aには給油ホース9の基端側9Aが接続
されており、該給油ホース9の基端9A側はエル
ボ継手部15を介して固定配管3に対し時計方向
及び反時計方向に回動可能になつている。
次に、16は前記エルボ継手部15に接続され
た給油ホース9の基端側9Aが常時は上向きに伸
びるように保持するコイルばねからなる姿勢保持
ばねを示す。該姿勢保持ばね16はスイベル管継
手13の固定継手部14とエルボ継手部15の両
者にわたつて嵌装されており、その一端側16A
は固定継手部14の係止用突起14Aに係止さ
れ、他端側16Bはエルボ継手部15のホース接
続部15A外周に巻回固定されることによつて、
該ホース接続部15Aは姿勢保持ばね16のばね
力より常時は鉛直方向上向きに弾性的に保持され
ている。
本実施例は上述の如く構成されるが、次にその
作動について説明する。
まず、給油ノズル10がノズル収納部11内に
掛け止めされている給油待機時にあつては、給油
ホース9はその途中をホース牽引機構12によつ
て給油装置1のマスト部7上端側に逆「U」字状
の状態で吊上げられている。そして、該給油ホー
ス9の基端側9Aから支持輪12Aが嵌着された
途中までの部分は第2図に示すように、給油装置
本体1のマスト部7に形成されたホース収納部8
内に収納されるようになつている。
而して、本実施例によれば、固定配管3と給油
ホース9を回動可能に接続するスイベル管継手1
3にはエルボ継手部15側のホース接続部15A
を上向きの状態に常時保持する姿勢保持ばね16
を嵌装したから、給油ホース9の荷重によつてエ
ルボ継手部15が時計方向或いは反時計方向のい
ずれかの方向に回転して該ホース接続部15Aが
横方向に倒れ、給油ホース9の基端側9Aに折曲
力が掛かるのを防止できる。
また、上述の如くエルボ継手部15のホース接
続部15Aは常時上向きの状態に保持してあるか
ら、ホース牽引機構12の支持輪12Aに集中し
て掛かる給油ホース9の荷重を軽減できる結果、
該給油ホース9の損傷を防止できる。
一方、給油作業時には、給油ノズル10をノズ
ル収納部11から外し、給油対象の方向に引張
る。すると、給油ホース9に加えられた引張力に
よつてホース牽引機構12のワイヤ12Bがスプ
リング・バランサのばね力に抗してワイヤリール
から繰り出され、給油ホース9全体が給油対象方
向に伸長する。この時、スイベル管継手13のエ
ルボ継手部15は給油ホース9に加えられた引張
力と横方向に倒れるホース9の荷重によつて、コ
イルばね16のばね力に抗して給油対象方向に容
易に回転することができる。
次に、給油作業終了後、給油ノズル10をノズ
ル収納部11方向に戻すと、ホース牽引機構12
のスプリング・バランサのばね力によつてワイヤ
12Bはワイヤリールに巻戻される結果、給油ホ
ース9は逆「U」字状をなすようにその途中が次
第に吊上げられる。而して、この時には姿勢保持
ばね16に加わつた引張力は解消しており、又、
給油ホース9も次第に鉛直状態に近ずいて姿勢保
持ばね16に加わる荷重も減少するから、該姿勢
保持ばね16のばね力によつてスイベル管継手1
3のエルボ継手部15はホース接続部15Aが上
向きの状態に復帰するように付勢される。かくし
て、ホース接続部15Aに接続されている給油ホ
ース9は姿勢保持ばね16のばね力によつて強制
的にマスト部7のホース収納部8内に案内される
から、給油ホース9がマスト部7の支柱7Aに当
つたりすることなく、確実にホース収納部8内に
収納できる。
また、上述の如く給油ホース9を収納する時、
該ホース9の基端側9Aは姿勢保持ばね16のば
ね力によつて鉛直状態をなすような押動力を受け
るから、該基端側9Aの荷重は減少し、従つて、
ホース牽引機構12のスプリング・バランサに掛
かる給油ホース9全体の荷重が軽減する。
上述の如く、本実施例によれば、ホース牽引機
構12のスプリング・バランサと姿勢保持ばね1
6が共働することによつて給油ホース9は容易に
ホース収納部8内に収納できるし、給油ホース9
の途中に荷重が集中して損傷を受けるのを防止で
きる。
なお、本実施例では、給油ホース9の姿勢保持
手段はコイルばねからなるものとして述べたが、
該コイルばねに代えて弾性体カバー等を用いても
よいものである。また、本実施例では、スイベル
管継手13は固定配管3に直接接続するものとし
て述べたが、固定配管3とスイベル管継手13と
の間に横方向に回動するエルボ継手を介装し、給
油ホース9の基端側9Aが給油装置1に対して横
方向に旋回できるように構成してもよい。
更に、本実施例は給油装置1に給油機構を二組
備えたダブル型固定式給油装置を例に挙げたが、
給油装置1に一の給油機構を備えたシングル型固
定式給油装置にも本考案は適用できるものであ
る。更にまた、本考案に係る給油装置1はマスト
部7ホース収納部8が設けられていないものであ
つてもよい。また、ホース牽引機構12は必ずし
もマスト部7に設けたものである必要はなく、給
油所敷地内のアイランドに立設した支柱に設けた
ものであつてもよい。
〔考案の効果〕
以上詳述した如く構成される本考案によれば、
スイベル管継手を介して固定配管に回動可能に接
続した給油ホースの基端側は姿勢保持手段によつ
て常時は鉛直状態を保つように構成したから、ホ
ース牽引機構によつて吊上げられる給油ホースの
途中に集中して掛かる荷重を低減できる。このた
め、給油ホースが過度に折曲つて損傷するのを防
止できるし、ホース牽引機構のスプリング・バラ
ンサに掛かるばね荷重を低減でき、該ホース牽引
機構の耐久性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る給油装置の正
面図、第2図は該給油装置の一部を切欠いた右側
面図、第3図は第1図中の−矢示方向断面
図、第4図は第1図中の要部拡大図、第5図は第
4図の右側面図である。 1……ホース牽引機構一体型給油装置、3……
固定配管、7……マスト部、9……給油ホース、
10……給油ノズル、12……ホース牽引機構、
13……スイベル管継手(可動式管継手)、16
……姿勢保持ばね(姿勢保持手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基端側が可動式管継手を介して固定配管に接続
    され、先端側には給油ノズルが設けられた給油ホ
    ースと、先端が該給油ホースの途中に接続された
    ワイヤを進退可能に収容することにより該給油ホ
    ースを逆「U」字状に吊上げるホース牽引機構と
    を備えてなる給油装置において、前記可動式管継
    手は前記固定配管側に接続される固定継手部と前
    記給油ホースの基端側に接続され、該固定継手部
    に対して回動可能なエルボ継手部とからなり、か
    つ、該固定継手部とエルボ継手部とには該給油ホ
    ースの基端側が該固定継手部に対して常時上向き
    に伸びるように該固定継手部に対して該エルボ継
    手部を弾性的に保持する姿勢保持手段を設けたこ
    とを特徴とする給油装置。
JP6067986U 1986-04-22 1986-04-22 Expired JPH0414398Y2 (ja)

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JP6067986U JPH0414398Y2 (ja) 1986-04-22 1986-04-22

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JP6067986U JPH0414398Y2 (ja) 1986-04-22 1986-04-22

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JPS62171500U JPS62171500U (ja) 1987-10-30
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2859284B2 (ja) * 1989-03-02 1999-02-17 株式会社タツノ・メカトロニクス 給油装置
JP5720648B2 (ja) * 2012-09-26 2015-05-20 株式会社タツノ 給油装置

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JPS62171500U (ja) 1987-10-30

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