JPH0675988A - Lu分解関数実現方式 - Google Patents
Lu分解関数実現方式Info
- Publication number
- JPH0675988A JPH0675988A JP24597792A JP24597792A JPH0675988A JP H0675988 A JPH0675988 A JP H0675988A JP 24597792 A JP24597792 A JP 24597792A JP 24597792 A JP24597792 A JP 24597792A JP H0675988 A JPH0675988 A JP H0675988A
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- Japan
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- vector
- decomposition
- remaining
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 LU分解関数の実行時間を改善するベクトル
演算器を有する計算機システム上の関数実現方式。 【構成】 ベクトル演算器を有する計算機システムにお
いて、ブロッキングLU分解関数1が、LU分解のサイ
ズから残りのLU分解を高速にベクトル演算出来る様に
ブロック段数を調整する初回LU分解処理手段2と残り
の部分を処理するLU分解処理手段3とを有する。 【効果】 LU分解関数が高速に実行されるという効果
がある。
演算器を有する計算機システム上の関数実現方式。 【構成】 ベクトル演算器を有する計算機システムにお
いて、ブロッキングLU分解関数1が、LU分解のサイ
ズから残りのLU分解を高速にベクトル演算出来る様に
ブロック段数を調整する初回LU分解処理手段2と残り
の部分を処理するLU分解処理手段3とを有する。 【効果】 LU分解関数が高速に実行されるという効果
がある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベクトル演算器を有す
る計算機システム上の関数実現方式に関し、特に、ブロ
ッキングLU分解関数に関するものである。
る計算機システム上の関数実現方式に関し、特に、ブロ
ッキングLU分解関数に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2を用いて説明する。
【0003】従来のベクトル演算器を有する計算機シス
テムでのブロッキングLU分解の方法は、中西らの論文
(下記の注)にあるように更新される配列R(n,n)
(図2−4)を常に同じブロック段数m(図2−8)で
ブロック化しL(図2−5)、U(図2−6)を演算し
M(図2−7)を更新していく、此のとき最も演算量が
多いのはM(図2−7)を更新する行列積である。
テムでのブロッキングLU分解の方法は、中西らの論文
(下記の注)にあるように更新される配列R(n,n)
(図2−4)を常に同じブロック段数m(図2−8)で
ブロック化しL(図2−5)、U(図2−6)を演算し
M(図2−7)を更新していく、此のとき最も演算量が
多いのはM(図2−7)を更新する行列積である。
【0004】(注)情報処理学会第42回(平成3年前
期)全国大会論文「ブロッキングLU分解法のVP20
00シリーズ向けチューニングについて」中西誠、三上
次郎。
期)全国大会論文「ブロッキングLU分解法のVP20
00シリーズ向けチューニングについて」中西誠、三上
次郎。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のベクトル演算器
を有する計算機システムでのブロッキングLU分解関数
では、常に同じブロック段数で演算していた為、ベクト
ル長に端数が生じ、実行時間が増加するという問題点が
あった。
を有する計算機システムでのブロッキングLU分解関数
では、常に同じブロック段数で演算していた為、ベクト
ル長に端数が生じ、実行時間が増加するという問題点が
あった。
【0006】本発明の目的はベクトル演算器を有する計
算機システムにおいてLU分解関数の実行時間を改善す
ることを目的とする。
算機システムにおいてLU分解関数の実行時間を改善す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のベクトル演算器
を有する計算機システムにおけるブロッキングLU分解
関数実現方式はLU分解のサイズから残りのLU分解を
高速にベクトル演算出来る様にブロック段数を調整する
初回LU分解処理手段と残りの部分を処理するLU分解
処理手段とを備えることを特徴とする。
を有する計算機システムにおけるブロッキングLU分解
関数実現方式はLU分解のサイズから残りのLU分解を
高速にベクトル演算出来る様にブロック段数を調整する
初回LU分解処理手段と残りの部分を処理するLU分解
処理手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
【0009】図1に全体構成図を示す。ブロッキングL
U分解関数1はLU分解のサイズから残りのLU分解を
高速にベクトル演算出来る様にブロック段数を調整する
初回LU分解処理手段2と残りの部分を処理するLU分
解処理手段3より構成される。
U分解関数1はLU分解のサイズから残りのLU分解を
高速にベクトル演算出来る様にブロック段数を調整する
初回LU分解処理手段2と残りの部分を処理するLU分
解処理手段3より構成される。
【0010】以下従来のブロッキングLU分解関数の計
算方法と、上記2つの手段を含む本発明のブロッキング
LU分解関数の計算方法について図2,図3を使用して
説明する。
算方法と、上記2つの手段を含む本発明のブロッキング
LU分解関数の計算方法について図2,図3を使用して
説明する。
【0011】従来のブロッキングLU分解の方法は、常
に同じブロック段数m(図2−8)でブロック化しM
(図2−7)を更新していく。
に同じブロック段数m(図2−8)でブロック化しM
(図2−7)を更新していく。
【0012】M(図2−7)のサイズに着目すると毎回
m(図2−8)段ずつサイズが小さくなるのでサイズ
は、n,n−m,n−m*2と変化していく。このとき
もしnとm(図2−8)がベクトル計算機の最大ベクト
ル長の倍数あるいは約数でないと常にM(図2−7)の
更新のときに端数を生じM(図2−7)の更新処理が、
遅くなっていた。
m(図2−8)段ずつサイズが小さくなるのでサイズ
は、n,n−m,n−m*2と変化していく。このとき
もしnとm(図2−8)がベクトル計算機の最大ベクト
ル長の倍数あるいは約数でないと常にM(図2−7)の
更新のときに端数を生じM(図2−7)の更新処理が、
遅くなっていた。
【0013】本発明のブロッキングLU分解の方法で
は、図3に示す様に特に初回の処理を特別な段数m1=
n mod vl(図3−13)で行うことにより残り
の段数n−ml(図3−14)とブロック段数mを最大
ベクトル長の倍数または約数にすることができ、残りの
LU分解処理が高速に演算出来る。
は、図3に示す様に特に初回の処理を特別な段数m1=
n mod vl(図3−13)で行うことにより残り
の段数n−ml(図3−14)とブロック段数mを最大
ベクトル長の倍数または約数にすることができ、残りの
LU分解処理が高速に演算出来る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のブロッキ
ングLU分解関数の実現方式では、LU分解のサイズか
ら残りのLU分解を高速にベクトル演算出来る様にブロ
ック段数を調整する初回LU分解処理手段と残りの部分
を処理するLU分解処理手段とを備えているので高速に
LU分解関数が実行されるという効果がある。
ングLU分解関数の実現方式では、LU分解のサイズか
ら残りのLU分解を高速にベクトル演算出来る様にブロ
ック段数を調整する初回LU分解処理手段と残りの部分
を処理するLU分解処理手段とを備えているので高速に
LU分解関数が実行されるという効果がある。
【図1】本発明の全体構成図を示す。
【図2】従来のブロッキングLU分解法の演算法を示
す。
す。
【図3】本発明のブロッキングLU分解演算法を示す。
1 ブロッキングLU分解関数 2 初回LU分解処理手段 3 LU分解処理手段 4 R(n,n) 5 L 6 U 7 M 8 m 9 R(n,n) 10 L 11 U 12 M 13 ml 14 n−ml
Claims (1)
- 【請求項1】 ベクトル演算器を有する計算機システム
において、ブロッキングLU分解関数がLU分解のサイ
ズから残りのLU分解を高速にベクトル演算出来る様に
ブロック段数を調整する初回LU分解処理手段と残りの
部分を処理するLU分解処理手段とを備えることを特徴
とする、ベクトル演算器を有する計算機システムにおけ
るブロッキングLU分解関数実現方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24597792A JPH0675988A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | Lu分解関数実現方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24597792A JPH0675988A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | Lu分解関数実現方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0675988A true JPH0675988A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=17141649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24597792A Pending JPH0675988A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | Lu分解関数実現方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0675988A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10528384B2 (en) | 2017-05-23 | 2020-01-07 | Fujitsu Limited | Information processing apparatus, multithread matrix operation method, and multithread matrix operation program |
-
1992
- 1992-08-24 JP JP24597792A patent/JPH0675988A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10528384B2 (en) | 2017-05-23 | 2020-01-07 | Fujitsu Limited | Information processing apparatus, multithread matrix operation method, and multithread matrix operation program |
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