JPH0675890B2 - 釣竿の製造方法 - Google Patents
釣竿の製造方法Info
- Publication number
- JPH0675890B2 JPH0675890B2 JP2167292A JP16729290A JPH0675890B2 JP H0675890 B2 JPH0675890 B2 JP H0675890B2 JP 2167292 A JP2167292 A JP 2167292A JP 16729290 A JP16729290 A JP 16729290A JP H0675890 B2 JPH0675890 B2 JP H0675890B2
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- JP
- Japan
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- rod
- fishing rod
- synthetic resin
- mounting base
- reel mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14598—Coating tubular articles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、炭素繊維やグラスファイバーなどの強化部材
を竿杆に用いた釣竿の製造方法に関する。
を竿杆に用いた釣竿の製造方法に関する。
〈従来の技術〉 炭素繊維やグラスファイバーなどの繊維入り強化部材を
釣竿に用いた釣竿は、強度はすこぶる高いが、加工性が
悪く、例えば別部品であるリール取付台座をピンや螺鋲
で固定しようとすると、そのための孔の穿設作業が困難
であった。またこのようにしてリール取付台座を竿杆に
固定すると、使用の際、ピンや螺鋲が固定された孔の部
分からクラックを生じ易く、不慮の事故を招来するとい
う虞れもあった。
釣竿に用いた釣竿は、強度はすこぶる高いが、加工性が
悪く、例えば別部品であるリール取付台座をピンや螺鋲
で固定しようとすると、そのための孔の穿設作業が困難
であった。またこのようにしてリール取付台座を竿杆に
固定すると、使用の際、ピンや螺鋲が固定された孔の部
分からクラックを生じ易く、不慮の事故を招来するとい
う虞れもあった。
このため従来は、第３図に示すように合成樹脂にて別途
成形されたリール取付台座２と、強化部材製の竿杆１と
の間に接着剤を塗布し、両者を接着するとともにその表
面をテープや線条材2aなどにより緊縛し、更にその上に
適宜塗装を施して一体的に構成することとしていた。
成形されたリール取付台座２と、強化部材製の竿杆１と
の間に接着剤を塗布し、両者を接着するとともにその表
面をテープや線条材2aなどにより緊縛し、更にその上に
適宜塗装を施して一体的に構成することとしていた。
〈発明が解決しようとする課題〉 上述した従来の釣竿の製造方法では、リール取付台座と
竿杆を接着剤で接着するとともにその表面をテープや線
条材などで緊縛し、更にその上に適宜塗装を施さなくて
はならず、組立手数が多くなり、生産性を高めることが
できないという問題点を有していた。
竿杆を接着剤で接着するとともにその表面をテープや線
条材などで緊縛し、更にその上に適宜塗装を施さなくて
はならず、組立手数が多くなり、生産性を高めることが
できないという問題点を有していた。
本発明は、上述した従来の問題点の解決を課題とする。
〈課題を解決する為の手段〉 本発明では、炭素繊維やグラスファイバーなどの繊維に
よって強化された強化部材性の竿杆に芯材を挿入した
後、この竿杆を成形金型のキャビティを挿通させて配置
し、このキャビティに熱可塑性合成樹脂を注入すること
により、リール取付台座を竿杆に一体的に結合し、成形
することにより上記の課題を解決した。
よって強化された強化部材性の竿杆に芯材を挿入した
後、この竿杆を成形金型のキャビティを挿通させて配置
し、このキャビティに熱可塑性合成樹脂を注入すること
により、リール取付台座を竿杆に一体的に結合し、成形
することにより上記の課題を解決した。
〈作用〉 芯材が挿入された竿杆を成形用金型内に静置して、その
周囲のキャビティ内に熱可塑性合成樹脂を注入して一体
化した後、成形金型から離型し、芯材を抜き取ることに
より、熱可塑性合成樹脂は放熱によって収縮して強力に
竿杆に密着し安定する。
周囲のキャビティ内に熱可塑性合成樹脂を注入して一体
化した後、成形金型から離型し、芯材を抜き取ることに
より、熱可塑性合成樹脂は放熱によって収縮して強力に
竿杆に密着し安定する。
〈実施例〉 以下、本発明について図面に示す実施例により詳細に説
明する。
明する。
第１図は、本発明方法で製造された釣竿の実施例を示す
要部縦断面図であり、第２図はその製作要領を示す平面
図である。
要部縦断面図であり、第２図はその製作要領を示す平面
図である。
本発明方法に用いられる釣竿の竿杆１は、炭素繊維やグ
ラスファイバーなどの繊維入り強化部材で製作されたも
のであり、これにリール取付台座を取り付け、釣竿とす
るには、まず第２図に示すようにこの竿杆１内に芯材
１′を挿入した後、この竿杆１を専用の金型３にセット
する。この金型３は、前記竿杆１が挿通可能で、かつ所
定位置にリール取付台座の成形用キャビティ２′が設け
られたものである。従って、このように成形用キャビテ
ィ２′を挿通して竿杆１を金型３にセットした後、前記
成形用キャビティ２′内に熱可塑性合成樹脂を注入すれ
ば、竿杆１の周囲に所定形状の合成樹脂がインサート成
形される。
ラスファイバーなどの繊維入り強化部材で製作されたも
のであり、これにリール取付台座を取り付け、釣竿とす
るには、まず第２図に示すようにこの竿杆１内に芯材
１′を挿入した後、この竿杆１を専用の金型３にセット
する。この金型３は、前記竿杆１が挿通可能で、かつ所
定位置にリール取付台座の成形用キャビティ２′が設け
られたものである。従って、このように成形用キャビテ
ィ２′を挿通して竿杆１を金型３にセットした後、前記
成形用キャビティ２′内に熱可塑性合成樹脂を注入すれ
ば、竿杆１の周囲に所定形状の合成樹脂がインサート成
形される。
その後、竿杆１を金型３から取り出すと共に芯材１′を
摘除すると、竿杆１の周囲にインサート成形された合成
樹脂は、自然放熱によって冷却しながら収縮し、第１図
に示すように竿杆１に強力に抱着して安定したリール取
付台座２を形成するものである。
摘除すると、竿杆１の周囲にインサート成形された合成
樹脂は、自然放熱によって冷却しながら収縮し、第１図
に示すように竿杆１に強力に抱着して安定したリール取
付台座２を形成するものである。
このようにして本発明の製造方法では、繊維入り強化部
材製の竿杆１と合成樹脂製のリール取付台座２とを前記
竿杆１自体に加工を施すことなく、確実に一体的に結合
し、強度信頼性に優れた釣竿が製造できるものである。
材製の竿杆１と合成樹脂製のリール取付台座２とを前記
竿杆１自体に加工を施すことなく、確実に一体的に結合
し、強度信頼性に優れた釣竿が製造できるものである。
〈発明の効果〉 本発明は上述のようになり、繊維入り強化部材からなる
竿杆と、合成樹脂からなるリール取付台座との結合に接
着剤や、ビス止め用の孔を全く設けることなく互いに一
体的に結合できる。その結果、強化部材に切り込みや、
孔開けなどの加工を要さないので、製造が容易になると
共に釣竿の強度低下を招く虞れもない。また線条材など
による緊縛作業も不要となるので、組立作業能率が一層
向上し、製品のコストダウンが図れる。
竿杆と、合成樹脂からなるリール取付台座との結合に接
着剤や、ビス止め用の孔を全く設けることなく互いに一
体的に結合できる。その結果、強化部材に切り込みや、
孔開けなどの加工を要さないので、製造が容易になると
共に釣竿の強度低下を招く虞れもない。また線条材など
による緊縛作業も不要となるので、組立作業能率が一層
向上し、製品のコストダウンが図れる。
また竿杆を囲んで合成樹脂を設けているので、冷却と同
時に収縮して両者は一層強固に密着結合して両者間に遊
隙を生じない。このことから長期にわたり十分な強度を
保つことができ、釣竿の信頼性が向上し、折損事故など
も防止される。
時に収縮して両者は一層強固に密着結合して両者間に遊
隙を生じない。このことから長期にわたり十分な強度を
保つことができ、釣竿の信頼性が向上し、折損事故など
も防止される。
更に竿杆と結合するリール取付台座は、熱可塑性合成樹
脂で成形されるものであるから材料の選択幅が広く、各
種釣竿の要望に対応し得るなどの優れた効果を奏する。
脂で成形されるものであるから材料の選択幅が広く、各
種釣竿の要望に対応し得るなどの優れた効果を奏する。
第１図は、本発明の実施例を示す要部の縦断面図、 第２図は、同上の製作要領を示す平面図である。 第３図は、従来例の一部切欠側面図である。 １……竿杆、１′……芯材、２……リール取付台座、 ２′……キャビティ、３……金型
Claims (1)
- 【請求項１】炭素繊維やグラスファイバーなどの繊維入
り強化部材製の竿杆を、金型のキャビティを挿通させて
配置すると共にその内部に芯材を挿入し、前記キャビテ
ィに熱可塑性合成樹脂を注入することにより、竿杆の周
囲所定位置にリール取付台座をインサート成形すること
を特徴とする釣竿の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2167292A JPH0675890B2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 釣竿の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2167292A JPH0675890B2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 釣竿の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0462018A JPH0462018A (ja) | 1992-02-27 |
| JPH0675890B2 true JPH0675890B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=15847053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2167292A Expired - Fee Related JPH0675890B2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 釣竿の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0675890B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8850025B2 (en) | 2005-05-25 | 2014-09-30 | Microsoft Corporation | Data communication coordination with sequence numbers |
| US8856582B2 (en) | 2011-06-30 | 2014-10-07 | Microsoft Corporation | Transparent failover |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52134675A (en) * | 1976-05-04 | 1977-11-11 | Nippon Telegraph & Telephone | Method of manufacture of formed product having high strength |
| FR2528318A1 (fr) * | 1982-06-14 | 1983-12-16 | Cousin Freres Sa | Cadre de raquette de tennis et son procede de fabrication |
-
1990
- 1990-06-25 JP JP2167292A patent/JPH0675890B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8850025B2 (en) | 2005-05-25 | 2014-09-30 | Microsoft Corporation | Data communication coordination with sequence numbers |
| US9071661B2 (en) | 2005-05-25 | 2015-06-30 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Data communication coordination with sequence numbers |
| US9438696B2 (en) | 2005-05-25 | 2016-09-06 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Data communication protocol |
| US8856582B2 (en) | 2011-06-30 | 2014-10-07 | Microsoft Corporation | Transparent failover |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0462018A (ja) | 1992-02-27 |
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