JPH0675322B2 - ビデオテ−プレコ−ダのテ−プ走行系調整方法及びその装置 - Google Patents

ビデオテ−プレコ−ダのテ−プ走行系調整方法及びその装置

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JPH0675322B2
JPH0675322B2 JP60137702A JP13770285A JPH0675322B2 JP H0675322 B2 JPH0675322 B2 JP H0675322B2 JP 60137702 A JP60137702 A JP 60137702A JP 13770285 A JP13770285 A JP 13770285A JP H0675322 B2 JPH0675322 B2 JP H0675322B2
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、ビデオテープレコーダ(以下VTRという)の
テープ走行系を調整するための調整方法およびその調整
装置に関する。
〔発明の背景〕
一般にVTRのテープ走行系は、例えば第15図に示すよう
に、テープの走行経路中に多数のテープ案内部を配設し
て走行させながら記録,再生を行っている。このテープ
走行系においてこれらのテープ案内部の位置と姿勢を高
精度に設定することは、予め記録されたテープの再生や
あるVTRで記録したテープを他のVTRで再生した際、記録
を行ったVTRで再生したときと同じ程度の画質を得るよ
うにする、つまりテープの互換性をとるうえで非常に重
要である。
そこで従来では、VTR規格に基づいて記録された調整用
の規準テープを被調整VTRに走行させ、この際得られる
再生信号を計測器等に表示して、この表示結果を監視し
ながら、作業者が工具をテープ案内部品のねじ締結部に
係合させ各種ねじを回転調整することによりテープ走行
系の互換調整を行っている。
ところが、このテープ案内部を調整する作業は、調整手
順が定まっておらず、試行錯誤的に行われており、調整
に多くの時間と手間がかかる。また、再生信号を計測
器、例えばオシロスコープを用いて信号波形,レベルを
観察しながらの人手作業であるため、非常に個人差が生
じやすく調整時間の作業者によるバラツキが多く、高精
度の調整を行うには熟練を必要として、非常に作業能率
が悪く生産性の低いものであった。
上記した欠点を無くしたVTRのテープ走行系の調整方法
およびその調整装置として、例えば特開昭59−203262号
公報に示されるように、シリンダに対して入側と出側の
テープガイドをテープ走行方向と垂直に所定量だけ上昇
させ、この時に得られる映像再生出力のエンベロープ波
形情報からエンベロープのディップ数を算出し、この算
出値が設定値に等しくなるまでテープガイドを所定量ず
つ降下させながら繰り返し調整を行う。次に上記の粗調
整に引き続き、エンベロープ波形の最大レベルに対する
エンベロープ入口値又は出口値の割合が80%以上になる
ようにテープガイドの降下量を微調整し、さらにテープ
の下端を案内するシリンダのリード全域にテープが接触
するようにするために、前記の微調整完了位置における
信号レベルを記憶しておいて、今度はテープガイドを設
定値だけ降下させてテープをシリンダのリードに過剰な
力で押し付け、これにより低下したエンベロープ波形の
レベルを検出し、先に記憶しておいた信号レベルとの差
がゼロになるまでテープガイドを上昇させる。最後に設
定量だけテープガイドを微量上昇させてテープ走行系の
調整を行う調整方法が知られている。
この方法は、熟練を要することなく高精度の調整を行う
ことができるものであるが、調整評価規準の媒体である
テープを調整過程において規準テープを強制的に変形さ
せており、規準テープの損傷防止への配慮が充分ではな
かった。
〔発明の目的〕
本発明は、短時間で高精度に調整を行い得るようにし、
調整作業の能率を高めて生産性と向上をはかり得るVTR
のテープ走行系の調整方法およびその調整装置を提供す
ることを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、上記目的を解決するために、回転するシリン
ダに設けられた映像信号を再生するビデオヘッドと、コ
ントロール信号を再生するコントロールヘッドと、コン
トロール信号に基づいてシリンダのビデオヘッドの回転
速度と回転位相とをサーボ制御するサーボ回路とを備え
たビデオテープレコーダのテープ走行系の調整方法にお
いて、基準信号が予め記録されたアライメントテープを
前記ビデオテープレコーダで再生する際、前記走行系の
入側及び出側のガイドローラの位置あるいは姿勢の調整
を行なう調整機構部を動作させる調整制御回路で設定し
た遅延設定時間をもつ遅延回路にコントロール信号を入
力し、該遅延回路の出力をサーボ回路に入力することに
より回転位相ずれを発生させ、該位相ずれをなくすよう
にサーボをかけさせてトラッキングシフトし、この状態
で得られる映像再生出力のエンベロープ波形に基づい
て、前記エンベロープ波形がほぼ四角形で安定した所定
の波形になるよう、前記シリンダに対する入側及び出側
のガイドローラの位置及び姿勢の調整方向及び調整量を
演算し、該演算結果に基づいて前記入側及び出側のガイ
ドローラの位置あるいは姿勢を調整することにより、シ
リンダのビデオヘッドに対するテープ走行系の互換性を
取るようにしたものである。
さらに、上記目的を達成するため、回転するシリンダに
設けられた映像信号を再生するビデオヘッドと、コント
ロール信号を再生するコントロールヘッドと、コントロ
ール信号に基づいてシリンダのビデオヘッドの回転速度
と回転位相とをサーボ制御するサーボ回路とを備えたビ
デオテープレコーダに対して、基準信号が予め記録され
たアライメントテープを前記ビデオテープレコーダで再
生して前記ビデオテープレコーダのテープ走行系の調整
を行なうテープ走行系の調整装置において、前記走行系
の入側及び出側のガイドローラの位置あるいは姿勢の調
整を行なう調整機構部と、該調整機構部を動作させる調
整制御回路と、前記調整制御回路で設定した遅延設定時
間を持つ遅延回路を有し、該遅延回路にコントロール信
号を入力し、該遅延回路の出力を前記サーボ回路に入力
することにより回転位相ずれを発生させ、該位相ずれを
なくすようにサーボをかけさせてトラッキングシフトを
するトラッキングシフタ回路と、前記アライメントテー
プに記録された映像信号を取り込んでその映像再生出力
のエンベロープ波形の前記シリンダに対して入側及び出
側に対応した信号出力レベルを検出するエンベローブ検
出回路とを具備し、前記調整制御回路は、前記エンベロ
ープ検出回路の出力から前記エンベロープ波形がほ四角
形で安定した所定の波形になるための前記入側及び出側
のガイドローラの調整条件を算出して、前記調整機構部
を動作させることを特徴とするビデオテープレコーダの
テープ走行系調整装置とし、これによりテープの走行系
を調整してテープの互換性を得るようにした。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図乃至第14図により説明
する。
まず、本発明の調整装置の全体構成を第1図に示す。本
装置は、調整対象であるVTR1に予め調整用の規準信号が
記録されたアライメントテープ2を再生することによっ
てシリンダ3のビデオヘッド4から得られる映像信号再
生出力信号(以下FM信号と略す)とコントロールヘッド
8から得られるコントロールパルス信号を取込む信号取
込部20,シリンダ3のビデオヘッド4とアライメントテ
ープ2のビデオトラック9の相対位置をテープ走行方向
にずらす量を設定するトラッキングシフタ部30,テープ
走行系のテープ案内部である入側ガイドローラ5、出側
ガイドローラ6等の位置あるいは姿勢の調整を行う調整
機構部40,この調整機構部40を動作させる調整制御回路5
0とから構成されている。さらに信号取込部20は、信号
取込制御回路21,ピーク検出部回路22,A/D変換器23およ
び取込記憶部24からなる。この信号取込部20は、調整制
御回路50からFM信号の取込開始信号をうけると、VTR1の
シリンダ3の2つのビデオヘッド4a,4bの切替タイミン
グを決めているスイッチング信号の監視し、このスイッ
チング信号を切替え時点からFM信号の取込みを行うもの
である。この信号取込制御回路21は、第2図(a)に示
すFM信号の1フィールド間に、第2図(b)に示す数個
の等間隔のサンプリングパルスをピーク検出回路22に出
力する。するとピーク検出回路22は、サンプリングパル
ス間におけるFM信号を取込み、半波整流してピーク値を
検出し、第2図(c)に示すごとく、次のサンプリング
パルスがくるまでこの値をホールドする。A/D変換器23
は、ピーク検出回路22でピークホールドされたFM信号の
エンベロープをA/D変換しディジタル化するものであ
る。このディジタル化されたエンベロープデータは更に
信号取込制御回路21の指令により取込記憶回路24にメモ
リーされる。このようにして、FM信号のエンベロープデ
ータが信号取込部20においてディジタル化される。な
お、このFM信号の取込は少なくとも1フィールド分必要
であるが複数フィールドのデータを取込み,取込記憶回
路24にメモリーしておき、最後に各サンプリング位置毎
に平均化して、この平均値データを1フィールド分のデ
ータとして使用することもできる。この方法は、アライ
メントテープ2に入ったノイズやFM信号取込時のノイズ
の影響を少なくする効果がある。
FM信号の取込みが終わると信号取込制御回路21は調整制
御に50に信号取込終了信号を送信する。調整制御回路50
は、信号取込終了信号を受信すると、取込記憶回路24に
メモリされたエンベロープデータを記憶回路51に移し換
える。この記憶回路51には、FM信号エンベロープデータ
がサンプリング順に並べて記憶されておりまた調整条件
を演算するに必要な定数や演算結果がメモリされる。演
算回路52は、テープ走行系案内部である入側ガイドロー
ラ5,出側ガイドローラ6等の調整条件を割出す演算式を
演算する部分である。
トラッキングシフタ部30は、調整制御回路50からのトラ
ッキグシフト量の指令を受け、この指令を遅延回路31に
て、被調整VTR1のコントロールヘッド8からの増幅器19
によって増幅されたコントロールパルス信号に遅延設定
時間+Δt,−Δtを付加する。ここで、第3図(a),
(b)にシリンダ3の構造略図を示す。上部のシリンダ
3の下部には180゜の位置にCH1のビデオヘッド4aとCH2
のビデオヘッド4bがついている。下部のシリンダ3′の
下部の方にはN極のマグネット10S極のマグネット11が
ついており、これはCH1のビデオヘッド4aとCH2のビデオ
ヘッド4bの区別やヘッド切換点のコントロールに使用さ
れるものである。このビデオヘッド4a,4bとマグネット1
0,11の位置関係は第3(a),(b)に示すとおりで、
CH2のビデオヘッド4bの下にN極のマグネット10をつけ
るようにしている。このマグネット10,11はビデオヘッ
ド4a,4bより何度か()進めておき、タックヘッド12
と呼ばれるマグネット検出用のヘッドが第3図(c)に
示すようにのパルスを検出した後で、一定時間(t0
後にCH2のビデオヘッド4bが180゜の位置に来るようにサ
ーボ回路18を調整している。すなわち、CH1とCH2と各々
のビデオヘッド4a,4bはN極又はS極のパルスによって
どちらのビデオヘッド4が180゜の位置に来たかを見分
けてそれぞれ相手のビデオヘッド4a,4bへの切替タイミ
ングを決めている。この切替用のパルスをスイッチング
信号と呼んでいる。また、このスイッチング信号のパル
スはN極が通過したときにと決めておけばS極が通過
した時は当然になる。これによってとの区別、つ
まりCH1とCH2のビデオヘッド4a,4bの区別をしている。
一般にVTRでは、シリンダ3のビデオヘッド4の回転速
度と回転位相とを制御するサーボ方式が用いられてお
り、その回路がサーボ回路18である。このサーボの基準
信号として記録時には入力ビデオ信号の垂直同期信号、
再生時にはコントロールトラック13に記録されたコント
ロール信号(30Hz)が用いられる。よって、アライメン
トテープ2と再生時は、サーボ回路18が基準信号となる
コントロールトラック13のコントロールパルス14信号と
シリンダ3のビデオヘッど4a,4bを切換えるスイッチン
グパルス信号を比較し、ビデオヘッド4a,4bの回転数の
ズレを誤差信号として検出し、サーボ回路18は誤差信号
に応じて回転速度制御し、ビデオヘッド4a,4b回転位相
を記録時と同じに合わせる。以上から、調整制御回路50
で設定した遅延設定時間をもつ遅延回路31にコントロー
ル信号を入力しその出力をサーボ回路18に入力する。す
ると、遅延時間に相当する位相ズレがコントロール信号
とスイッチング信号の間に生じるため、この位相ズレを
無くすようにサーボ回路18が作用しその結果、遅延時間
の設定値に応じてアライメントテープ2はテープ走行方
向にシフトすることになる。第4図(a)はVHS方式の
テープ磁気パターンをベース面より透視した図を示す。
そして、第4図(b)はテープ走行系の位置関係を平面
的に見た略図である。ここで、XとはCH2のビデオヘッ
ド4bのスイッチングポイントからコントロールヘッド8
までの距離をいう。アライメントテープ2を再生した
時、通常第5図(a)のようにシリンダ3のビデオヘッ
ド4a,4bは、アライメントテープ2のビデオトラック9a,
9bと相対位置が一致して、つまりビデオヘッド4bがビデ
オトラック9bに重なり、ビデオヘッド4bの軌跡は斜線15
に示したようになる。この状態をトラッキングがとれた
という。ところが、トラッキングシフタ部30の遅延回路
31によってコントロールパルス14に遅延時間(+Δt)
を付加させると、第5図(b)のように、アライメント
テープ2の走行速度をυとすれば、テープ2は(υ・Δ
t)だけテープ走行方向にシフトする。その結果、ビデ
オヘッド4a,4bは先のトラッキングがとれた状態に比べ
てビデオトラック9a,9bの上側をトレースすることにな
る。(斜線15′部)同様にして、(−Δt)分遅延させ
ると逆にテープ2は(υ・Δt)量だけテープ走行方向
とは反対にシフトする。その結果、ビデオヘッド4a,4b
は先のトラッキングがとれた状態に比べてビデオトラッ
ク9a,9bの下側をトレースすることになる。(斜線15″
部)なお、遅延時間Δt=1/60secの時、ビデオトラッ
ク9とビデオヘッド4のCH1とCH2の相対関係が反対にな
る。つまり、ビデオヘッド4aがビデオトラック9bをトレ
ースし、ビデオヘッド4bがビデオトラック9aをトレース
することになる。
調整機構部40はテープ走行系案内部の入側ガイドローラ
6や出側ガイドローラ7の高さを調整する治具41,この
治具41を上記ガイドローラ6,7に調整制御回路50の指令
により位置決めする位置決め機構42およ治具41を回転さ
せて回転調整機構45ならびに調整制御回路50の指令によ
り回路調整機構43を回転させるステッピングモータ44と
そのモータ駆動回路45とから構成されるものである。
第6図は、調整機構部40の構成を示す。
第6図において、VTR1のシリンダ3と入側ガイドローラ
5の雄ねじ61と対をなす雌ねじ62を備えた取付台63がシ
ャーシ64上に取付けられている。入側ガイドローラ5の
上端は溝形状をなす切欠凹部65が設けられ、雄ねじ61の
下部はストレートピン66が設けられている。取付台63の
雌ねじ62の下部に該ストレートピン66に対応した嵌合穴
67が設けられており、入側ガイドローラ5はこのストレ
ートピン66の側面を取付台63に設けた固定ねじ68によっ
て予め所定の高さでかつ所定の締め付け力で仮固定され
ている。
入側ガイドローラ5の高さ位置調整用の治具41は、入側
ガイドローラ5の上端切欠凹部65の溝に対応してマイナ
スドライバ形状をなしている。この治具41頭部のスプラ
イン軸70は、スプライン穴71と嵌合っており、治具41は
スプリング72によって下方に押し下げられる力を受けて
いる。スプライン穴71を設えた軸73は軸受74で保持さ
れ、該軸受74はゴム75を介して移動ベース76に保持され
ている。移動ベース76上には、軸73と連結されているユ
ニバーサルジョイント77を介してステッピングモータ44
が取付けられており、該ステッピングモータ44上にはロ
ータリエンコーダ46が直結されている。従って、軸73は
ステッピングモータ44から回転力は伝達されるが、ラジ
アル方向にはゴム75によりコンプライアンスを有してい
る。移動ベース76はリニアベアリング78が設けられてお
り、このリニアベアリング78と対をなしたリニアガイド
79がフレーム80に取付けられている。移動ベース76はフ
レーム80に固定されたシリンダ47のロッド48を介して連
結されており、該移動ベース76はシリンダ47の推力によ
って、リニアガイド79とリニアベアリング78の案内に沿
って上下動される。
アライメントテープ2をVTR1にセットし再生させる。予
め所定の高さでかつ所定の締め付け力で仮固定されて粗
位置調整済み状態の入側ガイドローラ5とシリンタ3の
リード7によって案内され走行するアライメントテープ
2の再生出力がシリンダ3のヘッド4からFM信号として
得られ、信号取込部20を経て調整制御回路50に送られ
る。そして、入側ガイドローラ5の位置調整量である回
転量,回転方向が演算回路52で求められる。VTR1の入側
ガイドローラ5の調整回転量と回転方向が求まると調整
制御回路50の指令でシリンダ47を動作し、移動ベース76
を下降せしめると軸73の先端の治具(マイナスドライ
バ)41が被調整部品の下側ガイドローラ5の頭部49に当
接する。この時、ステッピングモータ44の速度と回転力
の関係から、第7図に示す如く、予め粗位置調整時に仮
固定された入側ガイドローラ5の所要回転力の最小値Tl
に比べてより小さい回転力が得られる駆動電流値Iiに設
定して、ステッピングモータ44を先に求めた回転方向へ
回転させる。すると第8図に示す如く、(a)治具41が
入側ガイドローラ5の頭部49に当接する。さらに移動ベ
ース76は下降するが、治具41はスプライン軸70が軸73の
スプライン穴71に沿ってスプリング72の力に反して上へ
逃げる。と同時に、治具41は回転し、切欠凹部65と同位
相になるとスプリング72の力によって治具41が下降し、
治具41と切欠凹部65とが係合する。この時の状態は、第
8図(b)の如く、互いに接触していないので、回転力
はほとんど発生していない。ステッピングモータ44がさ
らに回転すると、治具41は切欠凹部65の壁81に当接し、
第8図(c)の状態になる。その時、入側ガイドローラ
5からの反力によって回転力が発生し、いま第7図にお
いて、ステッピングモータ44の回転速度をNと設定した
場合を考えると、駆動電流値Iiに対応した限界回転力Ti
に達する。ステッピングモータ44はさらに回転しようと
するが、Tiは入側ガイドローラ5の所要回転力(最大値
Th,最小値Tl)未満であるため脱調する。この脱調現象
の検出は、ステッピングモータ44が回転速度Nで動作
中、実際に時間Δtの間にロータリエンコーダ46より得
られる出力パルスの変化分Δpの比であるΔp/Δt値を
調整制御回路50が監視して、Δp/Δt≪Nが成立するこ
とをもって脱調していると判断する。
この脱調検出により、調整制御回路50は第7図に示す如
く、入側ガイドローラ5の所要回転力の最大値Thより大
きな回転力が得られる駆動電流値Ioに切換えると同時
に、先に求めた所要調整回転量,回転方向と回転速度
(N)指令をモータ駆動回路45に与え、入側ガイドロー
ラ5を所定の調整量だけ回転させ、微少調整を完了す
る。
次に移動ベース76がシリンダ47の引上げ力によって上昇
し、治具41が入側ガイドローラ5の切欠凹部65からはず
れる。その後、再度アライメントテープ2の再生出力を
ヘッド4からFM信号として得、信号取込部20を介してエ
ンベロープデータが調整制御回路50に送られる。そし
て、予め設定されている調整仕様条件と比較して、調整
の良否判定を行う。ここで、不良の判定が出た場合に
は、上記の調整動作を繰り返す。
次に調整方法について説明する。まず入側ガイドローラ
5と出側ガイドローラ6を調整した場合にどのようなFM
信号のエンベロープが得られるかを説明すると次の通り
である。
まず、テープ2がシリンダ3のリード(テープガイドラ
イン)7に沿って走行されるように入側ガイドローラ5
と出側ガイドローラ6が調整された状態図を第9図
(a)に示す。すると、テープ2のビデオトラック9に
対してシリンダ3のビデオヘッド4のトレースは第9図
(b)に示す位置関係になる。つまり、テープ2のビデ
オトラック9とシリンダ3のビデオヘッド4の軌跡は一
致して、ビデオヘッド4のテープ2のビデオトラック9
への当りであるFM信号は、第9図(c)に示すように、
ほぼ四角形で平坦になる。
これに比べて、第10図(a)に示すように例えば入側ガ
イドローラ5が最適位置より高い場合、テープ2はシリ
ンダ3のリード7に対して入側が浮いた状態で走行する
ようになる。すると、第10図(b)に示すように、テー
プ2は持ち上げられて変形するため、ビデオトラック9
はシリンダ3のビデオヘッド4の軌跡4′に対して入側
が上方向に曲げられた状態(斜線で示したようなトラッ
ク)となり、入側のビデオトラック9′に対するビデオ
ヘッド4の当りは悪くなる。よって、FM信号レベルは、
第10図(c)に示すように、入側に相当する左端部の出
力レベルが低くなり平坦にならない。
また、調整完了状態(第9図)に比べて、出側ガイドロ
ーラ6が第11図(a)に示すように、高い場合、テープ
2はシリンダ3のリード7に対して出側が浮いた状態で
走行するようになる。すると、第11図(b)に示すよう
にテープ2は上方向に持ち上げられて変形し、ビデオト
ラック9″はシリンダ3のビデオヘッド4の軌跡4″に
対して出側が上方向に曲げられた状態(斜線で示したよ
うなトラック)となり、出側のビデオトラック9″に対
するビデオヘッド4の当りは悪くなる。よって、FM信号
レベルは第11図(c)に示すように、出側に相当する右
端部の出力レベルが低くなり、平坦にならない。
さらに、入側ガイドローラ5と出側ガイドローラ6の高
さが、調整完了状態に比べて、低くなった場合は、ビデ
オトラック9の曲がり方向が逆になり、同様に各々入側
と出側の出力が低くなる。つまり、入側ガイドローラ5
あるいは出側ガイドローラ6の調整完了状態である最適
位置とこの最適状態と比べてガイドローラ5,6が高い場
合と低い場合に各々アライメントテープ2を走行して得
られるシリンダ3のビデオヘッド4のFM信号のエンベロ
ープ形状は第12図のようになる。ここでクリック点とは
前述したトラッキングシフトを付加させない中立点での
FM信号取込条件を示す。さらに、トラッキングシフトを
クリック点状態に比べて遅延時間+Δtおよび−Δtを
各々付加した時に得られるFM信号のエンベロープ形状を
示す。前述したようにトラッキングシフトした時、テー
プ走行方向でテープ2のビデオトラック9とシリンダ3
のビデオヘッド4との相対位置関係にずれが発生し、第
5図(b),(c)からガイドローラ5,6の位置状態
(第10図,第11図)によって得られるFM信号レベルのエ
ンベロープ形状は、第12図の如くガイドローラ5,6の高
低関係に対してエンベロープ形状は、トラッキングシフ
トを+Δtと−Δtにした場合、相反関係となる。これ
より、クリック点ではガイドローラ5,6の高低関係が判
別できなかったが、トラッキングシフトさせることによ
りエンベロープ形状が相反して変化するためガイドロー
ラ5,6の高低関係が判別できる。
次に調整条件である調整個所,調整方向,調整量の演算
による割出し方法について説明する。
まず、調整個所であるが、前述した第9,10,11図の説明
で明らかなように、入側ガイドローラ5の高さの影響が
FM信号のエンベロープの左端から1/Nフィールドに、出
側ガイドローラ6の高さの影響がFM信号のエンベロープ
の右端から1/Nフィールドに表われることから、入側ガ
イドローラ5の調整条件はエンベロープの左端から1/N
フィールド,出側ガイドローラ6については右端から1/
Nフィールドで各々独立して評価することが可能であ
る。いま、第13図(a),(b)に示すような、取込ん
だFM信号の1フィールド分のエンベロープにおいて、初
値レベルをEi,終値レベルをEo,初めの1/Nフィールド
(1フィールド=16.7ms)におけるレベルIに対する最
大レベルをIMax,最小レベルをIMin,終わりの1/Nフィー
ルドにおけるレベルΘに対する最大レベルをΘMax,最小
レベルをΘMin,とする。これらより、次式の値を求め
る。
入側ガイドローラ5に対しては、 i=K・Ri:入側ガイドローラ調整量 ここで Ri=20log〔Ei/IMax〕or20log〔Ei/IMin〕 出側ガイドローラ6に対しては、 o=K・Ro:出側ガイドローラ調整量 ここで Ro=20log〔Eo/ΘMax〕or20log〔Eo/ΘMin〕 ここで、Kは定数で、トラッキングシフト量が+Δtの
場合:K>0,−Δtの場合:K<0の値をとる。
i又はoの絶対値をもって調整量とし、i又は
oの符号をもって調整方向を定める。またRi又はRoの絶
対値が所定の調整許容値以下であれば調整の必要性がな
いと判断し、Ri又はRoの絶対値が所定の調整許可値以上
であれば、上記で求めた調整量と方向により調整を行
う。
いま、トラッキングシフタ量として、ガイドローラ5,6
の高さ調整完了状態でクリック点でのFM信号のエンベロ
ープレベルから、50%レベルになるような正の遅延時間
を設定した時に求めた、調整量:i,oとエンベロー
プ初めから1/4フィールドおよび終わりから1/4フィール
ドにおけるRi,Roに対して i≒10Ri〔deg.〕 o≒10Ro〔deg.〕 を得る。
ここで、i,又はoの符号が正の場合は調整方法が時
計方向を示し、負の場合は調整方向が反時計方向を示
す。さらに、この調整量iとoの適用範囲は、−90
゜i,o+90゜である。これは、予め調整完了さ
れたVTRのガイドローラ5,6の高さを基準にして設定した
初期高さ出しを粗調整工程で行った後、上記した内容の
微調整を行うようにした結果、調整量は±90゜以内とな
り、これはガイドローラ5,6の高さ調整量として約±0.1
mm以内に相当する範囲である。
以上説明したガイドローラ5,6の調整フローチャートを
第14図に示す。まず、被調整VTR1のテープ走行系の案内
部材の位置,姿勢を、予め調整完了のVTRを規準にして
粗調整する。これにより、本格調整時の絶対調整量を絞
ることが可能となる。次にアライメントテープ2を被調
整VTR1に走行させる。そして、トラッキングシフトさせ
ることにより、テープ2のビデオトラック9とシリンダ
3のビデオヘッド4の相対位置関係をテープ2の走行方
向の前後にずらす。するとビデオヘッド4のビデオトラ
ック9への当り具合がシフトして悪くなるため、FM信号
のレベルはシフト量に比例して低下する。しかし、その
反面、微妙なガイドローラ5,6の高さ方向のズレ量に対
してFM信号のレベルへの影響度は、トラッキングシフト
量に比例して増巾される。よって、微妙な高さ変化がFM
信号のレベル変化に顕著に拡大して表われることにな
る。次に、FM信号を取込んでピークホールド検出を行い
エンベロープデータを求める。そして、得られたエンベ
ロープから入側ガイドローラ5に対してRiを求め、出側
ガイドローラ6に対してはRoを求め、まず調整要,不要
の判断をRi,Roの絶対値と所定の調整許容値とを比較し
行う。例えば、エンベロープの最大値と最小値の比が80
%以上を調整完了仕様とする場合には調整許容値が20lo
g(0.8)≒2.0dBになる。よって、Ri,Roの絶対値が2dB
以上ならば調整を必要とし、2dB未満ならば調整不要と
判断する。調整を必要とする場合には、調整量として
i=K・Ri,o=K・Roを求め、調整方向は、i,
oの正,負値によって判定する。正値の場合は時計方
向,負値の場合は反時計方向に調整方向が定まる。以
上、調整量,方向,個所が判定された後、これらの調整
条件に基づいて、調整制御回路50が調整機構部40を動作
させる。すなわち、調整用の治具41をガイドローラ5,6
に位置決めし、調整用ねじ部の締め付けトルク未満の回
転力でステッピングモータ44を回転させて、調整用ねじ
部にガタ無く当接させる。その後、調整用ねじ部の締め
付けトルクを越える回転力でステッピングモータ44を、
先に求めた調整条件に基づいて回転させガイドローラ5,
6の高さ微調整を行う。回転調整終了後、調整機構部40
はガイドローラ5,6から解除される。次に再度、先と同
じテープ走行条件の基でFM信号を取込みエンベロープ検
波する。そして、得られたエンベロープから、Ri,Roの
絶対値を求め調整完了仕様値である調整許容値との比較
を行い、調整のチェックを行う。もし、調整OKならば、
アライメントテープ2を停止させ調整作業を完了する。
調整NGならば、再び調整条件を求め調整OKになるまで繰
り返し調整を行う。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、従来、熟練作業者が
オシロスコープを観察しながら調整していたVTRの互換
調整作業を自動化することが可能であり、よって個人差
による誤差のバラツキや作業時間のバラツキを少なくす
ることが可能となって生産性を向上させる効果がある。
また、シリンダに対して入側と出側のテープ走行系の案
内部を各々独立して調整することができるため、従来の
ようにし試行錯誤に調整を行ったり、作業者の勘に頼っ
て調整を行う場合と比べて、確実にかつ迅速に、しかも
高精度に調整を行うことができる。
さらに、規準信号が予め記録されたアライメントテープ
を前記ビデオテープレコーダで再生する際、前記走行系
の入側及び出側のガイドローラの位置あるいは姿勢の調
整を行なう調整機構部を動作させる調整制御回路で設定
した遅延設定時間をもつ遅延回路にコントロール信号を
入力し、該遅延回路の出力をサーボ回路に入力すること
により回転位相ずれを発生させ、該位相ずれをなくすよ
うにサーボをかけさせてトラッキングシフトし、この状
態で得られる映像再生出力のエンベロープ波形に基づい
て、前記エンベロープ波形がほぼ四角形で安定した所定
の波形になるよう、前記シリンダに対する入側及び出側
のガイドローラの位置及び姿勢の調整方向及び調整量を
演算し、該演算結果に基づいて前記入側及び出側のガイ
ドローラの位置あるいは姿勢を調整するようにしたた
め、シリンダのビデオヘッドに対するテープ走行系の互
換性、すなわちビデオテープレコーダで記憶したテープ
を他のテープレコーダで再生した際、記録を行なったビ
デオテープレコーダで再生したときと同程度の画質を得
られ、またアライメントテープのトラッキングシフトを
電気的に行ない、テープに無理な力を与えないようにし
たため、アライメントテープの品質を長期に渡り保つ効
果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図はFM信号の
取込方法の説明図、第3図はシリンダ部の構成略図と各
種信号を説明するタイミング図、第4図はVHSのテープ
磁気パターン説明図とテープ走行系の平面略図、第5図
はトラッキングシフト時のビデオトラックとビデオヘッ
ドの相対位置関係を説明する説明図、第6図は本発明の
一実施例の調整機構部断面図、第7図はステッピングモ
ータの速度と回転力の関係を示す線図、第8図は調整用
の治具とテープ案内部の係合位置決めを説明する説明
図、第9図は互換調整されたテープ走行系の説明図、第
10図は入側ガイドローラが高すぎる場合のテープ走行系
の説明図、第11図は出側ガイドローラが高すぎる場合の
テープ走行系の説明図、第12図はガイドローラの各種高
さ状態とトラッキングシフトあるいはクリック点に対応
したFM信号のエンベロープ形状を表わす表、第13図は調
整条件を演算にて算出する場合に用いる記号にて説明し
たエンベロープ説明図、第14図は本発明の一実施例の調
整フローチャート、第15図は、VTRのテープ走行系の配
置概略図である。 1……VTR 2……アライメントテープ 3……シリンダ 4……ビデオヘッド 5……入側ガイドローラ 6……出側ガイドローラ 7……リード 8……コントロールヘッド 9……ビデオトラック 13……コントロールトラック 14……コントロールパルス 41……調整用の治具 44……ステッピングモータ 46……ロータリエンコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 松司 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会社 日立製作所東海工場内 (72)発明者 和久 義男 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会社 日立製作所東海工場内 (56)参考文献 特開 昭59−203262(JP,A) 特開 昭52−58903(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転するシリンダに設けられた映像信号を
    再生するビデオヘッドと、コントロール信号を再生する
    コントロールヘッドと、コントロール信号に基づいてシ
    リンダのビデオヘッドの回転速度と回転位相とをサーボ
    制御するサーボ回路とを備えたビデオテープレコーダの
    テープ走行系の調整方法において、 基準信号が予め記録されたアライメントテープを前記ビ
    デオテープレコーダで再生する際、 前記走行系の入側及び出側のガイドローラの位置あるい
    は姿勢の調整を行なう調整機構部を動作させる調整制御
    回路で設定した遅延設定時間をもつ遅延回路にコントロ
    ール信号を入力し、 該遅延回路の出力をサーボ回路に入力することにより回
    転位相ずれを発生させ、 該位相ずれをなくすようにサーボをかけさせてトラッキ
    ングシフトし、 この状態で得られる映像再生出力のエンベロープ波形に
    基づいて、前記エンベロープ波形がほぼ四角形で安定し
    た所定の波形になるよう、前記シリンダに対する入側及
    び出側のガイドローラの位置及び姿勢の調整方向及び調
    整量を演算し、 該演算結果に基づいて前記入側及び出側のガイドローラ
    の位置あるいは姿勢を調整することを特徴とするビデオ
    テープレコーダのテープ走行系調整方法。
  2. 【請求項2】回転するシリンダに設けられた映像信号を
    再生するビデオヘッドと、コントロール信号を再生する
    コントロールヘッドと、コントロール信号に基づいてシ
    リンダのビデオヘッドの回転速度と回転位相とをサーボ
    制御するサーボ回路とを備えたビデオテープレコーダに
    対して、基準信号が予め記録されたアライメントテープ
    を前記ビデオテープレコーダで再生して前記ビデオテー
    プレコーダのテープ走行系の調整を行なうテープ走行系
    の調整装置において、 前記走行系の入側及び出側のガイドローラの位置あるい
    は姿勢の調整を行なう調整機構部と、 該調整機構部を動作させる調整制御回路と、 前記調整制御回路で設定した遅延設定時間を持つ遅延回
    路を有し、該遅延回路にコントロール信号を入力し、該
    遅延回路の出力を前記サーボ回路に入力することにより
    回転位相ずれを発生させ、該位相ずれをなくすようにサ
    ーボをかけさせてトラッキングシフトをするトラッキン
    グシフタ回路と、 前記アライメントテープに記録された映像信号を取り込
    んでその映像再生出力のエンベロープ波形の前記シリン
    ダに対して入側及び出側に対応した信号出力レベルを検
    出するエンベロープ検出回路とを具備し、 前記調整制御回路は、前記エンベロープ検出回路の出力
    から前記エンベロープ波形がほぼ四角形で安定した所定
    の波形になるための前記入側及び出側のガイドローラの
    調整条件を算出して、前記調整機構部を動作させること
    を特徴とするビデオテープレコーダのテープ走行系調整
    装置。
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JP2803125B2 (ja) * 1989-02-14 1998-09-24 松下電器産業株式会社 記録再生装置の調整方法
JP2803127B2 (ja) * 1989-02-17 1998-09-24 松下電器産業株式会社 記録再生装置の調整方法
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