JPH067523U - 貯金箱 - Google Patents

貯金箱

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JPH067523U
JPH067523U JP8183691U JP8183691U JPH067523U JP H067523 U JPH067523 U JP H067523U JP 8183691 U JP8183691 U JP 8183691U JP 8183691 U JP8183691 U JP 8183691U JP H067523 U JPH067523 U JP H067523U
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flywheel
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plate
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宏 杉原
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宏 杉原
有限会社後藤化学工業所
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Abstract

(57)【要約】 [目的] この考案は、貯金箱内にコインを挿入する作
動に連動して、貯金箱に設けられたデザイン体の一部又
は全部を可動させて、動きのある面白い形態の貯金箱を
提供せんとするものである。 [構成] コインを収納する空間を有する貯金箱の本体
と、該本体の開放された前面に連設される機構部ケーシ
ングと、本体と機構部ケーシングの境界部に形成された
コイン挿入口とを備え、機構部ケーシング内にはフライ
ホイールが回転自在に軸支され、該フライホイールと同
軸上に固着されたピニオンと噛合するラックを有する作
動板をバネで弾発しつつ軸支し、該作動板に前記コイン
挿入口の少なくとも一部を閉塞するコイン当接板を設け
ると共に、前記フライホイールの回転軸を外部に延び出
させ、該回転軸にデザイン体の可動部を連結したことを
特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、コインを収納する作動に連動して、貯金箱の外面に配されたデザ イン体の一部又は全部が可動するようにした貯金箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、種々の形状、構造を有する貯金箱が提案され実用化されているが、従来 公知の貯金箱はいずれも、箱の外面形状やデザインに面白さが存しても、コイン を挿入する作動に連動して、貯金箱に設けられたデザイン体の一部又は全部を可 動するようにしたものは知られていない。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
この考案は、貯金箱内にコインを挿入する作動に連動して、貯金箱に設けられ たデザイン体の一部又は全部を可動させて、動きのある面白い形態の貯金箱を提 供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この考案が採った手段は、コインを収納する空間 を有する貯金箱の本体(1)と、該本体(1)の開放された前面に連設される機 構部ケーシング(3)と、本体(1)と機構部ケーシング(3)の境界部に形成 されたコイン挿入口(5)とを備え、機構部ケーシング(3)内にはフライホイ ール(8)が回転自在に軸支され、該フライホイール(8)と同軸上に固着され たピニオン(11)と噛合するラック(12)を有する作動板(13)をバネ( 14)で弾発しつつ軸支し、該作動板(13)に前記コイン挿入口(5)の少な くとも一部を閉塞するコイン当接板(16)を設けると共に、前記フライホイー ル(8)の回転軸を外部に延び出させ、該回転軸にデザイン体(17)の可動部 (17a)を連結したことを特徴とする。
【0005】
【作 用】
コイン挿入口からコインを挿入するとき、該挿入口に隣接し且該挿入口の少な くとも一部を閉塞している作動板が挿入されたコインで作動されスプリングが蓄 力される。コインが作動板を通過したとき、作動板への作動力が解除されスプリ ングの反撥力で作動板が急速に復帰する。かかる作動板の急速な復帰により、作 動板に設けたラックと噛合するピニオンが回転され、該ピニオンと同軸のフライ ホイールが駆動されて、慣性回転する。このため、慣性回転するフライホイール の軸に連結されたデザイン体が可動される。
【0006】
【考案の効果】
この考案によれば、貯金箱の外面に設けられたデザイン体をコインの挿入に連 動して可動させることが出来、動きのある面白い形態の貯金箱を提供することが 出来る。
【0007】
【実施例】
以下に図面を参照しつつ、この考案の好ましい実施例を詳細に説明する。図に おいて、(1)は貯金箱の本体であって、図示の実施例では方形箱状に形成され ているが、形状は特に限定されるものではない。貯金箱本体(1)内にはコイン 、札等を収納する収納空間(2)が形成され、挿入されたコイン、札等を収納、 貯蔵し得る。本体(1)の前面は開放され、機構部ケーシング(3)が連接され 、本体(1)と機構部ケーシング(3)の間は画壁板(4)で区画される。
【0008】 機構部ケーシング(3)の本体(1)との境界部上面にはスリット状のコイン 挿入口(5)が形成され、前記画壁板(4)は該コイン挿入口(5)の機構部ケ ーシング(3)側端縁に位置づけられ、コイン挿入口(5)から挿入されたコイ ン(6)が本体(1)内に収納空間(2)に入るようにされている。
【0009】 画壁板(4)の上部一隅角には、少なくとも前記コイン挿入口(5)の幅に相 当して本体(1)内に突出するように軸受板(7)が設けられており、該軸受板 (7)は図4に示すように1/4円孤板の形状をなし、下部を画壁板(4)と連 結されている。
【0010】 機構部ケーシング(3)内にはその略中央にフライホイール(8)が回転自在 に軸受され、該フライホイール(8)と同軸上にピニオン(9)が軸着されると 共に、フライホイール(8)の回転軸は機構部ケーシング(3)の壁を貫通して 外部へ延び出しカム板(10)が軸着される。カム板(10)には、その中心か ら偏心した位置にカムピン(11)が植立されている。
【0011】 前記軸受板(7)には、先端にラック(12)を有する扇形の作動板(13) が回転自在に軸支され、軸部(15)に張設されたバネ(14)の弾発力を受け て、常時は上方へ向かって付勢されている。作動板(13)の先端のラック(1 2)は前記ピニオン(9)と噛合可能であり、又作動板(13)の上端には少な くとも一部が前記コイン挿入口(5)を閉塞するように位置するコイン当接板( 16)が一体に設けられている。
【0012】 機構部ケーシング(3)の前面には、デザイン体(17)が配設される。デザ イン体(16)は機構部ケーシング(3)に固定された固定側デザイン部(17 a)と、該固定デザイン部(17a)に対して可動する可動デザイン部(17b )とからなり、可動デザイン部(17b)は、固定デザイン部(17a)に植立 された軸ピン(18)に揺動自在に軸支されると共に、前記カムピン(11)が 係入する長孔(19)を有し、長孔(19)に係入したカムピン(11)がフラ イホイール(8)の回転で偏心回転するとき、該回転に伴って揺動する。(20 )は、デザイン体(17)を被覆する透明なカバーである。
【0013】 機構部ケーシング(3)に植立された前記軸部(15)及び固定ピン(20) を画壁板(4)に挿通しつつ本体(1)に挿着して、全体を組み立てて、貯金箱 が構成される。
【0014】 図6〜8を参照して、作動を説明する。コイン挿入口(5)にコイン(6)を 挿入すると、該コイン挿入口(5)の一部を閉塞して位置しているコイン当接板 (16)がコイン(6)で下方へ押圧され、これと一体の作動板(13)がバネ (14)を蓄力しつつ下方へ回動される。作動板(13)の回動により、ラック (12)とピニオン(9)が噛合し回動する。この回動によりフライホイール( 8)が回転し、カムピン(11)が可動デザイン部(17b)を若干揺動させる (図6)。
【0015】 コイン(6)が挿入され、コイン当接板(16)への押圧が解かれと、作動板 (13)はバネ(14)の弾発力で急速に上方へ向かって回転され、復帰する。 作動板(13)の急速が上方への回動により、ラック(12)と噛合するピニオ ン(9)が回転され、同軸上のフライホイール(8)に大きな回転力が与えられ る(図7)。
【0016】 作動板(13)が上昇位置に復帰するとラック(12)とピニオン(9)の噛 合は解除され、フライホイール(8)はその慣性力で回転が持続される。フライ ホイール(8)の持続する回転により、カムピン(11)と長孔(19)とで係 合した可動デザイン部(17b)の揺動が持続する(図8)。
【0017】 図示の実施例では、デザイン体(17)の一部を可動としたが、全部を可動と しても良く、又可動デザイン部はカムピンと長孔との係合による揺動に限られず 、単に回転するのみの可動としても良いことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
図1 外観斜視図 図2 デザイン体を分解した外観斜視図 図3 正面図 図4 分解斜視図 図5 作動機構と可動デザイン部の関連を示す図 図6 作動を示す図 図7 作動を示す図 図8 作動を示す図
【符号の説明】
(1) 貯金箱本体 (2) 収納空間 (3) 機構部ケーシング (4) 画壁板 (5) コイン挿入口 (6) コイン (7) 軸受板 (8) フライホイール (9) ピニオン (10) カム板 (11) カムピン (12) ラック (13) 作動板 (14) バネ (15) 軸部 (16) コイン当接板 (17) デザイン体 (18) 軸ピン (19) 長孔 (20) 固定ピン

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コインを収納する空間を有する貯金箱の
    本体(1)と、該本体(1)の開放された前面に連設される
    機構部ケーシング(3)と、本体(1)と機構部ケーシング
    (3)の境界部に形成されたコイン挿入口(5)とを備え、
    機構部ケーシング(3)内にはフライホイール(8)が回転
    自在に軸支され、該フライホイール(8)と同軸上に固着
    されたピニオン(11)と噛合するラック(12)を有する作動
    板(13)をバネ(14)で弾発しつつ軸支し、該作動板(13)に
    前記コイン挿入口(5)の少なくとも一部を閉塞するコイ
    ン当接板(16)を設けると共に、前記フライホイール(8)
    の回転軸を外部に延び出させ、該回転軸にデザイン体(1
    7)の可動部(17a)を連結したことを特徴とする貯金箱。
  2. 【請求項2】 外部に延び出すフライホイール(8)の回
    転軸にカムピン(11)を偏心して設け、該カムピン(11)が
    係入する長孔(19)をデザイン体の可動部(17a)に形成
    し、フライホイール(8)の回転により可動部(17a)を揺
    動させるようにしたことを特徴とする請求項(1)記載の
    貯金箱。
  3. 【請求項3】 本体(1)と機構部ケーシング(3)と
    の間を画壁板(4)で区画し、該画壁板(4)に作動板
    (13)を軸支したことを特徴とする請求項(1)記載
    の貯金箱。
JP1991081836U 1991-09-12 1991-09-12 貯金箱 Expired - Fee Related JP2583018Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019164292A1 (ko) * 2018-02-21 2019-08-29 (의) 삼성의료재단 소근육 운동용 코인 삽입 장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950319U (ja) * 1982-09-27 1984-04-03 株式会社須田金属製作所 貯金箱

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Publication number Publication date
JP2583018Y2 (ja) 1998-10-15

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