JPH067507Y2 - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JPH067507Y2
JPH067507Y2 JP1989081606U JP8160689U JPH067507Y2 JP H067507 Y2 JPH067507 Y2 JP H067507Y2 JP 1989081606 U JP1989081606 U JP 1989081606U JP 8160689 U JP8160689 U JP 8160689U JP H067507 Y2 JPH067507 Y2 JP H067507Y2
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disc
restraint means
restraint
cartridge
cam surface
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JP1989081606U
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ディビス・ダブリュ・チェンバレン
バーネン・ジェイ・レオナルド
治 小泉
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Sony Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/74Record carriers characterised by the form, e.g. sheet shaped to wrap around a drum
    • G11B5/82Disk carriers
    • G11B5/825Disk carriers flexible discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • G11B23/0301Details
    • G11B23/0306Means for locking the record carriers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • G11B23/033Containers for flat record carriers for flexible discs
    • G11B23/0332Containers for flat record carriers for flexible discs for single discs, e.g. envelopes

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ディスク状記録媒体を収容するのに適した
ディスクカートリッジに関し、特にこのディスクカート
リッジ内に設けられて、このディスクカートリッジの不
使用時に上記ディスクの移動を防止するためのディスク
拘束手段に関する。
〔考案の概要〕
ディスク状記録媒体を収容するディスクカートリッジに
は、上記記録媒体の記録面にほぼ平行して移動する記録
媒体の拘束手段が、上記ディスクと上記ディスクカート
リッジの本体との間に設けられる。また記録媒体をその
不使用時に拘束するため、上記拘束手段の一部を下方に
押し出して上記記録媒体に接触させるためのカム面が上
記カートリッジ本体に設けられる。なお、ディスクカー
トリッジの使用時には、上記拘束手段が上記カム面から
離脱するため、上記記録媒体の拘束が解除される。
〔従来の技術〕
実開昭63−32367号公報(実願昭61−1262
38号)によれば、ディスクカートリッジに収容された
ディスク状記録媒体のコアは、圧縮ばねで下向きに押さ
れるディスク拘束手段によって上方からの押圧を受け
る。またその結果上記記録媒体は、不使用の際に上記デ
ィスクカートリッジの本体内で拘束される。
次に上記記録媒体の使用に際しては、記録媒体の上記コ
アおよび上記ディスク拘束手段が記録再生装置のテーブ
ルと接触し合う状態で、上記記録媒体が上記圧縮ばねの
力によって上記テーブルに装着される。
その後上記ディスク拘束手段は、上方から上記カートリ
ッジ本体内に装入される磁石の吸引力で引き上げられて
上昇する。かくして上記ディスク拘束手段は上記記録媒
体から引き離され、この記録媒体の拘束は解除される。
すなわち上記ディスクカートリッジの場合、上記記録媒
体の拘束又は拘束解除の操作は、確実かつ正確に行うこ
とができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上記ディスクカートリッジの場合には、上
下に移動する磁石の吸引力によって上記記録媒体の拘束
を解除する機構が極めて複雑になる。さらに上記記録媒
体の上記テーブルへの装着時に圧縮される上記圧縮ばね
は、上記記録媒体の拘束が解除される際に再び圧縮を受
ける。したがって上記記録媒体の拘束解除には、非常に
大きな力が必要になる。
本考案は上述の点に鑑み、機構が簡単で、しかも上記拘
束の解除に余り大きな力を必要としない手段を備えたデ
ィスクカートリッジを提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、少なくとも1つの記録面を有するディスク
が収容されたディスクカートリッジにおいて、上記ディ
スクの記録面にほぼ平行なカートリッジ本体の頂壁およ
び底壁と、これらの頂壁および底壁を連結しかつ上記デ
ィスクを囲繞する上記カートリッジ本体の側壁と、上記
ディスクの記録面と対向する上記頂壁の面から上記ディ
スクの方向に延びるカム面と、上記ディスクを跨ぎかつ
このディスク外周縁の外方位置で支持されると共に、上
記カートリッジ本体内の所定の第1位置と第2位置との
間を摺動できる弾性体の拘束装置とから成り、上記第1
位置では上記カム面に当接した上記拘束装置の一部が上
記ディスクの方向に押し出されて上記ディスクを上記底
壁との間に捕え、上記第2位置では上記拘束装置の一部
が上記カム面から離れて弾性的に後退するようにディス
クカートリッジを構成した。
なお上記ディスクカートリッジには、上記拘束手段を上
記第1位置の方向に偏倚させる手段を設けることができ
る。
また、上記拘束手段に、上記頂壁の方向に延びる上向き
の突出部を設け、これによって上記拘束手段が上記第1
位置に向う際の上記ディスク方向への移動距離を減らす
ことなく、上記カム面の上記頂壁からの延びを低減させ
ることができる。
また上記ディスクカートリッジには、上記第1位置と上
記第2位置との間を移動する上記拘束手段を案内するた
めに、上記ディスクの外周縁近傍に設けられた下向きの
突出部と、この下向きの突出部を受け入れる溝とを上記
拘束手段と上記カートリッジ本体とにそれぞれ設けても
よい。
また上記カートリッジ本体には、上記ディスクとの向い
側近傍に上記拘束手段を支持する内壁を備えてもよい。
また上記拘束手段を偏倚させる手段は、上記拘束手段の
弾性的な延設部としてこの拘束装置と一体に形成されか
つこの拘束装置が上記第1位置から上記第2位置に移動
するにつれて変形するばねであることができる。
次にまたこの考案は、ディスクの記録面にほぼ平行でか
つ平坦な頂壁および底壁と、これらの頂壁および底壁を
連結する側壁とを有しかつSSRディスクを収容するカ
ートリッジ本体と、上記カートリッジ本体内で上記頂壁
から上記ディスクの方向に延びるカム面と、上記カート
リッジ本体内の上記ディスクと上記頂壁との間に配され
るほぼ平坦な部分を有しかつ上記カム面に当接させるよ
うに移動できる拘束装置とから成り、上記当接によって
拘束装置の上記平坦な部分が押し出されて上記ディスク
と接触し、次いで上記ディスクが押されて上記底壁に接
触することにより、上記カム面に上記拘束手段を当接さ
せるとき上記ディスクが拘束されるように構成した。
なお上記ディスクカートリッジには、上記拘束手段を案
内させるため、上記側壁の1つに近接して配された溝
と、この溝に嵌入される突出部とを上記カートリジ本体
と上記拘束手段とにそれぞれ設けることができる。
また上記ディスクには、その中心部にこのディスクの記
録面を超えてその軸方向に延びるハブを設け、これによ
って上記拘束手段が上記カム面に当接するとき上記ディ
スクが上記拘束手段と上記底壁とに接触するようにする
ことができる。
また上記拘束手段には、上記頂壁の方向に延びる突出部
を設け、これによってこの突出部が上記カム面と当接す
る際、上記拘束手段の上記ディスク方向への移動距離を
減らすことなく上記カム面の上記頂壁からの延びを低減
してもよい。
また上記カートリッジ本体には、上記ディスクとの向い
側近傍に上記拘束手段を支持する内壁を設けることがで
きる。
また上記ディスクカートリッジには、上記拘束手段を上
記第1位置の方向に偏倚させる手段を設けることができ
る。
また上記拘束手段を偏倚させる手段は、上記拘束手段の
弾性的な延設部としてこの拘束手段と一体に形成されか
つこの拘束手段が上記カム面から離脱するにつれて変形
するばねであることができる。
〔実施例〕
以下、SSRディスク(“Streched Surface Recording
Disk”の略)を収容するディスクカートリッジに本考
案を適用した実施例につき、第1A図〜第8図を参照し
ながら説明する。
ディスクカートリッジは、カートリッジ本体3内に上記
SSRディスクであるディスク状記録媒体(以下単に
「ディスク」と略す)4を収容している。なお上記カー
トリッジ本体3は合成樹脂などから成りかつそれぞれに
頂壁と側壁および底壁と側壁とを持つ上ハーフ1および
下ハーフ2によって構成されている。なお上下ハーフ1
および2の上記側壁は、カートリッジ本体3の組立てに
際して互いに連結される。またこれら上下のハーフ1お
よび2には、上下1対のほぼ矩形状をしたヘッド挿入孔
5が設けられている。さらに下ハーフ2のほぼ中心部に
は、ディスク4の中心孔4aを囲むようにテーブル挿入
口6が設けられている。
次に不銹鋼板又は合成樹脂から成りかつ断面がU字状の
シャッタ7がカートリッジ本体3に取付けられ、第1A
図の矢印aおよびb方向に摺動が自在である。また上記
1対のヘッド挿入孔5と、テーブル挿入口6とは、この
シャッタ7により同時に開閉される。
ところで前記ディスク4は合成樹脂、軽金属などから成
る基板9と、記録媒体として機能する磁気被覆した1対
のシート10から成る。なおシート10は、基板9の上
下面にそれぞれ展張されている。
次に上記中心孔4aを持つコア11は、基板9の中心部
を形成し、不銹鋼などから成る磁気板12をその下面に
有する。この磁気板12は基板9を成形する際、好まし
くは接着剤を用いてコア11に取付けられる。なおコア
11の上面には、環状のリブ13が一体的にかつ中心孔
4aと同心に設けられている。
次にディスク4と、上ハーフ1との間に設けられるディ
スク拘束手段15は、第1A図に示す拘束位置Pと、
第1B図に示す拘束解除位置Pとの間を矢印cおよび
d方向に摺動の可能な第1の弾性部材16から成る。な
お第1B図に示すように上記拘束解除位置Pは、上記
拘束位置Pから横方向に離れたところにある。またコ
ア11は、拘束位置Pで上方から弾性的に押圧され、
拘束解除位置Pでは拘束を解除される。
次に1対の第2の弾性部材17は、上記第1の弾性部材
16に支持され、互いに180°の角度を形成する2ヶ
所で、環状リブ13の上面13aに弾性接触している。
なお第1の部材16は、例えば高いばね常数を持つ広幅
の長い板ばねであり、他方第2の部材17は、例えば低
いばね常数を持つ狹幅の短い板ばねである。
ところで上記第1の部材16は、カートリッジ本体3の
対角線に沿って水平に配置され、その両端には1対のす
り板18および19が取付けられている。これら1対の
すり板は合成樹脂などから成り、上記カートリッジ本体
3の内隅部に位置すると共に、上記第1の部材16の端
にピン20および21を使用して取付けられている。
次に上記第2の部材17は、ピン22を使用して第1の
部材16に取付けられると共に、この第1の部材16に
設けられた1対の長孔23を経て下方に突出している。
またすべり板18および19は、下ハーフ2に突設の案
内壁24および25にそれぞれ案内されて、上記カート
リッジ本体3の前後方向、すなわち矢印cおよびd方向
に動かされる。
次にねじりばね27は、上記すべり板18近傍の下ハー
フ2に突設されたピン26に巻装されている。またこの
ねじりばね27の両端27aおよび27bは、すべり板
18内に設けたばね係止部28および下ハーフ2より突
出させたディスクの位置決め突起29にそれぞれ係止さ
れている。かくして第1の弾性部材16は、ばね27の
弾性ですべり板18を介し矢印c方向に付勢される。な
お他方のすべり板19には、下ハーフ2に配設のピン挿
入孔30に対向してピン挿入ノッチ31が設けられてい
る。
上記すべり板18および19がそれぞれ摺接するすべり
面33および34には、案内35および36がそれぞれ
に突設され、ディスク拘束手段15はこれらの案内35
および36により、ディスク4の面に対して斜方向(第
4B図および第5B図の矢印e方向)に持ち上げられ
る。なお案内35および36は、それぞれ斜面35aお
よび36aを備える。
次に第3A図および第3B図に示すように、テーブル挿
入口6に中心を一致させた半球状の突起38が上ハーフ
1の下面に突設されている。またこの突起38に対向し
て、耐摩性を有しかつ形状が截頭円錐状の低摩擦部材3
9が、第1の弾性部材16の中央部分に接着剤などによ
って固定されている。
次に上述のように構成したディスクカートリッジの作用
を述べれば、先ずこのディスクカートリッジが使用され
ない場合は、第1の弾性部材16はねじりばね27によ
って第1A図の矢印c方向に力を受け、拘束位置P
位置を占める。またすり板18および19は、それぞれ
第4A図および第5A図に示す位置に位置を占める。
この拘束位置Pでは第1の弾性部材16は水平であ
り、また第2の弾性部材17は、矢印a方向に働らくそ
れ自身の弾性力によって、コア11の環状リブ13の面
に押し付けられている。
すなわち低摩擦部材39は、突起38の直下に位置を占
めると共に、ディスク4は、下方に向けてコア11上に
働らく第2の部材17の弾性力で下ハーフ2に押し付け
られている。またその結果、上記ディスク4はカートリ
ッジ本体内の移動に因る損傷をまぬがれる。
次にディスクカートリッジが使用される場合は、このデ
ィスクカートリッジがディスク記録再生装置に挿入され
ると、シャッタ7は第1A図の矢印a方向に移動して図
の開位置に来る。またディスク4は、第2B図および第
3B図に示すごとくそのコア11が、ディスクプレーヤ
のターンテーブル41上に水平に保持される。
この時上記テーブル41は、下方からテーブル挿入口6
を経てカートリッジ本体3内に挿入される。またディス
ク記録再生装置のスピンドル42も、ディスク4の中心
孔4aに下方から挿入される。かくしてカセット本体3
内でテーブル41と接したコア11は、このコア11に
取付けた磁気板12がテーブル41の上面41aに固定
された磁石43に吸引されるためテーブル41の上面に
固定される。またその反力で作用するディスク拘束部材
15が、テーブル4をあるべき場所に保持する。
ディスク4が上述のようにしてテーブル41に固定され
たとき、テーブル41によって押し上げられたコア11
の環状リブ13の上面13aは、先ず低ばね常数を持つ
第2の弾性部材17を矢印g方向に押し上げ、次いで高
ばね常数を持つ第1の弾性部材16を押し上げる。かく
して低摩擦部材39が突起38に押し付けられる。
したがって低摩擦部材39を取付けた第1の弾性部材1
6の中央部分の両側は矢印b方向に撓み、部材16の弾
性によって矢印i方向の力が発生する。かくしてコア1
1は、第1、第2の弾性部材16および17の弾性力に
よってテーブル41の上面41aに押し付けられ、テー
ブル41に固定される。なおコア11は、上述のごとく
固定されたあと、磁石43の吸引力によりテーブル41
上に保持される。
ディスク4がテーブル41に取付けられると、第1A図
および第5A図に示すように拘束解除ピン45が、ピン
挿入孔30を経て下方からピン挿入ノッチ31に挿入さ
れる。このときすり板19が上記拘束解除ピン45によ
って矢印d方向(第5B図参照)に動かされるから、デ
ィスク拘束部材15はねじりばね27の力に逆って矢印
d方向、すなわち拘束位置Pから拘束解除位置P
方向に移動させられる。
またその結果第2の弾性部材17は、環状リブ13の上
面13a近傍の位置から斜上方の位置にかつ矢印g方向
に持ち上げられるから、ディスク4の拘束は、第2C図
および第3C図に示すように解除される。
すなわちすり板18および19が矢印d方向、換言すれ
ば第4A図および第5A図の位置から第4B図および第
5B図の位置に移動する間に、低摩擦部材39は突起3
8との係合を矢印d方向に解除される。すなわちすり板
18および19が案内35および36の斜面35aおよ
び36aをそれぞれ摺り上るため、第1の弾性部材16
は拘束位置Pから拘束解除位置Pに斜め方向に持ち
上げられる。またこれによって第1、第2の弾性部材1
6および17は、環状リブ13の上面13aから離れる
から、ディスク4の拘束は解除される。
またこのように拘束が解除されると、ディスク4はカー
トリッジ本体3とディスク拘束部材15とのいずれも接
触することなく拘束で回転し、記録又は再生が行われ
る。
次に第6〜第8図には、一連の異る方法で組合わせが可
能であるディスク拘束手段15の他の実施例を示した。
第6図に示すディスクカートリッジ50は拘束手段52
を有する。またこの拘束手段52は、案内端54と自由
端56とから成る。なおこの拘束手段52は、例えば不
銹鋼の打抜きで作られるとよいが、合成樹脂の成型品で
あってもよい。
上記案内端54には2個の下方に折曲げられた突出部、
すなわち第8図に示す拘束手段90の例との関連で同図
に示した突出部58と同一の突出部が設けられている。
拘束手段52のこの突出部58は、ディスクカートリッ
ジ50の下ハーフ62に成形された溝60内を摺動す
る。また拘束手段52の自由端は、下ハーフ62の一部
として上記溝60と同様に成形された直立のリブ64に
よって支持されかつこのリブ64上を摺動する。なお拘
束手段52は、さらに第8図に示す突出部66と同一形
状である上方に折曲げられた突出部66を有する。
この突出部66は案内端54と共に移動するアーム68
および70によって支持されている。またこの拘束手段
52は、ディスクカートリッジ50の前縁の方向にコイ
ルバネ72によって偏倚され、ディスク駆動装置に設け
た拘束解除ピン45によって上記偏倚方向とは逆向きに
引き込ませることができる。なおピン挿入孔74に挿入
された上記拘束解除ピン45の作用は、第1A図〜第5
B図に示した前記実施例の拘束解除ピン45の場合と同
様である。
ところでばね72の力によって拘束手段52がカートリ
ッジ本体50の前縁の方向に偏倚されると、第7図に示
すごとく上ハーフ78の一部として成形されたカム面7
6と、上記突出部66とが当接する。
そして突出部66と、カム面76とのこの当接は、拘束
手段52をその中央部にて下方向に撓ませ、ディスク4
に接触させる。したがってディスク4は、カートリッジ
50の下ハーフと接触し、その結果、カートリッジ50
内におけるディスク4の移動は阻止される。
次に第1A図〜第5B図の実施例で既に述べたように、
拘束解除ピン45はばね72の力に従って拘束手段を引
込ませるように働らくから、突出部66は拘束手段52
の弾性で上方に向けカム面72を滑る。その結果ディス
ク4は、自由に回転できるようになる。
次に第8図には、更に拘束手段の別の実施例を示した、
この拘束手段90では、第6図に示すアームの1本68
が省略されていること、およびコイルばね72の代りに
拘束手段90と一体のばね82が使用されていること
で、第6図に示す実施例とは相違する。
上記ばね82はカートリッジ本体50の壁84との間で
作用し、コイルばね72の場合と同様に、拘束手段90
をカートリッジ本体50の前縁の方向に偏倚させる。な
お拘束手段90は凡ての点で拘束手段52と同様に働ら
いてディスク4をカートリッジ本体50に接触させるか
ら、ディスク4の不使用時に、ディスク4のカートリッ
ジ内での移動は阻止される。
次に第7図には、拘束手段52および90にそれぞれ設
けた突出部66の省略された例を簡単に示した。第7図
の拘束手段92では、カム面76と当接する部分が平坦
に形成され、この拘束手段92は実線で示す拘束位置
と、鎖線で示す拘束解除位置との間を移動する。
ところで上記拘束手段92はその生産費を幾分安くする
が、二、三の不利な点がある。すなわち突出部66がな
ければ拘束手段92とカム面76間の摩擦が増えるこ
と、また突出部66を設けた場合よりも、上記カム面7
6をディスク4の方向に延ばす必要が生じることなどで
ある。しかしながらこの拘束手段92は、ディスク4と
カム面76間の隙間が作動中に充分維持できるものであ
れば、コスト節約に寄与する。
以上本考案を実施例につき説明したが、上記実施例は本
考案を限定するものでは決してなく、本考案の技術的思
想に基づいて種々の変更が可能である。例えば実施例で
は、SSRディスクを収容したディスクカートリッジに
本考案を適用した例を述べたが、この考案は、種々のデ
ィスク状記録媒体、例えば光学式又は光電式記録媒体を
収容したディスクカートリッジにも適用することができ
る。
〔考案の効果〕
この考案のディスクカートリッジは、カートリッジ本体
と、このカートリッジ本体に収容されたディスク状記録
媒体と、このディスク状記録媒体のコアに対向して上記
カートリッジ本体に設けられたテーブル挿入孔と、上記
ディスク状記録媒体と上記カートリッジ本体との間に配
設されると共に、上記コアが上から下向きに押されるデ
ィスク状記録媒体の拘束位置と、このディスク状記録媒
体の拘束が解除される解除位置との間を上記ディスク状
記録媒体の記録面にほぼ平行して移動できるディスク拘
束手段と、このディスク拘束手段が上記拘束位置から上
記解除位置に移動するとき上記ディスク拘束手段を案内
するように上記カートリッジ本体内に設けられた案内と
を有するから、上記ディスク状記録媒体の拘束は、上記
拘束手段の移動によって解除される。したがって非常に
小さな力で上記ディスク状記録媒体の拘束を解除するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図〜第8図は、SSRディスクが収容されたディ
スクカートリッジにこの考案を適用した実施例を示すも
ので、第1A図および第1B図は上ハーフが除去された
下で、ディスクの拘束手段がそれぞれ拘束位置および拘
束解除位置を占める場合を示した同上ディスクカートリ
ッジの平面図、第2A図〜第2C図は上記拘束手段の操
作中の各位置を順に示す第1A図におけるII−II線断面
図、第3A図〜第3C図は上記拘束手段の操作中の各位
置を順に示す第1A図におけるIII−III線断面図、第4
A図および第4B図は上記拘束手段の操作中の各位置を
順に示す第1A図におけるIV−IV線断面図、第5A図お
よび第5B図は上記拘束手段の操作中の各位置を順に示
す第1A図におけるV−V線断面図、第6図はこの考案
の第2の実施例を示す上記ディスクカートリッジの一部
切断平面図、第7図はこの考案の第3の実施例を示す上
記ディスクカートリッジの一部切断立面図、第8図はこ
の考案の第4の実施例を示すための拘束手段の斜視図で
ある。 なお図面に用いられた符号において、 3……カートリッジ本体 4……ディスク状記録媒体(ディスク) 10……磁気被覆シート(記録面) 13……環状リブ(ハブ) 15……ディスク拘束手段 27……ねじりばね(ディスク拘束手段をその第1位置
の方向に偏倚させる手段) 38……半球状突起(カム面) 39……耐摩性低摩擦部材(上向きの突出部) 50……カートリッジ本体 52……ディスク拘束手段 58……下に曲げた突出部 60……溝 72……コイルばね(ディスク拘束手段をその第1位置
に偏倚させる手段) 76……カム面 82……板ばね(ディスク拘束手段をその第1位置の方
向に偏倚させる手段) 90……ディスク拘束手段 92……ディスク拘束手段 P……拘束位置(第1位置) P……拘束解除位置(第2位置) である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 バーネン・ジェイ・レオナルド アメリカ合衆国ミネソタ州55410・ミネア ポリス・コルゲートアベニューエス.3717 (72)考案者 小泉 治 東京都品川区北品川6丁目5番6号 ソニ ー・マグネ・プロダクツ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−34779(JP,A) 特開 昭63−69083(JP,A) 実開 昭62−101169(JP,U)

Claims (13)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つの記録面を有するディスク
    が収容されたディスクカートリッジにおいて、 上記ディスクの記録面にほぼ平行なカートリッジ本体の
    頂壁および底壁と、これらの頂壁および底壁を連結しか
    つ上記ディスクを囲繞する上記カートリッジ本体の側壁
    と、上記ディスクの記録面と対向する上記頂壁の面から
    上記ディスクの方向に延びるカム面と、上記ディスクを
    跨ぎかつこのディスク外周縁の外方位置で支持されると
    共に、上記カートリッジ本体内の所定の第1位置と第2
    位置との間を摺動できる弾性体のディスク拘束手段とか
    ら成り、 上記第1位置では上記カム面に当接した上記拘束手段の
    一部が上記ディスクの方向に押し出されて上記ディスク
    を上記底壁との間に捕え、 上記第2位置では上記拘束手段の一部が上記カム面から
    離れて弾性的に後退することを特徴とするディスクカー
    トリッジ。
  2. 【請求項2】上記拘束手段を上記第1位置の方向に偏倚
    させる手段を含む請求項1記載のディスクカートリッ
    ジ。
  3. 【請求項3】上記拘束手段は上記頂壁の方向に延びる上
    向きの突出部を有し、これによって上記拘束手段が上記
    第1位置に向う際の上記ディスク方向への移動距離を減
    らすことなく上記カム面の上記頂壁からの延びを低減で
    きる請求項1又は請求項2記載のディスクカートリッ
    ジ。
  4. 【請求項4】上記第1位置と上記第2位置との間を移動
    する上記拘束手段を案内するために上記ディスクの外周
    縁近傍に設けた下向きの突出部と、この下向きの突出部
    を受け入れる溝とを上記拘束手段と上記カートリッジ本
    体とにそれぞれ設けた請求項1、2又は3記載のディス
    クカートリッジ。
  5. 【請求項5】上記カートリッジ本体は上記ディスクとの
    向かい側近傍に上記拘束手段を支持する内壁を備えてい
    る請求項1、2、3又は4記載のディスクカートリッ
    ジ。
  6. 【請求項6】上記拘束手段を偏倚させる手段は上記拘束
    手段の弾性的な延設部としてこの拘束手段と一体に形成
    されかつこの拘束手段が上記第1位置から上記第2位置
    に移動するにつれて変形するばねであることを特徴とす
    る請求項2記載のディスクカートリッジ。
  7. 【請求項7】ディスクの記録面にほぼ平行でかつ平坦な
    頂壁および底壁と、これらの頂壁および底壁を連結する
    側壁とを有しかつSSRディスクを収容するカートリッ
    ジ本体と、上記カートリッジ本体内で上記頂壁から上記
    ディスクの方向に延びるカム面と、上記カートリッジ本
    体内の上記ディスクと上記頂壁との間に配されるほぼ平
    坦な部分を有しかつ上記カム面に当接させるように移動
    が可能なディスク拘束手段とから成り、上記当接によっ
    てディスク拘束手段の上記平坦な部分が押し出されて上
    記ディスクと接触し、次いで上記ディスクが押されて上
    記底壁に接触することにより、上記カム面に上記拘束手
    段を当接させるとき上記ディスクが拘束されるディスク
    カートリッジ。
  8. 【請求項8】上記拘束手段を案内させるため上記側壁の
    1つに近接して配された溝と、この溝に嵌入される突出
    部とを上記カートリジ本体と上記拘束手段とにそれぞれ
    設けた請求項7記載のディスクカートリッジ。
  9. 【請求項9】上記ディスクはその中心部にこのディスク
    の記録面を超えてその軸方向に延びるハブを有し、これ
    によって上記拘束手段が上記カム面に当接するとき上記
    ディスクが上記拘束手段と上記底壁とに接触する請求項
    7又は請求項8記載のディスクカートリッジ。
  10. 【請求項10】上記拘束手段は上記頂壁の方向に延びる
    突出部を有し、これによってこの突出部が上記カム面と
    当接する際、上記拘束手段の上記ディスク方向への移動
    距離を減らすことなく上記カム面の上記頂壁からの延び
    を低減できる請求項7、8又は9記載のディスクカート
    リッジ。
  11. 【請求項11】上記カートリッジ本体は上記ディスクと
    の向い側近傍に上記拘束手段を支持する内壁を備えてい
    る請求項7、8、9又は10記載のディスクカートリッ
    ジ。
  12. 【請求項12】上記拘束手段を上記第1位置の方向に偏
    倚させる手段を含む請求項7、8、9、10又は11記
    載のディスクカートリッジ。
  13. 【請求項13】上記拘束手段を偏倚させる手段は上記拘
    束手段の弾性的な延設部としてこの拘束手段と一体に形
    成されかつこの拘束手段が上記カム面から離脱するにつ
    れて変形するばねであることを特徴とする請求項12記
    載のディスクカートリッジ。
JP1989081606U 1988-07-11 1989-07-11 ディスクカートリッジ Expired - Lifetime JPH067507Y2 (ja)

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JPH0212773U JPH0212773U (ja) 1990-01-26
JPH067507Y2 true JPH067507Y2 (ja) 1994-02-23

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